JP2831782B2 - プラント警報診断表示装置 - Google Patents

プラント警報診断表示装置

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JP2831782B2 JP2047274A JP4727490A JP2831782B2 JP 2831782 B2 JP2831782 B2 JP 2831782B2 JP 2047274 A JP2047274 A JP 2047274A JP 4727490 A JP4727490 A JP 4727490A JP 2831782 B2 JP2831782 B2 JP 2831782B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、警報発生の原因となる各原因警報の発生の
有無をあらわす警報発生シーケンステーブルを記憶し、
この警報発生シーケンステーブルの内容に基づいて警報
発生経路を同定し、その警報発生経路上に位置する1つ
以上の警報を表示するプラント警報診断表示装置に関す
る。
(従来の技術) 工業プラントでは、多数のプロセスが関連して進行し
ており、したがって、プラントになんらかの警報が発生
したとき、その警報の原因となるプロセスは、1つとは
限らない。
そこで、従来より、プラントに発生した警報の発生経
路を提示するプラント警報診断表示装置が実用されてお
り、その一例を第10図に示す。
プラント1からのプロセス信号は、プロセス入力装置
2によって適宜なタイミングでサンプリングされて、プ
ラント警報診断表示装置3に入力される。
プラント警報診断表示装置3において、監視手段4
は、クロック発生手段5から所定周期で出力されるクロ
ック信号CPにより起動されて、プロセス入力装置2より
入力した各プロセス信号を調べて、あらかじめ設定され
ている多数の警報状態がそれぞれ発生しているか否かを
判定するものであり、その判定結果は、入力信号状態記
憶装置6に記憶される。
また、監視手段4は、警報の発生を検出してから、す
べての警報が収束するまでの間、判定終了すると診断手
段7を起動する。
診断手段7は、監視手段4より起動されると、警報発
生シーケンステーブル記憶装置8に記憶されている警報
発生シーケンステーブル(後述)を参照して警報発生経
路を同定し、その処理結果を警報発生シーケンステーブ
ルに記憶するものであり、その診断処理を終了すると表
示手段9を起動する。
表示手段9は、診断手段7より起動されると、警報発
生シーケンステーブル8の内容に基づいて、警報発生経
路を表示する表示情報を形成するものであり、その表示
情報は、CRT表示装置10に出力され、それにより、発生
した警報の発生経路を表示する表示画面がCRT表示装置1
0に表示される。
ここで、警報発生シーケンステーブルについて説明す
る。
例えば、警報発生経路として、第11図に示すようなシ
ーケンスを考える。この場合、警報P1,P2の論理和条件
で警報P5が成立し、警報P3,P4の論理積条件で警報P6が
成立し、警報P5,P6の論理和条件で警報P7が成立し、警
報P7,P8の論理和条件で最終的な警報P9が成立する。
また、以下、ある警報の原因となる警報を原因警報と
称し、原因警報が存在しない警報を第一原因警報と称
す。例えば、警報P5の原因警報は警報P1,P2であり、ま
た、この例示した警報発生経路のシーケンスにおいて
は、第一原因警報は、警報P1,P2,P3,P4,P8である。
このような警報発生経路シーケンスをあらわす警報発
生シーケンステーブルを第12図に示す。
この警報発生シーケンステーブルには、おのおのの発
生警報に対して、その発生警報を識別するための発生警
報情報、原因警報をあらわす原因警報情報、その原因警
報が警報発生状態になっているかどうかをあらわす警報
発生の有無情報、その原因警報が第一原因警報であるか
否かをあらわす第一原因警報発生の有無情報が登録され
る。
また、原因警報のうち、発生警報に対して論理和条件
を構成するものは並列的に要素を構成し、発生警報に対
して論理積条件を構成するものは、1つの要素にまとめ
られている。また、この警報発生シーケンステーブルの
各要素には、初期値として「無」をあらわす情報がセッ
トされる。
以上の構成で、プラント1に警報状態が生じていない
ときには、警報発生シーケンステーブル記憶装置8に記
憶されている警報発生シーケンステーブルは初期状態の
