JPH05330184A - シリアルプリンタの横送り装置 - Google Patents

シリアルプリンタの横送り装置

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Publication number
JPH05330184A
JPH05330184A JP14121692A JP14121692A JPH05330184A JP H05330184 A JPH05330184 A JP H05330184A JP 14121692 A JP14121692 A JP 14121692A JP 14121692 A JP14121692 A JP 14121692A JP H05330184 A JPH05330184 A JP H05330184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
sensor
lateral feed
microprocessor
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14121692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiteru Hagiwara
幸輝 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Tohoku Corp
Original Assignee
NEC Tohoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Tohoku Corp filed Critical NEC Tohoku Corp
Priority to JP14121692A priority Critical patent/JPH05330184A/ja
Publication of JPH05330184A publication Critical patent/JPH05330184A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリアルプリンタの横送り装置の動力の伝達の
遅れをプリンタ自身で測定し、装置間のばらつきや経年
変化から発生する印字位置のずれを防止する。 【構成】シリアルプリンタの印字ヘッド4を横方向に移
動させる横送り機構3の動力源にステッピングモータ2
を使用し、横方向移動時に印字ヘッド4の通過をマイク
ロプロセッサ1に認識させるセンサ5と、マイクロプロ
セッサ1のトリガでスタートし、印字ヘッド4がセンサ
5を通過した時にストップするタイマ6を設ける。印字
ヘッド4を横送り中に任意の位置からタイマ6をスター
トさせ、センサ5を通過するまでの時間を測定すること
により、横送り機構3の動力の伝達の遅れtdを求め、
印字ヘッド4のドライバ7の駆動タイミングにフィード
バックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルプリンタに関
し、特に印字ヘッドの横送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリアルプリンタの横送り装置
において、図4に示すように、印字前の印字ヘッドの位
置からLステップだけ離れた位置点Pから印字する場
合、印字ヘッドをLステップ移動させても、横送り機構
の伝達系の遅れにより実際の印字ヘッドの位置は点Pに
は到達していない。この伝達系の遅れにより発生した点
Pまでの遅れ時間をtd、印字ヘッドのドライバを駆動
してから印字ヘッドが動作してインクが用紙に付着する
までの時間をtpとしたとき、印字ヘッドを横送り機構
によりLステップ送った後、さらに(td−tp)経過
後に、印字ヘッドのドライバを駆動する。従来のシリア
ルプリンタの横送り装置は、横送り機構の伝達系の送れ
tdを実際の印字位置によるずれを測定して求め、この
値を不変のデータとして不揮発性のメモリに記憶させ、
印字補正タイミングとして使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシリアルプ
リンタの横送り装置では、測定した横送り機構の伝達系
の送れ時間tdは通常、特定のロットにおける平均値で
あるため、装置間のばらつきが大きい場合には対応でき
ない。横送り装置の伝達の遅れは横送り機構に加わる負
荷によって変り、横送り機構の負荷が経年変化により変
った場合にも伝達系の遅れが変り、印字位置がずれると
いった問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はマイクロプロセ
ッサによって制御するシリアルプリンタであって、印字
ヘッドを横方向移動させる横送り機構と、この横送り機
構の動力源であるステッピングモータと、横方向に前記
印字ヘッドが動作した時に前記印字ヘッドの通過を前記
マイクロプロセッサに認識させるセンサと、前記マイク
ロプロセッサのスタート信号でスタートし、前記印字ヘ
ッドが前記センサを通過した時にストップするタイマと
を有し、前記印字ヘッドの横送り制御を行なうシリアル
プリンタの横送り装置において、前記マイクロプロセッ
サが管理する前記センサの位置と実際に前記印字ヘッド
が前記センサを通過した時の時間の差を測定する手段
と、この時間の差を前記印字ヘッドの駆動開始タイミン
グにフィードバックする手段とを備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示し、(a)は
全体のブロック図、(b)は印字ヘッドドライバ駆動タ
イミングを示す図、図2は本実施例における横送り機構
の伝達の遅れを測定する動作を(a)ないし(d)に順
に示す図、図3は本実施例において速度S0で印字ヘッ
ドを横送りした場合の速度波形を示す図である。
【0007】本実施例において、マイクロプロセッサ1
はステッピングモータ2を駆動し、横送り機構3を動作
させ横送り機構3に設置している印字ヘッド4の横送り
制御を行なう。センサ5は印字ヘッド4がセンサ5の左
にある場合はオン、右にある場合はオフを示す無接点型
のセンサである。タイマ6はマイクロプロセッサ1のト
リガでスタートし、センサ5がオフからオンまたはオン
からオフになるとストップするタイマで、マイクロプロ
セッサ1はこのタイマ値を読み込める。印字ヘッド4は
ドライバ7を駆動することにより、用紙にインクを付着
させる。
【0008】次に、プリンタの電源投入直後でかつ印字
実行前に図2の(a)〜(d)の順に横送り動作を実行
する。まず始めにセンサ5から右にL0ステップの位置
点Oまで移動する(図2(a))。ここでL0は印字ヘ
ッド4を横送り機構3により速度S0[m/s]で移動
させた場合に、図3のように横送り機構3の振動が収束
するのに十分なステップ数とする。次に印字ヘッド4を
印字速度S0で左に移動させる。この時、マイクロプロ
セッサ1はセンタ5を逐一監視し、センサ5を検出した
位置からLx+nステップ印字ヘッド4を送り停止させ
る(図2(b))。ここでLxは印字速度Sx[m/
s]で印字ヘッド4を移動させた場合に横送り機構3の
振動が収束するのに十分なステップ数で、nはマージン
ステップ数である。図2(b)において印字ヘッド4が
停止した位置を点R2とした時、点R2は横送り機構3
の動力の伝達の遅れにより実際のセンサ5からLx+n
ステップ左の位置点R1よりもZステップだけ左の位置
となる。次に印字ヘッド4を印字速度Sxで2×(Lx
+n)だけ右に移動させる(図2(c))。図2(c)
の動作中でLxステップだけ横送り機構3を動作させた
時にタイマ6をスタートさせ、横送り動作停止後、タイ
マ6の内容を読み込み、この値をtfとした時、tf
は、 tf=txf+(n+Z)/Sx[s]………(1) であり、ここでtxfは印字速度Sxで印字ヘッドを右
に移動させた時の横送り機構3の動力の伝達の送れ時間
とする。同様に印字ヘッド4を左に2×(Lx+n)だ
け移動させ、印字ヘッドをLxステップ進めた所でタイ
マ6をスタートさせ、停止時にタイマ6の値を読み込む
(図2(d))。この時のタイマ6の値trは tr=txr(n−Z)/Sx[s]………(2) であり、ここでtrfは印字速度Sxで印字ヘッド4を
左に移動させた時の横送り機構3の動力の伝達の遅れで
ある。
【0009】次に図1(b)は印字前の印字ヘッド4の
位置からLステップだけ離れた位置点Pから印字速度S
xで印字ヘッド4を移動させて印字する場合のタイムチ
ャートである。印字ヘッド4が停止している状態から、
Lステップだけ印字ヘッド4を横送り機構3により送っ
た後、さらに(td−tp)経過後に印字ヘッド4のド
ライバ7の駆動を開始する。この時tpはドライバ7を
駆動してからインクが印字面に到達するまでの時間で、
印字面と印字ヘッド4との距離gによって若干異なるが
本実施例ではtp=一定として説明する。tdは横送り
機構3の動力の伝達系の遅れであり、印字速度Sxで右
に移動した時の伝達系の遅れをtxf、左に移動した時
の伝達系の遅れをtxrとした時、 td=(txf+txr)/2………(3) とする。ここで(3)の式に(1),(2)式を代入し
て td=A/2−n/Sx………(4) 但し、Aは図2(a)〜(d)の動作で求めたtf+t
rの平均値とする。ここで(4)式はセンサ5のオン→
オフ点とオフ→オン点に差がない場合の式で、センサ5
のオン→オフ点とオフ→オン点にmステップの差がある
場合、 td=A/2−(n−m)/Sx………(5) となる。
【0010】このようにして測定した横送り機構3の動
力の伝達系の遅れtdを用い、マイクロプロセッサ1を
介してドライバ7の駆動タイミングにフィードバック
し、印字ヘッド4の動きを正常にすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリアル
プリンタの横送り装置の動力の伝達の遅れを装置自身で
自動的に測定し、印字ヘッドの駆動タイミングにフィー
ドバックするようにしたので、装置間のばらつきからく
る印字位置のずれや、横送り装置の経年変化による負荷
の変動に伴なう印字位置のずれの発生をなくし、印字品
質が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は全体のブロ
ック図、(b)は印字ヘッドドライバ駆動タイミングを
示す図である。
【図2】図1の横送り機構の伝達の遅れを測定する動作
を(a)ないし(d)に順に示す図である。
【図3】速度S0で印字ヘッドを横送りした場合の速度
波形を示す図である。
【図4】一般的なシリアルプリンタの横送り装置の印字
ヘッドドライバ駆動タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 ステッピングモータ 3 横送り機構 4 印字ヘッド 5 センサ 6 タイマ 7 ドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサによって制御するシ
    リアルプリンタであって、印字ヘッドを横方向移動させ
    る横送り機構と、この横送り機構の動力源であるステッ
    ピングモータと、横方向に前記印字ヘッドが動作した時
    に前記印字ヘッドの通過を前記マイクロプロセッサに認
    識させるセンサと、前記マイクロプロセッサのスタート
    信号でスタートし、前記印字ヘッドが前記センサを通過
    した時にストップするタイマとを有し、前記印字ヘッド
    の横送り制御を行なうシリアルプリンタの横送り装置に
    おいて、前記マイクロプロセッサが管理する前記センサ
    の位置と実際に前記印字ヘッドが前記センサを通過した
    時の時間の差を測定する手段と、この時間の差を前記印
    字ヘッドの駆動開始タイミングにフィードバックする手
    段とを有することを特徴とするシリアルプリンタの横送
    り装置。
JP14121692A 1992-06-02 1992-06-02 シリアルプリンタの横送り装置 Pending JPH05330184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14121692A JPH05330184A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 シリアルプリンタの横送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14121692A JPH05330184A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 シリアルプリンタの横送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330184A true JPH05330184A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15286842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14121692A Pending JPH05330184A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 シリアルプリンタの横送り装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05330184A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212234A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 キヤノン株式会社 アクチュエータ処理装置、光学機器およびアクチュエータ処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991019