JPH05331937A - 曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオールユニットの取付構造 - Google Patents
曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオールユニットの取付構造Info
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- JPH05331937A JPH05331937A JP4165556A JP16555692A JPH05331937A JP H05331937 A JPH05331937 A JP H05331937A JP 4165556 A JP4165556 A JP 4165556A JP 16555692 A JP16555692 A JP 16555692A JP H05331937 A JPH05331937 A JP H05331937A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 平面カーテンウオールユニットを用いて曲面
カーテンウオールを構成する。 【構成】 上下方向に弯曲した複数の基部取付縦材１間
に左右方向に弯曲した複数の基部横材２を横架し、この
基部横材２に亘って上下方向に弯曲して複数の取付縦材
３を取付けて建物躯体５とする。前記取付縦材３の上下
方向複数位置に所定の長さで直線状の横材７を左右方向
に連続し、かつ室内外側方向に位置調整可能に取付け、
この上下に隣接する横材７間に平面カーテンウオールユ
ニット８を垂直に対して傾斜可能に取付ける。
カーテンウオールを構成する。 【構成】 上下方向に弯曲した複数の基部取付縦材１間
に左右方向に弯曲した複数の基部横材２を横架し、この
基部横材２に亘って上下方向に弯曲して複数の取付縦材
３を取付けて建物躯体５とする。前記取付縦材３の上下
方向複数位置に所定の長さで直線状の横材７を左右方向
に連続し、かつ室内外側方向に位置調整可能に取付け、
この上下に隣接する横材７間に平面カーテンウオールユ
ニット８を垂直に対して傾斜可能に取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向及び左右方向
に弯曲した曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオ
ールユニットの取付構造に関する。
に弯曲した曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオ
ールユニットの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】カーテンウオールとしては方形状の枠体
にガラス、障子等のパネルを装着したカーテンウオール
ユニットを建物躯体に上下方向及び左右方向にファスナ
ーで複数それぞれ取付けたユニット式のカーテンウオー
ルが知られている。
にガラス、障子等のパネルを装着したカーテンウオール
ユニットを建物躯体に上下方向及び左右方向にファスナ
ーで複数それぞれ取付けたユニット式のカーテンウオー
ルが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかるユニット式のカ
ーテンウオールは上下方向及び左右方向に直線状となっ
ており、上下方向及び左右方向に弯曲したユニット式カ
ーテンウオールとするにはカーテンウオールユニットを
構成する枠体及びパネルを上下方向及び左右方向に弯曲
させてカーテンウオールユニット自体を上下方向及び左
右方向に弯曲した形状とすることが考えられる。
ーテンウオールは上下方向及び左右方向に直線状となっ
ており、上下方向及び左右方向に弯曲したユニット式カ
ーテンウオールとするにはカーテンウオールユニットを
構成する枠体及びパネルを上下方向及び左右方向に弯曲
させてカーテンウオールユニット自体を上下方向及び左
右方向に弯曲した形状とすることが考えられる。
【０００４】しかしながら前述のように上下方向及び左
右方向に弯曲した枠体及びパネルを作製することは大変
困難であるし、上下方向及び左右方向に弯曲したカーテ
ンウオールユニットを建物躯体に取付ける場合にそのカ
ーテンウオールユニットと建物躯体との間の取付距離が
各カーテンウオールユニット毎にそれぞれ異なるから寸
法の異なるファスナーを用いて取付けることになって構
造複雑で取付作業が大変面倒で曲面カーテンウオールの
施行が面倒となる。
右方向に弯曲した枠体及びパネルを作製することは大変
困難であるし、上下方向及び左右方向に弯曲したカーテ
ンウオールユニットを建物躯体に取付ける場合にそのカ
