JPH05336131A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH05336131A
JPH05336131A JP4141234A JP14123492A JPH05336131A JP H05336131 A JPH05336131 A JP H05336131A JP 4141234 A JP4141234 A JP 4141234A JP 14123492 A JP14123492 A JP 14123492A JP H05336131 A JPH05336131 A JP H05336131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
power supply
bus
unit
circuit unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4141234A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takami
昌之 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4141234A priority Critical patent/JPH05336131A/ja
Publication of JPH05336131A publication Critical patent/JPH05336131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスの二重化といったような冗長をきたさず
バスのダウン時のダウン時間を短縮でき、小形化により
コストも低減させることができるデータ伝送システムを
提供することを目的とする。 【構成】 上記の目的を達成するために本発明は、電子
回路ユニット2a〜2eと接続されたバスライン3,制
御ユニット1内に設けられバスの障害を検出する障害検
出部6および障害検出部6の検出結果に基づいて、前記
電子回路ユニット2a〜2e内部のバッファIC5に供
給する電源電圧を制御する電源供給部7によって構成さ
れ、障害検出部6で不良の電子回路ユニットを特定し、
このユニットのバスラインへの信号アクセスを停止させ
ることによって不良ユニットを切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル信号処理を扱う
伝送装置や交換器,測定器などにおけるデータ伝送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在のデータ伝送システムにおいては、
デジタル信号処理を行うシステムの巨大化,複雑化に伴
って、複数の電子回路ユニット間で信号をやり取りして
各装置の機能を実現する方法が一般的に行われている。
その際、相互のデータのやり取りの量に応じて配線数が
増大するため、信号処理の形態は、電子回路ユニット間
でデータを授受する共通のバスラインを設けたバス構造
をとることが多い。
【0003】図4は従来のデータ伝送システムのバス構
造を表す図で、2a〜2eはそれぞれ独自の機能を有す
る電子回路ユニットを示す。また、3はこれらの電子回
路ユニットと接続されたバスライン、1は前記電子回路
ユニットから出力される信号のタイミングなどの処理を
司る制御ユニットをそれぞれ示す。これらのユニットは
例えば基板で構成され、マザーボード上に配置されたバ
スラインにコネクタ等を介して接続するようになってい
る。
【0004】図4に示すようなバス構造は、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)等に見られる伝送形態であ
るが、昨今の多重通信装置や交換機などにおいては、機
器内部のデータのやり取りも上記構造をとっている。
【0005】ところで、このようなバス構造で信号を処
理する際問題となるのは、故障時の対策である。すなわ
ち、図4のバスライン3に信号アクセスする複数の機能
ユニットのうち、いずれか1枚の電子回路ユニットの出
力段で何等かの障害が発生した場合,あるいは割り当て
られた使用タイミング以外の時間に電子回路ユニットか
らバスラインに信号が誤発信された場合、バスラインを
共有するすべての電子回路ユニットに誤った信号が伝送
され、ひいてはシステムダウンにつながってしまう場合
がある。これを回避するためには従来よりバスラインの
二重化の保護が施されているが、冗長が大きくコストも
かさむという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のデータ伝送システムにあっては、障害が発生した場合
の対策として、バスラインの二重化等の保護がなされ
る。しかしながら、二重化した場合、バスの本数および
入出力バッファの数が倍になるばかりか、バスのために
使用するコネクタの入出力ピンの数も倍になることか
ら、冗長が大きくコストもかさむという問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、バスラインを二重化する程のサイズアップをきたさ
ずにデータバスのダウン時のダウン時間を短縮でき、信
頼性の向上したデータ伝送システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の電子回路ユニットと、前記複数の電
子回路ユニットと接続され、この電子回路ユニットに入
出力する信号を伝送するバスラインと、前記バスライン
を伝送してくる信号の障害の有無を検出する障害検出手
段と、前記障害検出手段における検出結果に基づいて、
前記電子回路ユニット内部の入出力バッファ回路に供給
する電源電圧を制御する手段により構成されている。
【0009】
【作用】上記構成によるデータ伝送システムにあって
は、障害検出手段でバスラインを伝送してくる信号の例
えばパリティチェックを行うことによってバスの障害の
有無を検知する。そして、障害が検出されたときは、電
子回路ユニット内部の入出力バッファへの電源供給を順
次停止し、バスの状態を再度監視することによって異状
のあった電子回路ユニットを特定すると同時にこの電子
回路ユニットへの電源供給を停止することにより障害回
復を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明のデータ伝送システムのバス
構造を示す図である。図1において、1は後述する障害
検出部を有し、バスのマスターとなる制御ユニットであ
る。2a〜2eはそれぞれ独自の機能を有する電子回路
ユニットである。
【0012】また、3はバスラインで、各電子回路ユニ
ットと接続され,各電子回路ユニットからのデータを授
受する。さらに、4a〜4eは、電子回路ユニット内部
の後述する入出力バッファICに接続されてこれらに電
源を供給する電源供給線である。
【0013】上記構成において、電子回路ユニット2a
〜2eからは、各々定められたタイムスロットでバスラ
イン3に信号が出力され、制御ユニット1がこれらの信
号を受信する。このときに、自己のタイムスロット以外
の時間に電子回路ユニットからデータが出力されるとい
う誤作動があった場合は、他の電子回路ユニットから出
力された信号にエラーを発生させることになってしま
う。そのような状態のとき、制御ユニット1の障害検出
部6で、例えば入力信号のパリティチェックを行うこと
により障害の有無を検知する。「障害あり」と判定され
た場合は、障害のあった電子回路ユニットを特定するた
め、電子回路ユニットに対しそのユニットのバスライン
へのアクセスを順次停止させる。すなわち、制御ユニッ
ト1内の障害検出部6で障害を検知したならば、電源供
給部7からの電子回路ユニット2a〜2eへの電源供給
を順次停止させ、その都度バスの状態を再び障害検出部
6で監視し、送られてくる信号が正しいか否かにより故
障あるいは不良の電子回路ユニットの特定をする。
【0014】電子回路ユニットと電源供給線との接続は
図2のようになっている。図2において、5は各電子回
路ユニット内に設けられた入出力バッファICであり、
電源供給部7から電源電圧Vccが電源供給線4aを通っ
てバッファIC5に供給されるようになっている。この
バッファIC5は、出力をワイヤードオアできるECL
あるいはTTLなどの論理ICでありバスライン3に直
接接続されている。したがって、このバッファICへの
電源供給を停止すれば、電子回路ユニットからバスライ
ンへの信号アクセスは中断される。なお、このバッファ
IC5は、例えば標準ECLを+5ボルトで使用するも
のとした場合、電源供給線4aをGNDにしたときに出
力側がlowレベルあるいはハイインピーダンスに見え
るものであればよい。不良が検出された電子回路ユニッ
トは、電源供給が打ち切られ、障害回復の措置がとられ
る。
【0015】なお、不良ユニットの特定は、電子回路ユ
ニットへの電源供給を順次停止させる方法に限らず、逆
に、一つの電子回路ユニットのみに順次電源供給を行
い、その出力結果を障害検出部で監視することを繰り返
して不良電子回路ユニットの特定を行ってもよい。
【0016】このように、上記したデータ伝送システム
によれば、二重化などの大幅な冗長をきたすことなくバ
スのダウン時間を短くできるので信頼性が向上するとと
もに、大幅なコストダウンが実現できる。
【0017】ところで、図2の構成ではバスラインへの
出力バッファであるバッファICの電源のみを電源供給
線で制御するようにしているが、事情によっては、電子
回路ユニット全体の電源を電源供給線で制御してもよ
い。例えば、信号を外部に出力するようなタイプの電子
回路ユニットに障害があった場合、バッファICの電源
供給を停止しても電子回路ユニット全体の電源供給がな
されていると外部に誤った信号が勝手に出力されてしま
う恐れがある。このような場合は、電子回路ユニット全
体の電源を順次停止させて障害の有無の検出,故障電子
回路ユニットの特定,切り離しを行ってもよい。
【0018】また、電源供給線はバスラインに直接リン
クしている制御ユニット1から出力されている必要はな
い。例えば、図3に示すように、制御ユニット1で検出
されたエラー情報は電源供給ユニット8に転送され、こ
のユニット8から電子回路ユニット2a〜2eに分配さ
れている電源供給線をオフしてしまうことにより、不良
電子回路ユニットの切り離しが可能となる。
【0019】
【発明の効果】上記したように、本発明のデータ伝送シ
ステムは、バスの二重化といったような大幅な冗長をし
なくてもバスのダウン時のダウン時間を短くすることが
できるので、信頼性が向上し、小形化によりコストも低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図。
【図2】電子回路ユニットと電源供給線との接続を示す
図。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す図。
【図4】従来のデータ伝送システムのバス構造を示す図
である。
【符号の説明】
1…制御ユニット 2a〜2e…電子回路ユニット 3…バスライン 4…バッファ用電源供給線 5…バッファIC 6…障害検出部 7…電源供給部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子回路ユニットと、前記複数の
    電子回路ユニットと接続され、この電子回路ユニットに
    入出力する信号を伝送するバスラインと、前記バスライ
    ンを伝送してくる信号の障害の有無を検出する障害検出
    手段と、前記障害検出手段における検出結果に基づい
    て、前記電子回路ユニット内部の入出力バッファ回路に
    供給する電源電圧を制御する手段を具備したことを特徴
    とするデータ伝送システム。
JP4141234A 1992-06-02 1992-06-02 データ伝送システム Pending JPH05336131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4141234A JPH05336131A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 データ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4141234A JPH05336131A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 データ伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05336131A true JPH05336131A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15287231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4141234A Pending JPH05336131A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 データ伝送システム

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JP (1) JPH05336131A (ja)

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