JPH0533784Y2 - - Google Patents

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JPH0533784Y2
JPH0533784Y2 JP1985165757U JP16575785U JPH0533784Y2 JP H0533784 Y2 JPH0533784 Y2 JP H0533784Y2 JP 1985165757 U JP1985165757 U JP 1985165757U JP 16575785 U JP16575785 U JP 16575785U JP H0533784 Y2 JPH0533784 Y2 JP H0533784Y2
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clutch
pulley
rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はコンプレツサの駆動装置に係り、特
にコンプレツサを機関回転数に応じて自動的に2
速に切換駆動制御するとともに、小径の第1プー
リの保護を図り、しかもコンパクト化を図り得る
コンプレツサの駆動装置に関する。
[従来の技術] 車両においては、車室内の空気を乗員にとつて
常時快適な状態に保持するために、エアコンデイ
シヨナ(調温調湿装置)が装備されている。
このエアコンデイシヨナは、暖房用交換器と冷
房用蒸発器とを組合わせて構成され、四季を通じ
て車室内の空気の温度及び湿度を調整するもので
ある。
エアコンデイシヨナは、内燃機関の駆動力によ
つて駆動されるコンプレツサを有している。コン
プレツサは、コンプレツサ本体の回転軸の突出端
部の外側方向に装着されたプーリがベルトを介し
て内燃機関の駆動力によつて回転し、回転軸が回
転することにより駆動し、冷媒ガスを吸入・圧縮
し、高温高圧にしてコンデンサに送給する。
コンプレツサは、一般に、電磁摩擦クラツチに
よつて駆動制御される。この電磁摩擦クラツチの
断続操作は、電磁コイルへの電流の給断制御によ
つて行われる。この電磁コイルへの電流の給断制
御は、運転者がエアコンメインスイツチをオン・
オフ操作、アクセルペダルの踏み込み状態、車室
内に設けた温度スイツチ、あるいはエアコンデイ
シヨナの圧力センサ等の条件によつて行われる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来、機関回転数が低い状態、つま
りコンプレツサの低回転駆動時に、冷房能力が低
下する弊害があつた。
そこで、所定の冷房能力を確保するために、大
型のコンプレツサを装備したり、あるいは、プー
リ比を大としてコンプレツサの高回転駆動を図つ
たり、また、コンプレツサの低回転駆動時におけ
る性能を向上するために高粘度オイルを使用する
ことが考えられた。
しかしながら、大型のコンプレツサを使用した
場合には、大型で重量が増加するととももに、材
料費が嵩みコストが大となる不都合がある。
また、機関回転数が高くなりコンプレツサが徒
に高回転駆動したり、あるいは、高粘度オイルを
使用した場合には、騒音が増大し、また過冷房状
態で消費馬力が増大するとともに燃費が悪化し、
しかも、使用寿命が短くなるという不都合があつ
た。
また、コンプレツサの駆動装置としては、例え
ば、実開昭57−180179号公報に開示されている。
この公報に記載のものは、異なる径の2体のプー
リが設けられているとともに回転軸への伝達を断
続する2基の電磁クラツチが設けられて構成され
ている。
しかし、この装置にあつては、2基の電磁クラ
ツチが必要になる等の要因により部品点数が増加
して構成が複雑で且つ保守点検が困難であり、ま
たコストが大となる不都合がある。
[考案の目的] そこで、この考案の目的は、上述の不都合を除
去すべく、コンプレツサ本体の回転軸の突出端部
にハブのハブ固定部を固設し、ハブ固定部の端面
よりも本体側の回転軸にシール材を嵌装して設
け、シール材にはハブ固定部から離間して回転軸
の軸方向に指向する保持部材を設け、保持部材に
は第1軸受を介してクラツチ伝達部材を設け、ク
ラツチ伝達部材を基部と基部の略中央部位に連設
されて回転軸の径方向に指向する第1段部と第1
段部に連設されて本体から離間すべく回転軸の軸
方向に指向する第2段部と第2段部に連設されて
回転軸の径方向に指向する連結部と連結部に連設
されて回転軸の軸方向で且つ本体側に指向する接
離部とから構成し、基部には第1軸受に接して回
転軸の軸方向に指向する内側部と回転軸の径方向
に指向して外側に吸着面を有する電磁透部と内側
部から離間して回転軸の軸方向に指向する外側部
とによつて本体側に開口するコイル収容部を形成
し、コイル収容部に第1クラツチの電磁コイルを
収容して設け、第2段部と連結部と接離部とによ
り本体側に開口する第2クラツチ収容部を形成
し、第2クラツチ収容部には第2クラツチのクラ
ツチウエイトを収容して設け、第1段部よりも本
体側の外側部には第2軸受を介して第1プーリの
第1支持部を設け、第1プーリの第1ベルト巻掛
部を接離部よりも小径に形成し、第1プーリの接
続部をクラツチウエイトに固着して設け、外側部
と第1段部と第2段部とによつて回転軸の端側に
開口する第3クラツチ収容部を形成し、第3クラ
ツチ収容部には外側部に嵌装させて第3クラツチ
と第3軸受とを順次に設け、第3クラツチと第3
軸受とには第2プーリの第2支持部を嵌装して設
け、第2プーリの側壁を連結部に沿つて回転軸の
径方向に指向させて配設し、第2プーリの第2ベ
ルト巻掛部を接離部の外周面外方に配設し、ハブ
のハブ環部にフオルーダプレートの内側を固設
し、フオールダプレートの外側には第1クラツチ
のドリブンプレートを固設し、ドリブンプレート
には吸着面に接離される当接面を形成し、ドリブ
ンプレートを電磁透部と第2プーリの側壁とによ
つて外方に形成された端側空間に配設することに
より、コンプレツサを機関回転数に応じて自動的
に2速に切換駆動制御させ、機関回転数が低い状
態で冷房能力を大とし、また、機関回転数が高い
状態で騒音を低減し、過冷房状態を防止して消費
動力の低減を図るとともに燃費を改善し、更に、
使用寿命を長くし、しかも小径の第1プーリの保
護を図るとともに、コンパクト化を図り得るコン
プレツサの駆動装置を実現するにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、この考案は、コン
プレツサの本体の回転軸に設けられた異なる径の
第1プーリと第2プーリとを切換回転させて前記
コンプレツサを自動的に2速に切換駆動制御する
コンプレツサの駆動装置において、前記回転軸の
突出端部にハブのハブ固定部を固設し、このハブ
固定部の端面よりも前記本体側の前記回転軸にシ
ール材を嵌装して設け、このシール材には前記ハ
ブ固定部から離間して前記回転軸の軸方向に指向
する保持部材を設け、この保持部材には第1軸受
を介してクラツチ伝達部材を設け、このクラツチ
伝達部材を基部とこの基部の略中央部位に連設さ
れて前記回転軸の径方向に指向する第1段部とこ
の第1段部に連設されて前記本体から離間すべく
前記回転軸の軸方向に指向する第2段部とこの第
2段部に連設されて前記回転軸の径方向に指向す
る連結部とこの連結部に連設されて前記回転軸の
軸方向で且つ前記本体側に指向する接離部とから
構成し、前記基部には前記第1軸受に接して前記
回転軸の軸方向に指向する内側部と前記回転軸の
径方向に指向して外側に吸着面を有する電磁透部
と前記内側部から離間して前記回転軸の軸方向に
指向する外側部とによつて前記本体側に開口する
コイル収容部を形成し、このコイル収容部に第1
クラツチの電磁コイルを収容して設け、前記第2
段部と前記連結部と前記接離部とにより前記本体
側に開口する第2クラツチ収容部を形成し、この
第2クラツチ収容部には第2クラツチのクラツチ
ウエイトを収容して設け、前記第1段部よりも前
記本体側の前記外側部には第2軸受を介して前記
第1プーリの第1支持部を設け、前記第1プーリ
の第1ベルト巻掛部を前記接離部よりも小径に形
成し、前記第1プーリの接続部を前記クラツチウ
エイトに固着して設け、前記外側部と前記第1段
部と前記第2段部とによつて前記回転軸の端側に
開口する第3クラツチ収容部を形成し、この第3
クラツチ収容部には前記外側部に嵌装させて第3
クラツチと第3軸受とを順次に設け、この第3ク
ラツチと第3軸受とには前記第2プーリの第2支
持部を嵌装して設け、前記第2プーリの側壁を前
記連結部に沿つて前記回転軸の径方向に指向させ
て配設し、前記第2プーリの第2ベルト巻掛部を
前記接離部の外周面外方に配設し、前記ハブのハ
ブ環部にフオルーダプレートの内側を固設し、こ
のフオールダプレートの外側には前記第1クラツ
チのドリブンプレートを固設し、このドリブンプ
レートには前記吸着面に接離される当接面を形成
し、前記ドリブンプレートを前記電磁透部と前記
第2プーリの側壁とによつて外方に形成された端
側空間に配設したことを特徴とする。
[作用] この考案の構成によれば、機関回転数が設定値
未満において、内燃機関の駆動力を第1プーリに
よつて回転軸に伝達しコンプレツサを駆動し、こ
れにより、冷房能力を大とする一方、機関回転数
が設定値以上において、内燃機関の駆動力を第2
プーリによつて回転軸に伝達し、これにより、騒
音を低減し、また、過冷房状態を防止して消費動
力の低減を図るとともに燃費を改善し、更に、使
用寿命を長くし、しかも、小径の第1プーリの保
護を図るとともに、コンパクト化を図ることがで
きる。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且
つ具体的に説明する。
第1〜5図は、この考案の実施例を示すもので
ある。図において、2は車両(図示せず)に搭載
するエアコンデイシヨナのコンプレツサ、4はこ
のコンプレツサ2の本体である。この本体4に
は、回転軸6が設けられている。この回転軸6の
突出端部には、V溝型の第1プーリ8と、この第
1プーリ8よりも大径のV溝型の第2プーリ10
とが装着される。第1プーリ8は、第2プーリ1
0の略2倍の速さで回転される。第1、第2プー
リ8,10には、内燃機関(図示せず)の回転体
であるクランク軸の端部に装着されたクランクプ
ーリに連結するVベルトが夫々巻掛けられる。
回転軸6の突出端部には、ハブ12のハブ固定
部12aが螺着して固定されている。回転軸6の
端面には、ハブ12の脱落を防止する取付ボルト
14が固着されている。
このハブ固定部12aの端面よりも本体4側の
回転軸6には、シール材18が嵌装して設けられ
ている。
このシール材18には、ハブ固定部12aから
離間して回転軸6の軸方向に指向する保持部材1
6が設けられている。
この保持部材16の外周部分には、第1軸受2
0を介してクラツチ伝達部材22が設けられる。
このクラツチ伝達部材22は、第1プーリ8と第
2プーリ10とのいずれか一方に選択的に連結さ
れるものである。
このクラツチ伝達部材22は、第3図に示す如
く、基部24と、この基部24の略中央部位に連
設されて回転軸6の径方向に指向する第1段部4
4aと、この第1段部に連設されて本体4から離
間すべく回転軸6の軸方向に指向する第2段部4
4bと、この第2段部44bに連設されて回転軸
6の径方向に指向する連結部40と、この連結部
40に連設されて回転軸6の軸方向で且つ本体4
側に指向する接離部42とから構成される。
クラツチ伝達部材22の基部24には、第1軸
受20に接して回転軸6の軸方向に指向する内側
部24aと回転軸6の径方向に指向して外側に吸
着面を有する電磁透部24bと内側部24aから
離間して回転軸6の軸方向に指向する外側部24
cとによつて、本体4側に開口するコイル収容部
26が形成される。つまり、基部24は、内側部
24aと電磁透部24bと外側部24cとによつ
て断面がC字状に形成される。
このコイル収容部26には、第1クラツチ28
を構成する電磁コイル30が収容されている。
前記吸着面32には、電磁コイル30が電磁力
を生じた際に、第1クラツチ28を構成するドリ
ブンプレート34の当接面36が電磁力によつて
吸引されて当接する。即ち、前記ハブ12のハブ
環部12bには、フオールダプレート38の内側
が固設されている。このフオールダプレート38
の外側には、ドリブンプレート34が固設されて
いる。これにより、第1クラツチ28は、電磁コ
イル30とドリブンプレート34とからなる電磁
摩擦クラツチによつて構成されている。
前記フオールダプレート38は、ドリブンプレ
ート34が電磁コイル30の電磁力によつて変位
動作した際に、ドリブンプレート34の当接面3
6が電磁透部24bの吸着面32に容易に密着す
るように可撓性部材によつて形成されている。
前記クラツチ伝達部材22にあつては、第2段
部44bと連結部40と接離部42とによつて本
体4側に開口する第2クラツチ収容部46が形成
される。この第2クラツチ収容部46には、第2
クラツチ52のクラツチウエイト56が配設され
る。
前記第1段部44aよりも本体4側の外側部2
4cには、第2軸受50を介して第1プーリ8の
第1支持部8aが嵌装して設けられる。この第1
プーリ8の第1ベルト巻掛部8bは、クラツチ伝
達部材22の接離部42よりも小径に形成されて
いる。
前記接離部42の内周面には、遠心クラツチか
らなる第2クラツチ52のクラツチフエーシング
54が接離される。第2クラツチ52は、機関回
転数Neが設定値Ne1未満においてクラツチフエ
ーシング54を接離部42の内周面に圧接する一
方、機関回転数Neが設定値Ne1以上においては
クラツチフエーシング54を接離部42から離間
させるもので、第4図に示す如く構成されてい
る。
即ち、クラツチフエーシング54の内周面に
は、クラツチウエイト56の第1ウエイト部58
が接離可能に設けられる。この第1ウエイト部5
8には、第2ウエイト部60が連設されている。
第1ウエイト部58と第2ウエイト部60との連
結部位は、アンカ62によつて軸支されている。
アンカ62には、クラツチスプリング64の一端
が固着されている。このクラツチスプリング64
の他端は、隣接する他のクラツチウエイト56の
第2ウエイト部60端部に固着されている。ま
た、クラツチウエイト56の第1ウエイト部58
は、アンカ62を中心に中心部側に回転動作した
際に、その動作がストツパ66によつて規制され
るものである。第2クラツチ52には、上述の如
きクラツチウエイト56とクラツチスプリング6
4とストツパ66との組合せが、円周等間隔に4
箇所に配設されている。また、クラツチウエイト
56の側面と第1プーリ8の接続部8cの側面と
は、固着されている。
また、前記クラツチ伝達部材22にあつては、
前記外側部24cと第1段部44aと第2段部4
4bとによつて回転軸6の端側方向に開口する第
3クラツチ収容部48が形成されている。
この第3クラツチ収容部48においては、外側
部24cの外周部分に動力を一方向にのみ伝達す
る一方向クラツチである第3クラツチ68と第3
軸受70とが順次に嵌装して設けられる。
この第3クラツチ68と第3軸受70との外周
部分には、第2プーリ10の第2支持部10aが
嵌装して設けられている。
この第2プーリ10の側壁10bは、前記連結
部40に沿つて回転軸6の径方向に指向して延設
されている。また、第2プーリ10の第2ベルト
巻掛部10cは、接離部42よりも大径で、この
接離部42の外周面外方に配設されている。
前記第3クラツチ68は、機関回転数が設定値
Ne1未満において第2プーリ10の回転をクラツ
チ伝達部材22に伝達しないが、機関回転数が設
定値Ne1以上においては第2プーリ10の回転を
クラツチ伝達部材22に伝達するものである。
前記基部24の電磁透部24bと第2プーリ1
0の側壁10bとによつて回転軸6の端側に端側
空間Sが形成され、この端側空間Sには前記第1
クラツチ28のドリブンプレート34が配設され
ている。
なお、前記電磁コイル30への電流は、例え
ば、エアコンメインスイツチ、アクセルペダルの
踏み込み状態、車室内に設けた温度センサ、エア
コンデイシヨナの圧力センサ等の条件によつて給
断される。
次に、この実施例の作用を説明する。
例えば、エアコンメインスイツチをオンにする
と、電流が電磁コイル30に流れ、この電磁コイ
ル30が電磁力を発生する。この電磁力によつて
ドリブンプレート34が吸引されて変位動作し、
これにより、クラツチ伝達部材22の基部24の
電磁透部24bの吸着面32にドリブンプレート
34の当接面36が密着する。このとき、ハブ1
2のハブ環部とドリブンプレート34とを連結す
るフオールダプレート38が撓むので、当接面3
6が吸着面32に容易に密着する。即ち、第1ク
ラツチ28は、接続状態となる。
そして、機関回転数が設定値Ne1(第5図参照)
未満においては、第2クラツチ52のクラツチウ
エイト56の第1ウエイト部58がクラツチスプ
リング64の付勢力によつてクラツチフエーシン
グ54に圧接されている。従つて、クラツチフエ
ーシング54とクラツチ伝達部材22の接離部4
2とは圧接し、クラツチフエーシング54とクラ
ツチ伝達部材22とが一体的になる。これによ
り、クラツチ伝達部材22は、第1プーリ8と共
に回転する。即ち、第2クラツチ52のクラツチ
ウエイト56の第1ウエイト部58がクラツチ伝
達部材22の接離部42に圧接していることによ
り、第1プーリ8と共にクラツチ伝達部材22か
回転する。このとき、第2プーリ10は、第3ク
ラツチ68の働きでそれ自体の速さで回転してい
る。
クラツチ伝達部材22の基部24の吸着面32
にはドリブンプレート34の当接面36が密着し
ているので、クラツチ伝達部材22と共に第1ク
ラツチ28及びハブ12を介して回転軸6が回転
する。従つて、コンプレツサ2は、機関回転数が
設定値Ne1未満において回転速度が大なる第1プ
ーリ8の回転によつて駆動され、これにより、第
5図に示す如く、コンプレツサ回転数(実線で示
す)を従来の単速のコンプレツサ回転数(破線で
示す)に比し高くし、冷房能力を大とする。
一方、機関回転数が設定値Ne1以上、つまりコ
ンプレツサ回転数がNc1(第5図参照)に達した
際には、第2クラツチ52のクラツチウエイト5
6がアンカ62を中心に回転する。即ち、クラツ
チウエイト56がクラツチスプリング64の付勢
力に抗して回動し、よつて、第1ウエイト部58
が中心部側に回動する。これにより、クラツチフ
エーシング54とクラツチ伝達部材22の接離部
42間には、間〓が形成される。従つて、第1プ
ーリ8側の回転は、クラツチ伝達部材22に伝達
されない。また、第1ウエイト部56の回動動作
は、該第1ウエイト部58がストツパ66に当接
することによつて規制される。
上述の如く、第1プーリ8とクラツチ伝達部材
22との連結は第2クラツチ52が、嵌脱状態と
なることにより解除される。そして、クラツチ伝
達部材22は、第2プーリ10と第3クラツチ6
8とを介して回転される。即ち、クラツチ伝達部
材22は、第1プーリ8が連結した場合に比し略
半分の速さで回転する。従つて、回転軸6は、ク
ラツチ伝達部材22の回転と共に第1プーリ8の
場合に比し略半分の速さで回転する。
これにより、第5図に示す如く、コンプレツサ
回転数(実線で示す)が従来の単速のコンプレツ
サ回転数(破線で示す)に比し低下する。つま
り、機関回転数が設定値Ne1以上において、コン
プレツサの高回転駆動や高粘度オイルの使用を回
避し、騒音を低減し、また、過冷房状態を防止し
て消費動力の低減を図るとともに燃費を改善し、
しおも使用寿命を長くすることができる。
また、この実施例の構成によれば、第1クラツ
チ28である電磁摩擦クラツチの使用を1基と
し、部品点数を低減して構成を簡単にし且つ保守
点検を容易とし、しかも、コストを低廉とするこ
とができる。
更に、第2クラツチ52が第2プーリ10より
も本体4側でクラツチ伝達部材22の第2クラツ
チ収容部46に設けられ、これにより、クラツチ
伝達部材22には、一面側から第2クラツチ52
と第1プーリ8とを順次に装着するとともに他面
側である回転軸6の端側から第3クラツチ68と
第2プーリ10とを順次に装着させることがで
き、組立けが容易であるとともに、第2プーリ1
0の径方向に第2クラツチ52と第3クラツチ6
8とを重ねるように設けることができ、コンパク
ト化を図ることができる。
更にまた、大径の第2プーリ10を小径の第1
プーリ8よりも回転軸6の端側に位置させること
ができるので、小径の第1プーリ8の保護を効果
的に果すことができる。
[考案の効果] 以上詳細な説明から明らかなようにこの考案に
よれば、コンプレツサの本体の回転軸の突出端部
にハブのハブ固定部を固設し、ハブ固定部の端面
よりも本体側の回転軸にシール材を嵌装して設
け、シール材にはハブ固定部から離間して回転軸
の軸方向に指向する保持部材を設け、保持部材に
は第1軸受を介してクラツチ伝達部材を設け、ク
ラツチ伝達部材を基部と基部の略中央部位に連設
されて回転軸の径方向に指向する第1段部と第1
段部に連設されて本体から離間すべく回転軸の軸
方向に指向する第2段部と第2段部に連設されて
回転軸の径方向に指向する連結部と連結部に連設
されて回転軸の軸方向で且つ本体側に指向する接
離部とから構成し、基部には第1軸受に接して回
転軸の軸方向に指向する内側部と回転軸の径方向
に指向して外側に吸着面を有する電磁透部と内側
部から離間して回転軸の軸方向に指向する外側部
とによつて本体側に開口するコイル収容部を形成
し、コイル収容部に第1クラツチの電磁コイルを
収容して設け、第2段部と連結部と接離部とによ
り本体側に開口する第2クラツチ収容部を形成
し、第2クラツチ収容部には第2クラツチのクラ
ツチウエイトを収容して設け、第1段部よりも本
体側の外側部には第2軸受を介して前記第1プー
リの第1支持部を設け、第1プーリの第1ベルト
巻掛部を接離部よりも小径に形成し、第1プーリ
の接続部をクラツチウエイトに固着して設け、外
側部と第1段部と第2段部とによつて回転軸の端
側に開口する第3クラツチ収容部を形成し、第3
クラツチ収容部には外側部に嵌装させて第3クラ
ツチと第3軸受とを順次に設け、第3クラツチと
第3軸受とには前記第2プーリの第2支持部を嵌
装して設け、第2プーリの側壁を連結部に沿つて
回転軸の径方向に指向させて配設し、第2プーリ
の第2ベルト巻掛部を接離部の外周面外方に配設
し、ハブのハブ環部にフオルーダプレートの内側
を固設し、フオールダプレートの外側には第1ク
ラツチのドリブンプレートを固設し、ドリブンプ
レートには吸着面に接離される当接面を形成し、
ドリブンプレートを電磁透部と第2プーリの側壁
とによつて外方に配設したことにより、コンプレ
ツサを機関回転数に対応して2速に自動的に切換
駆動制御することにより、機関回転数が設定値未
満において冷房能力を大とするとともに、機関回
転数が設定値以上においては騒音を低減し、また
過冷房状態を防止して消費動力の低減を図るとと
もに燃費を改善し、しかも使用寿命を長くし得
る。
また、この考案の構成によれば、構成を簡単に
して部品点数を低減し、軽量で、さらに、保守点
検を容易にするとともに、コストを低廉とし得
る。
更に、第2クラツチが第2プーリよりも本体側
でクラツチ伝達部材の第2クラツチ収容部に設け
られ、これにより、クラツチ伝達部材には、一面
側から第2クラツチと第1プーリとを順次に装着
するとともに他面側から第3クラツチと第2プー
リとを順次に装着させることができ、組立てが容
易であるとともに、第2プーリの径方向に第2ク
ラツチと第3クラツチとを重ねるように設けるこ
とができ、コンパクト化を図り得る。
更にまた、大径の第2プーリを小径の第1プー
リよりも回転軸の端側に位置させることができる
