JPH05333U - リニアウエイの摺動装置 - Google Patents
リニアウエイの摺動装置Info
- Publication number
- JPH05333U JPH05333U JP045721U JP4572191U JPH05333U JP H05333 U JPH05333 U JP H05333U JP 045721 U JP045721 U JP 045721U JP 4572191 U JP4572191 U JP 4572191U JP H05333 U JPH05333 U JP H05333U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- mounting
- slider block
- linear way
- sliding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/004—Fixing of a carriage or rail, e.g. rigid mounting to a support structure or a movable part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニアウェイのガイドレールあるいはスライ
ダブロックの取付精度の向上並びに取付工数の低減を図
る。 【構成】 工作機械のベッド14の取付部17にガイド
レール12を、テーブル16の取付部18にスライダブ
ロック13を取付けて互いに摺動自在としたリニアウェ
イの摺動装置において、各取付部17,18の一側にガ
イドレール12あるいはスライダブロック13の取付基
準面19,20を形成すると共に、各取付部17,18
の他側に圧電素子31を配設する。
ダブロックの取付精度の向上並びに取付工数の低減を図
る。 【構成】 工作機械のベッド14の取付部17にガイド
レール12を、テーブル16の取付部18にスライダブ
ロック13を取付けて互いに摺動自在としたリニアウェ
イの摺動装置において、各取付部17,18の一側にガ
イドレール12あるいはスライダブロック13の取付基
準面19,20を形成すると共に、各取付部17,18
の他側に圧電素子31を配設する。
Description
【0001】
本考案は工作機械等に適用されるリニアウェイの摺動装置に関する。
【0002】
一般に、マシニングセンタやNC旋盤等の工作機械では、スライド動作するテ ーブルやコラム等をリニアモーションガイドウェイ(以降、リニアウェイと略称 する)によって高精度に案内することが行われている。
【0003】 図3に従来のリニアウェイの摺動装置を示す。同図に示すように、リニアウェ イ11はガイドレール12とスライダブロック13とを基本構成要素としており 、これらをプレーンベアリングやローラベアリング等の軸受(図示せず)を介し て相対動自在に組み合わせたものである。図示例の工作機械では、ガイドレール 12が一方の機械構成要素、例えば、ベッド14側に組付けられ、スライダブロ ック13がアッパプレート15を介して他方の機械構成要素、例えば、テーブル 16側に組付けられている。
【0004】 ベッド14とテーブル16とには各々に取付部17,18が形成されており、 この取付部17,18にガイドレール12とスライダブロック13とがそれぞれ 遊嵌している。各取付部17,18は一方の側面(同図中、右側)が取付基準面 19,20となっており、ガイドレール12とスライダブロック13(アパプレ ート15)とが押圧されることにより位置決めがなされる。この押圧は軸方向に 配置された複数のボルト21,22によりそれぞれ楔形状のテーパギブ23,2 4を各取付部17,18のテーパ面25,26に対して締め付けることで行って いた。なお、図中27,28はガイドレール12とスライダブロック13とをベ ッド14とテーブル16とに固定するボルトである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来のリニアウェイでは、上述したように、ガイドレール12やスライダブロ ック13の取付基準面19,20への押圧をボルト21,22の締付けによって 行っていた。そのため、この押圧力の設定はボルト21,22の締付けトルクを 所定の値とすることによりなされる。
【0006】 ところが、この方法ではボルト21,22やテープギブ23,24等に油脂や 塵埃が付着しているか否かにより、同一トルクで締付けてもその軸力が異なって しまうため、押圧力が一定の値とならないことが多かった。そして、複数のボル ト21,22間での軸力を同一にすることは非常に困難であり、微小な歪みがガ イドレール12やスライダブロック13に生じ、また、作動中に発生する振動や 衝撃を十分吸収できず、案内精度や耐久性が低下するという問題があった。
【0007】 さらに、テーパギブ23,24及びテーパ面25,26の加工には高精度が要 求されるために製作コストがたかくなったり、多数のボルト21,22を締付け る工数が大きいためにガイドレール12とスライダブロック13の交換作業に多 大な時間を要してしまうという問題点もあった。
【0008】 本考案はこのような問題点を解決するものであって、ガイドレールあるいはス ライダブロックの取付精度の向上並びに取付工数の低減を図ったリニアウェイの 摺動装置を提供することを目的とする。
【0009】
上述の目的を達成するための本考案のリニアウェイの摺動装置は、工作機械の 一対の構成要素間の一方の取付部にガイドレールを取付け、前記他方の取付部に スライダブロックを取付けて互いに摺動自在としたリニアウェイの摺動装置にお いて、前記機械構成要素の取付部の一方の側面に前記ガイドレールあるいはスラ イダブロックの取付基準面を形成すると共に、該取付部の他方の側面に圧電素子 を配設したことを特徴とするものである。
【0010】
ガイドレールあるいはスライダブロックは圧電素子に電圧をかけることで、取 付基準面に押圧されて機械構成要素の取付部に確実に固定される。従って、この ガイドレールあるいはスライダブロックの取付押圧力は均一となり、また、その 取付も容易となる。
【0011】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1に本考案の一実施例に係るリニアウェイの摺動装置の要部断面、図2にガ イドレールが装着された機械構成要素の平面を示す。なお、従来と同様の機能を 有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0013】 図1及び図2に示すように、本実施例のリニアウェイの摺動装置にあっては、 ガイドレール12及びスライダブロック13が機械構成要素としてのベッド14 及びテーブル16(アッパブレート15)に圧電素子31を有する格納部32に よって固定されている。
【0014】 即ち、ベッド14の取付部17において、一方の側面にはガイドレール12の 取付基準面19が形成される一方、他方の側面とガイドレール12との間には格 納部材32が挿着され、固定ボルト33によってベッド14に固定されている。 そして、この格納部材32のガイドレール12側の面には複数の圧電素子31が 所定の間隔をおいて取付けられている。各圧電素子31には電極34が接続され ており、電圧を加えて変形させることができるようになっている。
【0015】 なお、テーブル16側の取付部18にも同様に圧電素子31を有する格納部材 32が装着されており、ベッド14側と同様にテーブル16にスライダブロック 13を固定している。
【0016】 而して、ガイドレール12をベッド14の取付部17内に装着し、電極34を 介して格納部材32の各圧電素子31に電圧をかける。すると、各圧電素子31 が変形してガイドレール12に対する押圧力が発生することで、このガイドレー ル12は取付基準面19に密着する。従って、この状態でガイドレール12をボ ルト27によってベッド14に固定すればよい。一方、スライダブロック13に ついても同様に圧電素子31に電圧をかけることで、取付基準面20に密着した 状態でボルト28により固定される。
【0017】 このとき、各圧電素子31にかける電圧を変えることによりガイドレール12 あるいはスライダブロック13への押圧力を変化させることができるので、これ によって取付精度調整も容易に行うことができる。
【0018】 また、圧電素子31に一定電圧だけでなく同軸性をもった正弦波状の微小電圧 (例えば、数Hz〜数kHz の正弦波状の電圧)を加えることにより、ガイドレール にあるいはスライダブロック13を微小変化させ、摺動面で発生するスティック スリップなどの摩擦振動の発生を抑制することができる。
【0019】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案のリニアウェイの摺動装置 によれば、機械構成要素の取付部の一側にガイドレールあるいはスライダブロッ クの取付基準面を形成すると共に取付部の他側に圧電素子を配設したので、圧電 素子をかけることにより、ガイドレールあるいはスライダブロックに作用する押 圧力を均一して作動中に発生する振動や衝撃を確実に吸収することができ、取付 精度及び耐久性を向上させることができる。また、このガイドレールあるいはス ライダブロックの取付,取外しも容易となって作業工数を低減させることができ る。
【図1】本考案の一実施例に係るリニアウェイの摺動装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図2】ガイドレールが装着された機械要素の平面図で
ある。
ある。
【図3】従来のリニアウェイの摺動装置の要部断面図で
ある。
ある。
11 リニアウェイ 12 ガイドレール 13 スライダブロック 14 ベッド(機械構成要素) 16 テーブル(機械構成要素) 17,18 取付部 19,20 取付基準面 27 ボルト 31 圧電素子 32 格納部材
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 工作機械の一対の構成要素間の一方の取
付部にガイドレールを取付け、前記他方の取付部にスラ
イダブロックを取付けて互いに摺動自在としたリニアウ
ェイの摺動装置において、前記機械構成要素の取付部の
一方の側面に前記ガイドレールあるいはスライダブロッ
クの取付基準面を形成すると共に、該取付部の他方の側
面に圧電素子を配設したことを特徴とするリニアウェイ
の摺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP045721U JPH05333U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | リニアウエイの摺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP045721U JPH05333U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | リニアウエイの摺動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333U true JPH05333U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12727213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP045721U Withdrawn JPH05333U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | リニアウエイの摺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05333U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4036429A1 (en) * | 2021-01-31 | 2022-08-03 | SNR Wälzlager GmbH | Deviation compensation integrated in the carriage of a linear axis |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP045721U patent/JPH05333U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4036429A1 (en) * | 2021-01-31 | 2022-08-03 | SNR Wälzlager GmbH | Deviation compensation integrated in the carriage of a linear axis |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |