JPH0532750U - 内燃機関用椀形プラグ - Google Patents

内燃機関用椀形プラグ

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JPH0532750U
JPH0532750U JP8161891U JP8161891U JPH0532750U JP H0532750 U JPH0532750 U JP H0532750U JP 8161891 U JP8161891 U JP 8161891U JP 8161891 U JP8161891 U JP 8161891U JP H0532750 U JPH0532750 U JP H0532750U
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internal combustion
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shaped plug
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正 佐藤
武 埜本
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日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、内燃機関用椀形プラグに関し、内
燃機関内部から発生する騒音を充分に消音することを目
的とする。 【構成】 内燃機関の鋳造用鋳抜孔に装着して内燃機関
内を密閉する内燃機関用椀形プラグにおいて、椀形プラ
グ本体の凹部に遮音材を固着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関に使用する内燃機関用椀形プラグに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、図５に示すように内燃機関のシリンダブロック４或いはシリンダヘッ ド等には、鋳造する時に必要な鋳造用鋳抜孔６が形成されている（例えば、実開 平２−１４４６３９号公報）。
【０００３】 尚、９は各シリンダである。 従って、図６に示すようにシリンダブロック４又はシリンダヘッド５として使 用する時には、椀形をした椀形プラグ８をシリンダブロック４，シリンダヘッド ５の鋳造用鋳抜孔６に装着してシリンダブロック４及びシリンダヘッド５内を密 封すると共に内燃機関内部から発生する騒音を遮音している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記椀形プラグ８は、冷間圧延鋼板又はステンレス板をプレス成形 した単に凹状になった肉厚も薄いものであるため、内燃機関内部から発生する騒 音が椀形プラグ８の部分を通して透過してしまう。
【０００５】 本考案は上記に鑑みてなされたもので、内燃機関内部から発生する騒音を充分 に遮音する内燃機関用椀形プラグを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内燃機関の鋳造用鋳抜孔に装着して内燃機関内を密閉する内燃機関 用椀形プラグにおいて、椀形プラグ本体の凹部内部に遮音材を固着したことを特 徴とする。
【０００７】
【作用】
椀形プラグ本体の凹部内部に遮音材を固着した内燃機関用椀形プラグを、鋳造 用鋳抜孔に装着すれば、椀形プラグ本体により内燃機関内が密封されると共に凹 部内部に固着された遮音材により遮断されて内燃機関内部から発生する騒音を充 分に遮音することができる。
【０００８】
【実施例】
以下、図より本考案を詳細に説明する。 図１は、本考案に係る内燃機関用椀形プラグの一実施例を示したものである。
【０００９】 図において、１は椀形プラグ本体で、冷間圧延鋼板又はステンレス板を凹状に プレス成形したものである。この椀形プラグ本体１の凹部２内に、ラバー，発泡 ラバー，発泡ウレタン又は制振塗料等の遮音材３を固着してある。
【００１０】 本考案の内燃機関用椀形プラグＡは、このようになっている。 そして、図２に示すように、内燃機関のシリンダブロック４及びシリンダヘッ ド５の鋳造用鋳抜孔６に、上記内燃機関用椀形プラグＡを装着してシリンダブロ ック４及びシリンダヘッド５内を密閉する。
【００１１】 上記した椀形プラグ本体１の凹部２内部に遮音材３を固着した内燃機関用椀形 プラグＡを、鋳造用鋳抜孔６に装着すれば、内燃機関のシリンダブロック４及び シリンダヘッド５内が椀形プラグ本体１自体により密閉される。また、椀形プラ グ本体１の凹部２内部に固着されたラバー，発泡ラバー，発泡ウレタン又は制振 塗料等の遮音材３により内燃機関内部から発生する騒音を遮音するので、内燃機 関内部から発生する騒音を充分に低減することができ、外部への透過音が少なく なる。
【００１２】 図３は、本考案の内燃機関用椀形プラグと従来の椀形プラグをそれぞれ内燃機 関に装着した場合の騒音レベルを比較した図である。 この図から判るように、本考案は、従来の椀形プラグに比較してエンジン回転 数全域に亘って内燃機関から発生する騒音を充分に消音できる効果がある。
【００１３】 図４は、本考案に係る内燃機関用椀形プラグの他の実施例を示したものである 。 この実施例は、椀形プラグ本体１の凹部２内部に空間部７が形成されるように 遮音材３を固着したものである。
【００１４】 勿論、遮音材３として用いるものは、前記実施例と同様なラバー，発泡ラバー ，発泡ウレタン又は制振塗料等である。 この場合は、空間部７による遮音作用が加えられるので、より遮音効果がある 。
【００１５】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、内燃機関内部から発生する騒音を充分に消音す ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の内燃機関用椀形プラグの一実施例の断
面図である。
【図２】図１の内燃機関用椀形プラグを内燃機関に装着
した状態の一部断面側面図である。
【図３】本考案の椀形プラグと従来の椀形プラグをそれ
ぞれ内燃機関に装着した場合の騒音レベルを比較した図
である。
【図４】本考案の内燃機関用椀形プラグの他の実施例の
断面図である。
【図５】シリンダブロックの斜視図である。
【図６】従来の内燃機関用椀形プラグを内燃機関に装着
した状態の一部断面側面図である。
【符号の説明】
１ 椀形プラグ本体 ２ 凹部 ３ 遮音材 ４ シリンダブロック ５ シリンダヘッド ６ 鋳造用鋳抜孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内燃機関の鋳造用鋳抜孔に装着して内燃
    機関内を密閉する内燃機関用椀形プラグにおいて、椀形
    プラグ本体の凹部内部に遮音材を固着したことを特徴と
    する内燃機関用椀形プラグ。
JP8161891U 1991-10-08 1991-10-08 内燃機関用椀形プラグ Expired - Lifetime JP2554257Y2 (ja)

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JPH0532750U true JPH0532750U (ja) 1993-04-30
JP2554257Y2 JP2554257Y2 (ja) 1997-11-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106238A (ja) * 2001-07-27 2003-04-09 Usui Internatl Ind Co Ltd フユーエルデリバリパイプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106238A (ja) * 2001-07-27 2003-04-09 Usui Internatl Ind Co Ltd フユーエルデリバリパイプ

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JP2554257Y2 (ja) 1997-11-17

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