JPH05327052A - 圧電体制御装置 - Google Patents

圧電体制御装置

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JPH05327052A
JPH05327052A JP4132742A JP13274292A JPH05327052A JP H05327052 A JPH05327052 A JP H05327052A JP 4132742 A JP4132742 A JP 4132742A JP 13274292 A JP13274292 A JP 13274292A JP H05327052 A JPH05327052 A JP H05327052A
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JP
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piezoelectric body
voltage
current
charge
equivalent capacitance
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JP4132742A
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Ayumi Midorikawa
歩 緑川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】圧電体の変形量および変形速度の微細な制御を
圧電体の等価容量に注目することによって精度良く制御
する圧電体制御装置を提供することを目的とする。 【構成】圧電体4における等価容量を該圧電体4に印加
される電圧と対応させて表わされる、等価容量−電圧関
係等の情報を記憶するための情報記憶部1と、該情報記
憶部1から読み出した、圧電体4の等価容量のデータに
基づき該圧電体4に注入する、あるいは放出させる電荷
量を演算させるための電荷量演算手段2と、該電荷量演
算手段2からの制御信号に基づいて、上記圧電体4に電
流を注入、あるいは放出させるための電荷量制御回路3
と、該電荷量制御回路3から出力される電流により速度
制御される圧電体4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体制御装置、詳し
くは、所望の変形速度で圧電体を変形させることが可能
な圧電体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電体を用いた速度制御におい
て、該圧電体の微小な変位量を制御するためには、まず
圧電体に印加させる電圧および蓄積させる電荷量を精度
良く制御する必要がある。また、圧電体の印加電圧に対
する変形量にはヒステリシスがあるために該圧電体の変
形には印加電圧に対してリニアリティがない。そのため
に圧電体の微細な変形量および変形速度の制御を困難な
ものとしている。そこで、本出願人は圧電体を駆動する
印加電圧の上昇および下降を印加電圧と変形量のデータ
を基にCPUから指示して圧電体の変形量および変形速
度の微細な制御を可能にした圧電体駆動制御装置を提案
した。
【0003】ところで、上記提案では圧電体が有するヒ
ステリシス特性(電圧−変位特性)のデータだけを基に
該圧電体の変形量および変形速度の制御を行なっている
が、実際に圧電体の微細な制御をするには、上記ヒステ
リシス特性(電圧−変位特性)のデータだけでなく該圧
電体が有するコンデンサ容量の変化が重要なファクター
となってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本来、圧電体の応答性
と微小変位を生かした圧電体の変形量および変形速度の
微細な制御において、圧電体の速度制御を決定するパラ
メータの持つ意味は重要で、かつ正確さを要求される。
したがって、上記圧電体の速度制御を決定するパラメー
タとして駆動中の圧電体が有するコンデンサ容量の変化
は無視することができない。なお、圧電体は、電気的に
はコンデンサと等価な静電容量を有するので、以後、圧
電体が有するコンデンサの静電容量を等価容量と呼ぶ。
【0005】さて、先きの従来例では圧電体が有する等
価容量は一定であるとして制御を行なっていたが、容量
Cのコンデンサに蓄積される電荷量Qと電圧Vとの関係
は、 Q=CV ・・・・・(1) で表され、さらに、上記(1)式は、 ∫idt=CV ・・・・・(2) の形でも表わされるので、これにより、圧電体が有する
等価容量が常に一定と考えれば上記(2)式より、圧電
体に電流iを一定で注入した場合の該圧電体の電圧Vは
一定の変化率で上昇していく。すなわち、 dV/dt=一定 となる。
【0006】図11は、上記一定の電圧変化率を有する
