JPH05329337A - 液体濾過用フィルタ− - Google Patents
液体濾過用フィルタ−Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/88—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices
- B01D29/90—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices for feeding
- B01D29/908—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices for feeding provoking a tangential stream
-
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- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/30—Filter housing constructions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】Tラインフィルタ−において、濾過の均一性並
びに置換の迅速性を簡易な構成で効果的に達成できる液
体濾過用フィルタ−を提供する。 【構成】一端側に原液供給口と濾過液取出し用口を有す
るケ−ス内にフィルタ−エレメントを収容し、該フィル
タ−エレメントの濾過液集水ポ−トをケ−スの上記濾過
液取出し用口に連結し、ケ−ス内に圧入した原液をフィ
ルタ−エレメントで全量濾過し、濾過液をフィルタ−エ
レメントの濾過液取出し口から取出すフィルタ−におい
て、ケ−ス内面とフィルタ−エレメント外周との原液流
路をスパイラル状とした。
びに置換の迅速性を簡易な構成で効果的に達成できる液
体濾過用フィルタ−を提供する。 【構成】一端側に原液供給口と濾過液取出し用口を有す
るケ−ス内にフィルタ−エレメントを収容し、該フィル
タ−エレメントの濾過液集水ポ−トをケ−スの上記濾過
液取出し用口に連結し、ケ−ス内に圧入した原液をフィ
ルタ−エレメントで全量濾過し、濾過液をフィルタ−エ
レメントの濾過液取出し口から取出すフィルタ−におい
て、ケ−ス内面とフィルタ−エレメント外周との原液流
路をスパイラル状とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体の濾過処理に使用す
るフィルタ−に関するものである。
るフィルタ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薬品等の濾過処理に使用するフィルタ−
として、図2に示すようなTラインカ−トリッジフィル
タ−が公知である。図2において、1’はケ−スであ
り、原液供給口111'と濾過液取出し用口113'と空気抜き
112',114'とを有するヘッダ−11’とそドレ−ン121'
を有するケ−ス本体12’とから構成されている。2’
はフィルタ−エレメントであり、濾過膜を透過した濾液
を集水するポ−ト21’を内部に有し、集水ポ−ト出口
をヘッダ−11’の濾過液取出し用口端e’にOリング
(図示されていない)を介して水密に連結してある。
として、図2に示すようなTラインカ−トリッジフィル
タ−が公知である。図2において、1’はケ−スであ
り、原液供給口111'と濾過液取出し用口113'と空気抜き
112',114'とを有するヘッダ−11’とそドレ−ン121'
を有するケ−ス本体12’とから構成されている。2’
はフィルタ−エレメントであり、濾過膜を透過した濾液
を集水するポ−ト21’を内部に有し、集水ポ−ト出口
をヘッダ−11’の濾過液取出し用口端e’にOリング
(図示されていない)を介して水密に連結してある。
【0003】上記フィルタ−により原液を濾過処理する
には、ヘツダ−11の原液供給口111'よりケ−ス1’内
に原液を加圧下で供給し、この原液圧力に基づく膜間差
圧のもとで原液がフィルタ−エレメント2’を全量濾過
し、濾過液を集水ポ−ト21’を経てヘッダ−11’の
濾過液取出し口113'から取り出していく。
には、ヘツダ−11の原液供給口111'よりケ−ス1’内
に原液を加圧下で供給し、この原液圧力に基づく膜間差
圧のもとで原液がフィルタ−エレメント2’を全量濾過
し、濾過液を集水ポ−ト21’を経てヘッダ−11’の
濾過液取出し口113'から取り出していく。
【0004】この場合、濾過が不均一に行われると、膜
面積の割には濾過流量が少ない、膜の局部的な早期目詰
りによる濾過流量の早期減少、膜が表面だけではなく内
部でも微粒子を捕捉するような高分子多孔質膜の場合,
その内部に捕捉されていた微粒子の一部が目詰りの進行
により濾過側に流出して濾過液が汚損される、等の不都
合が招来されるから、濾過の均一化が要請される。
面積の割には濾過流量が少ない、膜の局部的な早期目詰
りによる濾過流量の早期減少、膜が表面だけではなく内
部でも微粒子を捕捉するような高分子多孔質膜の場合,
その内部に捕捉されていた微粒子の一部が目詰りの進行
により濾過側に流出して濾過液が汚損される、等の不都
合が招来されるから、濾過の均一化が要請される。
【0005】上記のフィルタ−において、液体Aを濾過
処理したのち、同じフィルタ−を使用して液体Bを濾過
処理する場合、液体Aの濾過の停止後、水等を通水し液
体Aを水等で置換し、而るのち、水等を液体Bで置換の
うえ、液体Bの濾過処理を行うことが、液体Aと液体B
との接触反応を防止し得る等、安全である。
処理したのち、同じフィルタ−を使用して液体Bを濾過
処理する場合、液体Aの濾過の停止後、水等を通水し液
体Aを水等で置換し、而るのち、水等を液体Bで置換の
うえ、液体Bの濾過処理を行うことが、液体Aと液体B
との接触反応を防止し得る等、安全である。
【0006】また、フッ素系樹脂多孔質膜のような疎水
性膜を用いたフィルタ−の場合、膜を親水化できない液
体C(例えば、無機薬品等)を濾過するには、まず、エ
タノ−ル,イソピロピルアルコ−ル等の溶剤で親水化処
理を行い、而るのち、溶剤を水で置換し、次いで、水を
液体Cで置換のうえ、液体Cの濾過処理を行うことが望
ましい。従って、上記フィルタ−においては、迅速な置
換性、即ち、液を滞留させること無く通液し得ることが
要求される。
性膜を用いたフィルタ−の場合、膜を親水化できない液
体C(例えば、無機薬品等)を濾過するには、まず、エ
タノ−ル,イソピロピルアルコ−ル等の溶剤で親水化処
理を行い、而るのち、溶剤を水で置換し、次いで、水を
液体Cで置換のうえ、液体Cの濾過処理を行うことが望
ましい。従って、上記フィルタ−においては、迅速な置
換性、即ち、液を滞留させること無く通液し得ることが
要求される。
【0007】ところで、図2に示すフィルタ−における
濾過の均一性並びに液の置換性は、原液室での原液の流
れの均一性並びに原液圧力の均一性に密接に関係し、フ
ィルタ−エレメント2’の外周とケ−ス1’の内周との
間の原液流路間隙3’の抵抗によって大きく左右され
る。而して、この抵抗を小さくするほど、濾過の均一性
の向上並びに液置換性の向上に有利である。
濾過の均一性並びに液の置換性は、原液室での原液の流
れの均一性並びに原液圧力の均一性に密接に関係し、フ
ィルタ−エレメント2’の外周とケ−ス1’の内周との
間の原液流路間隙3’の抵抗によって大きく左右され
る。而して、この抵抗を小さくするほど、濾過の均一性
の向上並びに液置換性の向上に有利である。
【0008】そこで、従来においては、フィルタ−エレ
メント2’の外周とケ−ス1’の内周との間の原液流路
間隙3’の抵抗を小さくするために、その間隙3’を相
当に広くしている。
メント2’の外周とケ−ス1’の内周との間の原液流路
間隙3’の抵抗を小さくするために、その間隙3’を相
当に広くしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すフィルタ−において、フィルタ−エレメント2’の
外径は所定の膜面積の確保上、小さくできないから、上
記間隙3’の拡大のためにはケ−ス内径を大きくせざる
を得ず、ケ−スの大型化、従ってフィルタ−の大型化が
避けられず、また、ケ−ス内径の増大によるケ−ス壁フ
−プストレスの増加を免れ得ず、耐圧的にも不利とな
る。
示すフィルタ−において、フィルタ−エレメント2’の
外径は所定の膜面積の確保上、小さくできないから、上
記間隙3’の拡大のためにはケ−ス内径を大きくせざる
を得ず、ケ−スの大型化、従ってフィルタ−の大型化が
避けられず、また、ケ−ス内径の増大によるケ−ス壁フ
−プストレスの増加を免れ得ず、耐圧的にも不利とな
る。
【0010】上記Tラインフィルタ−における原液室で
の原液の流れの不均一並びに原液圧力の不均一は、原液
供給出口a’がケ−スの中心に対し偏心していることに
も原因があり、上記フィルタ−エレメントの外周とケ−
スの内周との間の原液流路間隙3’を単純に広くしただ
けでは、原液の流れの均一化並びに原液圧力の均一化を
満足に達成できない。
の原液の流れの不均一並びに原液圧力の不均一は、原液
供給出口a’がケ−スの中心に対し偏心していることに
も原因があり、上記フィルタ−エレメントの外周とケ−
スの内周との間の原液流路間隙3’を単純に広くしただ
けでは、原液の流れの均一化並びに原液圧力の均一化を
満足に達成できない。
【0011】本発明の目的は、Tラインフィルタ−にお
いて、濾過の均一性並びに置換の迅速性を簡易な構成で
効果的に達成できる液体濾過用フィルタ−を提供するこ
とにある。
いて、濾過の均一性並びに置換の迅速性を簡易な構成で
効果的に達成できる液体濾過用フィルタ−を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の液体濾過用フィ
ルタ−は、一端側に原液供給口と濾過液取出し用口を有
するケ−ス内にフィルタ−エレメントを収容し、該フィ
ルタ−エレメントの濾過液集水ポ−トをケ−スの上記濾
過液取出し用口に連結し、ケ−ス内に圧入した原液をフ
ィルタ−エレメントで全量濾過し、濾過液をフィルタ−
エレメントの濾過液取出し口から取出すフィルタ−にお
いて、ケ−ス内面とフィルタ−エレメント外周との原液
流路をスパイラル状としたことを特徴とする構成であ
る。
ルタ−は、一端側に原液供給口と濾過液取出し用口を有
するケ−ス内にフィルタ−エレメントを収容し、該フィ
ルタ−エレメントの濾過液集水ポ−トをケ−スの上記濾
過液取出し用口に連結し、ケ−ス内に圧入した原液をフ
ィルタ−エレメントで全量濾過し、濾過液をフィルタ−
エレメントの濾過液取出し口から取出すフィルタ−にお
いて、ケ−ス内面とフィルタ−エレメント外周との原液
流路をスパイラル状としたことを特徴とする構成であ
る。
【0013】
【作用】フィルタ−エレメントの外周とケ−ス内周面と
の間の原液流路間隙をスパイラル状にでき、原液供給出
口がケ−スの断面中心から偏心した位置に存在している
にもかかわらず、原液の流れ状態を原液供給口がケ−ス
断面の中心位置にある場合の原液流れに充分に近づけ得
る。従って、原液供給出口がケ−スの中心に対し偏心し
ていることに起因する原液流れの不均一,原液圧力の不
均一をよく排除でき、それだけ濾過の均一性並びに置換
性を良好にできる。
の間の原液流路間隙をスパイラル状にでき、原液供給出
口がケ−スの断面中心から偏心した位置に存在している
にもかかわらず、原液の流れ状態を原液供給口がケ−ス
断面の中心位置にある場合の原液流れに充分に近づけ得
る。従って、原液供給出口がケ−スの中心に対し偏心し
ていることに起因する原液流れの不均一,原液圧力の不
均一をよく排除でき、それだけ濾過の均一性並びに置換
性を良好にできる。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示す断面説明図である。図
1において、1はケ−スであり、ヘッダ−11とケ−ス
本体12とから成り、ヘッダ−11には原液供給口111
と空気抜き112並びに濾過液取出し口113と空気抜き114
そとが設けられ、ケ−ス本体12にはドレ−ン121が設
けられている。2はケ−ス1内に収容したフィルタ−エ
レメントであり、内部中央に濾過液集水ポ−ト21を有
し、該ポ−ト21の上端を突出させ、この突出部211を
ヘッダ−中心の濾過液取出し用口端eにOリング(図示
していない)を介して水密に連結してある。
る。図1は本発明の実施例を示す断面説明図である。図
1において、1はケ−スであり、ヘッダ−11とケ−ス
本体12とから成り、ヘッダ−11には原液供給口111
と空気抜き112並びに濾過液取出し口113と空気抜き114
そとが設けられ、ケ−ス本体12にはドレ−ン121が設
けられている。2はケ−ス1内に収容したフィルタ−エ
レメントであり、内部中央に濾過液集水ポ−ト21を有
し、該ポ−ト21の上端を突出させ、この突出部211を
ヘッダ−中心の濾過液取出し用口端eにOリング(図示
していない)を介して水密に連結してある。
【0015】このフィルタ−エレメント2には、両面に
膜を添設したデイスク型膜部材を積層一体化した積層
型、外側保護材(不織布)と内側支持材(不織布)との
間に濾過膜を挾んで三層を一体にプリ−ツ加工し、これ
を孔開き管上に被せたプリ−ツ型を使用できる。
膜を添設したデイスク型膜部材を積層一体化した積層
型、外側保護材(不織布)と内側支持材(不織布)との
間に濾過膜を挾んで三層を一体にプリ−ツ加工し、これ
を孔開き管上に被せたプリ−ツ型を使用できる。
【0016】3はフィルタ−エレメント2の外周とケ−
ス1の内周との間のスパイラル状の原液流路であり、ケ
−ス内面にスパイラル状溝を形成したり、紐体をスパイ
ラル状に介在させることにより構成できる。
ス1の内周との間のスパイラル状の原液流路であり、ケ
−ス内面にスパイラル状溝を形成したり、紐体をスパイ
ラル状に介在させることにより構成できる。
【0017】上記フィルタ−は、上下を逆にした向きで
使用することもでき、この場合、112並びに114はドレ−
ンとして、121は空気抜きとしてそれぞれ使用される。
使用することもでき、この場合、112並びに114はドレ−
ンとして、121は空気抜きとしてそれぞれ使用される。
【0018】上記フィルタ−は、Tラインフィルタ−で
あり、ヘッダ−11における原液供給出口aがケ−ス断
面の中心に対し偏心した位置に存在している。しかしな
がら、ケ−ス1内の原液流路3をスパイラル状としてあ
り、このスパイラル状原液流路での原液の流れ状態は、
そのスパイラルの始端位置が多少偏ってもほとんど変化
せず、原液供給出口aがケ−ス断面の中心に対し偏心し
た位置に存在していても、原液の流れは原液供給出口a
がケ−ス断面の中心位置にある場合の原液の流動状態に
充分に近接したものと成る。
あり、ヘッダ−11における原液供給出口aがケ−ス断
面の中心に対し偏心した位置に存在している。しかしな
がら、ケ−ス1内の原液流路3をスパイラル状としてあ
り、このスパイラル状原液流路での原液の流れ状態は、
そのスパイラルの始端位置が多少偏ってもほとんど変化
せず、原液供給出口aがケ−ス断面の中心に対し偏心し
た位置に存在していても、原液の流れは原液供給出口a
がケ−ス断面の中心位置にある場合の原液の流動状態に
充分に近接したものと成る。
【0019】従って、ケ−スの断面中心に対して原液供
給出口の位置が偏心していることに起因しての原液流れ
の不均一並びに原液圧力の不均一を充分に排除できる。
勿論、ケ−ス軸方向の原液流れ乃至は原液圧力の不均一
は、上記スパイラル状原液流路3の流路断面積を大きく
することによって充分に軽減できる。従って、本発明の
フィルタ−によれば、フィルタ−エレメント外周とケ−
ス内周との間の原液流路間隙を単純に大きくしているに
過ぎない従来のTラインフィルタ−に較べ、原液流路で
の原液流れ並びに圧力の不均一を充分に軽度にできる。
給出口の位置が偏心していることに起因しての原液流れ
の不均一並びに原液圧力の不均一を充分に排除できる。
勿論、ケ−ス軸方向の原液流れ乃至は原液圧力の不均一
は、上記スパイラル状原液流路3の流路断面積を大きく
することによって充分に軽減できる。従って、本発明の
フィルタ−によれば、フィルタ−エレメント外周とケ−
ス内周との間の原液流路間隙を単純に大きくしているに
過ぎない従来のTラインフィルタ−に較べ、原液流路で
の原液流れ並びに圧力の不均一を充分に軽度にできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の液体濾過用フィルタ−は上述し
たとおり、Tラインフィルタ−において、フィルタ−エ
レメント外周とケ−ス内周との間の原液通路をスパイラ
ル状にするだけで、原液の流動並びに圧力の不均一性を
よく軽減できるから、膜全体にわたって濾過を充分一様
に行わせ得、局部的な早期目詰りを排除し得、長期にわ
たって高い濾過流量を保持できる。また、流れの一様化
に伴い、原液の滞留をよく排除でき、液置換を迅速に行
い得、置換作業性をよく向上できる。
たとおり、Tラインフィルタ−において、フィルタ−エ
レメント外周とケ−ス内周との間の原液通路をスパイラ
ル状にするだけで、原液の流動並びに圧力の不均一性を
よく軽減できるから、膜全体にわたって濾過を充分一様
に行わせ得、局部的な早期目詰りを排除し得、長期にわ
たって高い濾過流量を保持できる。また、流れの一様化
に伴い、原液の滞留をよく排除でき、液置換を迅速に行
い得、置換作業性をよく向上できる。
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】従来例を示す説明図である。
1 ケ−ス 111 原液供給口 113 濾過液取出し用口 2 フィルタ−エレメント 21 濾過液集水ポ−ト 3 スパイラル状原液流路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 63/14 8014−4D
Claims (1)
- 【請求項1】一端側に原液供給口と濾過液取出し用口を
有するケ−ス内にフィルタ−エレメントを収容し、該フ
ィルタ−エレメントの濾過液集水ポ−トをケ−スの上記
濾過液取出し用口に連結し、ケ−ス内に圧入した原液を
フィルタ−エレメントで全量濾過し、濾過液をフィルタ
−エレメントの濾過液取出し口から取出すフィルタ−に
おいて、ケ−ス内面とフィルタ−エレメント外周との原
液流路をスパイラル状としたことを特徴とする液体濾過
用フィルタ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16402092A JPH05329337A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 液体濾過用フィルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16402092A JPH05329337A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 液体濾過用フィルタ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329337A true JPH05329337A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15785268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16402092A Pending JPH05329337A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 液体濾過用フィルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329337A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002085945A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Millipore Corp | ろ過装置 |
JP2003024721A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-28 | Tokyo Roki Co Ltd | サイクロン付液体フィルタ |
JP2015029946A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 株式会社ロキテクノ | フィルターユニット |
JP2015029984A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-16 | 株式会社ロキテクノ | フィルターエレメント |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP16402092A patent/JPH05329337A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002085945A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Millipore Corp | ろ過装置 |
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JP2015029946A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 株式会社ロキテクノ | フィルターユニット |
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