ままであり、これにより、表示手段9は、第11図に示し
たものと同じ内容の警報表示画面をCRT表示装置10に表
示する。
この状態から、例えば、警報P1が発生した場合には、
その警報P1が原因警報となる警報P5が成立するととも
に、警報P5が原因警報となる警報P7が成立し、それによ
り、最終的に警報P9が成立して、警報P9の発生状態とな
る。
したがって、このとき、監視手段4は、警報P1,P5,P
7,P9を警報発生状態として判定し、入力信号状態記憶装
置6の内容を書き換えており、その結果、診断手段7
は、警報発生シーケンステーブルの内容を第13図に示す
ように変更する。
これにより、表示手段9は、第14図に示すように、警
報発生の有無情報「有」がセットされた警報を表示する
表示枠を二重枠で表示して、それらの警報が発生したこ
とを表示する。
これにより、運転員は、最終的な警報P9の発生経路を
なす警報P1,P5,P7を識別することができ、その表示を参
照して、警報を回避するための運転操作を行うことがで
きる。
また、この状態からさらに警報P8が発生した場合に
は、上述と同様にして、その警報P8の発生を通知する表
示が、第15図に示すようにCRT表示装置10に表示出力さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、発生した警報のみを表示しているため、そ
の表示内容からは、警報発生経路を認識できるものの、
警報発生順序や、発生した警報の第一原因警報がどの警
報なのかの識別を容易に行うことができないので、運転
員に負担がかかるという不都合を生じていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、警報原因判定のための情報をより的確に提供できる
プラント警報診断表示装置を提供することを目的として
いる。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、警報発生の原因となる各原因警報の発生の
有無をあらわす警報発生シーケンステーブルを記憶し、
この警報発生シーケンステーブルの内容に基づいて警報
発生経路を同定し、その警報発生回路上に位置する1つ
以上の警報を表示するプラント警報診断表示装置におい
て、上記同定された警報発生経路について、その警報発
生経路の起点となる第一原因警報を判定し、その第一原
因警報の識別情報を、その警報発生経路に属する各警報
に付加する診断手段と、上記診断手段により付加された
第一原因警報を識別するためのマークを、おのおのの警
報に付加表示する表示手段を備えたものである。また、
前記表示手段は、同一警報に複数の第一原因警報の識別
情報が付加されているときには、その発生順に対応した
表示位置に、対応する第一原因警報をあらわす表示属性
で表示するものである。
(作用) したがって、おのおのの警報について、その警報が位
置してる警報発生経路において、起点となる第一原因警
報が明確に表示されるので、運転員は、第一原因警報を
調査する必要がなく、作業の手間が軽減される。また、
複数の第一原因警報が発生しているときには、その発生
順に対応した表示位置に、かつ、その第一原因警報をあ
らわす表示属性で、第一原因警報のマークが表示される
ので、運転員は、警報の発生順序を確認する必要がなく
なり、したがって、作業の手間を大幅に軽減することが
できる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるプラント警報診
断表示装置を示している。なお、同図において、第10図
と同一部分および相当する部分には、同一符号を付して
いる。
診断手段11は、監視手段4より起動されると、入力信
号状態記憶装置6の記憶内容に基づいて、警報発生シー
ケンステーブル記憶装置12に記憶されている警報発生シ
ーケンステーブルを調べ、警報発生経路を同定してその
内容を適宜に書き換え、表示手段13を起動する。
表示手段13は、診断手段11より起動されると、警報発
生シーケンステーブル記憶装置12の記憶内容に基づい
て、警報表示画面の表示情報を形成するものであり、そ
の表示情報をCRT表示装置10に出力する。これにより、C
RT表示装置10に警報表示画面が表示出力される。
警報発生シーケンステーブル記憶装置8に記憶されて
いる警報発生シーケンステーブルの一例を第2図に示
す。
この警報発生シーケンステーブルは、第12図に示した
従来装置のものに、発生警報が属している警報発生経路
における第一原因警報を記憶するための発生原因の第一
原因警報情報、および、発生原因の第一原因警報情報に
記憶されている第一原因警報が発生した順番を記憶する
ための原因警報発生順番情報を追加したものである。ま
た、初期状態では、発生原因の第一原因警報情報、およ
び、原因警報発生順番情報の内容には、有効なデータが
セットされていないことをあらわすブランクデータがセ
ットされる。
表示手段13が表示する警報発生画面の一例を第3図に
示す。
この画面では、おのおのの警報表示枠の上部に、その
警報の第一原因警報となる警報をあらわす色別マークを
表示するためのマーク表示欄RHが付加されている。
第4図は、監視手段11の処理例を示している。
監視手段11は、上述した従来装置と同様にして、ま
ず、入力信号状態記憶装置6の記憶内容に基づき、警報
発生シーケンステーブル記憶装置12に記憶されている警
報発生シーケンステーブルを参照して、警報発生経路を
同定し、おのおのの警報について警報発生の有無情報、
および、第一原因警報発生の有無情報の内容を書き換え
る(処理101)。
次に、変数KXに最初の原因警報番号(原因警報情報)
をセットし(処理103)、警報発生シーケンステーブル
において、変数KXの原因情報について、その警報発生有
無の情報が「有」になっており、かつ、発生原因の第一
原因警報情報の内容が「ブランク」になっているかどう
かを調べる(判断104)。
判断104の結果がYESになるときには、その原因警報
が、未処理の第一原因警報なので、その原因警報の発生
原因の第一原因警報情報の欄に、変数KXの値をセットし
(処理105)、変数KYのその原因警報が属している発生
警報情報の値をセットする(処理106)。そして、変数K
Yの発生警報の項目における変数KXの原因警報の欄の原
因警報発生順番情報に、その発生警報における原因警報
の発生順序の値をセットする(処理107)。
次に、変数KYの原因警報をもつ警報情報があるかどう
かを調べる(判断108)。判断108の結果がNOになるとき
には、全ての原因警報についての処理を終了したかどう
かを調べて(判断109)、判断109の結果がNOになるとき
には、変数KXに次の原因警報番号の値をセットした状態
で(処理110)、判断104に移行する。
判断108の結果がYESになるときには、そのときに見つ
けた発生警報情報の値を変数KZにセットし(処理11
1)、変数KZの発生警報における変数KYの原因情報の発
生原因の第一原因警報情報に、変数KXの値をセットし
(処理112)、同じ項目の原因警報発生順番情報に、そ
の発生警報における原因警報の発生順番の値をセットす
る(処理113)。
そして、変数KYに変数KZの値をセットした状態で(処
理114)、判断108に戻る。
また、全ての原因警報に関する処理を終了して、判断
109の結果がYESになるときには、表示手段13を起動して
(処理115)、一連の処理を終了する。
第5図は、表示手段13の処理例を示している。
まず、表示手段13は、従来装置と同様にして、第3図
に示した警報発生シーケンス画面の表示情報を形成する
とともに、警報発生の有無情報の内容が「有」になって
いる警報の表示枠を二重枠で表示する(処理201)。
そして、1つの発生警報を選び、さらにその発生警報
の1つの原因警報を選び、その原因警報が警報発生状態
になっているかどうかを判断する(判断202)。
判断202の結果がYESになるときには、その発生警報の
表示枠のマーク表示欄RHの左から、原因警報発生順番情
報で示される順序位置に、発生原因の第一原因警報情報
で示される第一原因警報の識別色のマークを表示する
(処理203)。また、判断202の結果がNOになるときに
は、処理203を実行しない。
次いで、その発生警報内の全ての原因警報について処
理したかどうかを調べて(判断204)、判断204の結果が
NOになるときには、次の原因警報を選択した状態で(処
理205)、判断202に戻る。
また、判断205の結果がYESになるときには、全ての発
生警報について処理を終了したかどうかを調べて(判断
206)、判断206の結果がNOになるときには、次の発生警
報を選択するとともにそのなかの1つの原因警報を選択
した状態で(処理207)、判断202に戻る。
以上の構成で、プラント1に警報状態が生じていない
ときには、警報発生シーケンステーブル記憶装置8に記
憶されている警報発生シーケンステーブルは初期状態の
ままであり、これにより、表示手段13は、第3図に示し
たものと同じ内容の警報表示画面をCRT表示装置10に表
示する。
この状態から、例えば、警報P1が発生した場合には、
その警報P1が原因警報となる警報P5が成立するととも
に、警報P5が原因警報となる警報P7が成立し、それによ
り、最終的に警報P9が成立して、警報P9の発生状態とな
る。
したがって、このとき、監視手段4は、警報P1,P5,P
7,P9を警報発生状態として判定し、入力信号状態記憶装
置6の内容を書き換えており、その結果、診断手段7
は、警報発生経路を同定して、その結果、警報発生シー
ケンステーブルの警報発生の有無情報および第一原因警
報発生の有無情報の内容を、第6図に示すように変更す
る。
次いで、診断手段7は、上述した処理を実行して、発
生原因の第一原因警報情報および原因警報発生順番情報
の内容を、書き換える。
この場合には、第一原因警報発生の有無情報が「有」
になっている原因警報P1の発生原因の第一原因警報情報
に、警報P1の識別情報をセットし、その原因警報発生順
番情報に第1番目をあらわす「1」をセットする。
次いで、警報P1が原因警報となっている発生警報P5
が、原因警報となっている発生警報を探す。この場合に
は、発生警報P7が相当する。
そして、発生警報P7の原因警報P5の発生原因の第一原
因警報情報に警報P1をセットするとともに、その原因警
報発生順番情報に第1番目をあらわす「1」をセットす
る。
次に、発生警報P7が原因警報となっている発生警報を
探す。この場合には、発生警報P9が相当する。
そして、発生警報P9の原因警報P7の発生原因の第一原
因警報情報に警報P1をセットするとともに、その原因警
報発生順番情報に第1番目をあらわす「1」をセットす
る。
この場合には、発生警報P9を原因警報となっている発
生警報がないので、警報P1を第一原因警報とする警報発
生経路に関する探索処理が終了して、表示手段13を起動
する。
これにより、表示手段13は、第7図に示すように、警
報発生の有無情報が「有」にセットされている警報P1,P
5,P7,P9の表示枠を二重枠に設定するとともに、おのお
のの表示枠に付加されているマーク表示欄RHの第1番目
のマーク位置に、警報P1をあらわす識別色のマークMK1
を表示する。
このようにして、発生した警報経路を構成する警報の
表示枠が二重枠で表示されるとともに、おのおののマー
ク表示欄RHには、その第一原因となる警報をあらわす色
のマークMK1が表示される。
これにより、この場合、運転員は、警報P1を第一原因
警報とする警報経路により、警報P9が発生しているとい
う状況を明確に認識することができる。
また、この状態から、警報P8が発生すると、診断手段
11は、警報発生経路シーケンステーブルの原因警報P8の
警報発生の有無情報に「有」を、また、第一原因警報発
生の有無情報に「有」をそれぞれセットする。
それとともに、診断手段11は、原因警報P8の発生原因
の第一原因警報情報に警報P8の識別情報をセットし、原
因警報発生順番情報に、第2番目をあらわす「2」をセ
ットする(第8図参照)。
これによって、表示手段13は、第9図に示すように、
警報P1,P5,P7,P8,P9を二重枠で表示し、警報P1,P5,P7,P
9のマーク表示欄RHの第1番目の表示位置に、警報P1の
識別色のマークMK1を表示し、さらに、警報P8,P9のマー
ク表示欄RHの第2番目の表示位置に、警報P8の識別色の
マークMK2を表示する。
このようにして、この場合、運転員は、第一原因警報
が警報P1と警報P8の2つの警報経路により、警報P9が発
生しているということと、警報P1が警報P8よりも先に発
生したということを、明確に認識することができる。
なお、各警報の識別色は、あらかじめ設定されている
ものである。
以上のように、本実施例では、警報発生系路上の各警
報の第一原因警報を明確に知ることができるとともに、
第一原因警報の発生順序を明確に認識することができる
ので、運転員の作業負担を軽減することができる。
ところで、上述した実施例では、警報ごとに識別色を
設定して、おのおのの第一原因警報を識別できるように
しているが、この警報識別のための表示属性としては、
色の他の要素を用いることもできる。
また、表示枠を、第一原因警報の識別色で表示させ
て、表示枠をマークに兼用させることもできる。
また、発生していた警報が復帰した場合、復帰した経
路の第一原因に関するマークのみを消去して、他のマー
クを残すことにより、発生中の警報の原因となる原因の
復帰状況、および、未復帰状況を明確に表示することが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、警報発生の原
因となる各原因警報の発生の有無をあらわす警報発生シ
ーケンステーブルを記憶し、この警報発生シーケンステ
ーブルの内容に基づいて警報発生経路を同定し、その警
報発生経路上に位置する1つ以上の警報を表示するプラ
ント警報診断表示装置において、上記同定された警報発
生経路について、その警報発生経路の起点となる第一原
因警報を判定し、その第一原因警報の識別情報を、その
警報発生経路に属する各警報に付加する診断手段と、上
記診断手段により付加された第一原因警報を識別するた
めのマークを、おのおのの警報に付加表示する表示手段
を備えたので、おのおのの警報について、その警報が位
置している警報発生経路において起点となる第一原因警
報が明確に表示され、その結果、運転員は、第一原因警
報を調査する必要がなく、作業の手間が軽減されるとい
う効果を得る。
また、前記表示手段は、同一警報に複数の第一原因警
報の識別情報が付加されているときには、その発生順に
対応した表示位置に、対応する第一原因警報をあらわす
表示属性で表示するので、複数の第一原因警報が発生し
ているときには、その発生順に対応した表示位置に、か
つ、その第一原因警報をあらわす表示属性で、第一原因
警報のマークが表示され、その結果、運転員は、警報の
発生順序を確認する必要がなくなり、したがって、作業
の手間を大幅に軽減することができるという効果も得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるプラント警報診断表
示装置を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例に
かかる警報発生シーケンステーブルの一例を示す概略
図、第3図は警報発生表示の一例を示す概略図、第4図
は診断手段の処理例を示すフローチャート、第5図は表
示手段の処理例を示すフローチャート、第6図は1つの
警報経路が発生した場合の警報発生シーケンステーブル
の内容の一例を示す概略図、第7図は第6図の警報発生
シーケンステーブルに基づく警報表示の一例を示す概略
図、第8図は2つの警報経路が発生した場合の警報発生
シーケンステーブルの内容の一例を示す概略図、第9図
は第8図の警報発生シーケンステーブルに基づく警報表
示の一例を示す概略図、第10図は従来装置の一例を示す
ブロック図、第11図は警報発生シーケンスの一例を示す
概略図、第12図は警報発生シーケンステーブルの一例を
示す概略図、第13図は1つの警報経路が発生した場合の
警報発生シーケンステーブルの内容の一例を示す概略
図、第14図は第13図に基づく警報表示の一例を示す概略
図、第15図は2つの警報経路が発生した場合の警報表示
の一例を示す概略図である。 10……CRT表示装置、11……診断手段、12……警報発生
シーケンステーブル記憶装置、13……表示手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】警報発生の原因となる各原因警報の発生の
    有無をあらわす警報発生シーケンステーブルを記憶し、
    この警報発生シーケンステーブルの内容に基づいて警報
    発生経路を同定し、その警報発生回路上に位置する1つ
    以上の警報を表示するプラント警報診断表示装置におい
    て、 上記同定された警報発生経路について、その警報発生経
    路の起点となる第一原因警報を判定し、その第一原因警
    報の識別情報を、その警報発生経路に属する各警報に付
    加する診断手段と、 上記診断手段により付加された第一原因警報を識別する
    ためのマークを、おのおのの警報に付加表示する表示手
    段を備えたことを特徴とするプラント警報診断表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、同一警報に複数の第一原
    因警報の識別情報が付加されているときには、その発生
    順に対応した表示位置に、対応する第一原因警報をあら
    わす表示属性で表示することを特徴とする請求項1記載
    のプラント警報診断表示装置。
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