JPH0533046B2 - - Google Patents

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JPH0533046B2
JPH0533046B2 JP60076238A JP7623885A JPH0533046B2 JP H0533046 B2 JPH0533046 B2 JP H0533046B2 JP 60076238 A JP60076238 A JP 60076238A JP 7623885 A JP7623885 A JP 7623885A JP H0533046 B2 JPH0533046 B2 JP H0533046B2
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JP
Japan
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hot water
pump
cleaning
storage tank
cleaning liquid
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Munehiro Nogi
Takashi Tanaka
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洗浄液を噴射する洗浄運転とすすぎ湯
を噴射するすすぎ運転とを順に行つて食器類を洗
浄する食器洗浄機に係り、特に初期給湯の迅速化
をはからせる構造に関する。
(従来の技術) 洗浄運転とすすぎ運転とを行つて洗浄する食器
洗浄機において、洗浄液とすすぎ湯とが混合した
のではすすぎが清潔かつ確実に成されなく非衛生
的であるところから、洗浄液を貯溜する洗浄液タ
ンクとすすぎ湯を貯溜する貯湯タンクとを別々に
備えた2タンク方式のものが多く用いられてい
る。
この種の食器洗浄機で実開昭59−40071号公報
及び実開昭58−152262号公報によつて公知のもの
があるが、これは第3図に示す如き構造であつ
て、貯湯タンク7′の入口に接続した給湯管に、
絞り41と電磁弁42とを直列に有する貯溜供給
管と、電磁弁43を有するすすぎ時供給管とを並
列に介設して、初期給湯の際には貯溜供給管を通
じて洗浄液タンク3′に所定量の湯を貯溜させる
ようにしている。
一方、米国特許第3465762号明細書によつて公
知とされているものは第4図に理解し易く概念的
に示してなる構造であつて貯湯タンク7″に湯を
送りながら閉鎖弁44を開かせて洗浄液タンク
3″に湯を落下させて供給するようになつている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来機種において、まず前者のものは、
貯湯タンク7′に連なる給湯ラインの先端に流通
抵抗が大きい栓構造(高位置に配設したすすぎ用
ノズル46がこれに該当する)が必要であつて給
湯圧によつては給湯に時間が長くかゝり、さらに
洗浄用ノズル45とすすぎ用ノズル46との2種
のノズルを設けなければならなくて複雑な構造と
なる。
また、給湯源である給水圧に給湯性能及びすす
ぎ性能が左右されることから変動し易くて好まし
くないのと、一定給水圧を確保しようとするその
ための複雑な装置が不可欠であつてコスト高にな
る欠点があつた。
一方、後者のものはノズルが洗浄液用とすすぎ
用とに兼用し得る利点はあるが、前述と同じよう
に給湯ラインに流通抵抗の大きい弁があるのと、
落下方式で液を供給することから給湯に長い時間
がかゝつて温度低下を招いたり、時間ロスが嵩む
欠点があつた。
しかもこの例は、洗浄後のすすぎを行う場合
に、洗浄液タンク3″を一旦空にしなければなら
なくて、そのための時間ロスがあつて、綜合的に
洗浄運転時間が長くなる不都合があつた。
このように何れの方式も初期給湯の場合に問題
点があるのに対処して本発明は成されたものであ
つて、給湯タンクに貯溜されている湯を洗浄時の
液循環を行わせるポンプによつて強制的に洗浄液
タンクに供給可能な構造となして2タンク方式の
利点を活かすと共に初期給湯の迅速化を果させよ
うとする点に目的が存する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、洗浄・すすぎ用ノズル4を有する食
器収納部2と、溢水口6を有する洗浄液タンク3
とを上下に配置し、すすぎ湯を貯溜するための貯
湯タンク7とポンプ5とをその周囲の近傍個所に
配置して、それ等をケーシング1内に収納せし
め、前記ポンプ5の吸込口を前記洗浄液タンク3
と前記貯湯タンク7とに対し、切換弁機構10を
備えた吸込側ラインにより交互に切換え連通可能
に接続すると共に、ポンプ5の吐出口を吐出側ラ
インにより前記洗浄・すすぎ用ノズル4に接続せ
しめた食器洗浄機であつて洗浄運転に先立つて操
作する運転スイツチ32の投入にもとづいて、前
記貯湯タンク7内に既にわかせた所定量の湯を貯
溜せしめる貯湯工程と、前記ポンプ5を駆動し、
かつ、前記切換弁機構10をポンプ5の吸込口と
貯湯タンク7とが連通する側に作動せしめ、前記
洗浄すすぎ用ノズル4を通じて洗浄液タンク3へ
湯を供給する給湯工程とを順番に行わせて、洗浄
液タンク3に前記溢水口6のレベルまでの湯を貯
溜する状態とする給湯運転回路Aを設けてなる食
器洗浄機の構成を特徴とする。
(作用) 本発明は本運転に先立つて運転スイツチ32を
投入操作すると、第1図及び第2図によつて明ら
かであるが、まず貯湯工程が開始する。
すなわち、洗浄液タンク3内の液位が空状態で
あることが例えば水位検知器24が検知すると共
に、貯湯タンク7内の液位が空状態であることを
例えば別の水位検知器13が検知して例えば初期
給湯時給湯用電磁弁リレー18が付勢し、例えば
給湯用電磁弁14を励磁させ開弁させるので給湯
管12から熱湯が送られて貯湯タンク7に補給さ
れる。
その際、切換弁機構弁10は貯湯タンク7出口
側を閉じてポンプ5と洗浄液タンク3とを連通す
る側に作動しており、一方、ポンプ5は停止して
いるので、貯湯タンク7内の液位が上昇してきて
所定液位に達すると、これを前記水位検知器13
が検知して出力接点を切り換えることにより、前
記電磁弁リレー18が消勢し給湯用電磁弁14を
消磁閉弁させる。
かくして貯湯工程の1サイクルが終了し、次い
で給湯工程が切り換つて開始する。
すなわち、前記電磁弁リレー8の消勢と同時に
例えば初期給湯時ポンプリレー26が付勢しポン
プ5を駆動せしめると共に、切換弁機構10を励
磁して貯湯タンク7とポンプ5の吸込口とを連通
させる。
そして貯湯タンク7内が空に近い状態となつた
直後の所定時間経過により前記リレー26が消勢
しポンプ5を停止させると共に切換弁機構10を
消磁せしめる。
このようにポンプ5が駆動している間では貯湯
タンク7内の湯が前記ポンプ5により洗浄液タン
ク3に短時間に送られることとなり、給湯工程の
1サイクルが終了する。
洗浄液タンク3に比して貯湯タンク7の容積が
小さい場合は、貯湯工程と給湯工程とを交互に2
回以上切り換つて連続させればよく、洗浄液タン
ク3内の液位が溢水口6のレベルに達した状態に
なるとポンプ5は停止し、かつ給湯用電磁弁14
も閉じたまゝとなり、一連の給湯運転は終了す
る。
従つて、ポンプ5による強制給湯で短時間中に
洗浄液タンク3への初期給湯が行われて、高温の
湯を洗浄液タンク3に満液する。
(実施例) 以下、本発明の1実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
第1図において、1は洗浄機本体のケーシング
であつて、その内部には、食器収納部2と洗浄液
タンク3とを上下に配置すると共に、貯湯タンク
7を食器収納部2の側方に配置して収納してい
る。
食器収納部2は、食器を収容する金網状のラツ
ク15を横置き固定し、もしくはその中心縦軸ま
わりの回転可能に収容し得る空間部を有すると共
に、その上方及び下方に前記ラツク15に向けて
液噴射し得る洗浄・すすぎ用ノズル(以下ノズル
と略称する)4を横設せしめている。
なお、ラツクを回転させる方式の場合は、横方
向に噴射してラツクを噴水圧により回転させるノ
ズルを追加して設ける。
一方、洗浄液タンク3は、前記ラツク15に向
け噴射した液を全量受容し得るように、上部が開
口する平深皿状をなして食器収納部2の直下に横
設させていて、溢水口6を所定レベルに有するオ
ーバーフロ管が設けられており、所定量の洗浄液
を貯溜してそれ以上は溢水口6から排出させるよ
う形成されている。
次に前記貯湯タンク7は密閉構造の容器に形成
し又は側壁を高くしたり、あるいはしやへい板を
食器収納部2との間に介在させなどして、食器収
納部2内の洗浄液が浸入することのないような位
置となる側方例えば洗浄液タンク3よりも高所に
配設している。
なお、貯湯タンク7を高所に設けることによ
り、洗浄液タンク3からの逆流による液どうしの
混合は防止される。
しかして、洗浄液タンク3と貯湯タンク7とは
下部に出口を開口していて、洗浄液タンク3の出
口には切換弁機構10例えば三方電磁弁の一方の
流入側ポートを直結し、貯湯タンク7の出口に
は、前記三方電磁弁10の他方の流入側ポートに
連結した配管9の端部を接続している。
5は洗浄液、すすぎ液を食器収納部2に送給す
るためのポンプであつて、洗浄液タンク3の下方
部に配設し、その吐出口を吐出側ラインとなる配
管によつて前記ノズル4,4の入口部に接続せし
める一方、吸込口を配管8を介して三方電磁弁1
0の流出側ポートに連絡させている。
なお、第1図中、31は洗浄液タンク3内の湯
温を所定温度まで加熱するための保温用ヒータ、
12は手元端を貯湯タンク7内に臨ませた給湯
管、14は給湯管12中に介設した給湯用電磁
弁、13は給湯タンク7内の液位を検知して所定
液位で高所信号Hを、それ以下の液位で低位信号
Lを夫々発する第1水位検知器、24は洗浄液タ
ンク3内の液位を検知して前記溢水口6よりも
稍々下位レベルの所定液位で高位信号Hを、それ
以下の液位で低位信号Lを夫々発する第2水位検
知器、30は洗浄液タンク3内の湯温を検知する
温調サーモである。
上述の構造になる洗浄機の運転を掌る制御回路
を第2図に示しているが、第2図において5Mは
前記ポンプ5用モータで、すすぎ用リレー23、
初期給湯時ポンプリレー26のいずれか一方が付
勢することにより低速で駆動し、洗浄ポンプ用リ
レー20が付勢することにより高速で駆動する。
10Sは前記三方電磁弁10のソレノイドで、
前記リレー23,26のいずれか一方が付勢する
ことにより励磁して、貯湯タンク7とポンプ5吸
込側を連通する一方、洗浄側のポートを閉塞する
ように弁作動させる。
なお、三方電磁弁10はソレノイド10Sの消
磁によつてバネ力で逆方向に切換作動するよう形
成されている。
11は初期給湯ポンプタイマであつて、貯湯工
程の1サイクルに相当する時間を規定するための
ものであるが、貯湯タンク7内に第1水位検知器
13で設定した所定量に貯溜した湯をポンプ5に
よつて洗浄液タンク3に全量供給するに要する時
間よりも僅かに長い所定時間、例えば8秒間に設
定している。
上記タイマ11は初期給湯時ポンプリレー26
が付勢すると同時に計時開始して、所定時間(8
秒)経過すると前記リレー26を消勢させると共
に、自身はリセツトされる。
14sは給湯用電磁弁14のソレノイドであつ
て、励磁により開弁するよう形成されており、初
期給湯時給湯用電磁弁リレー18、給湯用電磁弁
リレー21のいずれか一方が付勢することによつ
て励磁する。
16は洗浄用タイマであつて洗浄運転の1サイ
クルに相当する時間を規定するためのものである
が、食器類の汚染度に応じて3分、4分あるいは
6分の3種の時間を設定し得るようになつてい
る。
上記タイマ16は洗浄液タンク3に貯溜する液
が第2水位検知器24で設定した所定液位以上で
あり、かつ、洗浄運転スイツチ25が押圧操作さ
れることによつて計時開始し、設定時間経過した
時点で切換接点16Cを切換作動せしめる一方、
運転解除リレー22が付勢した時点でリセツトさ
れる。
17はすすぎ用タイマであつてすすぎ工程の1
サイクルに相当する時間、すなわち、前記初期給
湯ポンプタイマ11と同じ時間(8秒)に設定し
ている。
上記タイマ17は前記洗浄用タイマ16がカウ
ントアツプしたことによつて計時開始し、設定時
間(8秒)経過した時点で切換接点17Cを切換
作動せしめる一方、運転解除リレー22が付勢し
た時点でリセツトされる。
前記初期給湯時給湯用電磁弁リレー18は洗浄
液タンク3内の液位が所定液位よりも低く、かつ
貯湯タンク7内の液位が所定液位よりも低くて、
さらに、洗浄運転又はすすぎ運転が成されておら
なく、かつ、初期給湯時ポンプリレー26が消勢
していることによつて付勢し、この付勢状態は、
前記リレー26が消勢し、かつ、洗浄液タンク3
内の液位が所定液位以上であること、貯湯タンク
7内の液位が所定液位以上であること、初期給湯
時ポンプリレー26が付勢していることのいずれ
かの状態によつて消勢される。
次に前記初期給湯時ポンプリレー26は、洗浄
液タンク3内の液位が所定液位よりも低く、かつ
洗浄運転もしくはすすぎ運転が成されていない場
合に、貯湯タンク7内の液位が上昇して所定液位
以上になつたときに付勢するようになつており、
この付勢状態は前記タイマ11が計時を行つてい
る間保持されて、その計時完了によつて消勢され
る。
19は運転自己保持リレーであつて、洗浄液タ
ンク3内の液が満量となつて所定液位以上にな
り、洗浄運転スイツチ25が押圧操作されること
により付勢し、この付勢は、洗浄液タンク3内の
液が減つてくることがあつても保持されて、停止
スイツチ31の操作もしくは運転解除リレー22
の付勢によつて消勢される。
20は洗浄用リレーであつて、運転自己保持リ
レー19の付勢に同期して付勢し、この付勢状態
は洗浄用タイマ16のカウントアツプにより消勢
する。
21は給湯用電磁弁リレーであつて、運転自己
保持リレー19が付勢し、かつ貯湯タンク7内の
湯が満量でなくて所定液位よりも低いレベルであ
るときに付勢して、この付勢は洗浄用タイマ16
がカウントアツプしたとき、または貯湯タンク7
内の湯が満量となつたときに消勢に切り換る。
前記運転解除リレー22は洗浄用タイマ16及
びすすぎ用タイマ17が共にカウントアツプした
ことによつて付勢し、運転自己保持リレー19の
消勢により消勢する。
23はすすぎ用リレーであり、すすぎ用タイマ
17が計時開始と同時に付勢し、そのカウントア
ツプによつて消勢する。
前記保温用ヒータ31は保温用ヒータリレー2
8が付勢している間通電されるが、この保温用ヒ
ータリレー28は洗浄液タンク3内の湯温が低く
て、運転自己保持リレー19の付勢と同時に、ま
たは洗浄液タンク3内の液が所定液位に達した時
点で付勢し、前記リレー19が消勢するかまたは
前記湯温が高くなることによつて消勢する。
なお第2図中、27は洗浄運転表示ランプ、2
9は運転スイツチ32の押圧で付勢し、停止スイ
ツチ31の引き出しで消勢する電源保持リレーで
ある。
以上、各機器についての作動態様を列記したと
ころから明らかであるが、上記制御回路にもとづ
く運転制御を概要説明する。
(イ) 初期給湯、 運転スイツチ32を押圧すると電源保持リレ
ー29が付勢する。
洗浄液タンク3及び貯湯タンク7が共に空で
あるので、第1・2水位検知器13,24が共
に低位信号(L側の閉成)を発しており、従つ
て前記初期給湯時給湯電磁弁リレー18が付勢
し、給湯用電磁弁14はソレノイド14sの励
磁によつて開弁する結果、貯湯タンク7に高温
湯が供給される。
そして例えば約1分経過すると、貯湯タンク
7には所定量の高温湯が貯溜されて第1水位検
知器13は高位信号(H側の閉成)を発する。
従つて、前記リレー18は消勢し、同時に前
記初期給湯時ポンプリレー26が付勢し、かつ
初期給湯ポンプタイマ11が計時開始する。
前記リレー18の消勢に伴つて給湯用電磁弁
14は閉弁し、貯湯タンク7への給湯は停止す
る。
一方、前記リレー26の付勢によつてポンプ
5は低速側で駆動し、三方電磁弁10はソレノ
イド10sが励磁して貯湯タンク7とポンプ5
の吸込口とを連絡せしめる。
その結果、貯湯タンク7内の所定量の高温湯
はポンプ5によつて前記ノズル4に送られるの
で、該ノズル4から噴出した高温湯は下方の洗
浄液タンク3に落下し貯溜される。
貯湯タンク7内の湯が減量してきても前記リ
レー18は接点26bの開放により消勢された
まゝであり、そして8秒経過して貯湯タンク7
内が空になつた頃に前記タイマ11がカウント
アツプして前記リレー26を消勢させるので、
前記リレー18が再び付勢して、貯湯タンク7
への給湯を再開する。
以上述べた貯湯タンク7への貯湯と、ポンプ
5による洗浄液タンク3への給湯とを交互に繰
り返して、数回例えば2〜3回続けた時点で洗
浄液タンク3内の液位が所定量に増加して、第
2水位検知器24が高位信号(H側の閉成)を
発すると、前記タイマ11が計時中でポンプ5
が駆動している間は、第2水位検知器24の接
点L側が開放しても前記リレー26の接点26
a4が閉成しているので、当然ポンプ5は駆動
したまゝである。
その結果、洗浄液タンク3ではさらに液位が
上昇するが、溢水口6から余剰の湯が排出され
るので最終液位は溢水口6のレベルとなり、一
方、貯湯タンク7は空となつた状態で前記タイ
マ11がカウントアツプするのでポンプ5は運
転を停止する。
なお、洗浄液タンク3が満液となると、湯温
の程度に応じて保温ヒータリレー28が自動発
停する。
以上の貯湯工程と給湯工程とが行われる結
果、洗浄液タンク3は溢水口6レベルまで高温
湯が満たされ、一方、貯湯タンク7内は空状態
となるのであつて、この制御を行う給湯運転回
路Aは第2図において2点鎖線枠で囲んだ部分
が該当するものである。
(ロ) 洗浄、すすぎ運転、 () 洗浄運転 初期給湯が終ると、次いで洗浄運転スイツ
チ25を押圧操作する。
運転自己保持リレー19、洗浄用リレー20
が付勢し、洗浄用タイマ16が計時開始する。
同時に貯湯タンク7内が空であるので給湯用
電磁弁リレー21が付勢する。
その結果、ポンプ5は高速で駆動し、給湯用
電磁弁14は開弁し、また、保温ヒータ31に
も通電される。その際、三方電磁弁10は非励
磁でポンプ5の吸込口と洗浄液タンク3とを連
通させている。
かくして洗浄液タンク3内の高温湯を前記ノ
ズル4から噴出してラツク15内に収納中の食
器に吹き掛け汚れを洗い落して洗浄液タンク3
に落下させる循環経路を辿る洗浄運転が成され
同時に貯湯タンク7への給湯も開始される。
1分程経過して洗浄工程中に貯湯タンク7は
満液量となり給湯は停止する。
その後、洗浄用タイマ16が設定する時間例
えば4分経過した時点で該切換接点16Cが切
り換わるので、洗浄用リレー20が消勢し、給
湯用電磁弁リレー21は消勢に拘束され、一
方、すすぎ用タイマ17が計時開始すると共
に、すすぎ用リレー23が付勢する。
前記リレー23が付勢することによつて三方
電磁弁が励磁し、ポンプ5と貯湯タンク7とを
接続せしめる一方、前記リレー23の付勢と前
記リレー20の消勢によつてポンプモータ5M
が高速から低速に切り換るのでポンプ5は洗浄
のときよりも能力が減じて駆動を続ける。
かくして、貯湯タンク7内に貯溜している所
定量の高温湯は初期給湯の場合と同様、ノズル
4から食器収納部2内に送給されて洗浄工程終
了によつて洗浄された食器に高温湯(すすぎ
湯)を噴きかけすすぎ運転が成される。
このすすぎ運転は、貯湯タンク7内の高温湯
がほゞ全量送り出される相当する時間(約8
秒)を設定時限とする前記タイマ17がカウン
トアツプされるまで続けられ、該カウントマツ
プによりすすぎ用リレー23が消磁すると共
に、運転解除リレー22が付勢する。
かくして三方電磁弁10は洗浄運転時の状態
(貯湯タンク7の出口を塞ぐ状態)に切り換る
と同時に、運転自己保持リレー19が消磁し
て、給湯運転回路Aを除く他の部分の回路、す
なわち洗浄・すすぎの運転を掌る各タイマ1
6,17及び各リレー19〜23,28に係る
回路は電源から切り離されて、一連の洗浄・す
すぎ運転が終了する。
一方、洗浄液タンク3内も溢水口6レベルま
で湯が貯溜されているので、給湯運転回路Aも
電源から切り離されており、従つて貯湯タンク
7内は空のまゝで高温湯の補給に備えて待機し
ている。
この状態で洗浄液タンク3内の湯を排出する
かもしくは洗浄運転スイツチ25の押圧操作に
よる洗浄運転開始によつて貯湯タンク7内への
給湯が成される。
(発明の効果) 本発明は切換弁機構を設けて1台のポンプ5で
洗浄とすすぎの運転を行なわせる方式であつて、
洗浄のためのノズル付配管は単系統でよいので構
造簡単であり、かつ装置コストの低減がはかれ、
さらにポンプを1台しか搭載していない従来の第
3図に示す如き「タンク方式」の場合のすすぎが
機械への給水圧により左右される不都合な点を解
消できる。
また、洗浄液を収容するタンクとすすぎ湯を収
容するタンクとを別体としたことによつて従来の
「新鮮水供給方式」(洗浄液タンク内の汚れた液を
排出した後新鮮湯を送つて同じポンプですすぎ運
転する形態)のようにすすぎ湯に洗浄液が混じる
問題は解決されると共に、消費水量の節減効果は
頗る大であり、洗浄とすすぎの運転切換えに際し
てロス時間が無いので効率のよい運転が可能であ
る。
さらに初期給湯をポンプ5による強制供給によ
つて高い圧力で送るようにしているので、自重落
下方式や水圧利用方式に比して短時間に給湯が可
能であつて、機械の洗浄稼働率を高めて能率の良
い運転が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の例の略示機構図、第2図は同
じく電気制御回路図、第3図及び第4図は従来の
洗浄機の各例の略示機構図である。 1……ケーシング、2……食器収納部、3……
洗浄液タンク、4……洗浄・すすぎ用ノズル、5
……ポンプ、6……溢水口、7……貯湯タンク、
10……切換弁機構、32……運転スイツチ、A
……給湯運転回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洗浄・すすぎ用ノズル4を有する食器収納部
    2と、溢水口6を有する洗浄液タンク3とを上下
    に配置し、すすぎ湯を貯溜するための貯湯タンク
    7とポンプ5とをその周囲の近傍個所に配置し
    て、それ等全体をケーシング1内に収納せしめ、
    前記ポンプ5の吸込口を前記洗浄液タンク3と前
    記貯湯タンク7とに対し、切換弁機構10を備え
    た吸込側ラインにより交互に切換え連通可能に接
    続すると共に、ポンプ5の吐出口を吐出側ライン
    により前記洗浄・すすぎ用ノズル4に接続せしめ
    た食器洗浄機であつて、洗浄運転に先立つて操作
    する運転スイツチ32の投入にもとづいて、前記
    貯湯タンク7内に既に沸かせた所定量の湯を供給
    し貯溜せしめる貯湯工程と、前記ポンプ5を駆動
    し、かつ、前記切換弁機構10をポンプ5の吸込
    口と貯湯タンク7とが連通する側に作動せしめ前
    記洗浄・すすぎ用ノズル4を通じて洗浄液タンク
    へ湯を供給する給湯工程とを順番に行わせて、洗
    浄液タンク3に前記溢水口6のレベルまでの湯を
    貯溜する状態とする給湯運転回路Aを設けたこと
    を特徴とする食器洗浄機。
JP7623885A 1985-04-09 1985-04-09 食器洗浄機 Granted JPS61232828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7623885A JPS61232828A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 食器洗浄機

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