JP7284511B2 - コンベアのクリーニング方法及びクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を搬送するコンベアのクリーニング方法及びクリーニング装置に関する。
物品を搬送するエンドレスの搬送ベルトを用いたベルトコンベアは、例えば、化学プラント、製鉄所、火力発電所、下水処理場、ゴミ処理場などの各種産業分野において利用されている。この搬送ベルトは、搬送側ベルトの上面の搬送側に物品を乗せて搬送し、搬送側ベルトの下方の戻り側ベルト(リターン側)が搬送側とは逆走するエンドレスに構成されている。この搬送ベルトにおいては、ベルト表面に搬送排出後の付着残渣が搬送歩留りを低下させる一方、コンベアライン下部に落下堆積し、搬送を阻害する。このため、定期の点検と清掃が必要である。この清掃を行う場合は、落下堆積物は、コンベヤライン下部の全長にわたって発生するために、その清掃には多大な労力が必要であるだけでなく、場合によっては、搬送ラインを止めるために生産性が大きく低下してしまう。
このような状況下において、ベルトコンベアを清掃する装置は、例えば特許文献1に提案されている。特許文献1においては、搬送ベルトの表面に接触する研削チップがベルト幅方向に多数個配列されており、この研削チップによってベルト上に付着した異物を掻き取るように落として除去する構造となっているベルトクリーナが開示されている。このベルトクリーナにおいては、研削チップを先端に有する弾性体のチップスティックを串刺し状に保持した架台を、ベルトに対して上下動調整可能に保持した構造である。したがって、このベルトクリーナは、ベルト表面に対する研削チップの押付力等を調整できるように構成されている。
特開2015-36327号公報
特許文献1に開示されたこの種の所謂、ベルト掻取り式のベルトクリーナは、設置費用と効率面で主に用いられているが、ベルト表面に対する研削チップの押付力が弱すぎるとクリーニング作用が弱くなってしまう一方、押付力が強すぎるとクリーナ掻取り部の偏摩耗やベルト面摩耗・損傷などが発生しやすくなってしまう問題がある。また、搬送ベルトに対し、クリーナ掻き取り部をベルト幅方向において均一に当接させることは、その調整が難しく均一押圧は殆ど不可能であり、付着物の均一な掻き取りは現実的には難しい。
したがって、クリーニング装置の設置も一因となる搬送ベルトの破損に伴うトラブルの可能性が高く、掻取り式ベルトクリーナの設置自体や設置しても長期に安定したクリーニング性能を発揮させる事も困難であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンベアの搬送ベルトに付着した付着物を除去するときに、押圧調整が容易で付着物の効率的な除去が可能であると共にコンベアベルトの損傷を回避できるコンベアのクリーニング方法及びクリーニング装置を提供することにある。
上記課題は下記手段により達成することができる。すなわち、本発明は下記の通りである。
〈1〉
物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング方法であって、
前記付着物に転写ローラを接触させて前記転写ローラを回転させながら前記転写ローラの外周面に前記付着物を転写して転写付着層を形成する転写工程と、
転写された前記転写付着層を、前記外周面から掻き取る掻き取り工程と、
を含み、
前記掻き取り工程を、前記外周面に対して非接触にて行う、コンベアのクリーニング方法。
〈2〉
前記転写工程の前に、前記ベルト表面から前記付着物を所定量掻き取る荒取り工程、
を含む〈1〉に記載のコンベアのクリーニング方法。
〈3〉
物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング装置であって、
前記ベルト表面の前記付着物に接触して回転しながら前記付着物が転写され転写付着層を形成可能な転写ローラと、
前記転写ローラの外周面に対面して、前記付着物の残存層を形成するように非接触で前記転写付着層を掻き取るスクレーパと、
を有するコンベアのクリーニング装置。
〈4〉
前記スクレーパは、前記外周面に対して距離調整可能に設けられている、〈3〉に記載のコンベアのクリーニング装置。
〈5〉
前記スクレーパは、前記転写ローラの回転軸と平行に延出されたスクレーパ支持軸に支持され、
