JPH05331742A - 走行中の糸、ワイヤなどの差動制動装置 - Google Patents

走行中の糸、ワイヤなどの差動制動装置

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JPH05331742A
JPH05331742A JP4207308A JP20730892A JPH05331742A JP H05331742 A JPH05331742 A JP H05331742A JP 4207308 A JP4207308 A JP 4207308A JP 20730892 A JP20730892 A JP 20730892A JP H05331742 A JPH05331742 A JP H05331742A
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shaft
thread
window
yarn
plate
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JP4207308A
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English (en)
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Bruno Motta
ブルーノ・モッタ
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SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB
Sobrevin Societe de Brevets Industriels
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SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB
Sobrevin Societe de Brevets Industriels
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/10Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
    • B65H59/20Co-operating surfaces mounted for relative movement
    • B65H59/22Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to apply pressure to material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2555/00Actuating means
    • B65H2555/20Actuating means angular
    • B65H2555/23Actuating means angular magnetic, e.g. rotary solenoids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2555/00Actuating means
    • B65H2555/20Actuating means angular
    • B65H2555/24Servomotors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方でとくに迅速に応答する運転方法に加え
て十分な制動力が常に存在し、他方で横糸がきわめて高
速でかつ短い時間間隔で織機内へ周期的に挿入される場
合であっても糸の通過が妨害されないような走行中の
糸、ワイヤなどの制動装置を簡単な構造で形成すること
である。 【構成】 該装置は相互にばね作用が加えられる複数の
ブレーキ部品(B、B′)を含み、該ブレーキ部品の間
を糸(5)が走行し:最適な使用可能性を得るために制
動力における周期的変化がブレーキ部品(B、B′、
C、C′)の1つのモータ駆動装置による回転から得ら
れるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに織機内への糸の
挿入に使用される走行中の糸、ワイヤなどの差動制動装
置であって、相互間にばね作用を与えるように配置され
た2つ以上のブレーキ部品を有し、該ブレーキ部品の間
を糸が通過するところの該差動制動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】相互にばね作用を与えているブレーキ部
品がばね材料からなる2つ以上のプレートを有し、該プ
レート間に糸が走行するところの装置は市場で既知であ
る。2つのプレートが相互に及ぼすばね力は一方で糸の
十分な制動を形成するのに十分大きくなければならな
い。他方でこれらは横糸の挿入を妨害してはならない。
糸が破断されることなく節が相互にばね作用を及ぼして
いるプレート間を通過可能でなければならないというこ
ともまた考慮されなければならない。短い時間間隔で横
糸の周期的挿入が行われるような高速横糸で運転される
今日の織機においては、スタートおよびストップ原理を
用いているので糸の制動およびレリーズのために僅か数
ミリ秒しか存在せず、したがって相互にばね作用を及ぼ
しているプレートは十分迅速に反応せずしたがって糸の
送りに乱れをもたらすという問題が発生してくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、一方でとくに迅速に応答する運転方法に加えて十
分な制動力が常に存在し、他方で横糸がきわめて高速で
かつ短い時間間隔で織機内へ周期的に挿入される場合で
あっても糸の通過が妨害されないような当該タイプの装
置を簡単な構造で形成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はこのタイ
プの装置において、ブレーキの部品の1つのモータ回転
により制動力が周期的に変化されることによって達成さ
れる。この形成の結果として、当該タイプの使用価値は
かなり増大される。この装置は短い時間間隔で発生する
周期的横糸挿入を行う高速横糸で運転するときでさえも
織機の運転方法に最適に調節可能である。それにもかか
わらず、糸によって通過されるブレーキ部品の制動力は
常に十分に存在している。ブレーキ部品の1つがモータ
により回転されるので、横糸挿入の間は制動力は実際に
は0である。したがって糸は、たとえ糸上に節が存在し
たとしても乱れをもたらすことなく装置を通過すること
ができる。横糸挿入の完了後、ブレーキ部品は対応のモ
ータ駆動ブレーキ部品の回転の結果として相互に対する
ブレーキ位置に戻る。したがって糸は装置を通過すると
きに最適に保護され、該装置は最終的にとくに良好な織
物品質を提供することになる。
【0005】その他の有利な態様は、1つのブレーキ部
品が、モータにより回転駆動されかつ弾性力が加えられ
たプレートにより作用を受ける軸であり、該軸がその周
縁の一部分に切欠断面部からなる窓を有することにあ
る。横糸挿入の間、モータ駆動軸は、糸が断面切欠窓を
通過するような位置をとる。横糸挿入を完了後、軸は、
断面切欠窓が糸の通路の外側に来るような位置に戻る。
このとき糸は弾性負荷プレートにより軸の周辺に圧着さ
れる。
【0006】次に、窓の軸方向両側に弾性プレートの支
持面として円形断面の環状カラーが設けられていること
が有利であることがわかった。したがってプレートは、
窓がプレートの反対側にあるときでさえも力を変えるこ
となく軸に当接することができる。これは、糸が妨害さ
れずに両方のブレーキ部品の間を通過可能な位置であ
る。
【0007】他の有利な点は、自由に突出する軸の軸受
側端部セクション(永久磁石)が固定配置された電磁回
転駆動装置のロータとして形成されていることにある。
この装置は織機の運転方法に適応可能であることが好ま
しい。このようにして糸は横糸を挿入するちょうどその
瞬間に軸の窓を通路可能であることが保証される。回転
駆動装置と織機の制御装置との電気結線により、電磁駆
動される軸は常に適切な瞬間にその目的とする位置をと
ることが可能になる。
【0008】1つの態様は、窓が、周縁長の約90°に
わたり伸長する断面内の切欠部であって周縁面への線状
移行部を備えた凸形状底部を有する該切欠部により形成
されていることを特徴とする。他の実施態様において
は、窓がより小さな直径の円形セクションの偏心配置に
より形成されている。
【0009】プレートが軸に当接して形成される制動力
は、プレートが、プレートと軸との間の弾性力を調節す
るためにその摩擦はめ合い軸受内で回転可能な自立マン
ドレルから突出しているので、容易に調節可能である。
貯蔵ドラムまたは糸送り装置の糸口が早く回転すればす
るほど、ばね力したがって糸に作用する制動力は小さく
なる。他方で、貯蔵ドラムまたは糸口がゆっくり回転す
るかまたは停止したとき制動力は大きくなる。
【0010】代替態様においては、その間を糸が走行し
かつ圧縮ばねにより作用を受けるカップディスクが共通
の軸上に配置され、前記圧縮ばねがモータ駆動ブレーキ
部品に作用し、該ブレーキ部品が該ばねの圧縮力を変え
ている。圧縮ばねには、糸送り装置またはその後方に配
置された織機の運転方法の関数として、ブレーキ部品に
より周期的に負荷が与えられたり負荷が除去されたりす
る。したがって通過する糸に危険なピーク応力がかかる
ことがなく、糸は最適に保護され、その結果として織物
の品質に好ましい結果が得られる。このことは、糸の処
理量が大きくなればなるほどブレーキ部品は圧縮ばねか
ら離れるのでその結果としてカップディスク間の制動力
は小さくなることを意味する。
【0011】1つの適切な構造形態は、軸が、その上で
回転可能なブレーキ部品を形成するナットを備えた外ね
