JPH05327910A - 不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム - Google Patents
不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステムInfo
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- JPH05327910A JPH05327910A JP12723992A JP12723992A JPH05327910A JP H05327910 A JPH05327910 A JP H05327910A JP 12723992 A JP12723992 A JP 12723992A JP 12723992 A JP12723992 A JP 12723992A JP H05327910 A JPH05327910 A JP H05327910A
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- Japan
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- incoming call
- subscriber
- call information
- telephone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電子交換機における着信呼情報蓄積
呼出しシステムに関し、不在転送登録加入者が移動中の
着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者
の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び
呼接続ができる不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシス
テムを提供することを目的としている。 【構成】 複数の加入者1が接続された交換機10と、
該交換機10に接続された主記憶装置20とで構成され
た交換機システムにおいて、前記交換機10内に、不在
転送登録加入者の電話機への着信呼情報を前記主記憶装
置20に蓄積する着信呼情報蓄積部11と、不在転送登
録加入者の電話機に蓄積された着信呼情報の読出しを行
う着信呼情報読出し部12と、着信呼との呼接続を行う
着信呼接続部13を設けて構成する。
呼出しシステムに関し、不在転送登録加入者が移動中の
着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者
の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び
呼接続ができる不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシス
テムを提供することを目的としている。 【構成】 複数の加入者1が接続された交換機10と、
該交換機10に接続された主記憶装置20とで構成され
た交換機システムにおいて、前記交換機10内に、不在
転送登録加入者の電話機への着信呼情報を前記主記憶装
置20に蓄積する着信呼情報蓄積部11と、不在転送登
録加入者の電話機に蓄積された着信呼情報の読出しを行
う着信呼情報読出し部12と、着信呼との呼接続を行う
着信呼接続部13を設けて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子交換機における着信
呼情報蓄積呼出しシステムに関する。近年、企業等では
1人1台電話(個人電話)が導入され、加入者本人に連
絡を取りたい場合は、個人電話を利用するケースが一般
的になりつつある。そこで、加入者が不在、或いは移動
中であっても、移動先から絶えず加入者の電話機に蓄積
されている着信情報を確認し、速やかに対応することが
必要となる。
呼情報蓄積呼出しシステムに関する。近年、企業等では
1人1台電話(個人電話)が導入され、加入者本人に連
絡を取りたい場合は、個人電話を利用するケースが一般
的になりつつある。そこで、加入者が不在、或いは移動
中であっても、移動先から絶えず加入者の電話機に蓄積
されている着信情報を確認し、速やかに対応することが
必要となる。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の不在転送システムの動作説
明図である。図において、1は複数の加入者であり、図
に示すようにそれぞれA,B,Cとする。今、加入者B
が不在転送登録をしているものとする。この不在転送登
録は、加入者Bの電話機にかかってきた電話を全て加入
