JPH0533753A - 自動二輪車における点火装置の取付構造 - Google Patents
自動二輪車における点火装置の取付構造Info
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- JPH0533753A JPH0533753A JP19008791A JP19008791A JPH0533753A JP H0533753 A JPH0533753 A JP H0533753A JP 19008791 A JP19008791 A JP 19008791A JP 19008791 A JP19008791 A JP 19008791A JP H0533753 A JPH0533753 A JP H0533753A
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- Japan
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- engine
- ignition
- plug
- plug cap
- shroud
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】イグニッションコイル一体型プラグキャップを
確実に支持させることができると共に、点火プラグの交
換を容易に行う。 【構成】エンジン11のクランクシャフト16に取付け
られる冷却用ファン18と、エンジン11の周囲を覆う
ように固定されるシュラウド9a、9bと、シュラウド
9a、9bに形成される吸気口10、排気口20及び点
火プラグ挿入孔21と、エンジンと一体に形成され排気
口20から外部に延びる取付ステー22と、取付ステー
22に取付けられるイグニッションコイル一体型プラグ
キャップ25とを備える。
確実に支持させることができると共に、点火プラグの交
換を容易に行う。 【構成】エンジン11のクランクシャフト16に取付け
られる冷却用ファン18と、エンジン11の周囲を覆う
ように固定されるシュラウド9a、9bと、シュラウド
9a、9bに形成される吸気口10、排気口20及び点
火プラグ挿入孔21と、エンジンと一体に形成され排気
口20から外部に延びる取付ステー22と、取付ステー
22に取付けられるイグニッションコイル一体型プラグ
キャップ25とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車において、
イグニッションコイル一体型プラグキャップを備える点
火装置の取付構造に関する。
イグニッションコイル一体型プラグキャップを備える点
火装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】イグニッションコイルとプラグキャップ
とを一体に形成しハイテンションコードを不要とした点
火装置は従来周知である。例えば、特開昭62-51760号公
報においては、ケース内にイグニッションコイルとプラ
グキャップとを一体に形成したイグニッションコイル一
体型プラグキャップをエンジンの点火プラグに冠着し、
該ケースをエンジンのシリンダヘッドを覆うシュラウド
に直接又は弾性部材を介して支持固定させている。
とを一体に形成しハイテンションコードを不要とした点
火装置は従来周知である。例えば、特開昭62-51760号公
報においては、ケース内にイグニッションコイルとプラ
グキャップとを一体に形成したイグニッションコイル一
体型プラグキャップをエンジンの点火プラグに冠着し、
該ケースをエンジンのシリンダヘッドを覆うシュラウド
に直接又は弾性部材を介して支持固定させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、エンジンのシリ
ンダヘッドを覆うシュラウドは、軽量化及び騒音対策
上、樹脂性とし、また、騒音対策上前記イグニッション
コイル一体型プラグキャップをシュラウドに直接取付け
る方式ではなく、ゴム等の弾性部材を介して浮かしなが
ら支持する方式を採用することが多い。しかしながら、
エンジン周りは特に振動が大きいため、シュラウドの点
火プラグ周辺部の剛性を高くし、確実にボルト等で固定
しなければプラグキャップが外れてしまうという問題を
有し、また、近年は、車両の多機能化によりエンジン周
りのスペースが狭くなってきており、特にシュラウドの
ヘッド面は、整備上ドライバーやレンチ等の工具が挿入
しにくく、プラグキャップのボルトによる固定は極めて
困難であるという問題を有している。これを解決するた
めに、イグニッションコイル一体型プラグキャップにス
テーを設け、これを延長してエンジン側面等、工具の使
用しやすい箇所に取付部を設けることも考えられるが、
エンジンの振動が大きいため、かなりの剛性の高いステ
ーが必要となる。以上のように、シュラウドにイグニッ
ションコイル一体型プラグキャップを固定しようとした
場合、シュラウド及び場合によってはイグニッションコ
イル側にも高い剛性が必要となりコストが増大すること
になる。
ンダヘッドを覆うシュラウドは、軽量化及び騒音対策