圧電体の電圧特性を示した線図である。
【0007】図中の電圧VL は圧電体に印加される最大
の電圧を示し、時間TL はこのときの電圧ゼロボルトか
ら電圧VL ボルトまでに要した時間を示す。この印加電
圧を制御することで、図12に示す印加電圧と変形量と
のヒステリシス関係を基に該変形量を制御することも可
能である。また、実際に一般のコンデンサに対して、前
記の条件で行なっても、上記(1)式に示すQ=CVの
関係式は成り立ち、図11に示す特性が得られるのは言
うまでもない。
【0008】このため、従来の制御では一定の電流iを
注入したときには、常に電圧変化率(dV/dt)は一
定として圧電体を制御していた。
【0009】しかし、実際には圧電体に一定の電流iを
注入した場合の圧電体の電圧上昇特性は図11に示すよ
うにはならない。つまり電圧変化率(dV/dt)が一
定となる特性が得られることはない。
【0010】図13は、上記実際の圧電体の電圧特性を
簡略化して示した線図である。なお、図中の表記VL ,
TL は上述の図11と同様である。
【0011】この図13および上記(1)式が示唆して
いることは、電気的にコンデンサと等価な容量を有する
と考えられる圧電体は、実際には常に一定の静電容量値
をとらないということである。
【0012】ところで、圧電体に注入する電流iの大き
さを変えても、常に一定で注入するのであれば上述の図
13に示す電圧特性を示す。また、同じ定電流iを注入
させるときに、一方は圧電体を用い、他方は圧電体に電
圧が印加されていないときの等価容量と同じ一般のコン
デンサを用いたときの電圧上昇の曲線の状態を表わした
電圧特性は、前者が図13,後者が図11でそれぞれ示
しされる。
【0013】次に比較のために上述の図11と図13と
の時間軸を原点ゼロから時間TL までを一致させた場合
を考える。このときの電圧特性を図14に示す。
【0014】図中、符号L1aで示される直線は圧電体
に電圧が印加されていないときの等価容量と同じコンデ
ンサを用いた場合を、また、符号L1bで示される曲線
は圧電体を用いた場合をそれぞれ示す。
【0015】ここで、時間区間T1での電圧変化率(d
V/dt)の上昇度をみると一般のコンデンサの傾きよ
りも圧電体の傾きの方が大きくなっている。このときの
関係は、まず上記(2)式,∫idt=CVの両辺を時
間微分して整理すると次式になる。
【0016】 i/C = dV/dt ・・・・・(3) つまり、この(3)式から、圧電体,一般のコンデンサ
の電圧変化率は注入する電流iと容量Cにより決まるこ
とがわかる。
【0017】ここで図14における線L1aとL1bと
で示される電圧特性は、ともに注入する電流iは一定で
行なっているため、電圧変化率の差は上記(1)式より
容量Cの違いによるものであることがわかる。一方、該
線L1aの場合は、圧電体に電圧が印加されていないと
きの等価容量と同じ一般のコンデンサを用いたので、容
量Cは一定である。したがって、この図14で表わされ
る線L1aとL1bとで示される電圧特性の電圧変化率
の差が該圧電体に電流iを注入しているときに変化する
等価容量Cの値になる。この圧電体における、変化する
等価容量Cは印加できる最大の電圧VL までに要する時
間TL には関係ないので、印加電圧Vに対応して変化す
る容量を有することを表わす。
【0018】図15は、圧電体のおける等価容量特性を
示した線図である。
【0019】図中の等価容量Coは、圧電体に電圧が印
加されていないときの等価容量であり、上述した図14
に示す時間区間T1における電圧変化率を比較すると一
般のコンデンサよりも圧電体の方が大きいことがわか
る。このとき該圧電体の注入する電流iは一定なので、
この区間T1での該圧電体の等価容量Cは同圧電体に電
圧が印加されていないときの等価容量Coより小さくな
る。また、これとは逆に時間区間T2(図14参照)に
おいては上記圧電体の等価容量Cは該圧電体に電圧が印
加されていないときの等価容量Coより大きくなる。図
15からもわかるように圧電体が有する等価容量Cは常
に一定でない。この変化する等価容量Cにより、圧電体
の電圧変化率(dV/dt)が変化する。しかしながら
従来の制御では前述した圧電体の変化する等価容量Cを
考慮していないという問題点がある。さらに、圧電体に
印加する電圧と変形量との特性曲線のヒステリシスを正
確に捕えて、精度良く該変形量および変形速度の制御を
行なうことも困難になる問題も生じるる。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、圧電体の変形量および変形速度の微細な制御
を圧電体の等価容量に注目することによって精度良く制
御する圧電体制御装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による圧電体制御装置は、図1の概念図に示
