JPH0533835Y2 - - Google Patents

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JPH0533835Y2
JPH0533835Y2 JP1987112448U JP11244887U JPH0533835Y2 JP H0533835 Y2 JPH0533835 Y2 JP H0533835Y2 JP 1987112448 U JP1987112448 U JP 1987112448U JP 11244887 U JP11244887 U JP 11244887U JP H0533835 Y2 JPH0533835 Y2 JP H0533835Y2
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JP
Japan
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wall
flexible tube
divided bodies
surface abutting
pipe
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JP1987112448U
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JPS6417087U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流体管或いは電線等の配設材が挿通
される可撓管を壁に固定し、この可撓管より流体
管或いは電線等の配設材を壁内外へ引き出す際に
使用する引き出し具に関する。
(従来の技術) 本考案者等は、流体管を可撓管で覆つて保護す
る配管構造(特願昭61−204025号)について提案
している。この配管構造は、可撓管の中に流体管
を通して配管するものであり、流体管の取り換え
が可能となり、また壁内への水漏れを防止するこ
とができるようになつている。ところで、ユニツ
トバス等では、可撓管から給湯管を壁外に引き出
し配管することがある。また、壁を二重にして内
側の壁まで可撓管を配管し、内壁と外壁との間に
給湯管のみを配管する場合がある。
従来、このような流体管等の配設材の引き出し
に使用する器具は知られていない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような実状に鑑みなされたもの
であり、その目的は、流体管或いは電線等が挿通
される可撓管を壁に対して容易かつ確実に固定
し、流体管或いは電線等の配設材を壁内外へ引き
出すことができる引き出し具を簡単な構成で提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために本考案の
採つた手段は、壁孔43に別々に挿入される分割
体11a,11bにより構成され、これら各分割
体11a,11bには、分割体11a,11bの
分割方向に延設され、壁の内面41に当接する内
面当接鍔12と、この内面当接鍔12とは位置を
ずらして設けられ、壁の外面42に当接する外面
当接鍔13とを有する壁孔固定部と、流体管20
或いは電線等の配設材が挿通される可撓管30を
係止する可撓管係止部14とを備えたことを特徴
とする流体管或いは電線等の配設材を壁内外へ引
き出すための引き出し具10(以下、引き出し具
10と略す)である。
(考案の作用) 本考案が上述のような手段を採ることにより以
下のような作用がある。
壁孔43に別々に挿入される分割体11a,1
1bにより構成され、これら各分割体11a,1
1bには、分割体11a,11bの分割方向に延
設され、壁の内面41に当接する内面当接鍔12
と、この内面当接鍔12とは位置をずらして設け
られ、壁の外面42に当接する外面当接鍔13と
を有する壁孔固定部を備えたことにより、内面当
接鍔12と外面当接鍔13とで壁40を挟持する
よう分割体11a,11bのそれぞれを別々に壁
孔43に挿入して、引き出し具10が壁孔43に
固定される。
また、流体管20或いは電線等の配設材が挿通
される可撓管30を係止する可撓管係止部14を
備えたことにより、壁孔43に固定された引き出
し具10の可撓管係止部14に可撓管30を係止
させれば、この可撓管30は壁40に対して固定
される。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に従つて本考案を詳細
に説明する。
第1図〜第3図に示すように、本考案に係る引
き出し具10は、湾曲した管体を構成する2つの
分割体11a,11bからなり、流体管20或い
は電線等の配設材が挿通される可撓管30を係止
する可撓管係止部14と、壁の内面41に当接す
る内面当接鍔12と、この内面当接鍔12とは位
置をずらして設けられ壁の外面42に当接する外
面当接鍔13とで構成される壁孔固定部とを備え
ている。
分割体11a,11bのそれぞれには、壁孔固
定部の側部に壁の内面41に当接する内面当接鍔
12と、上部及び下部に壁の外面42に当接する
外面当接鍔13とが設けられており、内面当接鍔
12と外面当接鍔13とは重ならないよう位置を
ずらして設けられている。また、分割体11a,
11bのそれぞれには相互を連結するビスを螺入
するためのボス部15が設けられている。なお、
本考案にあつては、分割体11a,11b相互を
連結する必要は特になく、ビスを螺入するための
ボス部15にあつても特に必要とされない。
引き出し具10を構成する分割体11a,11
bには、その内部に挿入された可撓す30を係止
