JPH05331997A - 置敷きロッキングタイルおよびその施工方法 - Google Patents
置敷きロッキングタイルおよびその施工方法Info
- Publication number
- JPH05331997A JPH05331997A JP16352492A JP16352492A JPH05331997A JP H05331997 A JPH05331997 A JP H05331997A JP 16352492 A JP16352492 A JP 16352492A JP 16352492 A JP16352492 A JP 16352492A JP H05331997 A JPH05331997 A JP H05331997A
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- JP
- Japan
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- joint
- tile
- rocking
- tiles
- pattern
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 外周部に凸出部１１ａおよび／または凹入部
１１ｂを有し嵌め込んで使用される置敷きロッキングタ
イル１１の表面に、目地溝２３、目地材充填溝、目地様
印刷層などの目地模様を形成する。あるいは、置敷きロ
ッキングタイルを敷設したのち、タイル間にまたがる目
地溝を切刻し、必要に応じて目地材を充填する。 【効果】 幅が広く、色調のコントラストが高い目地模
様の形成により、タイル間のロッキング目地が視覚的に
目立たなくなる。
１１ｂを有し嵌め込んで使用される置敷きロッキングタ
イル１１の表面に、目地溝２３、目地材充填溝、目地様
印刷層などの目地模様を形成する。あるいは、置敷きロ
ッキングタイルを敷設したのち、タイル間にまたがる目
地溝を切刻し、必要に応じて目地材を充填する。 【効果】 幅が広く、色調のコントラストが高い目地模
様の形成により、タイル間のロッキング目地が視覚的に
目立たなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、置敷き型のロッキング
タイルおよびその施工方法に関する。
タイルおよびその施工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】タイル状の床材は、一般には接着剤によ
り床下地上に接着、固定して使用されることが多い。
り床下地上に接着、固定して使用されることが多い。
【０００３】しかし一方において、このような床タイル
は施工されると剥離が困難なことから、店舗等のように
短期間で模様替えが為される場所を中心として、接着剤
を用いて固定せずに、単に置き並べて敷き詰める置敷型
の床タイルが用いられている。
は施工されると剥離が困難なことから、店舗等のように
短期間で模様替えが為される場所を中心として、接着剤
を用いて固定せずに、単に置き並べて敷き詰める置敷型
の床タイルが用いられている。
【０００４】置敷き型床タイルは、その厚さ、自重を大
きくすることにより安定性を得ているが、さらに床タイ
ル間で嵌め合わせて互いに束縛させ、床タイルのずれを
防止した置敷きロッキングタイルも知られている。図７
は従来の置敷きロッキングタイル１１を示す斜視図であ
り、図８はその施工例である。
きくすることにより安定性を得ているが、さらに床タイ
ル間で嵌め合わせて互いに束縛させ、床タイルのずれを
防止した置敷きロッキングタイルも知られている。図７
は従来の置敷きロッキングタイル１１を示す斜視図であ
り、図８はその施工例である。
【０００５】置敷きロッキングタイル１１は、その外周
部に凸出部１１ａおよび凹入部１１ｂを有しており、タ
イル１１間でこの凸出部１１ａと凹入部１１ｂとを嵌め
合うことにより、図８のように床下地上に敷き並べて仕
上げ床が施工される。
部に凸出部１１ａおよび凹入部１１ｂを有しており、タ
イル１１間でこの凸出部１１ａと凹入部１１ｂとを嵌め
合うことにより、図８のように床下地上に敷き並べて仕
上げ床が施工される。
【０００６】しかしこのような仕上げ床面では、タイル
１１間のジョイント部がいりこんだロッキング目地３１
を構成し、タイル１１の柄によっては見苦しい感じを与
える場合があった。
１１間のジョイント部がいりこんだロッキング目地３１
を構成し、タイル１１の柄によっては見苦しい感じを与
える場合があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、視覚的にロ
ッキング目地が目立たない置敷きロッキングタイルおよ
びその施工方法を提供するものである。
ッキング目地が目立たない置敷きロッキングタイルおよ
びその施工方法を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の置敷きロッキン
グタイルは、外周部に、他のタイルと嵌め合わされる凸
出部および／または凹入部を有する置敷きロッキングタ
イルにおいて、その表面に目地模様が形成されているこ
とを特徴とする。
グタイルは、外周部に、他のタイルと嵌め合わされる凸
出部および／または凹入部を有する置敷きロッキングタ
イルにおいて、その表面に目地模様が形成されているこ
とを特徴とする。
【０００９】また、本発明の置敷きロッキングタイルの
施工方法は、上記のタイルを敷設したのち、タイル間に
わたる目地溝を刻設することを特徴とする。
施工方法は、上記のタイルを敷設したのち、タイル間に
わたる目地溝を刻設することを特徴とする。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の置敷きロッキングタイルの実
施例を示す斜視図であり、図２はその部分拡大図であ
る。なお、図示の煩雑を避ける意味から、図１中では下
層１５にドットを付していない。
施例を示す斜視図であり、図２はその部分拡大図であ
る。なお、図示の煩雑を避ける意味から、図１中では下
層１５にドットを付していない。
【００１１】ロッキングタイル１１は色調の異なる表層
１３と下層１５との積層体からなり、外周部に凸出部１
１ａと凹入部１１ｂとを有する。ロッキングタイル１１
には、目地溝２３が下層１５に至る深さで刻設されてお
り、この結果、表層１３とは色調の異なる下層１５によ
り、タイル１１の表面に目地模様が形成される。
１３と下層１５との積層体からなり、外周部に凸出部１
１ａと凹入部１１ｂとを有する。ロッキングタイル１１
には、目地溝２３が下層１５に至る深さで刻設されてお
り、この結果、表層１３とは色調の異なる下層１５によ
り、タイル１１の表面に目地模様が形成される。
【００１２】図３は、図１に示した置敷きロッキングタ
イル１１を床下地上に置き敷いて施工された仕上げ床を
示す平面図である。ロッキング目地３１は形成される
が、細い線状であり色彩的なコントラストもない。これ
に対して、目地溝２３によって形成される模様目地２１
は、幅広く、また、表層１３と下層１５との色調を選択
することにより所望の大きなコントラストを付与でき
る。この結果、模様目地２１がきわだち、ロッキング目
地３１は視覚的に目立たなくなる。
イル１１を床下地上に置き敷いて施工された仕上げ床を
示す平面図である。ロッキング目地３１は形成される
が、細い線状であり色彩的なコントラストもない。これ
に対して、目地溝２３によって形成される模様目地２１
は、幅広く、また、表層１３と下層１５との色調を選択
することにより所望の大きなコントラストを付与でき
る。この結果、模様目地２１がきわだち、ロッキング目
地３１は視覚的に目立たなくなる。
【００１３】模様目地２１のパターンは、適宜選択で
き、例えばロッキングタイル１１の柄が石目調であれ
ば、大版大理石模様（図４ａ）、レンガ模様（図４ｂ）
等の石目模様を、また、タイル１１の柄が木目調ならば
板敷き状模様（図４ｃ）などのパターンに形成すればよ
い。
き、例えばロッキングタイル１１の柄が石目調であれ
ば、大版大理石模様（図４ａ）、レンガ模様（図４ｂ）
等の石目模様を、また、タイル１１の柄が木目調ならば
板敷き状模様（図４ｃ）などのパターンに形成すればよ
い。
【００１４】図５は本発明の置敷き型ロッキングタイル
１１の他の実施例を示し、図１の如き目地溝を形成した
のち、目地溝に目地材２５を充填することにより目地模
様が形成されている。これを敷き並べることによって施
工される模様目地２１（図３参照）のコントラストは、
目地材２５とタイル１１の表層とによって得られるの
で、タイル１１の下層は考慮しなくてもよい。すなわ
ち、単層のタイルの場合に好適である。
１１の他の実施例を示し、図１の如き目地溝を形成した
のち、目地溝に目地材２５を充填することにより目地模
様が形成されている。これを敷き並べることによって施
工される模様目地２１（図３参照）のコントラストは、
目地材２５とタイル１１の表層とによって得られるの
で、タイル１１の下層は考慮しなくてもよい。すなわ
ち、単層のタイルの場合に好適である。
【００１５】図６は、本発明の他の実施例を示し、タイ
ル１１の表面に目地様印刷層２７が施されて、目地模様
が形成されている。このタイル１１も、図３と同様の模
様目地２１を形成する。なお、目地様印刷層２７の表面
に透明の保護層などを積層してもよい。
ル１１の表面に目地様印刷層２７が施されて、目地模様
が形成されている。このタイル１１も、図３と同様の模
様目地２１を形成する。なお、目地様印刷層２７の表面
に透明の保護層などを積層してもよい。
【００１６】また、従来と同様の図７に示した置敷きロ
ッキングタイル１１を敷き詰めて図８に示した床面を形
成したのち、目地溝切り機等を用いて、タイル１１間に
またがる目地溝を切刻することによっても、図３に示し
たものと同様のロッキング目地３１の目立たない仕上げ
床面を形成できる。なお、この場合には、表層と異なる
色調の下層を有するロッキングタイル１１を用いた場合
は、下層に至るまでの深さの目地溝を切刻すればよい。
また、必要に応じて、あるいは単層のタイルを用いた場
合などは、目地溝に目地材を充填することにより、所望
の色調の模様目地２１を形成できる。このような場合で
の模様目地２１の施工法によれば、各タイル１１の形状
や寸法誤差が比較的大きい場合でも真直ぐの模様目地２
１を確実に形成できる。
ッキングタイル１１を敷き詰めて図８に示した床面を形
成したのち、目地溝切り機等を用いて、タイル１１間に
またがる目地溝を切刻することによっても、図３に示し
たものと同様のロッキング目地３１の目立たない仕上げ
床面を形成できる。なお、この場合には、表層と異なる
色調の下層を有するロッキングタイル１１を用いた場合
