JPH05328607A - 系統監視盤表示装置 - Google Patents
系統監視盤表示装置Info
- Publication number
- JPH05328607A JPH05328607A JP4158632A JP15863292A JPH05328607A JP H05328607 A JPH05328607 A JP H05328607A JP 4158632 A JP4158632 A JP 4158632A JP 15863292 A JP15863292 A JP 15863292A JP H05328607 A JPH05328607 A JP H05328607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- message
- information
- displayed
- flicker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 系統監視盤表示装置において、表示されるメ
ッセージを認識し易くする。 【構成】 電力系統の保護・制御装置の動作状況,電力
系統設備の運用状況,電力系統制御システムの運用状況
等を表示する文字表示器を備えた系統監視盤表示装置に
おいて、表示メッセージに係わる情報の発生時又は解除
時に、メッセージをフリッカ表示するよう構成した。
ッセージを認識し易くする。 【構成】 電力系統の保護・制御装置の動作状況,電力
系統設備の運用状況,電力系統制御システムの運用状況
等を表示する文字表示器を備えた系統監視盤表示装置に
おいて、表示メッセージに係わる情報の発生時又は解除
時に、メッセージをフリッカ表示するよう構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統における系統監
視盤表示装置に関する。
視盤表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、系統監視盤にメッセージを表示
する場合、表示メッセージに係わる情報が発生中に当該
メッセージを表示し、表示メッセージに係わる情報が解
除中に当該メッセージを表示復帰している。運用者は系
統監視盤にメッセージが表示されているか否かにより表
示メッセージに係わる情報が発生しているか否かを認識
している。
する場合、表示メッセージに係わる情報が発生中に当該
メッセージを表示し、表示メッセージに係わる情報が解
除中に当該メッセージを表示復帰している。運用者は系
統監視盤にメッセージが表示されているか否かにより表
示メッセージに係わる情報が発生しているか否かを認識
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来方式は、
メッセージを表示するか表示復帰するかのいずれかであ
るため、表示メッセージに係わる情報が短時間(例えば
2秒間)の間だけ発生した場合、表示されたメッセージ
を見落とすという欠点があった。又、新たにメッセージ
が表示されたり表示復帰した場合も、新たに表示された
メッセージや表示復帰したメッセージが認識しにくいと
いう欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
ものであり、系統監視盤に表示されたメッセージを認識
し易くする系統監視盤表示装置を提供することを目的と
している。
メッセージを表示するか表示復帰するかのいずれかであ
るため、表示メッセージに係わる情報が短時間(例えば
2秒間)の間だけ発生した場合、表示されたメッセージ
を見落とすという欠点があった。又、新たにメッセージ
が表示されたり表示復帰した場合も、新たに表示された
メッセージや表示復帰したメッセージが認識しにくいと
いう欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
ものであり、系統監視盤に表示されたメッセージを認識
し易くする系統監視盤表示装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成を実施例に対応する図1を用いて説明すると、本
発明は系統監視盤表示装置1と電力系統2と電力系統制
御システム3とからなる。そして系統監視盤表示装置1
は、電力系統の保護・制御装置の動作状況,電力系統設
備の運用状況,電力系統制御システムの運用状況等を入
力する情報入力手段10と、電力系統の状態や電力系統設
