JPH05337084A - 視力計 - Google Patents
視力計Info
- Publication number
- JPH05337084A JPH05337084A JP4177590A JP17759092A JPH05337084A JP H05337084 A JPH05337084 A JP H05337084A JP 4177590 A JP4177590 A JP 4177590A JP 17759092 A JP17759092 A JP 17759092A JP H05337084 A JPH05337084 A JP H05337084A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現実に５ｍ等の検査距離を要する一般的な視
力検査に対応し、自動化され、操作が簡単で短時間に視
力測定を行うことができる 【構成】 被検者に視標を呈示する視標呈示部と、片眼
検査のために１眼の視野を塞ぐ遮眼具とからなり、遮眼
具に設けられた被検者が応答するための応答スイッチの
信号を赤外線パルス信号に変換、受信して被検者の応答
の正誤を判断する判定手段に基づいて視標呈示部を制御
する。
力検査に対応し、自動化され、操作が簡単で短時間に視
力測定を行うことができる 【構成】 被検者に視標を呈示する視標呈示部と、片眼
検査のために１眼の視野を塞ぐ遮眼具とからなり、遮眼
具に設けられた被検者が応答するための応答スイッチの
信号を赤外線パルス信号に変換、受信して被検者の応答
の正誤を判断する判定手段に基づいて視標呈示部を制御
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として視力検査に使用
され、呈示された視標に対して被検者が応答することに
より検査を行う視力計に関する。
され、呈示された視標に対して被検者が応答することに
より検査を行う視力計に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な視力検査では、被検者に対して
視標を順次呈示し、呈示視標に対する被検者の応答を得
て、呈示された視標と被検者の応答を対応させることに
よって視力値を決めている。最近では視標呈示装置を暗
箱内に内蔵させた視力計に、応答用レバ−を配置し、被
検者が応答用レバ−をランドルト環等の視標の切れ目の
方向に傾けることによりその応答を入力し、その入力内
容の正誤の判定により視力値を自動決定する装置が提案
されている。
視標を順次呈示し、呈示視標に対する被検者の応答を得
て、呈示された視標と被検者の応答を対応させることに
よって視力値を決めている。最近では視標呈示装置を暗
箱内に内蔵させた視力計に、応答用レバ−を配置し、被
検者が応答用レバ−をランドルト環等の視標の切れ目の
方向に傾けることによりその応答を入力し、その入力内
容の正誤の判定により視力値を自動決定する装置が提案
されている。
【０００３】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、前者のような
装置では、検者が装置を操作すると共に、応答を正確に
記憶しなければならないので、多数の者を検査対象とす
る装置としては適切ではない。また、後者のような自動
視力計は、暗箱内を被検者が覗き込み、暗箱に付属した
応答スイッチを操作するものであり、一般的な検査距離
５ｍの検査と同様な測定結果は期待できない。本発明の
目的は、現実に５ｍ等の検査距離を要する一般的な視力
検査に対応する自動化された視力計を提供することにあ
る。
装置では、検者が装置を操作すると共に、応答を正確に
記憶しなければならないので、多数の者を検査対象とす
る装置としては適切ではない。また、後者のような自動
視力計は、暗箱内を被検者が覗き込み、暗箱に付属した
応答スイッチを操作するものであり、一般的な検査距離
５ｍの検査と同様な測定結果は期待できない。本発明の
目的は、現実に５ｍ等の検査距離を要する一般的な視力
検査に対応する自動化された視力計を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の視力計は以下の構成を有することを特徴と
する。すなわち、 （１） 被検者に視標を呈示する視標呈示部と、片眼検
査のために１眼の視野を塞ぐ遮眼具と、該遮眼具に設け
られた被検者が応答するための応答スイッチと、該応答
スイッチによる応答に基づいて前記視標呈示部を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
に、本発明の視力計は以下の構成を有することを特徴と
する。すなわち、 （１） 被検者に視標を呈示する視標呈示部と、片眼検
