JPH05333799A - 電子ガイダンスシステム - Google Patents

電子ガイダンスシステム

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Publication number
JPH05333799A
JPH05333799A JP13896992A JP13896992A JPH05333799A JP H05333799 A JPH05333799 A JP H05333799A JP 13896992 A JP13896992 A JP 13896992A JP 13896992 A JP13896992 A JP 13896992A JP H05333799 A JPH05333799 A JP H05333799A
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JP
Japan
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identification information
explanation
circuit
guidance system
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Application number
JP13896992A
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English (en)
Inventor
Tadashi Onishi
忠志 大西
Kenichi Mizuishi
賢一 水石
Nobuo Hamamoto
信男 浜本
Kazuo Takasugi
和夫 高杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05333799A publication Critical patent/JPH05333799A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 展示物や商品の説明,各種イベントの案内な
どに応用が可能な利用者主導型の極めて応用範囲の広い
電子案内システムを構築する。 【構成】 説明の対象となる展示物101の近くに展示
物を識別する識別情報4を無線信号として発生する識別
情報発生装置3を配置し、利用者100が再生装置2を
携帯し移動する。再生装置2は,複数の展示物101に
ついての説明情報を記憶した記憶手段と,無線信号の識
別情報4を検出する受信回路と,受信回路で検出された
識別情報4に対応する展示物101についての説明情報
を上記記憶手段から選択する選択回路と,選択された説
明情報を利用者の操作によって出力する出力手段とを持
つ。 【効果】 説明員の削減による人件費の削減,利用者の
満足感を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電子ガイダンスシステ
ム,更に詳しく言えば,美術館,博物館等における展示
物関する案内や展示物の説明,デパートにおける商品の
説明,動物園の動物に関する説明,あるいは各種イベン
トにおける案内や説明等の電子説明システム又は電子案
内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に美術館,博物館等に関する案内や
展示物の説明,デパートにおける商品の説明,動物園の
動物に関する説明,あるいは各種イベントにおける案内
や説明等は,説明員による直接的な説明,パンフレット
等のような説明書の配布や説明プレートの設置等によっ
て実現されている。上述のような説明員や,パンフレッ
ト等のような説明書の配布や説明プレートの設置等を不
要とする案内システムとして,従来,VTRやカセット
テープレコーダ等の再生装置による説明情報の再生を行
うものがある。これらの再生装置によるものは,不特定
の者ものに対し説明が一方的に行われる。
【0003】また,説明を受ける者が個々に再生装置が
携帯型であるような説明システムには,例えばサファリ
パークにおける動物や催し等の説明を行なうような電子
説明システムがある。この電子説明システムは,放送を
基本とするものである。特定範囲内のラジオ放送と専用
の受信機を組み合わせたシステムであり,利用者があら
かじめ専用の受信機を所持しておき,受信機で主催者側
による説明に関する放送を受信し再生することで,利用
者に対する説明を実現している。このようなシステムに
おいて,情報の選択は,受信機側で放送周波数を合わせ
ることにより,情報を選択している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子システムは,利用者と説明装置の関係が多対一の関係
にあり,しかも放送側に主導権がある,いわゆる押し着
せ的システムであった。利用者の選択度が低い,利用者
が放送に合わせて行動しなければならない,対象となる
施しに対する説明に時間的制限(タイムリでない)があ
る,利用者からみて説明が途中から始まる,途中で説明
を中断することができない,他の利用者たちとの会話が
さえぎられるなどの問題点が原因で,利用者に煩わしさ
を与えてしまうために,ほとんどの場合が説明の途中で
利用されなくなってしまうような状態が多かった。ま
た,説明員による直接的な説明,VTRやカセットテー
プレコーダ等の再生装置による説明や案内についても同
様に,見学者に主導権がなく,見学者に不快感や煩わし
さを与えてる。説明員への質問により解決する場合もあ
るが,恥ずかしさや面倒臭さが障害となる場合が多い。
さらに,説明員は,同じ説明を幾度となく繰り返す必要
があり,面倒臭さやわずらわしさを感じことがある。も
し,説明を誤れば,誤った情報を伝えてしまう。
【0005】本発明の目的は,利用者に対して時間的制
限や場所的制限を与えることなく,完全に独立して,あ
たかも一対一の状態で説明を受けているような状態を実
現することによって,利用者に満足感を与えることがで
きる利用者主導型の電子説明システムを構築することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明の電子説明(ガイダンス)システムは,単一
又は複数の説明の対象となるもの(以下要素と略称)の
近くに配置された上記要素を識別する識別情報を無線信
号として発生する識別情報発生装置と,上記要素又は識
別情報発生装置の近くを移動可能な再生装置とを備え,
上記再生装置は,上記単一又は複数の要素についての説
明情報を記憶した記憶手段と,上記無線信号の識別情報
を検出する受信回路と,上記受信回路で検出された識別
情報に対応する要素についての説明情報を上記記憶手段
から選択する選択回路と,選択された上記説明情報を出
力する出力手段とを持つ。
【0007】上記無線信号は電波,光,超音波のいずれ
でもよい。上記再生装置は上記利用者に便利なように携
帯可能にする。上記記憶手段を構成する記憶媒体として
は,瞬時に頭出しが可能な,半導体メモリ,磁気ディス
ク装置,光ディスク装置等が好ましい。上記出力手段は
音声に限らず,音声,文字,グラフィックス,点字単独
又はそれらの組合せによる説明情報を任意かつ単独に再
生できるようにしてもよい。また、説明情報の一部を、
識別情報の中に入れるようにしてもよい。
【0008】
【作用】再生装置を携帯した利用者が,識別情報発生装
置に近づくと,再生装置の受信回路は識別情報発生装置
から識別情報を検出し,認識した識別情報に対応する説
明情報を再生可能な状態にする。この状態で利用者が再
生動作が指示されたならば,上記選択された説明情報の
再生を開始する。上記識別情報と上記再生装置に記憶さ
れる説明情報が予め対応ずけられているので,多数の要
素に対する記憶された説明情報から必要な説明情報の選
択は再生装置が自動的に行い。説明を受ける時間,説明
の初め,終了,中断,或は説明の形態等は利用者の指示
に任される。こうすることによって,利用者に対して時
間的制限や場所的制限を与えることなく,完全に独立し
て,あたかも1対1の状態で説明を受けているような状
態を実現する利用者主導型の極めて応用範囲の広い説明
システムを構築することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明による電子ガイダンスシステ
ムの一実施例の構成を示すブロック図である。本発明に
よる電子ガイダンスシステム1には,説明の対象となる
要素(展示物等)101a〜101cに対して,要素の
近くに、要素を識別するための識別情報4a〜4cを発
生する識別情報発生装置3が配備される。一方,説明を
受ける利用者100a〜100c,100xは,再生装
置2を携帯して移動する。各要素101a〜101cに
対する有効領域102a〜102c、即ち再生装置2で
識別情報が受信可能な領域で識別情報4a〜4cが有効
となる。例えば,領域a(102a)では,識別情報4
aのみが有効となる。同様に,領域b(102b)で
は,識別情報4bのみが有効となる。
【0010】再生装置2は記憶回路に半導体メモリ等を
採用した可搬な再生専用の装置であり,予め各要素10
1a〜101cに対する説明情報をメモリに記憶してい
る。再生装置2に記憶されている説明情報と識別情報発
生装置3から発生される識別情報は,対応付けられてい
る。再生装置2は識別情報を認識したならば,自動的に
認識した識別情報に対応した説明情報を選択する。例え
ば,領域aにおいて,要素101aに対する識別情報4
aを認識したならば,要素101aに対する説明情報を
メモリから選択する。そして,利用者が再生装置2に対
して再生を指示したならば,選択した説明情報を再生す
る。ここで,利用者が任意に再生を指示できるようにす
ることにより,利用者に対して時間的制約を与えないよ
うにすることができる。
【0011】図2は,本発明における再生装置2の一実
施例のブロック図である。この実施例は音声による説明
の再生を主体としている。再生装置2は,識別情報20
0を受信して電気信号に変換し,識別コード203にコ
ード化する受信回路201,識別コード203を保持し
ておく識別情報レジスタ202,ディジタル化された説
明(音声)情報を記憶する説明情報記憶回路204a〜
204c,説明情報記憶回路204a〜204cの出力
を選択する選択回路205,ディジタル信号をアナログ
音声信号に変換するディジタル/アナログ変換回路20
6,アナログ音声信号から必要以上の周波数成分を除去
するローパスフィルタ207,アナログ音声信号を出力
装置駆動用に増幅するアンプ208,アナログ音声信号
に従い音声を出力する出力装置209,識別情報,記憶
アドレス,再生条件など説明情報を管理するために必要
な管理情報を記憶しておく管理情報記憶回路213,文
字情報や認識した識別情報などを表示する液晶表示器2
15,液晶表示器215を制御駆動するLCDコントロ
ーラ214及び再生装置の動作を制御する制御回路21
0で構成されている。
【0012】また,特に図示しないが,再生開始/停止
など必要な操作を実現する操作手段と再生装置2全体に
電力を供給する電池部が付加されている。表示手段は,
液晶表示器に限定されるものではなく,発光ダイオード
のような発光素子やCRT(Cathode-Rey Tube)ディス
プレイ装置などであっても何ら問題はない。現状の技術
の中では,液晶表示器が再生装置の小型化や低消費電力
化に最も有効な手段である。制御回路210は,記憶さ
れているディジタル信号の読み出しや変換,加工,識別
コードにしたがった説明情報の選択,記憶回路の制御,
表示設定制御など再生装置2全体かかわる制御を行って
いる。
【0013】説明情報記憶回路204a〜204cに
は,要素101a〜101cに対する説明情報が記憶さ
れている。それぞれ各記憶回路204a〜204c,2
13は特に制限されないが,少なくとも1回以上書き換
え可能な半導体メモリ等の記憶回路が有効である。本実
施例では,再生装置2が再利用するため,説明情報及び
管理情報を外部より自由に書き替えられるように,書き
替え可能な半導体メモリを使用している。情報を記憶す
る記憶媒体としては,上記半導体メモリに限定されるも
のではなく磁気ディスク装置,光ディスク装置,バブル
メモリ等であっても何ら問題はない。
【0014】再生装置2の動作について説明する。受信
回路201において,識別情報発生装置3より出力され
る識別情報4を受信する。受信回路201は,識別情報
200から識別コード部分を抽出し,規定の信号レベル
(再生装置2内部の動作信号レベル)のディジタル信号
に変換した後,識別コード203として,制御回路21
0に引き渡す。制御回路は,識別コード203を受け
て,識別情報レジスタ202に記憶するとともに,識別
コード203に対応する説明情報が記憶されている記憶
回路を記憶回路204a〜204cの中から選択し,再
生に備える。ここで,認識した識別コード203は,新
しい識別コードが認識されるまで有効となる。本実施例
は,識別コードの認識を自動的に行うが,操作部からの
認識操作にしたがってもよい。このとき,識別コードな
どの認識状態を利用者に告知するために,認識状態を液
晶表示器215に表示する。
【0015】この状態で,再生動作が指示されたなら
ば,制御回路210は,説明情報記憶回路204a〜2
04cおよび管理情報記憶回路213を制御するため
に,アドレス211a,チップ選択信号211b,リー
ドストローブ信号211c,ライトストローブ信号21
1dを発生して,管理情報記憶回路213から選択され
た情報に関する先頭アドレスやサンプリング周波数など
管理情報を読み込み,再生条件を整える。続いて、再生
条件に従い,選択された説明情報記憶回路より,順次説
明情報を読み出す。本実施例では,再生条件にしたがっ
て選択回路205を制御することにより説明情報の選択
を実現している。情報を読み出すタイミングは,設定さ
れている音声情報のサンプリング周波数にしたがう。
【0016】読み出されたディジタル情報は,ディジタ
ル/アナログ変換回路206によって,アナログ音声信
号に変換される。ローパスフィルタ207は,再生に必
要な帯域成分以外の帯域成分を除去する。ここで,除去
される帯域成分は,再生する音声情報のサンプリング周
波数に従って変化する。アンプ208は,アナログ音声
信号を増幅してヘッドホンやスピーカ等の出力装置20
9を駆動する。このとき,アンプ208のゲインを調整
して,出力する音量を調整する。出力装置209は,ヘ
ッドホンやスピーカで構成され,アナログ信号にしたが
い音声信号を出力する。
【0017】外部から説明情報記憶回路204a〜20
4c及び管理情報記憶回路213に説明情報及び管理情
報を書き込む場合には,外部から制御回路210に対し
て,アドレス212a,チップ選択信号212b,リー
ドストローブ信号212c,ライトストローブ信号21
2d,及び情報212eを入力する。制御回路210は
これらの信号に従ってアドレス211a,チップ選択信
号211b,リードストローブ信号211c,ライトス
トローブ信号211dを発生して,説明情報記憶回路2
04a〜204c及び管理情報記憶回路213を制御
し,外部から入力される情報212eに等しい情報21
1eを書き込む。それぞれの記憶回路は,チップ選択信
号211bとライトストローブ信号211dが有効なと
き,アドレス211aの示す記憶番地に情報211eが
書き込まれる。上記書き込み動作を必要な情報分繰り返
す。
【0018】また,情報書き込み時には,通常再生動作
に必要な電力よりもはるかに大きな電力が必要になる。
この問題を解決するために,情報書き込み時には,情報
と同時に電力212fを情報サーバから供給する。再生
装置2が異常状態(例えば電池寿命や記憶回路の故障な
ど)にあるとき,情報を転送しても,その情報が無効と
なってしまう。これを防止するために,再生装置2の内
部状態212gを出力している。
【0019】図3は,識別情報発生装置3の1実施例の
構成を示すブロック図である。本実施例は,外部から任
意の識別情報を設定できる構成となっており,外部から
の識別情報305を入力する入力回路301,設定され
た識別情報305を記憶しておく識別情報記憶回路30
2,通信フォーマットにしたがって識別情報を発生する
識別情報発生回路303,識別情報発生回路303で発
生された識別情報を通信用に変調し出力する発信回路3
04,及び全体を制御する制御回路300で構成され
る。制御信号306は,外部から識別情報を書き込むと
きに,タイミング信号として使用される。また特に図示
しないが,識別情報発生装置3全体に電源を供給する電
池が付加される。自由度を問題にしない場合には特にこ
の限りではない。また,特に限定されないが識別情報3
05を記憶する媒体としては,プログラム可能な半導体
メモリが有効である。
【0020】予め,外部より識別情報を入力回路301
を介して,識別情報記憶回路302に書き込み,記憶し
ておく。出力が指示されたならば,識別情報発生回路3
03が,識別情報記憶回路302より識別情報を読み出
し,通信フォーマット変換して出力する。この信号を発
信回路304において,無線通信用に変調し,外部に対
して識別情報4として出力する。
【0021】図4及び図5はいずれも識別情報発生装置
3内の発信回路304の具体的な1実施例の構成を示し
ている。図4は,識別情報4を電波により無線通信する
場合の1実施例である。まず,識別情報情報発生回路3
03より発生された識別情報をパラレル/シリアル変換
回路400によって,シリアル信号に変換する。変調回
路401では,そのシリアル信号を無線通信用に変調す
る。最後に変調した信号を電力増幅回路402により増
幅し,発信用のアンテナ403を駆動して識別情報4を
空中に出力する。
【0022】図5は,識別情報4を光により無線通信す
る場合の1実施例である。まず,図4の実施例と同様
に,識別情報情報発生回路303より発生された識別情
報をパラレル/シリアル変換回路500によって,シリ
アル信号に変換する。そのシリアル信号にしたがって駆
動回路501を介して,発信用の発光ダイオード502
を駆動し,識別情報4を空中に出力する。ここで,発光
素子としては,特に限定されるものではないが,人体へ
の悪影響や発信回路の寿命,再生装置2側の受信回路の
構成などを考慮するとテレビ等のリモコンに用いられて
いる赤外線発光ダイオードが好ましい。
【0023】図6は,識別情報を,既に規格化されてい
るバーコード・パターンによって表した1実施例であ
る。本願では,CODE39のバーコード・パターンに
より,10進6桁の識別情報を記述してあるが,特に限
定されるものではない。CODE39以外にも,NW−
7,2of5等がある。これらに限定されることなく,
全くのオリジナル・パターンでもよい。また,桁数につ
いても特に限定されるものではなく,システムにおいて
定義されればよい。
【0024】図7は,磁気記憶媒体に識別情報を記憶し
ておき,任意に読み取りが可能な状態にしておくことで
識別情報を表す方法の1実施例である。帯状の磁気記憶
媒体700に,識別情報を示すコード・パターンを記憶
する。本実施例では,ASCIIコードによる10進6
桁の例を示している。この場合も,バーコードと同様
に,コード・パターン及び桁数については特に限定され
るものではない。
【0025】図8は,図4又は図5のように,無線通信
によって,識別情報を伝達する場合の通信フォーマット
の1実施例を示している。本実施例では,識別情報4を
繰り返し出力している。再生装置2は,このうちの1情
報を認識すればよい。識別情報4は1単位としてフレー
ム800と呼ぶ特定のフォーマット単位で生々され,フ
レーム800を繰り返し出力する。本実施例では,フレ
ーム間に全く無駄時間のない構成を採っているが,フレ
ーム間に何も情報が出力されない状態が存在しても特に
問題はない。フレーム800の構成は,再生装置2の受
信回路201において信号の同期に必要なビット同期信
号801,識別情報の内容を示す識別ワード803,識
別ワードの始まりを示すフレーム同期コード802,フ
レームの終了を示すフレーム終了コード804で構成さ
れている。ビット同期信号801は,特に限定されない
が,通常1ビットごとに”1””0”パターンの繰り返
しとなり,その長さは,実験の結果512ビット以上必
要であると思われる。識別ワード803は,説明情報を
識別する識別コードに,信頼性を向上させるための誤り
検出訂正情報を付加したものである。
【0026】図9は,識別ワード803のフォーマット
である。説明情報の識別するための情報を16ビットの
2進数で表し,これを識別コード900と呼ぶ。また,
信頼性を向上するために,誤り検出訂正符号として既知
のBCH(31:21)コードを使用している。このB
CH(31:21)コードは,情報ビット21ビットに
対して,誤りの検出/訂正に必要なチェックビット90
2が10ビット付加され,3ビットまでの誤りを検出
し,2ビットまでの誤りを訂正できる。BCH(31:
21)コードによって,情報ビットの予備5ビット90
1と識別コード900を含めた21ビットとチェックビ
ット902の誤り検出/訂正を行う。ここで,チェック
ビットは,BCH(31:21)コードにおいて定めら
れた既知の生成多項式で生成される。
【0027】図10は,フレーム同期コード802を示
している。本実施例では,特にビットパターンは示して
いないが,上記の識別ワード803には存在しない31
ビットのM系列コードの1つを定義する。
【0028】図11は,フレーム終了コード804の1
実施例を示している。フレーム同期コード802と同様
に,上記の識別ワード803には存在せず,かつフレー
ム同期コード802とは異なる31ビットのM系列コー
ドの1つを定義する。図8から図11において説明した
識別情報の構成や通信フォーマットは,特にこれらに限
定されるものではなく,システム構築上で最も適した構
成にすればよい。誤り訂正符号についても,BCH(3
1:21)コードに限定されるものではなく,識別コー
ドのビット長やシステム全体の信頼性によって,システ
ム構築上で最も適した構成にすればよい。
【0029】図12は,再生装置2における識別コード
900と管理情報と説明情報の関係を示す図である。説
明情報204a…204d及び説明情報の管理情報21
3は識別コード900に対応して記憶されている。認識
した識別コード900に基ずき管理情報が選択される。
さらに選択された管理情報から,再生すべき説明情報が
記憶されている記憶回路を選択する。管理情報と説明情
報は1対1で対応している。また,管理情報と説明情報
は,独立した記憶回路に記憶してもよいし,同じ記憶回
路上に記憶しても何ら差し支えない。
【0030】図13は,管理情報の一実施例の構成を示
す図である。本実施例では,識別コード900,サンプ
リング周波数や再生モードなどの再生条件情報130
1,説明情報の先頭アドレス1302及びワード数13
03で構成されている。説明情報が可変長の場合に,必
要な最低限の情報で構成されており,説明情報が固定長
ならば,ワード数1303は必要ない。
【0031】図14は,1つの要素に対する説明情報の
記憶構成である。記憶容量Mは,説明の時間長をTと
し,サンプリング周期をTsとし,音声の分解能をNビ
ットとすると, Mビット=Nビット×(T秒/Ts秒) となる。また,本実施例では再生モードをモノラルモー
ドとしている。再生時には,D0より順にD1,D2と読
み出され,途中再生が停止されない限りDm-2,Dm-1
で読み出される。
【0032】図15は,本発明における再生装置2の中
の受信回路201の一実施例のブロック図である。この
実施例は,識別情報を電波で無線通信する場合の受信回
路を示している。識別情報発生装置3より出力された識
別情報4を含む電波200をアンテナ1505で受信す
る。検波回路1500では,アンテナ1504で受信し
た電波の中から,電子ガイダンスシステムで定めた周波
数の電波のみが抽出される。復調回路1501は,通信
用に変調された信号を復調する。波形整形回路1502
において,所定のディジタル信号に変換する。このとき
必要なクロック信号は,PLL発信回路1503によっ
て,復調された信号より生成する。このクロック信号
は,コード化回路1504においても使用する。コード
化回路1504では,図8に示す転送フォーマットの識
別情報より図9に示す識別コードを抽出し,コード化し
て制御回路210に対して出力する。コード化回路15
04では,前述した誤り検出訂正処理も行われる。
【0033】図16は,本発明における再生装置2の中
の受信回路201の他の実施例のブロック図である。こ
の実施例は,識別情報を光で無線通信する場合の受信回
路を示している。識別情報発生装置3より出力された識
別情報4を含む電波200を受光素子1600で受光
し,光信号から電気信号に変換する。次に波形整形回路
1601において,所定のディジタル信号に変換する。
このとき必要なクロック信号は,PLL発信回路160
2によって,受光素子によって変換された電気信号より
生成する。このクロック信号は,コード化回路1603
においても使用する。コード化回路では,図8に示す転
送フォーマットの識別情報より図9に示す識別コードを
抽出し,コード化して制御回路に対して出力する。この
とき,コード化回路1603では,前述した誤り検出訂
正処理も行われる。
【0034】図17は,本発明における再生装置2の中
の受信回路201の更に他の実施例のブロック図であ
る。この実施例は,識別情報をバーコード・パターンで
表し,それを再生装置2で読み取り認識する場合の読み
取り回路(受信回路)を示している。発光素子1703
によって光1701を発光し,定義されたバーコード・
パターン1700に照射する。そして受光素子1704
でバーコード・パターン1700からの反射光1702
を受光し,電気信号に変換する。反射光1702の強弱
がバーコード・パターンの“白”,“黒”を表してお
り,ディジタル値の“0”,“1”に相当する。この信
号を増幅回路1705で増幅した後,2値化回路170
6でディジタル信号に変換する。コード化回路1707
において,このディジタル信号を前述したバーコード1
700のコード・パターンに従いコード化することによ
り識別コードに変換して出力する。本実施例では,バー
コード1700を読み取るために,再生装置2をバーコ
ード・パターンに沿って移動させる方式を採っている
が,これに限らず,再生装置2を固定しておき,発光素
子1703から出力される光を走査してもよい。
【0035】図18は,本発明における再生装置2の中
の受信回路201の更に他の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。この実施例は,識別情報を磁気記憶媒体7
00に記憶しておき,それを再生装置2で読み取り認識
する場合の読み取り回路(受信回路)を示している。磁
気記憶媒体700には,ディジタル値で表される識別情
報が磁気により記憶されている。磁気ヘッド1801に
よって,この磁気を電気信号に変換する。この時,磁力
線の方向がディジタル値の“0”,“1”に相当する。
この信号を増幅回路1802で増幅した後,2値化回路
1803でディジタル信号に変換する。コード化回路1
804において,このディジタル信号をコード化するこ
とにより,識別コードに変換して出力する。磁気で記憶
された識別情報を読み取るために,再生装置2の磁気ヘ
ッドと磁気記憶媒体700を相対的に移動させる必要が
ある。
【0036】図19は,再生装置2に対して外部から説
明情報及び管理情報を書き込むために必要な,情報編集
装置(以下情報サーバと略す)の1実施例の構成を示す
ブロック図である。情報サーバ1900は,操作部19
01,演算部1902,表示部1903,記憶部190
4,制御部1905,バッファメモリ部1906,入力
部1907,転送制御部1908で構成される。音声情
報は,入力部1907において,ディジタル信号に変換
される。このときのサンプリング周波数,記憶モード
(ステレオ/モノラル),分解能などの記憶条件は,そ
のまま管理情報(再生条件情報)として記憶され,情報
の転送時に再生装置2に受け渡される。入力部1907
からの出力は,情報サーバの記憶フォーマットに従い,
順次記憶部1904に記憶され,ファイル化される。記
憶部1904には,複数の説明情報及び管理情報が記憶
されために,大容量でなければならない。特に限定され
るものではないが,磁気ディスク装置や光ディスク装置
が有効である。半導体メモリであっても問題はない。
【0037】次に,再生装置2に受け渡す説明情報及び
管理情報を対応付け,図12で示したような記憶フォー
マットに編集する。編集操作は,操作部1901より指
示され,編集に必要な各種の計算が演算部1902で行
われる。編集のメニューや結果などが表示部1903に
表示され,操作を助ける。再生装置2への情報の受渡し
は,転送制御部1908によって制御される。転送すべ
き情報をバッファメモリ1906に記憶しておき,転送
制御部1908を介して再生装置2に受け渡す。バッフ
ァメモリ1906の主な目的は,転送速度を向上させる
ことにある。必要なければ設けなくてもよい。
【0038】転送制御部1908は,バッファメモリ1
906に記憶された情報を順次読み出すために,バッフ
ァメモリに対して,アドレス1909a,チップ選択信
号1909b,リードストローブ信号1909c,ライ
トストローブ信号1909dを発生する。チップ選択信
号1909b,リードストローブ信号1909cが有効
なとき,アドレス1909aの示す番地から出力される
情報1909eを受け取る。また,再生装置2に情報を
受け渡すために,再生装置2に対してアドレス212
a,チップ選択信号212b,リードストローブ信号2
12c,ライトストローブ信号212dを発生し,情報
の書き込みを制御する。同時に,バッファメモリ190
6より受け取った情報1909eをそのまま情報212
eとして出力する。再生装置2ではこれらの信号を受け
て,チップ選択信号212bとライトストローブ信号2
12dが有効なとき,アドレス212aに対応した記憶
番地に情報212eを,内部の記憶回路204a〜20
4c,213に書き込む。上記受け渡し動作を,アドレ
ス1909aとアドレス212aを順次更新しながら,
必要な情報分繰り返し,再生装置2への情報の受け渡し
動作を終了する。情報サーバ1900では,すべてが制
御部1905によって制御される。制御部1905と上
記各機能は内部バス1910によって接続されている。
【0039】前述のように再生装置2に情報書き込む時
には,再生装置2には再生動作時の電力よりもはるかに
大きな電力が必要となる。この問題を解決するために,
情報転送時には,情報と同時に電力212fを情報サー
バから供給する。再生装置2が異常状態(例えば電池寿
命や記憶回路の故障など)にあるとき,情報を転送して
も,その情報が無効となってしまう。これを防止するた
めに,情報サーバ1900は,再生装置2が出力する再
生装置2の内部状態212gをチェックし,正常状態を
確認した後に情報を転送する。また,情報サーバ190
0は,コンピュータなどの情報処理装置に,情報を入力
する機能と再生装置2に対してする情報を転送する機能
を付加した構成であってもよい。
【0040】図20は,本発明における再生装置2の他
の実施例のブロック図である。本実施例は識別情報がそ
のまま説明情報である場合の再生装置であり,図2の実
施例と同様に音声情報の再生を目的としている。また,
図2の再生装置2との相違点は,識別情報に対応した管
理情報を記憶しておく必要がないこと,識別情報を認識
する必要がないことなどである。この場合,再生装置2
は説明(識別)情報2000を受信して電気信号に変換
するした後,記憶回路に適合した符号語にコード化する
受信回路2001,ディジタル化された説明(音声)情
報を記憶する記憶回路2002,ディジタル信号をアナ
ログ音声信号に変換するディジタル/アナログ変換回路
2003,アナログ音声信号より必要以上の周波数成分
を除去するローパスフィルタ2004,アナログ音声信
号を出力装置駆動用に増幅するアンプ2006,アナロ
グ音声信号に従って音声を出力する出力装置2007,
文字による説明情報や認識した識別情報などを表示する
液晶表示器2009,液晶表示器を制御駆動するLCD
コントローラ2008,説明情報の管理コードを保持し
ておく管理情報レジスタ2012及び再生装置の動作を
制御する制御回路2007で構成されている。
【0041】また,特に図示しないが,再生開始/停止
など必要な操作を実現する操作手段と再生装置全体2に
電力を供給する電池部が付加されている。図2で説明し
たように表示手段は,液晶表示器2009に限定される
ものではない。現状の技術の中では,液晶表示器は再生
装置2の小型化に最も有効な手段である。制御回路20
07は,記憶されているディジタル信号の読み出しや変
換,加工各記憶回路の制御,表示制御など再生装置全体
かかわる制御を行っている。記憶回路2002は,特に
制限されないが,高速転送,低消費電力化,再書き込み
等を考慮すれば,書き換え可能な半導体メモリが有効で
ある。
【0042】受信回路2001において,識別情報発生
装置3より出力される説明(識別)情報を受信する。受
信回路2001では,規定の信号レベル(再生装置2内
部の動作信号レベル)のディジタル信号に変換した後,
説明(識別)情報部分を抽出してコード化し,ディジタ
ル音声情報2010として出力する。制御回路2007
では,音声情報2010を受けて,記憶回路2002に
説明情報を転送順に書き込む。このとき,制御回路はア
ドレス2011a,チップ選択信号2011b,リード
ストローブ信号2011c,ライトストローブ信号20
11dを発生して記憶回路2002を制御し,受信回路
2001から入力される情報2010に等しい情報20
11eを書き込む。チップ選択信号2011bとライト
ストローブ信号2011dが有効なとき,アドレス20
11aの示す記憶番地に情報2011eが書き込まれ
る。上記書き込み動作をアドレス2011aを更新しな
がら情報転送分繰り返す。ただし,記憶回路2002の
記憶容量を超えてしまうような情報量のときは自動的に
必要以上の情報を無視をする。また,説明情報に付加さ
れる管理コードを確認し,既に管理情報レジスタ201
2に記憶している内容と同じ場合には,情報の記憶は行
わない。
【0043】再生動作が指示されたならば,制御回路2
007は,記憶回路2002を制御するために,再びア
ドレス2011a,チップ選択信号2011b,リード
ストローブ信号2011c,ライトストローブ信号20
11dを発生して,順次記憶回路2002より,説明情
報を読みだす。これ以後の処理は図2の場合と全く同様
なので説明を省略する。このとき,説明情報に加えてサ
ンプリング周波数や再生モード,分解能などを転送する
構成にしておけば,説明情報ごとに再生条件を変更する
ことができる。
【0044】図21は,図20に示す再生装置2に適し
た説明情報2000の転送フォーマットの1実施例の構
成図である。図8に示す転送フォーマットと同様に,フ
レーム単位でフォーマット化され,フレーム2100を
繰り返し転送する。フレーム2100は,ビット同期信
号2101,フレーム同期コード2102,管理コード
2105,説明情報(21030〜2103n),フレ
ーム終了コード2104で構成される。再生装置2で
は,ビット同期信号2101でビット単位の位相を調整
し,フレーム同期信号2102を検出したならば,それ
に続く管理コードを確認して,新しい情報であれば,そ
れ以後の情報(21030〜2103n)を説明情報と
して記憶回路に記憶する。フレーム終了コード2104
を認識したならば,情報の受信を終了する。
【0045】図22は,本発明における再生装置2の他
の実施例を示すブロック図である。この実施例は,図2
に示す再生装置2の実施例において,説明(音声)情報
を記憶する説明情報記憶回路204a〜204c,説明
情報記憶回路204a〜204cの出力を選択する選択
回路205,説明情報の管理情報を記憶する管理情報記
憶回路213を1枚のメモリ部2200にまとめて,再
生装置本体より分離できる構成にしたものである。この
ような構造にすれば,メモリ部2200を交換すること
によって,説明情報を変更することができる。なお、図
2に示す再生装置2の実施例と同一部分については同一
の番号を付して、説明を省く。
【0046】図23は図2に示す再生装置において,利
用者が操作する部分を全くなくし,識別情報を認識して
いる間中,選択した説明情報を再生するようにした,再
生装置2の動作タイミングを示している。外部からの再
生指示の代わりに,同じ識別情報を認識していることを
示す認識確認信号を出力し,この信号により再生指示信
号を生成する。再生指示信号が有効なときのみ,再生動
作を行う。
【0047】図24は図2に示す再生装置において,利
用者が操作する部分を全くなくし,識別情報を認識した
ならば1回説明情報を再生するようにした再生装置2の
他の動作タイミングを示している。外部からの再生指示
の代わりに,識別情報を認識したことを示す認識確認信
号を出力し,この信号により選択された説明情報の再生
を開始する。説明情報を最後まで再生したならば,自動
的に再生を終了する。
【0048】上記再生装置2の外形やコネクタなどの物
理的仕様,信号特性やタイミングなどの電気的特性及び
カード属性情報などを汎用のICメモリカードに採用さ
れているJEIDA(Japan Electoronic Industry Dev
elopment Assosiation:日本電子工業振興協会)規格に
適合させることによって,既存のICメモリカードとの
互換性を確保できる。JEIDA規格では,外形寸法,
コネクタ,ピン配置,電池電圧などが規格化されてお
り,現在,ガイドラインVer4.0が標準化されてい
る。本実施例では,外形寸法のみ抜粋する。
【0049】図25は,JEIDA規格によるタイプI
カードの外形寸法を示している。外形寸法は,85.6mm
×54.0mm×3.3mmとなっている。
【0050】図26は,JEIDA規格によるタイプII
カードの外形寸法を示している。外形寸法は,85.6mm
×54.0mm×5.0mmとなっている(ただし接続部は3.3
mmである)。
【0051】図27は,本発明における識別情報発生装
置3の他の実施例のブロック図である。図3に示す識別
情報発生装置3は外部から任意の識別情報を設定できる
構成となっている。この実施例は,識別情報を固定して
おき,単一の識別コードを出力する識別情報発生装置3
を示している。識別情報設定回路2700は,原則的に
固定である。識別情報設定回路2700において,スイ
ッチなど手動でディジタル的に”1”または”0”が設
定できるような構成すれば,任意の識別情報を設定可能
となる。識別コードを設定する場合は,スイッチの設定
を変更すればよい。
【0052】図28は,本発明における識別情報発生装
置3のさらに他の一実施例のブロック図である。図27
に示す識別情報発生装置3において,識別情報部分27
00を識別情報発生装置3本体より分離できる部分28
00で構成した場合の識別情報発生装置3を示してい
る。このようにすれば,識別情報部分2800を交換す
ることによって,任意の識別情報を設定することができ
る。また,識別情報設定回路2700に識別情報を設定
する場合,識別情報発生装置3本体の必要が無くなり,
識別情報部分2800単独で識別情報を設定できるよう
になる。
【0053】図29は,図3に示す識別情報発生装置3
に対して外部から識別情報記憶回路304に識別情報を
書き込むために必要な,識別情報編集装置の1実施例の
ブロック図を示している。識別情報編集装置2900
は,操作部2901,演算部2902,表示部290
3,記憶部2904,制御部2905,転送制御部29
06で構成される。識別情報編集装置2900におい
て,識別情報は,説明情報に対応付けながら編集され
る。識別情報はコード情報であり,容量も数バイト程度
であるため,操作部2901からの入力や識別情報編集
装置内での演算処理で編集可能である。編集された識別
情報は,いったん記憶部2904に記憶される。編集操
作は,操作部2901より指示され,編集に必要な各種
の計算が演算部2902で行われる。編集のメニューや
結果などが表示部2903に表示され,操作を助ける。
識別情報発生装置3への識別情報の受け渡しは,転送制
御部2906によって制御される。記憶部2904から
読み出された識別情報を転送制御部2906を介して識
別情報発生装置3に受け渡す。
【0054】転送制御部2906は,識別情報発生装置
3に対して,識別情報305と書き込み信号306を発
生する。識別情報305が有効なタイミングで書き込み
信号306を出力し,識別情報の書き込みを制御する。
識別情報編集装置2900では,全てが制御部2905
によって制御される。制御部2905と上記各機能は内
部バス2907によって接続されている。ここでは特に
図示しないが,再生装置2への情報書き込み時と同様
に,情報転送時には情報と同時に書き込みに必要な電力
を識別情報編集装置2900から供給してもよい。
【0055】また,識別情報編集装置2900は,コン
ピュータなどの情報処理装置に,識別情報発生装置に対
して情報を転送する機能を付加した構成であってもよ
い。図19に示す情報サーバに,識別情報発生装置に対
して情報を転送する機能を付加した構成であっても何ら
問題は無い。この識別情報編集装置2900は,図3に
示す識別情報発生装置3ばかりでなく,図28に示す識
別情報部分2800に対する識別情報の設定にも応用で
きる。転送制御部2906のインタフェース部分を変更
すればよい。
【0056】図30は,複数の上記識別情報発生装置3
をネットワークで接続し,1台の識別情報制御システム
で制御する一実施例のブロック図である。識別情報制御
システム3000は,図29の識別情報編集装置290
0にネットワーク・インタフェースを追加した構成と同
等の機能を有する。この実施例は,要素101a〜10
1cの展示位置を変えないで,要素の内容を変えるよう
な識別情報発生装置3の移動が無いようなシステムに適
している。
【0057】図31は,本発明による電子ガイダンスシ
ステムを応用した具体的な説明システムの1実施例を示
す図である。展示してる商品(要素)101a〜101
cに対して,材質や製造番号,価格やサイズ,あるいは
商品名やメーカなど商品の特徴を示すタグ3100a〜
3100cに上記識別情報発生装置3を内蔵させてお
き,商品1つにつき1台のタグ3100a〜3100c
を付加する。このタグ3100a〜3100cに内蔵さ
れる識別情報発生装置3には,対応する商品(要素)1
01a〜101c固有の識別情報が設定されており,常
時出力されている。この識別情報は,それぞれの商品に
対する領域102a〜102c内で有効となるようにし
ておく。 例えば,商品a(101a)に対する識別情
報4aは,領域a(102a)内でのみ有効となる。商
品c(101c)に対する識別情報4cは,領域c(1
02c)内でのみ有効となる。
【0058】再生装置2を携帯している利用者100a
が,商品aに対する領域102a内に存在する場合,利
用者100aの携帯する再生装置2は,識別情報4aを
認識したならば,識別情報4aに従って商品a(101
a)に対する説明を選択する。利用者100aが,商品
a(101a)に対する説明を聞きたい場合には,再生
装置2を操作して説明情報を再生する。利用者が領域c
に移動した場合,新たに再生装置が識別情報4cを認識
したならば,それに従って商品c(101c)に対する
説明情報を新たに選択し,再生に備える。この実施例に
よれば,説明員が不要になり,人件費を大幅に削減でき
る。また利用者は,気兼ねすること無く商品を見学する
ことができることになる。さらにだれに対しても同じ情
報を伝達できるため,誤った情報が伝わることを防止で
きる。
【0059】図32は,図31に示す説明システムをデ
パートやスーパーマーケット,専門店などの売場に応用
した場合の1実施例を示す図である。展示してる商品1
01a,101bに対して,商品の特徴を示す上記識別
情報発生装置3を内蔵したタグ3100a,3100b
を付加する。利用者100aの携帯する再生装置2はタ
グ3100aから発生される識別情報4aを認識したな
らば,識別情報4aに従って商品a(101a)に対す
る説明を選択する。利用者100aが,商品a(101
a)に対する説明を聞きたい場合には,再生装置2を操
作して説明情報を再生する。この実施例によれば,店員
が不要になり,人件費を大幅に削減できる。また,利用
者は,店員に付きまとわれることも無く気軽に商品を選
択できるため,売上げ向上にもつながる。
【0060】図33は,図31に示す説明システムを展
示会や製品発表会など各種イベントの展示説明や案内に
応用した場合の1実施例である。展示してる製品101
a,101bに対して,製品の識別情報を発生する識別
情報発生装置3を設置しておく。見学者100a,10
0bは,再生装置2を携帯しておく。再生装置2は,識
別情報発生装置3から発生される識別情報4a,4bを
認識すると,認識した識別情報に従って各製品101
a,101bに対する説明を選択する。例えば,識別情
報aの場合には,製品101aに対する説明を,識別情
報bの場合には,製品101bに対する説明を選択す
る。見学者100a,100bが,製品101a,10
abに対する説明を聞きたい場合には,再生装置2を操
作して説明情報を再生する。
【0061】この実施例でによれば,説明員を削減で
き,人件費を大幅に削減可能となる。また,説明員33
00a,3300bは,定形化された製品に対する説明
を繰り返す必要が無くなり,面倒臭さを解消できる。し
かも,質問など詳細な説明を要求された場合に集中でき
るため,誤りを減少することができる。見学者側にすれ
ば,説明を聞きたいときに個人単位で先頭から聞けるた
め,待ち時間など時間的制約が解消される。
【0062】図34は,図31に示す説明システムを美
術館や博物館,動物園などの鑑賞案内に応用した場合の
1実施例を示す図である。展示してる作品101a,1
01bに対して,作品の識別情報を発生する識別情報発
生装置3を設置しておき,利用者100a,100b
は,予め再生装置2を携帯しておく。再生装置2は,識
別情報発生装置3から発生される識別情報4a,4bを
認識すると,対応する作品の説明を選択する。 例え
ば,識別情報4aの場合には作品101aに対する説明
を,識別情報bの場合には,作品101bに対する説明
を選択する。利用者が,作品に対する説明を聞きたい場
合には,再生装置2を操作して説明情報を再生する。本
実施例によれば,説明員が不要になり,人件費を大幅に
削減できる。また,パンフレットのような説明書を無く
することができ,経費の削減,ゴミ問題の解決などを実
現できる。再生装置2の出力回路にヘッドホンを使用す
れば,静寂を要求される場面においても,問題にななら
ない。
【0063】図31,図32,図33,図34に示す電
子ガイダンスシステムは,本発明の電子ガイダンスシス
テムを応用した説明システムの1例である。この他に
も,駅の乗り場及び時刻表案内,街の行き先案内,映画
館やスキー上などの娯楽施設の説明,観光情報サービス
など幅広い応用が考えられる。また,本実施例では音声
による説明に重点をおき,実施例を説明したが,これに
限らず文字情報による説明,グラフィックスによる説
明,点字による出力またはこれらの組合せによる表現で
あっても何ら問題はない。
【0064】
【発明の効果】本発明の電子ガイダンスシステムによれ
ば,次ぎのような効果が得られる。 (1) 利用者に対して時間的制限や場所的制限を与える
ことなく,利用者に満足感を与えることができる利用者
主導型の極めて応用範囲の広い説明システムを構築でき
る。 (2) 説明員が不要になり,人件費を大幅に削減でき
る。 (3) 本電子ガイダンスシステムは再利用が可能であ
り,全くゴミを発生しないため,廃棄物による公害の問
題を解決する。 (4) 説明用のパンフレットのような説明書を無くする
ことができ,経費の削減,ゴミ問題を解決できる。 (5) 半永久的に再利用が可能なシステムを構築するこ
とができる。 (6) 再生装置の物理的仕様,電気的特性及びカード属
性情報などを汎用のICメモリカードに採用されている
JEIDA(Japan Electoronic Industry Development
Assosiation:日本電子工業振興協会)規格に適合させ
ることによって,既存のICメモリカードとの互換性を
確保できる。 (7) 説明員は,同じ説明を幾度となく繰り返す必要が
ないため,やわずらわしさを解消し,説明の誤りを激減
することができる。 (8) 誰に対しても同じ情報を伝達でき,誤った情報が
伝わることを防止できる。(9) 利用者は,気軽に商品
を選択できるため,売上げ向上にもつながる。 (10) 利用者は,説明を聞きたいときに個人単位で先頭
から聞けるため,待ち時間など時間的制約が解消され
る。 (11) 再生装置の出力回路にヘッドホンを使用すれば,
静寂を要求される場面においても,問題になならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子ガイダンスシステムの一実施
例のブロック構成を示す。
【図2】本発明における再生装置の一実施例のブロック
図である。
【図3】本発明における識別情報発生装置の1実施例の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明における識別情報発生装置内の識別情報
4を電波により無線通信する場合の発信回路の1実施例
の構成を示す図である。
【図5】本発明における識別情報発生装置内の光により
無線通信する場合の発信回路の1実施例の構成を示す図
である。
【図6】識別情報を規格化されているバーコード・パタ
ーンによって表した1例を示す図である。
【図7】識別情報を磁気記憶媒体に記憶して表す1例を
示す図である。
【図8】識別情報の通信フォーマットの1実施例を示す
図である。
【図9】識別ワードにBCH(31:21)コードを応
用したデータ・フォーマット図である。
【図10】フレーム同期コードを1実施例を示す図であ
る。
【図11】フレーム終了コードの1実施例を示す図であ
る。
【図12】再生装置における識別コードと管理情報と説
明情報の関係を示す図である。
【図13】管理情報の1実施例を示す図である。
【図14】1つの要素に対する説明情報の記憶構成を示
す図である。
【図15】本発明における再生装置の中の受信回路の一
実施例のブロック図である。
【図16】本発明における再生装置の中の受信回路の他
の一実施例のブロック図である。
【図17】本発明における再生装置の中の受信回路の更
に他の実施例のブロック図である。
【図18】本発明における再生装置の中の受信回路の更
に他の実施例のブロック図である。
【図19】再生装置に対して外部から説明情報及び管理
情報を書き込むために必要な,情報編集装置(情報サー
バ)の1実施例のブロック図を示す図である。
【図20】本発明における再生装置の他の一実施例のブ
ロック図である。
【図21】図20に示す再生装置に適した説明情報の転
送フォーマットの1実施例を示す図である。
【図22】本発明における再生装置のさらに他の実施例
のブロック図である。
【図23】図2に示す再生装置において,利用者が操作
する部分を全くなくし,識別情報を認識している間中,
選択した説明情報を再生するようにした,再生装置の動
作タイミングを示す図である。
【図24】図2に示す再生装置において,利用者が操作
する部分を全くなくし,識別情報を認識したならば1回
説明情報を再生するようにした再生装置の他の動作タイ
ミングを示す図である。
【図25】JEIDA規格によるタイプIカードの外形
寸法を示す図である。
【図26】JEIDA規格によるタイプIIカードの外形
寸法を示す図である。
【図27】本発明における識別情報発生装置の他の実施
例のブロック図である。
【図28】本発明における識別情報発生装置のさらに他
の実施例のブロック図である。
【図29】識別情報発生装置に対して外部から識別情報
を書き込む識別情報編集装置の実施例のブロック図であ
る。
【図30】複数の識別情報発生装置をネットワークで接
続し,1台の識別情報制御システムで制御する実施例の
ブロック図である。
【図31】本発明による電子ガイダンスシステムの概念
を応用した具体的な説明システムの1実施例の構成を示
す図である。
【図32】図31に示す説明システムをデパートやスー
パーマーケット,専門店などの売場に応用した場合の1
実施例を示す図である。
【図33】図31に示す説明システムを展示会や製品発
表会など各種イベントの展示説明や案内に応用した場合
の1実施例を示す図である。
【図34】図31に示す説明システムを美術館や博物
館,動物園などの鑑賞案内に応用した場合の1実施例を
示す図である。
【符号の説明】
1…電子ガイダンスシステム, 2…再生装置,
3…識別情報発生装置, 4a〜4c…識
別情報,100a〜100c100x…利用者,101
a〜101c…要素(展示物等),102a〜102c
…各要素に対する有効領域,200…識別情報,
201…受信回路,202…識別情報レジ
スタ, 203…識別コード,204a〜20
4c…説明情報記憶回路,205…選択回路,
206…ディジタル/アナログ変換回路,2
07…ローパスフィルタ, 208…アンプ,
209…出力装置, 210…制御回
路,211a…アドレス, 211b…
チップ選択信号,211c…リードストローブ信号,
211d…ライトストローブ信号,211e…書き込
み情報, 212a…アドレス,212b…
チップ選択信号, 212c…リードストロー
ブ信号,212d…ライトストローブ信号, 212
e…書き込み情報,212f…電力,
212g…再生装置の内部状態,213…管理情報
記憶回路, 214…LCDコントローラ,2
15…液晶表示器,300…制御回路,
301…入力回路,302…識別情報記憶回路,
303…識別情報発生回路,304…発信回
路, 305…識別情報,306…制
御信号,400…パラレル/シリアル変換回路,401
…変調回路,402…電力増幅回路, 4
03…アンテナ,500…パラレル/シリアル変換回
路,501…駆動回路,502…発光ダイオード,70
0…磁気記憶媒体,800…フレーム,
801…同期信号,802…フレーム同期コード,
803…識別ワード,804…フレーム終了コ
ード,900…識別コード, 901…
情報ビットの予備5ビット,902…BCH(31:2
1)コードのチェックビット,1301…再生条件情
報, 1302…説明情報の先頭アドレス,
1303…ワード数,1500…検波回路,
1501…復調回路,1502…波形整形回路,
1503…PLL発信回路,1504…コ
ード化回路, 1505…アンテナ,160
0…受光素子, 1601…波形整形回
路,1602…PLL発信回路, 1603…
コード化回路,1700…バーコード・パターン,
1701…光,1702…反射光,
1703…発光素子,1704…受光素子,
1705…増幅回路,1706…2値化回路,
1707…コード化回路,1801…磁気
ヘッド, 1802…増幅回路,1803
…2値化回路, 1804…コード化回
路,1900…情報サーバ, 1901…
操作部,1902…演算部, 190
3…表示部,1904…記憶部, 1
905…制御部,1906…バッファメモリ部,
1907…入力部,1908…転送制御部,
1909…aアドレス,1909…bチップ選択
信号, 1909…cリードストローブ信号,1
909…dライトストローブ信号, 1909…eデー
タ,1910…内部バス,2000…説明(識別)情
報, 2001…受信回路,2002…記憶回
路, 2003…D/A変換回路,20
04…ローパスフィルタ, 2006…アンプ,
2007…出力装置, 2008…LC
Dコントローラ,2009…液晶表示器,
2010…音声情報,2011a…アドレス,
2011b…チップ選択信号,2011c…リ
ードストローブ信号, 2011d…ライトストローブ
信号,2011e…情報, 2012
…管理情報レジス,2100…フレーム,
2101…ビット同期信号,2102…フレーム同
期コード, 21030〜2103n…説明情報,
2104…フレーム終了コード, 2105…管理
情報コード,2200…メモリ部, 2
700…識別情報設定回路,2800…識別情報部分,
2900…識別情報編集装置,2901…
操作部, 2902…演算部,290
3…表示部, 2904…記憶部,2
905…制御部, 2906…転送制
御部,2907…内部バス,3000…識別情報制御シ
ステム, 3100a〜3100c…タグ,3300
a,3300b…説明員,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜本 信男 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 高杉 和夫 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一又は複数の説明の対象となる要素の
    近くに配置された上記要素を識別する識別情報を無線信
    号として発生する識別情報発生装置と,上記要素又は識
    別情報発生装置の近くを移動可能な再生装置とを備え,
    上記再生装置は,上記単一又は複数の要素についての説
    明情報を記憶した記憶手段と,上記無線信号の識別情報
    を検出する受信回路と,上記受信回路で検出された識別
    情報に対応する要素についての説明情報を上記記憶手段
    から選択する選択回路と,選択された上記説明情報を出
    力する出力手段とを持つことを特徴とする電子ガイダン
    スシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ガイダンスシステム
    において,選択された上記説明情報を出力する出力手段
    が説明情報を出力する指示操作手段によって出力を開始
    するように構成されたをことを特徴とする電子ガイダン
    スシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子ガイダンスシステム
    において,選択された上記説明情報を出力する出力手段
    が,上記識別情報が受信されたとき上記説明情報の出力
    を自動的に開始するように構成されたをことを特徴とす
    る電子ガイダンスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子ガイダンスシステム
    において,上記出力手段が上記識別情報が受信されてい
    る期間上記説明情報を出力するように構成されたこと特
    徴とする電子ガイダンスシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子ガイダンスシステム
    において,上記記憶手段が上記再生装置の他の部分と着
    脱可能に構成されたことを特徴とする電子ガイダンスシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電子ガイダンスシステム
    において,上記要素が展示物であり,上記識別情報発生
    装置が上記展示物に付加するタグに装着されたことを特
    徴とする電子ガイダンスシステム。
  7. 【請求項7】 単一又は複数の説明の対象となる物(以
    下要素と略称)の近くに配置された上記要素についての
    説明情報を無線信号として発生する説明情報発生装置
    と,上記要素又は識別情報発生装置の近くを移動可能な
    再生装置とを備え,上記再生装置は,上記説明情報を受
    信する受信回路回路と,上記受信回路で受信された説明
    情報を記憶する記憶手段と,上記記憶手段に記憶された
    説明情報を再生装置操作者の操作によって出力手段とを
    持つことを特徴とする電子ガイダンスシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電子ガイダンスシステム
    において,上記要素が展示物であり,上記説明情報発生
    装置が上記展示物に付加するタグに装着されたことを特
    徴とする電子ガイダンスシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1又は7記載のシステムにおい
    て,上記出力手段が音声,文字,グラフィックスの少な
    くとも1つによって説明情報を表現される手段で構成さ
    れたことを特徴とする電子ガイダンスシステム。
  10. 【請求項10】 単一又は複数の要素についての説明情
    報を記憶した記憶手段と,上記無線信号から上記単一又
    は複数の要素を識別する識別情報を検出する受信回路
    と,上記受信回路で検出された識別情報に対応する要素
    についての上記説明情報を上記記憶手段から選択する選
    択回路と,選択された上記説明情報を出力する出力手段
    とを持つことを特徴とする再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のシステムにおいて,
    上記記憶手段が上記再生装置の他の部分と着脱可能に構
    成されたことを特徴とする再生装置。
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