JPH05337397A - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器Info
- Publication number
- JPH05337397A JPH05337397A JP17025092A JP17025092A JPH05337397A JP H05337397 A JPH05337397 A JP H05337397A JP 17025092 A JP17025092 A JP 17025092A JP 17025092 A JP17025092 A JP 17025092A JP H05337397 A JPH05337397 A JP H05337397A
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- discharge
- blower
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- discharge electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出電極を不要として構造の簡易化とコンパ
クト化を実現するとともに、汚染粒子の捕集効率を向上
せしめる。 【構成】 送風ブロア1を設けた送風流路2内にコロナ
放電を生じる放電電極3を設け、その下流位置に、放電
電極3通過時に帯電した空気中の汚染粒子を捕集する捕
集フィルタ5を設ける。制御装置4は放電電極3の放電
電流を検出してそのレベルに応じて上記送風ブロア1の
回転を制御する。放電電極3の放電電流は、汚染粒子が
増加するに従って小さくなる。放電電流を検出すれば汚
染粒子の濃度が推定でき、検出電極を別途設ける必要が
ないから設置スペースが削減でき、組付けの手間も要し
ない。放電電流のレベルに応じて送風ブロア1を回転せ
しめるから、無駄な回転を避けて騒音の低下とバッテリ
負担の軽減が実現される。
クト化を実現するとともに、汚染粒子の捕集効率を向上
せしめる。 【構成】 送風ブロア1を設けた送風流路2内にコロナ
放電を生じる放電電極3を設け、その下流位置に、放電
電極3通過時に帯電した空気中の汚染粒子を捕集する捕
集フィルタ5を設ける。制御装置4は放電電極3の放電
電流を検出してそのレベルに応じて上記送風ブロア1の
回転を制御する。放電電極3の放電電流は、汚染粒子が
増加するに従って小さくなる。放電電流を検出すれば汚
染粒子の濃度が推定でき、検出電極を別途設ける必要が
ないから設置スペースが削減でき、組付けの手間も要し
ない。放電電流のレベルに応じて送風ブロア1を回転せ
しめるから、無駄な回転を避けて騒音の低下とバッテリ
負担の軽減が実現される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気清浄器に関し、特に
空気の汚染度を検出して適切な作動をなす空気清浄器に
関する。
空気の汚染度を検出して適切な作動をなす空気清浄器に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄器として、例えば特開
昭61−64528号公報に示されたものがあり、これ
は発光素子より発して空気中の汚染粒子により散乱され
た光を、受光素子で検出することにより空気の汚染度を
知り、捕集フィルタを設けた空気流路の送風ブロアの回
転を制御するものである。これによれば、無駄な送風ブ
ロアの運転を避けて、騒音の発生やバッテリの負担を軽
減することができる。
昭61−64528号公報に示されたものがあり、これ
は発光素子より発して空気中の汚染粒子により散乱され
た光を、受光素子で検出することにより空気の汚染度を
知り、捕集フィルタを設けた空気流路の送風ブロアの回
転を制御するものである。これによれば、無駄な送風ブ
ロアの運転を避けて、騒音の発生やバッテリの負担を軽
減することができる。
【0003】一方、捕集フィルタによる汚染粒子の除去
に代えて、コロナ放電を生じる電極間に汚染空気を流通
せしめてこれを帯電せしめ、下流の捕集電極で効率的に
捕集するものが知られており(特開昭56−91859
号公報)、この装置では汚染粒子の付着による検出精度
低下を防止するために、上記受発光素子に代えて汚染粒
子検出用の電極を別に設けている。
に代えて、コロナ放電を生じる電極間に汚染空気を流通
せしめてこれを帯電せしめ、下流の捕集電極で効率的に
捕集するものが知られており(特開昭56−91859
号公報)、この装置では汚染粒子の付着による検出精度
低下を防止するために、上記受発光素子に代えて汚染粒
子検出用の電極を別に設けている。
【0004】なお、検出電極の構造としては、上記公報
以外に、特開昭54−151090号公報、特開昭56
−91859号公報が知られている。
以外に、特開昭54−151090号公報、特開昭56
−91859号公報が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、空気の汚染度を検出するための検出電極
を別に設ける必要があるため、設置場所の確保や組付け
の手間等が問題となり、また、放電電極と検出電極間で
もコロナ放電を生じるため粒子の帯電効率が低下すると
いう問題がある。
来の装置では、空気の汚染度を検出するための検出電極
を別に設ける必要があるため、設置場所の確保や組付け
の手間等が問題となり、また、放電電極と検出電極間で
もコロナ放電を生じるため粒子の帯電効率が低下すると
いう問題がある。
【0006】本発明はかかる課題を解決するもので、検
出電極を不要として構造の簡易化とコンパクト化を実現
するとともに、汚染粒子の捕集効率を向上せしめた空気
清浄器を提供することを目的とする。
出電極を不要として構造の簡易化とコンパクト化を実現
するとともに、汚染粒子の捕集効率を向上せしめた空気
清浄器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、送風ブロア1を設けて一端開口2aより吸入した空
気を他端開口2bより送出する送風流路2内にコロナ放
電を生じる放電電極3を設けるとともに、該放電電極3
の放電電流を検出してそのレベルに応じて上記送風ブロ
ア1の回転を制御する制御装置4を設け、かつ上記放電
電極3の下流位置に、放電電極3通過時に帯電した空気
中の汚染粒子を捕集する部材5を設けたものである。
と、送風ブロア1を設けて一端開口2aより吸入した空
気を他端開口2bより送出する送風流路2内にコロナ放
電を生じる放電電極3を設けるとともに、該放電電極3
の放電電流を検出してそのレベルに応じて上記送風ブロ
ア1の回転を制御する制御装置4を設け、かつ上記放電
電極3の下流位置に、放電電極3通過時に帯電した空気
中の汚染粒子を捕集する部材5を設けたものである。
【0008】また、上記放電電極3を、対向する一対の
電極31,32により構成し、一方の電極31を送風流
路2の流れに沿った平板状に成形するとともに、他方の
電極32を上記一方の電極31の板面に多数の点状、な
いし線状に対向する形状に成形してある。
電極31,32により構成し、一方の電極31を送風流
路2の流れに沿った平板状に成形するとともに、他方の
電極32を上記一方の電極31の板面に多数の点状、な
いし線状に対向する形状に成形してある。
【0009】
【作用】放電電極3の放電電流は、汚染粒子が増加する
に従って小さくなる。したがって、放電電流を検出すれ
ば汚染粒子の濃度が推定でき、検出電極を別途設ける必
要がないから、設置スペースが削減でき、組付けの手間
も要しない。
に従って小さくなる。したがって、放電電流を検出すれ
ば汚染粒子の濃度が推定でき、検出電極を別途設ける必
要がないから、設置スペースが削減でき、組付けの手間
も要しない。
【0010】そして、上記放電電流のレベルに応じて送
風ブロア1を回転せしめれば、無駄な回転を避けて騒音
の低下とバッテリ負担の軽減が実現される。
風ブロア1を回転せしめれば、無駄な回転を避けて騒音
の低下とバッテリ負担の軽減が実現される。
【0011】また、放電電極3を上記構成としたことに
より安定な放電が実現され、空気汚染度が良好に検出可
能となるとともに、汚染粒子を効率的に帯電せしめて捕
集部材5による確実な捕集除去が実現される。
より安定な放電が実現され、空気汚染度が良好に検出可
能となるとともに、汚染粒子を効率的に帯電せしめて捕
集部材5による確実な捕集除去が実現される。
【0012】
【実施例1】図1において、空気清浄器のハウジング2
は長手方向の両端で開口する空気流路を構成し、一端開
口2aに面するハウジング2内には送風ブロア1が設置
されて、上記開口2aより空気を吸入して空気流路の下
流方向へ送出する。空気流路には途中詳細を後述する放
電電極(アイオナイザ)3が設けられ、その下流の他端
開口2bには帯電繊維よりなる捕集フィルタ5が設けて
ある。
は長手方向の両端で開口する空気流路を構成し、一端開
口2aに面するハウジング2内には送風ブロア1が設置
されて、上記開口2aより空気を吸入して空気流路の下
流方向へ送出する。空気流路には途中詳細を後述する放
電電極(アイオナイザ)3が設けられ、その下流の他端
開口2bには帯電繊維よりなる捕集フィルタ5が設けて
ある。
【0013】アイオナイザ3は対向する一対の電極3
1,32よりなり、一方の電極31は制御装置4に接続
され、他方の電極32は高圧電源6に接続されている。
上記送風ブロア1は制御装置4により後述のように回転
が制御される。
1,32よりなり、一方の電極31は制御装置4に接続
され、他方の電極32は高圧電源6に接続されている。
上記送風ブロア1は制御装置4により後述のように回転
が制御される。
【0014】アイオナイザ3は絶縁樹脂よりなる矩形の
枠ケース33を有し(図2)、該枠ケース33に保持さ
れて下流側に電極31が、上流側に電極32が位置して
いる。電極31は導電金属製で、空気が流通する多数の
四角空間を形成した格子体であり、一方、電極32は帯
状の導電金属板を屈曲せしめて形成され、その側縁に多
数形成した三角突起321の先端を上記電極31の各格
子空間の中心に位置せしめるとともに、図3に示すよう
に、三角突起321の先端は電極31の格子端面を結ぶ
線上に点状に位置して格子壁面との平行部を極小として
ある。
枠ケース33を有し(図2)、該枠ケース33に保持さ
れて下流側に電極31が、上流側に電極32が位置して
いる。電極31は導電金属製で、空気が流通する多数の
四角空間を形成した格子体であり、一方、電極32は帯
状の導電金属板を屈曲せしめて形成され、その側縁に多
数形成した三角突起321の先端を上記電極31の各格
子空間の中心に位置せしめるとともに、図3に示すよう
に、三角突起321の先端は電極31の格子端面を結ぶ
線上に点状に位置して格子壁面との平行部を極小として
ある。
【0015】しかして、電極31,32間に高電圧を印
加すると、図3の破線で示す如く、中心にある三角突起
321の先端と周囲の電極31の格子壁面との間に強力
な電界が発生してコロナ放電を生じ、格子空間内を通過
する空気は全てコロナ放電部を通過する。また、上記電
界の分布は、電極31,32に平行部がないことにより
著しく不均一なものとなり、この結果、電極31,32
間に生じるコロナ放電は極めて安定したものとなる。
加すると、図3の破線で示す如く、中心にある三角突起
321の先端と周囲の電極31の格子壁面との間に強力
な電界が発生してコロナ放電を生じ、格子空間内を通過
する空気は全てコロナ放電部を通過する。また、上記電
界の分布は、電極31,32に平行部がないことにより
著しく不均一なものとなり、この結果、電極31,32
間に生じるコロナ放電は極めて安定したものとなる。
【0016】空気中の汚染粒子はコロナ放電中を通過す
る間に帯電してマイナスイオンを持ち去るため、放電電
流値は図4の線xで示す如く、汚染粒子たるタバコ煙の
濃度が増大するにつれて小さくなる。なお、線Aはタバ
コ煙がない場合の放電電流値である。
る間に帯電してマイナスイオンを持ち去るため、放電電
流値は図4の線xで示す如く、汚染粒子たるタバコ煙の
濃度が増大するにつれて小さくなる。なお、線Aはタバ
コ煙がない場合の放電電流値である。
【0017】この放電電流の安定度を見ると、アイオナ
イザ3を上記構造としたことにより、図5(1)に示す
如く、図5(2)の従来構造に比して充分安定したもの
となっている。
イザ3を上記構造としたことにより、図5(1)に示す
如く、図5(2)の従来構造に比して充分安定したもの
となっている。
【0018】図6には制御装置4のブロック回路図を示
し、以下その構成とともに作動を説明する。アイオナイ
ザ3の電極31に接続されたI/V変換回路401で
は、放電電流を電圧に変換し、この電圧信号はハイパス
フィルタ402を経てON制御回路を構成するサンプル
ホールド回路403へ入力する。サンプルホールド回路
403は一定周期(例えば10秒)で電圧信号をサンプ
ルして差動増幅回路404に出力する。差動増幅回路4
04はサンプル信号とハイパスフィルタ402の電圧信
号の差分に応じた信号を発し、コンパレータ405は差
分信号が一定値を越えた時にON信号を発してフリップ
フロップ410をセットする。これにより、そのQ端子
から送風ブロア1を起動する信号が出力される。
し、以下その構成とともに作動を説明する。アイオナイ
ザ3の電極31に接続されたI/V変換回路401で
は、放電電流を電圧に変換し、この電圧信号はハイパス
フィルタ402を経てON制御回路を構成するサンプル
ホールド回路403へ入力する。サンプルホールド回路
403は一定周期(例えば10秒)で電圧信号をサンプ
ルして差動増幅回路404に出力する。差動増幅回路4
04はサンプル信号とハイパスフィルタ402の電圧信
号の差分に応じた信号を発し、コンパレータ405は差
分信号が一定値を越えた時にON信号を発してフリップ
フロップ410をセットする。これにより、そのQ端子
から送風ブロア1を起動する信号が出力される。
【0019】すなわち、車室内で喫煙を開始すると空気
中の煙粒子が増加して放電電流が減少し、I/V変換回
路401の電圧信号が低下する。この結果、差動増幅回
路404の差分信号が一定値を越え、送風ブロア1が低
速回転から任意に設定した高速回転に移行して、汚染し
た車室内空気をすばやく開口2aより吸入するととも
に、アイオナイザ3のコロナ放電中でマイナスに帯電し
た煙粒子を捕集フィルタ5へ送る。捕集フィルタ5では
プラス側に分極した帯電繊維に煙粒子が効率的に吸引捕
捉される。
中の煙粒子が増加して放電電流が減少し、I/V変換回
路401の電圧信号が低下する。この結果、差動増幅回
路404の差分信号が一定値を越え、送風ブロア1が低
速回転から任意に設定した高速回転に移行して、汚染し
た車室内空気をすばやく開口2aより吸入するととも
に、アイオナイザ3のコロナ放電中でマイナスに帯電し
た煙粒子を捕集フィルタ5へ送る。捕集フィルタ5では
プラス側に分極した帯電繊維に煙粒子が効率的に吸引捕
捉される。
【0020】上記コンパレータ405よりON信号が発
せられた時点でOFF制御回路を構成するサンプルホー
ルド回路406が作動せしめられて、煙粒子が増加した
状態での上記サンプルホールド回路403のサンプル信
号がサンプルホールド回路406へコピーされる。
せられた時点でOFF制御回路を構成するサンプルホー
ルド回路406が作動せしめられて、煙粒子が増加した
状態での上記サンプルホールド回路403のサンプル信
号がサンプルホールド回路406へコピーされる。
【0021】喫煙を終えると空気中の煙粒子は減少する
からハイパスフィルタ402の電圧信号は上昇し、差動
増幅回路407の差分信号が一定値を越えるとコンパレ
ータ408の出力信号が反転する。この状態が一定時間
持続するとタイマ409よりOFF信号が発せられて送
風ブロア1が任意に設定した低速回転にもどる。
からハイパスフィルタ402の電圧信号は上昇し、差動
増幅回路407の差分信号が一定値を越えるとコンパレ
ータ408の出力信号が反転する。この状態が一定時間
持続するとタイマ409よりOFF信号が発せられて送
風ブロア1が任意に設定した低速回転にもどる。
【0022】かかる空気清浄器の作動において、アイオ
ナイザ3におけるコロナ放電は安定しているとともに、
このコロナ放電は電極31の格子空間内の全域に形成さ
れているから流通する空気は全てコロナ放電内を通過す
る。したがって、煙粒子の帯電効率が良く、放電電流の
変化より正確に煙濃度が検出できるとともに、煙粒子の
捕集も効果的に行われる。
ナイザ3におけるコロナ放電は安定しているとともに、
このコロナ放電は電極31の格子空間内の全域に形成さ
れているから流通する空気は全てコロナ放電内を通過す
る。したがって、煙粒子の帯電効率が良く、放電電流の
変化より正確に煙濃度が検出できるとともに、煙粒子の
捕集も効果的に行われる。
【0023】
【実施例2】図7にはアイオナイザ3の他の例を示す。
図において、一方の電極31は枠ケース33の上下およ
び中間位置に水平の板状に配設され、他方の電極32は
上下の電極板間の中央位置に、前後一対の水平帯状に配
設されて、その長手方向に交互に上下を向けて設けた三
角突起321が上下の電極31の板面に点状に対向して
いる。また、各電極32に近接する上流位置にはこれに
沿って、下流側へ開く傘状断面をなして空気案内板34
が設けてある。
図において、一方の電極31は枠ケース33の上下およ
び中間位置に水平の板状に配設され、他方の電極32は
上下の電極板間の中央位置に、前後一対の水平帯状に配
設されて、その長手方向に交互に上下を向けて設けた三
角突起321が上下の電極31の板面に点状に対向して
いる。また、各電極32に近接する上流位置にはこれに
沿って、下流側へ開く傘状断面をなして空気案内板34
が設けてある。
【0024】電極31,32間に高電圧を印加すると、
図8に示すように各三角突起321の先端と電極31の
板面間で紡錘状の放電を生じる。隣接する突起の間に
は、図9の斜線で示すように放電していないデッドスペ
ースが生じているが、流入空気は空気案内板34により
デッドスペースを避けて通過するから、空気中の煙粒子
は効率的に帯電せしめられる。
図8に示すように各三角突起321の先端と電極31の
板面間で紡錘状の放電を生じる。隣接する突起の間に
は、図9の斜線で示すように放電していないデッドスペ
ースが生じているが、流入空気は空気案内板34により
デッドスペースを避けて通過するから、空気中の煙粒子
は効率的に帯電せしめられる。
【0025】
【実施例3】図10にはアイオナイザ3の更に他の例を
示す。図において、電極31は上記実施例2と同一構造
であり、電極32はワイヤ状として、平行な上下の電極
板間の中央に水平に配設してある。
示す。図において、電極31は上記実施例2と同一構造
であり、電極32はワイヤ状として、平行な上下の電極
板間の中央に水平に配設してある。
【0026】電極32は電極31に対して線状に対向し
平行部は極小であるから、これら電極31,32間に形
成される電界は不均一なものとなり、簡単な構造で安定
したコロナ放電が得られる。
平行部は極小であるから、これら電極31,32間に形
成される電界は不均一なものとなり、簡単な構造で安定
したコロナ放電が得られる。
【0027】なお、上記実施例1では煙濃度に対して送
風ブロア1の回転を高低二段階で制御しているが、煙濃
度の増加に対応してリニアに変化せしめても良い。
風ブロア1の回転を高低二段階で制御しているが、煙濃
度の増加に対応してリニアに変化せしめても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明の空気清浄器によれ
ば、放電電極が検出電極を兼ねているから全体がコンパ
クトで組付けの手間も要しない。また、放電が安定して
いるから、汚染粒子の存在が正確に検出できるととも
に、その帯電が効率的になされて続く捕集部材により効
率的に捕集除去される。
ば、放電電極が検出電極を兼ねているから全体がコンパ
クトで組付けの手間も要しない。また、放電が安定して
いるから、汚染粒子の存在が正確に検出できるととも
に、その帯電が効率的になされて続く捕集部材により効
率的に捕集除去される。
【図1】空気清浄器の全体概略断面図である。
【図2】アイオナイザの一例を示す破断斜視図である。
【図3】アイオナイザの一部拡大断面図である。
【図4】放電電流と煙濃度の関係を示すグラフである。
【図5】放電電流の経時変化を示す図である。
【図6】制御装置のブロック構成図である。
【図7】アイオナイザの他の例を示す破断斜視図であ
る。
る。
【図8】放電状態を示すアイオナイザの一部拡大斜視図
である。
である。
【図9】放電状態を示すアイオナイザの一部拡大正面図
である。
である。
【図10】アイオナイザの更に他の例を示す破断斜視図
である。
である。
1 送風ブロア 2 ハウジング(送風流路) 2a,2b 開口 3 アイオナイザ(放電電極) 4 制御装置 5 捕集フィルタ(捕集部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹市 真和 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 送風ブロアを設けて一端開口より吸入し
た空気を他端開口より送出する送風流路内にコロナ放電
を生じる放電電極を設けるとともに、該放電電極の放電
電流を検出してそのレベルに応じて上記送風ブロアの回
転を制御するようになし、かつ上記放電電極の下流位置
に、放電電極通過時に帯電した空気中の汚染粒子を捕集
する部材を設けたことを特徴とする空気清浄器。 - 【請求項2】 上記放電電極を、対向する一対の電極に
より構成し、一方の電極を送風流路の流れに沿った平板
状に成形するとともに、他方の電極を上記一方の電極の
板面に多数の点状、ないし線状に対向する形状に成形し
たことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17025092A JPH05337397A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 空気清浄器 |
TW082104272A TW332802B (en) | 1992-06-04 | 1993-05-29 | The air purifier |
US08/070,529 US5456741A (en) | 1992-06-04 | 1993-06-03 | Air purifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17025092A JPH05337397A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 空気清浄器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337397A true JPH05337397A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15901462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17025092A Withdrawn JPH05337397A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337397A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11239738A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電気集塵装置 |
JP2007533445A (ja) * | 2004-04-22 | 2007-11-22 | ダーウィン テクノロジー リミテッド | 空気清浄装置 |
US7351274B2 (en) * | 2005-08-17 | 2008-04-01 | American Standard International Inc. | Air filtration system control |
JP2018134642A (ja) * | 2018-06-06 | 2018-08-30 | 住友金属鉱山エンジニアリング株式会社 | 電気集塵装置用の電源制御装置及び方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP17025092A patent/JPH05337397A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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