JPH05336279A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05336279A
JPH05336279A JP4140435A JP14043592A JPH05336279A JP H05336279 A JPH05336279 A JP H05336279A JP 4140435 A JP4140435 A JP 4140435A JP 14043592 A JP14043592 A JP 14043592A JP H05336279 A JPH05336279 A JP H05336279A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、装置を
言語の異なる地域に設置したり、同一装置を使用言語の
異なる複数のオペレータが使用しても、操作方法や各種
情報がオペレータの母国語で分かり易く表示されて、確
実に操作が行えると共に、オペレータの言語選択の操作
負担が軽減でき、かつ表示用や登録用などの言語を個別
に選択できるようにすることを目的としている。 【構成】 表示用パラメータテーブル11の中に予め格
納されている表示用メッセージの表示用パラメータを選
択することにより、表示位置情報のアドレスを示す位置
情報間接アドレステーブル12のアドレスと、キャラク
タ情報のアドレスを示す表示キャラクタ間接アドレステ
ーブル13のアドレスを指定する。位置情報間接アドレ
ステーブル12と表示キャラクタ間接アドレステーブル
13のアドレスから指定される言語コードの値をオフセ
ットとして、表示位置情報とキャラクタ情報とのアドレ
スを算出し、表示するようにして、所望の言語に応じた
キャラクタに応じた表示位置で表示するように構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特にファクシミリ処理における各種情報の表示、記
録あるいは登録する際に用いる言語処理を容易にしたフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置は、ファクシミ
リ通信におけるオペレータの操作を円滑にしたり、処理
内容を明示するために、表示部にガイダンス情報を所定
の言語で文字表示したり、また、通信結果や送信先情
報、あるいは発信先情報等を記録紙に記録出力すること
が行われている。
【0003】しかし、このようなファクシミリ装置は、
日本国内に限らず、海外にも輸出されて設置されること
があり、また、最近では日本国内においても言語の異な
る複数の国籍の人々が同一事業所で働く機会が多くなっ
たため、それらの人々が同じファクシミリ装置を使用す
る頻度も増加している。このため、ファクシミリ装置の
操作に関する各種情報は、実際に使用するオペレータに
とって理解し易い言語で表示あるいは記録される必要が
あり、装置の設置される地域やその利用者に応じて言語
が選択できることが望まれている。
【0004】そこで、従来のファクシミリ装置は、フ
ァクシミリ装置の設置される地域、いわゆる仕向地で主
に使われている1つの言語により、予め各種情報をメモ
リに格納しておき、そのメモリにより各種情報を読み出
すことによって表示あるいは記録が行われていた。ま
た、言語の異なる複数の人々が同一のファクシミリ装
置を利用する場合は、例えば、特開平3−13163号
公報に記載されているように、オペレータが任意の言語
を選択することによって、所望の言語により各種情報の
表示や記録出力が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、の場合、仕
向地別に1つの言語でしか各種情報が表示されないた
め、オペレータが仕向地以外の言語圏の人の場合は、表
示または記録された各種情報の意味が理解できない上、
ファクシミリ装置の設計および製造も仕向地別に行う必
要があり、高コストになるという問題があった。
【0006】また、オペレータが任意の言語を指示する
手段を備えたの場合は、同一のファクシミリ装置を言
語の異なる複数のオペレータで利用することが可能とな
り、装置の設計および製造も仕向地別にする必要がなく
なるという利点がある。ところが、複数の言語を選択可
能に表示あるいは記録を行う各種情報の中には、ガイド
情報のように決められた文字を表示する場合と、任意の
文字を選んで名称などを登録する場合とでは文字表示の
仕方が異なり、また、表示用と登録用とで異なる言語を
選択したり、名称などを登録する場合の具体的な入力手
段については触れられていなかった。
【0007】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、ファクシミリ装置を言語の異なる地域に
設置したり、同じファクシミリ装置を使用言語の異なる
複数のオペレータが使用しても、操作方法や各種情報が
オペレータの母国語で分かり易く表示されて、確実に操
作が行えると共に、オペレータの言語選択の操作負担が
軽減でき、かつ表示用や登録用などの言語を個別に選択
することが可能なファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各国言語の文字フォントを有し、ファクシミリの送受信
時において操作方法や入力指示の内容等を示すガイダン
ス情報、送信結果や受信結果等の管理情報、送信先情報
または発信元情報等の各種情報を、所定の言語を用いて
表示部に表示し、記録部から記録出力する表示/記録出
力手段と、該表示/記録出力手段で表示する言語を選択
する言語選択手段と、を備えたファクシミリ装置におい
て、所定のメッセージを表示または記録出力する際に、
該メッセージのキャラクタと表示位置とを指定するメッ
セージ指定手段と、該指定されたキャラクタと表示位置
とに基づいて前記選択された言語におけるメッセージの
キャラクタ情報と表示位置情報のアドレスを指定するア
ドレス指定手段と、該指定されたアドレスによりメッセ
ージのキャラクタ情報と表示位置情報を出力するメッセ
ージ情報出力手段と、が設けられ、所定のメッセージを
表示する言語に応じてキャラクタと表示位置とを指定し
て表示または記録出力するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、各国言語の文字フ
ォントを有し、ファクシミリの送受信時において操作方
法や入力指示の内容等を示すガイダンス情報、送信結果
や受信結果等の管理情報、送信先情報または発信元情報
等の各種情報を、所定の言語を用いて表示部に表示し、
記録部から記録出力する表示/記録出力手段と、該表示
/記録出力手段で表示する言語を選択する言語選択手段
と、を備えたファクシミリ装置において、任意の文字を
入力して固有のメッセージを登録する際に、各国言語の
文字フォントに対応した文字入力部を使って文字入力を
行う文字入力手段と、該文字入力部により入力するキャ
ラクタを指定するキャラクタ指定手段と、該指定された
キャラクタに基づいて前記選択された言語におけるキャ
ラクタ情報のアドレスを指定するキャラクタアドレス指
定手段と、該指定されたキャラクタアドレスによりキャ
ラクタ情報を出力するキャラクタ情報出力手段と、が設
けられ、任意の文字を選択した言語に応じたキャラクタ
を使って固有のメッセージを入力して登録するようにし
たことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のファクシミリ装置において、所定のメッセージを
表示する場合の言語選択手段と、任意の文字を入力して
固有のメッセージを登録する場合の言語選択手段とがそ
れぞれ別に設けられ、表示用メッセージと登録用メッセ
ージとを異なる言語に切り替え可能としたことを特徴と
する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のファクシミリ装置において、前記文字入力手段に
は、入力する言語に応じた文字フォント例を各入力キー
毎に表示可能とした文字フォント表示手段が設けられ、
現在選択されている言語で表示された文字フォント例を
見ながら文字入力可能としたことを特徴とする。請求項
5記載の発明は、請求項1から4記載のファクシミリ装
置において、ファクシミリ操作を行うオペレーションポ
ート上の操作説明記載位置に操作説明用表示手段が設け
られ、現在選択されている言語で前記操作説明用表示手
段の表示部に説明を表示するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1から5記
載のファクシミリ装置において、装置利用者が使用する
言語を利用者に対応させて予め登録しておく使用言語登
録手段と、装置の使用開始時に利用者を判別する利用者
判別手段と、が設けられ、装置利用者に応じて使用言語
の設定を自動的に行うようにしたことを特徴とする。請
求項7記載の発明は、請求項1から6記載のファクシミ
リ装置において、前記言語選択手段として、各言語毎の
言語データを予めバーコード化し、該バーコードを読み
取ることによって言語を選択するようにしたことを特徴
とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、所定のメッセージを表示または記録出力する際に、
メッセージのキャラクタと表示位置とを指定し、その指
定されたキャラクタと表示位置とに基づいて選択された
言語におけるメッセージのキャラクタ情報と表示位置情
報のアドレスを指定し、そのアドレスによりメッセージ
のキャラクタ情報と表示位置情報を出力することによ
り、選択した言語のキャラクタで所定のメッセージが適
切な位置に表示または記録出力される。
【0014】上記構成を有する請求項2記載の発明にお
いては、任意の文字を入力して固有のメッセージを登録
する際に、各国言語の文字フォントに対応した文字入力
部を使ってキャラクタを指定し、そのキャラクタに基づ
いて選択された言語におけるキャラクタ情報のアドレス
を指定し、その指定されたキャラクタアドレスによりキ
ャラクタ情報を出力することにより、選択した言語のキ
ャラクタで任意の文字を入力して固有のメッセージが登
録される。
【0015】上記構成を有する請求項3記載の発明にお
いては、表示用メッセージと登録用メッセージとを異な
る言語で切り替え可能にしたことにより、例えば誘導操
作上のガイダンス表示は母国語で表示し、登録する文字
は別の言語を使って登録することも可能となり、言語選
択の自由度が向上する。上記構成を有する請求項4記載
の発明においては、任意のメッセージなどを登録する際
に、文字入力を行うキー入力部の各キーに対応して、選
択された言語に応じた文字フォント例を表示する表示手
段が設けられたことにより、選択した言語で表示された
文字フォント例を見ながら確実に文字入力することがで
きる。
【0016】上記構成を有する請求項5記載の発明にお
いては、オペレーションポート上の操作説明記載位置に
操作説明用の表示手段が設けられ、選択された言語に応
じたガイダンス表示がなされることにより、選択した言
語で表示された操作説明を見ながら操作することが可能
となり、仕向地別にオペレーションポートのデザインを
変える必要がなくなる。
【0017】上記構成を有する請求項6記載の発明にお
いては、装置利用者が使用する言語を利用者に対応させ
て予め登録しておき、装置の使用開始時に利用者を判別
することにより、利用者に応じて使用言語の設定が自動
的に行われるので、オペレータの負担が軽減され、操作
性が向上する。上記構成を有する請求項7記載の発明に
おいては、バーコードの読み取りによって任意の言語を
選択できるようにしたため、選択する言語が複数あっ
て、切り替え回数が多くなる場合でも、容易に操作する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。図1は本発明の一実施例に係る
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、1はCPU(Central Processing Unit) で、
システム全体を制御するものである。2はROM(Read
Only Memory) で、CPU1の制御動作を決定するファ
ームウェアが格納されている。3はRAM(Random Acc
ess Memory) で、CPU1が制御を行うために必要なワ
ークエリアや一時的な記憶エリアが形成されている。4
はオペレーションポートで、ファクシミリ装置を操作す
るために必要な表示装置やキー入力装置等から構成され
ている。5はNCU(網制御部)で、回線に接続され、
画情報の送受信時に相手端末との間で通信に必要な通信
手順を実行するものである。6はモデムで、回線を介し
て接続されたファクシミリ装置間でデータを送受信する
ための画像信号を変調および復調するものである。7は
DCR(符号化・復号化部)で、画像信号を符号化して
圧縮し、圧縮された符号化データを伸長して元のデータ
に復元するものである。8はスキャナで、送信する原稿
をライン単位で搬送させながら画情報を読み取るもので
ある。9はプロッタで、2値化された画像データを受け
取り、記録紙に印字出力するものである。10はシステ
ムバスで、ファクシミリ装置の各部間でデータのやりと
りを行うデータの経路である。
【0019】次に、作用を説明する。図2は請求項1記
載の発明に係るメッセージ表示動作の一実施例を説明す
る図である。図において、11は表示用パラメータテー
ブル、12は位置情報間接アドレステーブル、13は表
示キャラクタ間接アドレステーブル、14は位置情報テ
ーブル、15は表示キャラクタテーブルである。
【0020】まず、図2に示す実施例の場合は、上記図
1に示すROM2において、所定のメッセージを表示す
るための各表示用パラメータが表示用パラメータテーブ
ル11に予め格納されている。そして、この表示用パラ
メータは、メッセージの表示位置情報のアドレスを指定
する位置情報間接アドレステーブル12のアドレスと、
キャラクタ情報のアドレスを示す表示キャラクタ間接ア
ドレステーブル13のアドレス等のパラメータで構成さ
れている。
【0021】また、図1に示すオペレーションポート4
に設けられたディスプレイ上にメッセージを表示する場
合は、表示データの制御を行う表示制御部において、表
示用パラメータテーブル11から渡された表示用パラメ
ータを参照して、位置情報間接アドレステーブル12と
表示キャラクタ間接アドレステーブル13のそれぞれの
アドレスから、予め指定された言語の言語コードの値を
オフセットとして表示位置情報とキャラクタ情報のアド
レスを算出する。そして、このアドレスに基づいて、位
置情報テーブル14と表示キャラクタテーブル15の表
示位置情報(ここでは“0”)とキャラクタ情報(ここ
では“START”)とが選択され、これらの情報に基
づいて表示制御部がオペレーションポート4上のディス
プレイの所定位置に表示される。
【0022】ここでは、選択言語を英語としたが、日本
語の場合は例えば“開始”という文字が表示されること
になる。そして、表示するメッセージによっては、複数
の単語からなる短文で表示することもあるが、その場合
は、表示する文章および選択する言語によって文字の位
置が異なるので、それぞれ表示位置情報を持った表示用
パラメータを表示用パラメータテーブル11から選択す
ることにより、文字を重ねることなく、所望の言語で適
切な表示位置に文章を表示することができる。
【0023】なお、上記実施例では位置情報間接アドレ
ステーブル12と位置情報テーブル14、および表示キ
ャラクタ間接アドレステーブル13と表示キャラクタテ
ーブル15とを別のテーブルとして構成したが、間接ア
ドレステーブル12、13に、それぞれ位置情報テーブ
ル14と表示キャラクタテーブル15のデータを並べる
ようなテーブル構成を採用することもできる。
【0024】次に、図3は請求項2記載の発明に係るメ
ッセージ表示動作の一実施例を説明する図である。図に
おいて、16は入力キーコードテーブル、17はキャラ
クタ間接アドレステーブル、18はキャラクタテーブル
である。そこで、図3に示す実施例では、名称等のよう
に固有のメッセージを文字入力部を使って登録する場合
であり、ここでは図1に示すオペレーションポート4上
にキーボードが設けられ、各キーには図3中に示す“キ
ー01、キー02、キー03……”のようにキーコード
が対応しており、任意のキーを押下することにより、入
力されたキーのキーコードから参照すべきキャラクタ間
接アドレステーブル17のアドレスを入力キーコードテ
ーブル16により算出する。その算出されたアドレス
は、キャラクタ間接アドレステーブル17において、予
め選択された言語(ここでは英語)の言語コードの値を
オフセットとしてキャラクタ情報のアドレスを算出す
る。そして、算出されたアドレスに基づいてキャラクタ
テーブル18のキャラクタ“B”をセットする。このよ
うに、選択した言語を使って任意の文字を入力すること
により、名称等の固有のメッセージを登録することがで
きる。
【0025】なお、上記実施例ではキャラクタ間接アド
レステーブル17とキャラクタテーブル18とを別のテ
ーブルとして構成したが、キャラクタ間接アドレステー
ブル17に、キャラクタテーブル18のデータを並べる
ようなテーブル構成を採用することもできる。次に、上
記図2および図3で説明した実施例では、表示用メッセ
ージと登録用メッセージを表示または記録出力する際の
動作を説明したが、請求項3記載の発明に係る実施例で
は、言語の選択手段をそれぞれ個別に設けることによ
り、表示用メッセージと登録用メッセージで用いる言語
を異にすることもできる。このため、例えば、ファクシ
ミリを誘導操作するためのガイダンス表示を行う場合
は、母国語で表示し、登録を行う文字は、別の言語を使
って登録することが可能となり、状況に応じた言語選択
が可能となり、操作性が向上する。
【0026】次に、図4は請求項4記載の発明に係る文
字入力部のキャラクタ表示状態を示す図である。図にお
いて、19は文字入力キーであり、ここでは文字コード
“02”が表示されている。20は文字入力キー19に
対応するキャラクタを表示する表示部であって、例え
ば、小型の液晶表示装置(LCD)を用いたり、マトリ
ックス状に配置された発光素子を選択的に点灯させるこ
とにより、キャラクタが表示できるものであればよい。
図4において、選択言語が英語の場合は、文字入力キー
19によって入力されるキャラクタとして、表示部20
に“B”が表示される。
【0027】そこで、請求項4記載の発明に係るファク
シミリ装置によれば、任意の名称やメッセージなどを登
録する際に、文字入力を行うそれぞれの文字入力キー1
9に隣接して、入力されるキャラクタを表示する表示部
20が設けられている。このため、登録する言語を切り
替えても、その言語に応じたキャラクタが文字入力キー
19に対応して表示部20に表示されるので、これを見
ながら確実に文字入力することができ、操作性を向上さ
せることができる。
【0028】次に、図5は請求項5記載の発明に係るオ
ペレーションポート上の操作説明記載位置に設けられた
メッセージ表示状態を示す図である。図において、21
はオペレーションポート4のボード上に記載された操作
説明の記載に代わる表示部であって、上記表示部20と
同様に液晶表示装置(LCD)やマトリックス状に配置
された発光素子等が用いられ、キャラクタを表示可能に
構成している。
【0029】図5に示されるように、表示部21には英
語を選択した場合の“START”が表示されている
が、日本語を選択した場合は、この表示部21に“開
始”などの文字が表示される。このように、オペレーシ
ョンポート4上の操作説明は、選択された言語に応じて
表示部21にガイダンス表示がなされるので、オペレー
タは母国語での操作説明を見ながら操作することが可能
となり、操作性が向上すると共に、仕向地別にオペレー
ションポートのデザインを変える必要がなくなるため、
コストを下げることができる。
【0030】次に、図6はオペレーションポートの操作
表示部上で言語を選択する際の操作例を示す図である。
図において、22および23はオペレーションポート4
におけるディスプレイで、言語選択モード時に表示され
る選択メニューである。図6に示されるように、複数の
選択言語が表示されており、オペレータは上下左右の矢
印方向のカーソルキー等を使って所望の言語上にカーソ
ルを移動させた後、リターンキーを押下して言語を選択
する。図6では、カーソルが“日本語”上にあるが、右
方向に移動させれば“英語”が選択され、下方向にスク
ロールさせることにより、ディスプレイ23のようなメ
ニューを出して、選択を続けることができる。
【0031】次に、図7は請求項6記載の発明に係る一
実施例の動作を説明するフローチャートである。この請
求項6記載の発明に係る実施例では、利用者の母国語を
予め利用者に対応させて図1のRAM3などに登録す
る。そして、図7に示されるように、ステップ100に
おいて、例えばIDコード入力などによって利用者を判
別する場合は、入力されたIDコードが予め登録されて
ある利用者と一致する場合は判別することができる。次
に、ステップ101では、その利用者に対応した登録済
の言語コードを検索してセットすることにより、自動的
に言語が選択され、ステップ102で言語表示を切り替
えることができる。
【0032】また、ステップ100で利用者の判別がで
きなかったり、言語コードが予め登録されていない場合
は、そのまま終了する。このように、請求項6記載の発
明に係る実施例の場合は、利用者に応じて使用言語の設
定が自動的に行われるため、オペレータの負担が軽減さ
れ、操作性が向上する。
【0033】次に、図8は請求項7記載の発明に係る一
実施例の動作を説明するフローチャートである。この請
求項7記載の発明に係る実施例では、各言語毎の言語コ
ードを予めバーコード化しておき、バーコード読取装置
により所定のバーコードを瞬時に読み取ることによっ
て、所望の言語を選択できるようにしたものである。そ
こで、図8に示されるように、ステップ200におい
て、バーコードの読み取りがあったか否かが判断され、
あった場合はステップ201で読み取られたバーコード
に応じた言語コードに変更し、ステップ202で言語表
示を切り替える。ステップ200でバーコードが読み取
れない場合は、そのまま終了する。
【0034】このように、請求項7記載の発明に係る実
施例の場合は、選択する言語が多数あって、切り替え回
数が多い場合でも、言語選択操作を容易に行うことがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、所定のメッセージ
を表示または記録出力する際に、メッセージのキャラク
タと表示位置とを指定し、その指定されたキャラクタと
表示位置とに基づいて選択された言語におけるメッセー
ジのキャラクタ情報と表示位置情報のアドレスを指定し
て、そのアドレスによってメッセージのキャラクタ情報
と表示位置情報とを出力するようにしたので、所定のメ
ッセージを選択した言語のキャラクタに応じて適切な位
置に表示または記録出力することが可能となり、ファク
シミリ装置の設置地域やオペレータの国籍に係わらず、
母国語表示により確実に操作することができる。
【0036】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、任意の文字を入力して固有のメッセージを
登録する際に、各国言語の文字フォントに対応した文字
入力部を使ってキャラクタを指定し、そのキャラクタに
基づいて選択された言語におけるキャラクタ情報のアド
レスを指定して、その指定されたキャラクタアドレスに
よりキャラクタ情報を出力するので、選択した言語のキ
ャラクタを使い、任意の文字を入力して、固有のメッセ
ージを登録することができる。
【0037】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、表示用メッセージと登録用メッセージとを
異なる言語に切り替えることができるので、誘導操作上
のガイダンス表示を母国語で表示しながら、登録する文
字は別の言語を使って登録することも可能となり、言語
選択の自由度が向上する。請求項4記載の発明に係るフ
ァクシミリ装置によれば、任意の名称やメッセージなど
を登録する際に、文字入力を行うキー入力部の各キーに
対応して、選択された言語に応じた文字フォント例を表
示する表示手段を設けたので、選択された言語に応じた
文字フォント例を見ながら確実に文字入力を行うことが
でき、操作性を向上させることができる。
【0038】請求項5記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、オペレーションポート上の操作説明記載位
置に操作説明用の表示手段が設けられ、選択された言語
に応じたガイダンス表示がなされるようにしたので、母
国語で表示された操作説明を見ながら操作することが可
能となるため、操作性が向上すると共に、仕向地別にオ
ペレーションポートのデザインを変える必要がなくな
る。
【0039】請求項6記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、利用者の母国語を利用者に対応させて登録
し、装置の使用開始時に利用者を判別するようにしたの
で、利用者に応じて使用言語の設定が自動的に行われ、
オペレータの負担が軽減されると共に、操作性が向上す
る。請求項7記載の発明に係るファクシミリ装置によれ
ば、バーコードの読み取りによって任意の言語を選択で
きるようにしたので、選択する言語が多数あって、切り
替え回数が多くなっても、言語選択操作が容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】請求項1記載の発明に係るメッセージ表示動作
の一実施例を説明する図である。
【図3】請求項2記載の発明に係るメッセージ表示動作
の一実施例を説明する図である。
【図4】請求項4記載の発明に係る文字入力部のキャラ
クタ表示状態を示す図である。
【図5】請求項5記載の発明に係るオペレーションポー
ト上の操作説明記載位置に設けられたメッセージ表示状
態を示す図である。
【図6】オペレーションポートの操作表示部上で言語を
選択する際の操作例を示す図である。
【図7】請求項6記載の発明に係る一実施例の動作を説
明するフローチャートである。
【図8】請求項7記載の発明に係る一実施例の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 オペレーションポート 5 NCU 6 モデム 7 DCR 8 スキャナ 9 プロッタ 10 システムバス 11 表示用パラメータテーブル 12 位置情報間接アドレステーブル 13 表示キャラクタ間接アドレステーブル 14 位置情報テーブル 15 表示キャラクタテーブル 16 入力キーコードテーブル 17 キャラクタ間接アドレステーブル 18 キャラクタテーブル 19 文字入力キー 20、21 表示部 22、23 ディスプレイ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各国言語の文字フォントを有し、ファクシ
    ミリの送受信時において操作方法や入力指示の内容等を
    示すガイダンス情報、送信結果や受信結果等の管理情
    報、送信先情報または発信元情報等の各種情報を、所定
    の言語を用いて表示部に表示し、記録部から記録出力す
    る表示/記録出力手段と、 該表示/記録出力手段で表示する言語を選択する言語選
    択手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 所定のメッセージを表示または記録出力する際に、該メ
    ッセージのキャラクタと表示位置とを指定するメッセー
    ジ指定手段と、 該指定されたキャラクタと表示位置とに基づいて前記選
    択された言語におけるメッセージのキャラクタ情報と表
    示位置情報のアドレスを指定するアドレス指定手段と、 該指定されたアドレスによりメッセージのキャラクタ情
    報と表示位置情報を出力するメッセージ情報出力手段
    と、 が設けられ、 所定のメッセージを表示する言語に応じてキャラクタと
    表示位置とを指定して表示または記録出力するようにし
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】各国言語の文字フォントを有し、ファクシ
    ミリの送受信時において操作方法や入力指示の内容等を
    示すガイダンス情報、送信結果や受信結果等の管理情
    報、送信先情報または発信元情報等の各種情報を、所定
    の言語を用いて表示部に表示し、記録部から記録出力す
    る表示/記録出力手段と、 該表示/記録出力手段で表示する言語を選択する言語選
    択手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 任意の文字を入力して固有のメッセージを登録する際
    に、各国言語の文字フォントに対応した文字入力部を使
    って文字入力を行う文字入力手段と、 該文字入力部により入力するキャラクタを指定するキャ
    ラクタ指定手段と、 該指定されたキャラクタに基づいて前記選択された言語
    におけるキャラクタ情報のアドレスを指定するキャラク
    タアドレス指定手段と、 該指定されたキャラクタアドレスによりキャラクタ情報
    を出力するキャラクタ情報出力手段と、 が設けられ、 任意の文字を選択した言語に応じたキャラクタを使って
    固有のメッセージを入力して登録するようにしたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のファクシミリ装置
    において、 所定のメッセージを表示する場合の言語選択手段と、任
    意の文字を入力して固有のメッセージを登録する場合の
    言語選択手段とがそれぞれ別に設けられ、 表示用メッセージと登録用メッセージとを異なる言語に
    切り替え可能としたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のファクシミリ装置
    において、 前記文字入力手段には、 入力する言語に応じた文字フォント例を各入力キー毎に
    表示可能とした文字フォント表示手段が設けられ、 現在選択されている言語で表示された文字フォント例を
    見ながら文字入力可能としたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4記載のファクシミリ装置に
    おいて、 ファクシミリ操作を行うオペレーションポート上の操作
    説明記載位置に操作説明用表示手段が設けられ、 現在選択されている言語で前記操作説明用表示手段の表
    示部に説明を表示するようにしたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5記載のファクシミリ装置に
    おいて、 装置利用者が使用する言語を利用者に対応させて予め登
    録しておく使用言語登録手段と、 装置の使用開始時に利用者を判別する利用者判別手段
    と、 が設けられ、 装置利用者に応じて使用言語の設定を自動的に行うよう
    にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6記載のファクシミリ装置に
    おいて、 前記言語選択手段として、 各言語毎の言語データを予めバーコード化し、該バーコ
    ードを読み取ることによって言語を選択するようにした
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151884A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置、情報処理装置、メッセージ表示方法

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