JPH05337533A - レーイングヘッドの尾端位置制御装置 - Google Patents
レーイングヘッドの尾端位置制御装置Info
- Publication number
- JPH05337533A JPH05337533A JP14958892A JP14958892A JPH05337533A JP H05337533 A JPH05337533 A JP H05337533A JP 14958892 A JP14958892 A JP 14958892A JP 14958892 A JP14958892 A JP 14958892A JP H05337533 A JPH05337533 A JP H05337533A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laying head
- wire rod
- tail end
- angle
- inclination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C47/00—Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
- B21C47/02—Winding-up or coiling
- B21C47/10—Winding-up or coiling by means of a moving guide
- B21C47/14—Winding-up or coiling by means of a moving guide by means of a rotating guide, e.g. laying the material around a stationary reel or drum
- B21C47/146—Controlling or influencing the laying pattern of the coils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、レーイングヘッドの傾き角を制御す
ることにより線材のリング形状を悪化させることのない
尾端位置制御装置を提供することにある。 【構成】本発明は、圧延後の線材をリング状に形成する
線材圧延設備のレーイングヘッドにおいて、レーイング
ヘッド傾き角検出器とレーイングヘッド傾き角駆動装置
とにより前記線材の尾端位置を演算・制御する位置制御
器を設け、この位置制御器によりレーイングヘッドの傾
き角を所定位置にし、線材の尾端落下位置を一定の位置
にするので、線材リングの形状を悪化させることはな
い。
ることにより線材のリング形状を悪化させることのない
尾端位置制御装置を提供することにある。 【構成】本発明は、圧延後の線材をリング状に形成する
線材圧延設備のレーイングヘッドにおいて、レーイング
ヘッド傾き角検出器とレーイングヘッド傾き角駆動装置
とにより前記線材の尾端位置を演算・制御する位置制御
器を設け、この位置制御器によりレーイングヘッドの傾
き角を所定位置にし、線材の尾端落下位置を一定の位置
にするので、線材リングの形状を悪化させることはな
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧延後の線材がレーイン
グヘッドより吐出される線材のリング形状を悪化させな
いようにしたレーイングヘッドの尾端位置制御装置に関
する。
グヘッドより吐出される線材のリング形状を悪化させな
いようにしたレーイングヘッドの尾端位置制御装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】鉄鋼の線材圧延設備では、圧延後の線材
はレーイングヘッドによりリング状にされコンベア上に
吐出した後、コンンベア上を冷却しながら搬送される。
このようにコンベア上を搬送中の引掛り防止対策として
レーイングヘッドを加減速させて線材の先端、尾端をコ
ンベア上の定位置に落下させる先端、尾端位置制御が行
われている。
はレーイングヘッドによりリング状にされコンベア上に
吐出した後、コンンベア上を冷却しながら搬送される。
このようにコンベア上を搬送中の引掛り防止対策として
レーイングヘッドを加減速させて線材の先端、尾端をコ
ンベア上の定位置に落下させる先端、尾端位置制御が行
われている。
【０００３】ところが、尾端位置制御ではレーイングヘ
ッド内に線材があり、レーイングヘッドを加減速する
と、線材のリングの変形およびリング径が変化すること
により線材のリング形状に悪影響があり、線材サイズ５
ｍｍ以下では実用化されなかった。
ッド内に線材があり、レーイングヘッドを加減速する
と、線材のリングの変形およびリング径が変化すること
により線材のリング形状に悪影響があり、線材サイズ５
ｍｍ以下では実用化されなかった。
【０００４】従来の尾端位置制御の一例を図２を参照し
て説明する。図２において、線材は仕上圧延機７、レー
イングピンチロール８およびレーイングヘッド９を通り
リング状となり、搬送コンベア１０上に落下し、搬送さ
れる。このとき、線材検出器１１とパルス発信器１２に
より圧延機の線材尾端位置とレーイングヘッド吐出口の
間の距離ｌ1 を求め、線材尾端の吐出予想位置を演算回
路（ＣＡＬ）１３により演算する。これにより吐出目標
位置と予想位置を比較回路（ＣＭＰ）１４により比較
し、補正出力をレーイングヘッド速度制御回路（Ｓ．
Ｃ）１５へ出力する。レーイングヘッドはこれによりモ
ータ１６の回転速度を加減速して吐出位置を定位置にす