備の運用状況等を表示する系統監視盤20と、電力系統の
保護・制御装置の動作状況,電力系統設備の運用状況,
電力系統制御システムの運用状況等を表示し、上記系統
監視盤に組込まれた文字表示器30と、上記文字表示器30
に表示されるメッセージを格納した表示メッセージテー
ブル40と、前記情報入力手段10において入力した情報を
基に、前記表示メッセージテーブル40から文字表示器30
に表示するメッセージを抽出する表示情報抽出手段50
と、前記表示情報抽出手段50において抽出したメッセー
ジを登録する送信メッセージリスト60と、前記送信メッ
セージリスト60から送信メッセージを取り文字表示器30
に送信データを送信する文字情報送信手段70と、前記文
字表示器30にフリッカ表示しているメッセージをフリッ
カ停止するための要求を入力するフリッカ停止要求入力
部80とから構成している。
の構成を実施例に対応する図1を用いて説明すると、本
発明は系統監視盤表示装置1と電力系統2と電力系統制
御システム3とからなる。そして系統監視盤表示装置1
は、電力系統の保護・制御装置の動作状況,電力系統設
備の運用状況,電力系統制御システムの運用状況等を入
力する情報入力手段10と、電力系統の状態や電力系統設
備の運用状況等を表示する系統監視盤20と、電力系統の
保護・制御装置の動作状況,電力系統設備の運用状況,
電力系統制御システムの運用状況等を表示し、上記系統
監視盤に組込まれた文字表示器30と、上記文字表示器30
に表示されるメッセージを格納した表示メッセージテー
ブル40と、前記情報入力手段10において入力した情報を
基に、前記表示メッセージテーブル40から文字表示器30
に表示するメッセージを抽出する表示情報抽出手段50
と、前記表示情報抽出手段50において抽出したメッセー
ジを登録する送信メッセージリスト60と、前記送信メッ
セージリスト60から送信メッセージを取り文字表示器30
に送信データを送信する文字情報送信手段70と、前記文
字表示器30にフリッカ表示しているメッセージをフリッ
カ停止するための要求を入力するフリッカ停止要求入力
部80とから構成している。
【作用】先ず、情報入力手段10において、周期的に電力
系統及び電力系統制御システムの情報を入力する。表示
情報抽出手段5では前記入力した情報を基に文字表示器
30に対して表示するメッセージに係わる情報が発生した
時又は解除した場合、当該メッセージを表示メッセージ
テーブル40から取り出し、当該メッセージにフリッカ表
示有の情報を付加し、送信メッセージリスト60に登録す
る。文字情報送信手段70では送信メッセージリスト60か
ら送信するメッセージを取り出し、文字表示器30に送信
する。運用者が文字表示器30にフリッカ表示しているメ
ッセージを認識した後、フリッカ停止要求入力部80から
フリッカ停止を要求すると、情報入力手段10はこのフリ
ッカ停止要求を入力する。そして表示情報抽出手段50が
入力されたフリッカ停止要求情報に従って、送信メッセ
ージリスト60の中のフリッカ表示有の情報をフリッカ表
示無の情報に変える。文字情報送信手段70では送信メッ
セージリスト60から送信するメッセージを取り出し、文
字表示器30に送信し表示する。
系統及び電力系統制御システムの情報を入力する。表示
情報抽出手段5では前記入力した情報を基に文字表示器
30に対して表示するメッセージに係わる情報が発生した
時又は解除した場合、当該メッセージを表示メッセージ
テーブル40から取り出し、当該メッセージにフリッカ表
示有の情報を付加し、送信メッセージリスト60に登録す
る。文字情報送信手段70では送信メッセージリスト60か
ら送信するメッセージを取り出し、文字表示器30に送信
する。運用者が文字表示器30にフリッカ表示しているメ
ッセージを認識した後、フリッカ停止要求入力部80から
フリッカ停止を要求すると、情報入力手段10はこのフリ
ッカ停止要求を入力する。そして表示情報抽出手段50が
入力されたフリッカ停止要求情報に従って、送信メッセ
ージリスト60の中のフリッカ表示有の情報をフリッカ表
示無の情報に変える。文字情報送信手段70では送信メッ
セージリスト60から送信するメッセージを取り出し、文
字表示器30に送信し表示する。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による系統監視盤表示装置の一実施例の機能ブ
ロック図である。図1において、1は系統監視盤表示装
置で、電力系統2からの情報、例えば電力系統の保護・
制御装置の動作状況,電力系統設備の運用状況と電力系
統制御システム3の運用状況等の情報を入力する情報入
力手段10と、系統監視盤20に組込まれた文字表示器30に
表示するメッセージを格納する表示メッセージテーブル
40と、表示メッセージテーブル40から表示するメッセー
ジを抽出する表示情報抽出手段50と、抽出したメッセー
ジを登録する送信メッセージリスト60と、送信メッセー
ジリスト60から送信するメッセージを取り出し、文字表
示器30に送信する文字情報送信手段70とからなる。
は本発明による系統監視盤表示装置の一実施例の機能ブ
ロック図である。図1において、1は系統監視盤表示装
置で、電力系統2からの情報、例えば電力系統の保護・
制御装置の動作状況,電力系統設備の運用状況と電力系
統制御システム3の運用状況等の情報を入力する情報入
力手段10と、系統監視盤20に組込まれた文字表示器30に
表示するメッセージを格納する表示メッセージテーブル
40と、表示メッセージテーブル40から表示するメッセー
ジを抽出する表示情報抽出手段50と、抽出したメッセー
ジを登録する送信メッセージリスト60と、送信メッセー
ジリスト60から送信するメッセージを取り出し、文字表
示器30に送信する文字情報送信手段70とからなる。
【0006】図2は文字表示器30の表示例図であり、文
字表示器30は第1のメッセージ表示部31,第2のメッセ
ージ表示部32,第3のメッセージ表示部33,第4のメッ
セージ表示部34及び第5のメッセージ表示部35とからな
る。図2に示す文字表示器30の表示例図では、メッセー
ジ表示部31にメッセージ「送電線1過負荷」が、メッセ
ージ表示部32にメッセージ「母線2停止」が、メッセー
ジ表示部33にメッセージ「HOST−B運転停止」が、
メッセージ表示部34にメッセージ「計算機電源故障」が
夫々表示されている。又、メッセージ表示部35にはメッ
セージが表示されていない。
字表示器30は第1のメッセージ表示部31,第2のメッセ
ージ表示部32,第3のメッセージ表示部33,第4のメッ
セージ表示部34及び第5のメッセージ表示部35とからな
る。図2に示す文字表示器30の表示例図では、メッセー
ジ表示部31にメッセージ「送電線1過負荷」が、メッセ
ージ表示部32にメッセージ「母線2停止」が、メッセー
ジ表示部33にメッセージ「HOST−B運転停止」が、
メッセージ表示部34にメッセージ「計算機電源故障」が
夫々表示されている。又、メッセージ表示部35にはメッ
セージが表示されていない。
【0007】図3は文字表示器30の別の表示例図であ
り、メッセージ表示部31にメッセージ「しゃ断器3切動
作」がフリッカ表示し、メッセージ表示部32にメッセー
ジ「送電線1過負荷」が表示され、メッセージ表示部33
に「母線2停止」がフリッカ表示し、メッセージ表示部
34にメッセージ「計算機電源故障」が表示され、メッセ
ージ表示部35にはメッセージが表示されていない。ここ
で図3の表示例図が図2の表示例図の次の表示状態とす
ると、図2の表示例図からメッセージ「しゃ断器3切動
作」が新たにフリッカ表示し、メッセージ「母線2停
止」が連灯表示からフリッカ表示に変わり、メッセージ
「HOST−B運転停止」が表示復帰している場合とな
る。
り、メッセージ表示部31にメッセージ「しゃ断器3切動
作」がフリッカ表示し、メッセージ表示部32にメッセー
ジ「送電線1過負荷」が表示され、メッセージ表示部33
に「母線2停止」がフリッカ表示し、メッセージ表示部
34にメッセージ「計算機電源故障」が表示され、メッセ
ージ表示部35にはメッセージが表示されていない。ここ
で図3の表示例図が図2の表示例図の次の表示状態とす
ると、図2の表示例図からメッセージ「しゃ断器3切動
作」が新たにフリッカ表示し、メッセージ「母線2停
止」が連灯表示からフリッカ表示に変わり、メッセージ
「HOST−B運転停止」が表示復帰している場合とな
る。
【0008】図4は表示メッセージテーブル40の構成例
図であり、表示メッセージと該メッセージの表示方式と
からなる。上記表示方式はメッセージの表示開始及び表
示復帰のタイミングの違いと、フリッカ表示をするタイ
ミングの違いによりA,B,C,Dの4種類が存在す
る。なお、フリッカ表示中にフリッカ停止要求入力部80
からフリッカ停止を要求すると、フリッカ表示中のメッ
セージは連灯表示に変わるが、フリッカ表示中のメッセ
ージはフリッカ停止を要求しない限り表示復帰をしな
い。
図であり、表示メッセージと該メッセージの表示方式と
からなる。上記表示方式はメッセージの表示開始及び表
示復帰のタイミングの違いと、フリッカ表示をするタイ
ミングの違いによりA,B,C,Dの4種類が存在す
る。なお、フリッカ表示中にフリッカ停止要求入力部80
からフリッカ停止を要求すると、フリッカ表示中のメッ
セージは連灯表示に変わるが、フリッカ表示中のメッセ
ージはフリッカ停止を要求しない限り表示復帰をしな
い。
【0009】図5は表示方式A,B,C,Dのメッセー
ジの表示開始及び表示復帰のタイミングと、フリッカ表
示をするタイミングを示すタイムチャート図である。表
示方式A,B,C,Dの表示のタイムチャートの中で表
示と表示復帰を短時間で周期的に繰り返している個所が
フリッカ表示である。フリッカ表示の周期は、例えば2
秒である。表示方式Aは表示メッセージに係わる情報が
発生した時に表示を開始し、該情報が解除した時に表示
を復帰するが、表示開始時及び表示復帰時にフリッカ表
示をする。表示方式Bは表示メッセージに係わる情報が
発生した時に表示を開始し、該情報が解除した時に表示
を復帰するが、表示開始時にのみフリッカ表示をする。
表示方式Cは表示メッセージに係わる情報が発生した時
に表示を開始し、該情報が解除した時に表示を復帰する
が、フリッカ表示はしない。表示方式Dは表示メッセー
ジに係わる情報が発生した時に表示を開始し、表示開始
時にフリッカ表示するが、フリッカ停止を要求すると表
示を復帰する。なお、表示方式は表示メッセージの内容
や目的に合わせて付けられる。
ジの表示開始及び表示復帰のタイミングと、フリッカ表
示をするタイミングを示すタイムチャート図である。表
示方式A,B,C,Dの表示のタイムチャートの中で表
示と表示復帰を短時間で周期的に繰り返している個所が
フリッカ表示である。フリッカ表示の周期は、例えば2
秒である。表示方式Aは表示メッセージに係わる情報が
発生した時に表示を開始し、該情報が解除した時に表示
を復帰するが、表示開始時及び表示復帰時にフリッカ表
示をする。表示方式Bは表示メッセージに係わる情報が
発生した時に表示を開始し、該情報が解除した時に表示
を復帰するが、表示開始時にのみフリッカ表示をする。
表示方式Cは表示メッセージに係わる情報が発生した時
に表示を開始し、該情報が解除した時に表示を復帰する
が、フリッカ表示はしない。表示方式Dは表示メッセー
ジに係わる情報が発生した時に表示を開始し、表示開始
時にフリッカ表示するが、フリッカ停止を要求すると表
示を復帰する。なお、表示方式は表示メッセージの内容
や目的に合わせて付けられる。
【0010】図6は表示情報抽出手段50において、文字
情報送信手段70にわたされる送信メッセージリスト内の
メッセージの構造例図である。10文字分の文字コードの
先頭にフリッカ表示の有/無を示すコードが1バイト付
加されている。フリッカ表示情報が01Hの時にフリッ
カ表示有を示し、フリッカ表示情報が00Hの時にフリ
ッカ表示無を示す。図7は文字情報送信手段70におい
て、文字表示器30に送信する送信データの構造例図であ
る。上記した図6の送信メッセージの先頭にメッセージ
表示部のアドレスを示すデータが1バイト付加されてい
る。第1のメッセージ表示部のアドレスが01H,第2
のメッセージ表示部のアドレスが02H,第3のメッセ
ージ表示部のアドレスが03H,第4のメッセージ表示
部のアドレスが04H,第5のメッセージ表示部のアド
レスが05Hである。文字表示器30のメッセージ表示部
に該当するアドレスを持つ送信データが送信された場
合、該送信データ内の文字がフリッカ表示情報に従って
該メッセージ表示部に表示される。文字情報送信手段70
と文字表示器30との通信は、例えばRS−232Cイン
ターフェースによる無手順により行なわれる。
情報送信手段70にわたされる送信メッセージリスト内の
メッセージの構造例図である。10文字分の文字コードの
先頭にフリッカ表示の有/無を示すコードが1バイト付
加されている。フリッカ表示情報が01Hの時にフリッ
カ表示有を示し、フリッカ表示情報が00Hの時にフリ
ッカ表示無を示す。図7は文字情報送信手段70におい
て、文字表示器30に送信する送信データの構造例図であ
る。上記した図6の送信メッセージの先頭にメッセージ
表示部のアドレスを示すデータが1バイト付加されてい
る。第1のメッセージ表示部のアドレスが01H,第2
のメッセージ表示部のアドレスが02H,第3のメッセ
ージ表示部のアドレスが03H,第4のメッセージ表示
部のアドレスが04H,第5のメッセージ表示部のアド
レスが05Hである。文字表示器30のメッセージ表示部
に該当するアドレスを持つ送信データが送信された場
合、該送信データ内の文字がフリッカ表示情報に従って
該メッセージ表示部に表示される。文字情報送信手段70
と文字表示器30との通信は、例えばRS−232Cイン
ターフェースによる無手順により行なわれる。
【0011】図8は表示情報抽出手段50における処理を
示すフローチャート図である。図8はステップS1から
ステップS12までからなる。図8のステップS1ではフ
リッカ停止要求入力部80からフリッカ停止要求が有るか
否かを判定しており、フリッカ停止の要求が無い場合、
S2からS10までのステップが実行され、フリッカ停止
の要求が有る場合は、ステップS11が実行される。ステ
ップS2では表示メッセージテーブルの表示メッセージ
分の繰り返し処理が実行される。繰り返し処理が終了し
た後にステップS12が実行される。ステップS3では処
理している表示メッセージに係わる情報の前回値と今回
値を比較している。ステップS4では上記ステップS3
で比較した結果がON状変であるか否かを判定してい
る。ON状変である場合はステップS5が実行され、O
N状変でない場合はステップS6が実行される。ステッ
プS5では表示メッセージの表示方式を調べ、表示方式
がA又はB又はDの場合は01Hのフリッカ表示情報を
表示するメッセージに付加して送信メッセージリストに
登録し、表示方式がCの場合は00Hのフリッカ表示情
報を表示するメッセージに付加して送信メッセージリス
トに登録する。ステップS6では上記ステップS3で比
較した結果がOFF状変であるか否かを判定している。
OFF状変である場合はステップS7を実行し、OFF
状変でない場合は何の処理も実行せずに、次の表示メッ
セージの処理へと進む。ステップS7では処理している
表示メッセージの表示方式がAであるか否かを判定して
いる。表示方式がAである場合はステップS8を実行
し、表示方式がAでない場合はステップS9を実行す
る。
示すフローチャート図である。図8はステップS1から
ステップS12までからなる。図8のステップS1ではフ
リッカ停止要求入力部80からフリッカ停止要求が有るか
否かを判定しており、フリッカ停止の要求が無い場合、
S2からS10までのステップが実行され、フリッカ停止
の要求が有る場合は、ステップS11が実行される。ステ
ップS2では表示メッセージテーブルの表示メッセージ
分の繰り返し処理が実行される。繰り返し処理が終了し
た後にステップS12が実行される。ステップS3では処
理している表示メッセージに係わる情報の前回値と今回
値を比較している。ステップS4では上記ステップS3
で比較した結果がON状変であるか否かを判定してい
る。ON状変である場合はステップS5が実行され、O
N状変でない場合はステップS6が実行される。ステッ
プS5では表示メッセージの表示方式を調べ、表示方式
がA又はB又はDの場合は01Hのフリッカ表示情報を
表示するメッセージに付加して送信メッセージリストに
登録し、表示方式がCの場合は00Hのフリッカ表示情
報を表示するメッセージに付加して送信メッセージリス
トに登録する。ステップS6では上記ステップS3で比
較した結果がOFF状変であるか否かを判定している。
OFF状変である場合はステップS7を実行し、OFF
状変でない場合は何の処理も実行せずに、次の表示メッ
セージの処理へと進む。ステップS7では処理している
表示メッセージの表示方式がAであるか否かを判定して
いる。表示方式がAである場合はステップS8を実行
し、表示方式がAでない場合はステップS9を実行す
る。
【0012】ステップS8では送信メッセージリストの
中の処理している表示メッセージのフリッカ表示情報を
01Hにし、次の表示メッセージの処理へと進む。ステ
ップS9では送信メッセージリストの中の処理している
表示メッセージリストのフリッカ表示情報が00Hであ
る場合はステップS10を実行し、フリッカ表示情報が0
0Hでない場合は何の処理も実行せずに、次の表示メッ
セージの処理へと進む。ステップS10では送信メッセー
ジリストから処理している表示メッセージのメッセージ
を削除している。ステップS11では送信メッセージリス
トの中から表示方式がDのメッセージと表示方式がAで
表示復帰時のメッセージを削除し、送信メッセージリス
トの中のその他のメッセージのフリッカ表示情報を00
Hにしている。ステップS12では一定時間遅延し、表示
情報抽出手段5が定周期(例えば2秒周期)に処理が実
行されるようにしている。以上により、表示メッセージ
の表示方式に従い表示開始及び表示復帰時にメッセージ
をフリッカ表示させることができ、フリッカ停止を要求
しない限りフリッカ表示中のメッセージが表示復帰する
ことはない。又、ステップS10及びステップS11におい
て、表示方式Dのメッセージを送信メッセージリストか
ら削除する代わりにタイマー処理をスタートさせ、一定
時間連灯表示をした後に表示復帰させることも可能であ
る。
中の処理している表示メッセージのフリッカ表示情報を
01Hにし、次の表示メッセージの処理へと進む。ステ
ップS9では送信メッセージリストの中の処理している
表示メッセージリストのフリッカ表示情報が00Hであ
る場合はステップS10を実行し、フリッカ表示情報が0
0Hでない場合は何の処理も実行せずに、次の表示メッ
セージの処理へと進む。ステップS10では送信メッセー
ジリストから処理している表示メッセージのメッセージ
を削除している。ステップS11では送信メッセージリス
トの中から表示方式がDのメッセージと表示方式がAで
表示復帰時のメッセージを削除し、送信メッセージリス
トの中のその他のメッセージのフリッカ表示情報を00
Hにしている。ステップS12では一定時間遅延し、表示
情報抽出手段5が定周期(例えば2秒周期)に処理が実
行されるようにしている。以上により、表示メッセージ
の表示方式に従い表示開始及び表示復帰時にメッセージ
をフリッカ表示させることができ、フリッカ停止を要求
しない限りフリッカ表示中のメッセージが表示復帰する
ことはない。又、ステップS10及びステップS11におい
て、表示方式Dのメッセージを送信メッセージリストか
ら削除する代わりにタイマー処理をスタートさせ、一定
時間連灯表示をした後に表示復帰させることも可能であ
る。
【0013】図9は更に他の実施例の機能ブロック図で
あり、本実施例は数値情報に不良が発生した場合、デー
タ不良の発生する前の値を運転員が認識することなく認
識できるようにしたものである。図9において図1と同
一部分については同一符号を付して説明を省略する。90
は収集された系統状態情報の中から系統監視盤に表示す
る数値情報の数値情報不良をチェックする数値情報不良
チェック手段、100 は数値情報不良の検出された数値情
報の表示色を替える数値情報色替手段、110 は系統監視
盤20に表示する数値情報を送信する数値情報送信手段で
ある。
あり、本実施例は数値情報に不良が発生した場合、デー
タ不良の発生する前の値を運転員が認識することなく認
識できるようにしたものである。図9において図1と同
一部分については同一符号を付して説明を省略する。90
は収集された系統状態情報の中から系統監視盤に表示す
る数値情報の数値情報不良をチェックする数値情報不良
チェック手段、100 は数値情報不良の検出された数値情
報の表示色を替える数値情報色替手段、110 は系統監視
盤20に表示する数値情報を送信する数値情報送信手段で
ある。
【0014】図10は系統監視盤20上の表示例図である。
表示窓101 の中に、符号表示102 と数値表示103 を組み
合わせて数値情報を表示している。又、小数点以下を表
示するために小数点104 が設けられている。そして符号
表示102 及び数値表示103 は色替表示がなされる。これ
らの符号表示,数値表示,小数点の組み合わせ方は表示
する数値情報の範囲により決まる。
表示窓101 の中に、符号表示102 と数値表示103 を組み
合わせて数値情報を表示している。又、小数点以下を表
示するために小数点104 が設けられている。そして符号
表示102 及び数値表示103 は色替表示がなされる。これ
らの符号表示,数値表示,小数点の組み合わせ方は表示
する数値情報の範囲により決まる。
【0015】図11は数値情報不良チェック手段の作用を
示すフローチャートである。ステップS20において、数
値情報のコードエラーの有無を調べる。ステップS21で
は、コードエラーが有の場合はステップS25へ進み、数
値情報に数値情報不良情報を付加し、前回値を採用す
る。ステップS21にて、コードエラーが無の場合はステ
ップS22へ進み、数値情報の値とその上下限値を比較す
る。ステップS23にて、数値情報が上下限値を逸脱して
いる場合はステップS25へ進み、この数値情報に数値情
報不良情報を付加し、前回値を採用する。ステップS23
にて、上下限値を逸脱していない場合はステップS24へ
進み、この数値情報を数値情報正常とし、今回値を採用
する。以上により数値情報不良情報の付加された数値情
報は色替され系統監視盤に表示されるため、運転員は数
値情報の値と数値情報不良が発生していることを認識す
ることができる。又、数値情報不良の有/無を運転員に
通知する方法は上記色替表示に限定されるものではな
く、表示器にフリッカ表示機能を設けることによりフリ
ッカ表示することも可能であり、更に表示器の隣りに数
値情報不良を表示する窓を設け、その窓を点/消灯する
ことにより数値情報不良の有/無を運転員に通知するこ
とも可能である。
示すフローチャートである。ステップS20において、数
値情報のコードエラーの有無を調べる。ステップS21で
は、コードエラーが有の場合はステップS25へ進み、数
値情報に数値情報不良情報を付加し、前回値を採用す
る。ステップS21にて、コードエラーが無の場合はステ
ップS22へ進み、数値情報の値とその上下限値を比較す
る。ステップS23にて、数値情報が上下限値を逸脱して
いる場合はステップS25へ進み、この数値情報に数値情
報不良情報を付加し、前回値を採用する。ステップS23
にて、上下限値を逸脱していない場合はステップS24へ
進み、この数値情報を数値情報正常とし、今回値を採用
する。以上により数値情報不良情報の付加された数値情
報は色替され系統監視盤に表示されるため、運転員は数
値情報の値と数値情報不良が発生していることを認識す
ることができる。又、数値情報不良の有/無を運転員に
通知する方法は上記色替表示に限定されるものではな
く、表示器にフリッカ表示機能を設けることによりフリ
ッカ表示することも可能であり、更に表示器の隣りに数
値情報不良を表示する窓を設け、その窓を点/消灯する
ことにより数値情報不良の有/無を運転員に通知するこ
とも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば系
統監視盤に組込まれた文字表示器に表示されるメッセー
ジを表示開始時及び表示復帰時にフリッカ表示するよう
構成したので、新たに表示されたメッセージや表示復帰
したメッセージが認識し易くなる。又、運用者がフリッ
カ停止を要求しない限り表示されたメッセージが表示復
帰することがないため、表示されたメッセージを見落と
すことがなくなる。又、数値情報不良の場合も色替等が
なされて明瞭に認識ができる。
統監視盤に組込まれた文字表示器に表示されるメッセー
ジを表示開始時及び表示復帰時にフリッカ表示するよう
構成したので、新たに表示されたメッセージや表示復帰
したメッセージが認識し易くなる。又、運用者がフリッ
カ停止を要求しない限り表示されたメッセージが表示復
帰することがないため、表示されたメッセージを見落と
すことがなくなる。又、数値情報不良の場合も色替等が
なされて明瞭に認識ができる。
【図1】本発明による系統監視盤表示装置の一実施例の
機能ブロック図。
機能ブロック図。
【図2】文字表示器の表示例図。
【図3】文字表示器の別の表示例図。
【図4】表示メッセージテーブルの構成例図。
【図5】各種表示方式のメッセージの表示を示すタイム
チャート図。
チャート図。
【図6】送信メッセージリスト内のメッセージの構造例
図。
図。
【図7】送信データの構造例図。
【図8】表示情報抽出手段の処理内容を示すフローチャ
ート図。
ート図。
【図9】系統監視盤表示装置の他の実施例の機能ブロッ
ク図。
ク図。
【図10】系統監視盤に表示された表示例図。
【図11】数値情報不良チェック手段の処理内容を示すフ
ローチャート図。
ローチャート図。
1 系統監視盤表示装置 2 電力系統 3 電力系統制御システム 10 情報入力手段 20 系統監視盤 30 文字表示器 40 表示メッセージテーブル 50 表示情報抽出手段 60 送信メッセージリスト 70 文字情報送信手段 80 フリッカ停止要求入力部 90 数値情報不良チェック手段 100 数値情報色替手段 110 数値情報送信手段
Claims (2)
- 【請求項1】 電力系統の保護・制御装置の動作状況,
電力系統設備の運用状況,電力系統制御システムの運用
状況等を表示する文字表示器を備えた系統監視盤表示装
置において、表示メッセージに係わる情報の発生時又は
解除時に、メッセージをフリッカ表示することを特徴と
する系統監視盤表示装置。 - 【請求項2】 表示データ不良のあった数値情報に対し
てデータ不良の情報を付加して運転員に通知することを
特徴とする請求項1記載の系統監視盤表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158632A JPH05328607A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 系統監視盤表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158632A JPH05328607A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 系統監視盤表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328607A true JPH05328607A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15675956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158632A Pending JPH05328607A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 系統監視盤表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05328607A (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4158632A patent/JPH05328607A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0076901A2 (en) | Interactive display terminal with alternating data processing and text processing sessions with text processing status line operable during data processing session | |
JPH05328607A (ja) | 系統監視盤表示装置 | |
JP2653346B2 (ja) | プログラマブル・コントローラ | |
JP2823877B2 (ja) | アラーム表示方法およびプロセス監視システム | |
JPH10208148A (ja) | 店舗システムにおける作業指示方法とそのシステム | |
CN110955223A (zh) | 起重机故障诊断系统及其诊断方法 | |
JPH07290547A (ja) | 射出成形機のリモート制御方法及びローカルコントローラ並びにリモート制御装置 | |
JPH10307977A (ja) | 警報装置 | |
JPH07121216A (ja) | ロボット制御装置 | |
JPH07248751A (ja) | 表示方法及び表示装置 | |
JPH0779221A (ja) | ネットワーク自動管理システム | |
KR100230240B1 (ko) | 복합 무선호출 장치 및 그 장치의 무선호출 신호처리 방법 | |
JP2831782B2 (ja) | プラント警報診断表示装置 | |
JPH01256896A (ja) | プロセス状態表示装置 | |
JP4582490B2 (ja) | 通信データ表示装置 | |
JPH0615318Y2 (ja) | 電子スケジュ−ラ | |
JPS62198941A (ja) | システム状態情報の表示制御方式 | |
JP2536386B2 (ja) | オンライン情報処理装置 | |
JP3734379B2 (ja) | 表示パネル | |
JPH0469905B2 (ja) | ||
JPH10198592A (ja) | データベース試験装置 | |
JPS62113224A (ja) | キ−ボ−ドデ−タ入力装置 | |
JPH01180028A (ja) | 表示器付電子機器 | |
JPH0460807A (ja) | プログラマブルコントローラのプログラミング装置 | |
JPH0311930A (ja) | 配電系統制御装置 |