JPH05328290A - データ再生処理回路 - Google Patents

データ再生処理回路

Info

Publication number
JPH05328290A
JPH05328290A JP12503392A JP12503392A JPH05328290A JP H05328290 A JPH05328290 A JP H05328290A JP 12503392 A JP12503392 A JP 12503392A JP 12503392 A JP12503392 A JP 12503392A JP H05328290 A JPH05328290 A JP H05328290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
data
correction
circuit
interpolation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12503392A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Karasawa
勝己 柄沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12503392A priority Critical patent/JPH05328290A/ja
Priority to DE69325415T priority patent/DE69325415T2/de
Priority to EP93303421A priority patent/EP0571096B1/en
Priority to US08/055,358 priority patent/US5436917A/en
Publication of JPH05328290A publication Critical patent/JPH05328290A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤り率が悪化しても、一定以上の補間を行な
えるようにする。 【構成】 データ再生回路32は入力端子30からの入
力データを再生し、情報データとその誤り検出符号CR
CCをデータ・メモリ34に格納する。回路36,3
8,40が、誤り訂正符号を復号してメモリ34上で伝
送エラーを訂正する。訂正カウンタ42は誤り処理回路
40の訂正処理を計数し、所定以上の訂正処理回数にな
ると、メモリ34からデータを読み出させ、スイッチ4
6をb接点に切り換え、補間回路48をライン補間にす
る。誤り検出回路44はCRCCにより誤りを検出し、
誤りがあるときにはスイッチ50をb接点に接続する。
これにより、補間回路48の補間値が出力端子52に出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ再生処理回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・データの伝送システム(記
録再生システムを含む。)では、誤り検出訂正符号によ
り伝送誤りを検出訂正する。即ち、送信側には、誤り検
出訂正符号を付加する誤り検出訂正符号化回路を設け、
受信側には、当該誤り検出訂正符号により伝送誤りを検
出訂正し、訂正不能の誤りを補間するデータ再生処理回
路を設ける。
【0003】図4は、従来のデータ再生処理回路の構成
ブロック図を示す。入力端子10には、誤り検出訂正符
号化され、且つ伝送系により一定確率で伝送誤りを生じ
たデータ又は符号列が入力する。具体的には、ディジタ
ル・ビデオ・テープ・レコーダの再生ヘッド出力や、デ
ィジタル通信回線からの受信信号などである。
【0004】データ再生回路12は、入力端子10から
のデータを復調し、同期ブロックの同期コードにより各
同期ブロックを分離し、同期ブロックのIDを認識す
る。データ再生回路12により再生されたデータ(情報
データと、誤り検出訂正のためのパリティ)は、認識さ
れたIDに従いデータ・メモリ14に書き込まれる。
【0005】データ再生回路12による再生データはま
た、シンドローム計算回路16にも供給される。シンド
ローム計算回路16は、周知の方法により、誤り検出訂
正のためのシンドロームを計算し、各符号列のシンドロ
ームをシンドローム・メモリ18に順次書き込む。
【0006】誤り処理回路20はシンドローム・メモリ
18を参照して、データ・メモリ14の誤りデータを検
出訂正し、訂正不能の場合には修正フラグをデータ・メ
モリ14の対応箇所に書き込む。具体的には、先ず、シ
ンドローム・メモリ18を参照して誤りを検出し、訂正
可能な場合には誤り位置及び誤りパターンを計算する。
そして、訂正可能な誤りに対しては、算出された誤り位
置に記憶される誤りデータをデータ・メモリ14から読
み出し、誤りパターンを加算して、再度データ・メモリ
14に書き込む。訂正不能な場合には、データ・メモリ