者Cに転送するものとする。つまり、加入者Bが加入者
Cの電話機まで移動するので、加入者Bにかかってきた
電話を移動先である加入者Cの電話機で受けるものであ
る。
明図である。図において、1は複数の加入者であり、図
に示すようにそれぞれA,B,Cとする。今、加入者B
が不在転送登録をしているものとする。この不在転送登
録は、加入者Bの電話機にかかってきた電話を全て加入
者Cに転送するものとする。つまり、加入者Bが加入者
Cの電話機まで移動するので、加入者Bにかかってきた
電話を移動先である加入者Cの電話機で受けるものであ
る。
【0003】この時の加入者Bの不在転送登録は、加入
者Bの電話機でも移動先である加入者Cの電話機でも行
うことができる。ここで、加入者Aが加入者Bに電話す
ると、加入者Bの電話機は不在転送登録がなされている
ので、交換機(図示せず)は、加入者Aからかかってき
た電話を加入者Cの電話機に接続する。この結果、加入
者Aと加入者Cとの間にパスが張られることになる。
者Bの電話機でも移動先である加入者Cの電話機でも行
うことができる。ここで、加入者Aが加入者Bに電話す
ると、加入者Bの電話機は不在転送登録がなされている
ので、交換機(図示せず)は、加入者Aからかかってき
た電話を加入者Cの電話機に接続する。この結果、加入
者Aと加入者Cとの間にパスが張られることになる。
【0004】加入者Bは、加入者Bの電話機から加入者
Cの電話機にかかってきた電話を受けることができる。
ここで、今加入者Bが加入者Cの場所まで移動中に加入
者Bにかかってきた電話は加入者Cの電話機に転送され
たものとする。加入者Cは、加入者Aに対して「Bさん
はまだみえていらっしゃいません。」というようなメッ
セージを返す。このメッセージを受けた加入者A(発信
者)は、今度は加入者Bの電話機に対して留守番登録を
行う。この結果、加入者Bの電話機に加入者Aからのメ
ッセージが登録されることになる。
Cの電話機にかかってきた電話を受けることができる。
ここで、今加入者Bが加入者Cの場所まで移動中に加入
者Bにかかってきた電話は加入者Cの電話機に転送され
たものとする。加入者Cは、加入者Aに対して「Bさん
はまだみえていらっしゃいません。」というようなメッ
セージを返す。このメッセージを受けた加入者A(発信
者)は、今度は加入者Bの電話機に対して留守番登録を
行う。この結果、加入者Bの電話機に加入者Aからのメ
ッセージが登録されることになる。
【0005】加入者Bは、自己の電話機のところまで戻
り、録音されたメッセージを聞き、加入者Aに対して電
話をかける(加入者Aの再呼出し)という操作を行う。
り、録音されたメッセージを聞き、加入者Aに対して電
話をかける(加入者Aの再呼出し)という操作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の不在転送システムでは、不在転送登録加入者が移動中
は、当該加入者への着信呼を受信できないという問題が
ある。更に、メッセージの登録が発信者の意志によって
行われるため、不在転送登録加入者が移動中に着信した
呼情報を全て確認することができないという問題があ
る。また、発信者が緊急の用件でメッセージを登録した
場合でも、不在転送登録加入者が自分の電話機に戻って
からメッセージを読み出さなければならないという問題
があった。
の不在転送システムでは、不在転送登録加入者が移動中
は、当該加入者への着信呼を受信できないという問題が
ある。更に、メッセージの登録が発信者の意志によって
行われるため、不在転送登録加入者が移動中に着信した
呼情報を全て確認することができないという問題があ
る。また、発信者が緊急の用件でメッセージを登録した
場合でも、不在転送登録加入者が自分の電話機に戻って
からメッセージを読み出さなければならないという問題
があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、不在転送登録加入者が移動中の着信呼の
受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者の電話機
まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び呼接続が
できる不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステムを提
供することを目的としている。
ものであって、不在転送登録加入者が移動中の着信呼の
受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者の電話機
まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び呼接続が
できる不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、10は複数の加入者1が接続され
た交換機、20は該交換機10に接続された主記憶装置
である。これら、加入者1,交換機10及び主記憶装置
20とで交換機システムを構成している。前記交換機1
0において、11は不在転送登録加入者の電話機への着
信呼情報を前記主記憶装置20に蓄積する着信呼情報蓄
積部、12は不在転送登録加入者の電話機に蓄積された
着信呼情報の読出しを行う着信呼情報読出し部、13は
着信呼との呼接続を行う着信呼接続部である。
ック図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、10は複数の加入者1が接続され
た交換機、20は該交換機10に接続された主記憶装置
である。これら、加入者1,交換機10及び主記憶装置
20とで交換機システムを構成している。前記交換機1
0において、11は不在転送登録加入者の電話機への着
信呼情報を前記主記憶装置20に蓄積する着信呼情報蓄
積部、12は不在転送登録加入者の電話機に蓄積された
着信呼情報の読出しを行う着信呼情報読出し部、13は
着信呼との呼接続を行う着信呼接続部である。
【0009】
【作用】交換機10内に着信呼情報を主記憶装置20に
蓄積する着信呼情報蓄積部11と、この着信呼情報蓄積
部11により蓄積された着信呼情報を主記憶装置20か
ら読出す着信呼情報読出し部12を設けた。これによ
り、不在転送登録加入者又は不在転送先の電話機からの
操作により、不在転送登録加入者の電話機に着信した呼
情報を全て主記憶装置20に記憶させることができ、ま
た主記憶装置20に記憶された着信呼情報を不在転送先
電話機からの操作により読出せるようにした。このよう
に構成することにより、不在転送登録加入者が移動中の
着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者
の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び
呼接続ができるようになる。
蓄積する着信呼情報蓄積部11と、この着信呼情報蓄積
部11により蓄積された着信呼情報を主記憶装置20か
ら読出す着信呼情報読出し部12を設けた。これによ
り、不在転送登録加入者又は不在転送先の電話機からの
操作により、不在転送登録加入者の電話機に着信した呼
情報を全て主記憶装置20に記憶させることができ、ま
た主記憶装置20に記憶された着信呼情報を不在転送先
電話機からの操作により読出せるようにした。このよう
に構成することにより、不在転送登録加入者が移動中の
着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登録加入者
の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読出し及び
呼接続ができるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは同一の符号を付して示
す。図において、10Aは交換機(NW)、10Bは該
交換機10Aと接続される主制御装置(CPU)であ
る。これら交換機10AとCPU10Bとで、図1の交
換機10に対応している。また、CPU10Bは、図1
の着信呼情報蓄積部11,着信呼情報読出し部12及び
着信呼接続部13の全ての機能を持っているものとす
る。
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは同一の符号を付して示
す。図において、10Aは交換機(NW)、10Bは該
交換機10Aと接続される主制御装置(CPU)であ
る。これら交換機10AとCPU10Bとで、図1の交
換機10に対応している。また、CPU10Bは、図1
の着信呼情報蓄積部11,着信呼情報読出し部12及び
着信呼接続部13の全ての機能を持っているものとす
る。
【0011】交換機10Aに接続される加入者1を、そ
れぞれT1〜T4と区別することにする。30は交換機
10Aに接続される音声伝達装置である。主記憶装置2
0において、21は不在転送の転送先登録エリア、22
は不在転送状態エリア、23は着信呼情報蓄積エリア、
24は電番とロジカル内線番号(L電番)との対応関係
が記憶された変換テーブルである。このように構成され
たシステムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
れぞれT1〜T4と区別することにする。30は交換機
10Aに接続される音声伝達装置である。主記憶装置2
0において、21は不在転送の転送先登録エリア、22
は不在転送状態エリア、23は着信呼情報蓄積エリア、
24は電番とロジカル内線番号(L電番)との対応関係
が記憶された変換テーブルである。このように構成され
たシステムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0012】図3は着信呼情報蓄積時の動作を示すフロ
ーチャートである。ある加入者からの内線が着信する
と、CPU10Bは変換テーブル24を参照して着信内
線のロジカル内線番号を求める(S1)。次に、CPU
10Bは不在転送状態エリア22を当該ロジカル内線番
号で検索(インデックス)し、検索したエリアの転送状
態を抽出する(S2)。そして、転送状態を調べる(S
3)。
ーチャートである。ある加入者からの内線が着信する
と、CPU10Bは変換テーブル24を参照して着信内
線のロジカル内線番号を求める(S1)。次に、CPU
10Bは不在転送状態エリア22を当該ロジカル内線番
号で検索(インデックス)し、検索したエリアの転送状
態を抽出する(S2)。そして、転送状態を調べる(S
3)。
【0013】不在転送状態エリア22の内容を参照して
転送可能状態と判断すると、従来の不在転送処理を行う
(S4)。つまり、CPU10Bは着信内線のロジカル
内線番号で不在転送の転送先登録エリア21を検索し、
転送先内線番号エリア21aの内線番号を読出し、その
内線番号の加入者に呼を接続する。チェックした結果、
着信加入者に不在転送登録がなされていない場合には、
CPU10Bは従来の着信処理を行う(S5)。
転送可能状態と判断すると、従来の不在転送処理を行う
(S4)。つまり、CPU10Bは着信内線のロジカル
内線番号で不在転送の転送先登録エリア21を検索し、
転送先内線番号エリア21aの内線番号を読出し、その
内線番号の加入者に呼を接続する。チェックした結果、
着信加入者に不在転送登録がなされていない場合には、
CPU10Bは従来の着信処理を行う(S5)。
【0014】不在転送状態エリア22を検索した結果、
不在転送登録加入者が移動中であった場合には、CPU
10Bは着信呼情報蓄積エリア23を着信内線のロジカ
ル内線番号で検索し、検索したエリアの登録件数を“+
1”更新する(S6)。次に、着信呼情報蓄積エリア2
3を着信内線のロジカル内線番号で検索した内線対応エ
リアから空きエリアを捜し、以下の項目を設定する(S
7)。
不在転送登録加入者が移動中であった場合には、CPU
10Bは着信呼情報蓄積エリア23を着信内線のロジカ
ル内線番号で検索し、検索したエリアの登録件数を“+
1”更新する(S6)。次に、着信呼情報蓄積エリア2
3を着信内線のロジカル内線番号で検索した内線対応エ
リアから空きエリアを捜し、以下の項目を設定する(S
7)。
【0015】登録番号 登録時刻 発信者内線番号 メッセージ 図4は着信呼情報読出し及び呼接続時の動作を示すフロ
ーチャートである。先ず、CPU10Bは内線より読出
しのための特番+内線番号を受信する(S1)。そし
て、特番の種類を調べる(S2)。特番が“転送先不在
転送登録特番”でない場合には、それぞれの特番対応の
処理を行う(S3)。
ーチャートである。先ず、CPU10Bは内線より読出
しのための特番+内線番号を受信する(S1)。そし
て、特番の種類を調べる(S2)。特番が“転送先不在
転送登録特番”でない場合には、それぞれの特番対応の
処理を行う(S3)。
【0016】若し、特番が転送先不在転送登録特番であ
る場合には、CPU10Bは受信された内線番号(転送
元内線番号)を基に変換テーブル24を参照してロジカ
ル内線番号を求める(S4)。次に、CPU10Bは、
不在転送の転送先登録エリア21をロジカル内線番号で
検索した転送先内線番号エリア21aに発信内線番号を
設定する(S5)。
る場合には、CPU10Bは受信された内線番号(転送
元内線番号)を基に変換テーブル24を参照してロジカ
ル内線番号を求める(S4)。次に、CPU10Bは、
不在転送の転送先登録エリア21をロジカル内線番号で
検索した転送先内線番号エリア21aに発信内線番号を
設定する(S5)。
【0017】次に、CPU10Bは、不在転送状態エリ
ア22をロジカル内線番号で検索したエリア22aの転
送状態を抽出する(S6)。そして転送状態を調べる
(S7)。転送状態が“移動中”となっていた場合に
は、CPU10Bは、着信呼情報蓄積エリア23をロジ
カル内線番号で検索したエリア23aの登録件数を抽出
する(S8)。そして、登録件数を調べる(S9)。
ア22をロジカル内線番号で検索したエリア22aの転
送状態を抽出する(S6)。そして転送状態を調べる
(S7)。転送状態が“移動中”となっていた場合に
は、CPU10Bは、着信呼情報蓄積エリア23をロジ
カル内線番号で検索したエリア23aの登録件数を抽出
する(S8)。そして、登録件数を調べる(S9)。
【0018】登録件数が“0”以外であった場合には、
CPU10Bは、着信呼情報蓄積エリア23をロジカル
内線番号で検索したエリア23bから“登録番号”,
“登録時刻”,“発信者内線番号”及び“メッセージ”
を抽出し、発信者に対して音声伝達装置30で音声に変
えて通知する(S10)。次に、登録番号の受信があっ
たかどうか調べ(S11)、あった場合には受信された
登録番号対応の受信者との間に呼接続を行う(S1
2)。
CPU10Bは、着信呼情報蓄積エリア23をロジカル
内線番号で検索したエリア23bから“登録番号”,
“登録時刻”,“発信者内線番号”及び“メッセージ”
を抽出し、発信者に対して音声伝達装置30で音声に変
えて通知する(S10)。次に、登録番号の受信があっ
たかどうか調べ(S11)、あった場合には受信された
登録番号対応の受信者との間に呼接続を行う(S1
2)。
【0019】次に、図2に示すシステムの全体の動作に
ついて説明する。図5は本発明の動作の説明図である。
T2が不在転送登録加入者、T1が発信者、T3が不在
転送登録加入者の移動先、T4が不在転送登録加入者の
第2の移動先であるものとする。T1の内線を“2”,
T2の内線を“3”、T3の内線を“4”,T4の内線
を“5”とする。 (第1の動作例)加入者T2が加入者の内線3から「不
在転送移動中特番1」をダイヤルすると、CPU10B
は、不在転送状態エリア22を発信内線3のロジカル内
線番号で検索した転送状態エリア22aに「移動中
(2)」を設定する。この「移動中」設定後、内線3に
着信呼があった場合、CPU10Bは、不在転送状態エ
リア22を内線3のロジカル内線番号で検索した転送状
態エリア22aの「移動中」を認識する。
ついて説明する。図5は本発明の動作の説明図である。
T2が不在転送登録加入者、T1が発信者、T3が不在
転送登録加入者の移動先、T4が不在転送登録加入者の
第2の移動先であるものとする。T1の内線を“2”,
T2の内線を“3”、T3の内線を“4”,T4の内線
を“5”とする。 (第1の動作例)加入者T2が加入者の内線3から「不
在転送移動中特番1」をダイヤルすると、CPU10B
は、不在転送状態エリア22を発信内線3のロジカル内
線番号で検索した転送状態エリア22aに「移動中
(2)」を設定する。この「移動中」設定後、内線3に
着信呼があった場合、CPU10Bは、不在転送状態エ
リア22を内線3のロジカル内線番号で検索した転送状
態エリア22aの「移動中」を認識する。
【0020】そして、移動中を認識すると、CPU10
Bは、着信呼情報蓄積エリア23を内線3のロジカル内
線番号で検索したエリア23aの登録件数を+1だけ更
新し、登録エリア23bに、登録の順番を示す“登録番
号”,登録時刻を示す“登録時刻”,発信者の内線番号
を示す“発信者内線番号”及び発信者の意志により“メ
ッセージ”を蓄積する。
Bは、着信呼情報蓄積エリア23を内線3のロジカル内
線番号で検索したエリア23aの登録件数を+1だけ更
新し、登録エリア23bに、登録の順番を示す“登録番
号”,登録時刻を示す“登録時刻”,発信者の内線番号
を示す“発信者内線番号”及び発信者の意志により“メ
ッセージ”を蓄積する。
【0021】加入者T2が、内線4に到着し、T3から
の操作で内線3から内線4への不在転送を登録するため
に、内線4のT3より「転送先不在転送登録特番+転送
元内線番号(内線3の電話番号)」をダイヤルする。こ
の結果、CPU10Bは、不在転送の転送先登録エリア
21を、ダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話
番号)のロジカル内線番号で検索した転送先内線番号エ
リア21aに発信内線であり、移動先である内線4の内
線番号を設定すると共に、不在転送状態エリア22をダ
イヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番号)のロ
ジカル内線番号で検索した転送状態エリア22aに「移
動中(2)」が設定されていることを認識する。
の操作で内線3から内線4への不在転送を登録するため
に、内線4のT3より「転送先不在転送登録特番+転送
元内線番号(内線3の電話番号)」をダイヤルする。こ
の結果、CPU10Bは、不在転送の転送先登録エリア
21を、ダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話
