JPH05327457A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH05327457A JPH05327457A JP4132336A JP13233692A JPH05327457A JP H05327457 A JPH05327457 A JP H05327457A JP 4132336 A JP4132336 A JP 4132336A JP 13233692 A JP13233692 A JP 13233692A JP H05327457 A JPH05327457 A JP H05327457A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- signal
- terminal
- test enable
- data input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LSIの動作試験を行う場合に、出力値の同
時動作による動作不良になることを防ぐ。 【構成】 変調制御回路16は、テストイネーブル入力
端子11に印加されるテストイネーブル信号TEによ
り、出力トランジスタ対13、14に対して変調を加
え、これらの出力トランジスタ対の立ち上がり、立ち下
がり時間を可変する回路である。テスト時には、テスト
イネーブル信号TEが“High”入力され、出力トラ
ンジスタ対(B)14が充電放電側共に“OFF”し、
出力端子15の出力DOに対し、データ入力端子12の
データ入力DIの変化に対する充放電能力が低下する。
時動作による動作不良になることを防ぐ。 【構成】 変調制御回路16は、テストイネーブル入力
端子11に印加されるテストイネーブル信号TEによ
り、出力トランジスタ対13、14に対して変調を加
え、これらの出力トランジスタ対の立ち上がり、立ち下
がり時間を可変する回路である。テスト時には、テスト
イネーブル信号TEが“High”入力され、出力トラ
ンジスタ対(B)14が充電放電側共に“OFF”し、
出力端子15の出力DOに対し、データ入力端子12の
データ入力DIの変化に対する充放電能力が低下する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、半導体装置による出力バッファの回路構成方式に関
する。
に、半導体装置による出力バッファの回路構成方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力バッファは、例えばCMOS
レベル、TTLレベル等による出力レベルによる回路タ
イプ、または例えば4mAタイプ、24mAタイプ等の
駆動電流による回路タイプがゲートアレイなどのセミカ
スタムLSIに用意されていた。
レベル、TTLレベル等による出力レベルによる回路タ
イプ、または例えば4mAタイプ、24mAタイプ等の
駆動電流による回路タイプがゲートアレイなどのセミカ
スタムLSIに用意されていた。
【0003】また、出力同時動作軽減の為に出力電流が
大きいにもかかわらず、出力信号の立ち上がり、立ち下
がり時間が大きい低スルーレートバッファ回路を用いた
出力バッファも近年同様に用意されてきた。
大きいにもかかわらず、出力信号の立ち上がり、立ち下
がり時間が大きい低スルーレートバッファ回路を用いた
出力バッファも近年同様に用意されてきた。
【0004】しかしながら、スルーレートバッファはt
ad(遅延値)が遅いという欠点があった。
ad(遅延値)が遅いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ますます大規模
化、複雑論理化を増す集積回路において、故障検出率を
向上させる動作試験パターンを生成する場合、ATG
(Automatic Test Pattern G
everator:以後ATGと呼称する)を使用する
場合が多くなってきた。
化、複雑論理化を増す集積回路において、故障検出率を
向上させる動作試験パターンを生成する場合、ATG
(Automatic Test Pattern G
everator:以後ATGと呼称する)を使用する
場合が多くなってきた。
【0006】しかしながら、ATGは出力の同時動作数
等を考慮していないのが通常であり、マスタスライス方
式のゲートアレイ等では従来技術で説明した出力バッフ
ァ回路しか用意しておらず、かつ固定のI/O部電源ラ
インしかもち合わせていないために、ATGを使用した
テストパターンにおいて、同時動作による不具合がウェ
ハ時のプロービング試験及び組立後の選別試験時に起き
ていた。
等を考慮していないのが通常であり、マスタスライス方
式のゲートアレイ等では従来技術で説明した出力バッフ
ァ回路しか用意しておらず、かつ固定のI/O部電源ラ
インしかもち合わせていないために、ATGを使用した
テストパターンにおいて、同時動作による不具合がウェ
