JPH05336315A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH05336315A
JPH05336315A JP4138364A JP13836492A JPH05336315A JP H05336315 A JPH05336315 A JP H05336315A JP 4138364 A JP4138364 A JP 4138364A JP 13836492 A JP13836492 A JP 13836492A JP H05336315 A JPH05336315 A JP H05336315A
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JP
Japan
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document
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actuator
detection sensor
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JP4138364A
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Inventor
Ryoichi Takei
良一 武井
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少数のセンサで原稿有無、原稿サイズ、開閉
部の開閉を検知可能とする。 【構成】 開閉部の開閉によって所定角度回転するよう
に開閉アクチュエータ軸27を設け、その開閉アクチュ
エータ軸を原稿台の下方に配置し、その開閉アクチュエ
ータ軸に、原稿検知センサ14のアクチュエータ15と
紙サイズ検知センサ17のアクチュエータ18を回転可
能に保持させ、更に、開閉部を開いた時の開閉アクチュ
エータ軸27の回転をアクチュエータ15、18に伝達
するように構成し、センサ14、17の出力により、原
稿有無、原稿サイズ、開閉部の開閉を検知可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、画像入
力装置等において、原稿台上にセットした複数枚の原稿
を1枚ずつ読取位置に搬送し原稿読取を行う原稿読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の原稿読取装置は、図11に
示すように、装置上面に位置する原稿台1と、原稿台1
の下端に設けられたゴム製の導入ローラ2と、その導入
ローラ2と平行に設けられたスポンジゴム等からなる給
紙ローラ3と、一段下がった面に同じく平行に設けられ
たゴム製の駆動ローラ4と、その駆動ローラ4と同一面
上で平行に設けられたイメージセンサ5と、そのイメー
ジセンサ5と平行に且つ装置下端に設けられたゴム製の
排出ローラ6と、装置下端部付近を支点として回転可能
な開閉部7と、その開閉部7に取り付けられ、上から導
入ローラ2に押し付けられる押圧片8と、給紙ローラ3
に押し付けられる高摩擦部材からなる分離片9と、駆動
ローラ4に押圧をかけながら回転するピンチローラ10
と、イメージセンサ5の上部からガラス面に接する読取
ガイド11と、排出ローラ6に押圧をかけながら回転す
るピンチローラ12等を有しており、開閉部3を閉じた
状態において、原稿台1上にセットした複数枚の原稿を
導入ローラ2及び押圧片8で給紙ローラ3と分離片9の
間に送り、給紙ローラ3と分離片9で原稿を1枚ずつ分
離して給紙し、駆動ローラ4とピンチローラ10で搬送
しながらイメージセンサ5で読み取り、排出ローラ6と
ピンチローラ12で排出していた。
【0003】このような原稿読取装置において、図12
に示すように、原稿台1上の原稿の有無を検出するた
め、給紙ローラ3の上流で且つ小サイズ(例えばA4
版)の原稿13Aに接触する位置に原稿検知センサ14
が設けられている。この原稿検知センサ14は原稿13
Aをセットした時にその原稿13Aで押されて回転する
アクチュエータ(以下A点アクチュエータという)15
とそのA点アクチュエータ15の回転を検知するセンサ
部16を有している。また、原稿サイズを検知するた
め、A点アクチュエータ15よりも外側で、且つ大サイ
ズ(例えばB4版)の原稿に接触する位置に紙サイズ検
知センサ17が設けられている。この紙サイズ検知セン
サ17も原稿によって回転させられるアクチュエータ
(以下B4アクチュエータという)18とその回転を検
知するセンサ部19を有している。従って、今、原稿台
上に原稿がない時には、原稿検知センサ14、紙サイズ
検知センサ17共にオフ状態であり、小サイズの原稿を
セットすると、A点アクチュエータ15のみが回転し、