前記スクレーパ支持軸は、少なくとも軸方向の両端部が円柱形に形成され、前記両端部が軸固定部に回転可能且つ締付け固定可能に支持される、〈3〉または〈4〉に記載のコンベアのクリーニング装置。
〈6〉
前記軸固定部は、前記スクレーパ支持軸の軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能な円弧接触面を持つベース部と、前記軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能で前記円弧接触面に対面する対面円弧接触面を持ち前記ベース部の一端側に軸支されて回動可能な可動部と、前記ベース部の他端側に軸支されて前記可動部に係合して該可動部を係止するロック部と、を備える〈5〉に記載のコンベアのクリーニング装置。
〈7〉
前記軸固定部は、前記転写ローラに対する位置を調整可能な位置調整部にて支持されている、〈6〉に記載のコンベアのクリーニング装置。
〈8〉
前記ベルト表面に対する前記転写ローラの押圧力を調整可能な押圧調整部が設けられている、〈3〉~〈7〉の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
〈9〉
前記転写ローラと前記スクレーパは一体的に保持されている、
〈3〉~〈8〉の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
〈10〉
前記転写ローラの上流側に、前記付着物を前記ベルト表面から掻き取る荒取りスクレーパが設けられている、〈3〉~〈9〉の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
本発明は、上記〈1〉~〈10〉に係るものであるが、本明細書には参考のためその他の事項についても記載した。
〔1〕
物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング方法であって、
前記付着物に転写ローラを接触させて前記転写ローラを回転させながら前記転写ローラの外周面に前記付着物を転写して転写付着層を形成する転写工程と、
転写された前記転写付着層を、前記外周面から掻き取る掻き取り工程と、
を含むコンベアのクリーニング方法。
〔2〕
前記掻き取り工程を、前記外周面に対して非接触にて行う
〔1〕に記載のコンベアのクリーニング方法。
〔3〕
前記転写工程の前に、前記ベルト表面から前記付着物を所定量掻き取る荒取り工程、
を含む〔1〕または〔2〕に記載のコンベアのクリーニング方法。
〔4〕
物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング装置であって、
前記ベルト表面の前記付着物に接触して回転しながら前記付着物が転写され転写付着層を形成可能な転写ローラと、
前記転写ローラの外周面に対面して前記転写付着層を掻き取るスクレーパと、
を有するコンベアのクリーニング装置。
〔5〕
前記スクレーパは、前記外周面に対して距離調整可能に設けられている、
〔4〕に記載のコンベアのクリーニング装置。
〔6〕
前記スクレーパは、前記転写ローラの回転軸と平行に延出されたスクレーパ支持軸に支持され、
前記スクレーパ支持軸は、少なくとも軸方向の両端部が円柱形に形成され、前記両端部が軸固定部に回転可能且つ締付け固定可能に支持される、
〔4〕または〔5〕に記載のコンベアのクリーニング装置。
〔7〕
前記軸固定部は、
前記スクレーパ支持軸の軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能な円弧接触面を持つベース部と、
前記軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能で前記円弧接触面に対面する対面円弧接触面を持ち前記ベース部の一端側に軸支されて回動可能な可動部と、
前記ベース部の他端側に軸支されて前記可動部に係合して該可動部を係止するロック部と、を備える
〔6〕に記載のコンベアのクリーニング装置。
〔8〕
前記軸固定部は、前記転写ローラに対する位置を調整可能な位置調整部にて支持されている、
〔7〕に記載のコンベアのクリーニング装置。
〔9〕
前記ベルト表面に対する前記転写ローラの押圧力を調整可能な押圧調整部が設けられている、
