JPH05337892A - ウエブを最終処理するための回転式横裁ち装置 - Google Patents
ウエブを最終処理するための回転式横裁ち装置Info
- Publication number
- JPH05337892A JPH05337892A JP4326572A JP32657292A JPH05337892A JP H05337892 A JPH05337892 A JP H05337892A JP 4326572 A JP4326572 A JP 4326572A JP 32657292 A JP32657292 A JP 32657292A JP H05337892 A JPH05337892 A JP H05337892A
- Authority
- JP
- Japan
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- web
- rotary
- cutting device
- cross
- webs
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/30—Folding in combination with creasing, smoothing or application of adhesive
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくとも１つのウエブ材料を最終処理する
際に生じる、ウエブ材料の余剰の切り落とし部分を効果
的に取り除くことができる、回転式横裁ち装置を提供す
る。 【構成】 横裁ちユニット１０の前側に複数の回転体
４；７ａ，７ｂが設けられており、これらの回転体が、
ウエブ３を該ウエブの横方向で互いに保持してこのウエ
ブ３の縁部部分を分離するようになっている。
際に生じる、ウエブ材料の余剰の切り落とし部分を効果
的に取り除くことができる、回転式横裁ち装置を提供す
る。 【構成】 横裁ちユニット１０の前側に複数の回転体
４；７ａ，７ｂが設けられており、これらの回転体が、
ウエブ３を該ウエブの横方向で互いに保持してこのウエ
ブ３の縁部部分を分離するようになっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも１つのウエ
ブを最終処理して、その際に余ったウエブ部分を取り除
くようになっている回転式横裁ち装に関する。
ブを最終処理して、その際に余ったウエブ部分を取り除
くようになっている回転式横裁ち装に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国実用新案登録第７８１
３５９５号明細書によれば、折り装置内でウエブを裁断
するための装置が公知である。折り装置内でウエブの角
縁部が折り曲げられるのを避けるために、綴じナイフは
その外側の端部にそれぞれ３つの三角形先端部を有して
いる。これらの三角形の先端部は、綴じナイフの縁部範
囲にだけ形成されている。これらの先端部は、ウエブの
部分が直接切り離されてから、前方のウエブ縁部に作用
する。この公知の装置においては、切断装置と綴じ装置
とが組み合わされているために、孔開け深さが構造的及
び部分的に制限されているので、任意の厚さのウエブを
処理することができない。
３５９５号明細書によれば、折り装置内でウエブを裁断
するための装置が公知である。折り装置内でウエブの角
縁部が折り曲げられるのを避けるために、綴じナイフは
その外側の端部にそれぞれ３つの三角形先端部を有して
いる。これらの三角形の先端部は、綴じナイフの縁部範
囲にだけ形成されている。これらの先端部は、ウエブの
部分が直接切り離されてから、前方のウエブ縁部に作用
する。この公知の装置においては、切断装置と綴じ装置
とが組み合わされているために、孔開け深さが構造的及
び部分的に制限されているので、任意の厚さのウエブを
処理することができない。
【０００３】ヨーロッパ特許第０３４７０８７号明細書
には、カム制御装置を内部で備えているものが開示され
ている。このカム制御装置によって、切断され切り離さ
れた短冊状のウエブ部分は、固定され、ピンを胴内部に
侵入させる際に解放されて短冊状のウエブ部分が吸い込
まれるようになっている。しかしながらこの開示された
明細書では、互いに重ね合わされた多数のウエブを処理
する際に、切り落とそうとする短冊状のウエブ部分を固
定するための手段については言及されていない。