査のために１眼の視野を塞ぐ遮眼具と、該遮眼具に設け
られた被検者が応答するための応答スイッチと、該応答
スイッチによる応答に基づいて前記視標呈示部を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【０００５】（２） （１）の応答スイッチは少なくと
も４方向を入力できる入力部からなることを特徴とす
る。
も４方向を入力できる入力部からなることを特徴とす
る。
【０００６】（３） （１）の視力計は、前記応答スイ
ッチの信号を赤外線パルス信号に変換する変換手段と、
変換された赤外線パルス信号を受信して被検者の応答の
正誤を判断する判定手段と、該判定手段による判断に基
づいて前記視標呈示部を制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
ッチの信号を赤外線パルス信号に変換する変換手段と、
変換された赤外線パルス信号を受信して被検者の応答の
正誤を判断する判定手段と、該判定手段による判断に基
づいて前記視標呈示部を制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【０００７】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図１は被検眼より所定の実距離（５ｍ等）離して
配置される視力計本体１である。２はランドルト環を表
示する液晶板であり、スタティック駆動により１．０，
０．７，０．３という３種の視力値のランドルト環を表
示でき、各視力値のランドルト環はその切れ目方向が４
方向に変えられる。３はランドルト環の４方向の切れ目
に対応した方向表示ランプであり、被検者の応答方向の
ランプ３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄが点灯する。４は赤外光
を受光する受光窓であり、後述するリモコン発光部から
の信号を受光する。５は測定結果を液晶表示する表示部
である。
する。図１は被検眼より所定の実距離（５ｍ等）離して
配置される視力計本体１である。２はランドルト環を表
示する液晶板であり、スタティック駆動により１．０，
０．７，０．３という３種の視力値のランドルト環を表
示でき、各視力値のランドルト環はその切れ目方向が４
方向に変えられる。３はランドルト環の４方向の切れ目
に対応した方向表示ランプであり、被検者の応答方向の
ランプ３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄが点灯する。４は赤外光
を受光する受光窓であり、後述するリモコン発光部から
の信号を受光する。５は測定結果を液晶表示する表示部
である。
【０００８】図２は片眼の視力測定の際、測定しない側
の眼を遮蔽する遮眼具６の外観図であり、（ａ）は被検
眼側から見た図、（ｂ）は視力計本体１側から見た図、
（ｃ）は側面図である。遮眼具６は被検眼の前方を塞ぐ
円形の遮蔽部７と、被検者の手によって持たれる把持部
８とからなる。（ａ）側の把持部８の下部には十字形状
のスイッチ９が配置されており、被検者がスイッチ９の
先端部９Ａ，９Ｂ，９Ｃ，９Ｄのいずれかを押すことに
より、被検者が視認したランドルト環の切れ目方向が入
力される。１０はリモコン発光部であり、スイッチ９に
より入力されたランドルト環の切れ目情報が視力計本体
１に向けて送信される。１１は電源用電池を交換するた
めの電池蓋である。
の眼を遮蔽する遮眼具６の外観図であり、（ａ）は被検
眼側から見た図、（ｂ）は視力計本体１側から見た図、
（ｃ）は側面図である。遮眼具６は被検眼の前方を塞ぐ
円形の遮蔽部７と、被検者の手によって持たれる把持部
８とからなる。（ａ）側の把持部８の下部には十字形状
のスイッチ９が配置されており、被検者がスイッチ９の
先端部９Ａ，９Ｂ，９Ｃ，９Ｄのいずれかを押すことに
より、被検者が視認したランドルト環の切れ目方向が入
力される。１０はリモコン発光部であり、スイッチ９に
より入力されたランドルト環の切れ目情報が視力計本体
１に向けて送信される。１１は電源用電池を交換するた
めの電池蓋である。
【０００９】以上のような構成の装置において、図３の
ブロック構成図に基づいてその動作を説明する。視力計
本体１の電源を入れた後、被検者に遮眼具６の把持部８
を持たせ、遮蔽部７により一眼の視野を塞ぐ。被検者が
スイッチ９の先端部９Ａ，９Ｂ，９Ｃ，９Ｄのいずれか
を押すことにより、視力検査が開始される。本実施例の
装置はスクリニングテスト用の視力計であるので、視力
計本体１の演算制御部２０は視力値１．０に相当するラ
ンドルト環を液晶駆動回路２１を介して液晶板２に表示
する。被検者が切れ目方向を記憶してしまわないよう
