JPH05332211A - キャニスタ装置 - Google Patents
キャニスタ装置Info
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- JPH05332211A JPH05332211A JP14173592A JP14173592A JPH05332211A JP H05332211 A JPH05332211 A JP H05332211A JP 14173592 A JP14173592 A JP 14173592A JP 14173592 A JP14173592 A JP 14173592A JP H05332211 A JPH05332211 A JP H05332211A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャニスタの吸着剤の性能維持と劣化防止を
図る。 【構成】 内部に吸着剤１１を収納したキャニスタＣ
は、チャージ通路７及びパージ通路８を介して燃料タン
クＴ及びエンジンＥの吸気通路５に接続されるともに、
大気開放通路１２を介して大気に連通する。チャージ通
路７には冷却手段１６が設けられ、燃料タンクＴからキ
ャニスタＣに供給される燃料蒸気を冷却して、該燃料蒸
気がキャニスタＣにおいて液化する際に発生する凝縮熱
を補償し、吸着剤１１の過度の温度上昇による劣化を防
止する。また大気開放通路１２には加熱手段１８が設け
られ、キャニスタＣに導入される空気を加熱して低温時
における吸着剤１１の燃料パージ性能を確保する。
図る。 【構成】 内部に吸着剤１１を収納したキャニスタＣ
は、チャージ通路７及びパージ通路８を介して燃料タン
クＴ及びエンジンＥの吸気通路５に接続されるともに、
大気開放通路１２を介して大気に連通する。チャージ通
路７には冷却手段１６が設けられ、燃料タンクＴからキ
ャニスタＣに供給される燃料蒸気を冷却して、該燃料蒸
気がキャニスタＣにおいて液化する際に発生する凝縮熱
を補償し、吸着剤１１の過度の温度上昇による劣化を防
止する。また大気開放通路１２には加熱手段１８が設け
られ、キャニスタＣに導入される空気を加熱して低温時
における吸着剤１１の燃料パージ性能を確保する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に吸着剤を収納し
たキャニスタと、キャニスタを燃料タンクに接続するチ
ャージ通路と、キャニスタをエンジンの吸気通路の接続
するパージ通路と、キャニスタを大気に連通する大気開
放通路とを備えたキャニスタ装置に関する。
たキャニスタと、キャニスタを燃料タンクに接続するチ
ャージ通路と、キャニスタをエンジンの吸気通路の接続
するパージ通路と、キャニスタを大気に連通する大気開
放通路とを備えたキャニスタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】かかるキャニスタ装置において、パージ
通路にパージ制御弁を介装し、そのパージ制御弁をエン
ジンの吸入空気量が少ない時にパージ流量が少なくな
り、エンジンの吸入空気量が多い時にパージ流量が多く
なるように開閉制御して、キャニスタの燃料吸着能力の
確保と空燃比の変動防止を図るものが知られている（特
開昭６１−１９９６２号公報参照）。
通路にパージ制御弁を介装し、そのパージ制御弁をエン
ジンの吸入空気量が少ない時にパージ流量が少なくな
り、エンジンの吸入空気量が多い時にパージ流量が多く
なるように開閉制御して、キャニスタの燃料吸着能力の
確保と空燃比の変動防止を図るものが知られている（特
開昭６１−１９９６２号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャニスタ装置においても、燃料タンクからの燃料
蒸気がキャニスタにおいて吸着される際に燃料蒸気の液
化に伴って凝縮熱が発生するため、その凝縮熱でキャニ
スタの温度が過度に上昇して吸着能力が低下する問題が
ある。
来のキャニスタ装置においても、燃料タンクからの燃料
蒸気がキャニスタにおいて吸着される際に燃料蒸気の液
化に伴って凝縮熱が発生するため、その凝縮熱でキャニ
スタの温度が過度に上昇して吸着能力が低下する問題が
ある。
【０００４】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、燃料蒸気がキャニスタにおいて吸着される際に、凝
縮熱によるキャニスタの劣化を防止してその性能を維持
することを目的とする。
で、燃料蒸気がキャニスタにおいて吸着される際に、凝
縮熱によるキャニスタの劣化を防止してその性能を維持
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、内部に吸着剤を収納したキャニスタと、
キャニスタを燃料タンクに接続するチャージ通路と、キ
ャニスタをエンジンの吸気通路に接続するパージ通路
と、キャニスタを大気に連通する大気開放通路とを備え
たキャニスタ装置において、チャージ通路に該チャージ
通路通路を通ってキャニスタに導入される燃料蒸気を冷
却する冷却手段を設けたことを第１の特徴とする。
に、本発明は、内部に吸着剤を収納したキャニスタと、
キャニスタを燃料タンクに接続するチャージ通路と、キ
ャニスタをエンジンの吸気通路に接続するパージ通路
と、キャニスタを大気に連通する大気開放通路とを備え
たキャニスタ装置において、チャージ通路に該チャージ
通路通路を通ってキャニスタに導入される燃料蒸気を冷
却する冷却手段を設けたことを第１の特徴とする。
【０００６】また本発明は前述の第１の特徴に加えて、
大気開放通路に該大気開放通路を通ってキャニスタに導
入される空気を加熱する加熱手段を設けたことを第２の
特徴とする。
大気開放通路に該大気開放通路を通ってキャニスタに導
入される空気を加熱する加熱手段を設けたことを第２の
特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すもので、燃
料タンクＴからストレーナ１および燃料ポンプ２を介し
て汲み上げられた燃料はフィード通路３を介してエンジ
ンＥの燃料噴射弁４に供給される。燃料タンクＴの上部
空間とエンジンＥの吸気通路５に設けたスロットル弁６
の下流位置及び／又はスロットル弁６の略全閉時に上流
側になり所定開度以上で下流側に開口するパージポート
８ａは、キャニスタＣを介してチャージ通路７及びパー
ジ通路８により接続される。
料タンクＴからストレーナ１および燃料ポンプ２を介し
て汲み上げられた燃料はフィード通路３を介してエンジ
ンＥの燃料噴射弁４に供給される。燃料タンクＴの上部
空間とエンジンＥの吸気通路５に設けたスロットル弁６
の下流位置及び／又はスロットル弁６の略全閉時に上流
側になり所定開度以上で下流側に開口するパージポート
８ａは、キャニスタＣを介してチャージ通路７及びパー
ジ通路８により接続される。
【０００９】キャニスタＣは上下のフィルタ９，１０間
に吸着剤としての活性炭１１を収納したもので、燃料タ
ンクＴ側のチャージ通路７が下部フィルタ１０の下側空
間に開口するともに、エンジンＥ側のパージ通路８が活
性炭１１の内部に開口し、上部フィルタ９の上側空間が
大気開放通路１２を介して大気に連通する。燃料タンク
ＴとキャニスタＣの間のチャージ通路７には２個の逆止
弁を組み合わせたツーウエイバルブ１３が介装される。
に吸着剤としての活性炭１１を収納したもので、燃料タ
ンクＴ側のチャージ通路７が下部フィルタ１０の下側空
間に開口するともに、エンジンＥ側のパージ通路８が活
性炭１１の内部に開口し、上部フィルタ９の上側空間が
大気開放通路１２を介して大気に連通する。燃料タンク
ＴとキャニスタＣの間のチャージ通路７には２個の逆止
弁を組み合わせたツーウエイバルブ１３が介装される。
【００１０】パージ通路８にはパージ流量を可変とする
リニア制御弁から構成されたパージ制御弁２０が設けら
れる。前記パージ制御弁２０は、排気管に設けられた図
示せぬ酸素濃度センサの出力信号によりエンジンＥの空
燃比をフィードバック制御する際に、エンジンＥの所定
の運転状態に応じて開弁制御される。また大気開放通路
１２には、該大気開放通路１２を開閉し得るシャット弁
２１が設けられ、更に燃料タンクＴの内部には、その内
圧を検出する燃料タンク内圧センサ２２が設けられる。
リニア制御弁から構成されたパージ制御弁２０が設けら
れる。前記パージ制御弁２０は、排気管に設けられた図
示せぬ酸素濃度センサの出力信号によりエンジンＥの空
燃比をフィードバック制御する際に、エンジンＥの所定
の運転状態に応じて開弁制御される。また大気開放通路
１２には、該大気開放通路１２を開閉し得るシャット弁
２１が設けられ、更に燃料タンクＴの内部には、その内
圧を検出する燃料タンク内圧センサ２２が設けられる。
【００１１】チャージ通路７におけるツーウエイバルブ
１３とキャニスタＣとの間には、車載の空調装置１４か
ら供給される冷媒が通過する冷媒パイプ１５を巻き付け
てなる冷却手段１６が設けられる。また大気開放通路１
２には、車載のバッテリ１７に接続された加熱ヒータ１
８を巻き付けてなる加熱手段１９が設けられる。前記冷
却手段１６及び加熱手段１９は、エンジンＥの運転中に
常時作動するようになっている。
１３とキャニスタＣとの間には、車載の空調装置１４か
ら供給される冷媒が通過する冷媒パイプ１５を巻き付け
てなる冷却手段１６が設けられる。また大気開放通路１
２には、車載のバッテリ１７に接続された加熱ヒータ１
８を巻き付けてなる加熱手段１９が設けられる。前記冷
却手段１６及び加熱手段１９は、エンジンＥの運転中に
常時作動するようになっている。
【００１２】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【００１３】エンジンＥの停止中に燃料タンクＴの温度
が上昇すると、燃料が蒸発して燃料タンクＴの内圧が上
昇する。その結果、ツーウエイバルブ１３が開弁して燃
料蒸気がチャージ通路７を介してキャニスタＣに流入
し、そこで活性炭１１に吸着されて外部に洩れることが
防止される。これと同時に燃料タンクＴの内圧がキャニ
スタＣの大気開放口１２から外部に逃がされ、燃料タン
クＴの内圧が過度に上昇することが防止される。またエ
ンジンＥの運転中に燃料ポンプ２で燃料を汲み上げるこ
とにより燃料タンクＴの内圧が低下した場合、或いはエ
ンジンＥの停止中に温度低下によって燃料タンクＴの内
圧が低下した場合には、前述と逆の経路で燃料タンクＴ
に外気が導入され、燃料タンクＴの内圧が過度に低下す
ることが防止される。
が上昇すると、燃料が蒸発して燃料タンクＴの内圧が上
昇する。その結果、ツーウエイバルブ１３が開弁して燃
料蒸気がチャージ通路７を介してキャニスタＣに流入
し、そこで活性炭１１に吸着されて外部に洩れることが
防止される。これと同時に燃料タンクＴの内圧がキャニ
スタＣの大気開放口１２から外部に逃がされ、燃料タン
クＴの内圧が過度に上昇することが防止される。またエ
ンジンＥの運転中に燃料ポンプ２で燃料を汲み上げるこ
とにより燃料タンクＴの内圧が低下した場合、或いはエ
ンジンＥの停止中に温度低下によって燃料タンクＴの内
圧が低下した場合には、前述と逆の経路で燃料タンクＴ
に外気が導入され、燃料タンクＴの内圧が過度に低下す
ることが防止される。
【００１４】エンジンＥの空燃比が酸素濃度センサの出
力信号に基づいてフィードバック制御されており、キャ
ニスタＣからのパージ燃料によって空燃比が変動する虞
が無い時、パージ通路８に設けたパージ制御弁２０が開
弁制御される。これにより吸気通路５に発生する負圧で
キャニスタＣの大気開放通路１２から導入された空気が
パージ通路８を介して吸引され、その際にキャニスタＣ
の活性炭１１に吸着されていた吸着燃料がパージされて
吸気通路５に供給される。
力信号に基づいてフィードバック制御されており、キャ
ニスタＣからのパージ燃料によって空燃比が変動する虞
が無い時、パージ通路８に設けたパージ制御弁２０が開
弁制御される。これにより吸気通路５に発生する負圧で
キャニスタＣの大気開放通路１２から導入された空気が
パージ通路８を介して吸引され、その際にキャニスタＣ
の活性炭１１に吸着されていた吸着燃料がパージされて
吸気通路５に供給される。
【００１５】大気開放通路１２から導入された空気がキ
ャニスタＣに導入される際、その空気は大気開放通路１
２に設けた前記加熱手段１９によって加熱される。従っ
て、吸着された燃料がパージされ難い低温時において
も、加熱された空気をキャニスタＣの活性炭１１に作用
させることによって燃料を効率的にパージすることがで
きる。しかも上記空気の加熱によりパージ流量を増加さ
せる必要が無くなるため、空燃比がリーン側に偏倚する
不都合が発生しないだけでなく、キャニスタＣ自体を加
熱する場合に発生する活性炭１１の部分的な劣化を併せ
て解決することが可能となる。
ャニスタＣに導入される際、その空気は大気開放通路１
２に設けた前記加熱手段１９によって加熱される。従っ
て、吸着された燃料がパージされ難い低温時において
も、加熱された空気をキャニスタＣの活性炭１１に作用
させることによって燃料を効率的にパージすることがで
きる。しかも上記空気の加熱によりパージ流量を増加さ
せる必要が無くなるため、空燃比がリーン側に偏倚する
不都合が発生しないだけでなく、キャニスタＣ自体を加
熱する場合に発生する活性炭１１の部分的な劣化を併せ
て解決することが可能となる。
【００１６】一方、燃料タンクＴからの燃料蒸気がキャ
ニスタＣにおいて吸着される際、燃料蒸気の液化に伴っ
て凝縮熱が発生する。上記燃料蒸気の吸着が長時間連続
して行われると、凝縮熱によってキャニスタＣの活性炭
１１の吸着能力が低下し、燃料蒸気が大気開放通路１２
を通って大気に放出される虞がある。そこで、燃料タン
クＴからの燃料蒸気がチャージ通路７を介してキャニス
タＣに流入する時、その燃料蒸気をチャージ通路７に設
けた前記冷却手段１６によって冷却することにより、キ
ャニスタＣの活性炭の燃料蒸気吸着能力を保持し、燃料
蒸気の大気への放出を防止することができる。
ニスタＣにおいて吸着される際、燃料蒸気の液化に伴っ
て凝縮熱が発生する。上記燃料蒸気の吸着が長時間連続
して行われると、凝縮熱によってキャニスタＣの活性炭
１１の吸着能力が低下し、燃料蒸気が大気開放通路１２
を通って大気に放出される虞がある。そこで、燃料タン
クＴからの燃料蒸気がチャージ通路７を介してキャニス
タＣに流入する時、その燃料蒸気をチャージ通路７に設
けた前記冷却手段１６によって冷却することにより、キ
ャニスタＣの活性炭の燃料蒸気吸着能力を保持し、燃料
蒸気の大気への放出を防止することができる。
【００１７】上述のように、キャニスタＣに吸着された
燃料をパージさせる必要がある場合にのみパージ制御弁
２０を開弁制御することにより、冷却手段１６及び加熱
手段１９を常時作動状態においても燃料のチャージ及び
パージを両立させることができる。即ち、パージ制御弁
２０が閉弁状態にある時、燃料タンクＴからの燃料蒸気
は冷却手段１６で冷却されてキャニスタＣにおいて吸着
され、燃料蒸気を除かれた空気のみが大気開放通路１２
から放出されるため、その大気開放通路１２に設けた加
熱手段１９はキャニスタＣに影響を与えることが無い。
一方、パージ制御弁２０が開弁状態にある時、冷却手段
１９で冷却された外気のみが吸気通路５の負圧で大気開
放通路１２からキャニスタＣに導入されるため、チャー
ジ通路７に設けた冷却手段１６がキャニスタＣに影響を
与えることが無い。
燃料をパージさせる必要がある場合にのみパージ制御弁
２０を開弁制御することにより、冷却手段１６及び加熱
手段１９を常時作動状態においても燃料のチャージ及び
パージを両立させることができる。即ち、パージ制御弁
２０が閉弁状態にある時、燃料タンクＴからの燃料蒸気
は冷却手段１６で冷却されてキャニスタＣにおいて吸着
され、燃料蒸気を除かれた空気のみが大気開放通路１２
から放出されるため、その大気開放通路１２に設けた加
熱手段１９はキャニスタＣに影響を与えることが無い。
一方、パージ制御弁２０が開弁状態にある時、冷却手段
１９で冷却された外気のみが吸気通路５の負圧で大気開
放通路１２からキャニスタＣに導入されるため、チャー
ジ通路７に設けた冷却手段１６がキャニスタＣに影響を
与えることが無い。
【００１８】尚、前記パージ制御弁２０が開弁状態にあ
る時、燃料タンクＴの内圧が所定圧（例えばツーウエイ
バルブ１３の開弁圧）を越えて上昇したことを燃料タン
ク内圧センサ２２が検知すると、大気開放通路１２のシ
ャット弁２１が閉弁制御される。これにより燃料タンク
Ｔからの燃料蒸気を含む空気のみがキャニスタＣに導入
され、この空気によってキャニスタＣに吸着された燃料
をパージさせることができる。
る時、燃料タンクＴの内圧が所定圧（例えばツーウエイ
バルブ１３の開弁圧）を越えて上昇したことを燃料タン
ク内圧センサ２２が検知すると、大気開放通路１２のシ
ャット弁２１が閉弁制御される。これにより燃料タンク
Ｔからの燃料蒸気を含む空気のみがキャニスタＣに導入
され、この空気によってキャニスタＣに吸着された燃料
をパージさせることができる。
【００１９】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【００２０】例えば、加熱手段１９はバッテリ１７に接
続された加熱ヒータ１８に限定されず、エンジンＥの排
気ガスや冷却水を利用することが可能である。
続された加熱ヒータ１８に限定されず、エンジンＥの排
気ガスや冷却水を利用することが可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明の第１の特徴によれ
ば、チャージ通路に冷却手段を設けてキャニスタに導入
される燃料蒸気を冷却しているので、キャニスタにおい
て燃料蒸気の液化に伴う凝縮熱が発生しても、吸着剤の
温度が過度に上昇して劣化することを確実に防止するこ
とができる。
ば、チャージ通路に冷却手段を設けてキャニスタに導入
される燃料蒸気を冷却しているので、キャニスタにおい
て燃料蒸気の液化に伴う凝縮熱が発生しても、吸着剤の
温度が過度に上昇して劣化することを確実に防止するこ
とができる。
【００２２】また本発明の第２の特徴によれば、大気開
放通路に加熱手段を設けてキャニスタに導入される空気
を加熱しているので、低温時においてもパージ流量を増
加させることなく吸着された燃料を効率的にパージする
ことができ、これにより吸着剤の劣化と空燃比のリーン
化を併せて防止することができる。
放通路に加熱手段を設けてキャニスタに導入される空気
を加熱しているので、低温時においてもパージ流量を増
加させることなく吸着された燃料を効率的にパージする
ことができ、これにより吸着剤の劣化と空燃比のリーン
化を併せて防止することができる。
【図１】キャニスタ装置の全体構成図
５ 吸気通路 ７ チャージ通路 ８ パージ通路 １１ 吸着剤 １２ 大気開放通路 １６ 冷却手段 １９ 加熱手段 Ｃ キャニスタ Ｅ エンジン Ｔ 燃料タンク
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に吸着剤（１１）を収納したキャニ
スタ（Ｃ）と、キャニスタ（Ｃ）を燃料タンク（Ｔ）に
接続するチャージ通路（７）と、キャニスタ（Ｃ）をエ
ンジン（Ｅ）の吸気通路（５）に接続するパージ通路
（８）と、キャニスタ（Ｃ）を大気に連通する大気開放
通路（１２）とを備えたキャニスタ装置において、 チャージ通路（７）に該チャージ通路（７）を通ってキ
ャニスタ（Ｃ）に導入される燃料蒸気を冷却する冷却手
段（１６）を設けたことを特徴とする、キャニスタ装
置。 - 【請求項２】 大気開放通路（１２）に該大気開放通路
（１２）を通ってキャニスタ（Ｃ）に導入される空気を
加熱する加熱手段（１９）を設けたことを特徴とする、
請求項１記載のキャニスタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14173592A JPH05332211A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | キャニスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14173592A JPH05332211A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | キャニスタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332211A true JPH05332211A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15298992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14173592A Pending JPH05332211A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | キャニスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332211A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009137572A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | ハイブリッド車 |
| DE102008027871A1 (de) * | 2008-06-11 | 2009-12-17 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Kraftstoffdampfspeicher-/ Rückgewinnungssystem |
| CN102032076A (zh) * | 2009-09-25 | 2011-04-27 | 韩国燃料技术有限公司 | 具备加热器的滤毒罐 |
| JP2011084088A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Suzuki Motor Corp | キャニスタの配管装置 |
| CN102654090A (zh) * | 2012-04-09 | 2012-09-05 | 刘晶 | 一种环保节油防盗多功能油箱 |
| WO2017141428A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | フタバ産業株式会社 | 排気熱回収装置 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP14173592A patent/JPH05332211A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009137572A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | ハイブリッド車 |
| JP4599493B2 (ja) * | 2007-12-04 | 2010-12-15 | ドクトル イング ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト | ハイブリッド車 |
| DE102008027871A1 (de) * | 2008-06-11 | 2009-12-17 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Kraftstoffdampfspeicher-/ Rückgewinnungssystem |
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