には、カム制御装置を内部で備えているものが開示され
ている。このカム制御装置によって、切断され切り離さ
れた短冊状のウエブ部分は、固定され、ピンを胴内部に
侵入させる際に解放されて短冊状のウエブ部分が吸い込
まれるようになっている。しかしながらこの開示された
明細書では、互いに重ね合わされた多数のウエブを処理
する際に、切り落とそうとする短冊状のウエブ部分を固
定するための手段については言及されていない。
【０００４】アメリカ合衆国特許第３８９３３５９号明
細書には、ウエブから切り離された短冊状のウエブ部分
が胴の外周面から掻き落とされるようになっている装置
が開示されている。しかしながらこの明細書によれば、
互いに上下に重ね合わされた、切り落とされた多数の短
冊状のウエブ部分をどのように正確に収容するかについ
ては記載されていない。互いに重ね合わされた多数のウ
エブの処理は、この公知の装置では不可能である。
細書には、ウエブから切り離された短冊状のウエブ部分
が胴の外周面から掻き落とされるようになっている装置
が開示されている。しかしながらこの明細書によれば、
互いに上下に重ね合わされた、切り落とされた多数の短
冊状のウエブ部分をどのように正確に収容するかについ
ては記載されていない。互いに重ね合わされた多数のウ
エブの処理は、この公知の装置では不可能である。
【０００５】さらにまた、ウエブを静電気的に互いに固
着させることも公知であるが、この場合には、切断され
た短冊状のウエブ部分は実際には、所定の吸込み箇所の
手前から既に解放されていて、横裁ち装置の作業を妨げ
るので、確実な作業を保証するものとは言えない。
着させることも公知であるが、この場合には、切断され
た短冊状のウエブ部分は実際には、所定の吸込み箇所の
手前から既に解放されていて、横裁ち装置の作業を妨げ
るので、確実な作業を保証するものとは言えない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、多数のウエブを同時に横裁ちする際に生じる短冊状
の切り落とし部分を確実に処理して、製造時の障害を取
り除くことである。
は、多数のウエブを同時に横裁ちする際に生じる短冊状
の切り落とし部分を確実に処理して、製造時の障害を取
り除くことである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、横裁ちユニットの前側に複数の回転体が設
けられており、これらの回転体が、ウエブを該ウエブの
横方向で互いに保持してこのウエブの縁部部分を分離す
るようになっている。
明によれば、横裁ちユニットの前側に複数の回転体が設
けられており、これらの回転体が、ウエブを該ウエブの
横方向で互いに保持してこのウエブの縁部部分を分離す
るようになっている。
【０００８】
【発明の効果】本発明の構成によれば、層状に重ねられ
た多数のウエブを横裁ちする際に生じる短冊状の切り落
とし部分を、横裁ち作業の前に、多数の短冊状ウエブ部
分より成る１つの短冊状材料として取り除くことができ
るという利点を有している。これによって、カッタロー
ラから最も遠くに離れたウエブ材料層から成る個別の短
冊状のウエブ切り落とし部分を搬送面から取り除くこと
ができる。余剰の部分の取り除きは、所定の箇所で吸込
みによって行われるようになっている。これによって、
横裁ち装置の処理作業の確実性が高められ、しかも排紙
の精度が高められた。
た多数のウエブを横裁ちする際に生じる短冊状の切り落
とし部分を、横裁ち作業の前に、多数の短冊状ウエブ部
分より成る１つの短冊状材料として取り除くことができ
るという利点を有している。これによって、カッタロー
ラから最も遠くに離れたウエブ材料層から成る個別の短
冊状のウエブ切り落とし部分を搬送面から取り除くこと
ができる。余剰の部分の取り除きは、所定の箇所で吸込
みによって行われるようになっている。これによって、
横裁ち装置の処理作業の確実性が高められ、しかも排紙
の精度が高められた。
【０００９】本発明の別の構成要件によれば、回転体
が、ウエブを孔開けするための手段を備えていて、アン
ビルと協働するようになっている。このような構成によ
れば、すべてのウエブ層を横裁ち作業の前に１箇所で互
いに保持することができる。これによって、次いで行わ
れる、ウエブの横裁ち作業の裁断精度は、ウエブ間に存
在する空気を抜き出すことによって高められる。
が、ウエブを孔開けするための手段を備えていて、アン
ビルと協働するようになっている。このような構成によ
れば、すべてのウエブ層を横裁ち作業の前に１箇所で互
いに保持することができる。これによって、次いで行わ
れる、ウエブの横裁ち作業の裁断精度は、ウエブ間に存
在する空気を抜き出すことによって高められる。
【００１０】さらに本発明の別の構成要件によれば、孔
開けするための手段が、ウエブ走行方向に対して直角に
ウエブを下方から上方に向かって、若しくは上方から下
方に向かって孔開けするようになっている。これによっ
て、製造作業時のその都度の必要に応じて、吸込みをウ
エブの上側で行うか又は下側で行うかに基づいて、横裁
ち作業後の、個別の短冊状のウエブ部分より成る短冊状
のウエブ部分の吸込み作業が促進される。
開けするための手段が、ウエブ走行方向に対して直角に
ウエブを下方から上方に向かって、若しくは上方から下
方に向かって孔開けするようになっている。これによっ
て、製造作業時のその都度の必要に応じて、吸込みをウ
エブの上側で行うか又は下側で行うかに基づいて、横裁
ち作業後の、個別の短冊状のウエブ部分より成る短冊状
のウエブ部分の吸込み作業が促進される。
【００１１】また本発明の別の構成要件によれば、孔開
けするための手段が、ウエブを横切る方向に延びるよう
に、若しくはウエブの縦方向に延びるように、回転体に
配置されている。これによって、ウエブ材料層を横方向
で処理する他に、縦折りに対して向き合う開放側で処理
することができるので、後の処理作業が改善された。さ
らに本発明の別の構成要件によれば、孔開けするための
手段が、回転体の溝内に組み込まれたストリップ状の又
はリング状の支持体に配置されている。これによって、
孔開けするための手段は、機械の外であらかじめ準備す
ることができ、製品を変える際には、孔開けするための
手段を備えたストリップ状又はリング状の支持体を、簡
単かつ短時間に取り付けることができる。支持体は、製
造しようとする製品に応じて、また特別な製品の要求に
応じて、支持体の幅若しくは外周に亙って、孔開けする
ための手段を備えることができる。
けするための手段が、ウエブを横切る方向に延びるよう
に、若しくはウエブの縦方向に延びるように、回転体に
配置されている。これによって、ウエブ材料層を横方向
で処理する他に、縦折りに対して向き合う開放側で処理
することができるので、後の処理作業が改善された。さ
らに本発明の別の構成要件によれば、孔開けするための
手段が、回転体の溝内に組み込まれたストリップ状の又
はリング状の支持体に配置されている。これによって、
孔開けするための手段は、機械の外であらかじめ準備す
ることができ、製品を変える際には、孔開けするための
手段を備えたストリップ状又はリング状の支持体を、簡
単かつ短時間に取り付けることができる。支持体は、製
造しようとする製品に応じて、また特別な製品の要求に
応じて、支持体の幅若しくは外周に亙って、孔開けする
ための手段を備えることができる。
【００１２】
【実施例】横裁ち装置１の前方には前折りユニット２が
接続されており、該前折りユニット２内で１枚又は多数
のウエブ３が縦折りされる。次いでウエブ３は互いに上
下に横裁ち装置１内に案内される。横裁ち装置１でウエ
ブ３は駆動される搬送ローラ５によって連行される。こ
の搬送ローラ５上に縦裁ち装置４が配置されている。こ
の縦裁ち装置４はウエブ３の側面を裁断する。縦裁ちカ
ッタは搬送ローラ５にばね弾性的に当てつけられてい
る。縦裁ち作業中に切り離されたウエブ３の部分は、横
裁ち装置１内でウエブ３をさらに処理するのを妨げない
ようにするために、吸込み装置６内に案内される。ウエ
ブ３の長手方向で見て、縦裁ち装置の後ろには、ウエブ
３に作用する１対の回転体７ａ，７ｂが配置されてい
る。図２ではこれらの回転体７ａ，７ｂが拡大して示さ
れている。これらの回転体７ａ，７ｂはその外周面で、
アンビル１５若しくは孔を開けるための手段、この実施
例では例えばピン１６を有している。
接続されており、該前折りユニット２内で１枚又は多数
のウエブ３が縦折りされる。次いでウエブ３は互いに上
下に横裁ち装置１内に案内される。横裁ち装置１でウエ
ブ３は駆動される搬送ローラ５によって連行される。こ
の搬送ローラ５上に縦裁ち装置４が配置されている。こ
の縦裁ち装置４はウエブ３の側面を裁断する。縦裁ちカ
ッタは搬送ローラ５にばね弾性的に当てつけられてい
る。縦裁ち作業中に切り離されたウエブ３の部分は、横
裁ち装置１内でウエブ３をさらに処理するのを妨げない
ようにするために、吸込み装置６内に案内される。ウエ
ブ３の長手方向で見て、縦裁ち装置の後ろには、ウエブ
３に作用する１対の回転体７ａ，７ｂが配置されてい
る。図２ではこれらの回転体７ａ，７ｂが拡大して示さ
れている。これらの回転体７ａ，７ｂはその外周面で、
アンビル１５若しくは孔を開けるための手段、この実施
例では例えばピン１６を有している。
【００１３】このピン１６は、回転体７ｂの全長に亙っ
て軸方向で分配して配置されている。それに応じてアン
ビル１５は、回転体７ａの幅全体に亙って延びている。
ウエブ３の縁部範囲（例えば、縦折り箇所と反対側に位
置する開放するウエブ側における）を処理したい場合
は、例えばピン１６を回転体７ｂの外周全体に亙って星
状に分配して配置すればよい。この実施例においては、
アンビル１５はリング状に構成されていて、回転体７ａ
の縦溝７ｃの代わりに周方向溝７ｅによって受容され
る。
て軸方向で分配して配置されている。それに応じてアン
ビル１５は、回転体７ａの幅全体に亙って延びている。
ウエブ３の縁部範囲（例えば、縦折り箇所と反対側に位
置する開放するウエブ側における）を処理したい場合
は、例えばピン１６を回転体７ｂの外周全体に亙って星
状に分配して配置すればよい。この実施例においては、
アンビル１５はリング状に構成されていて、回転体７ａ
の縦溝７ｃの代わりに周方向溝７ｅによって受容され
る。
【００１４】ウエブ３が同時に上下に回転体７ａ，７ｂ
の間のギャップ内に達すると、ウエブ３は、孔を開ける
手段（ピン１６）の構成に応じて、上から下又は下から
上に向かって孔を開けられる。回転体７ａ，７ｂが互い
に転動し合う間に、ピン１６はこのピン１６の先端がア
ンビル１５に突き当たるまで、互いに上下に重ねられた
ウエブ３を完全に貫通する。回転体７ａ，７ｂの外周面
がさらに互いに転動し合うと、ピン１６の先端は重なっ
たウエブ３から次第に抜き出て、この時に上のウエブ層
が下のウエブ層を通り抜ける。このようにして、互いに
重ねられてさらに搬送されるウエブ３は、部分的に互い
に結合されることになる。この結合部分は、横裁ち装置
１０内で２重カッタローラ１１によってウエブ３から切
り落とされる範囲の中央に形成される。
の間のギャップ内に達すると、ウエブ３は、孔を開ける
手段（ピン１６）の構成に応じて、上から下又は下から
上に向かって孔を開けられる。回転体７ａ，７ｂが互い
に転動し合う間に、ピン１６はこのピン１６の先端がア
ンビル１５に突き当たるまで、互いに上下に重ねられた
ウエブ３を完全に貫通する。回転体７ａ，７ｂの外周面
がさらに互いに転動し合うと、ピン１６の先端は重なっ
たウエブ３から次第に抜き出て、この時に上のウエブ層
が下のウエブ層を通り抜ける。このようにして、互いに
重ねられてさらに搬送されるウエブ３は、部分的に互い
に結合されることになる。この結合部分は、横裁ち装置
１０内で２重カッタローラ１１によってウエブ３から切
り落とされる範囲の中央に形成される。
【００１５】回転体７ａ，７ｂが通過してから、ウエブ
３は、別の搬送ローラ９によって及び、当てつけ力を加
える押圧ローラ８によってさらに送られる。前述の横裁
ちユニット１０内で、ウエブ３の走行方向に対して直交
する方向の裁断が行われる。２重カッタローラ１１の２
重カッタによってウエブ３から切り落とされる範囲で
は、ウエブ部分は前記操作によって互いに結合されてい
る。２重カッタローラ１１の２重カッタでこれに対応す
る下側カッタ１２によって切断する際に、切り離された
材料部分はウエブ３から取り除かれる。この材料部分
は、互いに重ね合わされしかも互いに分離された多数の
短冊状の部分より成っている。これらの個別の短冊状の
ウエブ材料部分は、吸込み装置１３に達し、ウエブ３か
ら最終的に裁断された折り丁をさらに搬送する作業を妨
げないようになっている。ウエブ３の接続作業と裁断作
業とを分離したことによって、高い製造効率及び横裁ち
装置の高い運転確実性が得られた。
３は、別の搬送ローラ９によって及び、当てつけ力を加
える押圧ローラ８によってさらに送られる。前述の横裁
ちユニット１０内で、ウエブ３の走行方向に対して直交
する方向の裁断が行われる。２重カッタローラ１１の２
重カッタによってウエブ３から切り落とされる範囲で
は、ウエブ部分は前記操作によって互いに結合されてい
る。２重カッタローラ１１の２重カッタでこれに対応す
る下側カッタ１２によって切断する際に、切り離された
材料部分はウエブ３から取り除かれる。この材料部分
は、互いに重ね合わされしかも互いに分離された多数の
短冊状の部分より成っている。これらの個別の短冊状の
ウエブ材料部分は、吸込み装置１３に達し、ウエブ３か
ら最終的に裁断された折り丁をさらに搬送する作業を妨
げないようになっている。ウエブ３の接続作業と裁断作
業とを分離したことによって、高い製造効率及び横裁ち
装置の高い運転確実性が得られた。
【００１６】図３には、互いに重ね合わされたウエブ３
を処理するための変化実施例が示されている。この図３
の平面図では、回転体７ｂの外周面にピン１６の先端が
突き当てられていることが示されている。このピン１６
の先端によってウエブ３に多数の小孔１７が開けられて
いる。これらの小孔１７は、次いで行われる横裁ち作業
で切り落とされる範囲の中央に位置する。駆動は駆動歯
車２３を介して、横裁ち装置１の横裁ちユニット１０の
駆動と同期的に、かつ、切断位置を正しく合わせて行わ
れる。
を処理するための変化実施例が示されている。この図３
の平面図では、回転体７ｂの外周面にピン１６の先端が
突き当てられていることが示されている。このピン１６
の先端によってウエブ３に多数の小孔１７が開けられて
いる。これらの小孔１７は、次いで行われる横裁ち作業
で切り落とされる範囲の中央に位置する。駆動は駆動歯
車２３を介して、横裁ち装置１の横裁ちユニット１０の
駆動と同期的に、かつ、切断位置を正しく合わせて行わ
れる。
【００１７】図４には、前折りされ互いに並んで配置さ
れた多数のウエブを処理するための変化例が示されてい
る。この構成においては、回転体７ｂ及び２重カッタロ
ーラ１１が、２本のウエブ３の幅全体に亙って延びてい
る。この図４に示されたウエブ３も、やはり互いに上下
に重ね合わされた多数のウエブ３より成っている。前折
りユニット２内で前折りされてから、ウエブ３は、それ
ぞれ１つの吸込み通路６が配属されているそれぞれ１つ
の縦裁ち装置４によって処理される。ピン１６はこの構
成では、ウエブ３の幅の所定の範囲だけに亙って分配配
置されている。吸込み装置１３は、個別の短冊から成る
切り落とし材料部分を吸い込んで排出させるために、同
様にウエブを覆う寸法に設計されている。
れた多数のウエブを処理するための変化例が示されてい
る。この構成においては、回転体７ｂ及び２重カッタロ
ーラ１１が、２本のウエブ３の幅全体に亙って延びてい
る。この図４に示されたウエブ３も、やはり互いに上下
に重ね合わされた多数のウエブ３より成っている。前折
りユニット２内で前折りされてから、ウエブ３は、それ
ぞれ１つの吸込み通路６が配属されているそれぞれ１つ
の縦裁ち装置４によって処理される。ピン１６はこの構
成では、ウエブ３の幅の所定の範囲だけに亙って分配配
置されている。吸込み装置１３は、個別の短冊から成る
切り落とし材料部分を吸い込んで排出させるために、同
様にウエブを覆う寸法に設計されている。
【００１８】図５及び図６には、ウエブに孔を開けるた
めの手段の実施例が示されている。
めの手段の実施例が示されている。
【００１９】図５には、鋭い突き刺し先端部を有するリ
ングニードル１８が示されている。この突き刺し先端部
の下には複数のリング２１が配置されており、これらの
リング２１は、ウエブ３に孔を開ける際に、及びその後
に行われる抜き出し作業時にウエブ３の各層を互いに結
合させるためのものである。このように構成されたニー
ドルによって、例えば薄いウエブを処理することができ
る。ショルダ２０は一般的なスパナに適した幅を有して
おり、これによって、リングニードル１８は、ねじ１９
によって回転体７ｂに固定して、容易に交換することが
できる。孔開けする手段は、複数の部分から組み立てる
ように構成する他に、対応する溝内に導入される条片状
部材に取り付けるようにしてもよい。この条片状部材
は、機械の外であらかじめ準備されて、製造作業を変え
る際に迅速に取り替えることができる。
ングニードル１８が示されている。この突き刺し先端部
の下には複数のリング２１が配置されており、これらの
リング２１は、ウエブ３に孔を開ける際に、及びその後
に行われる抜き出し作業時にウエブ３の各層を互いに結
合させるためのものである。このように構成されたニー
ドルによって、例えば薄いウエブを処理することができ
る。ショルダ２０は一般的なスパナに適した幅を有して