するバネ爪からなる可撓管係止部14が設けられ
ている。なお、本考案にあつては、この可撓管係
止部14はバネ爪のみに限定されず、可撓管30
を確実に係止するものであればどのようなもので
もよい。
次に、本考案に係る引き出し具10を用いた一
施工例を説明する。
まず、壁孔固定部の外径より大きく、上部に設
けられた外面当接鍔13の先端から下部に設けら
れた外面当接鍔13の先端までの距離、及び分割
体11a,11bを連結した時の分割体のそれぞ
れの側部に設けられた内面当接鍔12の外端間の
距離より小さい径を有する壁孔43に、分割体1
1aの1つをその鍔12,13が引つ掛からない
よう傾斜させながら挿入し、内面当接鍔12と外
面当接鍔13とで壁40を挟持するよう設置す
る。
同様に、もう1つの分割体11bをその鍔1
2,13が壁孔43及び先に設置した分割体11
aに引つ掛からないよう傾斜させながら挿入し、
内面当接鍔12と外面当接鍔13とで壁40を挟
持するよう設置する。この状態で、分割体11
a,11bのそれぞれは、設置時と同様に傾斜さ
せなければ、壁孔43より抜け外れることはな
い。
次に、壁孔43に設置した分割体11a,11
b相互をボス部15にビスを螺入することにより
連結する。こうすることにより、分割体11a,
11bのそれぞれを設置時と同様に傾斜させるこ
とができなくなり、その結果、分割体11a,1
1bが壁孔43より抜け外れなくなる。
壁孔43に固定された引き出し具10内に配管
された可撓管30である波付管を挿入し、その谷
部31をバネ爪からなる可撓管係止部14に引つ
掛けることにより係止させる。
可撓管30内に流体管20を配管し、引き出し
具10より壁40外へ引き出す。
なお、本実施例にあつては波付管を用いた例で
あつたが、本考案にあつては可撓管30は波付管
のみに限定されず、平滑管等、可撓性を有するも
のであればどのようなものでもよい。また、本実
施例にあつては引き出し具10全体が半割状にな
つているが、本考案にあつては、鍔12,13が
設けられた壁孔固定部のみを半割状としてもよ
い。さらに、本実施例にあつては流体管20がス
ムーズに引き出せるよう、分割体11a,11b
により形成される流体管20の挿通孔が傾斜孔に
なつているが、エルボ状の直角曲がり孔であつて
もよい。
また、本実施例にあつては流体管20を壁外に
引き出す作業について説明したが、本考案に係る
引き出し具10にあつては電線等の配設材も同様
に壁40内外に引き出すことができる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る流体管或いは電線等
の配設材を壁内外へ引き出すための引き出し具に
よれば、片側より壁孔に容易に取り付けることが
でき、また流体管或いは電線等の配設材が挿通さ
れる可撓管を容易に係止することができる。従つ
て、本考案に係る引き出し具を用いれば、可撓管
に挿通される流体管或いは電線等の配設材を壁内
外に引き出す作業を効率よく行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る引き出し具の一例を示す
分解斜視図、第2図は第1図の引き出し具を壁孔
に取り付けた状態を示す側面図、第3図は第2図
の部分断面図である。 符号の説明、10……引き出し具、11……分
割体、12……内面当接鍔、13……外面当接
鍔、14……可撓管係止部、15……ボス部、2
0……流体管、30……可撓管、40……壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁孔に別々に挿入される分割体により構成さ
    れ、これら各分割体には、分割体の分割方向に延
    設され、壁の内面に当接する内面当接鍔と、この
    内面当接鍔とは位置をずらして設けられ、壁の外
    面に当接する外面当接鍔とを有する壁孔固定部
    と、流体管或いは電線等の配設材が挿通される可
    撓管を係止する可撓管係止部とを備えたことを特
    徴とする流体管或いは電線等の配設材を壁内外へ
    引き出すための引き出し具。
JP1987112448U 1987-07-21 1987-07-21 Expired - Lifetime JPH0533835Y2 (ja)

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JP1987112448U JPH0533835Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JP1987112448U JPH0533835Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JPS6417087U JPS6417087U (ja) 1989-01-27
JPH0533835Y2 true JPH0533835Y2 (ja) 1993-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827771U (ja) * 1971-08-05 1973-04-04
JPS5922392U (ja) * 1980-03-28 1984-02-10 フエスト−マシ−ネンフアブリ−ク・ゴツトリ−プ・シユト−ル 空気力式の絞り装置

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JPS4827771U (ja) * 1971-08-05 1973-04-04
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