JPH05330574A - 換気扇用梱包装置 - Google Patents
換気扇用梱包装置Info
- Publication number
- JPH05330574A JPH05330574A JP4155990A JP15599092A JPH05330574A JP H05330574 A JPH05330574 A JP H05330574A JP 4155990 A JP4155990 A JP 4155990A JP 15599092 A JP15599092 A JP 15599092A JP H05330574 A JPH05330574 A JP H05330574A
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- JP
- Japan
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- frame
- pad
- ventilation fan
- box body
- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、梱包に用いるパッドを容易に廃
棄処理できるとともに、強度が弱い換気扇のフレームの
変形が生じ難くなるようにした換気扇用梱包装置を提供
することを目的とする。 【構成】 筒状のフレーム7を備える換気扇1を収納す
る箱体2と、フレーム7の複数箇所に局所的に外接する
とともに、箱体2の内面に内接する板状のダンボール製
パッド4を備える。
棄処理できるとともに、強度が弱い換気扇のフレームの
変形が生じ難くなるようにした換気扇用梱包装置を提供
することを目的とする。 【構成】 筒状のフレーム7を備える換気扇1を収納す
る箱体2と、フレーム7の複数箇所に局所的に外接する
とともに、箱体2の内面に内接する板状のダンボール製
パッド4を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、換気扇用梱包装置に係
り、特に梱包に用いるパッドを容易に廃棄処理できると
ともに、強度が弱い換気扇のフレームの変形が生じ難く
なるようにした換気扇用梱包装置に関する。
り、特に梱包に用いるパッドを容易に廃棄処理できると
ともに、強度が弱い換気扇のフレームの変形が生じ難く
なるようにした換気扇用梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】換気扇として、ファンとこれを駆動する
モータの周囲を覆う角筒形のフレームを備え、このフレ
ームにモータフレームを介してモータを支持させ、ファ
ンはモータの出力軸に直結させたものがある。この種の
換気扇のフレームは通常薄い鉄板で構成されており、フ
レームの各平面部が面に直角方向に作用する外力によっ
て変形し易いという問題がある。すなわち、輸送中に振
動を受けると、モータの慣性力がフレームに作用してフ
レームが変形することがある。
モータの周囲を覆う角筒形のフレームを備え、このフレ
ームにモータフレームを介してモータを支持させ、ファ
ンはモータの出力軸に直結させたものがある。この種の
換気扇のフレームは通常薄い鉄板で構成されており、フ
レームの各平面部が面に直角方向に作用する外力によっ
て変形し易いという問題がある。すなわち、輸送中に振
動を受けると、モータの慣性力がフレームに作用してフ
レームが変形することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフレームの
変形を防止するためには、梱包を換気扇を収容する箱体
と、例えば発泡スチロール等の発泡樹脂等で形成された
成形パッドとを備えるように構成することが考えられ
る。
変形を防止するためには、梱包を換気扇を収容する箱体
と、例えば発泡スチロール等の発泡樹脂等で形成された
成形パッドとを備えるように構成することが考えられ
る。
【0004】発泡樹脂は適度の保形力と緩衝能力を有す
るので、輸送中の振動から強度が弱いフレームを保護す
るのに適している。しかしながら、使用後の廃棄処理が
困難である発泡樹脂を使用することは地球規模の環境問
題が論議されている今日では好ましくない。
るので、輸送中の振動から強度が弱いフレームを保護す
るのに適している。しかしながら、使用後の廃棄処理が
困難である発泡樹脂を使用することは地球規模の環境問
題が論議されている今日では好ましくない。
【0005】本発明の目的とするところは、梱包に用い
るパッドを容易に廃棄処理できるとともに、強度が弱い