ーテンウオールユニットと建物躯体との間の取付距離が
各カーテンウオールユニット毎にそれぞれ異なるから寸
法の異なるファスナーを用いて取付けることになって構
造複雑で取付作業が大変面倒で曲面カーテンウオールの
施行が面倒となる。
【０００５】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした曲面カーテンウオールのカーテンウオールユ
ニットの取付構造を提供することを目的とする。
ようにした曲面カーテンウオールのカーテンウオールユ
ニットの取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上下方向及び左右方向に
弯曲した建物躯体５の室外側面における上下方向に間隔
を置いた複数の位置に、所定長さで直線状の横材７を左
右方向に順次連続して室内外側方向に位置調整可能にそ
れぞれ取付け、この上下に隣接する横材７，７間に平面
カーテンウオールユニット８を上部と下部を垂直に対し
て傾斜可能にそれぞれ取付けて成る曲面カーテンウオー
ルにおけるカーテンウオールユニットの取付構造。
弯曲した建物躯体５の室外側面における上下方向に間隔
を置いた複数の位置に、所定長さで直線状の横材７を左
右方向に順次連続して室内外側方向に位置調整可能にそ
れぞれ取付け、この上下に隣接する横材７，７間に平面
カーテンウオールユニット８を上部と下部を垂直に対し
て傾斜可能にそれぞれ取付けて成る曲面カーテンウオー
ルにおけるカーテンウオールユニットの取付構造。
【０００７】
【作 用】複数の横材７を左右方向に若干の角度で取
付けると共に、この上下に隣接する横材７，７間にカー
テンウオールユニット８を垂直に対して室内外側方向に
傾斜して取付けることで各カーテンウオールユニット８
が見掛け上上下方向及び左右方向に弯曲した曲面となる
から、平面カーテンウオールユニット８を用いて曲面カ
ーテンウオールを構成できる。
付けると共に、この上下に隣接する横材７，７間にカー
テンウオールユニット８を垂直に対して室内外側方向に
傾斜して取付けることで各カーテンウオールユニット８
が見掛け上上下方向及び左右方向に弯曲した曲面となる
から、平面カーテンウオールユニット８を用いて曲面カ
ーテンウオールを構成できる。
【０００８】
【実 施 例】図１に示すように、スラブ等の建物基部
Ａに上下方向に室内外側に向けて弯曲した基部取付縦材
１が左右方向に間隔を置いて複数取付けてあり、この複
数の基部取付縦材１は水平方向にほば室内外側に向けて
弯曲した仮想円孤状を描くように室内外側方向に位置を
順次ずらして取付けてある。前記各基部取付縦材１の室
外側面１ａに亘って前記仮想円孤状と同一曲率に弯曲し
た基部横材２が横架され、この基部横材２の室外側面２
ａに、前記基部取付縦材１と同一曲率に弯曲した取付縦
材３が複数のブラケット４を介してそれぞれ取付けてあ
り、この各取付縦材３と前記各基部取付縦材１と基部横
材２で弯曲した建物躯体５を構成している。前記各取付
縦材３の室外側面３ａに取付ブラケット６が上下方向に
等間隔を置いて複数取付けてあり、この３本の取付縦材
３の取付ブラケット６間に亘って直線状の横材７がそれ
ぞれ横架してあり、上下に隣接する横材７，７間に一対
のカーテンウオールユニット８が左右方向に離隔してそ
れぞれ取付けてあり、このカーテンウオールユニット８
は上枠９と下枠１０と左右の縦枠１１，１１で方形状と
なった枠体１２にガラス・パネル・障子等のパネル体１
３を装着して成り、そのカーテンウオールユニット８は
上下方向及び左右方向に直線状、つまり平面カーテンウ
オールユニットとなっている。
Ａに上下方向に室内外側に向けて弯曲した基部取付縦材
１が左右方向に間隔を置いて複数取付けてあり、この複
数の基部取付縦材１は水平方向にほば室内外側に向けて
弯曲した仮想円孤状を描くように室内外側方向に位置を
順次ずらして取付けてある。前記各基部取付縦材１の室
外側面１ａに亘って前記仮想円孤状と同一曲率に弯曲し
た基部横材２が横架され、この基部横材２の室外側面２
ａに、前記基部取付縦材１と同一曲率に弯曲した取付縦
材３が複数のブラケット４を介してそれぞれ取付けてあ
り、この各取付縦材３と前記各基部取付縦材１と基部横
材２で弯曲した建物躯体５を構成している。前記各取付
縦材３の室外側面３ａに取付ブラケット６が上下方向に
等間隔を置いて複数取付けてあり、この３本の取付縦材
３の取付ブラケット６間に亘って直線状の横材７がそれ
ぞれ横架してあり、上下に隣接する横材７，７間に一対
のカーテンウオールユニット８が左右方向に離隔してそ
れぞれ取付けてあり、このカーテンウオールユニット８
は上枠９と下枠１０と左右の縦枠１１，１１で方形状と
なった枠体１２にガラス・パネル・障子等のパネル体１
３を装着して成り、そのカーテンウオールユニット８は
上下方向及び左右方向に直線状、つまり平面カーテンウ
オールユニットとなっている。
【０００９】前記上下に隣接するカーテンウオールユニ
ット８，８は図２に示すように直線に対して若干の角度
を有して取付けられ、それによってカーテンウオール全
体が見かけ上上下方向に弯曲した形状となる。前記左右
に隣接する横材７に取付けたカーテンウオールユニット
８，８は図３に示すように直線に対して若干の角度を有
して取付けられ、それによってカーテンウオール全体が
見かけ上左右方向に弯曲した形状となり、曲面カーテン
ウオールを構成している。
ット８，８は図２に示すように直線に対して若干の角度
を有して取付けられ、それによってカーテンウオール全
体が見かけ上上下方向に弯曲した形状となる。前記左右
に隣接する横材７に取付けたカーテンウオールユニット
８，８は図３に示すように直線に対して若干の角度を有
して取付けられ、それによってカーテンウオール全体が
見かけ上左右方向に弯曲した形状となり、曲面カーテン
ウオールを構成している。
【００１０】このようであるから、直線状の上下枠９，
１０と左右縦枠１１，１１より成る枠体１２に直線状の
パネル体１３を装着した平面カーテンウオールを用いて
曲面カーテンウオールを構成できる。
１０と左右縦枠１１，１１より成る枠体１２に直線状の
パネル体１３を装着した平面カーテンウオールを用いて
曲面カーテンウオールを構成できる。
【００１１】次に各部の詳細を説明する。基部横材２は
図４に示すように矩形断面中空長尺材となり、その室外
側面２ａにコ字状のチャンネル材２０が溶接され、この
チャンネル材２０に縦板２１を備えた取付板２２をボル
ト２３で取付け、前記取付縦材３の室内側面３ｂに上下
一対の縦板２４を溶接し、この上下一対の縦板２４と前
記縦板２１を上下一対のボルト２５で連結してブラケッ
ト４としてある。
図４に示すように矩形断面中空長尺材となり、その室外
側面２ａにコ字状のチャンネル材２０が溶接され、この
チャンネル材２０に縦板２１を備えた取付板２２をボル
ト２３で取付け、前記取付縦材３の室内側面３ｂに上下
一対の縦板２４を溶接し、この上下一対の縦板２４と前
記縦板２１を上下一対のボルト２５で連結してブラケッ
ト４としてある。
【００１２】取付縦材３は図５、図６に示すように室内
横板２６と室外横板２７を連結板２８で一体的に連結し
た断面工型の長尺材となり、その室外横板２７に取付ブ
ラケット６が取付けてある。この取付ブラケット６は図
７に示すように上横片３０と下横片３１を縦片３２で一
体的に連結した横向コ字状となり、その縦片３２がボル
トナット３３で前記取付縦材３の室外横板２７に取付け
てある。
横板２６と室外横板２７を連結板２８で一体的に連結し
た断面工型の長尺材となり、その室外横板２７に取付ブ
ラケット６が取付けてある。この取付ブラケット６は図
７に示すように上横片３０と下横片３１を縦片３２で一
体的に連結した横向コ字状となり、その縦片３２がボル
トナット３３で前記取付縦材３の室外横板２７に取付け
てある。
【００１３】横材７は図７に示すように室内縦板３４と
室外縦板３５と上横板３６と下横板３７で矩形断面中空
長尺材となり、その室外縦板３５に支持片３８が上向き
に一体的に長手方向に連続して設けられ、この支持片３
８と室外縦板３５との間に上向きの溝部３９を構成し、
かつ支持片３８にビスホール４０を長手方向に連続して
形成し、下横板３７の室外寄りに下向凹部４１とビスホ
ール４２が長手方向に連続して設けてある。この横材７
の長手方向中間部と長手方向両端部が取付ブラケット６
の上横板３０と下横板３１との間にプラスチック製のス
ペーサ４３を介して室内外方向に出入り可能に嵌合して
支持され、取付ブラケット６の上横板３０と下横板３１
に形成した室内外側方向の長孔３０ａ，３１ａと横材７
の上横板３６と下横板３７に形成した左右方向の長孔３
６ａ，３７ａにボルト４４を挿通してナット４５を螺合
して横材７を取付ブラケット６に連結してある。これに
より横材７は取付ブラケット６に対して室内外側方向と
左右方向に変位可能となり、カーテンウオールユニット
８の傾きに対応して横材７を位置決めしてボルト４４と
ナット４５で連結できる。
室外縦板３５と上横板３６と下横板３７で矩形断面中空
長尺材となり、その室外縦板３５に支持片３８が上向き
に一体的に長手方向に連続して設けられ、この支持片３
８と室外縦板３５との間に上向きの溝部３９を構成し、
かつ支持片３８にビスホール４０を長手方向に連続して
形成し、下横板３７の室外寄りに下向凹部４１とビスホ
ール４２が長手方向に連続して設けてある。この横材７
の長手方向中間部と長手方向両端部が取付ブラケット６
の上横板３０と下横板３１との間にプラスチック製のス
ペーサ４３を介して室内外方向に出入り可能に嵌合して
支持され、取付ブラケット６の上横板３０と下横板３１
に形成した室内外側方向の長孔３０ａ，３１ａと横材７
の上横板３６と下横板３７に形成した左右方向の長孔３
６ａ，３７ａにボルト４４を挿通してナット４５を螺合
して横材７を取付ブラケット６に連結してある。これに
より横材７は取付ブラケット６に対して室内外側方向と
左右方向に変位可能となり、カーテンウオールユニット
８の傾きに対応して横材７を位置決めしてボルト４４と
ナット４５で連結できる。
【００１４】前記下枠１０、左右の縦枠１１は図５、図
７に示すように、中空本体５０の室内側に鉤片５１，外
側に一対の外向片５２，５２を一体的に備え、その中空
本体５０の室外側にコ字状片５３を一体的に備え、鉤片
５１と一方の外向片５２で室内側外向凹部５４を形成
し、一対の外向片５２，５２でシール材装着用凹部５５
を形成し、他方の外向片５２とコ字状片５３で中間外向
凹部５６を形成し、中空本体５０とコ字状片５３で室外
側内向凹部５７を形成しており、前記コ字状片５３には
第１・第２外向凹条溝５８，５９が室内外側方向に間隔
を置いて形成してあり、下枠１０，左右の縦枠１１はほ
ぼ同一断面形状となっている。前記上枠９は図７に示す
ように下枠１０、左右の縦枠１１とほぼ同一断面形状で
あるが、鉤片５１が一方の外向片５２に一体的に設けら
れて室内側内向凹部６０を形成している点で形状が相違
する。前記上枠９、下枠１０、縦枠１１の鉤片５１、外
向片５２、コ字状片５３の突出端面は枠体１２の面内方
向に平行な直線に対して直線状に位置して上枠９の外面
９ａ、下枠１０の外面１０ａ、縦枠１１の外面１１ａは
枠体１２の面内方向に平行な直線に対して直角となった
フラットとなっている。
７に示すように、中空本体５０の室内側に鉤片５１，外
側に一対の外向片５２，５２を一体的に備え、その中空
本体５０の室外側にコ字状片５３を一体的に備え、鉤片
５１と一方の外向片５２で室内側外向凹部５４を形成
し、一対の外向片５２，５２でシール材装着用凹部５５
を形成し、他方の外向片５２とコ字状片５３で中間外向
凹部５６を形成し、中空本体５０とコ字状片５３で室外
側内向凹部５７を形成しており、前記コ字状片５３には
第１・第２外向凹条溝５８，５９が室内外側方向に間隔
を置いて形成してあり、下枠１０，左右の縦枠１１はほ
ぼ同一断面形状となっている。前記上枠９は図７に示す
ように下枠１０、左右の縦枠１１とほぼ同一断面形状で
あるが、鉤片５１が一方の外向片５２に一体的に設けら
れて室内側内向凹部６０を形成している点で形状が相違
する。前記上枠９、下枠１０、縦枠１１の鉤片５１、外
向片５２、コ字状片５３の突出端面は枠体１２の面内方
向に平行な直線に対して直線状に位置して上枠９の外面
９ａ、下枠１０の外面１０ａ、縦枠１１の外面１１ａは
枠体１２の面内方向に平行な直線に対して直角となった
フラットとなっている。
【００１５】上枠９と下枠１０と左右の縦枠１１，１１
は突き合せ連結されて枠体１２を構成し、各枠のシール
材装着用凹部５５と室外側内向凹部５７は四周連続する
と共にカーテンウオールユニット８の上面と下面と左右
面はカーテンウオールユニット８の面内方向と平行な直
線と直角になったフラットとなっている。前記四周連続
したシール材装着用凹部５５には室内側乾式シール材６
１が連続して装着され、上枠９の第１・第２外向凹条溝
５８，５９に弾性ゴムより成る室外側上部シール材６２
が装着され、左右の縦枠１１，１１の第２外向凹条溝５
９に室外側縦シール材６３が装着してある。
は突き合せ連結されて枠体１２を構成し、各枠のシール
材装着用凹部５５と室外側内向凹部５７は四周連続する
と共にカーテンウオールユニット８の上面と下面と左右
面はカーテンウオールユニット８の面内方向と平行な直
線と直角になったフラットとなっている。前記四周連続
したシール材装着用凹部５５には室内側乾式シール材６
１が連続して装着され、上枠９の第１・第２外向凹条溝
５８，５９に弾性ゴムより成る室外側上部シール材６２
が装着され、左右の縦枠１１，１１の第２外向凹条溝５
９に室外側縦シール材６３が装着してある。
【００１６】カーテンウオールユニット８の取付け構造
を説明する。図７に示すように下枠１０の室内側外向凹
部５４を横材７の支持片３８に嵌合してビス６４で連結
し、前記横材７の上方に位置する横枠７の下向凹部４１
に、横片６５と縦片６６で略断面Ｌ字状となった連結金
具６７の横片６５を嵌合してビスホール４２にビス６８
を螺合して取付け、その連結金具６７の縦片６６を上枠
９の室内側内向凹部６０内に嵌合してカーテンウオール
ユニット８を上下に隣接する横材７，７間に取付ける。
これにより、上下・左右に隣接するカーテンウオールユ
ニット８の室内側乾式シール材６１相互が圧接し、室外
側上部シール材６２が上方のカーテンウオールユニット
８の下枠１０の中間外向凹部５６に臨み、左右の室外側
縦シール材６３，６３相互が圧接する。
を説明する。図７に示すように下枠１０の室内側外向凹
部５４を横材７の支持片３８に嵌合してビス６４で連結
し、前記横材７の上方に位置する横枠７の下向凹部４１
に、横片６５と縦片６６で略断面Ｌ字状となった連結金
具６７の横片６５を嵌合してビスホール４２にビス６８
を螺合して取付け、その連結金具６７の縦片６６を上枠
９の室内側内向凹部６０内に嵌合してカーテンウオール
ユニット８を上下に隣接する横材７，７間に取付ける。
これにより、上下・左右に隣接するカーテンウオールユ
ニット８の室内側乾式シール材６１相互が圧接し、室外
側上部シール材６２が上方のカーテンウオールユニット
８の下枠１０の中間外向凹部５６に臨み、左右の室外側
縦シール材６３，６３相互が圧接する。
【００１７】図７に示すようにカーテンウオールユニッ
ト８は横材７の支持片３８と下枠１０の室内側外向凹部
５４の嵌合部を支点として垂直に対して若干の角度だけ
室内外側方向に傾斜し、上下に隣接するカーテンウオー
ルユニット８，８は横材７の上下方向中間で前記嵌合部
の下方の位置Ｂを中心として上下方向に若干の角度θだ
け斜めとなってカーテンウオールを見掛け上上下方向に
弯曲した曲面としており、この見掛け上の曲面の曲率中
心は前記位置Ｂとなって上下に隣接するカーテンウオー
ルユニット８，８の室内側乾式シール材６１，６１相互
の圧接部が前記見掛け上の曲面の曲率中心の近くとな
る。これにより、カーテンウオールの見掛け上の曲面の
曲率が大きくなっても上下に隣接するカーテンウオール
ユニット８，８の室内側乾式シール材６１，６１の対向
間距離があまり変化せずにその室内側乾式シール材６
１，６１相互の圧接代があまり変化しないからシール性
が低下することがない。
ト８は横材７の支持片３８と下枠１０の室内側外向凹部
５４の嵌合部を支点として垂直に対して若干の角度だけ
室内外側方向に傾斜し、上下に隣接するカーテンウオー
ルユニット８，８は横材７の上下方向中間で前記嵌合部
の下方の位置Ｂを中心として上下方向に若干の角度θだ
け斜めとなってカーテンウオールを見掛け上上下方向に
弯曲した曲面としており、この見掛け上の曲面の曲率中
心は前記位置Ｂとなって上下に隣接するカーテンウオー
ルユニット８，８の室内側乾式シール材６１，６１相互
の圧接部が前記見掛け上の曲面の曲率中心の近くとな
る。これにより、カーテンウオールの見掛け上の曲面の
曲率が大きくなっても上下に隣接するカーテンウオール
ユニット８，８の室内側乾式シール材６１，６１の対向
間距離があまり変化せずにその室内側乾式シール材６
１，６１相互の圧接代があまり変化しないからシール性
が低下することがない。
【００１８】前述の曲面カーテンウオールにおいては、
基部取付縦材１、取付縦材３が長尺であって風圧によっ
て大きく弯曲変形し、この弯曲変形によって各カーテン
ウオールユニット８が層間変位するし、建物基部Ａを設
置した地盤の沈下によっても各カーテンウオールユニッ
ト８が層間変位するが、図７に示すようにカーテンウオ
ールユニット８の上枠８は横材７に対して室内側内向凹
部６０と連結金具６８の縦片６６の嵌合部において相対
的に上下方向に変位できるし、下枠８は横材７に対して
室内側外向凹部５４と支持片３８の嵌合部で左右方向に
相対的に変位できるから、前述のように各カーテンウオ
ールユニット８相互の層間変位が可能となる。
基部取付縦材１、取付縦材３が長尺であって風圧によっ
て大きく弯曲変形し、この弯曲変形によって各カーテン
ウオールユニット８が層間変位するし、建物基部Ａを設
置した地盤の沈下によっても各カーテンウオールユニッ
ト８が層間変位するが、図７に示すようにカーテンウオ
ールユニット８の上枠８は横材７に対して室内側内向凹
部６０と連結金具６８の縦片６６の嵌合部において相対
的に上下方向に変位できるし、下枠８は横材７に対して
室内側外向凹部５４と支持片３８の嵌合部で左右方向に
相対的に変位できるから、前述のように各カーテンウオ
ールユニット８相互の層間変位が可能となる。
【００１９】
【発明の効果】複数の横材７を左右方向に若干の角度で
取付けると共に、この上下に隣接する横材７，７間にカ
ーテンウオールユニット８を垂直に対して室内外側方向
に傾斜して取付けることで各カーテンウオールユニット
８が見掛け上上下方向及び左右方向に弯曲した曲面とな
るから、平面カーテンウオールユニット８を用いて曲面
カーテンウオールを構成できる。したがって、カーテン
ウオールユニット８を簡単に製作できるし、直線状の横
材７を建物躯体５に取付けると共に、その上下に隣接す
る横材７，７間に平面カーテンウオールユニット８を取
付ければ良いからそれらの取付け作業が簡単となって曲
面カーテンウオールの施行が容易となる。平面カーテン
ウオールユニット８の横材７に対する傾斜角度を大きく
して見掛け上の上下方向の曲率を大きくしても上下に隣
接する室内側乾式シール材６１，６１の対向間距離の変
化が少なく、その室内側乾式シール材６１，６１相互の
圧接代があまり変化しないからシール性を低下すること
がない。
取付けると共に、この上下に隣接する横材７，７間にカ
ーテンウオールユニット８を垂直に対して室内外側方向
に傾斜して取付けることで各カーテンウオールユニット
８が見掛け上上下方向及び左右方向に弯曲した曲面とな
るから、平面カーテンウオールユニット８を用いて曲面
カーテンウオールを構成できる。したがって、カーテン
ウオールユニット８を簡単に製作できるし、直線状の横
材７を建物躯体５に取付けると共に、その上下に隣接す
る横材７，７間に平面カーテンウオールユニット８を取
付ければ良いからそれらの取付け作業が簡単となって曲
面カーテンウオールの施行が容易となる。平面カーテン
ウオールユニット８の横材７に対する傾斜角度を大きく
して見掛け上の上下方向の曲率を大きくしても上下に隣
接する室内側乾式シール材６１，６１の対向間距離の変
化が少なく、その室内側乾式シール材６１，６１相互の
圧接代があまり変化しないからシール性を低下すること
がない。
【図１】曲面カーテンウオールの全体を概略的に示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】カーテンウオールユニット取付状態の一部縦断
面図である。
面図である。
【図３】カーテンウオールユニット取付状態の一部横断
面図である。
面図である。
【図４】取付縦材の取付部詳細縦断面図である。
【図５】カーテンウオールユニットの中間部取付部の横
断面図である。
断面図である。
【図６】カーテンウオールユニットの端部取付部の横断
面図である。
面図である。
【図７】カーテンウオールユニット取付部の縦断面図で
ある。
ある。
１…基部取付縦材、２…基部横材、３…取付縦材、５…
建物躯体、６…取付ブラケット、７…横材、８…カーテ
ンウオールユニット、９…上枠、１０…下枠、１１…縦
枠、１２…枠体、１３…パネル体、３８…支持片、５４
…室内側外向凹部、６０…室内側内向凹部、６１…室内
側乾式シール材、６８…連結金具。
建物躯体、６…取付ブラケット、７…横材、８…カーテ
ンウオールユニット、９…上枠、１０…下枠、１１…縦
枠、１２…枠体、１３…パネル体、３８…支持片、５４
…室内側外向凹部、６０…室内側内向凹部、６１…室内
側乾式シール材、６８…連結金具。
Claims (2)
- 【請求項１】 上下方向及び左右方向に弯曲した建物躯
体５の室外側面における上下方向に間隔を置いた複数の
位置に、所定長さで直線状の横材７を左右方向に順次連
続して室内外側方向に位置調整可能にそれぞれ取付け、
この上下に隣接する横材７，７間に平面カーテンウオー
ルユニット８の上部と下部を垂直に対して傾斜可能にそ
れぞれ取付けて成る曲面カーテンウオールにおけるカー
テンウオールユニットの取付構造。 - 【請求項２】 平面カーテンウオールユニット８の室内
寄りに室内側乾式シール材６１を四周連続して装着して
上下・左右に隣接する平面カーテンウオールユニット８
の各室内側乾式シール材６１相互を圧接し、前記カーテ
ンウオールユニット８下部の横材７への取付け位置と曲
面カーテンウオールの見掛け上の上下方向の弯曲中心と
室内側乾式シール材６１の位置をほぼ同一位置とした請
求項１記載の曲面カーテンウオールにおけるカーテンウ
オールユニットの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165556A JP2627118B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオールユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165556A JP2627118B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオールユニットの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331937A true JPH05331937A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2627118B2 JP2627118B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=15814611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4165556A Expired - Fee Related JP2627118B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 曲面カーテンウオールにおけるカーテンウオールユニットの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627118B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100786287B1 (ko) * | 2007-03-13 | 2007-12-18 | 이혜경 | 곡선멀리언을 이용한 곡선커튼월 |
| GR1007328B (el) * | 2009-12-30 | 2011-06-27 | Στεφανος Γεωργιου Ταμπακακης | Κυρτα και κοιλα υαλοπετασματα με υαλοστασια που αποτελουνται απο διπλα πλαισια αλουμινιου και εξωτερικους υαλοπινακες καμπυλωμενους εν ψυχρω |
| US11072971B1 (en) | 2020-01-24 | 2021-07-27 | Solar Innovations, Inc. | Modular system for glazing and other infill panels |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132313U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-27 | ワイケイケイ株式会社 | カ−テンウオ−ルの雨仕舞い装置 |
| JPS6310114U (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | ||
| JPS6322262U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-13 | ||
| JPH04343956A (ja) * | 1991-05-21 | 1992-11-30 | Fujisash Co | アーチ型屋根を構成するパネル同士の結合部 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4165556A patent/JP2627118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH04343956A (ja) * | 1991-05-21 | 1992-11-30 | Fujisash Co | アーチ型屋根を構成するパネル同士の結合部 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100786287B1 (ko) * | 2007-03-13 | 2007-12-18 | 이혜경 | 곡선멀리언을 이용한 곡선커튼월 |
| GR1007328B (el) * | 2009-12-30 | 2011-06-27 | Στεφανος Γεωργιου Ταμπακακης | Κυρτα και κοιλα υαλοπετασματα με υαλοστασια που αποτελουνται απο διπλα πλαισια αλουμινιου και εξωτερικους υαλοπινακες καμπυλωμενους εν ψυχρω |
| US11072971B1 (en) | 2020-01-24 | 2021-07-27 | Solar Innovations, Inc. | Modular system for glazing and other infill panels |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2627118B2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
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