原稿検知センサ14がオン、紙サイズ検知センサ17が
オフとなり、更に、大サイズの原稿をセットすると、A
点アクチュエータ15、B4アクチュエータ18が共に
回転し、原稿検知センサ14、紙サイズ検知センサ17
が共にオンとなり、この信号により、原稿の有無及び原
稿のサイズを検知していた。
【0004】また、原稿をセットする位置よりも外側
に、開閉部7の開閉検知を行う開閉検知センサ20が設
けられている。この開閉検知センサ20は開閉部7に設
けているボス21で操作されるアクチュエータ22とそ
のアクチュエータ22の回転を検知するセンサ部23を
有しており、開閉部7を閉じた状態では、ボス21がア
クチュエータ22を回転させることにより、開閉検知セ
ンサ20はオフとなり、開閉部7を開いた時には、アク
チュエータ22が自重によって回転し、開閉検知センサ
20がオンとなっていた。
【0005】なお、図11において、25は原稿先端の
到達を検知するための、原稿読取位置検知センサであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
構成によれば、装置中に4個のセンサ、即ち原稿検知セ
ンサ、紙サイズ検知センサ、開閉検知センサ、原稿読取
位置検知センサを必要とし、コストがかかると共に、各
センサのアクチュエータの回転範囲、センサ基板の配置
等を含め、場所を取るという問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、従来と同様な検知を行うことが可能でありなが
ら、検知センサの個数を減らし、それによって安価でス
ペースを有効利用した原稿読取装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するため、原稿検知センサと紙サイズ検知センサを
配置する位置に、開閉部の開閉に連動して一定角度だけ
回転するように、開閉アクチュエータ軸を設け、前記原
稿検知センサと紙サイズ検知センサのそれぞれのアクチ
ュエータをその開閉アクチュエータ軸に回転可能に保持
させると共に、前記開閉部の開動作に応じた開閉アクチ
ュエータ軸の回転のみを、前記原稿検知センサ及び紙サ
イズ検知センサの各アクチュエータに伝達する回転伝達
手段を設けるという構成を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上述の構成によって、開閉部を閉じた
状態では開閉アクチュエータ軸が停止しており、原稿検
知センサと紙サイズ検知センサのそれぞれのアクチュエ
ータがその開閉アクチュエータ軸に対して回転可能とな
っているので、従来と同様に原稿をセットした時、小サ
イズの原稿では原稿検知センサのみが、大サイズの原稿
では両方の検知センサが作動し、それにより、原稿の有
無及び紙サイズを検知できる。また、開閉部を開いた時
には、開閉アクチュエータ軸が回転し、それによって原
稿検知センサと紙サイズ検知センサの各アクチュエータ
も回転するので、その時の回転角を原稿有無及び紙サイ
ズ検知時の回転角度とは異ならせておくことにより、原
稿検知センサと紙サイズ検知センサの出力信号から、開
閉アクチュエータ軸が回転したことを検知でき、結局、
開閉部の開閉を検知でき、開閉検知専用の検知センサを
省略できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の1実施例による原稿読取装置
の主要部の概略斜視図、図2はその原稿読取装置の全体
を、開閉部を開いて示す概略断面図、図3は図1に示す
原稿読取装置主要部の概略平面図、図4はその原稿読取
装置の制御ブロック図であり、図11、図12に示す従
来装置と同一又は同様な部品は同一符号を付けて示して
いる。図1〜図4において、1は複数の原稿をセットす
る原稿台、2は原稿台1の下端に設けられたゴム製の導
入ローラ、3はその導入ローラ2と平行に設けられたス
ポンジゴム等からなる給紙ローラ、4は一段下がった面
に同じく平行に設けられたゴム製の駆動ローラ、5はそ
の駆動ローラ4と同一面上で平行に設けられ、走行中の
原稿を読み取るイメージセンサ、6はそのイメージセン
サ5と平行に且つ装置下端に設けられたゴム製の排出ロ
ーラ、7は装置下端部付近を支点として回転可能に設け
られ、原稿の走行経路を開放する開閉部、8はその開閉
部7に支点を持ち、先端が導入ローラ2と接すように設
けられた押圧片、9は開閉部7に取付けられ、給紙ロー
ラ3に圧接される高摩擦部材からなる分離片、10は駆
動ローラ4を上部から押圧し回転するピンチローラ、1
1はイメージセンサ5の上部からガラス面に接する読取
ガイド、12は排出ローラ6を上部から押圧し回転する
ピンチローラ、25は、駆動ローラ4の下流に原稿先端
が到達したことを検出するように配置された読取位置検
知センサ(以下B点センサという)である。これらの構
成は従来と同様であり、開閉部7を閉じた状態におい
て、原稿台1上にセットした複数枚の原稿を導入ローラ
2及び押圧片8で給紙ローラ3と分離片9の間に送り、
給紙ローラ3と分離片9で原稿を1枚ずつ分離して給紙
し、駆動ローラ4とピンチローラ10で搬送しながらイ
メージセンサ5で読み取り、排出ローラ6とピンチロー
ラ12で排出することができる。
【0011】このような原稿読取装置において、原稿台
1上にセットした小サイズ(例えばA4版)の原稿13
Aに接触する位置に原稿検知センサ14が設けられ、そ
の外側で且つ大サイズ(例えばB4版)の原稿13Bに
接触する位置に紙サイズ検知センサ17が設けられてい
る。この原稿検知センサ(以下A点センサという)14
と、紙サイズ検知センサ(以下B4センサという)17
は、図5、図6に拡大して示すように、それぞれ、A点
アクチュエータ15及びセンサ部16、B4アクチュエ
ータ18及びセンサ部19を有するものであるが、その
A点アクチュエータ15及びB4アクチュエータ18は
共通の開閉アクチュエータ軸27に回転可能に保持され
ている。また、センサ部16、19は共通のセンサ基板
26に保持されている。
【0012】開閉アクチュエータ軸27は、原稿台の下
方にほぼ水平に回転可能に配置されており、その一端に
は開閉アクチュエータ28とそれを上方に付勢する復帰
ばね29が設けられている。開閉アクチュエータ28
は、開閉部7(図2参照)を閉じた時に開閉部7のボス
21によって押し下げられる位置に設けられており、開
閉部7を閉じた時には、図5に示す位置に押し下げられ
るが、開閉部7を開くと、復帰ばね29により図6に示
す位置に復帰し、待機することとなる。従って、その開
閉アクチュエータ28に固定された開閉アクチュエータ
軸27は開閉部7の開閉に連動して一定角度だけ往復回
転することとなる。ここで、開閉部7の開閉に伴う開閉
アクチュエータ軸27の回転角度は、後述するようにA
点アクチュエータ15及びB4アクチュエータ18が原
稿台上にセットされた原稿によって回転させられる角度
(例えば50°)よりも大きく、例えば80°程度に設
定されている。
【0013】開閉アクチュエータ28には、A点アクチ
ュエータ15及びB4アクチュエータ18に隣接してそ
れぞれレバー31、32が設けられており、A点アクチ
ュエータ15及びB4アクチュエータ18にそれぞれ設
けられているピン15a、18aを支持するようになっ
ている。A点アクチュエータ15及びB4アクチュエー
タ18はそれぞれ、常時自重によってピン15a、18
aがレバー31、32上に止まっているように設計され
ている。従って、A点アクチュエータ15及びB4アク
チュエータ18はその先端部15b、18bを下方に押
した際には、開閉アクチュエータ軸27に無関係に回転
するが、開閉アクチュエータ軸27が開閉部7の開動作
によって図6に示す位置に回転した時にはそれに連動し
て回転することとなる。このレバー31、32、ピン1
5a、18a等は、開閉部の開動作に応じた開閉アクチ
ュエータ軸の回転のみをA点アクチュエータ、B4アク
チュエータに伝達する回転伝達手段を構成する。ここ
で、レバー31、32の位置としては、図5に示すよう
に、開閉部を閉じた状態の時に、A点アクチュエータ1
5及びB4アクチュエータ18のそれぞれの先端部15
b、18bが原稿台上に突出し、原稿台上にセットした
原稿によって所定角度、例えば50°下方に回転させら
れるように定められている。
【0014】A点アクチュエータ15及びB4アクチュ
エータ18はそれぞれ、センサ部16、19の光路を遮
断するための遮断部15c、18cを有しているが、遮
断部15cの幅は遮断部18cよりも狭く設計されてい
る。すなわち、遮断部15cは、A点アクチュエータ1
5が図5に示す状態から原稿によって押し下げられた時
には、センサ部16の光路を遮断する位置となるが、図
6に示すように開閉アクチュエータ軸27の回転に連動
して回転した時には、センサ部16の光路を通り過ぎた
位置となるように幅が設計されている。一方、B4アク
チュエータ18の遮断部18cは、B4アクチュエータ
18が図5に示す状態から原稿によって押し下げられた
時にも、図6に示すように開閉アクチュエータ軸27の
回転に連動して回転した時にも、共にセンサ部19の光
路を遮断するように幅が設計されている。
【0015】次に、上記構成の原稿読取装置について、
原稿有無検知、紙サイズ検知、開閉部の開閉検知の各動
作を説明する。
【0016】図7は各動作時における各アクチュエータ
の位置を示す概略断面図である。開閉部7を閉じた待機
状態では、図5に示すように、開閉部のボス21によっ
て開閉アクチュエータ28が押し下げられており、A点
アクチュエータ15、B4アクチュエータ18とも、そ
の先端部15b、18bが原稿台上面に突出した位置と
なっている。この時、遮蔽部15c、18cは共にセン
サ部16、19の光路から外れた位置となっており、A
点センサ14、B4センサ17からの信号は共にオフで
ある。従って、A点センサ14、B4センサ17からの
信号が共にオフの場合には、開閉部を閉じ、原稿をセッ
トしていない待機状態であると検知される。
【0017】次に、原稿台上に小サイズ(A4版)の原
稿をセットすると、A点アクチュエータ15の先端部1
5bがその原稿によって下方に押し下げられ、遮断部1
5cがセンサ部16の光路を遮断し、これにより、A点
センサ14はオン信号を出力する。一方、B4アクチュ
エータ18は原稿に接触しないので、元の状態を保持
し、従って、B点センサ17の信号はオフである。従っ
て、A点センサ14がオン、B4センサ17がオフの場
合には、小サイズの原稿がセットされた状態であると検
知される。
【0018】原稿台上に大サイズ(B4版)の原稿をセ
ットすると、A点アクチュエータ15の先端部15b及
びB4アクチュエータ18の先端部18bが共にその原
稿によって下方に押し下げられ、遮断部15c、18c
がセンサ部16、19の光路を遮断し、A点センサ1
4、B4センサ17は共にオン信号を出力する。従っ
て、A点センサ14がオン、B4センサ17もオンの場
合には、大サイズの原稿がセットされた状態であると検
知される。
【0019】次に開閉部7を開いた時には、開閉アクチ
ュエータ28に対するボス21の拘束が無くなるので、
開閉アクチュエータ28及び開閉アクチュエータ軸27
が復帰ばね29によって、図6に示す位置に回転し、そ
れにつれてA点アクチュエータ15及びB4アクチュエ
ータ18も回転する。この時、この回転角度は原稿によ
るアクチュエータの回転角度よりも大きくなっているの
で、A点アクチュエータ15の遮断部15cはセンサ部
16の光路を通り過ぎ、このため、A点センサ14は再
びオフとなる。一方、B4アクチュエータ18の遮断部
18cは幅を広くしているので、この場合にもセンサ部
19の光路を遮断しており、B点センサ17の信号はオ
ンである。従って、A点センサ14がオフ、B4センサ
17がオンの場合には、開閉部7が開いた状態であると
検知される。
【0020】以上のようにして、2個のセンサ14、1
7により、原稿有無検知、紙サイズ検知、開閉部の開閉
検知を行うことができる。
【0021】A点センサ14、B4センサ17の信号
は、図4に示す読取記録制御部に送られ、各種の制御に
使用されるが、その制御動作を図8、図9、図10のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0022】図8において、電源投入時、ステップ10
0でA点センサがオフかどうかを判定し、オンの場合に
は原稿台上に原稿が存在しているので、ステップ101
で原稿を排出する。A点センサがオフの場合には、ステ
ップ102に進み、B4センサがオフであるかどうかを
判定する。ステップ102でB点センサがオンであれ
ば、開閉部が開いている場合であるので、ステップ10
4で警報ブザーが鳴動する。ステップ102でB点セン
サがオフであれば、ステップ103に進み、B点センサ
25がオフかどうか判定し、オンであればB点センサ2
5のところに原稿が止まっているのでステップ106で
原稿を排出する。B点センサ25がオフであれば、正常
であるので、ステップ107の待機状態となる。
【0023】次に、図9において、待機状態からステッ
プ108で、A点センサがオンかどうか判定し、オンの
場合には原稿がセットされたことを検知し、次いでステ
ップ112でB4センサがオンかどうかを判定すること
で原稿サイズを判定する。すなわち、B4センサがオン
の場合には、B4原稿がセットされたことを判定してス
テップ113で表示する。また、B4センサがオフの場
合には、A4原稿がセットされたことを判定してステッ
プ114で表示する。一方、ステップ108でA点セン
サがオフと判定された場合には、ステップ109でB4
センサがオンかどうか判定し、オンの場合には開閉部が
開いていると判断して、ステップ104で警報ブザーが
鳴動する。
【0024】図10は開閉部が開いたり、原稿が走行経
路上に停滞した場合の制御を示すフローチャートであ
る。ステップ115と116で開閉部の開閉状態を検知
し、閉じていれば、ステップ118で操作パネルの停止
スイッチが押されるのを待つ。停止スイッチが押された
ら、ステップ119と120で原稿が走行経路上にない
かどうかを検知し、原稿があればステップ121で原稿
を排出し、原稿がなければステップ122の待機状態と
なる。またステップ115と116で開閉部が開いてい
ると検知した場合、ステップ124と125で開閉部が
閉じられたことを検知し、閉じられるとステップ12
4、127で原稿が走行経路上にないか検知し、原稿が
あれば、ステップ129で原稿を排出し、ステップ13
0の待機状態になる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、開閉部の開閉に連動して回転するよう、開閉アクチ
ュエータ軸を設け、原稿検知センサと紙サイズ検知セン
サのそれぞれのアクチュエータをその開閉アクチュエー
タ軸に回転可能に保持させると共に、開閉部の開動作に
応じた開閉アクチュエータ軸の回転のみを、前記原稿検
知センサ及び紙サイズ検知センサの各アクチュエータに
伝達する回転伝達手段を設けているので、開閉部を閉じ
た状態では、原稿検知センサと紙サイズ検知センサのそ
れぞれのアクチュエータがセットされる原稿によって回
転させられ、原稿の有無及びその原稿サイズを検知で
き、また、開閉部を開いた時には、開閉アクチュエータ
軸が回転し、それによって原稿検知センサと紙サイズ検
知センサの各アクチュエータを回転させ、原稿検知セン
サと紙サイズ検知センサの出力信号から、開閉部の開閉
を検知でき、従来用いていた開閉検知専用の検知センサ
を省略することが可能となり、安価でスペースを有効利
用した原稿読取装置を提供できるという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による原稿読取装置の主要部
の概略斜視図
【図2】その原稿読取装置の全体を、開閉部を開いて示
す概略断面図
【図3】図1に示す原稿読取装置主要部の概略平面図
【図4】上記原稿読取装置の制御ブロック図
【図5】A点センサ、B4センサ及びその関連部品を、
開閉部を閉じた状態で且つ原稿をセットする前の待機状
態で示す概略斜視図
【図6】A点センサ、B4センサ及びその関連部品を、
開閉部を開いた状態で示す概略斜視図
【図7】各アクチュエータの動作状態を説明する概略断
面図
【図8】上記原稿読取装置における電源投入時の制御を
示すフロー図
【図9】上記原稿読取装置における待機状態から原稿検
知までの制御を示すフロー図
【図10】上記原稿読取装置における異常状態での制御
を示すフロー図
【図11】従来の原稿読取装置の概略断面図
【図12】従来のセンサ構成を示す概略立体透視図
【符号の説明】
1 原稿台 3 給紙ローラ 4 駆動ローラ 5 イメージセンサ 6 排出ローラ 7 開閉部 9 分離片 14 原稿検知センサ(A点センサ) 15 A点アクチュエータ 16 センサ部 17 紙サイズ検知センサ(B4センサ) 18 B4アクチュエータ 19 センサ部 21 ボス 26 センサ基板 27 開閉アクチュエータ軸 28 開閉アクチュエータ 29 復帰ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をセットする原稿台と、その原稿台
    にセットした原稿の有無を検知する原稿検知センサと、
    その原稿検知センサよりも原稿の幅方向に関して外側に
    配置された紙サイズ検知センサと、原稿台上の原稿を1
    枚ずつ給紙する給紙装置と、走行中の原稿を読み取る原
    稿読取手段と、原稿の走行経路の少なくとも一部を開放
    する開閉部と、その開閉部の開閉に連動して一定角度だ
    け回転するように設けられた開閉アクチュエータ軸とを
    有し、前記原稿検知センサと紙サイズ検知センサがそれ
    ぞれ、前記開閉アクチュエータ軸に回転可能に保持され
    たアクチュエータを備えており、更に、前記開閉部の開
    動作に応じた開閉アクチュエータ軸の回転のみを、前記
    原稿検知センサ及び紙サイズ検知センサの各アクチュエ
    ータに伝達する回転伝達手段を設けていることを特徴と
    する原稿読取装置。
JP4138364A 1992-05-29 1992-05-29 原稿読取装置 Pending JPH05336315A (ja)

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JP4138364A JPH05336315A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 原稿読取装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0879419A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置
US8270863B2 (en) 2008-07-25 2012-09-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that detects the state of the casing of the image forming apparatus
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