すように、圧電体4における等価容量を該圧電体4に印
加される電圧と対応させて表わされる、等価容量−電圧
関係等の情報を記憶するための情報記憶部1と、該情報
記憶部1から読み出した、圧電体4の等価容量のデータ
に基づき該圧電体4に注入する、あるいは放出させる電
荷量を演算させるための電荷量演算手段2と、該電荷量
演算手段2からの制御信号に基づいて、上記圧電体4に
電流を注入、あるいは放出させるための電荷量制御回路
3と、該電荷量制御回路3から出力される電流により速
度制御される圧電体4とを具備する。
【0022】
【作用】本発明においては、電荷量演算手段2で、圧電
体4が有するコンデンサ容量の印加電圧に応じた変化に
基づいて、該圧電体4に注入する、あるいは圧電体4よ
り放出させる電荷量を演算し、電荷量制御回路3で上記
電荷量演算手段2に基づいて上記圧電体4に電荷を注入
あるいは放出させる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0024】図2は、本発明の1実施例の圧電体制御装
置の構成を示すブロック図である。
【0025】図に示すように、この実施例の圧電体制御
装置におけるEEP−ROM1’は、上記図1に示す概
念図における情報記憶部1に対応するもので、上記圧電
体4の電圧に対応する等価容量の値の関係を表わすテー
ブルとヒステリシスカーブを表わすテーブルとを記憶す
るようになっている。また、CPU2’は上記概念図に
おける電荷量演算手段2に対応するもので、上記圧電体
4の変位する変形速度を狙いの速度で変形できるように
するために常に該圧電体4に印加されている電圧に対応
した等価容量の値を上記テーブルから読み出し、これを
基に電流の量を演算して該演算された電流量をデューテ
ィ駆動制御するようになっている。さらに、電荷量制御
回路3は、上記圧電体4の電圧が印加されていない状態
から電圧が上昇していく方向、つまり変位が上昇する方
向に電流を注入する定電流発生回路(注入)7と、これ
とは反対に該圧電体4に電圧が印加されている状態から
電圧が下降していく方向に電流を放出させる定電流発生
回路(放出)8とで構成されている。
【0026】一方、ストロボ昇圧回路5は、上記CPU
2’からの信号によって動作して上記圧電体4の高電圧
源となる昇圧回路であり、さらに、電圧モニタ部6は、
上記圧電体4の駆動中の電圧をモニタするようになって
いる。
【0027】今、EEP−ROM1’には、上述した図
15にしたがって電圧がゼロボルトから電圧VL までの
間を等間隔にとり、そのときの容量Cの値と、ヒステリ
シスカーブの変位ΔXを等間隔にとったときの電圧ΔV
の変化率dV/dXの値がそれぞれ記憶されている。こ
のとき、電圧を基準にとっているが変位を基準にしても
かまわない。この状態を表わしたのが図3と図12であ
り、またEEP−ROM1’の記憶されている内容は、
以下の表1に示す電圧と容量の関係と、表2に示す上記
電圧ΔVの変化率(dV/dX)との関係になってい
る。
【0028】
【表1】
【表2】 次に上記CPU2’は、上記圧電体4が狙い速度で変形
できるように電流量を制御する信号を出力する。この電
流量を制御する信号は次のようになる。該CPU2’は
圧電体4が狙いの速度vで変形させるための電流量の値
を演算する。このとき、まず次の条件を考える。図12
で示される圧電体4の電圧と変位のヒステリシスカーブ
がある。このカーブは圧電体4に電圧を印加していき、
最大電圧Vmax に達した後に電圧をゼロボルトまで戻し
たときの波形でこのときの変位の最大値はXmax で表わ
される。また、このときの変位Xmax は最大電圧Vmax
に対応する。
【0029】さて、図12のような変形をするときに
今、圧電体4の状態は点Aに居るとする。つまり電圧V
11で変位X11の状態で停止している。この状態から狙い
の速度vでB地点まで動かすためには、このときの電流
iを演算し出力すれば良い。そのためにまず図12より
点Aから点Bまでの変位量ΔXは、X12−X11から求ま
る。さらに、このときの狙いの速度vはdX/dtで表
わされるので点Aから点Bまでに必要な時間Δtが次式
のようにして決めることができる。
【0030】 Δt=ΔX/v ・・・(4) また、このときに上昇する電圧ΔVはV12−V11で表わ
され、前記で求めた時間Δtより点Aから点Bまでを速
度vで変形させる時の電圧上昇の変化率はΔV/Δtで
決定される。よって、この電圧上昇の変化率ΔV/Δt
で圧電体4が変位するように電流量を決定する。ここで
前述の通り、圧電体4に電流iを注入、放出するときの
関係式は i=C・(ΔV/Δt) ・・・(5) で決定されるので点Aから点Bへ圧電体4が変位すると
きの等価容量Cを代入することで電流iを簡単に求める
ことができる。
【0031】したがって、以上を整理すると電流iは、 i=(V12−V11)/(X12−X11)・v・C ・・・(6) で決定できる。またこのとき電流iをデューティ制御す
る場合は、 (デューティ比/256)・i =(V12−V11)/(X12−X11)・v・C ・・・(7) の関係で表わされる。この関係については後に説明す
る。ただしここではデューティの分解能を256とし
た。
【0032】上記電流iは、回路の定数より決定される
ものとして常に一定にするとCPU2’は上式(7)か
ら該電流iの値をデューティ比の形、つまり電流の流す
量として演算する。
【0033】図4は、本実施例の圧電体制御装置の詳細
な電気的構成を示す電気回路図である。
【0034】定電流発生回路(注入)7は同図4で示さ
れるようにCPU2’から信号ライン2aを介して送ら
れてくる信号により、トランジスタQ1をオン・オフす
るようになっている。上記信号はローアクティブで上記
トランジスタQ1をオンさせるが、この場合、このトラ
ンジスタQ1のエミッタ側の抵抗R1aの両端に加えら
れる電位差VR1aは、ダイオードD1a,D1bから
なる直列回路の両端での電位差と、トランジスタQ1の
ベース・エミッタ間に生じる電位差との差分となる。ま
た、上記抵抗R1aに流れる電流値は、(VR1a/R
1a)として定まり、この電流値と信号ライン2aを流
れる電流値および抵抗R1bを流れる電流値とで該定電
流発生回路(注入)7の出力ライン2bに流れる電流値
が決まる。そして、上記抵抗R1aの電流値を上記抵抗
R1bおよび信号ライン2aの電流値よりも充分に大き
くなるように回路定数を定めることにより、トランジス
タQ1とダイオードD1a,D1bおよび抵抗R1aの
特性のみで定電流化することができる。なお、上記信号
ライン2aからの信号が“H”レベルのときは、上記ト
ランジスタQ1はオフして回路が遮断され、上記出力ラ
イン2bへの電流注入は行われない。
【0035】また、トランジスタQ1をオン・オフして
制御する信号がCPU2’から信号ライン2aを介して
送られるが、図示のように途中に接続しているトランジ
スタQ3および抵抗R3a,R3b,R3cがスイッチ
ング動作をする回路になっており、たとえば、CPU
2’からの信号で信号ライン3cが“L”レベルから
“H”レベルになると、上記トランジスタQ3がオンし
て信号ライン2aの信号が“L”レベルとなる。よって
トランジスタQ1がオンするので、出力ライン2bから
電流(VR1a/R1a)が圧電体4に流れる。
【0036】定電流発生回路(放出)8は図4で示され
るようにCPU2’から信号ライン2cを介して送られ
てくる信号によりトランジスタQ2をオン・オフするよ
うになっている。上記信号はハイアクティブで上記トラ
ンジスタQ2をオンさせるが、この場合、上記定電流発
生回路(注入)7の時と同様に、トランジスタQ2のエ
ミッタ側の抵抗R2aの両端に加えられる電位差VR2
aは、ダイオードD2a,D2bからなる直列回路の両
端での電位差とトランジスタQ2のベース・エミッタ間
に生じる電位差との差分となる。また、上記抵抗R2a
に流れる電流値は、(VR2a/R2a)として定ま
り、この電流値と抵抗R2cを含む信号ライン2cを流
れる電流値および抵抗R2bを流れる電流値とで、定電
流発生回路(放出)8の入力ライン4aに流れる電流値
が決まる。そして、上記抵抗R2aの電流値を、上記抵
抗R2bおよび信号ライン2cの電流値よりも充分に小
さくなるように回路定数を定めることにより、トランジ
スタQ2と、ダイオードD2a,D2bおよび抵抗R2
aの特性のみで定電流化することができる。なお、上記
信号ライン2cからの信号が“L”レベルの時は、上記
トランジスタQ2はオフして回路が遮断され、上記入力
ライン4aからの電流注入は行なわれない。
【0037】ストロボ昇圧回路5は図4に示すように圧
電体4の変形に必要な高電圧の電源として、一般にカメ
ラ等で用いられる公知の昇圧回路を用いる。該ストロボ
昇圧回路5は信号ライン5aを介して回路の起動または
停止をCPU2’から制御されるようになっている。
【0038】また図4において電圧モニタ部6は、圧電
体4の印加されている電圧AVを、抵抗SR1,SR2
により分圧し、電圧(SR2/(SR1+SR2))・
AVになった値を信号ライン6aを介して一般的に用い
られるA/Dコンバータへ送るようになっている。ま
た、このA/Dコンバータの出力は信号ライン6bを介
してCPU2’で読み取れるようになっている。
【0039】次に実際にCPU2’が図4の回路で圧電
体4を変形させる時の速度制御についての演算式を求め
る。
【0040】前述より、また図4に示すように、圧電体
4に電流iアンペアの定電流を流す場合を考え、該圧電
体4に蓄積される電荷量をQp、また、同圧電体4の両
端に印加されている電圧をVpとすると、 Qp=Cp・Vp ・・・(8) Qp=∫idt ・・・(9) より、 i=Cp・(dVp/dt) ・・・(10) ゆえに、 dVp/dt = i/Cp ・・・(11) あるいは、 Vp=(i・t/Cp)+Vpo Vpo:Vpの初期値 ・・・(12) と表すことができる。右辺で定電流i以外のパラメータ
がここでは概知、もしくは決定されているため、電流i
とそのときに流した時間tにより電圧Vpの上昇率ΔV
pが決定される。
【0041】すなわち、定電流iとこの電流iを流す時
間とを制御することで、駆動電圧Vpとその変化率(d
Vp/dt)を制御することが可能となる。
【0042】次に、圧電体4の単位変形量あたりの駆動
電圧の変化率(dV/dX)を考える。
【0043】圧電体4の変形速度を(dX/dt)、こ
の変形速度でΔt秒間駆動した時の上記圧電体4の変形
量をΔX、そのときの駆動電圧の変化量をΔVとする
と、 (ΔV/ΔX)=ΔV/((dX/dt)・Δt) ・・・(13) ゆえに、 (ΔV/Δt)=(dX/dt)・(ΔV/ΔX) ・・・(14) ゆえに、 (dV/dt)=(dX/dt)・(dV/dX) ・・・(15) また、(dV/dX)はXの関数になるが、 X=Σ ΔX =Σ (dX/dt)Δt =(dX/dt)・∫dt =(dX/dt)・t ・・・(16) であり、Xは(dV/dt)と時間tの関数である。
【0044】つまり、時間tと、圧電体4に発生させる
変形速度(dX/dt)を定めれば、そのときの駆動電
圧の変化速度(dV/dt)を定めることが可能にな
る。
【0045】つまり、図4で圧電体4に定電流を注入す
る場合を考えると、CPU2’の制御信号により信号ラ
イン2aを介してトランジスタQ1をオンさせると、上
式にのっとり、トランジスタQ1のエミッタ側の抵抗R
1aの両端に加えられる電位差VR1aとダイオードD
1a,D1bからなる直列回路の両端の電位差の関係か
ら、抵抗R1aに流れる電流値(VR1a/R1a)
が、信号ライン2bを介して圧電体4に定電流として注
入される。このときの電圧の上昇率(dVp/dt)
は、定電流iと圧電体4の等価容量Cとで決定される。
すなわち、これらの関係は、 dVp/dt=i/Cp+Vp ・・・(17) で表せられる。ここで電圧Vpは初期値なので、予めあ
る電圧値を圧電体4が保持しているならば、その地点か
らの電圧上昇率は(dVp/dt)となる。また、デュ
ーティ制御を考えた場合、動作は上記CPU2’の制御
信号により信号ライン2aを介してトランジスタQ1を
オン・オフさせる。このCPU2’の出力する信号は、
公知であるデューティ制御で一定周期を一定の分解能で
分けたものを出力する。ここでは、たとえば、1周期を
50μsec として256分解した場合とすると、上記C
PU2’がデューティ256を出力するときはトランジ
スタQ1が常にオンした状態で、また、デューティ12
8を出力するときは該トランジスタQ1が25μsec の
オン・オフ状態を繰り返す。
【0046】このデューティ制御を関係式からみると、 dVp/dt=(i/Cp)・(デューティ比/256)・・・(18) この(18)式により、CPU2’がデューティ比を演
算することで狙いの速度vで変形させることができる。
【0047】ここで図12に示されるヒステリシスカー
ブで変位ゼロからXmax までを一定の速度vで変形させ
るとする。このときのCPU2’の演算手順は次のよう
になる。
【0048】まず、狙い速度vT で推移したときの変位
特性は図5に示すようになる。このためには、図4の回
路から得られた上記関係式(18)より、デューティ比
を演算する。ここで演算の前に、まず、デューティ比を
一定で行なったとき、つまり電流iを一定で行なったと
きの圧電体4の変形速度v1 をみると図6に示すように
なる。これは、図12からもわかるようにヒステリシス
カーブの上昇側と同じ特性である。
【0049】さて、このような速度v1 が得られたのに
対し目標となる狙いの変形速度が同図においてvT で与
えられた場合を考える。さらにここで、時間ゼロから区
間ta(図6参照)で、一定のデューティ比で行なった
ときの変形速度v1 を狙いの速度vT に近づけるために
は、一定で注入していた電流を今よりも少なくしてやれ
ば変形速度vT を緩やかにすることができる。そのため
狙いの変形速度vT に合わせるには次のようにすればよ
い。この変形速度v1 とvT との差は図12に示すヒス
テリシスカーブによるもので、これが直線であれば変形
速度vT のように一定の変化率(dX/dt)で推移す
る。すなわち変形速度v1 とvT との差をなくす度合い
は該ヒステリシスカーブより求めることができる。これ
