JPH0533574U - 電子機器装置底部の密閉構造 - Google Patents
電子機器装置底部の密閉構造Info
- Publication number
- JPH0533574U JPH0533574U JP3672491U JP3672491U JPH0533574U JP H0533574 U JPH0533574 U JP H0533574U JP 3672491 U JP3672491 U JP 3672491U JP 3672491 U JP3672491 U JP 3672491U JP H0533574 U JPH0533574 U JP H0533574U
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- JP
- Japan
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- skirt
- gap
- electronic device
- floor surface
- mounting portion
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、床下空調等を行う電子機器装置に
適用される装置底部の密閉構造に関し、スカートの着脱
を、特別な工具を必要とせずに容易に行うことのできる
電子機器装置の密閉構造を提供することを目的としてい
る。 【構成】 装置を設置する床面8と該装置の底部2との
間に密閉を要する隙間のある電子機器装置において、該
隙間をスカート11により密閉する。スカート11は、
幅方向の断面形状がベローズ状で、かつ底部2の周囲に
係脱可能な取り付け部12を一方の側部に一体に備え、
しかも隙間を密閉するに十分な幅を持った柔軟性の長尺
物である。該スカート11は、底部2に取り付け部12
を係合させかつ該スカート11の他方の側部を床面8に
接触させて、前記底部の全周にはち巻き状に取り付けら
れる。
適用される装置底部の密閉構造に関し、スカートの着脱
を、特別な工具を必要とせずに容易に行うことのできる
電子機器装置の密閉構造を提供することを目的としてい
る。 【構成】 装置を設置する床面8と該装置の底部2との
間に密閉を要する隙間のある電子機器装置において、該
隙間をスカート11により密閉する。スカート11は、
幅方向の断面形状がベローズ状で、かつ底部2の周囲に
係脱可能な取り付け部12を一方の側部に一体に備え、
しかも隙間を密閉するに十分な幅を持った柔軟性の長尺
物である。該スカート11は、底部2に取り付け部12
を係合させかつ該スカート11の他方の側部を床面8に
接触させて、前記底部の全周にはち巻き状に取り付けら
れる。
Description
【0001】
本考案は、床下空調等を行う電子機器装置に適用される装置底部の密閉構造に 関するものである。
【0002】 この種の装置では、装置を設置する床面と該装置の底部との間に隙間があり、 この隙間からの風の漏れ及び室内空気,塵埃の流入を防止することが、装置冷却 の効率化や騒音防止等のため必要である。
【0003】
上記の目的で使用される従来の密閉構造を図4,5に示す。図4は、装置底部 の密閉構造説明図で、1は電子機器装置、2は装置1の底板(底部)、3は高さ 調整機構、4はスカートである。高さ調整機構3による装置1の設置高さ調整は 、装置1の底板2に固着されたねじブロック(ナット)5と螺合するねじ部6a を有する台足6を回転させることによって行われる。詳しくは、このねじ部6a の回転により、ねじブロック5の固着された底板2が支持される装置1が上下に 移動して、高さが調整される。スカート4の取り付け要領は次の通りである。
【0004】 スカート4は、図5に示すように、底板2の4辺に対応して4本用意され、そ れぞれねじ7により底板2の各フランジ2aに取り付けられるが、この取り付け 時に各スカート4の下端は床面8に当接させ、底板2と床面8の間の隙間を密閉 する。この床面8に対するスカート4の下端の当接を可能にするため、スカート 4には長円切り欠き(または長円穴)9を形成し、この長円切り欠き9に挿入さ れるねじ7によるスカート4取り付け時に、スカート4の上下位置を調整できる ようにしている。
【0005】
しかし、上記の従来方式では、底部の各辺にそれぞれスカートがねじで固定さ れるようになっているためドライバ等の工具を必要とし、しかも該作業部分は装 置下部であるため作業が面倒で、装置の設置,移転の作業性を阻害していた。ま た、装置底部と床面との隙間の量によっては、装置の高さ調整を必要とし、作業 性は特に悪くなる。
【0006】 本考案は、スカート着脱を、特別な工具を必要とせずに容易に行うことのでき る電子機器装置の密閉構造を提供することを目的としている。
【0007】
上述の目的を達成するため、本考案では、装置を設置する床面と該装置の底部 との間に密閉を要する隙間のある電子機器装置において、幅方向の断面形状がベ ローズ状で、かつ前記底部の周囲に係脱可能な取り付け部を一方の側部に一体に 備え、しかも前記隙間を密閉するに十分な幅を持った柔軟性の長尺スカートを設 け、該スカートを、前記底部の周囲に前記取り付け部を係合させ、かつ該スカー トの他方の側部を前記床面に接触させて、前記底部の全周にはち巻き状に取り付 けたことを特徴とする構成とする。
【0008】
スカート着脱は、該スカートの一側端の係合部を装置の底部に係脱させるだけ で行うことができ、しかも取り付け時には長尺のスカートをはち巻き状に一周さ せて装着することができるため、作業は容易で、特別な工具を必要としない。ま た、スカートは柔軟性を有し、しかもベローズ状断面形状を有しているため、取 り付けに際しての高さ調整は不要である。
【0009】
以下、図1乃至図3に関連して本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1は本例の電子機器装置底部の各種密閉構造説明図で、次にそれぞれの構成 ,作用について詳細に説明する。
【0011】 図1(A)において、11はスカートである。なお、従来と同様の部材には同 符号を用いている。
【0012】 スカート11は、ゴム等の柔軟性材料で形成された長尺のもので、底板2と床 面8の隙間を密閉するに十分な幅を有している。このスカート11は、幅方向の 断面形状がベローズ状で、一側端に、底板2のフランジ2aに係脱可能な取り付 け部12を一体に備えている。取り付け部12には、溝13が形成されている。
【0013】 スカート取り付け時には、取り付け部12の溝13を底板2のフランジ2aに 係合(嵌合)させ、図3に示すようにはち巻き状に一周させて取り付ける。この 取り付け時に、スカート11の下端は床面に接触し、隙間の密閉が実現される。 図2はスカート11が取り付けられた装置の外観を示している。この取り付け作 業は、ドライバ等の特別な工具及びねじ等の締結部品を必要とせずに容易に行う ことができ、取り外しも容易である。また、スカート11は十分な幅を持った柔 軟なベローズ状のものであるため、スカート取り付け時に従来ときとして必要と していた高さ調整(高さ調整機構3による)は不要である。
【0014】 図1(B)は取り付け部の形状を異にしたスカート21を示し、該スカート2 1の材料,及び取り付け部22以外の形状は従来と同様である。取り付け部22 は、先太状の突起23を有し、該突起23をフランジ2aの穴24に係合させて はち巻き状に取り付けられいてる。この場合も、図1(A)と同様の効果が得ら れる。
【0015】
以上述べたように、本考案によれば、スカートの着脱を、特別な工具及びねじ 等の締結部品を必要とせずしかも装置の高さ調整を必要とせずに容易に行うこと ができる。また、スカートは長尺物であるため、装置の大きさに関係なくはち巻 き状に一周させて装着することができる。
【図1】本考案の実施例の電子機器装置底部の各種密閉
構造説明図で、図1(A)は溝付取り付け部を有するス
カートの場合を、図1(A)は突起付取り付け部を有す
るスカートの場合を、それぞれ示している。
構造説明図で、図1(A)は溝付取り付け部を有するス
カートの場合を、図1(A)は突起付取り付け部を有す
るスカートの場合を、それぞれ示している。
【図2】本考案の実施例の電子機器装置の外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案の実施例のスカート取り付け要領説明図
である。
である。
【図4】従来の電子機器装置底部の密閉構造説明図であ
る。
る。
【図5】図4のスカート取り付け要領説明図である。
1 電子機器装置 2 底板(装置の底部) 3 高さ調整機構 11,21 スカート 12,22 取り付け部
Claims (1)
- 【請求項1】 装置を設置する床面と該装置の底部
(2)との間に密閉を要する隙間のある電子機器装置に
おいて、 幅方向の断面形状がベローズ状で、かつ前記底部(2)
の周囲に係脱可能な取り付け部(12)を一方の側部に
一体に備え、しかも前記隙間を密閉するに十分な幅を持
った柔軟性の長尺スカート(11)を設け、 前記スカート(11)を、前記底部(2)の周囲に前記
取り付け部(12)を係合させかつ該スカート(11)
の他方の側部を前記床面に接触させて、前記底部(2)
の全周にはち巻き状に取り付けたことを特徴とする電子
機器装置底部の密閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3672491U JP2520637Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 電子機器装置底部の密閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3672491U JP2520637Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 電子機器装置底部の密閉構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533574U true JPH0533574U (ja) | 1993-04-30 |
JP2520637Y2 JP2520637Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=12477697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3672491U Expired - Fee Related JP2520637Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 電子機器装置底部の密閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520637Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016199249A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-12-15 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3672491U patent/JP2520637Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016199249A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-12-15 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
JPWO2016199249A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2017-09-28 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2520637Y2 (ja) | 1996-12-18 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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