上、樹脂性とし、また、騒音対策上前記イグニッション
コイル一体型プラグキャップをシュラウドに直接取付け
る方式ではなく、ゴム等の弾性部材を介して浮かしなが
ら支持する方式を採用することが多い。しかしながら、
エンジン周りは特に振動が大きいため、シュラウドの点
火プラグ周辺部の剛性を高くし、確実にボルト等で固定
しなければプラグキャップが外れてしまうという問題を
有し、また、近年は、車両の多機能化によりエンジン周
りのスペースが狭くなってきており、特にシュラウドの
ヘッド面は、整備上ドライバーやレンチ等の工具が挿入
しにくく、プラグキャップのボルトによる固定は極めて
困難であるという問題を有している。これを解決するた
めに、イグニッションコイル一体型プラグキャップにス
テーを設け、これを延長してエンジン側面等、工具の使
用しやすい箇所に取付部を設けることも考えられるが、
エンジンの振動が大きいため、かなりの剛性の高いステ
ーが必要となる。以上のように、シュラウドにイグニッ
ションコイル一体型プラグキャップを固定しようとした
場合、シュラウド及び場合によってはイグニッションコ
イル側にも高い剛性が必要となりコストが増大すること
になる。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、イグニッションコイル一体型プラグキャップを確実
に支持させることができると共に、点火プラグの交換を
容易に行うことができる自動二輪車における点火装置の
取付構造を提供することを目的とする。
て、イグニッションコイル一体型プラグキャップを確実
に支持させることができると共に、点火プラグの交換を
容易に行うことができる自動二輪車における点火装置の
取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の自動
二輪車における点火装置の取付構造は、エンジン11の
クランクシャフト16に取付けられる冷却用ファン18
と、エンジン11の周囲を覆うように固定されるシュラ
ウド9a、9bと、シュラウド9a、9bに形成される
吸気口10、排気口20及び点火プラグ挿入孔21と、
エンジンと一体に形成され排気口20から外部に延びる
取付ステー22と、取付ステー22に取付けられるイグ
ニッションコイル一体型プラグキャップ25とを備える
ことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、
図面と対比させるものであり、これにより本発明の構成
が何ら限定されるものではない。
二輪車における点火装置の取付構造は、エンジン11の
クランクシャフト16に取付けられる冷却用ファン18
と、エンジン11の周囲を覆うように固定されるシュラ
ウド9a、9bと、シュラウド9a、9bに形成される
吸気口10、排気口20及び点火プラグ挿入孔21と、
エンジンと一体に形成され排気口20から外部に延びる
取付ステー22と、取付ステー22に取付けられるイグ
ニッションコイル一体型プラグキャップ25とを備える
ことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、
図面と対比させるものであり、これにより本発明の構成
が何ら限定されるものではない。
【0006】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
シュラウド9bをエンジン11にかぶせて点火プラグ1
7及び取付ステー22をそれぞれ点火プラグ挿入孔21
及び排気口20から突出させた状態でシュラウド9bを
エンジン11に固定し、次いで、取付ステー22にイグ
ニッションコイル一体型プラグキャップ25を取付け、
プラグキャップ26内に点火プラグ17を挿入する。従
って、重量の大きいイグニッションコイル30は、取付
ステー22を介してエンジン11で支持されるため、振
動を吸収させることができ、プラグキャップ26の外れ
を防止でき、また、点火プラグ17の交換が容易とな
る。
シュラウド9bをエンジン11にかぶせて点火プラグ1
7及び取付ステー22をそれぞれ点火プラグ挿入孔21
及び排気口20から突出させた状態でシュラウド9bを
エンジン11に固定し、次いで、取付ステー22にイグ
ニッションコイル一体型プラグキャップ25を取付け、
プラグキャップ26内に点火プラグ17を挿入する。従
って、重量の大きいイグニッションコイル30は、取付
ステー22を介してエンジン11で支持されるため、振
動を吸収させることができ、プラグキャップ26の外れ
を防止でき、また、点火プラグ17の交換が容易とな
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0008】図4は、本発明が適用される自動二輪車の
側面図を示し、1はヘッドパイプ、2はフロントフォー
ク、3は前輪、5はメインフレーム、6はシート、7は
後輪、8はマフラー、9は本発明に係わるエンジンのシ
リンダヘッドを覆うシュラウドであり、エンジンへの冷
却風を取り入れる吸気口10が形成されている。なお、
本発明は図示のスクータタイプに限定されるものではな
い。
側面図を示し、1はヘッドパイプ、2はフロントフォー
ク、3は前輪、5はメインフレーム、6はシート、7は
後輪、8はマフラー、9は本発明に係わるエンジンのシ
リンダヘッドを覆うシュラウドであり、エンジンへの冷
却風を取り入れる吸気口10が形成されている。なお、
本発明は図示のスクータタイプに限定されるものではな
い。
【0009】図1、図2及び図3は本発明の自動二輪車
における点火装置の取付構造の1実施例を示し、図1は
断面図、図2は図1におけるシュラウド及びケースの斜
視図、図3は図1における構成部品分解斜視図である。
における点火装置の取付構造の1実施例を示し、図1は
断面図、図2は図1におけるシュラウド及びケースの斜
視図、図3は図1における構成部品分解斜視図である。
【0010】図1において、11はエンジン、12はシ
リンダヘッド、13はシリンダブロック、14はピスト
ン、15はコンロッド、16はクランクシャフトを示
し、シリンダヘッド12には点火プラグ17が取付けら
れ、クランクシャフト16には、冷却用ファン18が取
付けられている。エンジン11を覆うシュラウド9は、
二つに分割された分割シュラウド9a、9bからなり、
ゴム等のシール部材19、24を介してエンジン11に
固定される。一方の分割シュラウド9aには冷却用ファ
ン18に対向して吸気口10が形成され、他方の分割シ
ュラウド9bには排気口20及び点火プラグ挿入孔21
が形成され、クランクシャフト16に連動して冷却用フ
ァン18を回転させ、図示矢印の如く通風させてエンジ
ン11を冷却している。シリンダヘッド12には、取付
ステー22が一体に形成され、該取付ステー22は排気
口20から上部に延びている。
リンダヘッド、13はシリンダブロック、14はピスト
ン、15はコンロッド、16はクランクシャフトを示
し、シリンダヘッド12には点火プラグ17が取付けら
れ、クランクシャフト16には、冷却用ファン18が取
付けられている。エンジン11を覆うシュラウド9は、
二つに分割された分割シュラウド9a、9bからなり、
ゴム等のシール部材19、24を介してエンジン11に
固定される。一方の分割シュラウド9aには冷却用ファ
ン18に対向して吸気口10が形成され、他方の分割シ
ュラウド9bには排気口20及び点火プラグ挿入孔21
が形成され、クランクシャフト16に連動して冷却用フ
ァン18を回転させ、図示矢印の如く通風させてエンジ
ン11を冷却している。シリンダヘッド12には、取付
ステー22が一体に形成され、該取付ステー22は排気
口20から上部に延びている。
【0011】図2は、イグニッションコイル一体型プラ
グキャップ25を示し、プラグキャップ26とコイルケ
ース27とが一体に形成されるもので、プラグキャップ
26内には、抵抗体28、スプリングコネクター29が
挿入され取付ビス23により固定され、コイルケース2
7内にはイグニッションコイル30が挿入され、その高
圧側端子31は底部から上部にL字形状に延び抵抗体2
8の頭部と当接するように配置される。イグニッション
コイル30は、鉄心コア32、1次コイル33、2次コ
イル34及び低圧側端子35を有する。コイルケース2
7の側面には、ブラケット37が一体に形成されボルト
38により前記取付ステー22に固定される。
グキャップ25を示し、プラグキャップ26とコイルケ
ース27とが一体に形成されるもので、プラグキャップ
26内には、抵抗体28、スプリングコネクター29が
挿入され取付ビス23により固定され、コイルケース2
7内にはイグニッションコイル30が挿入され、その高
圧側端子31は底部から上部にL字形状に延び抵抗体2
8の頭部と当接するように配置される。イグニッション
コイル30は、鉄心コア32、1次コイル33、2次コ
イル34及び低圧側端子35を有する。コイルケース2
7の側面には、ブラケット37が一体に形成されボルト
38により前記取付ステー22に固定される。
【0012】プラグキャップ26の下部には弾性部材3
6が固定される。弾性部材36は、挿入孔21内に圧入
される舌片36a、分割シュラウド9bに当接される舌
片36b及び点火プラグ17が嵌合される嵌合部36c
を有する。
6が固定される。弾性部材36は、挿入孔21内に圧入
される舌片36a、分割シュラウド9bに当接される舌
片36b及び点火プラグ17が嵌合される嵌合部36c
を有する。
【0013】上記構成からなる本発明の点火装置の取付
方法について説明すると、図3に示すように、先ず、分
割シュラウド9bをエンジン11にかぶせて点火プラグ
17及び取付ステー22をそれぞれ点火プラグ挿入孔2
1及び排気口20から突出させた状態で分割シュラウド
9bをエンジン11に固定する。次いで、取付ステー2
2にイグニッションコイル一体型プラグキャップ25を
取付け、プラグキャップ26内に点火プラグ17を挿入
し、分割シュラウド9aを分割シュラウド9b及びエン
ジン11の側面に固定する。従って、重量の大きいイグ
ニッションコイル30は、取付ステー22を介してエン
ジン11で支持されるため、振動を吸収させることがで
き、プラグキャップ26の外れを防止でき、また、点火
プラグ17の交換が容易となる。
