JPH05326909A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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Publication number
JPH05326909A
JPH05326909A JP4125860A JP12586092A JPH05326909A JP H05326909 A JPH05326909 A JP H05326909A JP 4125860 A JP4125860 A JP 4125860A JP 12586092 A JP12586092 A JP 12586092A JP H05326909 A JPH05326909 A JP H05326909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
shielding layer
lower electrode
image sensor
electrode wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4125860A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Morioka
正樹 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP4125860A priority Critical patent/JPH05326909A/ja
Publication of JPH05326909A publication Critical patent/JPH05326909A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流のリークを防止し、信頼性の高いイメー
ジセンサを提供すること。 【構成】 ガラス基板11と、ガラス基板上に設けられ
た遮光層12と、遮光層12を覆う絶縁層14と、絶縁
層14上に配置された受光素子15と、受光素子15に
接続された下部電極配線16とを有するイメージセンサ
内で、ガラス基板上11において遮光層12を、受光素
子15と重なる部分および下部電極配線16のパターン
の間の隙間部分に設けた。これにより、遮光層12と下
部電極配線16とは重ならず、遮光層形成途中で突沸が
生じても、原稿読み取り中にこの突沸を通して下部電極
配線16を流れる電流が遮光層12へリークしたりする
ことはない。また、下部電極配線16の部位には遮光層
12が形成されないからこの部位を補助的な照明窓21
として活用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイメージセンサ、特に遮
光層と電極配線との間のリークを防止したイメージセン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ、その他の画像処理、或い
は画像通信装置に用いられる読取装置には画像読み取り
のためのイメージセンサが組み込まれているが、このよ
うなイメージセンサの従来例としては、例えば図3およ
び図4に示すものがある。図3は従来のイメージセンサ
の断面図であり図4はこのイメージセンサを上方から見
た図である。これらの図において、符号1は基台となる
ガラス基板、2はガラス基板1の上面にSi(シリコ
ン)やNi(ニッケル)等を蒸着等して形成された遮光
層で、遮光層2の一部は孔となって照明窓3が設けられ
ている。4は遮光層2の上部を覆って設けられた絶縁
層、5は絶縁層4の上に設置された受光素子、6は受光
素子5に接続されこの受光素子5から信号を取り出す下
部電極配線、7は前記絶縁層4、受光素子5、下部電極
配線6の全体の上部を覆って設けられた層間絶縁膜、8
は層間絶縁膜7の上に設置され且つ前記下部電極配線6
と対をなす上部電極配線である。図3において、イメー
ジセンサの上方には原稿9がセットされ、またイメージ
センサの下方には光源10が設置される。受光素子5は
各画素ごとに1個づつ、図3において紙面に垂直の方向
に並んで設けられており、また照明窓3は1個の受光素
子5について1個づつ、受光素子5に対して少し水平方
向にずれた位置に設けられている。
【0003】このような構成を有するイメージセンサに
おいて、原稿読み取り動作時、光源10から出た光はガ
ラス基板1を透過し、照明窓3に達した一部の光はこの
照明窓3を通ってイメージセンサの上方へ抜ける。一
方、遮光層2に当たった光は行く手を阻まれる。イメー
ジセンサの上方へ抜けた光は原稿9を照射し、原稿から
の反射光は層間絶縁膜7を透過して受光素子5に当た
る。そして、受光素子5は反射光から画情報を検出して
電気信号を出力し、この電気信号を下部電極配線6が取
り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のイメージセンサにあっては、ガラス基板1へ
の遮光層2の蒸着に際して突沸(ガラス基板からの蒸着
材料の盛り上がり)が起こり、突沸をそのままにして絶
縁層4および下部電極配線6を設けると、この突沸を通
して遮光層2と下部電極配線6とが接近或いは接続し、
電流のリークやコンデンサー効果が生じる虞があった。
また、遮光層2に関してのクラックや突沸等の種々の問
題のため、受光素子5や下部電極配線6の損傷を招きや
すく、またイメージセンサの出力ダウンを起こす等の不
具合があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電流のリークを防止し信頼性の高いイ
メージセンサを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ガラス基板と、ガラス基板上に設けられ
た遮光層と、遮光層を覆う絶縁層と、絶縁層上に配置さ
れた受光素子と、受光素子に接続された下部電極配線と
を有するイメージセンサで、前記遮光層を、ガラス基板
上において、受光素子と重なる部分および下部電極配線
のパターンの間の隙間部分に設けたことを要旨とする。
【0007】
【作用】前記構成により、遮光層と下部電極配線とは重
ならないため、遮光層形成途中で突沸が生じても、原稿
読み取り中にこの突沸を通して下部電極配線を流れる電
流が遮光層へリークしたり或いはコンデンサ効果が生じ
たりすることはない。また、下部電極配線の部位には遮
光層が形成されないからこの部位を補助的な照明窓とし
て活用することができる。
【0008】
【実施例】図1および図2は本発明によるイメージセン
サの一実施例を示す図である。このうち、図1はこの実
施例のイメージセンサの断面図であり図2はこのイメー
ジセンサを上方から見た図である。これらの図におい
て、符号11は基台となるガラス基板、12はガラス基
板11の上面に蒸着により形成された遮光層、13は遮
光層12の一部を孔状にくり抜いて形成された照明窓、
14は遮光層12の上部を覆って設けられた絶縁層、1
5は絶縁層14の上に設置された受光素子、16は受光
素子15に接続されこの受光素子15から信号を取り出
す下部電極配線、17は前記絶縁層14、受光素子1
5、下部電極配線16の全体の上部を覆って設けられた
層間絶縁膜、18は層間絶縁膜17の上に設置され且つ
前記下部電極配線16と対をなす上部電極配線である。
図1において、イメージセンサの上方には原稿19がセ
ットされ、またイメージセンサの下方には光源20が設
置される点は前記従来例と同様である。また、受光素子
15は複数個が各画素ごとに1個づつ、図1において紙
面に垂直の方向に並んで設けられている点も前記従来例
と同様である。
【0009】他方この実施例では、符号21で示すよう
に、遮光層12の、下部電極配線16と上下関係に重な
る部分を孔状に切り欠いて絶縁層14で満たしている。
この孔状の切欠部は、受光素子15に接続された下部電
極配線16が横切って延びているため、全体としては光
源20からの光を通過させることはできないが、第2の
照明窓21として前記照明窓13に対して補助的な役割
を持つ。そして、照明窓13および第2の照明窓21は
1個の受光素子15について各1個づつ、受光素子15
に対して水平方向に少しずれた位置に設けられている。
【0010】このような構成を有するイメージセンサに
ついて以下動作を説明する。原稿読み取り動作時、光源
20から出た光はガラス基板11を透過し、照明窓13
および第2の照明窓21に達した一部の光はこのこれら
の照明窓13、21を通ってイメージセンサの上方へ抜
ける。一方、遮光層12に当たった光は行く手を阻まれ
る。イメージセンサの上方へ抜けた光は原稿19を照射
し、原稿からの反射光は層間絶縁膜17を透過して受光
素子15に当たる。そして、受光素子15は反射光から
画情報を検出して電気信号を出力し、この電気信号を下
部電極配線16が取り出す。この実施例では照明窓13
に加えて第2の照明窓21からも光源の光を取り込むか
ら、原稿19面は従来よりも明るく照らされ、受光素子
15の検出感度が増大する。また遮光層12と下部電極
配線16とが上下関係に重ならないように図られている
から、遮光層12をガラス基板11に蒸着しているとき
に突沸がしょうじても下部電極配線16を流れる電流の
リークやコンデンサ効果は発生せず良好な原稿読み取り
動作を実現できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イメージセンサ内で、遮光層を、ガラス基板上におい
て、受光素子と重なる部分および下部電極配線のパター
ンの間の隙間部分に設けたため、遮光層形成途中で突沸
が生じても、原稿読み取り中にこの突沸を通して下部電
極配線を流れる電流が遮光層へリークしたり或いはコン
デンサ効果が生じたりすることはなくイメージセンサの
信頼性が向上する。また、下部電極配線の部位には遮光
層が形成されないからこの部位を補助的な照明窓として
活用することができ、イメージセンサの感度を上げるこ
とができる等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイメージセンサの一実施例の構成
を示す断面図
【図2】図1を上方から見た平面図
【図3】従来のイメージセンサの一例の構成を示す断面
【図4】図3を上方から見た平面図
【符号の説明】
11 ガラス基板 12 遮光層 13 照明窓 14 絶縁層 15 受光素子 16 下部電極配線 17 層間絶縁膜 18 上部電極配線 19 原稿 20 光源 21 第2の照明窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台となるガラス基板と、ガラス基板上
    に設けられた遮光層と、遮光層を覆う絶縁層と、絶縁層
    の上に配置された受光素子と、受光素子に接続されてこ
    の受光素子からの信号を取り出す下部電極配線と、受光
    素子および下部電極配線を覆う層間絶縁膜と、この層間
    絶縁膜上に配置された上部電極配線とを有し、前記遮光
    層は、ガラス基板上において、受光素子と重なる部分お
    よび下部電極配線のパターンの間の隙間部分に設けられ
    ていることを特徴とするイメージセンサ。
JP4125860A 1992-05-19 1992-05-19 イメージセンサ Pending JPH05326909A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4125860A JPH05326909A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 イメージセンサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4125860A JPH05326909A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 イメージセンサ

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ID=14920738

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JP4125860A Pending JPH05326909A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 イメージセンサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100433348C (zh) * 2003-12-31 2008-11-12 东部亚南半导体株式会社 图像传感器及其制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100433348C (zh) * 2003-12-31 2008-11-12 东部亚南半导体株式会社 图像传感器及其制造方法
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