JPH05330428A - 混雑表示システム - Google Patents

混雑表示システム

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JPH05330428A
JPH05330428A JP14155692A JP14155692A JPH05330428A JP H05330428 A JPH05330428 A JP H05330428A JP 14155692 A JP14155692 A JP 14155692A JP 14155692 A JP14155692 A JP 14155692A JP H05330428 A JPH05330428 A JP H05330428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
window
train
congestion
receiving
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14155692A
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English (en)
Inventor
Yasuo Sagi
保雄 鷺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05330428A publication Critical patent/JPH05330428A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は混雑表示システムに関し、電車の混
雑の度合いをリアルタイムに知り、混雑の緩和を図るこ
とのできることを目的とする。 【構成】 送信部27は、走行する電車の側方から電車
の窓に向けて波長の短かい電磁波を送信する。受信部2
0は、上記窓から電車内に入射され、窓ガラス及び乗客
により減衰されて対向する窓から外部に出射される電磁
波を受信する。演算部25は、上記受信部での電磁波の
受信レベルから上記電車内での電磁波の減衰が大なるほ
ど値が大きくなる混雑率を算出する。表示部16は、電
車の各窓位置の混雑率を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は混雑表示システムに関
し、電車の混雑状況を表示する混雑表示システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】大都市における通勤通学時には電車が大
混雑する。従来、電車の混雑の度合いをリアルタイムに
計測することは行なわれていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来はラッシュアワー
がどの時間帯であるかは経験的に分っている程度であ
る。フレックスタイムを採用する企業が増加しており、
時差通勤をどの時間帯を選択したら良いかは経験的に知
るしかなかった。
【0004】また、電車は乗車位置によっても混在の度
合いが異なり、どの乗車位置が混雑の度合いが低いかを
従来は知ることができず、特定の乗車位置に混雑が集中
している。
【0005】例えば電車の各車両に重量センサを搭載し
て乗車重量から混雑の度合いを計測することが考えられ
るが、この場合は全車両に重量センサを搭載するため改
造を行なわねばならず、また各車両の複数の乗車口夫々
の混雑の度合いを知ることができないという問題があ
る。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
電車の混雑の度合いをリアルタイムに知り、混雑の緩和
を図ることができる混雑表示システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の混雑表示システ
ムは、走行する電車の側方から電車の窓に向けて波長の
短かい電磁波を送信する送信部と、上記窓から電車内に
入射され窓ガラス及び乗客により減衰されて対向する窓
から外部に出射される電磁波を受信する受信部と、上記
受信部での電磁波の受信レベルから上記電車内での電磁
波の減衰が大なるほど値が大きくなる混雑率を算出する
演算部と、電車の各窓位置の混雑率を表示する表示部と
を有する。
【0008】
【作用】本発明においては窓から電車を通過した電磁波
の受信レベルにより電車の各窓位置の混雑率を算出し表
示するため、電車を改造することなく電車の混雑の度合
いをリアルタイムに知ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明システムの構成図を示す。同図
中、駅ホーム10の近傍には電車の線路13を挟んでミ
リ波送受信機11及び12が設置されている。駅ホーム
10を出た電車14が送受信機11,12間を通過する
際に電車14の混雑の度合いを測定して送受信機12で
混雑表示情報を得て、次に電車14が停車する駅ホーム
15に設置した表示装置16に上記混雑表示情報を表示
する。
【0010】図2はミリ波送受信機11,12のブロッ
ク図を示す。同図中、送受信機11は送受信部(T/
R)20と、A/D変換部21とメモリ22とより構成
され、送受信機12は制御演算部25と、メモリ26
と、送受信部27と、A/D変換部28とより構成され
ている。
【0011】電車14が駅ホーム10を発車と共に、送
受信機12の制御演算部25の制御により送受信部27
で発生したミリ波をアンテナ28より送受信機11のア
ンテナ23に向けて送信する。上記アンテナ23,28
は電車14の窓がある高さ位置に設けられている。ミリ
波は電車14の車体の金属部分では殆ど完全反射され、
窓ガラス部分では一部が反射により損失するが、大部分
は透過し、また窓位置に乗客が存在すれば乗客によって
損失する。
【0012】送受信機11ではアンテナ23で受信した
ミリ波を送受信部20に供給し、その受信レベルをA/
D変換部21でディジタル化してメモリ22に順次格納
する。
【0013】送受信機11,12間を電車が通過した
後、制御演算部25の出力する送信コマンドを送受信部
27で変調して送受信機11に送信する。送受信機11
はこの送信コマンドを送受信部20で受信及び復調する
と、メモリ22より受信レベル情報を順次読出し送受信
部20で変調して送受信機12に送信する。送受信機1
2は受信した受信レベル情報を送受信部27で復調し、
制御演算部25よりメモリ26に格納する。
【0014】メモリ26には電車14の各車両の窓の位
置(図3(A)の斜線部)を表わす情報として図3
(A)に示す如き電車の長さ寸法が予め格納されてい
る。
【0015】ここでミリ波は車体の金属部分で完全反射
され窓ガラス部分では一部が反射されるため図3(A)
の窓位置に対応して図3(B)に示す如き受信レベル情
報が得られる。
【0016】制御演算部25は上記窓の位置情報から受
信レベル情報のうちどれが窓位置の受信レベル情報かを
判別し、電車の速度を一定とするように正規化した後、
各窓位置の受信レベルを平均化して平均受信レベルが小
なる混雑の度合いが高いとする混雑率を窓毎に求める。
この後、制御演算部25は上記混雑率を表示するための
混雑表示情報を生成して端子29より表示装置16に供
給する。
【0017】表示装置16は上記の混雑表示情報により
図4に示す如く各車両の各窓位置毎の混雑率をバーグラ
フで表示する。このバーグラフと共に乗車口位置を表示
しても良い。
【0018】このように、窓から電車を通過した電磁波
の受信レベルにより電車の各窓位置の混雑率を算出し表
示するため、電車を改造することなく電車の混雑の度合
いをリアルタイムに知ることができる。これによって乗
客は混雑率の低い乗車位置で電車を待つことにより混雑
を緩和できる。
【0019】ところで、電車14の窓が開けてある場
合、窓ガラスによるミリ波の反射がないため混雑率を誤
検出するおそれがある。このため、図5に示す如く電車
14で反射されたミリ波を受信するために送受信機12
と隣接して受信機30を設置し、この受信機30で電車
14により反射されたミリ波を検出し、電車14の各窓
位置でミリ波の検出レベル窓ガラスの反射に応じた所定
のレベルであれば窓を閉じた状態、所定レベル未満であ
れば窓を開けた状態と判別し、送受信機12において開
けられている窓については混雑率を所定比率で低下させ
るように補正して上記混雑率の誤検出を防止できる。
【0020】更に、図6に示す如く、送受信機12によ
り表示装置16に供給する混雑表示情報を記憶装置31
にも全て格納する。集計装置32は記憶装置31に格納
された混雑表示情報を現在から一定時間以前までの期間
について集計し、車両毎の混雑の度合いと、全車両の混
雑の度合いの平均値を表示装置33に表示すると共にこ
の集計結果を記憶装置31に格納する。
【0021】これによって、どの時間帯にどの程度混雑
するかをリアルタイムに表示でき、更に時間毎又は曜日
毎の混雑の度合いも認識できる。
【0022】なお、送受信機11,12間を同軸ケーブ
ルで接続すれば、送受信機11で得た受信レベル情報を
メモリ22に格納せずに同軸ケーブルを介して送受信機
12に伝達しメモリ26に格納することができ、ミリ波
によるデータ転送時間がかからずリアルタイムに混雑表
示情報を求める演算が可能となる。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明の混雑表示システム
によれば、電車の混雑の度合いをリアルタイムに知り、
混雑の緩和を図ることができ、実用上きわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの構成図である。
【図2】送受信機のブロック図である。
【図3】本発明を説明するための図である。
【図4】本発明の混雑表示を示す図である。
【図5】本発明システムの変形例を示す図である。
【図6】本発明システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
11,12 ミリ波送受信機 16 表示装置 20,27 送受信部 21 A/D変換部 22,26 メモリ 25 制御演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する電車の側方から電車の窓に向け
    て波長の短かい電磁波を送信する送信部(27)と、 上記窓から電車内に入射され窓ガラス及び乗客により減
    衰されて対向する窓から外部に出射される電磁波を受信
    する受信部(20)と、 上記受信部での電磁波の受信レベルから上記電車内での
    電磁波の減衰が大なるほど値が大きくなる混雑率を算出
    する演算部(25)と、 電車の各窓位置の混雑率を表示する表示部(16)とを
    有することを特徴とする混雑表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の混雑表示システムにおい
    て、 上記送信部より送信され電車の窓ガラスで反射された電
    磁波を受信する反射波受信部(30)と、 上記反射された電磁波の受信レベルから判別した窓の開
    閉状態に応じて混雑率を補正する補正手段とを有するこ
    とを特徴とする混雑表示システム。
JP14155692A 1992-06-02 1992-06-02 混雑表示システム Withdrawn JPH05330428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14155692A JPH05330428A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 混雑表示システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP14155692A JPH05330428A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 混雑表示システム

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Publication Number Publication Date
JPH05330428A true JPH05330428A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15294719

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14155692A Withdrawn JPH05330428A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 混雑表示システム

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JP (1) JPH05330428A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057006A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Nomura Research Institute Ltd 車両別混雑度に基づく乗車位置誘導システム及び方法
JP2011207303A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Saxa Inc 車両混雑度判定システム
WO2018061977A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社日立国際電気 乗車率測定システム

Cited By (4)

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