ハ時のプロービング試験及び組立後の選別試験時に起き
ていた。
【0007】低スルーレートバッファを用いると、AC
時に遅くなるという課題があった。
時に遅くなるという課題があった。
【0008】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る半導体装置による出力バッファ回路
は、データ入力端子及びテストイネーブル入力端子、デ
ータ出力端子を有し、テストイネーブル端子に対してテ
ストイネーブル状態の信号を加えることによりデータ入
力に対するデータ出力の立ち上がり、立ち下がりの時間
を遅らせる為の出力端子に接続される1個または複数個
の出力トランジスタと、この出力トランジスタに対し入
力データ信号を変調制御する、変調制御回路を備えて構
成される。
に、本発明に係る半導体装置による出力バッファ回路
は、データ入力端子及びテストイネーブル入力端子、デ
ータ出力端子を有し、テストイネーブル端子に対してテ
ストイネーブル状態の信号を加えることによりデータ入
力に対するデータ出力の立ち上がり、立ち下がりの時間
を遅らせる為の出力端子に接続される1個または複数個
の出力トランジスタと、この出力トランジスタに対し入
力データ信号を変調制御する、変調制御回路を備えて構
成される。
【0010】
【実施例】次に本発明をその好ましい各実施例について
図面を参照しながら具体的に説明する。
図面を参照しながら具体的に説明する。
【0011】図1は本発明による第1の実施例を示す回
路構成図である。
路構成図である。
【0012】図1を参照するに、本発明による第1の実
施例は、充電用、放電用トランジスタ対を2組(A1
3、B14)及び変調制御回路16を具備している。出
力トランジスタ対(A)13に対しては、インバータを
通してデータ信号DIを伝搬させ、もう一方のトランジ
スタ対(B)14に対しては、テストイネーブル信号T
Eがイネーブル状態(本実施例ではTEが“Hig
h”)になると、出力トランジスタ対14は共に“OF
F”してしまい、High−Z(インピーダンス)状態
となり、入力データDIが変化しても動作しない。即
ち、テストイネーブル信号TEが“High”になる
と、出力トランジスタ対(B)14が“OFF”にな
り、出力端子15の出力DOに対してデータ入力端子1
2のデータ入力DIの変化に対する充放電能力(駆動
力)が低下し、立ち上がり、立ち下がり時間が長くな
る。
施例は、充電用、放電用トランジスタ対を2組(A1
3、B14)及び変調制御回路16を具備している。出
力トランジスタ対(A)13に対しては、インバータを
通してデータ信号DIを伝搬させ、もう一方のトランジ
スタ対(B)14に対しては、テストイネーブル信号T
Eがイネーブル状態(本実施例ではTEが“Hig
h”)になると、出力トランジスタ対14は共に“OF
F”してしまい、High−Z(インピーダンス)状態
となり、入力データDIが変化しても動作しない。即
ち、テストイネーブル信号TEが“High”になる
と、出力トランジスタ対(B)14が“OFF”にな
り、出力端子15の出力DOに対してデータ入力端子1
2のデータ入力DIの変化に対する充放電能力(駆動
力)が低下し、立ち上がり、立ち下がり時間が長くな
る。
【0013】テストイネーブル信号TEが“Low”の
ときには、データ入力信号DIにより各トランジスタ対
13、14は、アクティブ状態となり、充放電動作を行
う。
ときには、データ入力信号DIにより各トランジスタ対
13、14は、アクティブ状態となり、充放電動作を行
う。
【0014】図2は本発明による第2の実施例を示す回
路構成図であり、出力バッファの論理が通常トライステ
ート状態(High、Low、High−Z)をもつ場
合の例であり、DIはデータ入力、TEはテストイネー
ブル信号、Eはイネーブル信号であり、テストイネーブ
ル信号TEが“High”、イネーブル信号Eが“Lo
w”のときにトランジスタ対(B)25は、共に“OF
F”状態となり、データ入力信号DIにより出力DOに
対し、トランジスタ対(A)24は充放電を行う。
路構成図であり、出力バッファの論理が通常トライステ
ート状態(High、Low、High−Z)をもつ場
合の例であり、DIはデータ入力、TEはテストイネー
ブル信号、Eはイネーブル信号であり、テストイネーブ
ル信号TEが“High”、イネーブル信号Eが“Lo
w”のときにトランジスタ対(B)25は、共に“OF
F”状態となり、データ入力信号DIにより出力DOに
対し、トランジスタ対(A)24は充放電を行う。
【0015】図3及び図4は本発明による第3の実施例
を示し、図3は回路構成図、図4は図3の回路におい
て、テストイネーブル信号TEを“High”としてイ
ネーブル状態とした時の出力バッファの回路内部信号
X、Yのデータ入力変化時のタイムチャートである。
を示し、図3は回路構成図、図4は図3の回路におい
て、テストイネーブル信号TEを“High”としてイ
ネーブル状態とした時の出力バッファの回路内部信号
X、Yのデータ入力変化時のタイムチャートである。
【0016】図3、図4において、変調回路34が働
き、充電側トランジスタのゲート入力X信号を駆動する
回路はテストイネーブル時に放電能力が小さくなり、ま
た放電側トランジスタのゲート入力Y信号を駆動するト
ランジスタでは、充電側能力が小さくなり、テスト時に
おいて、DO出力信号の立ち上がり、立ち下がり時間共
に遅くなる。
き、充電側トランジスタのゲート入力X信号を駆動する
回路はテストイネーブル時に放電能力が小さくなり、ま
た放電側トランジスタのゲート入力Y信号を駆動するト
ランジスタでは、充電側能力が小さくなり、テスト時に
おいて、DO出力信号の立ち上がり、立ち下がり時間共
に遅くなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力バッ
ファを使用した場合、テスト時において出力バッファの
過渡変化時間が遅れることが期待可能ということは明白
であり、出力が同時に変化したとしても、時間あたりの
出力トランジスタの充電、放電能力が小さくなるため
に、出力同時動作による不具合を減少させることがで
き、実使用環境とメーカ(製造)側でのテスト環境の差
を埋め動作試験を可能にするという効果が得られる。
ファを使用した場合、テスト時において出力バッファの
過渡変化時間が遅れることが期待可能ということは明白
であり、出力が同時に変化したとしても、時間あたりの
出力トランジスタの充電、放電能力が小さくなるため
に、出力同時動作による不具合を減少させることがで
き、実使用環境とメーカ(製造)側でのテスト環境の差
を埋め動作試験を可能にするという効果が得られる。
【図1】本発明による第1の実施例(出力バッファ回
路)を示す回路構成図である。
路)を示す回路構成図である。
【図2】本発明による第2の実施例(トライステート型
出力バッファ回路)を示す回路構成図である。
出力バッファ回路)を示す回路構成図である。
【図3】本発明による第3の実施例(出力バッファ回
路)を示す回路構成図である。
路)を示す回路構成図である。
【図4】図3に示した第3の実施例の動作補足説明図
(テストイネーブル時のデータ入力と、中間ノード(X
ノード、Yノード)変化)である。
(テストイネーブル時のデータ入力と、中間ノード(X
ノード、Yノード)変化)である。
11…テストイネーブル信号(TE)入力端子 12…データ信号(DI)入力端子 13…出力トランジスタ対A 14…出力トランジスタ対B 15…出力信号(DO)端子 16…変調制御回路 21…イネーブル信号(E)入力端子 22…データ信号(DI)入力端子 23…テストイネーブル信号(TE)入力端子 24…出力信号(DO)端子 25…出力トランジスタ対A 26…出力トランジスタ対B 31…データ信号(DI)入力端子 32…テストイネーブル信号(TE)入力端子 33…出力信号(DO)端子 34…変調制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0948
Claims (1)
- 【請求項1】 テストイネーブル信号入力端子及びデー
タ入力信号端子を有し、かつ出力端子に充電または放電
するための1個または複数個の出力トランジスタを有
し、かつテストイネーブル信号の制御によりデータ入力
信号の前記出力トランジスタへの伝搬を変調制御を行う
変調制御回路を有し、テストイネーブル信号をイネーブ
ルにすることにより出力波形の立ち上がり、立ち下がり
時間を大きくすることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132336A JPH05327457A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132336A JPH05327457A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327457A true JPH05327457A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15078951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132336A Pending JPH05327457A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05327457A (ja) |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132336A patent/JPH05327457A/ja active Pending
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