番号)のロジカル内線番号で検索した転送先内線番号エ
リア21aに発信内線であり、移動先である内線4の内
線番号を設定すると共に、不在転送状態エリア22をダ
イヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番号)のロ
ジカル内線番号で検索した転送状態エリア22aに「移
動中(2)」が設定されていることを認識する。
【0022】次に、転送状態エリア22aに「転送
(1)」を再設定後、着信呼情報蓄積エリア23を読出
す。着信呼情報蓄積エリア23に登録済みの着信呼情報
があれば(登録件数が0以外であれば)、発信者(転送
先内線4)に対し、音声伝達装置30を使用し、メッセ
ージの登録件数,登録番号,登録時刻,発信者内線番号
及びメッセージを聞かせる。この時、発信者(転送先内
線4)がメッセージ登録者と連絡をとるために選択した
登録番号をダイヤルすると、CPU10Bは、発信者
(転送先内線4)とメッセージ登録者との呼接続を実現
する。 (第2の動作例)不在転送登録加入者が更に内線5のT
4に移動する場合、転送先内線4から「不在転送移動中
特番2+転送元内線番号(内線3の電話番号)」をダイ
ヤルすると、CPU10Bは、不在転送状態エリア22
を内線3のロジカル内線番号で検索した転送状態エリア
22aに、「移動中(2)」を設定する。次に、「移動
中」設定後、内線3に着信した呼は、前記1の動作例で
示したように、着信呼情報蓄積エリア23を内線3のロ
ジカル内線番号で検索したエリア23aの登録件数を+
1だけ更新し、登録の順番を示す登録番号,登録時刻,
発信者内線番号及び発信者の意志によりメッセージを登
録する。
(1)」を再設定後、着信呼情報蓄積エリア23を読出
す。着信呼情報蓄積エリア23に登録済みの着信呼情報
があれば(登録件数が0以外であれば)、発信者(転送
先内線4)に対し、音声伝達装置30を使用し、メッセ
ージの登録件数,登録番号,登録時刻,発信者内線番号
及びメッセージを聞かせる。この時、発信者(転送先内
線4)がメッセージ登録者と連絡をとるために選択した
登録番号をダイヤルすると、CPU10Bは、発信者
(転送先内線4)とメッセージ登録者との呼接続を実現
する。 (第2の動作例)不在転送登録加入者が更に内線5のT
4に移動する場合、転送先内線4から「不在転送移動中
特番2+転送元内線番号(内線3の電話番号)」をダイ
ヤルすると、CPU10Bは、不在転送状態エリア22
を内線3のロジカル内線番号で検索した転送状態エリア
22aに、「移動中(2)」を設定する。次に、「移動
中」設定後、内線3に着信した呼は、前記1の動作例で
示したように、着信呼情報蓄積エリア23を内線3のロ
ジカル内線番号で検索したエリア23aの登録件数を+
1だけ更新し、登録の順番を示す登録番号,登録時刻,
発信者内線番号及び発信者の意志によりメッセージを登
録する。
【0023】不在転送登録加入者が内線5のT4に到着
し、加入者の内線3からの不在転送先を内線4から内線
5に変更するために、内線5より「転送先不在転送登録
特番+転送元内線番号(内線3の電話番号)」をダイヤ
ルする。CPU10Bは、不在転送の転送先登録エリア
21をダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番
号)のロジカル内線番号で検索した転送先内線番号エリ
ア21aに発信内線である移動先である内線5の内線番
号を設定する。それと同時に、不在転送状態エリア22
をダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番号)
のロジカル内線番号で検索した転送状態エリア22aに
「移動中(2)」が設定されていることを認識する。
し、加入者の内線3からの不在転送先を内線4から内線
5に変更するために、内線5より「転送先不在転送登録
特番+転送元内線番号(内線3の電話番号)」をダイヤ
ルする。CPU10Bは、不在転送の転送先登録エリア
21をダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番
号)のロジカル内線番号で検索した転送先内線番号エリ
ア21aに発信内線である移動先である内線5の内線番
号を設定する。それと同時に、不在転送状態エリア22
をダイヤルされた転送元内線番号(内線3の電話番号)
のロジカル内線番号で検索した転送状態エリア22aに
「移動中(2)」が設定されていることを認識する。
【0024】次に、この転送状態エリア22aに「転送
(1)」を再設定後、着信呼情報蓄積エリア23を読出
す。着信呼情報蓄積エリア23に登録済みの着信呼情報
があれば(登録件数が0以外であれば)、発信者(転送
先内線5)に対し、音声伝達装置30を使用し、メッセ
ージの登録件数,登録番号,登録時刻,発信者内線番号
及びメッセージを聞かせる。この時、発信者(転送先内
線5)がメッセージ登録者と連絡をとるため選択した登
録番号をダイヤルすることにより、発信者(転送先内線
5)とメッセージ登録者との呼接続を実現する。
(1)」を再設定後、着信呼情報蓄積エリア23を読出
す。着信呼情報蓄積エリア23に登録済みの着信呼情報
があれば(登録件数が0以外であれば)、発信者(転送
先内線5)に対し、音声伝達装置30を使用し、メッセ
ージの登録件数,登録番号,登録時刻,発信者内線番号
及びメッセージを聞かせる。この時、発信者(転送先内
線5)がメッセージ登録者と連絡をとるため選択した登
録番号をダイヤルすることにより、発信者(転送先内線
5)とメッセージ登録者との呼接続を実現する。
【0025】なお、発信者(転送先内線)に移動中の着
信呼情報を通知する手段としては、音声で通知する方法
の他に、発信者(転送先内線)が表示器つきの電話機で
ある場合には、電話機上に表示させる方法もある。ま
た、転送先から呼接続を行わなかったメッセージについ
ては、着信呼情報蓄積エリア23に蓄積された状態にな
るため、加入者の電話機、又は転送先の電話機から再度
読出し、呼接続することもできる。
信呼情報を通知する手段としては、音声で通知する方法
の他に、発信者(転送先内線)が表示器つきの電話機で
ある場合には、電話機上に表示させる方法もある。ま
た、転送先から呼接続を行わなかったメッセージについ
ては、着信呼情報蓄積エリア23に蓄積された状態にな
るため、加入者の電話機、又は転送先の電話機から再度
読出し、呼接続することもできる。
【0026】本発明により、加入者は移動中の着信呼情
報の受信漏れがなくなり、かつ転送先の内線から加入者
の内線に蓄積された着信呼情報を読出す際、読出し可/
不可を判定するため、暗証番号(パスワード)等を入力
させる必要もなくなるため、容易に着信呼情報登録者の
呼出しを実現することができる。
報の受信漏れがなくなり、かつ転送先の内線から加入者
の内線に蓄積された着信呼情報を読出す際、読出し可/
不可を判定するため、暗証番号(パスワード)等を入力
させる必要もなくなるため、容易に着信呼情報登録者の
呼出しを実現することができる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、不在転送とメッセージ登録を連携させることに
より、移動中の着信呼を加入者内線又は転送先内線から
の操作で加入者の内線対応に蓄積することが可能とな
る。しかも、転送先の変更という不在転送登録加入者の
通常操作の中で、加入者の内線対応に蓄積されている着
信呼情報を読出しているため、読出し可/不可を判定す
るために必要となる暗証番号(パスワード)等の入力が
不要となり、かつ発信者が転送先内線から自由に通話し
たい相手を選択し、ワンタッチで呼接続をすることが可
能となるため、より良いサービスを提供することができ
る。このように、本発明によれば不在転送登録加入者が
移動中の着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登
録加入者の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読
出し及び呼接続ができる不在転送時の着信呼情報蓄積呼
出しシステムを提供することができる。
よれば、不在転送とメッセージ登録を連携させることに
より、移動中の着信呼を加入者内線又は転送先内線から
の操作で加入者の内線対応に蓄積することが可能とな
る。しかも、転送先の変更という不在転送登録加入者の
通常操作の中で、加入者の内線対応に蓄積されている着
信呼情報を読出しているため、読出し可/不可を判定す
るために必要となる暗証番号(パスワード)等の入力が
不要となり、かつ発信者が転送先内線から自由に通話し
たい相手を選択し、ワンタッチで呼接続をすることが可
能となるため、より良いサービスを提供することができ
る。このように、本発明によれば不在転送登録加入者が
移動中の着信呼の受信漏れをなくすと共に、不在転送登
録加入者の電話機まで戻らなくても登録メッセージの読
出し及び呼接続ができる不在転送時の着信呼情報蓄積呼
出しシステムを提供することができる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図3】着信呼情報蓄積時の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図4】着信呼情報読出し及び呼接続時の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】従来の不在転送システムの動作説明図である。
1 加入者、 10 交換機 11 着信呼情報蓄積部 12 着信呼情報読出し部 13 着信呼接続部 20 主記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の加入者(1)が接続された交換機
(10)と、該交換機(10)に接続された主記憶装置
(20)とで構成された交換機システムにおいて、 前記交換機(10)内に、 不在転送登録加入者の電話機への着信呼情報を前記主記
憶装置(20)に蓄積する着信呼情報蓄積部(11)
と、 不在転送登録加入者の電話機に蓄積された着信呼情報の
読出しを行う着信呼情報読出し部(12)と、 着信呼との呼接続を行う着信呼接続部(13)を設けた
ことを特徴とする不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシ
ステム。 - 【請求項2】 前記着信呼情報蓄積部(11)は、不在
転送登録加入者の電話機からの操作で不在転送登録加入
者の電話機への着信呼情報を蓄積すると共に、 着信呼情報読出し部(12)は、不在転送先電話機から
の指令により主記憶装置(20)に蓄積されている不在
転送登録加入者の電話機に蓄積された着信呼情報の読出
しを行い着信呼接続部(13)は着信呼と不在転送先と
の呼接続を行うようにしたことを特徴とする請求項1記
載の不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム。 - 【請求項3】 前記着信呼情報蓄積部(11)は、不在
転送先電話機からの操作で不在転送登録加入者の電話機
への着信呼情報を蓄積すると共に、 着信呼情報読出し部(12)は、不在転送先電話機から
転送先電話番号変更時に、不在転送先電話機からの指令
により主記憶装置(20)に蓄積されている不在転送登
録加入者の電話機に蓄積された着信呼情報の読出しを行
い着信呼接続部(13)は着信呼と不在転送先との呼接
続を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の不
在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12723992A JPH05327910A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12723992A JPH05327910A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327910A true JPH05327910A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14955160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12723992A Withdrawn JPH05327910A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 不在転送時の着信呼情報蓄積呼出しシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05327910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5657382A (en) * | 1991-10-16 | 1997-08-12 | Fujitsu Limited | Telecommunication system having capability of notifying the occurrence of forwarding of an incoming call to a terminal |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12723992A patent/JPH05327910A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5657382A (en) * | 1991-10-16 | 1997-08-12 | Fujitsu Limited | Telecommunication system having capability of notifying the occurrence of forwarding of an incoming call to a terminal |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |