JPH106609A - プラテンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ 自動調整装置 - Google Patents

プラテンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ 自動調整装置

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JPH106609A
JPH106609A JP8165897A JP16589796A JPH106609A JP H106609 A JPH106609 A JP H106609A JP 8165897 A JP8165897 A JP 8165897A JP 16589796 A JP16589796 A JP 16589796A JP H106609 A JPH106609 A JP H106609A
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JP
Japan
Prior art keywords
platen
ink ribbon
platen gap
stepping motor
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP8165897A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yabu
哲也 藪
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NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Publication date
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Publication of JPH106609A publication Critical patent/JPH106609A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字用紙の厚さが変動したときでも、常に最
適のプラテンギャップを維持することを可能とし、従っ
て印字品質の優れたプリンタを得ることができるように
する。 【解決手段】 インクリボンの走行速度を検出し、検出
したインクリボンの走行速度に応じてプラテンギャップ
を調整するためのステッピングモータの駆動方向および
駆動時間を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ハンマを有す
る印字ヘッドによって印字を行うドットインパクトプリ
ンタの印字ヘッドとプラテンとの間の間隙を自動的に調
整するためのプラテンギャップ自動調整方法およびプラ
テンギャップ自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印字ハンマによってインクリボンを介し
て印字用紙を打撃することによって印字を行ういわゆる
ドットインパクトプリンタは、最適な印字結果を得るた
めに、印字用紙の厚さに応じて印字ハンマとプラテンと
の間の間隙(プラテンギャップ)を調整する必要がある
が、このプラテンギャップの調整を手動で行うためには
相当の熟練を要するため、従来のドットインパクトプリ
ンタは、印字用紙の厚さに応じてプラテンギャップを自
動的に調整するプラテンギャップ自動調整装置を採用し
ている例が多い。
【0003】図3は、従来のドットインパクトプリンタ
のプラテンギャップ自動調整装置の一例を示す側面図
で、特開平6−320827号公報に開示されているプ
ラテンギャップ自動調整装置を示す図である。
【0004】図3において、打撃によって印字を行う記
録ヘッド22は、キャリッジ25に搭載され、プラテン
21と平行に移動しながら印字を行う。キャリッジ25
には、ガイド軸24が設けられていて、このガイド軸2
4に偏心して取付けられている被駆動車30をステッピ
ングモータ23によって駆動することによって、記録ヘ
ッド22をプラテン21の方向に水平に(矢印A)移動
させることにより、記録ヘッド22とプラテン21との
間隙(プラテンギャップ)を調整する。
【0005】ステッピングモータ23には、ロータリエ
ンコーダ26を構成する符号板31が取付けられてお
り、この符号板31に対応してロータリエンコーダ26
を構成する符号検出手段32が設けてある。ロータリエ
ンコーダ26からの信号は、制御装置28に入力し、制
御装置28は、それによってステッピングモータ23を
駆動する。ステッピングモータ23の回転は、減速歯車
29を介してガイド軸24に偏心して取付けられている
被駆動車30に伝達され、キャリッジ25を矢印A方向
に移動させる。位置検出器27は、キャリッジ25がプ
ラテン21から最も後退した(離れた)位置の基準位置
を検出し、その検出信号を制御装置28に送出する。
【0006】このように構成された従来のプラテンギャ
ップ自動調整装置は、キャリッジ25をプラテン21の
ほぼ中央(印字用紙10の印字領域のほぼ中央)に移動
させた後、ステッピングモータ23を逆転させてキャリ
ッジ25を後退させ、位置検出器27から信号が送出さ
れた時点でステッピングモータ23を停止させる。次に
ステッピングモータ23を正転させてキャリッジ25を
前進させると、印字用紙10を介して記録ヘッド22が
プラテン21に接触し、記録ヘッド22に負荷がかか
る。このため、ステッピングモータ23の回転速度が低
下してロータリエンコーダ26からのパルス信号のタイ
ミングが遅くなり、時間差ΔTnが生ずる。制御装置2
8は、この時間差ΔTnが所定の値となたときステッピ
ングモータ23を停止させ、印字用紙10の厚さを算出
する。印字用紙10の厚さの算出が終ると、制御装置2
8は、ステッピングモータ23を逆転させて算出した印
字用紙10の厚さに対応した指定の量だけキャリッジ2
5を後退させることにより、印字用紙10の厚さに応じ
たプラテンギャップとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプラテンギャップ自動調整装置は、プラテンのほぼ中
央(印字領域のほぼ中央)の印字用紙の厚さだけでプラ
テンギャップを設定しているため、左右で厚さの異なる
印字用紙に対しては最適なプラテンギャップを設定する
ことができないという問題点を有している。
【0008】本発明の目的は、上述のような従来のプラ
テンギャップ自動調整装置の欠点を解消し、左右で厚さ
の異なるいわゆる段差のある印字用紙に対しても、常に
最適なプラテンギャップを設定することができるプラテ
ンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ自動調
整装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプラテンギャッ
プ自動調整方法は、印字ハンマとプラテンとの間に保持
したインクリボンを介して印字を行うプリンタのプラテ
ンギャップを自動的に調整するためのプラテンギャップ
自動調整方法であって、前記インクリボンの走行駆動系
において前記インクリボンの走行速度を検出し、検出し
た前記走行速度によってプラテンギャップ調整系のステ
ッピングモータの駆動方向および駆動時間を制御するこ
とを含むものである。
【0010】本発明のプラテンギャップ自動調整装置
は、印字を行うための印字ハンマを有する印字ヘッドに
対向して設けてあるプラテンと、前記プラテンと接触し
てその背後に設けてある偏心カムと、前記偏心カムの回
転運動を駆動するステッピングモータと、前記印字ヘッ
ドと前記プラテンとの間に前記プラテンに平行に配設し
たインクリボンの走行を駆動するインクリボンの走行駆
動系の駆動速度を検出するロータリエンコーダおよびセ
ンサと、前記ロータリエンコーダおよび前記センサが検
出した前記インクリボンの走行速度によって前記ステッ
ピングモータの回転方向および回転時間を制御する制御
部とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明のプラテンギャップ自動調整
装置の一実施形態を示す側面図、図2は図1の実施形態
の動作を示す波形図である。
【0013】図1において、ハンマバンク2は、印字行
と平行に配設した複数の印字ハンマを有し、左右方向に
往復運動を行いながら印字を行う。プラテン1はハンマ
バンク2に対向して設けてあり、ハンマバンク2の印字
ハンマの打撃を受け、インクリボン5のインクを印字用
紙10に転写させる。偏心カム4は、プラテン1の背後
にプラテン1と接触して設けてあり、ステッピングモー
タ3によって駆動されてプラテン1をハンマバンク2の
方向に水平に(矢印A)移動させる。インクリボン5
は、ハンマバンク2とプラテン1との間に、ハンマバン
ク2に沿って配設されており、駆動軸8によってその走
行を駆動される。ロータリエンコーダ6は、駆動軸8に
取付けられている符号板であり、センサ7は、ロータリ
エンコーダ6の回転速度を検出してその回転速度に応じ
たパルス信号を制御部9に送出する。制御部9は、ロー
タリエンコーダ6およびセンサ7が検出した駆動軸8の
回転速度、すなわちインクリボン5の走行速度に応じて
ステッピングモータ3の回転を制御することによって、
プラテンギャップの調整を行う。
【0014】次に、上述のように構成したプラテンギャ
ップ自動調整装置の動作について、図1および図2を参
照して説明する。
【0015】先ず始めに、ステッピングモータ3によっ
て偏心カム4を駆動してプラテン1を後退させ、プラテ
ン1がハンマバンク2から最も離れた位置、すなわちプ
ラテンギャップが最大となる位置にプラテン1を移動さ
せる。この状態からステッピングモータ3を正転させ、
プラテン1をハンマバンク2に接近させる。引続いてス
テッピングモータ3を正転させると、プラテン1は、印
字用紙10をインクリボン5に接触させる。これによっ
てインクリボン5の走行を駆動する駆動軸8に負荷がか
かるため、駆動軸8に取付けられているロータリエンコ
ーダ6の回転速度が低下する。ロータリエンコーダ6の
回転速度は、センサ7によって検出されて制御部9に送
られる。
【0016】図2に示すように、インクリボン5の走行
速度(インクリボン速度11)が最大のときのセンサ7
の出力信号(センサ出力信号12)のパルス間隔はt1
である。ステッピングモータ3を正転させてプラテン1
をハンマバンク2に接近させると、プラテンギャップ1
4は、p点から次第に小さくなる。プラテン1によって
印字用紙10がインクリボン5に接触すると、駆動軸8
に負荷がかかるため、駆動軸8に取付けられているロー
タリエンコーダ6の回転速度が低下してセンサ出力信号
12のパルス間隔はt2 となる。その時点からステッピ
ングモータ3を駆動させるステッピングモータ駆動パル
ス13を一定時間Tの間反転させ、プラテン1をハンマ
バンク2から遠ざけてプラテンギャップ14の設定を完
了する。これによって、印字用紙10の厚さが変動した
ときでも、常に最適のプラテンギャップ14にすること
が可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、インク
リボンの走行速度を検出し、検出したインクリボンの走
行速度に応じてプラテンギャップを調整するためのステ
ッピングモータの駆動方向および駆動時間を制御するこ
とにより、印字用紙の厚さが変動したときでも、常に最
適のプラテンギャップを維持することが可能となるとい
う効果があり、従って印字品質の優れたプリンタを得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラテンギャップ自動調整装置の一実
施形態を示す側面図である。
【図2】図1の実施形態の動作を示す波形図である。
【図3】従来のドットインパクトプリンタのプラテンギ
ャップ自動調整装置の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1・21 プラテン 2 ハンマバンク 3・23 ステッピングモータ 4 偏心カム 5 インクリボン 6・26 ロータリエンコーダ 7 センサ 8 駆動軸 9 制御部 10 印字用紙 11 インクリボン速度 12 センサパルス 13 ステッピングモータパルス 14 プラテンギャップ 22 記録ヘッド 24 ガイド軸 25 キャリッジ 27 位置検出器 28 制御装置 29 減速歯車 30 被駆動車 31 符号板 32 符号検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ハンマとプラテンとの間に保持した
    インクリボンを介して印字を行うプリンタのプラテンギ
    ャップを自動的に調整するためのプラテンギャップ自動
    調整方法であって、前記インクリボンの走行駆動系にお
    いて前記インクリボンの走行速度を検出し、検出した前
    記走行速度によってプラテンギャップ調整系ののステッ
    ピングモータの駆動方向および駆動時間を制御すること
    を含むことを特徴とするプラテンギャップ自動調整方
    法。
  2. 【請求項2】 印字を行うための印字ハンマを有する印
    字ヘッドに対向して設けてあるプラテンと、前記プラテ
    ンと接触してその背後に設けてある偏心カムと、前記偏
    心カムの回転運動を駆動するステッピングモータと、前
    記印字ヘッドと前記プラテンとの間に前記プラテンに平
    行に配設したインクリボンの走行を駆動するインクリボ
    ンの走行駆動系の駆動速度を検出するロータリエンコー
    ダおよびセンサと、前記ロータリエンコーダおよび前記
    センサが検出した前記インクリボンの走行速度によって
    前記ステッピングモータの回転方向および回転時間を制
    御する制御部とを備えることを特徴とするプラテンギャ
    ップ自動調整装置。
JP8165897A 1996-06-26 1996-06-26 プラテンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ 自動調整装置 Pending JPH106609A (ja)

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JP8165897A JPH106609A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 プラテンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ 自動調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH106609A true JPH106609A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15821065

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JP8165897A Pending JPH106609A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 プラテンギャップ自動調整方法およびプラテンギャップ 自動調整装置

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JP (1) JPH106609A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7530750B2 (en) * 2005-09-28 2009-05-12 Lite-On Technology Corp. Photo printer with a vertically transmitted platen roller
US7770586B2 (en) 2003-01-15 2010-08-10 Kao Corporation Hair inserting tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7770586B2 (en) 2003-01-15 2010-08-10 Kao Corporation Hair inserting tool
US7530750B2 (en) * 2005-09-28 2009-05-12 Lite-On Technology Corp. Photo printer with a vertically transmitted platen roller

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981020