JPH05334353A - 音声翻訳通信方式 - Google Patents

音声翻訳通信方式

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JPH05334353A
JPH05334353A JP4141354A JP14135492A JPH05334353A JP H05334353 A JPH05334353 A JP H05334353A JP 4141354 A JP4141354 A JP 4141354A JP 14135492 A JP14135492 A JP 14135492A JP H05334353 A JPH05334353 A JP H05334353A
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JP
Japan
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english
japanese
voice
speech
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4141354A
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English (en)
Inventor
Shigeki Sagayama
茂樹 嵯峨山
Akira Kurematsu
明 榑松
Takuma Morimoto
逞 森元
Hitoshi Iida
仁 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A T R JIDO HONYAKU DENWA KENKYUSHO KK
ATR JIDO HONYAKU DENWA
Original Assignee
A T R JIDO HONYAKU DENWA KENKYUSHO KK
ATR JIDO HONYAKU DENWA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は自動翻訳電話の構成要素を活かし
かつ利用者にとって使いやすく、効率のよい通信が可能
にすることのできるような音声翻訳通信方式を提供する
ことを主要な特徴とする。 【構成】 日本語音声を日本語音声認識装置で音声認識
し、その認識内容に基づいて日英翻訳装置2で英語に翻
訳し、その翻訳内容とともに日本語をコード化信号で通
信インタフェース4を介して英語側に伝送する。英語側
では通信インタフェース14でその内容を受信し、英語
音声合成装置16で英語の合成音声を発音させるととも
に日本語の内容を表示させる。それに応答して発音され
た英語を英語音声認識装置11で音声認識し、英日翻訳
装置12で英語に翻訳し、通信インタフェース14,4
を介して日本語側で日本語音声合成装置6によって音声
合成し、翻訳文の日本語を発音するとともに、英語を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声翻訳通信方式に関
し、特に、異言語間の音声を翻訳して通信するような音
声翻訳通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】異言
語間の音声通信に関しては、各研究機関においてさまざ
まな論文や解説が発表されている。しかし、具体的にそ
の技術を利用する際に、どのようなヒューマンインタフ
ェースおよび通信方式を採用するかについて検討がなさ
れていない。
【0003】複数の言語間で自動翻訳通信を行なう場合
を考えると、特に3言語以上に関して自動翻訳通信を行
なえるようにするには、従来の電話のイメージで音声翻
訳通信を考えると、次のような問題がある。すなわち、
音声を通信回線に通すと品質が劣化し、音声認識に問題
が生じ、さらに合成音声を通信回線に通すと品質が劣化
してしまう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、自
動翻訳電話の構成要素を活かし、かつ利用者にとって使
いやすく、効率のよい通信が可能となるような音声翻訳
通信方式を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
異言語間の音声通信で、送信側で翻訳すべき音声を認識
して、その内容を目的言語に翻訳し、その内容を受信側
に伝送し、受信側では、翻訳した音声を音声合成によっ
て発音する音声翻訳通信方式であって、送信側で発声さ
れた送信側言語の音声を発声と同時にまたは発声後に受
信側に送信し、受信側では、送信側言語の音声をモニタ
音声として発音する。
【0006】請求項2に係る発明は、送信側言語の音声
認識結果を受信側に伝送し、受信側では、音声認識結果
をモニタ表示として見ることができる。
【0007】請求項3に係る発明は、受信側で受取った
翻訳結果を表示する。
【0008】
【作用】この発明に係る音声翻訳通信方式は、送信側で
発声された送信側言語の音声を発声と同時にまたは発声
後に相手側に送信し、受信側ではモニタ音声として受聴
できるようにすることにより、仮に意味が理解できない
としても原音声を聞くことができてニュアンスや感情な
どの翻訳では伝わりにくい情報を伝えることができる。
また、翻訳文章の音声を聞くまでの待ち時間の空白を埋
めることができる。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この発明の実施例では、日
本語と英語とドイツ語の3言語を翻訳して通信するもの
とする。日本語側では、日本語の音声が入力されると、
日本語音声認識装置1によってその日本語が音声認識さ
れ、日英翻訳装置2によって英語に翻訳されるととも
に、日独翻訳装置3によってドイツ語に翻訳される。翻
訳された内容はたとえばコード化され、通信インタフェ
ース4,5を介してそれぞれ英語側とドイツ語側とに伝
送される。
【0010】英語側では、日本語側から伝送されてきた
翻訳内容のコード化信号がインタフェース14によって
受取られ、英語音声合成装置16に与えられる。英語音
声合成装置16は翻訳内容を英語に音声合成し、合成音
声を発音する。この音声に応答して発声された英語は英
語音声認識装置11によって音声認識され、英日翻訳装
置2によって日本語に翻訳されるとともに、英独翻訳装
置13によってドイツ語に翻訳される。それぞれの翻訳
内容はコード化信号として通信インタフェース14を介
して日本語側に伝送されるとともに、通信インタフェー
ス15を介してドイツ語側に伝送される。日本語側では
英語側から伝送されてきた翻訳内容のコード化信号が通
信インタフェース4で受信され、日本語音声合成装置6
に与えられる。日本語音声合成装置6は翻訳内容を日本
語に音声合成し、日本語で発音する。
【0011】ドイツ語側においても同様にして、ドイツ
語音声認識装置21と独日翻訳装置22と独英翻訳装置
23と通信インタフェース24,25とドイツ語音声合
成装置26とを含み、英語側から伝送されてきたコード
化信号に応じてドイツ語音声合成装置26でドイツ語に
音声合成し、ドイツ語の音声が発生される。
【0012】上述のごとく、各国語の翻訳内容をコード
化して相手側に伝送し、相手側ではその翻訳内容を自国
言語で音声合成し、音声を発音するようにしたので、通
信回線を通すことによる音声の品質劣化を防止できる。
【0013】図2のこの発明のより具体的な実施例のタ
イムチャートを示す図であり、図3は同じく動作手順を
示す図である。
【0014】次に、図2および図3を参照して、この発
明のより具体的な実施例について説明する。まず、日本
語話者が「もしもし」と発声する。この音声はそのまま
英語側に伝送され、英語話者はその日本語「もしもし」
を聞くことができる。この日本語音声は、日本語側で
「もしもし」と音声認識され、その結果は文字情報「も
しもし」として日本語側の図示しない表示器に表示さ
れ、また英語側にも伝送されて表示器に表示される。発
声された日本語音声「もしもし」は図1に示した日本語
音声認識装置1で英語“Hello”に翻訳され、その
結果は文字情報“Hello”として日本語側で表示さ
れ、また英語側に伝送されて“Hello”と表示され
る。英語側では英語音声合成装置16が受取った文字情
報“Hello”を音声合成して発音する。その合成音
声“Hello”は日本語側にも伝送され、日本語の話
者がその音声を聞くことができる。
【0015】次に、英語話者が“yes”と発声する
と、その音声はそのまま日本語側に伝送され、日本語の
話者がその音声を聞くことができる。その英語音声は英
語音声認識装置11によって“yes”と音声認識さ
れ、その結果は文字情報“yes”として英語側で表示
され、また日本語側にも伝送されて表示される。その音
声認識結果は英語側の英日翻訳装置12によって日本語
「はい」に翻訳され、その結果は文字情報「はい」とし
て英語側で表示され、また日本語側にも伝送されて「は
い」と表示される。日本語側では受取った日本語文章
「はい」から日本語音声合成装置6によって音声合成し
て出力する。その合成音声「はい」は英語側にも伝送さ
れ、その音声を英語話者が聞くことができる。次に、日
本語話者が「そちらは、会議事務局ですか?」と発声す
ると、上述の説明と同様にして、その音声が直接英語側
に伝送されるとともに、翻訳される。
【0016】上述のごとく、この発明の一実施例では、
言語L側では、言語Lの音声認識措置とその認識結果が
他の言語へ翻訳する装置を持ち、翻訳された文章を文字
やシンボル的な情報として伝送し、相手側から言語Lの
文章や文字やシンボル的な情報として受取り、それから
音声を合成する装置を通して出力し、相手側でも同様な
構成を持つことにより、文字情報レベルでの相互接続が
可能になる。それによって、それぞれの通信サイトで
は、基本的には音声を認識する装置や自言語から他の言
語へ翻訳する装置や自言語の音声合成装置を持つだけで
よい。しかも、伝送するのは音声のような信号ではな
く、主にシンボル的な情報のみになり、音声の伝送に比
べ、伝送情報量が少なくてすみ、入力音声を伝送する場
合に比べ、伝送歪みの影響が回避できるので、音声認識
性能の低下を回避できる。さらに、合成音声を伝送する
場合に比べ、伝送歪みの影響が回避できるので、出力音
声の劣化を防止できる。
【0017】実際の音声翻訳通信においては、一般に音
声を発声し終えてから翻訳結果が得られる。この実施例
では、翻訳以前に発声者の音声をそのまま伝送し、それ
をモニタ音声として聞くことができるので、仮に意味が
理解できないとしても、現音声を聞くことができてニュ
アンスや感情などの翻訳では伝わりにくい情報を伝える
ことができる。また、翻訳文章の音声を聞くまでの待ち
時間の空白を埋めることもできる。
【0018】さらに、送信側言語の音声認識結果を相手
側に伝送し、受信側ではモニタ表示として見ることがで
きるので、相手の発声は原語の綴りで表示されても理解
の助けになる場合がある。また、翻訳過程に時間がかか
る場合には、その間の情報提供にもなる。その後、受信
側で受取った翻訳結果を表示すれば、合成音声の聞き間
違いなどを防ぐことができ、日本語の場合、仮名漢字で
表示されれば理解の助けをすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
側で発声された送信側言語の音声を発声と同時にまたは
発声後に受信側に送信し、受信側では送信側言語の音声
をモニタ音声として受聴できるようにしたので、仮に翻
訳内容の意味が理解できないとしても、原音声を聞くこ
とができてニュアンスや感情などの、翻訳では伝わりに
くい情報を伝えることができる。また、翻訳文章の音声
を聞くまでの待ち時間の空白を埋めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を概念的に示す図である。
【図2】この発明のより具体的な実施例のタイムチャー
トである。
【図3】この発明のより具体的な実施例の動作手順を示
す図である。
【符号の説明】
1 日本語音声認識装置 2 日英翻訳装置 3 日独翻訳装置 4,5,14,15,24,25 通信インタフェース 6 日本語音声合成装置 11 英語音声認識装置 12 英日翻訳装置 13 英独翻訳装置 16 英語音声合成装置 21 ドイツ語音声認識装置 22 独日翻訳装置 23 独英翻訳装置 26 ドイツ語音声合成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榑松 明 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール自動翻 訳電話研究所内 (72)発明者 森元 逞 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール自動翻 訳電話研究所内 (72)発明者 飯田 仁 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール自動翻 訳電話研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異言語間の音声通信で、送信側で翻訳す
    べき音声を認識して、その内容を目的言語に翻訳し、そ
    の内容を受信側に伝送し、前記受信側では翻訳した音声
    を音声合成によって発音するようにした音声翻訳通信方
    式において、 前記送信側で発声された送信側言語の音声を発声と同時
    にまたは発声後に前記受信側に送信し、 前記受信側では前記送信側言語の音声をモニタ音声とし
    て受聴できることを特徴とする、音声翻訳通信方式。
  2. 【請求項2】 前記送信側言語の音声認識結果を前記受
    信側に伝送し、 前記受信側では、前記音声認識結果をモニタ表示として
    見ることができるようにしたことを特徴とする、請求項
    1の音声翻訳通信方式。
  3. 【請求項3】前記受信側で受取った翻訳結果を表示する
    ことを特徴とする、請求項1の音声翻訳通信方式。
JP4141354A 1992-06-02 1992-06-02 音声翻訳通信方式 Pending JPH05334353A (ja)

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JP4141354A JPH05334353A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 音声翻訳通信方式

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JP4141354A JPH05334353A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 音声翻訳通信方式

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JPH05334353A true JPH05334353A (ja) 1993-12-17

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ID=15290028

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JP4141354A Pending JPH05334353A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 音声翻訳通信方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960611