14上の誤りデータをそのままにし、誤りデータを含む
符号列に対し修正フラグをデータ・メモリ14に書き込
み。
【0007】誤り処理回路20は、具体的には、上記誤
り処理を実行するためのマイクロプログラムやマイクロ
コードをロードした汎用のディジタル演算回路からな
り、当該マイクロプログラム等の変更により機能を変更
修正できる。
【0008】誤り処理回路20による誤り処理の後、デ
ータ・メモリ14のデータと修正フラグは順次読み出さ
れる。読み出されたデータはスイッチ22に印加され、
当該スイッチ22は読み出された修正フラグにより切り
換えられる。スイッチ22は修正フラグが立っていると
きにはb接点に接続し、修正フラグが立っていないとき
にはa接点に接続する。スイッチ22のa接点スイッチ
は直接、出力端子24に接続し、スイッチ22のb接点
は補間回路26を介して出力端子24に接続する。補間
回路26は、スイッチ22のb接点からの信号から所定
方法により補間信号を形成し、出力端子24に出力す
る。
【0009】即ち、データ・メモリ14から読み出され
た誤りの無いデータは、スイッチ22のa接点を介し
て、直接、出力端子24に出力される。誤りのあるデー
タは、スイッチ22のb接点を介して補間回路26に印
加され、補間回路26は、前値(又は前ラインの値)に
置換して出力端子24に出力する。
【0010】このような誤り検出訂正回路は、ディジタ
ル・ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)の再生系に組
み込まれており、そこでの誤り検出訂正処理を簡単に説
明する。
【0011】ディジタルVTRでの、1ラインの記録フ
ォーマットを図5に示し、1トラックの記録フォーマッ
トを図6に示す。図5に示すように、1ラインは、同期
データ、ID、mシンボルの情報データ及び当該情報デ
ータに対する(n−m)シンボルの誤り検出訂正符号
(内符号パリティ)で構成される。1トラックでは、図
5の符号列を複数ライン分、縦に配置し、縦方向には外
符号を形成する。内符号と外符号とで誤り検出訂正の積
符号ブロックを形成する。信号の伝送順序は、図6にお
いて内符号方向に一致する。
【0012】図7は誤り検出訂正のフローチャートを示
す。各再生符号列について内符号と外符号のシンドロー
ムが計算され、シンドローム・メモリに格納される。1
トラック分のシンドローム(内符号シンドロームがq
個、外符号シンドロームがm個)が書き込まれた後、先
ず、内符号の誤り検出訂正処理を実行する。即ち、0行
目のシンドロームをシンドローム・メモリから読み出
し、誤りの有無を調べる。1個の誤りのときには1訂正
し、2個の誤りのときには2訂正し、3以上の誤りのと
きには訂正不能なので修正フラグをセットし、次の行の
処理に移る。勿論、誤りが無いときには、何もせず次の
行の処理に移る。以上の処理を内符号のp行分について
実行する。
【0013】内符号の処理が終了したら、外符号の処理
に移る。外符号についても、基本的には内符号の処理と
同じであり、各列について、外符号のシンドロームをシ
ンドローム・メモリから読み出し、誤りの有無を調べ
る。1誤りのときには1訂正し、2誤りのときには2訂
正し、3以上の誤りのときには訂正不能なので修正フラ
グをセットし、次の列の処理に移る。勿論、誤りが無い
ときには、何もせず次の行の処理に移る。以上の処理を
外符号のm列分について実行する。
【0014】以上の処理の後、データ・メモリからデー
タと、内符号列及び外符号列の復号結果である修正フラ
グを読み出す。内符号列と外符号列の両方で修正フラグ
が立っているとき、データ・メモリから読み出されたデ
ータは誤りであると判断され、補間回路により補間され
る。内符号列と外符号列の少なくとも一方で修正フラグ
が立っていないときには、データ・メモリから読み出さ
れたデータは正しいと判断され、補間を受けずにそのま
ま出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】画像データの場合、訂
正不能なときには補間により誤りデータを修正できる。
しかし、VTRのような電磁変換系では、ヘッドの目詰
まりや磁気テープの傷によるバースト・エラーが発生
し、誤り率が極度に悪化することがある。例えば、図8
に示すような記録フォーマットで画像データ(情報デー
タ)を磁気テープに記録再生する記録再生装置で、図9
に示すような誤りが発生したとする。図9において、2
つの×印を結ぶ2本の横線及び2本の縦線が、誤りの発
生箇所を示す。このとき、内符号による誤り検出訂正に
は、94符号列の2訂正及び2符号列の訂正不能処理が
必要になり、外符号による誤り検出訂正には、92符号
列の2訂正処理が必要になる。
【0016】図10は、各誤り検出訂正過程におけるス
テップ数を示す。各ブロックの右側の数値がステップ数
を示す。上述の内符号と外符号の誤り検出訂正処理に対