るよう制御する。
て説明する。図２において、線材は仕上圧延機７、レー
イングピンチロール８およびレーイングヘッド９を通り
リング状となり、搬送コンベア１０上に落下し、搬送さ
れる。このとき、線材検出器１１とパルス発信器１２に
より圧延機の線材尾端位置とレーイングヘッド吐出口の
間の距離ｌ1 を求め、線材尾端の吐出予想位置を演算回
路（ＣＡＬ）１３により演算する。これにより吐出目標
位置と予想位置を比較回路（ＣＭＰ）１４により比較
し、補正出力をレーイングヘッド速度制御回路（Ｓ．
Ｃ）１５へ出力する。レーイングヘッドはこれによりモ
ータ１６の回転速度を加減速して吐出位置を定位置にす
るよう制御する。
【０００５】しかしながら、このような従来の尾端位置
制御装置では、レーイングヘッドの加減速によりレーイ
ングヘッドより吐出される線材のリングの変形およびリ
ング径が変化して線材リングの形状が悪化するという欠
点があった。
制御装置では、レーイングヘッドの加減速によりレーイ
ングヘッドより吐出される線材のリングの変形およびリ
ング径が変化して線材リングの形状が悪化するという欠
点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述のように尾端位置
制御としてレーイングヘッドを加減速すると、線材リン
グの形状不良となるので、このような制御装置は実用上
使用されない。このため従来は専ら人的作業によりコン
ベア上の線材の尾端を修正する方法がとられている。
制御としてレーイングヘッドを加減速すると、線材リン
グの形状不良となるので、このような制御装置は実用上
使用されない。このため従来は専ら人的作業によりコン
ベア上の線材の尾端を修正する方法がとられている。
【０００７】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は従来の如きレーイングヘッドを加減速す
るのではなく、レーイングヘッドの傾き角を制御するこ
とにより線材のリング形状を悪化させることのない尾端
位置制御装置を提供することにある。
で、その目的は従来の如きレーイングヘッドを加減速す
るのではなく、レーイングヘッドの傾き角を制御するこ
とにより線材のリング形状を悪化させることのない尾端
位置制御装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧延後の線材をリング状に形成する線材
圧延設備のレーイングヘッドにおいて、レーイングヘッ
ド傾き角検出器と、レーイングヘッド傾き角駆動装置
と、前記レーイングヘッド傾き角検出器と前記レーイン
グヘッド傾き角駆動装置とにより前記線材の尾端位置を
演算・制御する位置制御器とを設けたことを特徴とす
る。
に、本発明は、圧延後の線材をリング状に形成する線材
圧延設備のレーイングヘッドにおいて、レーイングヘッ
ド傾き角検出器と、レーイングヘッド傾き角駆動装置
と、前記レーイングヘッド傾き角検出器と前記レーイン
グヘッド傾き角駆動装置とにより前記線材の尾端位置を
演算・制御する位置制御器とを設けたことを特徴とす
る。
【０００９】
【作用】本発明によると、線材尾端位置とレーイングヘ
ッド吐出口との間の距離により演算した吐出位置補正信
号を位置制御器に出力すると共に、この位置制御器は傾
き角駆動装置および傾き角検出器により傾き角を所定位
置にし、線材の尾端落下位置を一定の位置にする。
ッド吐出口との間の距離により演算した吐出位置補正信
号を位置制御器に出力すると共に、この位置制御器は傾
き角駆動装置および傾き角検出器により傾き角を所定位
置にし、線材の尾端落下位置を一定の位置にする。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
１は本発明の一実施例の系統構成図であり、既に説明し
た図２の系統構成図と比べて相違する点は、関数発生器
（Ｆ，Ｇ）１、パルス発信器（Ｐ，Ｇ）２、傾き角検出
器（ＤＥＴ）３、位置制御器（ＡＰＣ）４、速度制御回
路（Ｓ，Ｃ）５および駆動電動機（Ｍ）６が追加されて
いる点のみであり、その他の構成は同一であるので、同
一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
１は本発明の一実施例の系統構成図であり、既に説明し
た図２の系統構成図と比べて相違する点は、関数発生器
（Ｆ，Ｇ）１、パルス発信器（Ｐ，Ｇ）２、傾き角検出
器（ＤＥＴ）３、位置制御器（ＡＰＣ）４、速度制御回
路（Ｓ，Ｃ）５および駆動電動機（Ｍ）６が追加されて
いる点のみであり、その他の構成は同一であるので、同
一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【００１１】次に、本実施例の作用について説明する。
線材検出器１１がＯＦＦして尾端位置制御が開始される
と、尾端位置よりレーイングヘッド吐出予想位置を予想
位置演算回路１３により求める。これにより目標位置と
予想位置の差を検出し、関数発生器１を介して傾き角θ
c を求める。
線材検出器１１がＯＦＦして尾端位置制御が開始される
と、尾端位置よりレーイングヘッド吐出予想位置を予想
位置演算回路１３により求める。これにより目標位置と
予想位置の差を検出し、関数発生器１を介して傾き角θ
c を求める。
【００１２】傾き角θc を求める関数発生器１は、レー
イングヘッドの回転速度ｖL 、レーイングヘッドとコン
ベア間の高さｈL により決まる。すなわち、傾き角を上