方法について説明すると、図3に示すように、先ず、分
割シュラウド9bをエンジン11にかぶせて点火プラグ
17及び取付ステー22をそれぞれ点火プラグ挿入孔2
1及び排気口20から突出させた状態で分割シュラウド
9bをエンジン11に固定する。次いで、取付ステー2
2にイグニッションコイル一体型プラグキャップ25を
取付け、プラグキャップ26内に点火プラグ17を挿入
し、分割シュラウド9aを分割シュラウド9b及びエン
ジン11の側面に固定する。従って、重量の大きいイグ
ニッションコイル30は、取付ステー22を介してエン
ジン11で支持されるため、振動を吸収させることがで
き、プラグキャップ26の外れを防止でき、また、点火
プラグ17の交換が容易となる。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の属する技術分野における通常の知
識を有する者にとって種々の変更が可能である。例え
ば、上記実施例においてはシュラウドを分割している
が、一体型のシュラウドにおいても同様の作用効果が得
られる。
のではなく、本発明の属する技術分野における通常の知
識を有する者にとって種々の変更が可能である。例え
ば、上記実施例においてはシュラウドを分割している
が、一体型のシュラウドにおいても同様の作用効果が得
られる。
【0015】次に前記したプラグキャップ26のコネク
ター構造について説明する。プラグキャップは、内部に
点火ノイズ防止用の抵抗体が無いものは、構成は簡単で
安価であるが、抵抗体を有するものはコネクター構造の
形状が簡単ではなく加工が複雑で高価である。図5は従
来のプラグキャップの構造を示し、プラグキャップ51
内には、イグニッションコイルと接続される抵抗体52
が設けられ、コネクター53を螺合することにより抵抗
体52に当接させる。コネクター53内には、点火プラ
グ54の頭部を差し込むための差込孔55が形成される
と共に、コネクター53の外周には係止溝56及び係止
溝56と差込孔55を貫通する挿入孔57が形成されて
おり、この挿入孔57内に弾性部材からなる係止ピン5
8を差し込むことにより、点火プラグ54の頭部をコネ
クター53の差込孔55内で固定するように構成してい
る。
ター構造について説明する。プラグキャップは、内部に
点火ノイズ防止用の抵抗体が無いものは、構成は簡単で
安価であるが、抵抗体を有するものはコネクター構造の
形状が簡単ではなく加工が複雑で高価である。図5は従
来のプラグキャップの構造を示し、プラグキャップ51
内には、イグニッションコイルと接続される抵抗体52
が設けられ、コネクター53を螺合することにより抵抗
体52に当接させる。コネクター53内には、点火プラ
グ54の頭部を差し込むための差込孔55が形成される
と共に、コネクター53の外周には係止溝56及び係止
溝56と差込孔55を貫通する挿入孔57が形成されて
おり、この挿入孔57内に弾性部材からなる係止ピン5
8を差し込むことにより、点火プラグ54の頭部をコネ
クター53の差込孔55内で固定するように構成してい
る。
【0016】図6は本発明に係わるプラグキャップの構
造を示し、図1を参照しつつ説明する。図(A)におい
て、プラグキャップ26内には、イグニッションコイル
30と接続される抵抗体28が設けられる。スプリング
コネクター29は、小径のビス係止部29aと、大径の
プラグ係止部29bとを有し、大径のプラグ係止部29
bを点火プラグの頭部に挿通すると共に、取付ビス23
を小径のビス係止部29a内に挿通してプラグキャップ
26に螺合することにより抵抗体28に当接させ、抵抗
体28及び取付ビス23と点火プラグ17の頭部との電
気的接続を行う構成としている。図(B)の例は取付ビ
ス23の形状が相違する例である。上記構成からなるプ
ラグキャップは、構成及び加工が簡単であり、かつ、軸
方向及び径方向の振動に対して強いという利点を有す
る。
造を示し、図1を参照しつつ説明する。図(A)におい
て、プラグキャップ26内には、イグニッションコイル
30と接続される抵抗体28が設けられる。スプリング
コネクター29は、小径のビス係止部29aと、大径の
プラグ係止部29bとを有し、大径のプラグ係止部29
bを点火プラグの頭部に挿通すると共に、取付ビス23
を小径のビス係止部29a内に挿通してプラグキャップ
26に螺合することにより抵抗体28に当接させ、抵抗
体28及び取付ビス23と点火プラグ17の頭部との電
気的接続を行う構成としている。図(B)の例は取付ビ
ス23の形状が相違する例である。上記構成からなるプ
ラグキャップは、構成及び加工が簡単であり、かつ、軸
方向及び径方向の振動に対して強いという利点を有す
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、重
量の大きいイグニッションコイルを取付ステーを介して
エンジンで支持するため、振動を吸収させることができ
プラグキャップの外れを防止でき、また、点火プラグの
交換が容易にできる。さらに、取付ステーが排気口から
外部に延びているため、取付ステーがエンジンの冷却風
により冷却され、イグニッションコイルを冷却すること
ができる。
量の大きいイグニッションコイルを取付ステーを介して
エンジンで支持するため、振動を吸収させることができ
プラグキャップの外れを防止でき、また、点火プラグの
交換が容易にできる。さらに、取付ステーが排気口から
外部に延びているため、取付ステーがエンジンの冷却風
により冷却され、イグニッションコイルを冷却すること
ができる。
【図1】本発明の自動二輪車における点火装置の取付構
造の1実施例を示す断面図
造の1実施例を示す断面図
【図2】図1におけるシュラウド及びケースの斜視図
【図3】図1における構成部品分解斜視図
【図4】本発明が適用される自動二輪車の側面図
【図5】従来のプラグキャップを示し、図(A)は断面
図、図(B)は図(A)のB−B線に沿って矢印方向か
ら見た断面図
図、図(B)は図(A)のB−B線に沿って矢印方向か
ら見た断面図
【図6】本発明に係わるプラグキャップを示す断面図
9…シュラウド、9a、9b…分割シュラウド、10…
吸気口 11…エンジン、16…クランクシャフ、17…点火プ
ラグ 18…冷却用ファン、20…排気口、21…点火プラグ
挿入孔 22…取付ステー、25…イグニッションコイル一体型
プラグキャップ 26…プラグキャップ、27…コイルケース、30…イ
グニッションコイル
吸気口 11…エンジン、16…クランクシャフ、17…点火プ
ラグ 18…冷却用ファン、20…排気口、21…点火プラグ
挿入孔 22…取付ステー、25…イグニッションコイル一体型
プラグキャップ 26…プラグキャップ、27…コイルケース、30…イ
グニッションコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝枝 史郎 静岡県周智郡森町森1450−6 森山工業株 式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】エンジンのクランクシャフトに取付けられ
る冷却用ファンと、エンジンの周囲を覆うように固定さ
れるシュラウドと、該シュラウドに形成される吸気口、
排気口及び点火プラグ挿入孔と、エンジンと一体に形成
され前記排気口から外部に延びる取付ステーと、該取付
ステーに取付けられるイグニッションコイル一体型プラ
グキャップとを備えることを特徴とする自動二輪車にお
ける点火装置の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3190087A JP2942391B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 自動二輪車における点火装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3190087A JP2942391B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 自動二輪車における点火装置の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533753A true JPH0533753A (ja) | 1993-02-09 |
JP2942391B2 JP2942391B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16252154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3190087A Expired - Fee Related JP2942391B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 自動二輪車における点火装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942391B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013068141A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Hitachi Koki Co Ltd | エンジン及びエンジン作業機 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3190087A patent/JP2942391B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013068141A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Hitachi Koki Co Ltd | エンジン及びエンジン作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2942391B2 (ja) | 1999-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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