〔4〕~〔8〕の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
〔10〕
前記転写ローラと前記スクレーパは一体的に保持されている、
〔4〕~〔9〕の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
〔11〕
前記転写ローラの上流側に、前記付着物を前記ベルト表面から掻き取る荒取りスクレーパが設けられている、
〔4〕~〔10〕の何れか一つに記載のコンベアのクリーニング装置。
〔1〕のコンベアのクリーニング方法によれば、ベルト表面の付着物に接して回転する転写ローラの外周面に、付着物を転写し転写付着層を形成する転写工程を有するので、ベルト表面の付着物を直接掻き取らずベルト損傷のリスクを回避してベルト表面から付着物を除去できる。更に、掻き取り工程により転写ローラから転写付着層を掻き取ることができるので、ベルト損傷のリスクを回避しながらコンベアベルトに対する転写ローラの押圧力を強くして付着物の除去効率を高めることができる。また、従来のベルトクリーナーは掻き取り効果を高めるため、強く押し当てるとベルトの損傷・摩耗以外にベルトを駆動するモーターの負荷が増え、停止したり電力消費が増えるリスクがあるが、本クリーニング方法によればそのリスクが軽減できる。
〔2〕のコンベアのクリーニング方法によれば、掻き取り工程を、外周面に対して非接触にて行うので、外周面に付着物の残存層を形成することができる。この結果、転写ローラ上の残存層をベルト表面上の付着物に接触させて、付着物のベルト表面上からの転写を効果的にできる。
〔3〕のコンベアのクリーニング方法によれば、転写工程の前の荒取り工程によって、所定量の付着物をベルト表面から掻き取ることで、転写工程の付着物の量を制御できるので、転写をより安定かつ確実にできる。また、荒取り工程は所定量の荒取りであるので、荒取り用の掻き取り手段にてベルト表面を強く押圧する必要がなく、ベルト損傷のリスクを回避できる。
〔4〕のコンベアのクリーニング装置によれば、ベルト表面の付着物に接触して回転しながら付着物が転写され転写付着層を形成可能な転写ローラを有しているので、ベルト表面上の付着物を該ベルト表面から転写ローラにて転写して取ることができる。また、転写ローラの外周面上の転写付着層を掻き取り可能なスクレーパを有しているので、ベルト表面にスクレーパを直接対応させずに付着物を掻き取ることができる。この結果、ベルト表面にスクレーパを直接対応させる方法に比べてベルト損傷のリスクを回避でき、且つベルト表面を押圧するのは回転する転写ローラであることからベルト表面に対する押圧力を強くでき付着物の除去効率を高めることができる。また、従来のベルトクリーナーは掻き取り効果を高めるため、強く押し当てるとベルトの損傷・摩耗以外にベルトを駆動するモーターの負荷が増え、停止したり電力消費が増えるリスクがあるが、本クリーニング装置によればそのリスクが軽減できる。
〔5〕のコンベアのクリーニング装置によれば、スクレーパは、外周面に対して距離調整可能に設けられているので、外周面の転写付着層の掻き取り量を調整することができる。
〔6〕のコンベアのクリーニング装置によれば、スクレーパ支持軸は、少なくとも軸方向の両端部が円柱形に形成され、両端部が軸固定部に回転可能に支持されるので、スクレーパはスクレーパ支持軸を支点にして回動できる。この結果、スクレーパの転写ローラに対する傾斜角や位置調整ができ、また、スクレーパの取付性・メンテナンス性を良くすることができる。
〔7〕のコンベアのクリーニング装置によれば、軸固定部は、スクレーパ支持軸の外周面に対して円周方向に沿って面接触可能で円弧接触面を持つベース部及び対面円弧接触面を持つ可動部によりスクレーパ支持軸を挟持・固定できるので、スクレーパの支持固定を確実にできる。また、スクレーパ支持軸の固定及び固定解除がロック部にて容易にできるので、スクレーパ支持軸の固定・固定解除操作が簡単にでき、取付けやメンテナンス性が良い。
〔8〕のコンベアのクリーニング装置によれば、軸固定部は、転写ローラに対する位置を調整可能な位置調整部にて支持されているので、軸固定部を移動してスクレーパの先端部と転写ローラの距離調整を行うことができる。
