JPH0532851A - 剥離性ヒートシール用ポリマーブレンドおよびその用途 - Google Patents

剥離性ヒートシール用ポリマーブレンドおよびその用途

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JPH0532851A
JPH0532851A JP3034549A JP3454991A JPH0532851A JP H0532851 A JPH0532851 A JP H0532851A JP 3034549 A JP3034549 A JP 3034549A JP 3454991 A JP3454991 A JP 3454991A JP H0532851 A JPH0532851 A JP H0532851A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、ブテン-1の重合体(ホモポリマー)
あるいは共重合体(コポリマー)と、スチレン- オレフ
ィンブロック共重合体と、必要に応じてプロピレンとか
らなるブレンドであって、5〜50重量%のブテン-1重
合体あるいは共重合体と、95〜50重量%のブロック
共重合体と、0〜30重量%のポリプロピレンとを有し
ている。 【効果】本発明のブレンドによれば、開けるのが容易
で、一定の力で剥離できるフィルムおよび層構造体、ま
たはこれらを用いた蓋構造体を有する硬質容器を提供す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬質容器とその蓋材の
間に用いられたり、軟質フィルム包装材料に用いられる
剥離性ヒートシール用ポリマーブレンドとその用途、具
体的には、層構造体および硬質容器に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】硬質容器と硬質容器用の剥離性蓋
材のような2つの基材の間に用いられるか、またはフィ
ルムおよび/または積層体から作られる軟質フィルム包
装材料において用いられる接着剤として、剥離性ヒート
シール用ポリマーブレンドがある。これらのブレンドを
用いて製造されるシールは、スチレン製容器、塩化ビニ
ル(PVC)製容器などの硬質容器に用いられたとき
に、十分かつほぼ一定の剥離強度を有することを特徴と
している。このシールは広いヒートシール温度範囲で作
成可能であり、また剥離性容易である。剥離性なる用語
は、シール破損がフィルムの引裂よりはむしろ、封止面
の界面において最初に起こることをさしていう。
【0003】汎用の包装材料は、硬質容器に接着された
剥離性の積層蓋材を備えている。蓋材は、典型的には、
ヒートシール性材料が塗布された裏打材料からなり、硬
質容器から容易に剥離することができる。裏打材料は、
該容器を密閉するのに充分な強度があり、また必要とさ
れるバリヤー特性を容器に付与できる材料であればよ
い。裏打材料は、たとえば、金属箔、ポリプロピレンフ
ィルム、ポリエステルフィルム、ナイロンフィルムある
いは紙などである。包装材料は、蓋材を剥離することに
より開かれ、そしてこれは一般的には、蓋自体がバラバ
ラにならないように行なわれなければならない。したが
って、このタイプの満足いく包装材料を提供するために
は、特性のバランスが必要である。すなわち、シール強
度は、包装材料を密閉され、かつ保護された条件に維持
でき、しかも所望のときに剥離することで開封できる程
度の離型性を示すことが必要である。従来、スチレン硬
質容器あるいはPVC系容器とともに用いられる剥離シ
ールクロージャーとしては、安価で効果的なものはなか
った。これは、いずれのタイプの容器においても、単一
の剥離性接着剤を使用できなかったためである。
【0004】最も広く上市されている剥離シール材料
は、オレフィン系共重合体であるが、この共重合体はポ
リスチレン容器あるいはPVC容器には用いることがで
きない。これは、オレフィン系共重合体と、ポリスチレ
ンあるいはPVCとの間には接着性がないためである。
【0005】現在のところ、ポリスチレン製あるいはP
VC製硬質容器において、容易に開き、剥離可能な蓋材
を用いるためには、製造業者は、ポリスチレンまたはP
VCと、高密度ポリエチレン(HDPE)とを共押出成
形して、剥離シール材料をシールすることができるHD
PE表面を有する容器を成形しなければならない。これ
は費用のかかるプロセスである。
【0006】ポリスチレン容器に用いられる現在入手可
能な剥離シール材料のひとつは、エチレン/酢酸ビニル
系共重合体(EVA)溶液である。この材料の使用は、
有機溶媒の発散と回収とを含み、EVAは、しばしばこ
のような容器に包装された食品に、感覚器官を刺激する
という問題を起こす。
【0007】多くの文献が、剥離シールを製造すること
ができるヒートシールフィルムを教示している。たとえ
ば米国特許第4,550,141 号、米国特許第4,539,263 号、
米国特許第4,414,053 号および米国特許第3,879,492 号
などである。しかしながら、これらの文献は、スチレン
製硬質容器、PVC製硬質容器あるいはオレフィン系硬
質容器に用いられる剥離性シートを提供する組成物を教
示してはいないようである。
【0008】
【発明の目的】本発明は、種々の基材に接着し、また化
学的に適合性がある裏打材料とともに用いることで、た
とえばポリスチレン、PVCあるいはオレフィン系容器
のような剥離シール性容器が得られる剥離性シールに用
いられるポリマーブレンドを提供することを目的として
いる。
【0009】
【発明の概要】本発明に係る剥離性ヒートシール用ポリ
マーブレンドは、基材間の剥離性接着剤に用いるポリマ
ーブレンドであって、下記成分(a)、(b)および
(c)を、三成分の総量に対する下記量で含むことを特
徴としている。
【0010】(a)メルトインデックスが0.01〜1
000のブテン-1重合体あるいは共重合体;5〜50重
量%、 (b)スチレン−オレフィンブロック共重合体;95〜
50重量%、 (c)ポリプロピレン;0〜30重量%。
【0011】本発明に係る層構造体は、裏打材料と、上
記のブレンドからなる層とを有することを特徴としてい
る。また本発明に係る硬質容器は、硬質容器と、該容器
に上記ブレンドを含むフィルムあるいは上記の層構造体
でシールされた蓋体とを備えることを特徴としている。
【0012】
【発明の具体的説明】本発明によれば、(a)メルトイ
ンデックスが0.01〜1000、好ましくは0.1〜
500であるブテン-1重合体または共重合体;5〜50
重量%、好ましくは10〜40重量%、特に好ましくは
25〜35重量%と、(b)スチレン−オレフィンブロ
ック共重合体;95〜50重量%、好ましくは90〜6
0重量%、特に好ましくは75〜65重量%と、(c)
ポリプロピレン;0〜30重量%とからなり、基材間の
剥離性ヒートシールに用いられるポリマーブレンドが提
供される。ただし、(a)、(b)および(c)の重量
%はこれらの総量に基づいた値である。
【0013】このブレンドは、裏打材料と硬質容器との
間に積層すると、シーリングかみ合い部(sealing jaw
)において決定されるヒートシール温度が177℃〜
232℃(350°F〜450°F)の間にある場合、
裏打材料と硬質容器との間に0.18kg/2.54cm〜
2.3kg/2.54cm(0.4ポンド/インチ〜5ポン
ド/インチ)の剥離強度を与える。
【0014】また、本発明は硬質容器の蓋材として好適
に用いられる積層構造体を含む。該積層構造体は裏打材
料と、本発明のブレンドの層とを含む。積層構造体は裏
打材料とブレンドとの共押出品、またはブレンドが塗布
された裏打材料であっても良い。このような積層構造体
は、たとえば裏打材料としてアルミホイルを用いると、
スチレン製硬質容器、PVC製硬質容器またはオレフィ
ン硬質容器に用いられる、容易に開き剥離可能な蓋材を
与える。積層構造体は、PVC、結晶性ポリスチレンま
たは耐衝撃性改良型ポリスチレンまたはオレフィン容器
上にヒートシールされることができる。ブレンドから得
られる蓋材の原材料は広いヒートシール温度範囲を有す
る。裏打材料は、好適には、ポリスチレン、ポリプロピ
レンフィルム、アルミホイル、ナイロンフィルム、ポリ
エステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリ4-
メチル- ペンテン-1フィルムおよび紙から選ばれる。
【0015】さらに本発明は、本発明のブレンドを含む
フィルムとともに蓋材が硬質容器上にシールされてなる
剥離性シールド硬質包装材料、または本発明の積層構造
体を備えた剥離性シールド硬質包装材料を提供する。硬
質容器は好ましくは、スチレン系ポリマー、ナイロンポ
リエステル、塩化ビニルあるいはオレフィン系重合体か
らなる。
【0016】本発明のポリマーブレンドは、キャスト法
またはフィルム吹込法により、非配向性または配向性フ
ィルムに成形される。成形加工の後、フィルムは、前も
って設定された温度、圧力および保圧において、シーリ
ングかみ合い部(sealing jaw )においてヒートシール
される。ブレンドはシート材料に成形できるが、これら
の成形技術はフィルムに応用される。フィルムは比較的
薄いプラスチック成形品をさし、最大厚み0.254mm
(0.010インチあるいは10ミル)を有する。シー
ト材料は、0.254mmより大きな厚さを有するプラス
チック成形品である。
【0017】本発明の積層構造体は、2つのフィルムを
別々に製造し、次いでこれらをヒートラミネーションに
より積層することにより得ることができる。これらのフ
ィルムは、フィルム吹込法(サーキュラーダイによる溶
融押出法)またはキャスティング法(フラットダイ押出
法またはスロットダイ溶融押出法)により前もって調製
される。一方、積層構造体は共押出法により調製され
る。使用され得る共押出法については、米国特許第2,48
0,998 号に記載されている。
【0018】共押出法は、スクリューまたは気送官によ
る手段で押出機中に継続的に供給できる形態の重合体を
用いて開始される。場合により、重合体は、バンバリー
ミキサーなどにより可塑剤、滑剤、安定剤および着色剤
などの材料と組み合される。得られた混合物は、棒状ダ
イを介して押出され、ペレットに切削される。ペレット
化された重合体は、スクリュー型押出機の末端のスクリ
ューコンベアーに供給され、加熱されて、次いで回転ス
クリュー、コイルスクリューの手段により、シリンダ内
で粘性流体とされる。ダイから放出されたシートは、温
度制御されたチルロール上で急冷される。得られたフィ
ルムは、連続幅出操作による二軸延伸を用いた二方向延
伸処理を施される。
【0019】ここで用いられる「ポリブチレン」なる用
語は、成分(a)を示し、またブテン-1単独重合体およ
びブテン-1- エチレン共重合体やブテン-1- プロピレン
共重合体のようなブテン-1系共重合体を示す。
【0020】本発明のブレンドの基本成分であるポリブ
チレンは、好適には、立体特異重合法により得られる製
造物であり、「アイソタクチック」あるいは「立体特異
性」重合体といわれ、すべての高分子鎖の繰り返し単位
が主鎖にそって同一の立体化学的配置を有する重合体で
ある。これは高分子鎖の繰り返し単位が主鎖に沿ってラ
ンダムに配置している「アタクチック」ポリマーと対照
的である。新規な接着剤に求められるアイソタクチック
ポリブチレンの立体化学性は、下記に示すその構造式か
ら容易に読み取ることができる。
【0021】
【化1】
【0022】本発明のブレンドで用いられる高分子量ア
イソタクチックポリブチレンは、ブテン-1単量体の立体
特異重合により調製される。このような重合手段を導く
方法は当業界では周知であり、典型的な手法は米国特許
第3,197,452 号およびオランダ特許6,507,546 号に開示
されている。これらの手段は、一般的には、重合開始剤
あるいはブテン-1単量体の高分子量ポリマーへの重合用
触媒の使用を含む。これらの手法に用いられる好ましい
触媒系としては、アルミニウムトリエチルのような金属
アルキル化合物と、チタン、バナジウム、クロム、ジル
コニウム、モリブデンおよびタングステンのような周期
律表第IV族〜第VI族の金属のトリハロゲン化物のような
重金属化合物との反応生成物が挙げられる。実質的にア
イソタクチック特性を示す重合体の生成は、重合体の分
子量の変動と同様に、重合用触媒の性質、系内にある共
反応物の性質および採用される反応条件に依存する。好
適なアイソタクチックポリブチレンは、常温では比較的
硬質であり、昇温すると容易に流動するようになる。す
でに言及したように、これらは高い分子量を有さなけれ
ばならない。したがって、これら新規接着剤に用いられ
るアイソタクチックポリブチレンに適用できる「メルト
フロー」換算で表わされる分子量は、0.1〜500、
好ましくは0.2〜300、特に好ましくは0.4〜4
00、さらに好ましくは0.4〜7、一層好ましくは1
〜4の範囲のメルトフローを示す。このようなメルトフ
ロー値は、ASTM D 1236-62 Te に記載されている方法に
よって決定され、分子量に反比例する。すなわち、低メ
ルトフロー値は高分子量を示す。さらに、得られるブテ
ン-1ポリマーにより示される既に述べた所望の特性が損
なわれないかぎり、ブテン-1重合系内に、少量の、すな
わち5重量%以下の、他のα- オレフィン単量体たとえ
ばエチレンやプロピレンなどが存在していてもよい。
【0023】本発明のブレンドの任意成分であるポリプ
ロピレン成分(c)は、メルトインデックスあるいは接
着特性を改良するために用いられる。ここで用いられる
ポリブチレンは、好ましくは被膜形成級であり、このよ
うなポリブチレンはシェル社から市販されており、また
米国特許第3,362,940 号により調製できる。
【0024】本発明に係るブレンドのブロック共重合体
成分(b)はよく知られており、従来公知の方法で製造
できる。ブロック共重合体は、直鎖状、分枝状あるいは
放射状などと呼ばれる構造を有するように製造できる。
ブロック共重合体の好ましい製造方法は、リチウム重合
開始剤、特にアルキルリチウムの使用を含んでいる。米
国特許第3,592,942 号は、ブロック共重合体とその製造
方法を開示している。一般的には、アルキルリチウムの
存在下、重合容器内に継続的に適当なモノマーを加える
ことにより、直鎖状のブロック共重合体が製造される。
継続的な重合によってリビングポリマー鎖は成長する。
また例えば、直鎖状ブロック共重合体は、ジハロアルカ
ンのような二官能性カップリング剤によって2つのリビ
ングポリマー鎖を結合させることにより製造できる。分
枝状ブロック共重合体は、3個以上の官能基を有するカ
ップリング剤によってリビングポリマーを結合させるこ
とにより得られる。非対照のカップリング剤を用いるこ
とにより、分枝状と呼ばれる構造のブロック重合体とな
る。カップリング剤の特性そのものは、ブロック共重合
体の特徴に実質的には寄与しないため、ポリマーの説明
に関するかぎり特に記載しない。
【0025】好ましいブロック共重合体は、以下Aと記
される芳香族ビニル重合化合物と、以下Bと記される共
役ジエン重合体とを含む少なくとも2つのブロックを有
している。ブロック共重合体は、ブロックAが8〜55
重量%、好ましくは10〜30重量%であり、残りがブ
ロックBであってもよい。ブロックAの各々は、好まし
くは5,000〜125,000、さらに好ましくは
7,000〜60,000の平均分子量を有している。
ブロックBの各々は、好ましくは10,000〜30
0,000、さらに好ましくは30,000〜150,
000の平均分子量を有している。
【0026】ブロックAは、スチレン;α- メチルスチ
レン、β- メチルスチレンなどのスチレン類似化合物;
およびp-メチルスチレン、α- メチルスチレンなどの芳
香環メチル化スチレンのような芳香族ビニル化合物を重
合することにより製造され、この重合には、α- メチル
スチレンおよびスチレンが特に好ましく用いられる。
【0027】ブロックBは、好ましくはブタジエンある
いはイソプレンのホモポリマーブロックであるが、ブロ
ックBの主成分が共役ジエンであるかぎり、芳香族ビニ
ル化合物との共重合体も好ましく用いられる。ブロック
共重合体(b)の脂肪族不飽和は、水素化され得るが、
芳香族不飽和は問題となる程度には水素化されない。特
に好ましい未水素化Bブロックは、ブタジエンホモポリ
マーである。ブタジエンの場合、1,2-構造あるいは1,4-
構造を有するポリマーユニットを得る重合が可能であ
る。ブタジエンから製造される好ましいブロックBは、
35〜55%が1,2-構造を有するユニットであり、残り
が1,4-構造を有するユニットである。
【0028】そのまま、あるいは水素化ブロック共重合
体の前駆体として用いることができるブロック共重合体
としては、以下のタイプのブロック共重合体を例示でき
る。 ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレン(SB
S) ポリスチレン−ポリエチレン−ポリブタジエン−ポリス
チレン(SEBS) ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン(SI
S) ポリ(α- メチルスチレン)−ポリブタジエン−ポリ
(α- メチルスチレン) ポリ(α- メチルスチレン)−ポリイソプレン−ポリ
(α- メチルスチレン) 水素化ブロック共重合体は、ブロックBの脂肪族不飽和
の水素化を実質的に完了させることにより製造でき、こ
の際非常に小量のブロックAの芳香族不飽和が作用され
る。このような選択的水素化は公知である。
【0029】ブロック共重合体の水素化は、従来の方法
で行なってもよく、例えばニッケルやコバルトのカルボ
ン酸塩あるいはアルコラートとアルキルアルミニウムの
反応により形成された触媒を用いて行なわれる。
【0030】このような触媒は、部分的にあるいは選択
的にブロック共重合体を水素化し、共重合体中、少なく
とも80%の脂肪族不飽和が水素化され、一方芳香族不
飽和は25%以下しか水素化されない。好ましくは、少
なくとも99%の脂肪族炭素−炭素二重結合が水素化さ
れ、5%未満の芳香族不飽和が水素化される。このよう
な水素化は公知であり、米国特許第3,595,942 号および
第27,145号(US-B-27,145 )に開示されている。ブロッ
ク共重合体および水素化前後におけるブロック共重合体
の製造に関する一般的説明としては、米国特許第4,111,
895 号を参照せよ。
【0031】水素化ブロック共重合体は25,000〜
350,000の平均分子量を有していても良い。好ま
しい水素化ブロック共重合体は35,000〜300,
000の平均分子量を有している。このような水素化ブ
ロック共重合体は、市販されており、シェルケミカルカ
ンパニーより商品名クレイトン(KRATON)(RT
M)G熱可塑性ゴムが販売されている。
【0032】本発明のブレンドは、ぬれ性および粘性を
制御するために、25重量%まで、好ましくは10〜2
0重量%の可塑剤あるいはエクステンダー油を含んでい
ても良い。可塑化油は、たとえばパラフィンオイルまた
はナフサオイルであっても良い。使用可能な石油から誘
導した油は、少量の芳香族炭化水素(好ましくは油の3
0重量%未満、さらに好ましくは15重量%)を含む比
較的沸点が高い材料である。どちらかと言えば、全体が
芳香族でないオイルであっても良い。
【0033】本発明のブレンドには、従来からホットメ
ルト接着剤の用途に応じて加えられてきた他の添加剤、
例えば可塑剤、色素、染料、滑剤あるいはブロッキング
防止剤などを小量加えても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明のブレンドによれば、種々のコン
テナ用組成物と用いた場合、広範なヒートシール温度範
囲において、ほぼ一定の剥離強度を有する接着剤を提供
できる。また本発明のブレンドによれば、開けるのが容
易で、一定の力で剥離できるフィルムおよび層構造体、
またはこれらを用いた蓋構造体を有する硬質容器を提供
することができる。
【0035】以下、実施例により本発明を説明する。
【0036】
【実施例】約4.5kg(10ポンド)の2成分配合物を
ドライブレンドした。内訳を第1表に示す。パーセント
は重量パーセントである。
【0037】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── ブレンド No. % ブロックコポリマー % ポリブチレン ──────────────────────────────────── 1 65 クレイトン G1726X ゴム 35 DP1560 2 70 クレイトン G1726X ゴム 30 DP1560 3 75 クレイトン G1726X ゴム 25 DP1560 4 100 クレイトン G1726X ゴム ───────── 5 70 クレイトン G1726X ゴム 30 PB1710 6 70 クレイトン G1726X ゴム 30 PB0300 7 65 クレイトン D1102 ゴム 35 DP1560 8 75 クレイトン D1102 ゴム 25 DP1560 9 100 クレイトン D1102 ゴム ───────── 10 65 クレイトン D1107 ゴム 35 DP1560 11 75 クレイトン D1107 ゴム 25 DP1560 12 100 クレイトン D1107 ゴム ───────── 13 75 クレイトン D1107 ゴム 25 PB0300 14 65 クレイトン D1107 ゴム 35 PB0300 15 75 クレイトン D1107 ゴム 25 PB1710 16 65 クレイトン D1107 ゴム 35 PB1710 17 65 クレイトン D1111 ゴム 35 DP1560 18 65 クレイトン D1111 ゴム 35 PB0300 19 65 クレイトン D1111 ゴム 35 PB1710 20 65 クレイトン D1112 ゴム 35 DP1560 21 65 クレイトン D1112 ゴム 35 PB0300 22 65 クレイトン D1112 ゴム 35 PB1710 23 65 クレイトン D1117 ゴム 35 DP1560 24 65 クレイトン D1117 ゴム 35 PB0300 25 65 クレイトン D1117 ゴム 35 PB1710 ──────────────────────────────────── クレイトン G1726X ゴムはSEBSトリブロックコポリ
マーで、30重量%のスチレン成分構成単位含量を有す
る。
【0038】クレイトン D1102ゴムはSBSトリブロッ
クコポリマーで、28重量%のスチレン成分構成単位含
量を有する。クレイトン D1107ゴムはSISトリブロッ
クコポリマーで、14重量%のスチレン成分構成単位含
量を有する。
【0039】クレイトン D1111ゴムはSISトリブロッ
クコポリマーで、21重量%のスチレン成分構成単位含
量を有する。クレイトン D1112ゴムはSISトリブロッ
クコポリマーで、14重量%のスチレン成分構成単位含
量を有する。
【0040】クレイトン D1107ゴムはSISトリブロッ
クコポリマーで、17重量%のスチレン成分構成単位含
量を有する。DP1560は、0.75%のエチレン成分構成
単位含量を有し、4.0のメルトインデックスを示すブ
テン-1- エチレンコポリマーを20重量%のポリプロピ
レンとブレンドして得られる。
【0041】PB1710は、0.75%のエチレン成分構成
単位含量を有し、1.0のメルトインデックスを示すブ
テン-1- エチレンコポリマーを7重量%のポリプロピレ
ンとブレンドして得られる。
【0042】PB0300は、4.0のメルトインデックスを
示すホモポリマーポリブチレンである。上記ポリマーは
全てシェル ケミカル カンパニーから入手できる。
(クレイトン(KRATON)は登録商標である。)100%
クレイトンゴムブレンドの場合(No.4、No.9およびNo.1
2 )を除き、ブレンドは2段スクリューを備えた4.4
cm(1.25インチ)のブラベンダー押出機を使用して
溶融配合した。スクリューの第1段の終りにはマドック
ス混合セクションが存在する。押出条件は下記第2表お
よび第2表Aに記載されている。
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】全配合押出は80/20スクリーンパック
およびシングルストランドダイを用いて行なった。スト
ランドを水槽中に2重に張って、冷却時間が増加するよ
うにした。
【0046】3層ダイを用いて、各種ブレンドの約0.
0254mm(1mil )厚層をポリプロピレン 5C08 (シ
ェルケミカルカンパニーで入手できる)の0.076mm
(3mil )厚フィルム上に同時押出した。ポリプロピレ
ンはブラベンダー押出機とハーケ押出機の両方を用いて
押出した。ブレンドはキリオン押出機を用いて押出し
た。ブラベンダー押出機とハーケ押出機を用いて押出し
たポリプロピレンフィルムについての押出条件と、キリ
オン押出機を用いて押出したブレンドの各々についての
押出条件を第3表、第3表Aに示す。
【0047】
【表4】
【0048】第3表に示される条件の押出操作におい
て、冷却水温度は15℃に設定し、エアナイフを全ラン
に用いた。フィルム厚さの測定値に従って、冷却ロール
速度を0.0975m/s(19.2ft/分)から0.
107m/s(21.0ft/分)の範囲内で調節した。
【0049】配合体4,9および12から得られたペレ
ットは非常に粘着性があり、キリオン押出機の送りセク
ションにペレットを送るには手を使う必要があった。
【0050】
【表5】
【0051】第3表Aに示される条件の押出操作におい
て、冷却水温度を15℃に設定し、すべてのランにエア
ナイフを用いた。フィルム厚さの測定値に従ってチルロ
ール速度を0.0808m/s(15.9ft/分)から
0.0838m/s(16.5ft/分)の範囲内で調節
した。
【0052】このようにして得られた塗膜フィルムの各
々を、厚さ0.13mm(5mil )の高衝撃ポリスチレン
(HIPS)フィルムにヒートシールした。すべてのシール
は2.54cm(1インチ)巾のかみ合い部(jaw )を備
えたヒートシーラー(センチネル機械ディビジョンモデ
ルNo.12-1249,パッケージングインダストリーズ,Inc.
製)で行った。シール温度を除いて、すべてのシールは
空気圧0.28MPa(40psi )、時間1/2秒間と
いう“標準条件”で行った。シール温度は177−23
2℃(350−450°F)の範囲で変更した。
【0053】“剥離ヒートシール適性” “剥離ヒートシール適性”という語は、2部分が接合さ
れたフィルムのシール面積を指す。フィルムの剥離ヒー
トシール適性は接着された層を剥離させるのに加えなけ
ればならない力の量により測定する。実施例に於ては、
このようなヒートシール適性をASTM引張り強度測定
法D−882に基づき測定した。
【0054】結果を第4表に示す。
【0055】
【表6】 第4表 HIPSに対する剥離シール強度2.54cm/kg(ポンド/インチ) シール温度 ──────────────────────────────────── ブレンド No. 177 ℃(350 °F) 204 ℃(400 °F) 232 ℃(450 °F) ──────────────────────────────────── 1 ─────── 0.616 (1.36) 0.670 (1.48) 2 ─────── 0.453 (1.48) 1.065 (2.35) 3 ─────── ──────── 0.870 (1.92) 4 0.453 (0.70) 0.589 (1.30) 0.458 (1.01) 5 0.326 (0.72) 0.331 (0.73) 0.503 (1.11) 6 0.575 (1.27) 0.657 (1.45) 0.811 (1.79) 7 0.140 (0.31) 0.258 (0.57) 0.824 (1.82) 8 0.317 (0.70) 0.911 (2.01) 1.572 (3.47) 9 0.589 (1.30) 1.395 (3.08) 1.459 (3.22) 10 1.327 (2.93) 1.237 (2.73) 1.604 (3.54) 11 0.784 (1.73) 0.775 (1.71) 1.101 (2.45) 12 0.938 (2.07) 1.386 (3.06) 1.572 (3.47) 13 0.983 (2.17) 1.069 (2.36) 1.132 (2.50) 14 0.172 (0.38) 0.666 (1.47) 0.417 (0.92) 15 0.725 (1.60) 0.947 (2.09) 1.191 (2.63) 16 0.494 (1.09) 1.241 (2.74) 1.196 (2.64) 17 0.498 (1.10) 0.652 (1.44) 0.883 (1.95) 18 0.091 (0.20) 0.630 (1.39) 0.974 (2.15) 19 0.045 (0.10) 0.045 (0.10) 0.181 (0.40) 20 0.231 (0.51) 0.344 (0.76) 0.421 (0.93) 21 0.236 (0.52) 0.313 (0.69) 0.435 (0.96) 22 0.267 (0.59) 0.322 (0.71) 0.467 (1.03) 23 0.199 (0.44) 0.299 (0.66) 0.349 (0.77) 24 0.657 (1.45) 0.322 (0.71) 0.602 (1.33) 25 0.199 (0.44) 0.344 (0.76) 0.453 (1.00) ──────────────────────────────────── ブレンド6およびブレンド10から作ったサンプルは、
また、上記シール条件下に可塑化透明PVCシート、H
IPSシート、ポリプロピレン、ホモポリマーシートお
よび高密度ポリエチレンシート(シート厚さ0.254
mm(10mil))上にヒートシールした。測定剥離シール強
度を第5表および第6表に示す。
【0056】
【表7】
【0057】実験配合物について得られたすべてのシー
ル強度データは市販のリッディングストックが有する代
表的な最小目標値をかなり上回った。要約すると、本発
明に従って配合したブレンドを使用すると良好な剥離シ
ール強度が得られ、このブレンドは取扱い性が良く、押
し出し積層により積層構造中のポリスチレン、PVCあ
るいはオレフィン性のrigid 容器に接着剤なしに接着
し、結合を形成することが判明したが、これは予想外の
ことであった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/20 LCZ 7107−4J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材間の剥離性接着剤に用いるポリマー
    ブレンドであって、下記成分(a)、(b)および
    (c)を、三成分の総量に対する下記量で含むことを特
    徴とするポリマーブレンド、 (a)メルトインデックスが0.01〜1000のブテ
    ン-1重合体あるいは共重合体;5〜50重量%、 (b)スチレン−オレフィンブロック共重合体;95〜
    50重量%、 (c)ポリプロピレン;0〜30重量%。
  2. 【請求項2】 裏打材料と、請求項1に記載のブレンド
    からなる層とを有する層構造体。
  3. 【請求項3】 硬質容器と、該容器に請求項1に記載さ
    れたブレンドを含むフィルムあるいは請求項2に記載の
    層構造体でシールされた蓋体とを備える剥離性接着され
    た硬質容器。
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