に、切れ目方向の上下左右は乱数表を利用して不規則的
に選択する。
ブロック構成図に基づいてその動作を説明する。視力計
本体１の電源を入れた後、被検者に遮眼具６の把持部８
を持たせ、遮蔽部７により一眼の視野を塞ぐ。被検者が
スイッチ９の先端部９Ａ，９Ｂ，９Ｃ，９Ｄのいずれか
を押すことにより、視力検査が開始される。本実施例の
装置はスクリニングテスト用の視力計であるので、視力
計本体１の演算制御部２０は視力値１．０に相当するラ
ンドルト環を液晶駆動回路２１を介して液晶板２に表示
する。被検者が切れ目方向を記憶してしまわないよう
に、切れ目方向の上下左右は乱数表を利用して不規則的
に選択する。
【００１０】被検者はランドルト環の切れ目方向を視認
したならば、その方向のスイッチ９の先端部を押す。入
力されたスイッチ９の信号は制御回路２２を介してコ−
ド変調回路、出力バッファ及び発光素子からなるリモコ
ン発光部１０により赤外線パルス信号に変えられ、視力
計本体１に送信される。視力計本体１の受光部２３（受
光素子、プリアンプ及び検波回路からなる）はパルス信
号をデジタル信号に変換し、被検者の応答を演算制御部
２０に入力する。演算制御部２０はランプドライバ２４
を介して被検者が入力した方向のランプ３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄを点灯する。被検者の応答信号と液晶駆動回路
２１に送った切れ目方向の信号とが一致するか否かを判
別する。両者が一致するときは正答であると判断し、両
者が一致しないときは誤答と判断する。尚、正答したと
きはランプ３を点滅する等によってその旨を知らせるよ
うにすると、さらに良い。
したならば、その方向のスイッチ９の先端部を押す。入
力されたスイッチ９の信号は制御回路２２を介してコ−
ド変調回路、出力バッファ及び発光素子からなるリモコ
ン発光部１０により赤外線パルス信号に変えられ、視力
計本体１に送信される。視力計本体１の受光部２３（受
光素子、プリアンプ及び検波回路からなる）はパルス信
号をデジタル信号に変換し、被検者の応答を演算制御部
２０に入力する。演算制御部２０はランプドライバ２４
を介して被検者が入力した方向のランプ３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄを点灯する。被検者の応答信号と液晶駆動回路
２１に送った切れ目方向の信号とが一致するか否かを判
別する。両者が一致するときは正答であると判断し、両
者が一致しないときは誤答と判断する。尚、正答したと
きはランプ３を点滅する等によってその旨を知らせるよ
うにすると、さらに良い。
【００１１】正答か誤答かを判断したときは、１秒後に
予めプログラムされた方法で、液晶駆動回路２１を制御
して視力値１．０のランドルト環をさらに液晶板２に表
示する。上記と同様にして正答が得られた場合は、視力
１．０が確定したと判断する。正答が得られないときは
さらに、視力値１．０のランドルト環を表示する。３方
向のうち２方向の正答が得られれば、演算制御部２０は
その視力はあるものと判断する。被検眼が視力１．０を
持つと判断されると、表示回路２５を介して表示部５に
１．０を表示して、検査を終了する。被検眼が視力１．
０を持たないと判断されると、演算制御部２０は視力
０．７相当のランドルト環を表示すべく液晶駆動回路２
１に指令する。同様にして被検眼が視力０．７を有しな
いと判断されるときは、さらに、視力０．３相当のラン
ドルト環を表示して、検査を行う。
予めプログラムされた方法で、液晶駆動回路２１を制御
して視力値１．０のランドルト環をさらに液晶板２に表
示する。上記と同様にして正答が得られた場合は、視力
１．０が確定したと判断する。正答が得られないときは
さらに、視力値１．０のランドルト環を表示する。３方
向のうち２方向の正答が得られれば、演算制御部２０は
その視力はあるものと判断する。被検眼が視力１．０を
持つと判断されると、表示回路２５を介して表示部５に
１．０を表示して、検査を終了する。被検眼が視力１．
０を持たないと判断されると、演算制御部２０は視力
０．７相当のランドルト環を表示すべく液晶駆動回路２
１に指令する。同様にして被検眼が視力０．７を有しな
いと判断されるときは、さらに、視力０．３相当のラン
ドルト環を表示して、検査を行う。
【００１２】本実施例では、ランドルト環は視力値１．
０，０．７，０．３の３段階で各々上、下、左右の４方
向が表示できるスク−リングテスト用の視力計を示して
おり、検査はまず、１．０の視標を呈示し、判別できな
ければ０．７を、さらに０．３の視標を用い、視力値
１．０，０．７，０．３，０．３未満の４区分に分類す
る。以上の実施例は種々の変容が可能であり、これらの
