JP3210002B2 - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は誤り訂正装置に関し、より具体的には、デイ
ジタル・データを伝送(或いは再生)するときに発生す
る誤りを訂正する装置に関する。
[従来の技術] 一般に、デイジタル・データの記録・再生システム等
のデータ伝送システムでは伝送路での符号誤りを検出す
る誤り検出符号と、伝送路での符号誤りを訂正する誤り
訂正符号が併用されることが多い。
第3図は、従来の誤り検出訂正回路を構成を示すブロ
ツク図である。入力端子10には、記録(又は送信)側で
誤り検出及び誤り訂正符号化された後、伝送炉を通り、
伝送誤りを含むデイジタル・データ(符号列)を入力す
るものとする。データ再生回路11は、入力端子10に入力
された符号列を復調、同期分離及びID認識などの処理に
より再生して、再生データを出力する。この再生データ
は、誤り検出符号復号回路12に供給され、例えば複数の
符号よりなる符号ブロツクの書込まれるべきアドレスデ
ータ等を含むIDコードに付加されている誤り検出符号を
復号する。そして、該回路12により正しいと判定された
IDコード中のアドレスデータに従い、再生データはデー
タメモリ20に書込まれていく。
また、この再生データは上記誤り検出符号とは別に付
加されている誤り訂正符号による符号誤りの訂正を行な
うためにシンドローム計算回路14に印加される。
シンドローム計算回路14は、周知の方法により伝送デ
ータのシンドローム計算を行ない、各符号のシンドロー
ムをシンドローム・メモリ16に順次書き込む。誤り位置
及び誤りパターンの計算回路18は、シンドローム・メモ
リ16に書き込まれたシンドロームを読み出し、復号計算
する。回路18は汎用の演算処理回路で構成され、マイク
ロプログラム19によって、その動作を制御されるように
なっている。そして、誤りを検出し、訂正可能と判断し
た場合は、誤り位置及び誤りパターンを算出し、その結
果を用いて、データ・メモリ20のデータを訂正する。ま
た、誤り訂正が不可能と判断した場合、該当符号のデー
タ・メモリ20上のデータはそのままとし、誤りが含まれ
ていることを示す修正フラグを新たにデータ・メモリ20
に書き込む処理などを行なう。
上記の処理の後、データ・メモリ20のデータは出力端
子22から出力される。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例において、扱うデイジタル・データが画像
データの場合、訂正不能データに対しては補間により有
効に修正できることが少なくない。このような場合、訂
正不能となって補間処理の対照になる確率よりも、誤訂
正の確率が大きな問題となる。即ち、再生画像の画質劣
化の程度は、誤訂正がおきた場合の方が大きいというこ
とである。
特にVTRの用にヘツドづまりやテープのキズによるバ
ーストエラー又は、特殊再生時のオアトラツク時の再生
データの欠落など、誤り訂正積符号化の一方向について
訂正能力をこえたデータの欠落が予想されるシステムに
おいては、誤訂正による画質の劣化が大きな問題とな
る。
斯かる背景下に本発明では、上述のような問題を解決
する誤り訂正装置を提示することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の誤り訂正装置は、各ラインのID情報に対応す
る誤り検出符号と、各ラインの情報データに対応する内
符号と、複数ラインの情報データに対応する外符号とを
復号する誤り訂正装置であって、前記誤り検出符号を復
号し、各ラインのID情報の誤りを検出する誤り検出手段
と、前記内符号を復号し、各ラインの情報データの誤り
を訂正する第1の誤り訂正手段と、前記外符号を復号
し、複数ラインの情報データの縦方向の誤りを訂正する
第2の誤り訂正手段とを有し、前記誤り検出手段が誤り
ありと判定したID情報の数に応じて、前記第2の誤り訂
正手段が前記外符号を復号する処理を禁止することを特
徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例としての、誤り検出訂正装置
の構成を示すブロツク図であり、以下伝送路が磁気記録
再生系であるデイジタルVTRに適用したと仮定して説明
する。
本実施例のVTRは記録時と同一の速度で磁気テープを
走行させる通常再生モードと記録時とは異なる速度で磁
気テープを走行させる特殊再生モードを有する。又デー
タ(符号列)の記録フオーマツトは第2図(A)に示す
通り、ラインごとに同期データ、IDコード、該IDコード
に対するCRCC、情報データ、及び情報データに対する内
符号パリテイーで構成されており、かつ第2図(B)に
示す通り、このようなラインを複数縦に配置し、縦方向
に外符号を構成し、誤り訂正符号は全体で内符号と外符
号とで積符号ブロツクを構成しており、これがテープフ
オーマツト上で1トラツクの情報に対応する。又信号の
伝送順は内符号方向に一致している。
以下、第1図を参照して本発明の実施例を説明する。
信号入力端子101には、伝送誤りを含むデイジタルデ
ータが入力する。データ再生回路102は信号入力端子101
の入力データを復調、同期分離などの処理により再生し
て、再生データを出力する。誤り検出復号回路103は、I
Dコードに付加されている誤り検出符号を用いて、周知
の方法により誤り検出復号を行ない、このIDコードに誤
りなしと判定した場合には「G」フラグ、誤りありと判
定した場合には「NG」フラグとして、それぞれを示す信
号をカウンタ回路114に送出する。同時に再生データと
復号したIDコード中のブロツクアドレスデータに従い書
き込みアドレスを出力し、データメモリ112へ情報デー
タのみを書き込む。
データメモリ112への書き込みと並列に、シンドロー
ム計算器104,105に再生データが入力され、外符号、内
符号のシンドローム計算が同時に行なわれ、各符号のシ
ンドロームを夫々シンドロームメモリ105,109に順次書
き込む。シンドロームメモリは2ポートメモリの構成と
なっており、第2図(B)に示す符号化ブロツク、2ブ
ロツク以上の容量をもち、符号化ブロツク単位の処理毎
にエリアを変えて書き込みを行っている。誤り計算回路
107,111における復号計算は、シンドローム計算が行わ
れている再生データに対し、1符号化ブロツク以上、以
前に書き込まれたシンドロームを読み出しながら行われ
る。
誤り位置及び誤りパターンの計算回路107,111は汎用
の演算処理回路となっており、マイクロプログラム106,
110によりそれぞれ制御されている。マイクロプログラ
ム106,110は、外符号、内符号それぞれ異なる復号アル
ゴリズムからなるプログラムを具備し、誤り位置及び誤
りパターン計算回路で誤り位置及び誤りパターンを計算
しデータメモリ112の再生データの誤りを訂正する。又
訂正不能と判断された場合は当該符号のデータメモリ11
2上のデータはそのままとし、誤りが含まれることを示
す修正フラグを新たにデータメモリ112に書き込む。訂
正された再生データは信号出力端子113より出力され
る。その後訂正不可データは、訂正不能フラグをもとに
近接データより修正処理が行われる。
誤り検出符号復号回路103から出力された「G」フラ
グ、「NG」フラグはカウンタ回路114に入力される。カ
ウンタ回路104は、「NG」フラグでカウント、「G」フ
ラグでクリアされるカウンタで構成されており、誤り検
出復号で誤りありと判断されたケースの連続値を比較器
回路115に送出する。
比較器回路115では、「NG」フラグの連続値を任意に
設定された設定値と比較して、「NG」フラグの連続値が
設定値を越えた場合に外符号の復号を禁止するため信号
を発生する。外符号のマイクロプログラム発生回路110
では、当該禁止信号を受けるとその信号が発生された符
号化ブロツクの外符号の復号処理を停止する。
前述の通り、IDコードはデータメモリへの書き込みの
基準となるため、一般的に充分な検出能力を持つ誤り検
出符号で保護されている。又、IDコード及びIDコードに
対する誤り検出符号の符号数は、伝送データ数に対する
割合が非常に小さい。つまりこの様な誤り検出符号の復
号結果の誤りありと判断されるケースが連続する場合
は、テープのキズ、ヘツドづまりなどによるバースト又
は特殊再生時のオフトラツク状態つまり連続したデータ
の欠落が発生したと判断することができる。外符号の訂
正能力を越える連続したデータの欠落が発生した場合、
外符号の復号処理を通常と同様に行うと、誤訂正による
再生画質の劣化につながる。
本実施例においては、連続したデータの欠落をIDコー
ドの誤り検出復号結果の連続値により検出し、連続した
欠落データの長さを、外符号の訂正能力を考慮した設定
値と比較し、外符号の訂正能力を越えた場合、外符号の
復号を符号化ブロツク単位に禁止することで、外符号復
号処理における誤訂正を防止することが可能である。こ
の場合誤りデータは内符号復号処理により訂正及び訂正
符号のブロツクについては、隣接ラインからの修正(補
間)処理が施され良好な画像を再生することが可能とな
る。
本実施例では、2重積符号及びIDコードに対する検出
符号による例を示したが本発明がこれに限定されないこ
とは明らかであり、各ラインの全符号に誤り検出符号を
付加する構成においても同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によ
れば、外符号を復号する処理を誤りありと判定されたID
情報の数に応じて禁止することができるので、外符号に
よる誤訂正の発生を少ない演算量で確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、 第2図(A)(B)は符号化フオーマツトの具体例を示
す図、 第3図は従来例の構成を示すブロツク図である。 101……信号入力端子 102……データ再生回路 103……誤り検出符号復号回路 104……シンドローム計算回路(内符号) 105……シンドロームメモリ(内符号) 106……マイクロプログラム発生回路(内符号) 107……誤り計算回路(内符号) 108……シンドローム計算回路(外符号) 109……シンドロームメモリ(外符号) 110……マイクロプログラム発生回路(外符号) 112……データメモリ 113……信号出力端子 114……カウンタ回路 115……比較器回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−185126(JP,A) 特開 昭60−116230(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ラインのID情報に対応する誤り検出符号
    と、各ラインの情報データに対応する内符号と、複数ラ
    インの情報データに対応する外符号とを復号する誤り訂
    正装置であって、 前記誤り検出符号を復号し、各ラインのID情報の誤りを
    検出する誤り検出手段と、 前記内符号を復号し、各ラインの情報データの誤りを訂
    正する第1の誤り訂正手段と、 前記外符号を復号し、複数ラインの情報データの縦方向
    の誤りを訂正する第2の誤り訂正手段とを有し、 前記誤り検出手段が誤りありと判定したID情報の数に応
    じて、前記第2の誤り訂正手段が前記外符号を復号する
    処理を禁止することを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】前記誤り検出手段が誤りありと判定したID
    情報が連続して発生した数に応じて、前記第2の誤り訂
    正手段が前記外符号を復号する処理を禁止することを特
    徴とする請求項1に記載の誤り訂正装置。
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