向きにすれば、レーイングヘッドからコンベア上までの
高さが長くなり、尾端の落下位置はレーイングヘッドの
回転方向に進む。また傾き角を下向きにすれば、前とは
逆となり、尾端の落下位置は遅れとなる。
イングヘッドの回転速度ｖL 、レーイングヘッドとコン
ベア間の高さｈL により決まる。すなわち、傾き角を上
向きにすれば、レーイングヘッドからコンベア上までの
高さが長くなり、尾端の落下位置はレーイングヘッドの
回転方向に進む。また傾き角を下向きにすれば、前とは
逆となり、尾端の落下位置は遅れとなる。
【００１３】この関数発生器１の出力により位置制御器
４は、傾き角駆動装置（速度制御回路５と駆動電動機
６）および傾き角検出器（パルス発信器２と傾き角検出
器３）を用いて傾き角を設定することにより、尾端落下
位置を制御する。なお、レーイングヘッド傾き角は圧延
中一定角度に固定されている。
４は、傾き角駆動装置（速度制御回路５と駆動電動機
６）および傾き角検出器（パルス発信器２と傾き角検出
器３）を用いて傾き角を設定することにより、尾端落下
位置を制御する。なお、レーイングヘッド傾き角は圧延
中一定角度に固定されている。
【００１４】上述したように、本発明はレーイングヘッ
ドの線材が吐出口からコンベア上に落下する間も回転し
ながら落下していることに着目し、吐出口とコンベアと
の間の長さ、すなわちレーイングヘッドの傾き角を変化
させて尾端位置制御を行なっているので、コンベア上の
線材の引掛りを防ぐことにより線材リングの形状に悪影
響を与えない。
ドの線材が吐出口からコンベア上に落下する間も回転し
ながら落下していることに着目し、吐出口とコンベアと
の間の長さ、すなわちレーイングヘッドの傾き角を変化
させて尾端位置制御を行なっているので、コンベア上の
線材の引掛りを防ぐことにより線材リングの形状に悪影
響を与えない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーイングヘッドの傾き角の制御により尾端位置を制御
しているので、線材リングの形状を悪化させることな
く、また人的方法による尾端位置の修正作業をなくすこ
とができるという、優れた効果を奏する。
レーイングヘッドの傾き角の制御により尾端位置を制御
しているので、線材リングの形状を悪化させることな
く、また人的方法による尾端位置の修正作業をなくすこ
とができるという、優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例の系統構成図。
【図２】従来の尾端位置制御の一例を示す系統構成図。
１…関数発生器、２…パルス発信器、３…傾き角検出
器、４…位置制御器、５…速度制御回路、６…駆動電動
機（傾き角）、７…仕上圧延器、８…レーイングピンチ
ロール、９…レーイングヘッド、１０…搬送コンベア、
１１…線材検出器、１２…パルス発信器、１３…予想位
置演算回路、１４…補償出力回路、１５…速度制御回
路、１６…駆動電動機（回転）。
器、４…位置制御器、５…速度制御回路、６…駆動電動
機（傾き角）、７…仕上圧延器、８…レーイングピンチ
ロール、９…レーイングヘッド、１０…搬送コンベア、
１１…線材検出器、１２…パルス発信器、１３…予想位
置演算回路、１４…補償出力回路、１５…速度制御回
路、１６…駆動電動機（回転）。
Claims (1)
- 【請求項１】 圧延後の線材をリング状に形成する線材
圧延設備のレーイングヘッドにおいて、レーイングヘッ
ド傾き角検出器と、レーイングヘッド傾き角駆動装置
と、前記レーイングヘッド傾き角検出器と前記レーイン
グヘッド傾き角駆動装置とにより前記線材の尾端位置を
演算・制御する位置制御器とを設けたことを特徴とする
レーイングヘッドの尾端位置制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14958892A JPH05337533A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | レーイングヘッドの尾端位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14958892A JPH05337533A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | レーイングヘッドの尾端位置制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337533A true JPH05337533A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15478490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14958892A Pending JPH05337533A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | レーイングヘッドの尾端位置制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337533A (ja) |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14958892A patent/JPH05337533A/ja active Pending
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