〔9〕のコンベアのクリーニング装置によれば、転写ローラがベルト表面に対して押圧力を調整可能な押圧調整部が設けられているので、ベルト表面の付着物の転写ローラへの転写量の調整が可能である。
〔10〕のコンベアのクリーニング装置によれば、転写ローラとスクレーパの保持構造は一体的に構成されているので、クリーニング装置がユニット化され組み立て性が良い。
〔11〕のコンベアのクリーニング装置によれば、転写ローラの上流側に、付着物をベルト表面から掻き取る荒取りスクレーパが設けられていることによって、所定量の付着物をベルト表面から事前に掻き取ることで、転写ローラへの付着物の転写量を制御でき、転写ローラへの付着物の転写を安定化できる。また、荒取りスクレーパは、ベルト表面を強く押圧するように設定する必要がなく、ベルト損傷のリスクを回避できる。
本発明の第1実施形態のクリーニング装置が適用されたベルトコンベア全体を示す概略側面図である。 図1に示すクリーニング装置の拡大側面図である。 図2に示すクリーニング装置をコンベア下流側から見た部分断面の概略図である。 図3に示す転写ローラの支持構造を示す概略斜視図である。 図2に示すクリーニング装置をコンベア上流側から見た概略斜視図である。 図2に示すクリーニング装置におけるスクレーパの保持する軸取付部を示し、(a)は軸取付部の側面図、(b)は軸取付部の正面図である。 本発明における転写ローラからの付着物の掻き取り状態を示す拡大側面図である。 本発明の第2実施形態の要部の概略側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明のコンベアのクリーニング方法を実施したクリーニング装置の第1実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
本実施形態におけるコンベアのクリーニング装置1は、図1に示すように、ベルトコンベア70の下側に設置されて、コンベアベルト71をクリーニングするように構成されている。詳細には、物品Mを載置して所定方向に移動する搬送側71aと搬送側71aとは反対方向に移動するリターン側71bとを有する無端状のコンベアベルト71を備えており、ベルト駆動ローラ72及び従動ローラ73に掛渡され、複数のベルト支持ローラ75によって適宜支持された状態で回転駆動される。
このベルトコンベア70においては、搬送する物品Mが特に土砂等である場合、コンベアベルト71のベルト表面71sに、物品Mの搬送に伴う汚れや付着物ma(図2参照)がこびり付く。このベルト表面71sの付着物maは、後述するようにリターン側71aにおいて清掃される。
ここで、ベルトコンベア70のクリーニング方法としては、図2に示すように、ベルト表面71sの付着物maに接触して回転しながら該付着物maが転写されて転写付着層mb(図6参照)を形成可能な転写ローラ10を用いて転写工程を実施する。そして、転写ローラ10の外周面10sに対面して転写付着層mbを掻き取るスクレーパ21を用いて、転写付着増mbの掻き取り工程を実施する。
転写ローラ10は、図3に示すように、コンベアベルト71の幅方向に沿ってベルト幅と同等の長さに延出され、ベルト表面71sに接触するように支持されている。また、スクレーパ21は、転写ローラ10の幅方向に沿って該転写ローラ10の幅と略同等の長さに構成されている。
転写ローラ10を回転可能に支持するローラ支持部30は、コンベア幅方向の左右にそれぞれ設けられている。転写ローラ10の形状は、正面視で水平部分の両端側に上下に延びるローラ支持端31及び固定支持端32を備えるクランク形状ともいえる形状を成している。すなわち、ローラ支持部30は、その上端側のローラ支持端31において、転写ローラ10の回転軸10aを回転可能に支持しており、下端側の固定支持端32において、支持フレーム40に固定されている。
スクレーパ21は、転写ローラ10と平行に延出されたスクレーパ支持軸22に取り付けられて支持されている。また、スクレーパ支持軸22は、その左右両端側が軸取付部20を介して支持フレーム40に取り付けられている。
このように、転写ローラ10とスクレーパ21は、共に支持フレーム40に固定されている。すなわち、転写ローラ10とスクレーパ21は一体的に接続された構成となっている。
また、スクレーパ支持軸22は、左右方向中央のスクレーパ固定部22aにおいてスクレーパ本体21aの基部を固定し、左右方向の両端部22eが円柱形に形成された略棒状の部材である。そして、この両端部22eが、軸取付部20の後述する軸固定部24に回転可能且つ締付け固定可能に支持される。したがって、スクレーパ21は、スクレーパ支持軸22を中心にして回転(図2の想像線参照)できる。この結果、スクレーパ21の取付時やメンテナンス時に取扱い性が良い。
なお、スクレーパ固定部22aは、スクレーパ本体21aの基部を収容して、例えばネジ止め等(不図示)で適宜固定するように構成され、スクレーパ本体21aを着脱可能に保持している。
また、スクレーパ21は、先端チップ21tが、例えば、スクレーパ本体21aから着脱可能に設けられている。また、スクレーパ本体21aは、例えば、ステンレス等の金属であっても良いし、その他、ウレタン樹脂などの弾性部材にて構成されてもよい。
ローラ支持部30は、図4に示すように、固定支持端32が支持フレーム40に沿って上下方向に延出されスライド可能な板状構造で、その板厚を貫通するように上下方向に沿った長孔33が形成されている。そして、この長孔33には、例えば2本のボルト等の締結部材38が、支持フレーム40と共に貫通して取り付けられている。したがって、ローラ支持部30は、支持フレーム40に対して上下にスライド移動可能に固定される。このように、転写ローラ10の押圧調整部11が構成されている。すなわち、転写ローラ10が上下可能であることで、ベルト表面71sに対する転写ローラ10の押圧力を調整することができる。
なお、支持フレーム40は、例えば、その上端部分がコンベアフレーム70a等のコンベア本体側に、締結部材や溶接等により固定される。
スクレーパ21の保持構造である軸取付部20は、図5に示すように、スクレーパ支持軸22の左右の両端部22eを保持する一対の部材から構成されている。そして、軸取付部20は、その構成要素を大別すると、スクレーパ支持軸22を固定する軸固定部24と、この軸固定部24を上下移動可能に支持する位置調整部26と、位置調整部26を保持し支持フレーム40に固定される取付ブラケット25と、を備えている。
軸固定部24は、図6の(a)(b)に示すように、スクレーパ支持軸22の軸外周面22sに対応して円周方向に沿って面接触可能な円弧接触面24eを持つベース部24aと、軸外周面22sに対応して円周方向に沿って面接触可能で且つ円弧接触面24eに対面する対面円弧接触面24dを持ちベース部24aの一端側の支持ピン24pに軸支されて回動可能な可動部24bと、ベース部24aの他端側の支持ピン27pに軸支されて可動部24bの先端突出部24fに係合して該可動部24bを係止するロックピン27aを有するロック部27と、を備える。
なお、ロックピン27aの先端側には締付けナット27bが螺合されている。したがって、スクレーパ支持軸22(図6中の両端部22e)は、ロックピン27aの締付けナット27bを締付けることで、円弧接触面24dと対面円弧接触面24eとにより、軸外周面22s(図6(b)参照)を面接触状態で締付け保持することができ確実な保持が可能である。
また、可動部24bの先端突出部24fには、先端が凹んだ凹部24g(図6(b)参照)が形成されている。したがって、この凹部24gにロックピン27aの先端側が嵌入することができ、締付けナット27bによる締め付けを可能にする。そして、ロックピン27aの先端側の締付けナット27bの締付け及び緩めに操作によって、可動部24bの先端突出部24fの固定及び解放が可能である。このように、スクレーパ支持軸22の固定・解放がロック部27にて容易にできる。
軸固定部24の下側に設けられた位置調整部26により、軸固定部24の上下位置を調整することができる。詳細には、軸固定部24には、ベース部24aの下側の固定保持部26tに固定されており、この固定保持部26tから下方に向ってねじ棒部26aが延出されている。ねじ棒部26aは、取付ブラケット25の水平部25bを貫通して該水平部25bの表裏に配置された締付けネジ26b,26cにて固定される。
したがって、この締付けネジ26b,26cにてねじ棒26aを上下動することで、転写ローラ10の外周面10sに対して先端部21tの距離調整が可能にスクレーパ21の上下位置を調整することができる。なお、取付ブラケット25は、垂直部25aが支持フレーム40に対して締結ネジ28にて固定されている。
以下、転写ローラ10による転写工程と、スクレーパ21による掻き取り工程について、図2及び図7を参照して説明する。
先ず、図2に示すように、付着物maが付着したコンベアベルト71に対し、転写ローラ10を所定の押圧力にて接触させる。また、転写ローラ10の外周面10sに対して、スクレーパ21は、図7に示すように、その先端チップ21tと距離を、所定の値(t)に保つように設定して固定する。
この設定でクリーニングを行うと、ベルト表面71sの付着物maは、転写ローラ10の外周面10sに転写されて転写付着層mbが形成される。そして、この転写付着層mbはスクレーパ21により掻き取られる。この掻き取られたものは、落下して床面90(図1参照)に堆積物91として所定箇所に堆積する。このように、本実施形態では、従来はコンベアベルトの全長に渡って落下していた残渣を、コンベアベルトの所定の箇所(転写ローラと該転写ローラに形成された転写付着層を掻き取るスクレーパを取り付ける位置。例えば、リターン側の最上流の位置など。)にまとめて堆積させることができるため、落下堆積物の清掃を効率的に行うことができる。
一方、掻き取られた後の転写ローラ10の外周面10sには、付着物maの残存層mmが形成される。この残存層mmの厚みは、先端チップ21tと外周面10sの距離(t)分の厚みが形成されることになる。ここで、残存層mmの厚みは、例えば、1ミリメートル程度に設定することができるが、搬送物の種類や状態、外気温、湿度等によって適宜設定することができ、特に限定するものではない。
このように外周面10sに残存層mmが形成されていると、この残存層mmに対して、次々に運ばれてくるベルト表面71sの付着物maが接触する。この接触により、残存層mmと付着物maは同じ物質であることから、付着物maの外周面10s側への転写が容易になる。また、外周面10sの残存層mmの厚みを調整することで、付着物maの除去量(転写量)の調節が可能である。
以上述べたように、本実施形態においては、ベルト表面71sの付着物maに接触して回転しながら付着物maが転写され転写付着層mbを形成可能な転写ローラ10を有しているので、ベルト表面71sの付着物maを該ベルト表面71sから転写ローラ10にて転写して取ることができる。また、転写ローラ10の外周面10sの転写付着層mbを掻き取り可能なスクレーパ21を有しているので、ベルト表面71sにスクレーパ21を直接対応させずに付着物maを掻き取ることができる。この結果、ベルト表面71sにスクレーパ21を直接対応させる方法に比べてベルト損傷のリスクを回避でき、且つベルト表面71sを押圧するのは回転する転写ローラ10であることからベルト表面71sに対する押圧力を強くでき付着物maの除去効率を高めることができる。
本実施形態においては、スクレーパ21は、外周面10sに対して距離調整可能に設けられていることで、掻き取り工程を、外周面10sに対して非接触にて行うことができ、外周面10sに付着物maの残存層mmを形成することができる。この結果、転写ローラ10上の残存層mmにベルト表面71sの付着物maに接触させて、付着物maのベルト表面71sからの転写を効果的にできる。また、外周面10sの転写付着層mbの掻き取り量を調整することができる。
本実施形態においては、スクレーパ支持軸22は、少なくとも軸方向の両端部22eが円柱形に形成され、両端部22eが軸固定部24に回転可能に支持されるので、スクレーパ21はスクレーパ支持軸22を支点にして回動できる。この結果、スクレーパ21の転写ローラ10に対する傾きや位置調整が容易にでき、また、スクレーパ21の取付性・メンテナンス性を良くすることができる。
また、本実施形態においては、軸固定部24は、スクレーパ支持軸22の外周面22sに対して円周方向に沿って面接触可能で円弧接触面24eを持つベース部24a及び対面円弧接触面24dを持つ可動部24bによりスクレーパ支持軸22を挟持・固定できるので、スクレーパ21の支持固定を確実にできる。また、スクレーパ支持軸22の固定及び固定解除がロック部27にて容易にできるので、スクレーパ支持軸22の固定操作が簡単にでき、取付けやメンテナンス性が良い。
また、本実施形態においては、軸固定部24は、転写ローラ10に対する位置を調整可能な位置調整部26にて支持されているので、軸固定部24を移動してスクレーパ21の先端部と転写ローラ10の距離調整を行うことができる。
本実施形態においては、転写ローラ10がベルト表面71sに対して押圧力を調整可能な押圧調整部11が設けられているので、ベルト表面71sの付着物maの転写ローラ10への転写量の調整が可能である。
本実施形態においては、転写ローラ10とスクレーパ21の保持構造は一体的に構成されているので、クリーニング装置1がユニット化され組み立て性が良い。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について、図8を参照して説明する。なお、本実施形態においては、前掲の第1実施形態と同一の構成要素については同符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、図8に示すように、転写ローラ10及びスクレーパ21については、前掲の第1実施形態と同じに構成されており、外周面10sに対してスクレーパ21が非接触に設定されている。本実施形態の第1実施形態と異なる構成は、転写ローラ10の上流側(図中右側)に、付着物maをベルト表面71sから掻き取る荒取りスクレーパ50が設けられている点である。すなわち、転写工程の前に、ベルト表面71sから付着物maを所定量掻き取る荒取り工程、を含む方法である。なお、この荒取りスクレーパ50は、付着物maをある程度掻き取ることができればよいので、コンベアベルト71を強く押圧しないように設定されている。
本実施形態においては、転写ローラ10の上流側に、付着物maをベルト表面71sから掻き取る荒取りスクレーパ50が設けられているので、所定量の付着物maをベルト表面から事前に掻き取ることができる。これにより、転写ローラ10への付着物maの転写量を制御でき、転写ローラ10への付着物maの転写を安定化できる。また、荒取りスクレーパ50は、ベルト表面71sを強く押圧するように設定する必要がなく、ベルト損傷のリスクを回避できる。
<実施例>
以下、本発明の効果を実証するために、本発明のクリーニング装置を用いた試験例(実施例1及び2)と比較試験(比較例1)を実際に試験して比較検討を行った。
実施例2は、「実施例」とあるのを「参考例」と読み替えるものとする。
・実施例1
使用したベルトコンベア及びクリーニング装置は、以下の通りである。
(1)コンベアの基本形態は、図1に示す構造と同じ形態とした。コンベアの全長は、約4mとした。また、リターン側のベルトを支えるローラは1個とし、これを転写ローラとした。スクレーパはこの転写ローラに対応させて設置した。スクレーパと転写ローラの外周面との距離は1mm離間させた。
(2)搬送物は、砕石(粘土質を含む)で、サイズは10mm以下のものとした。
(3)搬送速度は、60m~120m/分とした。
(4)コンベアの運転時間は、各試験とも240分とした。
(5)測定方法は、コンベアのリターン側の最下流の位置にベルト表面に接触する測定用のスクレーパを設置し、このスクレーパにて掻き落とされる付着物の量(重量)を測定した。
・比較例1
比較例1では、転写ローラ及び該転写ローラに対面するスクレーパは設けない状態で、コンベアのリターン側の最下流の位置にベルト表面に接触する測定用のスクレーパによる付着物の掻き落とし量(重量)を測定し、この値を基準値1.00とした。
・実施例2
実施例2では、クリーニング装置としては、転写ローラにスクレーパを対面させた。スクレーパと転写ローラの外周面とは接触(距離はゼロ)させた状態とした。それ以外は実施例1と同様にした。
(試験結果)
実施例1では、比較例1の掻き落し量に比べて、0.60(60%)であった。また、実施例2では、比較例1の掻き落し量に比べて、0.86(86%)であった。これらの結果から分かるように、実施例1では、比較例1に対して40%の改善(コンベアのリターン側の最下流の位置に堆積する残渣の減少)が見られ、実施例2では、比較例1に対して14%の改善(コンベアのリターン側の最下流の位置に堆積する残渣の減少)が見られた。実施例1と実施例2との対比から、スクレーパと転写ローラとは、所定距離だけ離間させた方が付着物の転写性能を高くできることが分かった。
上記結果から、本発明では、従来はコンベアベルトの全長に渡って落下していた残渣を、コンベアベルトの所定の箇所にまとめて堆積させることができるため、落下堆積物の清掃を効率的に行うことができることが分かった。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、適宜変更できる。例えば、上記実施形態においては、転写ローラ10の支持構造や移動構造などは適宜変更できる。また、スクレーパ21の支持構造や移動構造についても、図示のものに何ら制限されるものではない。
また、上記実施形態においては、クリーニング装置1は、コンベアフレーム70aに取り付ける構成としたが、例えば、支持フレーム40を大型にして床面上に設置する形態であっても良い。
1 コンベアのクリーニング装置
10 転写ローラ
10s 外周面
11 押圧調整部
20 軸取付部
21 スクレーパ
22 スクレーパ支持軸
24 軸固定部
25 取付ブラケット
26 位置調整部
27 ロック部
30 ローラ支持部
33 長孔
40 支持フレーム
50 荒取りスクレーパ
70 ベルトコンベア
71 コンベアベルト
71a 搬送側
71b リターン側
71s ベルト表面
M 物品
ma 付着物
mb 転写付着層
mm 残存層

Claims (10)

  1. 物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング方法であって、
    前記付着物に転写ローラを接触させて前記転写ローラを回転させながら前記転写ローラの外周面に前記付着物を転写して転写付着層を形成する転写工程と、
    転写された前記転写付着層を、前記外周面から掻き取る掻き取り工程と、
    を含み、
    前記掻き取り工程を、前記外周面に対して非接触にて行う、コンベアのクリーニング方法。
  2. 前記転写工程の前に、前記ベルト表面から前記付着物を所定量掻き取る荒取り工程、
    を含む請求項に記載のコンベアのクリーニング方法。
  3. 物品を載置して所定方向に移動する搬送側と、前記搬送側とは反対方向に移動するリターン側とを有する無端状のコンベアベルトに対し、ベルト表面に付着した付着物を、前記リターン側において清掃するコンベアのクリーニング装置であって、
    前記ベルト表面の前記付着物に接触して回転しながら前記付着物が転写され転写付着層を形成可能な転写ローラと、
    前記転写ローラの外周面に対面して、前記付着物の残存層を形成するように非接触で前記転写付着層を掻き取るスクレーパと、
    を有するコンベアのクリーニング装置。
  4. 前記スクレーパは、前記外周面に対して距離調整可能に設けられている、
    請求項に記載のコンベアのクリーニング装置。
  5. 前記スクレーパは、前記転写ローラの回転軸と平行に延出されたスクレーパ支持軸に支持され、
    前記スクレーパ支持軸は、少なくとも軸方向の両端部が円柱形に形成され、前記両端部が軸固定部に回転可能且つ締付け固定可能に支持される、請求項またはに記載のコンベアのクリーニング装置。
  6. 前記軸固定部は、前記スクレーパ支持軸の軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能な円弧接触面を持つベース部と、前記軸外周面に対して円周方向に沿って面接触可能で前記円弧接触面に対面する対面円弧接触面を持ち前記ベース部の一端側に軸支されて回動可能な可動部と、前記ベース部の他端側に軸支されて前記可動部に係合して該可動部を係止するロック部と、を備える請求項に記載のコンベアのクリーニング装置。
  7. 前記軸固定部は、前記転写ローラに対する位置を調整可能な位置調整部にて支持されている、請求項に記載のコンベアのクリーニング装置。
  8. 前記ベルト表面に対する前記転写ローラの押圧力を調整可能な押圧調整部が設けられている、請求項の何れか一項に記載のコンベアのクリーニング装置。
  9. 前記転写ローラと前記スクレーパは一体的に保持されている、
    請求項の何れか一項に記載のコンベアのクリーニング装置。
  10. 前記転写ローラの上流側に、前記付着物を前記ベルト表面から掻き取る荒取りスクレーパが設けられている、請求項の何れか一項に記載のコンベアのクリーニング装置。
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