JP2003211735A - ドットラインプリンタの印刷制御方法 - Google Patents

ドットラインプリンタの印刷制御方法

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JP2003211735A
JP2003211735A JP2002016824A JP2002016824A JP2003211735A JP 2003211735 A JP2003211735 A JP 2003211735A JP 2002016824 A JP2002016824 A JP 2002016824A JP 2002016824 A JP2002016824 A JP 2002016824A JP 2003211735 A JP2003211735 A JP 2003211735A
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JP
Japan
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hammer
shuttle
printing
dot line
line printer
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JP2002016824A
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English (en)
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Satoshi Sho
穎 肖
Masami Iwama
正美 岩間
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Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャトルのオーバシュート等により、ハンマ
のリピータビリティよりも短い印刷タイミングが生成さ
れた場合にも印刷品質を悪化させず印刷を継続すること
により、シャトルの速度を向上し、印刷の実効速度を向
上することである。 【解決手段】 ハンマのリピータビリティよりも短い印
刷タイミングが生成されたことを検出し、ハンマの駆動
パルス幅を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットラインプリ
ンタの印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドットラインプリンタにおいて
は、ハンマをシャトルにより往復運動させ、ハンマに取
り付けられているリニアエンコーダによりハンマの位
置、移動速度、加速度を検出し、この位置信号からハン
マで印刷するドット位置に合わせた印刷タイミングを生
成し、この印刷タイミングからハンマ駆動パルスを生成
しハンマを駆動することにより印刷を実行している。
【0003】このとき、ハンマの駆動周期が連続した駆
動が可能な周期よりも短くなるとハンマの打撃力が低下
し印刷品質が低下する。ハンマ打撃力の低下は、ハンマ
駆動パルス幅を大きくすることにより対策可能である
が、消費電力増加、電源の大型化、発熱増加等の問題が
ある。このためハンマの駆動周期が短くなるシャトル速
度とならないよう、シャトル速度を制御している。特
に、シャトルが加速から定速移動に移る領域では、オー
バシュートによりシャトル速度が速くなり、ハンマの駆
動周期が連続した駆動が可能な周期よりも短くなること
がないよう制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、シ
ャトルのオーバシュートによりシャトル速度が速くなる
と、ハンマの駆動周期が短くなり、ハンマの打撃力が低
下し印刷品質が低下するため、シャトル速度のオーバシ
ュートを小さくするよう速度制御を行っており、シャト
ルが定速移動になる前に加速度を小さくする必要があ
り、印刷の実効速度が低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、シャトル速度がオーバシ
ュート等により速くなり、ハンマの駆動周期が短くなっ
た場合でも、ハンマの消費電流を増加させずに印刷品質
の低下を防止し印刷を継続し、印刷の実効速度を向上す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、複数のハンマピンを搭載し、行方向に
沿って往復移動するハンマ機構部と、該ハンマ機構部を
往復移動させるためのシャトル機構とを備え、シャトル
の往復移動の過程でハンマを駆動し印刷を実行するドッ
トラインプリンタにおいて、シャトルの位置を検出する
シャトル位置検出手段と、シャトル速度に応じて印刷タ
イミングを生成する印刷タイミング生成手段と、ハンマ
の駆動パルス幅を変更可能なハンマ駆動パルス生成手段
とを有し、シャトル速度が規定値以上になった場合にハ
ンマの駆動パルス幅を変更することを特徴とする。
【0007】また、複数のハンマピンを搭載し、行方向
に沿って往復移動するハンマ機構部と、該ハンマ機構部
を往復移動させるためのシャトル機構とを備え、シャト
ルの往復移動の過程でハンマを駆動し印刷を実行するド
ットラインプリンタにおいて、シャトルの位置を検出す
るシャトル位置検出手段と、シャトル速度に応じて印刷
タイミングを生成する印刷タイミング生成手段と、ハン
マの駆動パルス幅を変更可能なハンマ駆動パルス生成手
段とを有し、ハンマ駆動パルスの間隔が規定値以下とな
った場合に、ハンマの駆動パルス幅を変更することを特
徴とする。
【0008】また、1ストローク内の任意の箇所の印刷
時に、ハンマの駆動パルス幅を変更することを特徴とす
る請求項1又は2記載のドットラインプリンタの印刷制
御方法。
【0009】更に、1ストローク内の任意の範囲の印刷
時に、ハンマの駆動パルス幅を変更し、且つ任意の箇所
の範囲を変更可能とすることを特徴とする請求項1又は
2記載のドットラインプリンタの印刷制御方法。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0011】図3はドットプリンタの概略斜視図であ
る。
【0012】図3において、10はプリンタ制御部、1
1は印字用紙、12は紙送り機構部、13はプラテン、
14はリボンセパレータ、15はインクリボン、16は
ハンマバンク、17はシャトル機構部、18はブレーキ
機構部、19は用紙終端センサ、20は紙送りモータで
ある。
【0013】シャトル機構部17は、図示しない複数の
印字素子を搭載したハンマバンク16を往復移動させ
る。このハンマバンク16の往復移動の過程で、印字素
子を駆動し、インクリボン15、インクリボン15によ
る汚れ防止のためのリボンセパレータ14を介して印字
用紙11に打撃印字を行ない、印字用紙11に所定の位
置に印字が行なわれる。なお、プラテン13は印字素子
の打撃力を支持する機能を有する。一方、紙送り機構部
12およびプラテン13は印字動作に応じて印字用紙1
1をハンマバンク16の移動方向と垂直方向(以下紙送
り方向という)にある次の印字位置に移動させる。以上
のように動作するようプリンタ制御部10で処理を行
う。なお、ハンマバンク16は1回の往復移動において
複数行の印字が可能である。
【0014】図1は、本発明の実施例のブロック図であ
る。
【0015】図1において、1は印刷データ処理手段、
2はハンマ駆動手段、3はハンマ、4はリニアエンコー
ダ、5は印刷タイミング生成手段、6はハンマ駆動パル
ス生成手段である。
【0016】パーソナルコンピュータ等の上位装置(図
示せず)から転送された印刷データは、印刷データ処理
手段1によりプリンタで印刷可能なフォーマットに変換
され、ハンマ駆動手段2に転送される。印刷は、ハンマ
3をシャトル(図示せず)により往復運動させ、ハンマ
3に取り付けられているリニアエンコーダ4の位置信号
を元に、印刷タイミング生成手段によりハンマを駆動す
るタイミングを生成し、このタイミングからハンマ駆動
パルス生成手段によりハンマ駆動パルスを生成し、ハン
マ駆動手段により前記ハンマ駆動パルスが生成されたと
きに印刷するデータがある場合にハンマを駆動すること
により実行される。
【0017】印刷タイミング生成手段は、リニアエンコ
ーダ信号からシャトルの速度が規定値に達していないか
を判断し、規定値に達した場合はハンマ駆動パルス生成
手段でハンマ駆動パルスを長くして印刷を実行する。前
記規定値は、ハンマの連続駆動が可能な駆動周期よりも
短い印刷タイミングが生成されるシャトル速度に設定さ
れている。
【0018】図2は、本発明による印刷タイミングの一
例である。リニアセンサの位置信号(P1,P2,・・
・Pn)から印刷タイミング(T1,T2,・・・T
n)を生成し、印刷タイミングからハンマ駆動パルス
(F1,F2,・・・Fn)を生成している。
【0019】図2のシャトル速度は、シャトルが停止し
ている状態から加速し、定速で移動する状態になるまで
を示している。シャトルが加速から定速に移る領域でオ
ーバシュートによりシャトル速度が規定値を超えてお
り、このとき生成されるハンマの駆動パルスF3,F4
のハンマ駆動パルス幅を長くしている。
【0020】更に、上記方式に加え、シャトル速度が規
定値以上になったことを、ハンマ駆動周期が規定値以下
となることで間接的に検出してハンマパルス幅を変更し
てもよい。
【0021】また、左端から右端へ1ストローク、或は
右端から左端へ1ストローク移動する時のシャトル速度
が規定値を超える箇所が予め分かっている場合、その箇
所でハンマ駆動パルスを変更してもよい。
【0022】また、ハンマ駆動パルスを変更する任意の
箇所の範囲を、状況に応じて変更可能としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
シャトルのオーバシュート等によりハンマのリピータビ
リティよりも短い印刷タイミングが生成された場合にも
印刷品質を悪化させず印刷を継続することができるた
め、オーバシュートを最小限にするシャトルの速度制御
が必要なくなり、印刷の実効速度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例のブロック図である。
【図2】 本発明による印刷タイミングの一例である。
【図3】 本発明に用いるドットプリンタの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1は印刷データ処理手段、2はハンマ駆動手段、3はハ
ンマ、4はリニアエンコーダ、5は印刷タイミング生成
手段、6はハンマ駆動パルス生成手段、10はプリンタ
制御部、11は印字用紙、12は紙送り機構部、13は
プラテン、14はリボンセパレータ、15はインクリボ
ン、16はハンマバンク、17はシャトル機構部、18
はブレーキ機構部、19は用紙終端センサ、20は紙送
りモータである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のハンマピンを搭載し、行方向に沿っ
    て往復移動するハンマ機構部と、該ハンマ機構部を往復
    移動させるためのシャトル機構とを備え、シャトルの往
    復移動の過程でハンマを駆動し印刷を実行するドットラ
    インプリンタにおいて、シャトルの位置を検出するシャ
    トル位置検出手段と、シャトル速度に応じて印刷タイミ
    ングを生成する印刷タイミング生成手段と、ハンマの駆
    動パルス幅を変更可能なハンマ駆動パルス生成手段とを
    有し、シャトル速度が規定値以上になった場合にハンマ
    の駆動パルス幅を変更することを特徴とするドットライ
    ンプリンタの印刷制御方法。
  2. 【請求項2】複数のハンマピンを搭載し、行方向に沿っ
    て往復移動するハンマ機構部と、該ハンマ機構部を往復
    移動させるためのシャトル機構とを備え、シャトルの往
    復移動の過程でハンマを駆動し印刷を実行するドットラ
    インプリンタにおいて、シャトルの位置を検出するシャ
    トル位置検出手段と、シャトル速度に応じて印刷タイミ
    ングを生成する印刷タイミング生成手段と、ハンマの駆
    動パルス幅を変更可能なハンマ駆動パルス生成手段とを
    有し、ハンマ駆動パルスの間隔が規定値以下となった場
    合に、ハンマの駆動パルス幅を変更することを特徴とす
    るドットラインプリンタの印刷制御方法。
  3. 【請求項3】1ストローク内の任意の箇所の印刷時に、
    ハンマの駆動パルス幅を変更することを特徴とする請求
    項1又は2記載のドットラインプリンタの印刷制御方
    法。
  4. 【請求項4】1ストローク内の任意の範囲の印刷時に、
    ハンマの駆動パルス幅を変更し、且つ任意の箇所の範囲
    を変更可能とすることを特徴とする請求項1又は2記載
    のドットラインプリンタの印刷制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265113A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Seiko Epson Corp 印刷装置と印刷方法

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