JPH05330170A - 感熱プリンタ - Google Patents

感熱プリンタ

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Publication number
JPH05330170A
JPH05330170A JP13823692A JP13823692A JPH05330170A JP H05330170 A JPH05330170 A JP H05330170A JP 13823692 A JP13823692 A JP 13823692A JP 13823692 A JP13823692 A JP 13823692A JP H05330170 A JPH05330170 A JP H05330170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
thermal head
paper
sheet
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13823692A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Matsubara
元樹 松原
Takayasu Hongo
隆康 本郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP13823692A priority Critical patent/JPH05330170A/ja
Publication of JPH05330170A publication Critical patent/JPH05330170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のように上刃と下刃の一体化という構成を
とる必要のないカッタ機構を備えた感熱プリンタを提供
すること。 【構成】受け刃を用紙の幅方向に設けたサーマルヘッド
と、用紙の幅方向に移動して、前記受け刃との間に挟ん
だ用紙を切断する移動刃と、を具備する。 【効果】精密に位置決めされるサーマルヘッドに受け刃
が設けられるので、受け刃と対応する移動刃の一体化し
た構成をとる必要のないカッタ機構を備えた感熱プリン
タが得られる。そのため用紙の通紙作業等が容易に行え
る。更に、サーマルヘッドがカッタ機構の一部を構成す
るのでカッタ機構が小形化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙を切断するためのカ
ッタを備えた感熱プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているカッタを備えた
感熱プリンタのカッタ部を図5に示した。図5は従来か
ら使用されているカッタを備えた感熱プリンタのカッタ
部の斜視図である。図5から分かるように、上刃25が
回転することによって、下刃26との間に挟んだ用紙1
3を切断する。このような上刃25と下刃26によって
構成されるカッタ手段が感熱プリンタのサーマルヘッド
の前方又は後方に設置されている。ここで、以後、サー
マルヘッドの前方とはサーマルヘッドの用紙が流入する
側をいい、後方とはサーマルヘッドの用紙が流出する側
をいう。
【0003】以上のようにカッタ機構が構成されている
ので、上刃25と下刃26の上下の位置関係及び用紙の
流れる方向に対する前後の位置関係について精密に位置
決めを行う必要がある。特に、上下の位置関係では、上
刃25と下刃26が上下方向に離れてはもちろん用をな
さないが、上下方向に近づきすぎても刃と刃が噛み合っ
て用をなさない。従って、上下方向では非常に狭い範囲
で上方向にも下方向にもずれない位置関係を保持する必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この上刃25と下刃2
6の精密な位置関係を確保するために上刃25と下刃2
6は一体化された一つのカッタ機構として構成される。
このような一体化されたカッタ機構を備えた感熱プリン
タに用紙をセットする際には、この上刃25と下刃26
の間に用紙を挿入する手間が必要になり、またカッタ機
構が一体化されることによって比較的大きな設置スペー
スも必要となる。
【0005】本発明は、以上のような上刃と下刃の一体
化という構成をとる必要のないカッタ機構を備えた感熱
プリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る感熱プリン
タは、受け刃を用紙の幅方向に設けたサーマルヘッド
と、用紙の幅方向に移動して、前記受け刃との間に挟ん
だ用紙を切断する移動刃と、を具備する。
【0007】
【作用】本発明に係る感熱プリンタでは、用紙の幅方向
に移動する移動刃が、サーマルヘッドに設けられた受け
刃との間に用紙を挟んで切断する。
【0008】
【実施例】この発明に係る感熱プリンタを、その一実施
例を示す図1から図4を用いて説明する。図1はこの発
明を感熱プリンタの一種であるラインサーマルプリンタ
に適用した場合の構成を示す側面図である。
【0009】図1において、ニップロール2、上側用紙
ガイド3a及びサーマルヘッド1が第1の支持体となる
可動フレーム10に取り付けられている。可動フレーム
10は、ヒンジ11を支点にし第2の支持体となる下側
フレーム12に取り付けられており、ヒンジ11を支点
にして可動フレーム10は開閉可能になっている。下側
フレーム12にはフィードロール7、プラテンロール
4、ステッピングモータ8、下側用紙ガイド3b,3
C、レール9が取り付けられている。
【0010】用紙搬送手段を構成するフィードロール7
及びプラテンロール4はスッテッピングモータ8によっ
てベルトを介して駆動される。用紙13はフィードロー
ル7とニップロール2との間及び、プラテンロール4と
サーマルヘッド1との間に挟まれて図3に示した用紙搬
送経路14を矢印の方向に搬送される。図3は図1に示
した感熱プリンタの要部を示す上面図である。
【0011】レール9上にカッタ移動台6がその上を摺
動可能なように取付けられている。カッタ移動台6には
回転刃5を備えたカッタモーターが取付けられている。
これらのカッタ機構を構成する部材のみを図4に示し
た。図4はカッタ機構の構成を示す斜視図である。レー
ル9は用紙の幅方向と平行に取付けられている。従っ
て、図4において、カッタ移動台6は下側フレーム12
に取り付けられたレール9上を図示しないワイヤ引張装
置に引っ張られることによって用紙の幅方向に、すなわ
ち、用紙搬送経路14を実質的に直角に横断する方向
に、移動する。またサーマルヘッド1の形状は通常長方
形状であるのでサーマルヘッド1の端部1aも用紙の幅
方向と平行となる。このカッタ移動台6の移動時に回転
刃5を回転させておくことにより、回転刃5と受け刃と
してのサーマルヘッド1の縁部1aとの間に挟んだ用紙
を切断する。
【0012】以上のように構成されたこの発明に係る感
熱プリンタに用紙を通紙する場合、可動フレーム10を
回転させて図2に示すように開ける。図2は可動フレー
ム10を開けた状態の感熱プリンタの側面図である。図
2において、ニップロール2、上側用紙ガイド3a及び
サーマルヘッド1が可動フレーム10に取り付けられて
いるので可動フレーム10を開ければ、用紙搬送経路1
4の上方に部材が何も無く、空いた状態になる。従っ
て、用紙の通紙が簡単に行える。又、用紙がつまった場
合に、つまった用紙を取除く作業も簡単に行える。これ
は、サーマルヘッド1の前部の縁部1aがカッタの受け
刃を兼ねているので、従来は下側フレームに固定されて
いた下刃と一体化されて固定されていた上刃に相当する
受け刃が可動フレーム10に取り付けられるようになっ
たためである。このように受け刃が可動フレーム10に
取付けられるようになった理由として以下の二つが挙げ
られる。(1)移動する回転刃と受け刃の組み合わせに
よってカッタ手段を構成したので、回転刃と受け刃との
上下の位置関係は回転刃と受け刃が重なればよく、その
重なりの程度が多少変動しても切断は十分行えるので、
上下の位置関係に要求される精度は従来の上刃25と下
刃26の関係に比べて低くなったということ。(2)用
紙の流れる方向に対する前後の位置関係については従来
と同様に精密に位置決めを行う必要があるが、サーマル
ヘッド1自身が印字品質等を確保するために、下側フレ
ーム12に取付けられたプラテン4に対して非常に精密
に位置決めされて装着されるので、その縁部1aの位置
も非常に精密に定まる。従って回転刃の位置を決めるレ
ール9を、例えばプラテンロールの軸受けを基準として
下側フレーム12に正確に取付けることによって、この
用紙の流れる方向に対する前後の位置関係を正確に確保
することができたということ。
【0013】更に、回転刃5は、切断時以外は図3から
分かるように用紙搬送経路14の外側に位置しているの
で、用紙の通紙作業に障害とならない。以上説明したよ
うに、可動フレーム10を開くことにより、用紙搬送経
路14が全て暴露されること及び回転刃5が用紙搬送経
路14からはずれることから用紙の搬送経路が完全に空
いた状態になり、用紙の通紙作業等を容易に行うことが
可能となった。
【0014】回転刃5、及びカッタ移動台6の動作は、
印字終了後、回転刃5が回転しながら、レール9上を走
行し、サーマルヘッド1の縁部1aと当接し、用紙を切
断し、所定のカット終了位置16まで走行する。カット
後は元の位置15までカッタ移動台6を戻してもよい
が、時間的に無駄であるのでその位置16に留めてお
き、次の印字終了後、用紙をカットしながら、元の位置
15に戻してもよい。
【0015】以上説明したように従来は何の役割も果た
していなかったサーマルヘッド1の縁部1aがカッタ機
構の一部を構成するので、従来のカッタ機構に較べて、
より簡単で、小形化されたカッタ機構が得られる。さら
に二つの刃の精密な位置関係を確保する上で、二つの刃
を従来のカッタ機構のように一体化する必要性もなくな
った。そのため、従来のカッタ機構では、用紙を通紙す
る際に、不可欠であった上刃と下刃の間に用紙を通す面
倒な動作が不要となった。
【0016】以上の例では、サーマルヘッドの前部の縁
部1aをカッタ機構の一部として使用したが、サーマル
ヘッドの縁部以外の部分でも受け刃として使用し、同様
の効果を奏する。例えば、サーマルヘッドの後部の縁部
を受け刃として使用することやサーマルヘッドの中間部
に回転刃5が挿入される受け刃としての溝部を形成する
ことができる。
【0017】従来のカッタ機構では切断する用紙の幅に
応じて種々の長さを有する図5に示したように複雑な形
状の上刃と下刃を用意する必要がある。これに対して、
本実施例から分かるように、基本的に回転刃5は常に同
一のものが使用可能であるので、用紙の幅に応じて長さ
の異なる単純な構造のレール9を用意すれば良い。更
に、サーマルヘッドの一部が受け刃を兼ねているので、
サーマルヘッドの印字ラインとカッタの切断位置が従来
のカッタ機構に較べて近接させることができる。一般に
は用紙節約等の観点から、印字の最終行の印字ラインと
用紙の切断位置は数十ミリメートルと短く設定されるの
でこのようにサーマルヘッドの印字ラインとカッタの切
断位置が近接していることによって、用紙を適切な位置
で切断するために移動させる距離を少なくさせることが
できる。
【0018】また、回転刃5の代りに回転させる必要の
ない普通の刃先を使用しても同様の効果を奏することは
言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、精密に位置決めされる
サーマルヘッドに受け刃が設けられるので、受け刃と対
応する移動刃の一体化した構成をとる必要のないカッタ
機構を備えた感熱プリンタが得られる。そのため用紙の
通紙作業等が容易に行える。更に、サーマルヘッドがカ
ッタ機構の一部を構成するのでカッタ機構が小形化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明を感熱プリンタの一種である
ラインサーマルプリンタに適用した場合の構成を示す側
面図。
【図2】 可動フレーム10を開けた状態の図1に示し
た感熱プリンタの側面図。
【図3】 図1に示した感熱プリンタの要部を示す上面
図。
【図4】 図1に示した感熱プリンタのカッタ部の斜視
図。
【図5】 従来の感熱プリンタのカッタ部の斜視図。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 ニップロール 3a 上側用紙ガイド 3b,3c 下側用紙ガイド 4 プラテンロール 5 カッタ 6 カッタ移動台 7 フィードロール 8 ステッピングモーター 9 レール 10 可動フレーム 11 ヒンジ 12 下側フレーム 13 用紙 14 用紙搬送経路 25 上刃 26 下刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け刃を用紙の幅方向に設けたサーマルヘ
    ッドと、用紙の幅方向に移動して、前記受け刃との間に
    挟んだ用紙を切断する移動刃と、を具備する感熱プリン
    タ。
  2. 【請求項2】前記サーマルヘッドの、用紙が流入する側
    である前方部の縁が前記受け刃となることを特徴とする
    請求項1記載の感熱プリンタ。
  3. 【請求項3】前記サーマルヘッドを支持する第1の支持
    体が前記移動刃を支持する第2の支持体に開閉自在に取
    り付けられたことを特徴とする請求項1記載の感熱プリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】前記移動刃が回転刃であることを特徴とす
    る請求項1記載の感熱プリンタ。
JP13823692A 1992-05-29 1992-05-29 感熱プリンタ Pending JPH05330170A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13823692A JPH05330170A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 感熱プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13823692A JPH05330170A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 感熱プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330170A true JPH05330170A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15217266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13823692A Pending JPH05330170A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 感熱プリンタ

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