JPH05335926A - 短絡保護付き出力回路 - Google Patents

短絡保護付き出力回路

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Publication number
JPH05335926A
JPH05335926A JP4163681A JP16368192A JPH05335926A JP H05335926 A JPH05335926 A JP H05335926A JP 4163681 A JP4163681 A JP 4163681A JP 16368192 A JP16368192 A JP 16368192A JP H05335926 A JPH05335926 A JP H05335926A
Authority
JP
Japan
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output
circuit
signal
input signal
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP4163681A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Bansho
信治 番匠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05335926A publication Critical patent/JPH05335926A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は短絡保護付きの出力回路を提
供することである。 【構成】 短絡保護付き出力回路は信号の遅延回路1と
出力回路2と出力検出回路3とゲート回路4で構成され
ている。システム信号線上の論理が出力回路2の出力論
理と異なっていると、ゲート回路4は出力回路2を出力
不許可状態にする。 【効果】 低消費電流化,高速化,設計の容易化。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に、半導体集積回路の短絡保護付き出力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の構成ユニットの出力端子に
接続され、各構成ユニットから同時に出力される可能性
のあるバス接続の場合や、通常は入力にプログラムされ
ているがプログラムによっては出力になる端子と出力端
子を接続する場合は、図7に示すようにプルアップ抵抗
70と、オープンドレイントランジスタ71(オープン
コレクタトランジスタを使用する場合もある)を使用し
たり、電流制限用の抵抗を使用し短絡電流を防止してい
た。
【0003】また、一部の制御用マイクロコンピュータ
では、出力ラッチの内容と、出力端子の状態とを比較
し、不一致の場合はプログラムにより、他のシステムへ
置き換えるなどの対策を行うことができるものもあっ
た。
【0004】例えば、PD78320,PD78322
と呼ばれているマイクロコンピュータは“CHKL P
n”という命令で上記不一致の有無を検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】抵抗を使用する場合、
動作速度は容量と抵抗の時定数に影響されるため、動作
速度を速くするには抵抗70の値を小さくする必要があ
り、直流の電力消費が増加してしまうという問題点があ
った。
【0006】また、マイクロコンピュータの出力ポート
の場合は、プログラムの組み方や暴走により、意味を失
うことがあり、有効性に問題があった。
【0007】さらに、半導体集積回路の内部バスでは、
競合する時間を考えて遅延時間の設計を行う必要があ
り、設計に多大の労力を要するという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、入力信
号に応答してシステム信号線へ上記入力信号に対応する
出力信号を出力する短絡保護付き出力回路において、入
力信号を遅延した遅延入力信号を発生させる遅延回路
と、システム信号線に出力信号を供給する出力回路と、
システム信号線を監視し該システム信号線上の論理レベ
ルを表す検出信号を出力する出力検出回路と、入力信号
と遅延入力信号と検出信号とに基づき出力回路を出力許
可状態と出力不許可状態とのいずれかに設定するゲート
回路とを備えたことである。
【0009】
【発明の作用】システム信号線上の信号が異なると、直
流的に短絡が起こっていることになる。これを防止する
ため、出力回路を出力不許可状態にすることにより、短
絡時間を短縮できる。そのため、遅延回路は入力信号の
変化時に、とりあえず出力回路を出力許可状態とし、そ
の後、検出信号に基づき出力を許可状態のままにする
か、出力不許可状態に切り換えられる。遅延回路はゲー
トの遅延、CR時定数による遅延、システムクロックと
シフトレジスタによる遅延が使用できる。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係るCMOSトランジ
スタで構成された半導体集積回路の出力回路を示してい
る。
【0011】本実施例の回路動作を説明しつつ、その構
成も明らかにする。まず、入力信号aが変化すると遅延
回路1の出力Cと入力信号aとに差異が生じ、排他的オ
ア回路10の出力dは“真”となる。オア回路11の出
力gは“真”となり、出力回路2は出力イネーブルとな
り、信号bが出力される。
【0012】信号bは出力検出回路3を通じて排他的ノ
ア回路12に供給され、排他的ノア回路12により、信
号aと比較される。
【0013】一致している場合は、信号fは“真”とな
り、出力イネーブルを維持する。
【0014】一方、一致しない場合は、遅延回路1の出
力が信号aと同じになった時点で信号dは“偽”とな
り、信号fも“偽”のため、出力回路bはディスイネー
ブルとなる。
【0015】上記第1実施例の回路動作は図2にタイミ
ングチャートとして示してある。タイミングチャートか
らも明らかなように信号gが“真”ならバスの競合は生
じておらず、一方、競合の生じたときは信号gが“偽”
となる。
【0016】図3は本発明の第2実施例を示す回路図で
あり、第1実施例と同一構成には同一符号を付して説明
は省略する。第2実施例はコントロール信号7を追加し
た点で第1実施例と異なる。コントロール信号7を
“偽”にすることにより、アンド回路13は出力を強制
的にディスイネーブルにすることができる。
【0017】図4では、シリアルバス形式でマイクロコ
ンピュータ41,42と周辺回路43を接続しており、
上記実施例の適用するシステムが示されている。
【0018】図5はパラレルハンドシェイクの適用例で
ある。I/Oバス8はプログラムの暴走があっても保護
される。
【0019】図6はパラレルバスへの適用例である。I
C内部バスのバスの競合が起こっても保護されるため、
設計で競合時間を考えて遅延を調整する必要がない。
【0020】なお、上記実施例における遅延回路1はゲ
ートによる遅延発生、CR時定数による遅延発生、シス
テムクロックを計数するシフトレジスタによる遅延発生
などを実施する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、短絡や
競合に対して保護された出力回路を得ることができる。
【0022】また、従来のnチャンネルオープンドレイ
ン出力の用に、バスサイクルがCR時定数によって決ま
らないので高速な動作が可能である。例えばシリアルバ
スではnチャンネルオープンドレインでは10μs程度
のクロックサイクルが必要であるが、CMOSでは1μ
s以上が可能である。またプルアップ抵抗や、電流制御
抵抗は不要となり、抵抗で直流的に消費される電力を省
くことができる。さらにシステムやIC内部でのバスの
競合時間は決ってしまうため、設計上の工数を省くこと
ができる。また競合は信号gによって容易に検出できる
ため、システムの信頼性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】第1実施例のタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図4】シリアルバスへの応用を示すブロック図であ
る。
【図5】パラレルバスへの応用を示すブロック図であ
る。
【図6】IC内部のパラレルバスへの応用を示すブロッ
ク図である。
【図7】nチャンネルオープンドレインを使用した従来
の出力回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 出力回路 3 出力検出回路 4 ゲート回路 5 入力 6 出力 7 コントロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応答してシステム信号線へ上
    記入力信号に対応する出力信号を出力する短絡保護付き
    出力回路において、入力信号を遅延した遅延入力信号を
    発生させる遅延回路と、システム信号線に出力信号を供
    給する出力回路と、システム信号線を監視し該システム
    信号線上の論理レベルを表す検出信号を出力する出力検
    出回路と、入力信号と遅延入力信号と検出信号とに基づ
    き出力回路を出力許可状態と出力不許可状態とのいずれ
    かに設定するゲート回路とを備えたことを特徴とする短
    絡保護付き出力回路。
  2. 【請求項2】 上記ゲート回路はコントロール信号に応
    答して出力回路を強制的に出力不許可状態とする請求項
    1記載の短絡保護付き出力回路。
JP4163681A 1992-05-29 1992-05-29 短絡保護付き出力回路 Pending JPH05335926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4163681A JPH05335926A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 短絡保護付き出力回路

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JP4163681A JPH05335926A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 短絡保護付き出力回路

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JPH05335926A true JPH05335926A (ja) 1993-12-17

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ID=15778582

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JP4163681A Pending JPH05335926A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 短絡保護付き出力回路

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JP (1) JPH05335926A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0746101A1 (en) * 1995-05-31 1996-12-04 STMicroelectronics S.r.l. Circuit for detection and protection against short circuits for digital outputs
DE102008024510B4 (de) * 2007-05-30 2012-10-18 Infineon Technologies Ag Bus-Schnittstelle und Verfahren zum Detektieren eines Kurzschlusses

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0746101A1 (en) * 1995-05-31 1996-12-04 STMicroelectronics S.r.l. Circuit for detection and protection against short circuits for digital outputs
DE102008024510B4 (de) * 2007-05-30 2012-10-18 Infineon Technologies Ag Bus-Schnittstelle und Verfahren zum Detektieren eines Kurzschlusses
US8953292B2 (en) 2007-05-30 2015-02-10 Infineon Technologies Ag Bus interface and method for short-circuit detection

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