JPH05334462A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH05334462A
JPH05334462A JP4168487A JP16848792A JPH05334462A JP H05334462 A JPH05334462 A JP H05334462A JP 4168487 A JP4168487 A JP 4168487A JP 16848792 A JP16848792 A JP 16848792A JP H05334462 A JPH05334462 A JP H05334462A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォッチドッグタイマ回路による暴走監視を
実行している制御装置において、更に記憶素子が正規品
であるか否かを判断し、人為的かつ組織的な不正に対し
ても高い信頼性を得る。 【構成】 電源ラインVCの電圧が立ち上がった直後に
CPU10は初期処理マクロプログラムを実行し、PR
OM12の所定エリアに格納された識別コードを確認
し、PROMが正規品であるか否かを判断する。この判
断するのに必要な期間はウォッチドッグタイマ回路18
への電源供給が遅延され、CPU10がウォッチドッグ
タイマ回路18をリセットしなくとも暴走したと誤認知
されることがない。しかも、CPU10が制御プログラ
ムに基づく処理を実行している期間は、従来同様にウォ
ッチドッグタイマ回路18による暴走監視が実行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御用のプログラムを
格納する記憶素子が正規品であるか否かを判断した後
に、その記憶素子に格納された制御プログラムに基づく
機器制御を実行する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機器の制御を司る制御装置
は、汎用性を高め、かつ、開発負荷を軽減するために、
制御規則を記述した制御プログラムを格納する記憶素子
(例えば、PROM等)と、その記憶素子から順次制御
プログラムを読み出しては実行するCPUとを中心とし
た論理回路にて構成されている。しかし、この種の制御
装置は、制御プログラムのバグや飛来ノイズ等の原因に
よりCPUが暴走する可能性があり、これに対処する装
置の一つとして、ウォッチドッグタイマ回路が提唱され
ている。
【0003】ここにウォッチドッグタイマ回路とは、C
PUからの定期的なリセット信号が入力されなくなった
とき、CPUが暴走した判断し、以後のCPUの動作を
禁止するように構成された暴走監視のための一種のタイ
マ回路である。従って、CPUが本来的に実行すべき制
御プログラムが格納される記憶素子には、このウォッチ
ドッグタイマ回路を定期的にリセットするような特定の
暴走監視プログラムが別途格納され、CPUが正常に動
作し続ける限りにおいてはウォッチドッグタイマ回路は
定期的にリセットされ、制御プログラムに従った機器制
御が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうして装置
の信頼性を確保している従来の制御装置には、信頼性を
確保する他の回路構成と共に使用しようとすると次のよ
うな問題点があった。ウォッチドッグタイマ回路を採用
した従来の制御装置は、その制御装置自体の信頼性向上
には十分な効果を発揮する。しかしながら、制御プログ
ラムの改変あるいはその制御プログラムを記述した記憶
素子を取り替えるといった人為的、組織的な不正行為に
対しては全く無力である。
【0005】この内、「制御プログラムの改変」という
不正に対しては、書き換え不能なROM、例えばヒュー
ズROM等を記憶素子として採用することにより簡単に
対処できる。しかし、後者の「記憶素子を取り替える」
という不正行為に対しては効果がなく、手の施しようが
なかった。そこで、PROMなどの記憶素子を取り替え
るといった不正に対して、記憶素子を識別する構成を、
発明者は先に別途出願しているが(特願平2−4148
88)、ウォッチドッグタイマ回路との併用について
は、何等検討されていなかった。本発明の制御装置はこ
うした問題点を解決し、制御装置自体の高信頼性を確保
しつつ、人為的かつ組織的な不正に対しても高い信頼性
を得ることを目的としてなされ、次の構成を採った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、記
憶素子に格納される制御プログラムにしたがって機器制
御を実行するCPUの暴走を監視するため、所定間隔で
ウォッチドッグタイマ回路へリセット信号を出力させる
暴走監視プログラムを前記制御プログラムと並行して前
記CPUに実行させる制御装置において、前記CPUに
内蔵され、該CPUが前記制御プログラムに従った機器
制御を実行する以前に、前記制御プログラムが格納され
た記憶素子が正規品であるか否かを判断し、前記記憶素
子が正規品でないと判断されたとき、前記CPUの動作
を禁止する記憶素子判断手段と、前記記憶素子判断手段
の動作中は、前記ウォッチドッグタイマ回路の機能を停
止させる暴走監視機能停止手段と、を備えることをその
要旨としている。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明の制御装置で
は、CPUに内蔵された記憶素子判断手段によって記憶
素子が正規品であるか否かが判断され、その記憶素子が
正規品であるときにのみ制御プログラムが処理される。
また、記憶素子判断手段の動作中には暴走監視機能停止
手段が同時に作動し、ウォッチドッグタイマ回路の機能
が停止される。
【0008】CPUに内蔵された記憶素子判断手段は、
記憶素子に記憶された制御プログラムの実行に先だって
働き、その処理には記憶素子に記憶されたプログラムは
関与しない。一方、ウォッチドッグタイマ回路は、記憶
素子に記憶されたプログラムが関与して初めて機能す
る。従って、ウォッチドッグタイマ回路の動作を、記憶
素子判断手段の動作中は停止することにより、記憶素子
判断手段の動作中に誤ってウォッチドッグタイマ回路が
動作してしまうことがない。
【0009】
【実施例】以上説明した本発明の構成、作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の検出装置の好適な実施例
について説明する。図1は、本発明の一実施例であるパ
チンコ機制御装置1のブロック図である。図示するよう
にパチンコ機制御装置1は、全体の制御を司るマイクロ
コンピュータ10(以下、CPU10という)、そのC
PU10にて実行すべき各種プログラムやデータが格納
されるPROM12およびCPU10にて利用されるメ
モリ空間を提供するRAM14を中心とした論理回路に
より構成されている。
【0010】本実施例のCPU10には、内部シーケン
ス回路にマイクロプログラム方式を採用するコンピュー
タが用いられる。従って、その内部には高速のマイクロ
プログラムメモリ10Aが備えられ、このマイクロプロ
グラムメモリ10Aに記述されたマイクロプログラム、
内部制御回路10BのワイヤドロジックおよびCPU1
0内部状態に応じたシーケンスにて、内部バス10Cに
接続されるその他のCPU構成回路が制御される。
【0011】このマイクロプログラムメモリ10Aの記
憶内容は、図2に示すごときものである。図示するよう
に、本実施例のマイクロプログラムメモリ10Aには、
通常の加算用、乗算用、比較用その他の論理演算用のマ
イクロプログラムに加え、CPU10の立ち上げ時に最
初に実行される先頭アドレス以下に後述する初期処理マ
イクロプログラムが格納されている。
【0012】内部バス10Cに接続されるコントロール
バス制御回路10Dは、CPU10のRESETポート
およびHALT、WAIT、MREQ等のコントロール
ポートの入出力信号を制御する。例えば、RESETポ
ートから信号が入力された場合には、CPU10の内部
状態を変更し、内部制御回路10Bに対してそれまで実
行していたシーケンス処理を総て中断させ、これに代わ
ってマイクロプログラムメモリ10Aに記述されている
初期処理マイクロプログラムを実行させる。これにより
パチンコ機制御装置1は、電源投入直後と同じ制御を開
始する。
【0013】データバス/アドレスバスインタフェイス
10Eは、CPU10の周辺回路である前記PROM1
2、RAM14および外部回路との入出力制御用LSI
16(以下、I/Oデバイス16という)とのデータの
授受を管理する。割込み制御回路10Fは、マスク可能
な割込み信号用の割込みポート(INTポート)および
マスク不可能な割込みポート(NMIポート)から入力
される割込み信号を受け付け、その信号によりCPU1
0の内部状態を変更する。これらの割込み信号を利用す
ることで、CPU10の実行すべきプログラムの優先順
位をリアルタイムに変更することができる。
【0014】また、本実施例のCPU10にはプログラ
マブルカウンタ10Gが内蔵されている。このプログラ
マブルカウンタ10Gは、CLKINポートから入力さ
れるクロック信号Φを基準信号としたカウント処理を実
行し、そのカウント値と内部バス10Cを介してセット
された設定カウント値とが一致したとき、出力ポートP
Cからカウントアップ信号を出力する。この出力ポート
PCは、後述するウオッチドッグ回路18のリセット端
子RESETと共に、CPU10の割込みINTポート
にも接続されている。このため、プログラマブルカウン
タ10Gからカウントアップ信号が出力されると、ウォ
ッチドッグタイマ回路18がリセットされると共に、C
PU10にマスク可能な割込みが発生する。
【0015】本実施例では、INTポートに信号が入力
されると、前述したプログラマブルカウンタ10Gをリ
セットし、設定カウント値TPを再度セットする。これ
によりCPU10は、設定カウント値TPまでプログラ
マブルカウンタ10Gがカウントアップする毎に出力ポ
ートPCからカウントアップ信号を出力する処理を繰り
返すことになる。
【0016】パチンコ機制御装置1として上記構成のC
PU10が実行すべき処理手順は、制御プログラムおよ
び制御データの形式としてPROM12に予め書き込ま
れている。例えば制御プログラムには、大当たり条件が
成立したか否かの判断処理、遊技状況に応じた表示処
理、大当たり時の役物駆動処理などの遊技規則が記述さ
れる。制御データとは、センター役物のデジタル表示装
置に表示する図柄のデータを始めとして、大当たりを決
める乱数発生のための乱数テーブルなどである。また、
本実施例のPROM12には、所定の記憶エリアに予め
定められた識別コードが記憶されており、この識別コー
ドを用いて後述するPROMチェックがなされる。
【0017】次に、I/Oデバイス16について説明す
る。3つの16ビット入出力ポートを備えるI/Oデバ
イス16は、CPU10による制御下に置かれ、パチン
コ機に備え付けられるその他の外部回路、例えばセンタ
ー役物デジタル表示装置などを制御する表示回路30、
大当たり駆動装置などを制御する駆動回路40、スピー
カなどを制御するサウンド回路50などを統合的に制御
する。パチンコ機制御装置1にはその他に、CPU10
の暴走を監視するためのウォッチドッグタイマ回路18
およびそのウォッチドッグタイマ回路18の電源ライン
VCを管理する遅延タイマ回路20が構成されている。
【0018】ウォッチドッグタイマ回路18は、遅延タ
イマ回路20にて管理される電源ラインVCから電力が
供給され始めた時点、およびそのリセット端子RESE
Tへの信号入力時点から計時処理に入り、その経過時間
が所定時間TWを経過するまでに再度リセット端子RE
SETへ信号が入力されなかった場合には、その出力ポ
ートWDから暴走判断信号を出力する。この出力ポート
WDとCPU10のRESETポートが接続されるた
め、ウォッチドッグタイマ回路18から暴走判断信号が
出力されるとパチンコ機制御装置1は電源投入直後と同
じ初期処理マイクロプログラムの処理を開始する。
【0019】この様な暴走判断信号がウォッチドッグタ
イマ回路18から出力されないように、CPU10の出
力ポートPCとウォッチドッグタイマ回路18のリセッ
ト端子RESETが接続され、プログラマブルカウンタ
10Gからのタイムアップ信号によりウォッチドッグタ
イマ回路18をリセットできる構成としている。従っ
て、前述した設定カウント値TPの値は、ウォッチドッ
グタイマ回路18による計時時間TWよりも早くプログ
ラマブルカウンタ10Gがカウントアップを完了するよ
うな値に設定されている。
【0020】遅延タイマ回路20は、電源ラインVCか
ら電力供給が開始されたときおよびそのRESET端子
に信号が与えられた時から一定の禁止時間、本実施例で
は約3秒間、ウォッチドッグタイマ回路18の電源ライ
ンVCをオープンにする。従って、この間、ウォッチド
ッグタイマ回路18は動作しない。この様な一定時間を
計時する回路は、簡単にはRCの時定数回路により構成
されるが、単安定マルチバイブレータなどを利用するな
ど回路構成は何れでも構わない。遅延タイマ回路20の
RESET端子は、図示するごとくウォッチドッグタイ
マ回路18の出力ポートWDに接続されている。従っ
て、この遅延タイマ回路20による動作禁止は、パチン
コ機制御装置1への電力供給が開始されたときおよびウ
ォッチドッグタイマ回路18がCPU10を暴走したと
判断してリセットしたときに限り実行される。
【0021】次に、以上のように構成された本実施例の
パチンコ機制御装置1の動作について説明する。図3
は、CPU10のマイクロプログラムメモリ10Aに記
憶された初期処理マイクロプログラムのフローチャート
である。この処理は、CPU10のマイクロプログラム
メモリ10Aに記憶された処理であり、PROM12に
記憶された処理プログラムとは、関係がない。前述のご
とくこの初期処理マイクロプログラムはCPU10の電
源投入直後あるいはリセット直後に実行され、初めにP
ROM12の所定アドレスをアクセスし、そこに記憶さ
れている識別コードを読み込む(ステップ100)。そ
して、この識別コードが正常であるか否かを判断し(ス
テップ110)、正常である場合には通常処理を許可し
(ステップ120)、それ以外であれば通常処理を禁止
する(ステップ130)。なお、PROM12が正規の
ものであるか否かの判断は、CPU10とPROM12
との双方に予め所定の識別コードを書き込むものとし、
この識別コードの一致を判別する手法の他、PROM1
2に書き込まれたプログラムコードと相関のある値を予
め書き込んでおき、これを判別する手法など、様々な手
法を用いることができる。
【0022】また、ここで通常処理の許可とは、処理
を、PROM12に格納された制御プログラムに移管
し、これに従って、その他の加算用、乗算用、比較用等
の論理演算用マイクロプログラムの使用を許可すること
であり、このステップ120の許可処理が実行されない
かぎりCPU10は一切の制御処理を実行することはで
きない。もとより、CPU10がテストモードなど特殊
な目的のモードを有する場合、ステップ120での許可
処理が得られなかった場合に、テストモードなどの処理
を実行する構成とすることも差し支えない。なお、本実
施例では、この初期処理マイクロプログラムの処理に3
秒弱の時間を必要とする。
【0023】上記のような特殊な初期処理マイクロプロ
グラムがCPU10の内部にて実行されている期間は、
CPU10の外部からはCPU10が何等動作していな
いように見える。すなわち、CPU10の出力ポートP
Cからカウントアップ信号が出力することはできない。
【0024】一方、この様な初期処理マイクロプログラ
ムがCPU10の内部にて実行されている期間、すなわ
ち電源投入直後あるいはCPU10のリセット直後は、
遅延タイマ回路20が動作してウォッチドッグタイマ回
路18への電源供給を遅延している。この時間関係を図
4のタイムチャートに示した。
【0025】図示するように、電源ラインVCの電圧が
立ち上がった直後にCPU10が初期処理マクロプログ
ラムを完了するのに必要な3秒間は、ウォッチドッグタ
イマ回路18への電源供給が遅延されCPU10の暴走
監視機能が停止される。従って、この期間にはCPU1
0の出力ポートPCからカウントアップ信号が出力され
なくともウォッチドッグタイマ回路18から暴走判断信
号が出力されることはない。そしてこの期間後、CPU
10が通常の制御プログラムに基づいた制御を実行する
期間は、ウォッチドッグタイマ回路18への電源供給が
開始され、ウォッチドッグタイマ回路18による暴走監
視機能が作動する。
【0026】こうしたウォッチドッグタイマ回路18に
よる暴走監視機能に基づきCPU10が暴走していると
判断されると、ウォッチドッグタイマ回路18の暴走判
断信号が出力され、CPU10および遅延タイマ回路2
0がリセットされる。このため、CPU10は再度初期
処理マイクロプログラムの処理を開始し、この処理期間
を暴走と誤認知しないためにウォッチドッグタイマ回路
18への電力供給が再度停止される。
【0027】以上のように構成される本実施例のパチン
コ機制御装置1によれば、CPU10のマイクロプログ
ラムメモリ10Aに記憶された初期処理マイクロプログ
ラムによりPROM12の識別コードが確認され、PR
OM12が正規品であると判断された後にその他の論理
演算用のマイクロプログラムの使用を許可する。このた
め、PROM12を取り替える不正行為が実行されたな
らば、パチンコ機制御装置1の電源投入直後にこれを判
断することが可能となり、不正ROMに記載された不当
な制御プログラムに基づく処理を一切行なうことがな
い。
【0028】しかも、この様な不正行為の検出は、初期
処理マイクロプログラムによりソフト的に実行される。
従って、PROM12として複数種の正規品を備え、そ
の種類毎に識別コードを変更する場合など、パチンコ機
制御装置1の多品種生産に有利である。また、PROM
12が正規品でありCPU10が真正の制御プログラム
の処理を実行している期間は、従来同様にウォッチドッ
グタイマ回路18による暴走監視機能が作動し、CPU
10の暴走が厳しくチェックされる。
【0029】以上、本発明である制御装置の一実施例と
してパチンコ機制御装置1の構成、動作につき詳述した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない種々なる態様にて実施
することができるのは勿論のことである。例えば、上記
実施例ではマイクロプログラムによりPROMが正規品
であるか否かを判断しているが、ワイヤドロジックによ
りPROMの判断を実行すれば、その判断処理に要する
時間が短時間となり、高速応答性を要求される制御装置
として有益である。また実施例では、PROMの所定ア
ドレスに識別コードを記憶させ、この識別コードにより
正規品のPROMであるか否かを判断している。この様
な判断は、正規品のPROMが有する何れかの特徴ある
いはその複合的な特徴を判断することであり、識別コー
ドを用いる方法に替えあるいはその方法と複合的に、正
規品の制御プログラムが記述されるエリアの確認、制御
プログラムの一部分のコード確認など自由に設計され
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の制御装置
は、論理回路により構成されるためにシステムの柔軟性
に富み、汎用性に優れ、開発負荷を軽減することができ
る。また、ウォッチドッグタイマ回路による厳重な暴走
監視機能が備えられ、何等かの原因によりCPUが暴走
した場合には直ちにCPUの動作が禁止され、不測の事
態を避けることができる。しかも、制御プログラムを格
納している記憶素子が正規品であるか否かを判断した後
に、その制御プログラムを実行するため、制御プログラ
ムの不正書き換え、記憶素子の不正取り替えによる人為
的、組織的な不正に対しても高い信頼性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのパチンコ機制御装置
のブロック図である。
【図2】そのマイクロプログラムメモリの記憶内容説明
図である。
【図3】そのマイクロプログラムの1つである初期処理
マイクロプログラムのフローチャートである。
【図4】その初期処理マイクロプログラムの実行タイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機制御装置 10 CPU 12 PROM 14 RAM 16 I/Oデバイス 18 ウォッチドッグタイマ回路 20 遅延タイマ回路 30 表示回路 40 駆動回路 50 サウンド回路 10A マイクロプログラムメモリ 10B 内部制御回路 10C 内部バス 10D コントロールバス制御回路 10E データバス/アドレスバスインタフェイス 10F 制御回路 10G プログラマブルカウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶素子に格納される制御プログラムに
    したがって機器制御を実行するCPUの暴走を監視する
    ため、所定間隔でウォッチドッグタイマ回路へリセット
    信号を出力させる暴走監視プログラムを前記制御プログ
    ラムと並行して前記CPUに実行させる制御装置におい
    て、 前記CPUに内蔵され、該CPUが前記制御プログラム
    に従った機器制御を実行する以前に、前記制御プログラ
    ムが格納された記憶素子が正規品であるか否かを判断
    し、前記記憶素子が正規品でないと判断されたとき、前
    記CPUの動作を禁止する記憶素子判断手段と、 前記記憶素子判断手段の動作中は、前記ウォッチドッグ
    タイマ回路の機能を停止させる暴走監視機能停止手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006505841A (ja) * 2002-11-07 2006-02-16 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御装置内のマイクロコントローラのメモリ領域を確実に検査する方法および保護されたマイクロコントローラを有する制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006505841A (ja) * 2002-11-07 2006-02-16 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御装置内のマイクロコントローラのメモリ領域を確実に検査する方法および保護されたマイクロコントローラを有する制御装置

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