じを有し、該ナットの外縁歯がモータ駆動ピニオンとか
み合うことを特徴とする。ピニオンを駆動する回転駆動
装置はこの場合回転方向が逆転可能なので、これにより
軸の外ねじ上を走行するナットの後方および前方移動が
可能となる。この前方および後方移動の結果として、カ
ップディスクに作用するばね力は糸送り装置または織機
の運転方法に応じて周期的に変化される。ナットの後方
および前方運動にもかかわらずナットがピニオンとかみ
合いを維持するように、ピニオンの長さがナットの長さ
より大きくなっている。
【0012】制動力の前設定は、ピニオンを備えた回転
駆動装置がキャリッジ上に配置され、該キャリッジはカ
ップディスクに対して移動可能でありかつ調節可能であ
るので、簡単に行うことができる。
【0013】最後に1つの有利な実施態様においてはま
た、ブレーキ部品が電動モータとして形成された回転駆
動装置の偏心ディスクとして形成されている。したがっ
て偏心ディスクを備えたモータ軸は常に一方向に回転可
能である。回転速度はこの場合、織機の運転方法に適応
され、一方横糸の挿入と回転速度との間の同期を維持し
ている。
【0014】
【実施例】本発明の4つの実施態様を以下に図により説
明する。第1の実施態様による装置は概して符号1で示
されかつU形状支持フレーム2を有する。1つの上方伸
長Uアーム3内に糸5用の入口開口4が存在する。この
入口開口4と芯が一致してフレーム2の他のUアーム6
上に糸引出し口7が設けられている。糸送り装置(図示
なし)は該装置の後方に配置されていることが好まし
い。装置1を通過後、糸は織機8に到達する。
【0015】U形状支持フレーム2のウェブ9は、入口
開口4が設けられたUアーム3の付近に自立マンドレル
10を受け入れている。前記マンドレルの上方を向く自
由端はUアーム3の僅か上方に伸長している。マンドレ
ル10の下端部は、Uウェブ9上に固定された軸受11
内に摩擦はめ合いをなして係合されている。前記軸受内
を通過するマンドレル10の下端部には回転ノブ12が
設けられており、該回転ノブ12によりマンドレル10
は軸受摩擦に打ち勝つ間回転可能である。ウェブ9の上
方で、ばね材料からなるプレート14の一端14′がね
じ13によりマンドレル10に結合されている。代替態
様として、プレート14の端部14′を保持するために
アーム10に縦方向にスリットを設けてもよい。プレー
トの他端部14″はモータ駆動軸15に当接しており、
該モータ駆動軸15はUアーム6に近接してマンドレル
10に平行に伸長している。軸15の方向に押え付けら
れているプレート14とおよび軸15とは2つのブレー
キ部品B、B′を構成し、これら2つのブレーキ部品
B、B′の間を糸5が走行する。マンドレル10および
軸15の両方は、それらが糸5の通路内で邪魔をするこ
となくかつ入口開口4および糸引出し口7を通過する糸
の中心通路を形成するように配置されている。
【0016】軸15と線状当接をなす他端側に存在する
端部14″は、糸の通路方向とは反対方向に曲げられて
いる。軸15の自由端とマンドレル10の自由端との両
方はプレート14の上部長手方向縁14′′′の上方に
伸長している。プレートの反対側長手方向縁1
4′′′′はU形状支持フレーム2のウェブ9のすぐ上
方まで伸長している。軸15はウェブ9を貫通し、その
下端部においてロータを示す円形断面の永久磁石16を
保持し、一方該ロータは電磁石17に回転可能に付属さ
れている。その巻線は符号18を有している。このよう
に軸15のために電磁回転駆動装置EMが形成され、該
電磁回転駆動装置EMにより軸15を約90°ないし1
80°の範囲内で回転させることが可能である。
【0017】図に示す実施態様によれば、軸15はいず
れの場合も180°だけ回転する。モータにより回転駆
動される軸15にはその周辺部分に断面切欠窓19が設
けられている。窓19の軸方向両側において、軸15は
円形断面の環状カラー20、21を形成し、該環状カラ
ー20、21はばねプレート14のための当接面として
働く。図1ないし図5によれば、窓19は軸15の断面
内の切欠部により形成され、該切欠部は円周の約90°
の範囲に伸長し、軸15の周縁面への線状移行部23を
備えた凸形状底部22を有している。
【0018】織機8には図7でブロック線図で示した制
御装置24が設けられており、該制御装置24により横
糸の挿入が制御される。一方制御装置24は電気結線2
5を介して電磁回転駆動装置EMに接続されており、該
電磁回転駆動装置EMは図示の実施態様においては軸1
5の周期回転駆動を可能にする。
【0019】ばねプレート14が軸15と当接する力
は、マンドレル10の摩擦はめ合い装着に打ち勝って回
転ノブ12を回すことにより変化させることが可能であ
る。この場合摩擦はめ合いはプレート14によってはゆ
るむことがない。前設定により異なる糸入口角度に適応
させることが可能である。好ましくはばねプレート14
の方向にまたはそれから離す方向に軸それ自身を移動さ
せることもまた可能であろう。
【0020】装置の運転方法は次のとおりである:図1
ないし図3には糸クランプ位置が示されている。軸15
は、窓19が糸通過位置に対して約180°シフトされ
た位置をとっている。端部14″はばね荷重を受けて軸
15に当接し、これにより実際的に線状接触を形成し、
この結果糸5の通過にブレーキがかけられる。織機8の
制御装置24を介して横糸を挿入する命令が与えられる
と、結線25を介して同時に電磁回転駆動装置EMに、
軸15を180°回転して図4および図5に示す位置に
もたらす信号が加えられる。この結果として、窓19は
プレート14の端部14″の反対側に至り、このとき端
部14″は軸の環状カラー20、21と当接している。
このようにして糸5の自由な通過が可能となる。横糸を
通すとき、横糸は制動力を受けることなく装置1を通過
可能である。横糸を通したのち、制御装置24は織機8
に、電磁回転駆動装置EMを介して軸15を180°だ
け回転して図1ないし図3に示す位置にもたらす命令を
与える。この回転は、軸15の前方におけるたるみが確
実に防止されるように、回転方向が糸の通過方向と一致
するように行われることが好ましい。したがって、ブレ
ーキ部品B、B′の1つすなわち軸15を示すブレーキ
部品B′のモータによる回転から形成される制動力の周
期的変化が行われる。
【0021】図4および図5に示す糸レリーズ位置にお
いては、窓の前方の入口領域内にいわゆる導入くさびが
形成されるので、窓の凸形状底部22は糸上にたとえ節
が存在していても該糸の最適な通過を可能にする。軸1
5の周期回転駆動の代わりに電動モータによる軸15の
連続回転もまた可能であり、この場合には横糸の導入と
回転速度との間に同期がとられなければならない。
【0022】図6は窓の異なる態様19′を示す。窓1
9′はこの場合より小さい直径の円形セクション15′
の偏心配置により形成され、したがって窓19′の反対
側の円形セクション15′の壁は軸15の壁と一致して
いる。このようにして三日月形状の窓19′が形成され
る。図6はこの場合糸クランプ位置を示す。窓19′は
軸15を約180°回転することにより糸レリーズ位置
に到達する。図6のこの修正態様装置の運転方法は上記
の装置と対応している。
【0023】図8ないし図10に示す第3の実施態様に
おいては、修正態様の装置26が糸送り装置27の前方
に配置されている。糸送り装置27は、回転糸口(図示
なし)からその上に糸5が巻かれる貯蔵ドラム28を有
する。糸5は送出口29から貯蔵ドラム28を離れ、そ
こから織機(図示なし)に通過していく。糸送り装置2
7により、横糸挿入のための糸の十分な送出しが常に存
在するという結果が得られる。これは、送り装置の運転
方法が織機のそれに適応されることを意味する。これは
また装置26についても当てはまる。
【0024】詳細には、装置26は支持アングル30を
有する。その垂直方向を向くアングルアーム31は軸3
3を水平アングルアーム32に平行に支持する。この軸
には外ねじが設けられかつ該軸はナット34、35によ
りアングルアーム31上に保持されている。ディスク3
6がアングルの内側に存在するナット35に当接してい
る。ディスク36は軸33上に配置されたスリーブ37
とクランプナット38とによりその位置に保持されてい
る。さらに、ディスク36に可撓性材料からなるリング
39が当接している。リング39用の材料としてフェル
トが選択されている。ここで、糸5がその間を通過する
2つのディスクはスリーブ37上に配置されている。こ
れらのディスクはカップディスク40および41であ
る。カップディスク40、41は、カップエッジ4
0′、41′が相互に反対方向に伸長して糸5を導入す
るためのくさびを形成するようにスリーブ37上に配置
されている。
【0025】相互に対向するカップディスク40、41
の底部は平らである。スリーブ37および軸33を包囲
する圧縮ばね42の一端はカップディスク41の底部に
当接し、一方前記ばねの他端は回転可能なブレーキ部品
Cを形成するナット44と当接しかつその間にディスク
43をはさんでいる。前記ナットは軸33の外ねじ上を
移動可能に配置されている。さらにナット44には、モ
ータ駆動ピニオン46とかみ合う外縁歯45が設けられ
ている。図9からとくに、ピニオン46の長さがナット
44の長さより大きいことがわかる。ピニオン46は、
逆回転が可能な電動モータとして形成されている回転駆
動装置47によって回転される。
【0026】回転駆動装置47はピニオン46と共にキ
ャリッジ48により受け入れられている。キャリッジ4
8の底部にねじピン49が固定されており、該ねじピン
49は水平アングルアーム32内のスロット50を貫通
している。ねじピン49の部分にクランプナット51が
ねじ込まれており、該ねじピン49はキャリッジの対応
位置を固定するために前記アームの上方に突出してい
る。
【0027】垂直アングルアーム31に対面しているキ
ャリッジ48の端部はベンド52を形成している。この
ベンドはねじピン53を支持し、該ねじピン53は水平
アングルアーム32に平行に伸長しかつ調節ナット54
を有し、該調節ナット54は垂直アングルアーム31の
外縁に当接している。クランプナット51をゆるめたの
ちに、キャリッジ48を調節ナット54により移動する
ことによって圧縮ばね42のばね力を前調節することが
できる。
【0028】この装置の運転方法は次のとおりである:
糸5は2つのカップディスク40、41の間の領域内で
装置26を貫通通過する。もし回転駆動装置47と糸送
り装置27との間の継手(図示なし)が貯蔵ドラムまた
は糸口がより速く回転しつつあることを示したならば、
ピニオン46は回転駆動装置47によって回転方向に駆
動され、これによりナット44はカップディスク40、
41と反対方向に移動し、この結果カップディスク4
0、41に作用するばね力は減少するに至る。糸送り装
置27の貯蔵ドラム28が再び満タンになると、電動モ
ータ47の回転方向が切り替えられる。この結果とし
て、ナット44はカップディスク40、41の方向に移
動し、これにより圧縮ばね42に圧縮力を与えかつ糸5
に作用する制動力を増加する。
【0029】上記の過程は周期的シーケンスで行われま
た糸送り装置27の運転方法および織機の運転方法に適
応される。代替態様として軸33を回転駆動装置47に
より直接駆動することも可能であり、この場合にはナッ
ト44のための回転止めを設けなければならないであろ
う。この場合には、伝達要素としてピニオン46はなく
すことができる。
【0030】図11および図2に示す第4の実施態様は
上記の第3の実施態様にかなり対応している。同一構成
部品には同じ符号をつけている。圧縮ばね55に作用す
るブレーキ部品C′としてはこの場合偏心ディスク56
が使用され、該偏心ディスク56は回転駆動装置58の
駆動軸57上に回転不能に固定されている。回転駆動装
置は一方向に回転する駆動軸57を備えた電動モータで
ある。駆動軸57の中心軸は軸33の中心軸と交差して
いる。スリーブ37上を移動可能な環状ディスク59を
間にはさんで、偏心ディスク56が圧縮ばね55に作用
する。圧縮ばね55は円錐ばねであり、該円錐ばねの径
の大きいほうの巻き部分がカップディスク41に当接し
ている。駆動軸57したがって偏心ディスク56を回転
すると、圧縮ばね55はカップディスク40、41に作
用する制動力の変化とともに圧縮されたりゆるめられた
りする。詳細には、圧縮ばね55を偏心ディスク56の
屋根形渦部66′に当接すると、圧縮ばね55はゆるめ
られる。偏心ディスク56をさらに回転すると圧縮ばね
55の圧縮が増加され、これにより糸5に作用する制動
力を増大する。したがって制動力の周期的変化もまた存
在する。さらに回転駆動装置58の回転速度は、ブレー
キおよびレリーズが常に糸がちょうど通過しようとする
ときに行われるように糸送り装置27の運転方法に適応
される。
【0031】上記の明細書、図面および特許請求の範囲
に開示された本発明の特徴は、個々におよび任意の組合
せにおいて重要であってもしいずれかが不足しても本発
明の効果を減少させるものである。開示されたすべての
特徴は本発明に対し基本的なものである。したがって対
応する/添付の優先書類(事前出願のコピー)の開示の
すべての内容もまた本出願の開示内に含まれるものであ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明の構成の結果、当該タイプの使用
価値はかなり増大される。すなわち、本発明の実施によ
って短い時間間隔で発生する周期的横糸挿入を行う高速
横糸で運転するときでさえも織機の運転方法に最適に調
節が可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の斜視図である。
【図2】糸クランプ位置にある軸の縦断面図である。
【図3】同様に軸クランプ位置を示す装置の横断面図で
ある。
【図4】糸レリーズ位置にある図2の対応図である。
【図5】糸がレリーズ位置にある該装置の横断面図であ
る。
【図6】第2の実施態様において糸クランプ位置にある
ところの該修正態様装置の横断面図である。
【図7】回転駆動装置と織機の制御装置との電気結線を
示すブロック回路図である。
【図8】糸送り装置の前方に配置された装置の第3の実
施態様を示す概略図である。
【図9】図8の装置の縦断面図である。
【図10】図8の装置の平面図である。
【図11】第4の変更態様による装置の縦断面図であ
る。
【図12】図11の装置の平面図である。
【符号の説明】
1、26 差動制動装置 5 糸 8 織機 10 マンドレル 14 プレート 15、33 軸 15′ 円形セクション 19、19′ 窓 20、21 環状カラー 22 凸形状底部 23 線状移行部 24 制御装置 25 電気結線 40、41 カップディスク 42、55 圧縮ばね 44 ナット 45 外縁歯 46 ピニオン 47、58 回転駆動装置 48 キャリッジ 56 偏心ディスク B、B′、C、C′ ブレーキ部品 EM 電磁回転駆動装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 とくに織機(8)内への糸の挿入に使用
    される走行中の糸、ワイヤなどの差動制動装置であっ
    て、相互間にばね作用を与えるように配置された複数の
    ブレーキ部品(B、B′)を有し、該ブレーキ部品
    (B、B′)の間を糸(5)が走行するところの該差動
    制動装置において:ブレーキ部品(B、B′、C、
    C′)の1つのモータ回転により制動力が周期的に変化
    されることを特徴とする走行中の糸、ワイヤなどの差動
    制動装置。
  2. 【請求項2】 1つのブレーキ部品(B′)が、モータ
    により回転駆動されかつ弾性力が加えられたプレート
    (14)により作用を受ける軸(15)であり、該軸が
    その周縁の一部分に切欠断面部からなる窓(19、1
    9′)を有することを特徴とするとくに請求項1の装
    置。
  3. 【請求項3】 窓(19、19′)の軸方向両側に弾性
    プレート(14)の支持面として円形断面の環状カラー
    (20、21)が設けられていることを特徴とするとく
    に前出請求項の1つ以上の装置。
  4. 【請求項4】 自由に突出する軸(15)の軸受側端部
    セクション(永久磁石16)が固定配置された電磁回転
    駆動装置(EM)のロータとして形成されていることを
    特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  5. 【請求項5】 回転駆動装置(EM)と織機(8)の制
    御装置(24)との電気結線(25)を特徴とするとく
    に前出請求項の1つ以上の装置。
  6. 【請求項6】 軸(15)の周期回転駆動装置(EM)
    を特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  7. 【請求項7】 窓(19)が、周縁長の約90°にわた
    り伸長する断面内の切欠部であって周縁面への線状移行
    部(23)を備えた凸形状底部(22)を有する該切欠
    部により形成されていることを特徴とするとくに前出請
    求項の1つ以上の装置。
  8. 【請求項8】 窓(19′)がより小さな直径の円形セ
    クション(15′)の偏心配置により形成されているこ
    とを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  9. 【請求項9】 プレート(14′)が、プレート(1
    4)と軸(15)との間の弾性力を調節するためにその
    摩擦はめ合い軸受内で回転可能な自立マンドレル(1
    0)から突出していることを特徴とするとくに前出請求
    項の1つ以上の装置。
  10. 【請求項10】 共通の軸(33)上に配置されかつ圧
    縮ばね(42、55)により作用を受けるカップディス
    ク(40、41)であって、該カップディスク(40、
    41)の間を糸(5)が走行し、モータにより駆動され
    かつその圧縮力を変化させるブレーキ部品(C、C′)
    が前記圧縮ばね(42、55)に作用するところの該カ
    ップディスク(40、41)を特徴とするとくに前出請
    求項の1つ以上の装置。
  11. 【請求項11】 軸(33)が、その上で回転可能なブ
    レーキ部品(C)を形成するナット(44)を備えた外
    ねじを有し、該ナットの外縁歯(45)がモータ駆動ピ
    ニオン(46)とかみ合うことを特徴とするとくに前出
    請求項の1つ以上の装置。
  12. 【請求項12】 ピニオン(46)の長さがナット(4
    4)の長さより大きいことを特徴とするとくに前出請求
    項の1つ以上の装置。
  13. 【請求項13】 ピニオン(46)を備えた回転駆動装
    置(47)がキャリッジ(48)上に配置されており、
    該キャリッジ(48)は弾性制動力の前調節のためにカ
    ップディスク(40、41)に対して移動可能でありか
    つ調節可能であることを特徴とするとくに前出請求項の
    1つ以上の装置。
  14. 【請求項14】 ブレーキ部品(C′)が電動モータと
    して形成された回転駆動装置(58)の偏心ディスク
    (56)として形成されていることを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の装置。
JP4207308A 1991-07-22 1992-07-10 走行中の糸、ワイヤなどの差動制動装置 Pending JPH05331742A (ja)

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