については図12を基に前述した通りで点Aから点Bま
で狙いの速度vで変形させるときの圧電体4の電圧上昇
率は点Aから点Bまで変化する電圧ΔVと変位ΔXの関
係より(ここではΔV/ΔXの形をとり)、これと狙い
の速度v(dX/dt)との積により電圧上昇率(dV
/dt)が決定されるので、これに見合った電流量(デ
ューティ比)を出力することで点Aから点Bまで狙いの
速度vで変位できる。
【0050】つまり、図5に示すように変位の最大値X
max まで狙いの一定速度vT で動かしたいときには、図
12に示すように原点OからAまでのヒステリシスのカ
ーブの傾きを(dV/dX)(OA),AからBまでの傾き
を(dV/dX)(AB),最後点Gから点Hまでの傾きを
(dV/dX)(GH)としてテーブルに持っていって、順
番にこの傾き(dV/dX)と狙いの速度vT との積を
とり、連続して電流量(デューティ比)を出力して制御
すれば図5に示す速度vT の特性カーブになる。また、
このときの電流量の切換えは図4に示すA/Dコンバー
タにより圧電体4の電圧をモニタしているので、図12
における点Aで電流量を切換えるタイミングは電圧V11
で決まり、CPU2’が電圧モニタ部6の出力を取り込
んで電圧V11になった点で切換えれば良い。
【0051】さて、狙いの速度vT に近づくように図1
2のヒステリシスカーブを用いて制御した特性は図7に
示すv2 のようになる。しかし、この場合でも一定の電
流で行なったときの変形速度v1 よりは狙いの速度vT
には近づいたが一致はしていない。これは、前記より回
路図4を用いて狙いの速度vT で変形させるための上記
式(18)において圧電体4の等価容量Cpが考慮され
ていないためである。
【0052】ここで変形速度v2 のときの時間と電圧変
化の関係を示すと図8のようになる。
【0053】これは図12をみてもわかるように上昇
時、つまりA点,B点,C点の付近では変化率が小さい
ので狙いより速く変形させるには、電圧を今よりも上昇
させ、逆に点E,F,Gの付近では狙いより速く変形し
てしまうので電圧をゆっくりと上げる必要があるためで
ある。ここで図8と図3を対応させることを考えると、
電圧の最大値のVmax とVL が対応し中間点のV1nが対
応する。電圧Vと等価容量Cの関係は、図8でゼロボル
トから電圧V1nの間では図3で示されるように、等価容
量Cは印加されていないときの等価容量Coを境にして
小さくなっており、逆に電圧V1nからVmax までは大き
くなっている。
【0054】さらに図8と図7を時間tで対応させる
と、時間taのときに電圧V1nが対応し、時間tmのと
きに電圧Vmax が対応するので、さきほどの等価容量C
と電圧Vの関係から図7において、時間ゼロから時間t
aまでの間は図3で電圧ゼロボルトから電圧V1nに対応
するので、この領域では等価容量Coを境にして等価容
量は小さくなっている。また、同じく図7において時間
taから時間tmまでは逆に等価容量Cは大きくなって
いる。よって、上記の関係から図7のヒステリシスカー
ブを用いて狙いの速度vT に合わせようとしたときの波
形v2 の制御にさらに図3の等価容量Cの値を用いると
電流は次のようになる。
【0055】図7で時間ゼロから時間taまでは、電圧
が印加されていないときの等価容量Coより小さくなっ
ていく。これを式に当てはめると、上記式(18)で等
価容量Cpを小さくするとデューティ比が小さくなる。
つまり、この区間では電流を絞る状態となる。よって図
7に示す速度v2 は図3の等価容量Cの変化に対応する
ので、該速度v2 と狙いの変形速度vT との差が図3の
等価容量Cとキャンセルされる状態になる。また、同様
に時間taから時間tmについても前記のことが言える
ので、図5のように狙いの変形速度vT で圧電体4を変
形させることができる。すなわち、CPU2’は図12
のヒステリシスカーブとそれに対応する図3の等価容量
Cの情報を上記式(18)のデューティ比の関係式に代
入し演算することでデューティ制御が行なえる。
【0056】図9は上述の作用を行なう際のCPU2’
の動作を示す概略フローチャートである。
【0057】このフローチャートは図5に示すように最
大変位Xmax までを一定速度vT で変形させるときのも
のである。
【0058】まずステップ#1で圧電体4に電圧を印加
させるための高電源電圧となるカメラ等に用いられるス
トロボ昇圧回路を起動させる。ここでの電源電圧は、圧
電体4を変位Xmax まで変形できる電圧が要求され、一
般的な積層型の圧電体であれば100Vないし150V
である。ステップ#2で演算式に用いる狙いの変形速度
vT が設定される。ステップ#3で圧電体4に印加され
ている電圧を電圧モニタ部6を介してモニタする。これ
により、たとえある変形をしている位置で圧電体4が停
止していてもその地点から、狙いの変形速度vT で変形
させることができる。これは次のステップ#4のテーブ
ルデータを読み出す基準となるためである。
【0059】ステップ#4ではそれぞれの電圧に対応し
た圧電体4の等価容量とヒステリシスカーブの傾きを上
記表1と上記表2のようにEEP−ROM1’に記憶さ
れているのでステップ#3でモニタした電圧に対応した
値をそれぞれ読み出す。この読み出した値は次のステッ
プ#5の演算のパラメータとして用いられる。ステップ
#5では、 デューティ比=(dV/dX)・vT ・(Cp/i)×256 ・・・(19 ) によりデューティ比を求める。このときのパラメータで
ヒステリシスの傾き(dV/dX)と等価容量CpはE
EP−ROM1’からのデータで、狙いの変形速度vT
は設定されているもので電流iは図4の回路定数より決
定されているので、ステップ#4でEEP−ROM1’
から読み出されたデータによってデューティ比を演算す
る。
【0060】ステップ#6では上記ステップ#5で演算
されたデューティ比で圧電体4に電流iを出力できるよ
うに定電流発生回路(注入)7を制御する。この制御し
ているデューティ比は新しく変更した場合や制御停止を
かけなければ、この設定したデューティ比が常に出力さ
れている。つまり常に圧電体4にステップ#5でデュー
ティ比が決定された定電流が流れることになる。
【0061】ステップ#7ではEEP−ROM1’に電
圧に対応したテーブルが記憶されているので、圧電体4
に印加されている電圧を基準に、このデータを読み出し
デューティ比を演算し変更してやる必要がある。これに
より、図5のように変位Xmax まで一定速度vT (狙い
の速度)で変形させることができる。よって、このデュ
ーティ比の切換えるポイントをモニタした電圧で決定す
るために電圧モニタ部6を介して圧電体4の電圧をモニ
タする。
【0062】ステップ#8では上記ステップ#7のモニ
タした電圧と切換える電圧とを比較して、デューティ比
の切換える電圧になるまでステップ#7の電圧モニタと
ステップ#8の比較を繰り返す。
【0063】ステップ#9では、上記ステップ#8によ
り次のデューティ比を演算させるようにするが、ここで
はまず、このときに圧電体に印加されている電圧が最大
のVmax まで到達したかを判断させる。ここで、到達し
た場合はステップ#10に移り、該ステップ#10では
ストロボ昇圧回路5の停止とデューティ比の出力停止を
行ない終了させる。
【0064】次に判断したときに電圧がVmax に到達し
ていない場合はステップ#4に移りEEP−ROM1’
のデータを読み出す。このときの読み出すデータの順番
を上記表1と上記表2に対応させて表わすと前回読み出
したデータの値が表1では電圧ゼロのときの等価容量C
oで、表2では点O→Aのときの変化率(dV/dX)
(OA)とすると、次にステップ#4に来たときは、表1で
は電圧V11の時の等価容量C1で、表2では点A→Bの
ときの変化率(dV/dX)(AB)になる。このように表
1,表2で言えば左から順番に1つづつ読み出していけ
ば良い。
【0065】このようにして、上記ステップ#4から上
記ステップ#9の間が繰り返えされ、圧電体4が最大電
圧Vmax に到達するまで行なわれる。
【0066】以上にように圧電体の速度制御で電圧が上
昇する方向については定電流発生回路(注入)7を制御
させた。同様にして、圧電体4に電圧がVmax の状態か
らゼロボルトまで下降させるときも同じで、EEP−R
OM1’のデータの表2が下降側のものにし、定電流発
生回路(放出)8を制御させるようにすれば、図10の
ように狙いの変形速度vD で制御できる。
【0067】よってヒステリシスカーブと等価容量のテ
ーブルデータを基にデューティ比を演算し、圧電体4を
制御するので狙いの変形速度に対して、精度の高い制御
が可能になる。
【0068】また、本実施例において、圧電体4の速度
制御では圧電体4に負荷がないものとして考察を進めて
きたが、実際には上記圧電体4には、たとえば変位を拡
大するための拡大機構の負荷が存在する。この負荷によ
る圧電体4の影響として、一定の定電流を注入、放出さ
せたときの圧電体4の電圧上昇率(dV/dt)が無負
荷の状態時と異なる点があげられる。よって拡大機構を
付加したときの速度制御では、この電圧上昇率(dV/
dt)の特性を考慮して制御する必要がある。この場合
の制御として問題となるのは電圧上昇率(dV/dt)
なので、同様に図4の回路図とCPU2’を用いたデュ
ーティ制御で行なうとすると無負荷のときの電圧上昇率
(dVp/dt)と負荷を加えた時の電圧上昇率(dV
s/dt)との差を上記(18)のデューティ比を決定
している演算式に加えてやれば良いので、 デューティー比= (dVp/dt)・(dVs/dt)・(Cp/i)×256 ・・・(20 ) となり、さらに、この負荷を加えたときの電圧上昇率
(dVs/dt)の差をEEP−ROM1’に記憶して
おくことで、拡大機構による負荷が圧電体4に加わった
としても、この特性を考慮しながら制御するので精度の
高い速度制御が可能になる。
【0069】このようにして、印加電圧に応じた圧電体
を持つコンデンサの容量に基づいて圧電体を制御するの
で、電気的に圧電体をコンデンサとする制御では、精度
が良く、また、圧電体に加わる負荷についても予め電圧
に対応した電圧上昇率に基づいて行なうので精度が良い
圧電体速度制御が容易に実現できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
電体の変形量および変形速度の微細な制御を圧電体の等
価容量に注目することによって精度良く制御する圧電体
制御装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示すブロック図。
【図2】本発明の1実施例の圧電体制御装置の構成を示
すブロック図。
【図3】上記実施例における、電圧ゼロから所定電圧ま
での間を等間隔にとったときの等価容量と電圧との関係
を示した線図。
【図4】上記実施例の圧電体制御装置の詳細な電気的構
成を示す電気回路図。
【図5】上記実施例において、狙いの速度で推移すると
きの圧電体の変位特性を示した線図。
【図6】上記実施例において、狙いの速度および所定の
変形速度をパラメータとしたときの圧電体の変位特性を
示した線図。
【図7】上記実施例において、狙いの速度および所定の
変形速度をパラメータとしたときの圧電体の変位特性を
示した線図。
【図8】上記実施例において、所定の変形速度をパラメ
ータにしたときの、圧電体の電圧特性を示した線図。
【図9】上記実施例におけるCPUの動作を示すフロー
チャート。
【図10】上記実施例において、圧電体の印加電圧を最
大値からゼロボルトまで下降させるときの、該圧電体の
変位特性を示した線図。
【図11】一般の、一定の電圧変化率を有する圧電体の
電圧特性を示した線図。
【図12】一般の圧電体のおける印加電圧と変形量との
ヒステリシス関係を示した線図。
【図13】一般の圧電体の電圧特性を簡略化して示した
線図。
【図14】上記図11と図13との時間軸を原点から所
定時間までを一致させたときの電圧特性を示した線図。
【図15】一般の圧電体のおける等価容量特性を示した
線図。
【符号の説明】
1…情報記憶部 2…電荷量演算手段 3…電荷量制御手段 4…圧電体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加電圧に応じて変化する、圧電体が有す
    るコンデンサ容量に基づいて、該圧電体に注入する、あ
    るいは該圧電体より放出させる電荷量を演算する電荷量
    演算手段と、 この電荷量演算手段に基づいて上記圧電体に電荷を注入
    する、あるいは該圧電体より放出させる電荷量制御回路
    と、 を具備したことを特徴とする圧電体制御装置。
  2. 【請求項2】上記電荷量演算手段は、印加電圧に対応し
    た圧電体のコンデンサ容量の変化と、さらに、圧電体の
    ヒステリシスカーブの対応関係の情報に基づいて行われ
    ることを特徴とする請求項1記載の圧電体制御装置。
  3. 【請求項3】上記電荷量演算手段は、圧電体に印加され
    ている電圧を検出する電圧検出手段を具備し、該電圧演
    算検出手段の検出信号に基づいて、上記圧電体に注入す
    るあるいは該圧電体から放出される電荷量を演算して求
    めることを特徴とする請求項1記載の圧電体制御装置。
JP4132742A 1992-05-25 1992-05-25 圧電体制御装置 Withdrawn JPH05327052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050382A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Honda Motor Co Ltd 圧電アクチュエータの制御方法
JP2016012978A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 株式会社 東京ウエルズ 圧電アクチュエータの駆動方法および駆動回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010050382A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Honda Motor Co Ltd 圧電アクチュエータの制御方法
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