し1トラックで割ける時間を20,000ステップと仮
定すると、内符号の2訂正処理で11,280ステッ
プ、訂正不能処理で40ステップ、外符号の2訂正処理
で11,040ステップ、修正フラグの書き込みで96
0ステップを要する。即ち、1トラック当たり23,3
20ステップの時間が必要であり、訂正能力をオーバー
し、修正フラグをデータ・メモリに書き込む時間的余裕
が無くなる。
【0017】このように、従来例では、多数の誤りが発
生した場合、修正フラグも書き込めなくなり、その結
果、例えば画像データの場合には後段で補間しようとし
ても補間できなくなる。
【0018】本発明は、このような不都合を解消したデ
ータ再生処理回路を提示することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ再生
処理回路は、情報データ、その誤り検出符号、及びこれ
らの誤り訂正符号からなる伝送データから当該情報デー
タを再生するデータ再生処理回路であって、入力した情
報データ及びその誤り検出符号を当該誤り訂正符号によ
り誤り訂正する誤り訂正手段と、当該誤り訂正手段の所
定の訂正処理回数を計数するカウント手段と、当該誤り
検出符号により誤りを検出する誤り検出手段と、誤った
情報データを代替する補間値を形成する補間手段とから
なり、当該誤り訂正手段の所定回数の訂正処理により、
当該補間手段の補間処理を切り換えると共に、当該誤り
訂正手段からのフラグもしくは当該誤り検出手段の検出
結果に応じて誤った情報データを当該補間手段の補間値
で代替することを特徴とする。
【0020】
【作用】上記手段により、上記カウント手段により、伝
送エラーの訂正処理を許容時間内に終えられるか否かが
分かる。許容時間内でない場合には、誤り検出符号によ
り誤り検出し、補間手段の補間値もより時間遅れの生じ
ないものにして、誤った情報データを補間する。これに
より、補間処理における所要時間を短縮できる。これら
により、連続して入力するデータを逐次的に支障なく連
続的に再生処理できる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0022】図1は、本発明の一実施例の構成ブロック
図を示し、図2は、本実施例のデータ伝送フォーマット
を示す。図2に示すように、本実施例では、誤り訂正の
内符号パリティ及び外符号パリティの他に、誤り検出符
号CRCCを追加する。
【0023】図1の構成を説明する。30は、情報デー
タに誤り検出符号CRCC付加し、これらに対して誤り
訂正の内符号パリティ及び外符号パリティを付加して同
期ブロック化した符号列の入力する入力端子、32は入
力端子30に入力する符号列を復調し、同期ブロック毎
の再生データ及びそのIDを出力するデータ再生回路、
34は、データ再生回路32により再生されたデータ
(情報データと、その誤り検出符号CRCC)を一時記
憶するデータ・メモリ、36は、データ再生回路32に
よる再生データからシンドロームを計算するシンドロー
ム計算回路、38はシンドローム計算回路36により計
算されたシンドロームを記憶するシンドローム・メモリ
である。
【0024】なお、これらの回路32,34,36,3
8の夫々は、図4の回路12,14,16,18と同じ
機能を果たす。
【0025】40は、シンドローム・メモリ38を参照
して、データ・メモリ34の誤りデータを検出訂正し、
訂正不能の場合に修正フラグをセットする誤り処理回
路、42は誤り処理回路40の訂正処理回数をカウント
する訂正カウンタである。なお、誤り処理回路40は、
誤り処理回路20と同様に、上記誤り処理を実行するた
めのマイクロプログラムやマイクロコードをロードした
汎用のディジタル演算回路からなる。
【0026】44は、データ・メモリ34から読み出さ
れたデータ(情報データとその誤り検出符号CRCC)
から情報データの誤りを検出する誤り検出回路、46
は、データ・メモリ34から読み出される修正フラグ
(a接点)又は誤り検出回路44から出力される誤り検
出信号(b接点)を選択するスイッチである。スイッチ
46は訂正カウンタ42の出力により切り換えられる。
【0027】47はデータ・メモリ34から読み出され
た情報データ及びその誤り検出符号CRCCから誤り検
出符号CRCCを除去するCRCC除去回路、48は、
CRCC除去回路47の出力(情報データ)から補間デ
ータを形成する補間回路、50はCRCC除去回路47
の出力(情報データ)をa接点から補間回路48に、又
はb接点から出力端子50に供給するスイッチである。
スイッチ50はスイッチ46の出力により切り換えられ
る。補間回路48は訂正カウンタ42により制御され
る。52は、再生データ又は補間データの出力端子であ
る。
【0028】図1の動作を説明する。入力端子30に
は、図2に示すような伝送フォーマットのデータ列が伝
送媒体から入力する。データ再生回路32は、入力端子
30からのデータを復調し、同期ブロックの同期コード
により各同期ブロックを分離し、同期ブロックのIDを
認識する。データ再生回路32により再生されたデータ
(情報データとその誤り検出符号CRCC)は、認識さ
れたIDに従いデータ・メモリ34に書き込まれる。
【0029】データ再生回路32による再生データ(情
報データ、誤り検出符号CRCC、並びにこれらの誤り
訂正用パリティ)は、シンドローム計算回路36に供給
され、シンドローム計算回路36は、周知の方法によ
り、誤り検出訂正のためのシンドロームを計算し、各符
号列のシンドロームをシンドローム・メモリ38に順次
書き込む。
【0030】誤り処理回路40はシンドローム・メモリ
38を参照して、データ・メモリ34の誤りデータを検
出訂正し、訂正不能の場合には修正フラグをデータ・メ
モリ34の対応箇所に書き込む。訂正カウンタ42は、
所定期間内に、誤り処理回路40による訂正処理回数を
カウントする。
【0031】具体的には、誤り処理回路40は、先ず、
シンドローム・メモリ38を参照して誤りを検出し、訂
正可能な場合には誤り位置及び誤りパターンを計算す
る。そして、訂正可能な誤りに対しては、算出された誤
り位置に記憶される誤りデータをデータ・メモリ34か
ら読み出し、誤りパターンを加算して、再度データ・メ
モリ34に書き込む。このとき、訂正カウンタ42はカ
ウント・アップする。訂正不能な場合には、データ・メ
モリ14上の誤りデータをそのままにし、誤りデータを
含む符号列に対し修正フラグをデータ・メモリ34に書
き込み。
【0032】訂正カウンタ42は、所定期間内に訂正回
数が所定値に達すると、制御信号を出力し、誤り処理回
路40及びデータ・メモリ34に訂正処理の中止とデー
タの読み出しを指示すると共に、スイッチ46をb接点
に切り換えさせ、補間回路48に、より簡易な(即ち、
短時間で処理できる)補間方法を選択させる。これは、
伝送エラーが多発した場合などに、誤り訂正用パリティ
による訂正を厳密に実行すると、後続の入力データを処
理する時間が無くなるので、以後の訂正処理を止め、簡
易な補間方法に切り換えるようにしている。
【0033】誤り処理回路40による誤り処理の終了
後、又は、訂正カウンタ42のカウント値が所定値に到
達すると、データ・メモリ34から情報データ及びその
誤り検出符号CRCCと、これらの修正フラグが順次読
み出される。情報データ及びその誤り検出符号CRCC
は誤り検出回路44及びCRCC除去回路47に印加さ
れ、修正フラグはスイッチ46のa接点に印加される。
誤り検出回路44はCRCCにより情報データの誤りを
検出し、誤りがあればCRCフラグを立てる。
【0034】訂正カウンタ42のカウント値が所定値未
満の場合、即ち、伝送エラーが少ない場合には、スイッ
チ46はa接点に接続し、補間回路48は高度な補間方
法により補間値を形成する。データ・メモリ34から読
み出された情報データ及びそのCRCCはCRCC除去
回路47に印加されてCRCCを除去される。データ・
メモリ34から読み出された修正フラグはスイッチ46
を介してスイッチ50を制御する。修正フラグが立って
いるとき、スイッチ50はb接点に接続して、CRCC
除去回路47の出力(情報データ)は補間回路48に印
加され、補間回路48による補間値が出力端子52に出
力される。修正フラグが立っていないときには、スイッ
チ50はa接点に接続し、CRCC除去回路47の出力
(情報データ)が出力端子52に出力される。
【0035】訂正カウンタ42のカウント値が所定値以
上のの場合、即ち、伝送エラーが多い場合には、スイッ
チ46はb接点に接続し、補間回路48は簡易な補間方
法により補間値を形成する。データ・メモリ34から読
み出された情報データ及びそのCRCCは誤り検出回路
44及びCRCC除去回路47に印加される。CRCC
除去回路47は情報データ及びそのCRCCからCRC
Cを除去する。誤り検出回路44はCRCCにより誤り
を検出し、誤りがあるときには出力のCRCフラグを立
てる。誤り検出回路44の出力はスイッチ46を介して
スイッチ50を制御する。
【0036】CRCCにより誤りが検出されたとき、ス
イッチ50はb接点に接続して、CRCC除去回路47
の出力(情報データ)は補間回路48に印加され、補間
回路48による補間値が出力端子52に出力される。C
RCCにより誤りが検出されなかったとき、スイッチ5
0はa接点に接続し、CRCC除去回路47の出力(情
報データ)が出力端子52に出力される。
【0037】従来例の場合と同様に、ディジタル・ビデ
オ・テープ・レコーダ(VTR)の再生系に組み込んだ
場合を説明する。その場合、図2において、mは92シ
ンボル、nは96シンボル、pは92ライン、qは96
ラインである。
【0038】一例として、図3に示すような伝送誤りが
発生したとする。各再生符号列について内符号と外符号
のシンドロームが計算され、シンドローム・メモリに順
次格納される。先ず、内符号の復号が開始され、図3の
例では、96ラインの内符号列の内、94ラインで2訂
正処理が実行され、残りの2ラインで訂正不能処理(即
ち、修正フラグのセット)が実行される。2訂正処理の
実行の都度、訂正カウンタ42がカウントアップする。
【0039】内符号の復号処理が終了したら、外符号の
復号処理が開始される。内符号の復号処理により92個
の外符号列全てで2つの誤りが検出される。1トラック
の復号時間が20,000ステップに制限されている
が、64符号列の2訂正処理で20,000ステップに
到達してしまうと、次のトラックの復号が開始されてし
まう。そこで、訂正カウンタ42は、訂正回数が所定値
以上になると、誤り処理回路40、データ・メモリ3
4、スイッ46及び補間回路48に未終了信号を供給す
る。
【0040】この未終了信号により、誤り訂正用パリテ
ィによる誤り訂正処理を終了し、スイッチ50は、CR
CCによる誤り検出結果により切換え制御される。ま
た、補間回路48は、未終了信号の発生時には、ライン
補間による補間値を出力し、未終了信号が発生していな
いときには前値補間による補間値を出力する。即ち、伝
送エラーが多い場合には、CRCCによる誤り検出とラ
イン補間が採用され、補間処理が短時間で終了し、次の
入力データを処理する時間的余裕ができる。
【0041】本実施例では、2誤り検出・2誤り訂正の
誤り訂正符号を例に説明したが、本発明がこれに限定さ
れないことは明らかである。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、別個に付加した誤り検出符号によ
り伝送エラーを検出できるようにし、所定以上の伝送エ
ラーに対しては簡易な補間方法を選択するので、伝送エ
ラーが多くても所定時間内に高品質の情報データを出力
できる。従って、例えばディジタルVTRなどの動画像
の再生処理に非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 本実施例の伝送フォーマットである。
【図3】 誤りの発生例である。
【図4】 従来例の構成ブロック図である。
【図5】 同期ブロックのフォーマットである。
【図6】 ディジタルVTRの1トラックの論理フォー
マットである。
【図7】 図4の誤り処理回路20の動作フローチャー
トである。
【図8】 ディジタルVTRの1トラックの論理フォー
マットである。
【図9】 誤りの発生例である。
【図10】 誤り処理のステップ数の一例である。
【符号の説明】
10:入力端子 12:データ再生回路 14:データ
・メモリ 16:シンドローム計算回路 18:シンド
ローム・メモリ 20:誤り処理回路 22:スイッチ
24:出力端子 26:補間回路 30:入力端子
32:データ再生回路 34:データ・メモリ 36:
シンドローム計算回路 38:シンドローム・メモリ
40:誤り処理回路 42:訂正カウンタ 44:誤り
検出回路 46:スイッチ 47:CRCC除去回路 48:補間
回路 50:スイッチ 52:出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データ、その誤り検出符号、及びこ
    れらの誤り訂正符号からなる伝送データから当該情報デ
    ータを再生するデータ再生処理回路であって、入力した
    情報データ及びその誤り検出符号を当該誤り訂正符号に
    より誤り訂正する誤り訂正手段と、当該誤り訂正手段の
    所定の訂正処理回数を計数するカウント手段と、当該誤
    り検出符号により誤りを検出する誤り検出手段と、誤っ
    た情報データを代替する補間値を形成する補間手段とか
    らなり、当該誤り訂正手段の所定回数の訂正処理によ
    り、当該補間手段の補間処理を切り換えると共に、当該
    誤り訂正手段からのフラグもしくは当該誤り検出手段の
    検出結果に応じて誤った情報データを当該補間手段の補
    間値で代替することを特徴とするデータ再生処理回路。
JP12503392A 1992-05-18 1992-05-18 データ再生処理回路 Withdrawn JPH05328290A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12503392A JPH05328290A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 データ再生処理回路
DE69325415T DE69325415T2 (de) 1992-05-18 1993-04-30 Datenverarbeitungsvorrichtung
EP93303421A EP0571096B1 (en) 1992-05-18 1993-04-30 Data processing apparatus
US08/055,358 US5436917A (en) 1992-05-18 1993-05-03 Data processing apparatus having error detection/correction codes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12503392A JPH05328290A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 データ再生処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05328290A true JPH05328290A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14900187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12503392A Withdrawn JPH05328290A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 データ再生処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05328290A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139177A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 誤り訂正装置および誤り訂正方法
WO2001043120A1 (de) * 1999-12-08 2001-06-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur fehlerverschleierung von digitalen audiodaten durch spektrale entzerrung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139177A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 誤り訂正装置および誤り訂正方法
WO2001043120A1 (de) * 1999-12-08 2001-06-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur fehlerverschleierung von digitalen audiodaten durch spektrale entzerrung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0571096B1 (en) Data processing apparatus
EP0402115B1 (en) Device and method for error detection and correction
US4764927A (en) Code error correcting method
US5371745A (en) Error correction apparatus for reproducing data multi-encoded with error correcting code
EP0232133B1 (en) Digital signal error correction
US4972416A (en) Error detection and correction method
JPH0447569A (ja) ディジタル記録再生装置
JPH0634313B2 (ja) エラ−訂正方法
JPH05328290A (ja) データ再生処理回路
JP3255183B2 (ja) 誤り訂正装置及び誤り訂正方法
JP3271208B2 (ja) エラー訂正復号装置
JPS6117060B2 (ja)
JP3277062B2 (ja) 誤り訂正符号の復号装置
JP3210002B2 (ja) 誤り訂正装置
JPS62256270A (ja) 誤り訂正装置
JPH04186559A (ja) 磁気テープ読み取り制御方式
JPS6412127B2 (ja)
JP2751415B2 (ja) 誤り検出訂正回路
JP2924017B2 (ja) ビデオ信号処理回路
JPH0756735B2 (ja) 誤り訂正符号の復号方法
JPH0442621A (ja) 誤り検出訂正回路
JPH07111813B2 (ja) デイジタル再生装置
JPH11203615A (ja) ディジタルデータ再生装置及びディジタルデータ再生方法、並びに提供媒体
JPS5961244A (ja) デイジタルデ−タ伝送装置
JPH11203797A (ja) ディジタルデータ再生装置及びディジタルデータ再生方法、並びに提供媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803