JPH05336701A - 外部ファンを備えた立て軸回転電機 - Google Patents
外部ファンを備えた立て軸回転電機Info
- Publication number
- JPH05336701A JPH05336701A JP14306092A JP14306092A JPH05336701A JP H05336701 A JPH05336701 A JP H05336701A JP 14306092 A JP14306092 A JP 14306092A JP 14306092 A JP14306092 A JP 14306092A JP H05336701 A JPH05336701 A JP H05336701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal thread
- vertical shaft
- electric machine
- thread hole
- drainage groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】立て軸回転電機の外部ファンのファンボスに設
けられたジャッキボルト用の雌ねじ孔の部分の発錆を防
止する。 【構成】ファンボス３Ａに設けられたジャッキボルト用
の雌ねじ孔７の下面に断面形状が逆さＬ字形の排水用溝
８を設ける。
けられたジャッキボルト用の雌ねじ孔の部分の発錆を防
止する。 【構成】ファンボス３Ａに設けられたジャッキボルト用
の雌ねじ孔７の下面に断面形状が逆さＬ字形の排水用溝
８を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は外部ファンを備えた立
て軸回転電機、特に外部ファンのボスにおける発錆防止
構造に関する。
て軸回転電機、特に外部ファンのボスにおける発錆防止
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の外部ファンを備えた立て
軸回転電機の側面要部断面図で、１は固定子と回転子と
よりなる回転電機本体であり、この回転電機本体から回
転子の立て軸２が突出しており、この立て軸２の上部突
出端に外部ファン３のファンボス３Ａが嵌合されてい
る。さらにこの外部ファン３および回転子の突出部を取
囲んでファンカバー４が取付けられている。回転電機本
体１の外周には空気冷却器５が取付けられている。４Ａ
はファンカバー４における空気導入口である。この立て
軸回転電機が駆動されると、外部ファン３が回転し、外
部の空気が空気導入口４Ａより吸入され、ファンカバー
４内部を通つて空気冷却器５に入り、ここで回転電機本
体１を冷却したのち空気冷却器５の下部から外部へ排出
される。矢印は空気の流れを示すものである。
軸回転電機の側面要部断面図で、１は固定子と回転子と
よりなる回転電機本体であり、この回転電機本体から回
転子の立て軸２が突出しており、この立て軸２の上部突
出端に外部ファン３のファンボス３Ａが嵌合されてい
る。さらにこの外部ファン３および回転子の突出部を取
囲んでファンカバー４が取付けられている。回転電機本
体１の外周には空気冷却器５が取付けられている。４Ａ
はファンカバー４における空気導入口である。この立て
軸回転電機が駆動されると、外部ファン３が回転し、外
部の空気が空気導入口４Ａより吸入され、ファンカバー
４内部を通つて空気冷却器５に入り、ここで回転電機本
体１を冷却したのち空気冷却器５の下部から外部へ排出
される。矢印は空気の流れを示すものである。
【０００３】図４は図３のＰ矢視個所の詳細側面一部断
面図、図５は図４のＱ矢視下面図である。外部ファン３
のファンボス３Ａは複数個所に設けられたボルト孔６Ａ
を介して取付けボルト６で立て軸２の上端面に締付け固
定されている。またファンボス３Ａには２個所に雌ねじ
孔７が設けられている。この雌ねじ孔７はファンボス３
Ａを立て軸２より取外すときに利用されるものであり、
この雌ねじ孔に図示せぬジャッキボルトを螺合させ、取
付けボルト６を取除いたのち２本のジャッキボルトを交
互に締付けてファンボス３Ａを立て軸２より取外す。
面図、図５は図４のＱ矢視下面図である。外部ファン３
のファンボス３Ａは複数個所に設けられたボルト孔６Ａ
を介して取付けボルト６で立て軸２の上端面に締付け固
定されている。またファンボス３Ａには２個所に雌ねじ
孔７が設けられている。この雌ねじ孔７はファンボス３
Ａを立て軸２より取外すときに利用されるものであり、
この雌ねじ孔に図示せぬジャッキボルトを螺合させ、取
付けボルト６を取除いたのち２本のジャッキボルトを交
互に締付けてファンボス３Ａを立て軸２より取外す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの回転
電機が屋外で使用される時にはファンボス３Ａの雌ねじ
孔７に雨水が留まり、この部分が発錆することがある。
この発錆によりジャッキボルトを螺合することができ
ず、外部ファン３（ファンボス３Ａ）の取外しが不可能
になる虞れがあった。
電機が屋外で使用される時にはファンボス３Ａの雌ねじ
孔７に雨水が留まり、この部分が発錆することがある。
この発錆によりジャッキボルトを螺合することができ
ず、外部ファン３（ファンボス３Ａ）の取外しが不可能
になる虞れがあった。
【０００５】この発明の目的は上述した問題点に鑑み、
雌ねじ孔の発錆を防止しジャッキボルトの螺合が常に可
能な構造を提供することにある。
雌ねじ孔の発錆を防止しジャッキボルトの螺合が常に可
能な構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明では、立て軸回
転電機の立て軸の上部突出端に嵌合されたファンボスに
外部ファンを取付け、前記ファンボスに取外し用ジャッ
キボルトが螺合される雌ねじ孔を設けたものにおいて、
前記雌ねじ孔と立て軸の外に通ずる排水用溝を設けた。
この排水用溝はジャッキボルト用雌ねじ孔の下面側に設
けられ、かつその断面形状は逆さＬ字形とした。
転電機の立て軸の上部突出端に嵌合されたファンボスに
外部ファンを取付け、前記ファンボスに取外し用ジャッ
キボルトが螺合される雌ねじ孔を設けたものにおいて、
前記雌ねじ孔と立て軸の外に通ずる排水用溝を設けた。
この排水用溝はジャッキボルト用雌ねじ孔の下面側に設
けられ、かつその断面形状は逆さＬ字形とした。
【０００７】
【作用】雌ねじ孔に入った水は排水用溝より外に排水さ
れ雌ねじ孔の中に溜まらないので、この雌ねじ孔の部分
が発錆することがない。
れ雌ねじ孔の中に溜まらないので、この雌ねじ孔の部分
が発錆することがない。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示す側面一部断面
図、図２は図１のＲ矢視下面図で、図４，図５と同一符
号で示すものは同一部品である。この実施例が従来例と
異なる点は雌ねじ孔７の部分に排水用溝８を設けたこと
である。すなわち、この排水用溝８の断面形状は図１に
示すように逆さＬ字形とし雌ねじ孔７の下面側（立て軸
２に接する面）に設けた。この排水用溝８を設けたこと
により雌ねじ孔７に入った雨水はそこに溜まらず排水用
溝８を流れて落下する。とくに立て軸２が回転している
時は雨水は遠心力により振り回されて排水は極めてスム
ーズに行われる。
図、図２は図１のＲ矢視下面図で、図４，図５と同一符
号で示すものは同一部品である。この実施例が従来例と
異なる点は雌ねじ孔７の部分に排水用溝８を設けたこと
である。すなわち、この排水用溝８の断面形状は図１に
示すように逆さＬ字形とし雌ねじ孔７の下面側（立て軸
２に接する面）に設けた。この排水用溝８を設けたこと
により雌ねじ孔７に入った雨水はそこに溜まらず排水用
溝８を流れて落下する。とくに立て軸２が回転している
時は雨水は遠心力により振り回されて排水は極めてスム
ーズに行われる。
【０００９】
【発明の効果】この発明では外部ファンのファンボスの
雌ねじ孔と立て軸の外に通ずる排水用溝を設けたので、
雌ねじ孔に入った雨水は溜まらず排水用溝を流れて落下
し、雌ねじ孔の部分は発錆することがない。従ってジャ
ッキボルトを常に雌ねじ孔に螺合させることができ、フ
ァンボスの取外し、すなわちファンの取外しに何ら支障
を来さない。
雌ねじ孔と立て軸の外に通ずる排水用溝を設けたので、
雌ねじ孔に入った雨水は溜まらず排水用溝を流れて落下
し、雌ねじ孔の部分は発錆することがない。従ってジャ
ッキボルトを常に雌ねじ孔に螺合させることができ、フ
ァンボスの取外し、すなわちファンの取外しに何ら支障
を来さない。
【図１】この発明の実施例の側面一部断面図
【図２】図１のＲ矢視下面図
【図３】立て軸回転電機の側面要部断面図
【図４】図３のＰ矢視個所の詳細側面一部断面図
【図５】図４のＱ矢視下面図
２ 立て軸 ３ 外部ファン ３Ａ ファンボス ７ 雌ねじ孔 ８ 排水用溝
Claims (3)
- 【請求項１】立て軸回転電機の立て軸の上部突出端に嵌
合されたファンボスに外部ファンを取付け、前記ファン
ボスに取外し用ジャッキボルトが螺合される雌ねじ孔を
設けたものにおいて、前記雌ねじ孔と立て軸の外に通ず
る排水用溝を設けたことを特徴とする外部ファンを備え
た立て軸回転電機。 - 【請求項２】請求項１記載のものにおいて、排水用溝は
ジャッキボルト用雌ねじ孔の下面側に設けられたことを
特徴とする外部ファンを備えた立て軸回転電機。 - 【請求項３】請求項１または２記載のものにおいて、排
水用溝の断面形状は逆さＬ字形としたことを特徴とする
外部ファンを備えた立て軸回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14306092A JPH05336701A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 外部ファンを備えた立て軸回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14306092A JPH05336701A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 外部ファンを備えた立て軸回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336701A true JPH05336701A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15329982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14306092A Pending JPH05336701A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 外部ファンを備えた立て軸回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05336701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013017333A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Toshiba Corp | 回転電機 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14306092A patent/JPH05336701A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013017333A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Toshiba Corp | 回転電機 |
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