ので、小径の第1プーリの保護を効果的に果し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの考案の実施例を示し、第1図
はコンプレツサの駆動装置の断面図、第2図はコ
ンプレツサの駆動装置の半断面図、第3図はクラ
ツチ伝達部材の断面図、第4図は第2クラツチの
概略構成図、第5図は機関回転数とコンプレツサ
回転数との関係図である。 図において、2はコンプレツサ、4は本体、6
は回転軸、8は第1プーリ、10は第2プーリ、
22はクラツチ伝達部材、24は基部、28は第
1クラツチ、40は連結部、42は接離部、44
aは第1段部、44bは第2段部、52は第2ク
ラツチ、54はクラツチフエーシング、56はク
ラツチウエイト、そして68は第3クラツチであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサの本体の回転軸に設けられた異な
    る径の第1プーリと第2プーリとを切換回転させ
    て前記コンプレツサを自動的に2速に切換駆動制
    御するコンプレツサの駆動装置において、前記回
    転軸の突出端部にハブのハブ固定部を固設し、こ
    のハブ固定部の端面よりも前記本体側の前記回転
    軸にシール材を嵌装して設け、このシール材には
    前記ハブ固定部から離間して前記回転軸の軸方向
    に指向する保持部材を設け、この保持部材には第
    1軸受を介してクラツチ伝達部材を設け、このク
    ラツチ伝達部材を基部とこの基部の略中央部位に
    連設されて前記回転軸の径方向に指向する第1段
    部とこの第1段部に連設されて前記本体から離間
    すべく前記回転軸の軸方向に指向する第2段部と
    この第2段部に連設されて前記回転軸の径方向に
    指向する連結部とこの連結部に連設されて前記回
    転軸の軸方向で且つ前記本体側に指向する接離部
    とから構成し、前記基部には前記第1軸受に接し
    て前記回転軸の軸方向に指向する内側部と前記回
    転軸の径方向に指向して外側に吸着面を有する電
    磁透部と前記内側部から離間して前記回転軸の軸
    方向に指向する外側部とによつて前記本体側に開
    口するコイル収容部を形成し、このコイル収容部
    に第1クラツチの電磁コイルを収容して設け、前
    記第2段部と前記連結部と前記接離部とにより前
    記本体側に開口する第2クラツチ収容部を形成
    し、この第2クラツチ収容部には第2クラツチの
    クラツチウエイトを収容して設け、前記第1段部
    よりも前記本体側の前記外側部には第2軸受を介
    して前記第1プーリの第1支持部を設け、前記第
    1プーリの第1ベルト巻掛部を前記接離部よりも
    小径に形成し、前記第1プーリの接続部を前記ク
    ラツチウエイトに固着して設け、前記外側部と前
    記第1段部と前記第2段部とによつて前記回転軸
    の端側に開口する第3クラツチ収容部を形成し、
    この第3クラツチ収容部には前記外側部に嵌装さ
    せて第3クラツチと第3軸受とを順次に設け、こ
    の第3クラツチと第3軸受とには前記第2プーリ
    の第2支持部を嵌装して設け、前記第2プーリの
    側壁を前記連結部に沿つて前記回転軸の径方向に
    指向させて配設し、前記第2プーリの第2ベルト
    巻掛部を前記接離部の外周面外方に配設し、前記
    ハブのハブ環部にフオルーダプレートの内側を固
    設し、このフオールダプレートの外側には前記第
    1クラツチのドリブンプレートを固設し、このド
    リブンプレートには前記吸着面に接離される当接
    面を形成し、前記ドリブンプレートを前記電磁透
    部と前記第2プーリの側壁とによつて外方に形成
    された端側空間に配設したことを特徴とするコン
    プレツサの駆動装置。
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