JPH0533736Y2 - - Google Patents

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JPH0533736Y2
JPH0533736Y2 JP1988026980U JP2698088U JPH0533736Y2 JP H0533736 Y2 JPH0533736 Y2 JP H0533736Y2 JP 1988026980 U JP1988026980 U JP 1988026980U JP 2698088 U JP2698088 U JP 2698088U JP H0533736 Y2 JPH0533736 Y2 JP H0533736Y2
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JP
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case
drive shaft
pintle
cylinder block
inner end
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数のピストンをラジアル方向に突
没させてポンプ作用又はモータ作用を営み得るよ
うにしたラジアルピストン形ポンプ兼モータに関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種のポンプ兼モータとして、第3図
に示すようなものが知られている。すなわち、こ
のものは、ケース101に、第1、第2のベアリ
ング102,103を介して支軸104を回転可
能に支持させている。この支軸104には、前記
ケース101に対して偏心した偏心軸部105が
設けてあり、この偏心軸部105に放射状のシリ
ンダ孔106aを有したシリンダブロツク106
を回転可能に外嵌している。このシリンダブロツ
ク106の各シリンダ孔106aには、ピストン
107が突没可能に嵌合させてあり、これら各ピ
ストン107の先端を前記ケース101の内面に
摺接させている。そして、前記支軸104の回転
に伴なうシリンダブロツク106の公転運動によ
り、各ピストン107を周期的に突没させ得るよ
うにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものは、支軸10
4を特定方向に回転させた場合にピストン107
が突出する側のシリンダ孔106a、および、ピ
ストン107が没入する側のシリンダ孔106a
にそれぞれ連通する流体流出入系路108を支軸
104に設ける必要がある。
そのため、回転する支軸104に作動油の授受
を行うためのデイストリビユータ109を図示の
如く設けることが不可欠となり、ポンプの大形化
を招くとともに、油もれ等の不具合が生じ易い。
このような問題に対処するために、第4図に示
すように、以上説明したような構成要素のさらに
外側に外ケース110を設け、この外ケース11
0に前記支軸104を固定して使用するようにし
たものも開発されている。しかして、このもの
は、外ケース110内で前記ケース101が回転
するため、このケース101に回転軸111を取
着し、この回転軸111を介して動力の入出力を
行うようにしている。
ところが、このような構成のものは、前記ケー
ス101内に前述した2個のベアリング102,
103を有している上に、さらに、このケース1
01を外ケース110に支持させるための第3の
ベアリング112を必要とする。そのため、コン
パクト化が難かしいという問題がある。
本考案は、以上のような課題を解決し、デイス
トリビユータを用いることなしに回転軸を介する
動力の入出力を行うことができ、しかも、コンパ
クト化をも図ることのできるラジアルピストン形
ポンプ兼モータを提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、かかる目的を達成するために次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本考案のラジアルピストン形ポンプ
兼モータは、ケースと、このケースに軸心を一致
させて回転自在に設けられカツプ状の内方端部を
該ケース内に収容したドライブシヤフトと、前記
ケース内に片持的に突設され前記ドライブシヤフ
トの内方端部内にその軸部を偏心させて挿入した
ピントルと、このピントルの軸部に回転可能に外
嵌したシリンダブロツクと、このシリンダブロツ
クに放射状に設けた複数のシリンダ孔と、これら
各シリンダ孔にそれぞれ突没可能に装着されその
先端を前記ドライブシヤフトの内方端部内面に摺
接させた複数のピストンとを具備してなり、前記
シリンダブロツクと前記ドライブシヤフトとの同
期回転に伴なわせて前記ピストンを周期的に突没
動作させ得るように構成したラジアルピストン形
ポンプ兼モータであつて、前記ドライブシヤフト
を、2個のベアリングを介して前記ケースおよび
前記ピントルに支持させていることを特徴として
いる。
[作用] このような構成によれば、ドライブシヤフトの
カツプ状の内方端部とピントルに外嵌したシリン
ダブロツクとが、従来のケースとシリンダロツク
との関係と同様な相対運動を行なうことになり、
周知なポンプ作用又はモータ作用を営むことにな
る。そして、ピントルはケースに片持的に支持さ
れ、静止状態となる。しかして、このようなもの
であれば、各シリンダ孔に連通する対をなす流体
流出入系路はピントル内に設けることができ、動
力の入出力を行なうドライブシヤフト内に設けな
い構成が可能となる。そのため、回転する軸に対
して作動流体の授受を行なうためのデイストリビ
ユータは不要になる。
またこのようなものであれば、ベアリングを2
個使用するだけで十分であり、第3のベアリング
を設ける必要がないため、コンパクト化が可能で
ある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
このラジアルピストン形ポンプ兼モータは、ケ
ース1と、このケース1に軸心を一致させて回転
自在に設けられカツプ状の内方端部21を該ケー
ス1内に収容したドライブシヤフト2と、前記ケ
ース1内に片持的に突設され前記ドライブシヤフ
ト2の内方端部21内にその軸部31を偏心させ
て挿入したピントル3と、このピントル3の軸部
31に回転可能に外嵌したシリンダブロツク4
と、このシリンダブロツク4に放射状に設けた複
数のシリンダ孔41と、これら各シリンダ孔41
にそれぞれ突没可能に装着されその先端を前記ド
ライブシヤフト2の内方端部21内面に摺接させ
た複数のピストン5とを具備してなり、前記シリ
ンダブロツク4と前記ドライブシヤフト2との同
期回転に伴なわせて前記ピストン5を周期的に突
没動作させ得るように構成している。なお、ドラ
イブシヤフト2はケース1外方へ突出させた外方
端部11を出力端となしている。また、該ドライ
ブシヤフト2の内方端部21内周は、ピストン5
の外周に接し得る5角平面を形成している。図に
おいて8a,8bは、それぞれピントル3内に形
成した流体流出入系路8A,8B内の作動流体を
適宜各シリンダ孔41に連通させるための高圧ポ
ートおよび低圧ポートである。
そして、前記ドライブシヤフト2を、2個のベ
アリング6,7を介して前記ケース1および前記
ピントル3に支持させている。
しかして、このような構成によれば、ドライブ
シヤフト2のカツプ状の内方端部21とピントル
3の軸部31に外嵌したシリンダブロツク4と
が、従来のケースとシリンダブロツクとの関係と
同様な相対運動を行なうことになり、周知なポン
プ作用又はモータ作用を営むことになる。そし
て、ピントル3はケース1に片持的に支持され、
静止状態となる。
そして、このようなものであれば、各シリンダ
孔41に連通する対をなす流体流出入系路8A,
8Bはピントル3内に設けることができ、動力の
入出力を行なうドライブシヤフト2内に設けない
構成が可能となる。そのため、回転する軸に対し
て作動流体の授受を行なうためのデイストリビユ
ータは不要になる。
また、このようなものであれば、軸受としてベ
アリング6,7の2個を使用するだけで十分であ
り、第3のベアリングを設ける必要がない。この
ため、軸方向寸法をコンパクト化することが可能
となる。さらに、軽量化や低コスト化を始め、部
品点数の削減の効果が同時に得られる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成により、デイスト
リビユータを用いることなしに作動流体の入出力
を行なうことができ、しかも必要なベアリング個
数を減らすことによりコンパクト化をも図つた、
ラジアルピストン形ポンプ兼モータを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は縦断面図、第2図は横断面図であ
る。また第3図および第4図は、それぞれ異なる
従来例を示す第1図に対応する縦断面図である。 1……ケース、2……ドライブシヤフト、21
……内方端部、3……ピントル、31……軸部、
4……シリンダブロツク、41……シリンダ孔、
5……ピストン、6,7……ベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと、このケースに軸心を一致させて回転
    自在に設けられカツプ状の内方端部を該ケース内
    に収容したドライブシヤフトと、前記ケース内に
    片持的に突設され前記ドライブシヤフトの内方端
    部内にその軸部を偏心させて挿入したピントル
    と、このピントルの軸部に回転可能に外嵌したシ
    リンダブロツクと、このシリンダブロツクに放射
    状に設けた複数のシリンダ孔と、これら各シリン
    ダ孔にそれぞれ突没可能に装着されその先端を前
    記ドライブシヤフトの内方端部内面に摺接させた
    複数のピストンとを具備してなり、前記シリンダ
    ブロツクと前記ドライブシヤフトとの同期回転に
    伴なわせて前記ピストンを周期的に突没動作させ
    得るように構成したラジアルピストン形ポンプ兼
    モータであつて、前記ドライブシヤフトを、2個
    のベアリングを介して前記ケースおよび前記ピン
    トルに支持させていることを特徴とするラジアル
    ピストン形ポンプ兼モータ。
JP1988026980U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0533736Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026980U JPH0533736Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026980U JPH0533736Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130080U JPH01130080U (ja) 1989-09-05
JPH0533736Y2 true JPH0533736Y2 (ja) 1993-08-26

Family

ID=31249086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988026980U Expired - Lifetime JPH0533736Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP (1) JPH0533736Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0122947Y2 (ja) * 1980-09-30 1989-07-12

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Publication number Publication date
JPH01130080U (ja) 1989-09-05

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