変容も技術思想を同一にする範囲内において、本発明に
含まれるものである。
０，０．７，０．３の３段階で各々上、下、左右の４方
向が表示できるスク−リングテスト用の視力計を示して
おり、検査はまず、１．０の視標を呈示し、判別できな
ければ０．７を、さらに０．３の視標を用い、視力値
１．０，０．７，０．３，０．３未満の４区分に分類す
る。以上の実施例は種々の変容が可能であり、これらの
変容も技術思想を同一にする範囲内において、本発明に
含まれるものである。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る視力計
では、被検者の応答部を被検者がもつ遮眼具に配置した
ことから、操作が簡単で短時間に視力測定を行うことが
できる自動視力計が実現できた。
では、被検者の応答部を被検者がもつ遮眼具に配置した
ことから、操作が簡単で短時間に視力測定を行うことが
できる自動視力計が実現できた。
【図１】視力計本体の正面図である。
【図２】遮眼具の外観図であり、（ａ）は被検眼側から
見た図、（ｂ）は視力計本体側から見た図、（ｃ）は側
面図である。
見た図、（ｂ）は視力計本体側から見た図、（ｃ）は側
面図である。
【図３】視力計全体の構成を示すブロック構成図であ
る。
る。
２ 液晶板 ６ 遮眼具 ９ スイッチ １０ リモコン発光部 ２０ 演算制御部 ２３ 受光部
Claims (3)
- 【請求項１】 被検者に視標を呈示する視標呈示部と、
片眼検査のために１眼の視野を塞ぐ遮眼具と、該遮眼具
に設けられた被検者が応答するための応答スイッチと、
該応答スイッチによる応答に基づいて前記視標呈示部を
制御する制御手段とを有することを特徴とする視力計。 - 【請求項２】 請求項１の応答スイッチは少なくとも４
方向を入力できる入力部からなることを特徴とする視力
計。 - 【請求項３】 請求項１の視力計は、前記応答スイッチ
の信号を赤外線パルス信号に変換する変換手段と、変換
された赤外線パルス信号を受信して被検者の応答の正誤
を判断する判定手段と、該判定手段による判断に基づい
て前記視標呈示部を制御する制御手段とを有することを
特徴とする視力計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177590A JPH05337084A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 視力計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177590A JPH05337084A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 視力計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337084A true JPH05337084A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=16033655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4177590A Pending JPH05337084A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 視力計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337084A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010187786A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Si:Kk | 遮眼具 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4177590A patent/JPH05337084A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010187786A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Si:Kk | 遮眼具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080205 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090205 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |