JPH0533463Y2 - - Google Patents

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JPH0533463Y2
JPH0533463Y2 JP10423388U JP10423388U JPH0533463Y2 JP H0533463 Y2 JPH0533463 Y2 JP H0533463Y2 JP 10423388 U JP10423388 U JP 10423388U JP 10423388 U JP10423388 U JP 10423388U JP H0533463 Y2 JPH0533463 Y2 JP H0533463Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンベヤベルトの幅方向にクリー
ナチツプを圧接して、コンベヤベルトの付着物を
掻取り除去するベルトクリーナに関するものであ
る。
〔従来の技術およびその課題〕
この種のベルトクリーナは、第6図及び第7図
に示すように、コンベヤベルトAのヘツドプーリ
Pに対向して備えられ、フレームFに、コンベヤ
ベルトAの幅方向の回転軸1を軸受2を介して取
付け、この回転軸1に防振ゴム3及び支持板4を
介してクリーナチツプ5をコンベヤベルトAの幅
方向全長に設けたものであり、そのクリーナチツ
プ5をベルトAに圧接して、ベルトAの付着物を
掻取り除去する。前記圧接手段としては、回転軸
1に突片6を設けるとともに、フレームFにこの
突片6に係止するボルト7を設けたものがあり、
ボルト7のねじ込み量を調整することにより、ボ
ルト7と突片6の係止位置を調整してクリーナチ
ツプ5の圧接力を調整する。
ところで、コンベヤベルトAは、その搬送状態
からその幅方向中央部に搬送物が付着し易い。こ
のため、クリーナチツプ5はその中央部を掻取る
中央部が摩耗し易く、第8図に示すように、中央
部aがその両側部bに比べて摩耗し、掻取り作用
時、空隙cが生じて円滑に掻取りがなされない問
題がある。
このため、従来では、第6図に示すように、ク
リーナチツプ5及び支持板4を幅方向に所要幅
(100〜200mm)で分割し(5a…)、第8図鎖線の
ごとく、各分割チツプ5a…毎にベルトAに沿わ
せて摩耗に追従できるようにして、掻取り作用の
低下を防止している。
しかしながら、支持板4を分割すると、その分
割部分は、分割しない前の一枚ものに比べて腰が
弱いため、クリーナチツプ5のベルトAへの取付
角度が適当でなかつたり、ベルトA表面が荒れて
いたり、異物をかみ込んだりした時に、第9図に
示すように、支持板4が折曲してベルトA側に倒
れ込む場合がある。
このように支持板4が倒れ込むと、従来では、
第6図、第7図、第9図に示すように、支持板4
にクリーナチツプ5をボルト締めしているため、
そのボルト・ナツト8がベルトAに圧接すること
となる。この状態で、ベルトAが走行すれば、ボ
ルト・ナツトの角によつてベルトAが切り裂か
れ、所謂、タテザキ損傷が生じる。この損傷が生
じれば、コンベヤベルトAは使用不能となる。
この考案は、以上の点に留意し、タテザキ損傷
が生じることなく、かつ、不均一な摩耗にも対応
して円滑な掻取り作用をなすベルトクリーナを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、コンベヤベルトの幅方向にクリーナチツプを
圧接して、前記コンベヤベルトの付着物を掻取り
除去する従来周知のベルトクリーナにおいて、前
記クリーナチツプを一枚の支持板により支持し
て、その支持板の前記ベルト幅方向中央部をその
両側部に対し剛性を高くするとともに、前記中央
部と両側部のクリーナチツプを切り離したのであ
る。
〔作用〕
このように構成するこの考案に係るベルトクリ
ーナは、支持板が一枚板から成るため、折れ曲が
ることがなく、また、クリーナチツプ中央部の摩
耗が進行すると、支持板のベルト幅方向の剛性の
差及びクリーナチツプの切り離しにより、同じ圧
接力で押しても、中央部が強く圧接されて、その
クリーナチツプがベルトに当接する。すなわち、
摩耗に追従してクリーナチツプがベルトに圧接さ
れる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、コンベヤベル
トAのヘツドプーリP幅方向の回転軸11が軸受
12を介してフレームFに取付けられ、この回転
軸11に、支持板13を介してクリーナチツプ1
4が設けられており、このチツプ14がベルトA
の搬送面に圧接することにより、ベルトAの付着
物が掻取り除去される。
上記支持板13は、第3図に示すように、ゴム
等の弾性材13aの長さ方向中央部に鉄板13b
を埋め込んだものであり、この鉄板13bの介在
により、支持板13の中央部がその両端部に対し
剛性が高くなつている。鉄板13bの長さ(第1
図の左右方向)は、ベルトAの搬送状態(搬送物
の種類等)に基づくクリーナチツプ14の摩耗範
囲を考慮して適宜に選定する。
支持板13の上縁全長に亘つてクリーナチツプ
14が埋込み接合されている。この場合は、支持
板13がゴムの場合、その加硫と同時に焼付けに
よつて行なうとよい。クリーナチツプ14には、
超硬金属、セラミツク等を使用し、第4図a,b
のごとく、台金15を介して接合してもよく、ま
た、第5図のごとく、直接に、焼付け接合しても
よい。クリーナチツプ14と台金15の結合は、
埋込みビス、接着等により行ない、台金15、ク
リーナチツプ14と弾性材13aの結合(接合)
は、焼付けの他、埋込みビス、接着等の適宜な手
段を採用する。また、クリーナチツプ14、台金
15は、その長さ方向に所謂幅(100〜200mm)で
分割されて、(14a…)屈曲可能となつている。
上記回転軸11の一端にはウオームホイールギ
ヤ(図示せず)が固着され、このギヤに、フレー
ムFに支持されハンドル16と一体のウオーム
(図示せず)が噛み合つており、ハンドル16を
回すことにより、このウオームホイールギヤを介
して回転軸11が回転し、クリーナチツプ14が
ベルトAに接離する。このとき、クリーナチツプ
14に異物がかみ込む等により下向きの大きな力
が加わつても、鉄板13bが介在され、かつ支持
板13が一枚板であるため、折れ曲がることがな
い。また、クリーナチツプ14中央部の摩耗が進
行すると、支持板13のベルトA幅方向の剛性の
差及びクリーナチツプ14が分割されていること
により、同じ圧接力で押しても、中央部が強く圧
接されて、そのクリーナチツプ14がベルトAに
当接する。
この実施例においては、鉄板13bにより支持
板13の剛性差を生じさせたが、加硫度合、硬化
剤の混入分布度合等により剛性差をもたせてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成して、コンベヤ
ベルトを損傷させることなく、かつ、常時、クリ
ーナチツプをベルト幅方向全長に亘つて圧接する
ことができ、円滑なベルトクリーナを行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るベルトクリーナの一実
施例の正面図、第2図は第1図の部分右側面図、
第3図は第1図の支持板の横断面図、第4図aは
第1図のX−X線部分断面図、同図bは第1図の
Y−Y線部分断面図、第5図は他の実施例の部分
断面図、第6図は従来例の正面図、第7図は第6
図の部分右側面図、第8図は第6図の支持板の作
用説明横断面図、第9図は従来例の作用説明部分
右側面図である。 11……回転軸、13……支持板、13a……
弾性材、13b……鉄板、14……クリーナチツ
プ、A……コンベヤベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベヤベルトの幅方向にクリーナチツプを圧
    接して、前記コンベヤベルトの付着物を掻取り除
    去するベルトクリーナにおいて、前記クリーナチ
    ツプを一枚の支持板により支持して、その支持板
    の前記ベルト幅方向中央部をその両側部に対し剛
    性を高くするとともに、前記中央部と両側部のク
    リーナチツプを切り離したことを特徴とするベル
    トクリーナ。
JP10423388U 1988-08-04 1988-08-04 Expired - Lifetime JPH0533463Y2 (ja)

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JPH0226022U JPH0226022U (ja) 1990-02-20
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