換気扇のフレームの変形が生じ難くなるようにした換気
扇用梱包装置を提供することにある。
るパッドを容易に廃棄処理できるとともに、強度が弱い
換気扇のフレームの変形が生じ難くなるようにした換気
扇用梱包装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の換気扇用
梱包装置は、筒状のフレームを備える換気扇を収納する
箱体と、フレームの複数箇所に局所的に外接するととも
に、箱体の内面に内接する板状のダンボール製パッドを
備えることを特徴とする。
梱包装置は、筒状のフレームを備える換気扇を収納する
箱体と、フレームの複数箇所に局所的に外接するととも
に、箱体の内面に内接する板状のダンボール製パッドを
備えることを特徴とする。
【0007】また、本発明の第2の換気用梱包は、筒状
のフレームを備える換気扇を収納する箱体と、該箱体内
でフレームの外周面の複数箇所に局部的に外接するとと
もに、箱体の内面に内接し、フレームの軸心方向に適当
な間隔をおいて並行に配置される2枚の板状のダンボー
ル製パッドとを備え、一方のパッドをフレームのモータ
フレーム位置に位置させるとともに、フレームの外周面
の互いに対向する位置に線接触状に外接させ、他方のパ
ッドからフレームの外周面に沿ってフレームの軸心方向
に折り曲げられたフラップを設け、上記一方のパッドの
内周縁にこのフラップが挿通される切欠を形成したこと
を特徴とする。
のフレームを備える換気扇を収納する箱体と、該箱体内
でフレームの外周面の複数箇所に局部的に外接するとと
もに、箱体の内面に内接し、フレームの軸心方向に適当
な間隔をおいて並行に配置される2枚の板状のダンボー
ル製パッドとを備え、一方のパッドをフレームのモータ
フレーム位置に位置させるとともに、フレームの外周面
の互いに対向する位置に線接触状に外接させ、他方のパ
ッドからフレームの外周面に沿ってフレームの軸心方向
に折り曲げられたフラップを設け、上記一方のパッドの
内周縁にこのフラップが挿通される切欠を形成したこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の第1の換気扇用梱包装置においては、
フレームの複数箇所が局所的にパッドに受け止められる
ので、外部からフレームに与えられる衝撃の反力によっ
て容易にパッドが変形し、フレームに与える衝撃を緩衝
する。
フレームの複数箇所が局所的にパッドに受け止められる
ので、外部からフレームに与えられる衝撃の反力によっ
て容易にパッドが変形し、フレームに与える衝撃を緩衝
する。
【0009】また、本発明の第2の換気扇用梱包装置に
おいては、一方のパッドがモーターフレーム位置でフレ
ームの外周面の互いに対向する位置に線接触状に外接す
るとともに箱体の内面に内接するので、このパッドによ
ってフレーム、モータフレーム及びモータが箱内で移動
することが防止されるとともに、モータの慣性力がパッ
ドを介して箱体に分担されるのでフレームの一部分にモ
ータの慣性力が集中してさようすることが防止される。
おいては、一方のパッドがモーターフレーム位置でフレ
ームの外周面の互いに対向する位置に線接触状に外接す
るとともに箱体の内面に内接するので、このパッドによ
ってフレーム、モータフレーム及びモータが箱内で移動
することが防止されるとともに、モータの慣性力がパッ
ドを介して箱体に分担されるのでフレームの一部分にモ
ータの慣性力が集中してさようすることが防止される。
【0010】更に、本発明の第2の換気扇用梱包装置に
おいては、他方のパッドからフラップがフレームの外周
面に沿ってフレームの軸心方向に折り曲げられ、一方の
パッドの切欠に挿通されるので、フレームをフラップを
介して両パッドによって一体的に箱体内の一定の位置に
確実に保持できるとともに、フラップがフレームに衝突
する他物からフレームを保護することになる。
おいては、他方のパッドからフラップがフレームの外周
面に沿ってフレームの軸心方向に折り曲げられ、一方の
パッドの切欠に挿通されるので、フレームをフラップを
介して両パッドによって一体的に箱体内の一定の位置に
確実に保持できるとともに、フラップがフレームに衝突
する他物からフレームを保護することになる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例に係る換気扇用梱包装置を
図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであ
る。
図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであ
る。
【0012】図1の分解斜視図に示すように、この梱包
は、換気扇1を収納する箱体2と、これの内部に挿入さ
れる3つのダンボール板製のパッド3〜5を備える。
は、換気扇1を収納する箱体2と、これの内部に挿入さ
れる3つのダンボール板製のパッド3〜5を備える。
【0013】図3の縦断側面図あるいは図4の横断平面
図に示すように、上記換気扇1は、前面板6とこれの後
面に連結された四角筒状のフレーム7とを備え、フレー
ム7の軸心方向のほぼ中央部内にモータフレーム8を介
してモータ9が支持され、このモータ9の出力軸に図示
しないファンが固定される。
図に示すように、上記換気扇1は、前面板6とこれの後
面に連結された四角筒状のフレーム7とを備え、フレー
ム7の軸心方向のほぼ中央部内にモータフレーム8を介
してモータ9が支持され、このモータ9の出力軸に図示
しないファンが固定される。
【0014】図2の平面図に示すように、上記パッド3
〜5のうちの第1のパッド3は、前方からの衝撃に対し
て換気扇1を保護するため、縦チャンネル形に折り曲げ
られて、前面板6と箱体2の前面との間に挿入され、第
2のパッド4と第3のパッド5とはフレーム7の軸心方
向に適当な間隔をおいて並行に配置される。
〜5のうちの第1のパッド3は、前方からの衝撃に対し
て換気扇1を保護するため、縦チャンネル形に折り曲げ
られて、前面板6と箱体2の前面との間に挿入され、第
2のパッド4と第3のパッド5とはフレーム7の軸心方
向に適当な間隔をおいて並行に配置される。
【0015】図1ないし図4、図5の背面図及び図7の
展開図に示すように、第2のパッド4の中央部にはフレ
ーム7よりも大きい四角形の開口部10が形成され、こ
の開口部10の各コーナー部に隅肉11〜14を設け
て、フレーム7の各コーナー部に局所的に外接するよう
にしている。
展開図に示すように、第2のパッド4の中央部にはフレ
ーム7よりも大きい四角形の開口部10が形成され、こ
の開口部10の各コーナー部に隅肉11〜14を設け
て、フレーム7の各コーナー部に局所的に外接するよう
にしている。
【0016】また、第2のパッド4の開口部10の各周
縁部からはそれぞれ対をなすフラップ15〜18がフレ
ーム7の各平面に沿って連出され、左右に対をなすフラ
ップ15・16はフレーム7の軸心方向の長さよりも若
干長く形成され、上下に対をなすフラップ17・18は
それらの約半分の長さに形成される。
縁部からはそれぞれ対をなすフラップ15〜18がフレ
ーム7の各平面に沿って連出され、左右に対をなすフラ
ップ15・16はフレーム7の軸心方向の長さよりも若
干長く形成され、上下に対をなすフラップ17・18は
それらの約半分の長さに形成される。
【0017】更に、第2のパッド4の外形は、換気扇1
の前面板6よりも大きく形成されるとともに、各コーナ
ー部が斜めに面取りされた箱体2に内接する略四辺形に
形成される。
の前面板6よりも大きく形成されるとともに、各コーナ
ー部が斜めに面取りされた箱体2に内接する略四辺形に
形成される。
【0018】図1ないし図4、図6の背面図及び図8の
展開図に示すように、第3のパッド5は、フレーム7と
同じ大きさでほぼ同じ形状の開口部19を備え、この開
口部19の各コーナー部20〜23はコ字形ないし不等
辺台形状に切欠いてフレーム7の各コーナー部に局所的
に外接するようにしている。
展開図に示すように、第3のパッド5は、フレーム7と
同じ大きさでほぼ同じ形状の開口部19を備え、この開
口部19の各コーナー部20〜23はコ字形ないし不等
辺台形状に切欠いてフレーム7の各コーナー部に局所的
に外接するようにしている。
【0019】また、この開口部19の左右両側部には、
第2のパッド4の左右に対をなすフラップ15・16が
挿通される切欠24・25が形成されるとともに、各切
欠24・25の底辺から第2のパッド4の左右に対をな
すフラップ15・16の外側に重ねられるフラップ26
・27が連出される。
第2のパッド4の左右に対をなすフラップ15・16が
挿通される切欠24・25が形成されるとともに、各切
欠24・25の底辺から第2のパッド4の左右に対をな
すフラップ15・16の外側に重ねられるフラップ26
・27が連出される。
【0020】このフラップ26・27の長さは第2のパ
ッド4の左右に対をなすフラップ15・16の長さから
第2のパッド4の上下に対をなすフラップ15・16の
長さと、第3のパッド5の厚さとを差し引いた長さにし
ている。
ッド4の左右に対をなすフラップ15・16の長さから
第2のパッド4の上下に対をなすフラップ15・16の
長さと、第3のパッド5の厚さとを差し引いた長さにし
ている。
【0021】更に、第3のパッド5の外形は、第2のパ
ッド4の外形と同様に、換気扇1の前面板6よりも大き
く形成されるとともに、各コーナー部が斜めに面取りさ
れた箱体2に内接する略四辺形に形成される。
ッド4の外形と同様に、換気扇1の前面板6よりも大き
く形成されるとともに、各コーナー部が斜めに面取りさ
れた箱体2に内接する略四辺形に形成される。
【0022】次に、これら箱体2及び3つのパッド3〜
5を用いる換気扇1の梱包方法を図面に基づいて説明す
る。
5を用いる換気扇1の梱包方法を図面に基づいて説明す
る。
【0023】まず、図7に示すように展開された第2の
パッド4をフレーム7の後端から差し込んで各フラップ
15〜18を後方に折り曲げるとともに、フレーム7の
各コーナー部を隅肉11〜14に局所的に内接させ、換
気扇1の前面板6の背面に接するまで押し込む。
パッド4をフレーム7の後端から差し込んで各フラップ
15〜18を後方に折り曲げるとともに、フレーム7の
各コーナー部を隅肉11〜14に局所的に内接させ、換
気扇1の前面板6の背面に接するまで押し込む。
【0024】もっとも、予め各フラップ15〜18を同
じ方向に折り曲げてからパッド4をフレーム7の後端か
ら差し込み、換気扇1の前面板6の背面に接するまで押
し込んでもよい。
じ方向に折り曲げてからパッド4をフレーム7の後端か
ら差し込み、換気扇1の前面板6の背面に接するまで押
し込んでもよい。
【0025】第2のパッド4を換気扇1の前面板6の背
面に接するまで押し込んだ後、図8に示すように展開さ
れた第2のパッド5を両切欠24・25に第2のパッド
4の左右のフラップ17・18が挿入されるようにして
フレーム7の後方から、図3に示すように、第2のパッ
ド4の上下のフラップ15・16に受け止められるまで
差し込む。これにより、図4に示すように、第2のパッ
ド4の左右のフラップ17・18と第3のパッド5の両
フラップ26・27が内外に重なり合って一体感が得ら
れる。
面に接するまで押し込んだ後、図8に示すように展開さ
れた第2のパッド5を両切欠24・25に第2のパッド
4の左右のフラップ17・18が挿入されるようにして
フレーム7の後方から、図3に示すように、第2のパッ
ド4の上下のフラップ15・16に受け止められるまで
差し込む。これにより、図4に示すように、第2のパッ
ド4の左右のフラップ17・18と第3のパッド5の両
フラップ26・27が内外に重なり合って一体感が得ら
れる。
【0026】この後、第1のパッド3を換気扇1の前面
に当てがい、換気扇1及び3つのパッド3〜5を同時に
箱体2内に挿入し、あるいは、換気扇1、第2及び第3
のパッド4・5を先に箱体2に挿入した後、箱体2内の
換気扇1の前側に第1のパッド3を挿入し、若しくは、
箱体2内に第1のパッド3を挿入した後、第1のパッド
3の後側に換気扇1、第2及び第3のパッド4・5を挿
入し、最後に、箱体2を閉じる。
に当てがい、換気扇1及び3つのパッド3〜5を同時に
箱体2内に挿入し、あるいは、換気扇1、第2及び第3
のパッド4・5を先に箱体2に挿入した後、箱体2内の
換気扇1の前側に第1のパッド3を挿入し、若しくは、
箱体2内に第1のパッド3を挿入した後、第1のパッド
3の後側に換気扇1、第2及び第3のパッド4・5を挿
入し、最後に、箱体2を閉じる。
【0027】この梱包によれば、換気扇1に前後方向か
ら加えられる衝撃は第1のパッド3と第2のパッド4の
左右のフラップ17・18と、第3のパッド5の両フラ
ップ26・27によって緩衝される。
ら加えられる衝撃は第1のパッド3と第2のパッド4の
左右のフラップ17・18と、第3のパッド5の両フラ
ップ26・27によって緩衝される。
【0028】換気扇1の左右方向あるいは上下方向から
加えられる衝撃は第2のパッド4と第3のパッド5とに
よって緩衝されるが、フレーム7は第2のパッド4に、
フレーム7の基端部(前端部)の4つのコーナー部が隅
肉11〜14に局所的に内接されることにより支持され
ているので、フレーム7に与えられる衝撃の反力によっ
て容易にパッド4が変形してフレーム7に与える衝撃を
緩衝し、フレーム7に大きな衝撃が加わらなくなるとと
もに、パッド4に接触していないフレーム7の平面部に
は衝撃力が作用せず、強度が弱いフレーム7の平面部が
変形することを確実に防止できる。
加えられる衝撃は第2のパッド4と第3のパッド5とに
よって緩衝されるが、フレーム7は第2のパッド4に、
フレーム7の基端部(前端部)の4つのコーナー部が隅
肉11〜14に局所的に内接されることにより支持され
ているので、フレーム7に与えられる衝撃の反力によっ
て容易にパッド4が変形してフレーム7に与える衝撃を
緩衝し、フレーム7に大きな衝撃が加わらなくなるとと
もに、パッド4に接触していないフレーム7の平面部に
は衝撃力が作用せず、強度が弱いフレーム7の平面部が
変形することを確実に防止できる。
【0029】また、フレーム7の各平面部の外側にはフ
ラップ15〜18と、箱体2があるので、第2のパッド
4と第3のパッド5との間で他物がフレーム7の各平面
部に直接に衝突してフレーム7が変形することをほぼ完
全に防止できる。
ラップ15〜18と、箱体2があるので、第2のパッド
4と第3のパッド5との間で他物がフレーム7の各平面
部に直接に衝突してフレーム7が変形することをほぼ完
全に防止できる。
【0030】更に、フレーム7のモータフレーム位置に
は、第3のパッド5が配置され、このパッド5によって
フレーム7と箱体2との間の間隙が埋められるので、モ
ータフレーム8を介してフレーム7に作用するモータ9
の慣性力がパッド5を介して箱体2に分担されることに
なり、フレーム7の一部分にモータ9の慣性力が集中し
て作用することが防止され、モータ9の慣性力によって
フレーム7が変形することを防止できる。
は、第3のパッド5が配置され、このパッド5によって
フレーム7と箱体2との間の間隙が埋められるので、モ
ータフレーム8を介してフレーム7に作用するモータ9
の慣性力がパッド5を介して箱体2に分担されることに
なり、フレーム7の一部分にモータ9の慣性力が集中し
て作用することが防止され、モータ9の慣性力によって
フレーム7が変形することを防止できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の換気扇用
梱包装置によれば、ダンボール製のパッドを用いるの
で、焼却等によって容易にパッドを廃棄処理することが
でき、環境悪化を防止できる。
梱包装置によれば、ダンボール製のパッドを用いるの
で、焼却等によって容易にパッドを廃棄処理することが
でき、環境悪化を防止できる。
【0032】また、本発明の第1の換気扇用梱包装置に
よれば、フレームがパッドに複数箇所で局所的に内接す
るように内嵌させて、パッドが容易に変形してフレーム
に加えられる衝撃を緩衝するようにしているので、フレ
ームに大きな衝撃力が作用するおそれがなくなり、強度
の弱いフレームを変形させることなく所定の位置に保持
することができる。
よれば、フレームがパッドに複数箇所で局所的に内接す
るように内嵌させて、パッドが容易に変形してフレーム
に加えられる衝撃を緩衝するようにしているので、フレ
ームに大きな衝撃力が作用するおそれがなくなり、強度
の弱いフレームを変形させることなく所定の位置に保持
することができる。
【0033】更に、本発明の第1の換気扇用梱包装置に
よれば、パッドをフレームに外嵌させてフレームととも
に箱体に挿入し、箱体を閉じればよいので、梱包作業を
簡単にできる。
よれば、パッドをフレームに外嵌させてフレームととも
に箱体に挿入し、箱体を閉じればよいので、梱包作業を
簡単にできる。
【0034】また、本発明の第2に換気扇用梱包装置に
よれば、フレームのモーターフレーム位置でフレームと
箱体との間隙がパッドによって埋められるので、最も力
学的に厳しい箇所でフレームを確実に章程の位置に保持
できるとともに、モーターフレームを介してフレームに
作用するモータの慣性力をパッド介して箱体に分担させ
て、モータの慣性力がフレームの一部分に集中して作用
することを防止でき、モータの慣性力によっでフレーム
が変形することを防止できる。
よれば、フレームのモーターフレーム位置でフレームと
箱体との間隙がパッドによって埋められるので、最も力
学的に厳しい箇所でフレームを確実に章程の位置に保持
できるとともに、モーターフレームを介してフレームに
作用するモータの慣性力をパッド介して箱体に分担させ
て、モータの慣性力がフレームの一部分に集中して作用
することを防止でき、モータの慣性力によっでフレーム
が変形することを防止できる。
【0035】更に、本発明の第2の換気扇用梱包装置に
よれば、他方のパッドからフラップがフレームの外周面
に沿ってフレームの軸心方向に折り曲げられ、一方のパ
ッドの切欠に挿通されるので、フレームをフラップを介
して両パッドによって一体的に箱体内の一定の位置に確
実に保持できるとともに、フラップによってフレームに
衝突する他物からフレームを保護できる。
よれば、他方のパッドからフラップがフレームの外周面
に沿ってフレームの軸心方向に折り曲げられ、一方のパ
ッドの切欠に挿通されるので、フレームをフラップを介
して両パッドによって一体的に箱体内の一定の位置に確
実に保持できるとともに、フラップによってフレームに
衝突する他物からフレームを保護できる。
【0036】加えて、2つのパッドをフレームに外嵌さ
せてフレームとともに箱体に挿入し、箱体を閉じればよ
いので、梱包作業を簡単にできる。
せてフレームとともに箱体に挿入し、箱体を閉じればよ
いので、梱包作業を簡単にできる。
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】本発明の縦断側面図である。
【図4】本発明の横断平面図である。
【図5】本発明の第2のパッドの背面図である。
【図6】本発明の第3のパッドの背面図である。
【図7】本発明の第2のパッドの展開図である。
【図8】本発明の第3のパッドの展開図である。
1 換気扇 2 箱体 4 パッド 5 パッド 7 フレーム 8 モーターフレーム 17 フラップ 18 フラップ 24 切欠 25 切欠
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状のフレームを備える換気扇を収納す
る箱体と、フレームの複数箇所に局所的に外接するとと
もに、箱体の内面に内接する板状のダンボール製パッド
を備えることを特徴とする換気扇用梱包装置。 - 【請求項2】 筒状のフレームを備える換気扇を収納す
る箱体と、該箱体内でフレームの外周面の複数箇所に局
部的に外接するとともに、箱体の内面に内接し、フレー
ムの軸心方向に適当な間隔をおいて並行に配置される2
枚の板状のダンボール製パッドとを備え、一方のパッド
をフレームのモータフレーム位置に位置させるととも
に、フレームの外周面の互いに対向する位置に線接触状
に外接させ、他方のパッドからフレームの外周面に沿っ
てフレームの軸心方向に折り曲げられたフラップを設
け、上記一方のパッドの内周縁にこのフラップが挿通さ
れる切欠を形成したことを特徴とする換気扇用梱包装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155990A JPH05330574A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 換気扇用梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155990A JPH05330574A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 換気扇用梱包装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330574A true JPH05330574A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15617943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155990A Pending JPH05330574A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 換気扇用梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05330574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000255638A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 包装装置 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4155990A patent/JPH05330574A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000255638A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 包装装置 |
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