JPH05331804A - ロードヒーティングの施工方法 - Google Patents
ロードヒーティングの施工方法Info
- Publication number
- JPH05331804A JPH05331804A JP4162119A JP16211992A JPH05331804A JP H05331804 A JPH05331804 A JP H05331804A JP 4162119 A JP4162119 A JP 4162119A JP 16211992 A JP16211992 A JP 16211992A JP H05331804 A JPH05331804 A JP H05331804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- heating
- water
- road surface
- melted snow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 坂道の車道及び歩道の所要個所を所定深さ掘
削して発熱線又は温水パイプ等からなる発熱体を配設し
た後、該発熱体への通電(通湯)をオン・オフ制御する
水分センサの感知面を路面に露出させてアスファルトモ
ルタル、アスファルトコンクリート等により舗装し、舗
装を施した車道及び歩道の路面に車道両側溝に融雪水を
流し込む複数条の導水溝を斜め下方に傾斜させて設け
る。 【効果】 ロードヒーティングを施した路面以外からの
融雪水の流れ込みによる外乱を排除することにより、無
駄なエネルギーを消費すること無く的確な融雪制御が行
え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ事故等を
確実に防止することができ、また、集中管理により地域
毎の道路情報を的確に把握することができる。
削して発熱線又は温水パイプ等からなる発熱体を配設し
た後、該発熱体への通電(通湯)をオン・オフ制御する
水分センサの感知面を路面に露出させてアスファルトモ
ルタル、アスファルトコンクリート等により舗装し、舗
装を施した車道及び歩道の路面に車道両側溝に融雪水を
流し込む複数条の導水溝を斜め下方に傾斜させて設け
る。 【効果】 ロードヒーティングを施した路面以外からの
融雪水の流れ込みによる外乱を排除することにより、無
駄なエネルギーを消費すること無く的確な融雪制御が行
え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ事故等を
確実に防止することができ、また、集中管理により地域
毎の道路情報を的確に把握することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロードヒーティングの施
工方法に関するものである。
工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地方においては、坂道に積もった雪
や、坂道に積もった雪が溶けて夜間に凍結しスリップ事
故等が発生するのを防止するため、車道及び歩道に発熱
線又は温水パイプ等の発熱体を埋設したロードヒーティ
ングにより道路に積もった雪を速やかに融雪すると共
に、夜間の凍結を防止している。
や、坂道に積もった雪が溶けて夜間に凍結しスリップ事
故等が発生するのを防止するため、車道及び歩道に発熱
線又は温水パイプ等の発熱体を埋設したロードヒーティ
ングにより道路に積もった雪を速やかに融雪すると共
に、夜間の凍結を防止している。
【0003】上記ロードヒーティングは路面に感知面を
露出させた水分センサにより、路面に積もった雪や融雪
水を検知し、発熱体への通電(通湯)をオン・オフ制御
するように構成されている。
露出させた水分センサにより、路面に積もった雪や融雪
水を検知し、発熱体への通電(通湯)をオン・オフ制御
するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロードヒーティングにおいては、坂道の車道及び歩道を
所定深さ掘削して発熱線又は温水パイプ等の発熱体を配
設した後、水分センサの感知面を路面に露出させてアス
ファルトモルタル、アスファルトコンクリート等により
表面を平坦に舗装して施工している。このため、道路に
積もった雪が車の走行及び歩行に支障を及ぼすことのな
い程度に溶けたにもかかわらず、ロードヒーティングを
施した範囲以外の坂道上方や道路脇に残った雪が溶けて
ロードヒーティングを施した路面に流れ出し、この融雪
水を水分センサが感知すると発熱体への通電(通湯)が
続行されるため極めて不経済であり、また逆に融雪水が
水分センサ設置個所を避けて流れているような場合に
は、ロードヒーティングがオフした状態となっているた
めに、この融雪水が夜間に凍結しスリップ事故の原因と
なる等の問題点があった。
ロードヒーティングにおいては、坂道の車道及び歩道を
所定深さ掘削して発熱線又は温水パイプ等の発熱体を配
設した後、水分センサの感知面を路面に露出させてアス
ファルトモルタル、アスファルトコンクリート等により
表面を平坦に舗装して施工している。このため、道路に
積もった雪が車の走行及び歩行に支障を及ぼすことのな
い程度に溶けたにもかかわらず、ロードヒーティングを
施した範囲以外の坂道上方や道路脇に残った雪が溶けて
ロードヒーティングを施した路面に流れ出し、この融雪
水を水分センサが感知すると発熱体への通電(通湯)が
続行されるため極めて不経済であり、また逆に融雪水が
水分センサ設置個所を避けて流れているような場合に
は、ロードヒーティングがオフした状態となっているた
めに、この融雪水が夜間に凍結しスリップ事故の原因と
なる等の問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、路面の積雪、融雪水を確実に感知し、ロードヒーテ
ィングをオン・オフ制御し得るロードヒーティングの施
工方法を提供することを目的とする。
で、路面の積雪、融雪水を確実に感知し、ロードヒーテ
ィングをオン・オフ制御し得るロードヒーティングの施
工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、発熱線又は温
水パイプ等の発熱体を坂道の車道及び歩道の所要個所に
埋設して融雪するロードヒーティングの施工方法におい
て、少なくともロードヒーティング布設範囲内の上部舗
装路面に車道両側溝に融雪水を流し込む複数条の導水溝
を斜め下方に傾斜させて設ける施工方法により、従来の
問題点を解消したものである。
水パイプ等の発熱体を坂道の車道及び歩道の所要個所に
埋設して融雪するロードヒーティングの施工方法におい
て、少なくともロードヒーティング布設範囲内の上部舗
装路面に車道両側溝に融雪水を流し込む複数条の導水溝
を斜め下方に傾斜させて設ける施工方法により、従来の
問題点を解消したものである。
【0007】
【作用】坂道の車道及び歩道に埋設した発熱線又は温水
パイプ等の発熱体は、道路上に積もった雪を速やかに溶
かし、また、融雪水の凍結を防止する。水分センサは道
路上に積もった雪や融雪水を感知し、発熱体への通電
(通湯)をオン・オフ制御する。舗装路面に設けた導水
溝は、ロードヒーティング布設範囲以外からロードヒー
ティング施工範囲内に流れ込む融雪水を車道両側溝に流
し込み、水分センサが外乱により動作するのを防止す
る。
パイプ等の発熱体は、道路上に積もった雪を速やかに溶
かし、また、融雪水の凍結を防止する。水分センサは道
路上に積もった雪や融雪水を感知し、発熱体への通電
(通湯)をオン・オフ制御する。舗装路面に設けた導水
溝は、ロードヒーティング布設範囲以外からロードヒー
ティング施工範囲内に流れ込む融雪水を車道両側溝に流
し込み、水分センサが外乱により動作するのを防止す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の施工方法の一実施例を示す説明図、
図2は車道に設けた導水溝を示す説明図、図3は歩道に
設けた導水溝を示す説明図である。本発明の施工方法
は、先ず、坂道の車道及び歩道の所要個所を所定深さ掘
削して発熱線又は温水パイプ等からなる発熱体1を配設
した後、該発熱体1への通電(通湯)をオン・オフ制御
する水分センサ2の感知面2aを路面に露出させてアス
ファルトモルタル、アスファルトコンクリート等により
舗装し、舗装を施した車道及び歩道の路面に車道両側溝
5、5に融雪水を流し込む複数条の導水溝3、4を斜め
下方に傾斜させて設ける。
る。図1は本発明の施工方法の一実施例を示す説明図、
図2は車道に設けた導水溝を示す説明図、図3は歩道に
設けた導水溝を示す説明図である。本発明の施工方法
は、先ず、坂道の車道及び歩道の所要個所を所定深さ掘
削して発熱線又は温水パイプ等からなる発熱体1を配設
した後、該発熱体1への通電(通湯)をオン・オフ制御
する水分センサ2の感知面2aを路面に露出させてアス
ファルトモルタル、アスファルトコンクリート等により
舗装し、舗装を施した車道及び歩道の路面に車道両側溝
5、5に融雪水を流し込む複数条の導水溝3、4を斜め
下方に傾斜させて設ける。
【0009】而して、車道に設ける導水溝3の深さは舗
装の厚さが60mmを維持する深さとし、歩道に設ける
導水溝4の深さは舗装の厚さが40mmを維持する深さ
とする。即ち、舗装の厚さは通常、車道では70mm〜
90mm、歩道では50mm〜70mmである。従っ
て、車道の場合、図2に示すように舗装の厚さtが90
mmであれば導水溝3の深さDは30mm、歩道の場
合、図3に示すように舗装の厚さtが50mmであれば
導水溝4の深さDは10mmとなる。また、導水溝3、
4の溝幅Wは車道で30mm〜50mm、歩道で10〜
20mmとし、歩行者及び車両の走行に支障がなく、且
つ、融雪水が溢れ出ることの無い溝幅とする。さらに、
導水溝3、4の傾斜角度は10°〜45°の範囲とし、
融雪水を受け易く、且つ、車道両側溝に流れ込み易い傾
斜角度とする。
装の厚さが60mmを維持する深さとし、歩道に設ける
導水溝4の深さは舗装の厚さが40mmを維持する深さ
とする。即ち、舗装の厚さは通常、車道では70mm〜
90mm、歩道では50mm〜70mmである。従っ
て、車道の場合、図2に示すように舗装の厚さtが90
mmであれば導水溝3の深さDは30mm、歩道の場
合、図3に示すように舗装の厚さtが50mmであれば
導水溝4の深さDは10mmとなる。また、導水溝3、
4の溝幅Wは車道で30mm〜50mm、歩道で10〜
20mmとし、歩行者及び車両の走行に支障がなく、且
つ、融雪水が溢れ出ることの無い溝幅とする。さらに、
導水溝3、4の傾斜角度は10°〜45°の範囲とし、
融雪水を受け易く、且つ、車道両側溝に流れ込み易い傾
斜角度とする。
【0010】なお、導水溝3、4はロードヒーティング
布設範囲内の全路面に所定の間隔で設け、或いは、図1
に示すようにロードヒーティング布設範囲内の上部舗装
路面に複数条設ける等、必要に応じ適宜変更し得るもの
である。
布設範囲内の全路面に所定の間隔で設け、或いは、図1
に示すようにロードヒーティング布設範囲内の上部舗装
路面に複数条設ける等、必要に応じ適宜変更し得るもの
である。
【0011】上述のように発熱体1を埋設した舗装路面
に車道両側溝5、5に融雪水を流し込む複数条の導水溝
3、4を斜め下方に傾斜させて設けることにより、ロー
ドヒーティングを施した路面以外からの融雪水の流れ込
みを水分センサが感知することによる外乱を排除し、無
駄なエネルギーを消費することなく的確な融雪制御が行
え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ事故等を
確実に防止することができ、また、集中管理により地域
毎の道路情報を的確に把握することができる。
に車道両側溝5、5に融雪水を流し込む複数条の導水溝
3、4を斜め下方に傾斜させて設けることにより、ロー
ドヒーティングを施した路面以外からの融雪水の流れ込
みを水分センサが感知することによる外乱を排除し、無
駄なエネルギーを消費することなく的確な融雪制御が行
え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ事故等を
確実に防止することができ、また、集中管理により地域
毎の道路情報を的確に把握することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の施工方法によれば上述のよう
に、ロードヒーティングを施した路面以外からの融雪水
の流れ込みを水分センサが感知することによる外乱を排
除し、無駄なエネルギーを消費すること無く的確な融雪
制御が行え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ
事故等を確実に防止することができ、また、集中管理に
より地域毎の道路情報を的確に把握することができると
いう優れた利点がある。
に、ロードヒーティングを施した路面以外からの融雪水
の流れ込みを水分センサが感知することによる外乱を排
除し、無駄なエネルギーを消費すること無く的確な融雪
制御が行え、しかも、融雪水の夜間凍結によるスリップ
事故等を確実に防止することができ、また、集中管理に
より地域毎の道路情報を的確に把握することができると
いう優れた利点がある。
【図1】本発明の施工方法の一実施例を示す説明図
【図2】導水溝の形状を示す説明図
【図3】導水溝の形状を示す説明図
1 発熱体 2 水分センサ 2
a 感知面 3 導水溝
4 導水溝 5 側溝
a 感知面 3 導水溝
4 導水溝 5 側溝
Claims (1)
- 【請求項1】 発熱線又は温水パイプ等の発熱体を坂道
の車道及び歩道の所要個所に埋設して融雪するロードヒ
ーティングの施工方法において、少なくともロードヒー
ティング布設範囲内の上部舗装路面に車道両側溝に融雪
水を流し込む複数条の導水溝を斜め下方に傾斜させて設
けることを特徴とするロードヒーティングの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162119A JPH05331804A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | ロードヒーティングの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162119A JPH05331804A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | ロードヒーティングの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331804A true JPH05331804A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15748405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4162119A Pending JPH05331804A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | ロードヒーティングの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5227019A (en) * | 1991-07-31 | 1993-07-13 | Shell Oil Company | Wastepaper deinking process |
KR102501115B1 (ko) * | 2022-06-24 | 2023-02-17 | 나형준 | 도로상의 블랙 아이스 방지 및 열섬 현상 저하를 위한 스마트 냉온수 유로생성장치 및 방법 |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4162119A patent/JPH05331804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5227019A (en) * | 1991-07-31 | 1993-07-13 | Shell Oil Company | Wastepaper deinking process |
KR102501115B1 (ko) * | 2022-06-24 | 2023-02-17 | 나형준 | 도로상의 블랙 아이스 방지 및 열섬 현상 저하를 위한 스마트 냉온수 유로생성장치 및 방법 |
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