おり、これによって、リングニードル１８は、ねじ１９
によって回転体７ｂに固定して、容易に交換することが
できる。孔開けする手段は、複数の部分から組み立てる
ように構成する他に、対応する溝内に導入される条片状
部材に取り付けるようにしてもよい。この条片状部材
は、機械の外であらかじめ準備されて、製造作業を変え
る際に迅速に取り替えることができる。
【００２０】図６には引っ掛けフック２２ａを備えたニ
ードル２２が示されている。このニードル２２の先端
が、運転中にこの先端に向き合うアンビル１５と接触す
るようになっており、これによってウエブ３は圧縮され
て、引っ掛けフック２２ａによって固定される。この引
っ掛けフック２２ａをウエブ３の層から抜き出す際に、
各ウエブ３は互いに結合される。引っ掛けフック２２ａ
は各ウエブ３の層を上から下に部分的に次第に引っ張っ
て行き、これらのウエブの層を小孔１７で互いに結合保
持している。このようなニードルの構成によれば前述の
構成と同様に、ショルダ２０及びねじ１９は、横裁ち装
置１内でも外で前組み立てすることが可能である。ニー
ドル２２を矢印方向で上から見て拡大して示したニード
ル２２ｂによれば、このニードルが三角形に構成されて
いることが示されている。
ードル２２が示されている。このニードル２２の先端
が、運転中にこの先端に向き合うアンビル１５と接触す
るようになっており、これによってウエブ３は圧縮され
て、引っ掛けフック２２ａによって固定される。この引
っ掛けフック２２ａをウエブ３の層から抜き出す際に、
各ウエブ３は互いに結合される。引っ掛けフック２２ａ
は各ウエブ３の層を上から下に部分的に次第に引っ張っ
て行き、これらのウエブの層を小孔１７で互いに結合保
持している。このようなニードルの構成によれば前述の
構成と同様に、ショルダ２０及びねじ１９は、横裁ち装
置１内でも外で前組み立てすることが可能である。ニー
ドル２２を矢印方向で上から見て拡大して示したニード
ル２２ｂによれば、このニードルが三角形に構成されて
いることが示されている。
【図１】本発明の１実施例による横裁ち装置の概略的な
側面図である。
側面図である。
【図２】図１に示した回転体の拡大図である。
【図３】互いに上下に重ね合わされた複数のウエブを処
理するための装置の変化例を示した概略的な平面図であ
る。
理するための装置の変化例を示した概略的な平面図であ
る。
【図４】前折りされ互いに並んで配置されたウエブを処
理するための装置の変化例を示した概略的なな平面図で
ある。
理するための装置の変化例を示した概略的なな平面図で
ある。
【図５】孔を開けるための手段の１実施例を示した側面
図である。
図である。
【図６】孔を開けるための手段の変化例を示した側面図
及びニードル２２を矢印方向で上から見た拡大図であ
る。
及びニードル２２を矢印方向で上から見た拡大図であ
る。
１ 横裁ち装置、 ２ 前折りユニット、 ３ ウエ
ブ、 ４ 縦裁ち装置、５ 搬送ローラ、 ６ 吸込み
装置、 ７ａ，７ｂ 回転体、 ７ｃ，７ｄ縦溝、 ７
ｅ 周方向溝、 ８ 押圧ローラ、 ９ 搬送ローラ、
１０ 横裁ちユニット、 １１ ２重カッタローラ、
１２ 下側カッタ、 １３ 吸込み装置、 １４ デ
リバリ装置、 １５ アンビル、 １６ ピン、 １７
小孔、 １８ リングニードル、 １９ ねじ、 ２
０ ショルダ、 ２１ リング、 ２２ ニードル、
２２ａ 引っ掛けフック、 ２２ｂ ニードル２２を矢
印方向で上方から見て拡大した図、 ２３ 駆動歯車
ブ、 ４ 縦裁ち装置、５ 搬送ローラ、 ６ 吸込み
装置、 ７ａ，７ｂ 回転体、 ７ｃ，７ｄ縦溝、 ７
ｅ 周方向溝、 ８ 押圧ローラ、 ９ 搬送ローラ、
１０ 横裁ちユニット、 １１ ２重カッタローラ、
１２ 下側カッタ、 １３ 吸込み装置、 １４ デ
リバリ装置、 １５ アンビル、 １６ ピン、 １７
小孔、 １８ リングニードル、 １９ ねじ、 ２
０ ショルダ、 ２１ リング、 ２２ ニードル、
２２ａ 引っ掛けフック、 ２２ｂ ニードル２２を矢
印方向で上方から見て拡大した図、 ２３ 駆動歯車
Claims (12)
- 【請求項１】 少なくとも１つのウエブを最終処理し
て、その際に余ったウエブ部分を取り除くようになって
いる回転式横裁ち装において、横裁ちユニット（１０）
の前側に複数の回転体（４；７ａ，７ｂ）が設けられて
おり、これらの回転体が、ウエブ（３）を該ウエブの横
方向で互いに保持してこのウエブ（３）の縁部部分を分
離するようになっていることを特徴とする、ウエブを最
終処理するための回転式横裁ち装置。 - 【請求項２】 回転体（７ａ，７ｂ）が、ウエブ（３）
を孔開けするための手段を備えていて、アンビル（１
５）と協働するようになっている、請求項１記載の回転
式横裁ち装置。 - 【請求項３】 孔開けするための手段が、ウエブ走行方
向に対して直角にウエブ（３）を下方から上方に向かっ
て孔開けするようになっている、請求項２記載の回転式
横裁ち装置。 - 【請求項４】 孔開けするための手段が、ウエブ走行方
向に対して直角にウエブ（３）を上方から下方に向かっ
て孔開けするようになっている、請求項２記載の回転式
横裁ち装置。 - 【請求項５】 孔開けするための手段が、ウエブ（３）
を横切る方向に延びるように回転体（７ａ，７ｂ）に配
置されている、請求項２記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項６】 孔開けするための手段が、ウエブ（３）
の縦方向に延びるように回転体（７ａ，７ｂ）に配置さ
れている、請求項２記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項７】 孔開けするための手段が、回転体（７
ａ，７ｂ）の溝（７ｃ，７ｄ）内に組み込まれたストリ
ップ状又はリング状の支持体に配置されている、請求項
２記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項８】 孔開けするための手段がそれぞれ上側の
ウエブ（３）から抜き出される際に、この上側のウエブ
（３）を部分的に、下側のウエブ（３）を貫通させて引
き出すことによって、ウエブ（３）を部分的に保持する
ようになっている、請求項４記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項９】 孔開けするための手段がピン（１６）よ
り形成されている、請求項２記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項１０】 前記ピン（１６）がザラついた表面を
有している、請求項９記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項１１】 孔開けするための手段がリング（２
１）を備えたリングニードル（１８）として構成されて
いる、請求項２記載の回転式横裁ち装置。 - 【請求項１２】 孔開けするための手段が引っ掛けフッ
ク(２２ａ)を備えたニードル(２２)として構成されてい
る、請求項２記載の回転式横裁ち装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE4140365.7 | 1991-12-07 | ||
| DE4140365A DE4140365C2 (de) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | Vorrichtung zum Beschneiden einer Materialbahn |
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|---|---|
| JPH05337892A true JPH05337892A (ja) | 1993-12-21 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP4326572A Pending JPH05337892A (ja) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | ウエブを最終処理するための回転式横裁ち装置 |
Country Status (4)
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|---|---|
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| JP (1) | JPH05337892A (ja) |
| DE (1) | DE4140365C2 (ja) |
| GB (1) | GB2262091B (ja) |
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