は、下層に至るまでの深さの目地溝を切刻すればよい。
また、必要に応じて、あるいは単層のタイルを用いた場
合などは、目地溝に目地材を充填することにより、所望
の色調の模様目地２１を形成できる。このような場合で
の模様目地２１の施工法によれば、各タイル１１の形状
や寸法誤差が比較的大きい場合でも真直ぐの模様目地２
１を確実に形成できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、ロッキングタイルを置
き敷いて仕上げ床面を形成した場合にも、ロッキング目
地が視覚的に目立たず、タイルの模様上の制約も少な
い。
き敷いて仕上げ床面を形成した場合にも、ロッキング目
地が視覚的に目立たず、タイルの模様上の制約も少な
い。
【図１】本発明のロッキングタイルの実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１の部分拡大図である。
【図３】本発明によって施工された仕上げ床面の実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図４】目地模様のパターン例を示す説明図である。
【図５】本発明のロッキングタイルの実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図６】本発明のロッキングタイルの実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図７】従来のロッキングタイルを示す斜視図である。
【図８】従来のロッキングタイルを用いた仕上げ床面の
施工例を示す平面図である。
施工例を示す平面図である。
１１ 置敷きロッキングタイル １１ａ 凸出部 １１ｂ 凹入部 １３ 表層 １５ 下層 ２１ 模様目地 ２３ 目地溝 ２５ 目地材 ２７ 目地様印刷層 ３１ ロッキング目地
Claims (2)
- 【請求項１】 外周部に、他のタイルと嵌め合わされる
凸出部および／または凹入部を有する置敷きロッキング
タイルにおいて、 その表面に目地模様が形成されていることを特徴とする
置敷きロッキングタイル。 - 【請求項２】 外周部に、他のタイルと嵌め合わされる
凸出部および／または凹入部を有する置敷きロッキング
タイルを敷設したのち、タイル間にわたる目地溝を刻設
することを特徴とする置敷きロッキングタイルの施工方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352492A JPH05331997A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 置敷きロッキングタイルおよびその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352492A JPH05331997A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 置敷きロッキングタイルおよびその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331997A true JPH05331997A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15775511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16352492A Pending JPH05331997A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 置敷きロッキングタイルおよびその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05331997A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013185333A1 (zh) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 惠州市耐宝塑胶制品有限公司 | 一种免胶地板拼块 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5080631A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-06-30 |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP16352492A patent/JPH05331997A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5080631A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-06-30 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013185333A1 (zh) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 惠州市耐宝塑胶制品有限公司 | 一种免胶地板拼块 |
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