JPH05326295A - 平面型トランス - Google Patents
平面型トランスInfo
- Publication number
- JPH05326295A JPH05326295A JP4122352A JP12235292A JPH05326295A JP H05326295 A JPH05326295 A JP H05326295A JP 4122352 A JP4122352 A JP 4122352A JP 12235292 A JP12235292 A JP 12235292A JP H05326295 A JPH05326295 A JP H05326295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- wiring board
- printed wiring
- coil body
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/182—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】パッケージを用いることなく印刷配線基板に実
装でき、高周波特性に優れた平面型トランスを提供す
る。 【構成】コイル本体１は、可撓性を有する基板の表裏両
面に導電材料によるコイルパターンを備える。両コイル
パターンは相互インダクタンスを持つように位置および
形状が設定される。コイルパターンに対応する部位で、
コイル本体１の両面に磁性体のコア２ａ，２ｂを重ね
る。一方のコア２ａは印刷配線基板３に設けた取付孔７
に嵌めて印刷配線基板３に固着する。他方のコア２ｂは
コイル本体１に固着する。コイル本体１は印刷配線基板
３に設けたスリット孔８に両端部が通される。印刷配線
基板３の導電パターンとコイル本体１の端子パターン６
とは半田９によって電気的かつ機械的に固定する。
装でき、高周波特性に優れた平面型トランスを提供す
る。 【構成】コイル本体１は、可撓性を有する基板の表裏両
面に導電材料によるコイルパターンを備える。両コイル
パターンは相互インダクタンスを持つように位置および
形状が設定される。コイルパターンに対応する部位で、
コイル本体１の両面に磁性体のコア２ａ，２ｂを重ね
る。一方のコア２ａは印刷配線基板３に設けた取付孔７
に嵌めて印刷配線基板３に固着する。他方のコア２ｂは
コイル本体１に固着する。コイル本体１は印刷配線基板
３に設けたスリット孔８に両端部が通される。印刷配線
基板３の導電パターンとコイル本体１の端子パターン６
とは半田９によって電気的かつ機械的に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ平面上に形成
した一対のコイルパターンを相互インダクタンスを持つ
ように対向させるとともに、両コイルパターンを磁性体
よりなる一対のコアによって挟んだ形式の平面型トラン
スに関するものである。
した一対のコイルパターンを相互インダクタンスを持つ
ように対向させるとともに、両コイルパターンを磁性体
よりなる一対のコアによって挟んだ形式の平面型トラン
スに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図２に示すように、ポリイミ
ドフィルムのような薄肉の絶縁材料の基板４の表裏両面
にコイルパターン５を形成したコイル本体１を有し、コ
イル本体１におけるコイルパターン５を形成した部位の
表裏両面に、フェライトのような磁性体により板状に形
成した一対のコア２ａ，２ｂを重合させた形状の平面型
トランスが提供されている。コイルパターン５は、たと
えば図２（ｂ）のようなループ形状に形成され、コイル
パターン５の端末にリード線１１（図２（ｃ）参照）を
接続することによって、リード線１１を介して外部回路
に接続するように構成される。また、コイル本体１およ
びコア２ａ，２ｂは、絶縁材料よりなるパッケージ１２
に封止されている。
ドフィルムのような薄肉の絶縁材料の基板４の表裏両面
にコイルパターン５を形成したコイル本体１を有し、コ
イル本体１におけるコイルパターン５を形成した部位の
表裏両面に、フェライトのような磁性体により板状に形
成した一対のコア２ａ，２ｂを重合させた形状の平面型
トランスが提供されている。コイルパターン５は、たと
えば図２（ｂ）のようなループ形状に形成され、コイル
パターン５の端末にリード線１１（図２（ｃ）参照）を
接続することによって、リード線１１を介して外部回路
に接続するように構成される。また、コイル本体１およ
びコア２ａ，２ｂは、絶縁材料よりなるパッケージ１２
に封止されている。
【０００３】このように形成された平面型トランスは、
コイルのターン数が比較的少ない高周波領域で主として
利用されている。とくに、高周波領域では、コアに導電
線を巻装する形式のトランスを用いると、導電線の位置
のばらつきによって特性にばらつきが生じることになる
が、上記構成の平面型トランスでは導電線を用いていな
いから特性のばらつきが少なく、また、導電線を巻装す
るための手間がかからず自動生産に向くという利点を備
えている。
コイルのターン数が比較的少ない高周波領域で主として
利用されている。とくに、高周波領域では、コアに導電
線を巻装する形式のトランスを用いると、導電線の位置
のばらつきによって特性にばらつきが生じることになる
が、上記構成の平面型トランスでは導電線を用いていな
いから特性のばらつきが少なく、また、導電線を巻装す
るための手間がかからず自動生産に向くという利点を備
えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、コイル本体１およびコア２ａ，２ｂが絶縁材料
のパッケージ１２に封止されているから、高周波領域で
使用すると、パッケージ１２を形成している絶縁材料の
誘電体損が大きくなるから、損失が大きくなるという問
題がある。また、リード線１１を用いて外部回路に接続
するから、高周波領域ではリード線１１のインダクタン
スの影響によって所望の特性が得られないという問題が
生じる。
成では、コイル本体１およびコア２ａ，２ｂが絶縁材料
のパッケージ１２に封止されているから、高周波領域で
使用すると、パッケージ１２を形成している絶縁材料の
誘電体損が大きくなるから、損失が大きくなるという問
題がある。また、リード線１１を用いて外部回路に接続
するから、高周波領域ではリード線１１のインダクタン
スの影響によって所望の特性が得られないという問題が
生じる。
【０００５】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、パッケージを用いることなく印刷配線基板に
実装することができるようにして高周波領域での損失の
増加を防止し、また、リード線を用いることなく外部回
路に接続することによってリード線のインダクタンスの
影響による高周波領域での特性の劣化を防止した平面型
トランスを提供しようとするものである。
のであり、パッケージを用いることなく印刷配線基板に
実装することができるようにして高周波領域での損失の
増加を防止し、また、リード線を用いることなく外部回
路に接続することによってリード線のインダクタンスの
影響による高周波領域での特性の劣化を防止した平面型
トランスを提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、上
記目的を達成するために、絶縁材料よりなる薄肉の基板
の表裏両面に相互インダクタンスを持つ少なくとも一対
のコイルパターンを形成したコイル本体と、コイル本体
においてコイルパターンが形成されている部位の両面に
それぞれ対向配置される板状の磁性体よりなる一対のコ
アと、コイル本体の一面側に重合され一方のコアが嵌着
固定される取付孔が穿設された印刷配線基板とを備え、
コイル本体においてコイルパターンが形成されていない
部位の基板の両端部が挿通される一対のスリット孔が印
刷配線基板に貫設されているのである。
記目的を達成するために、絶縁材料よりなる薄肉の基板
の表裏両面に相互インダクタンスを持つ少なくとも一対
のコイルパターンを形成したコイル本体と、コイル本体
においてコイルパターンが形成されている部位の両面に
それぞれ対向配置される板状の磁性体よりなる一対のコ
アと、コイル本体の一面側に重合され一方のコアが嵌着
固定される取付孔が穿設された印刷配線基板とを備え、
コイル本体においてコイルパターンが形成されていない
部位の基板の両端部が挿通される一対のスリット孔が印
刷配線基板に貫設されているのである。
【０００７】請求項２の発明では、コイル本体は基板の
表裏両面にそれぞれ形成されたコイルパターンの端末か
ら延長された端子パターンを備え、端子パターンが印刷
配線基板の導電パターンに電気的に接続されているので
ある。
表裏両面にそれぞれ形成されたコイルパターンの端末か
ら延長された端子パターンを備え、端子パターンが印刷
配線基板の導電パターンに電気的に接続されているので
ある。
【０００８】
【作用】請求項１の構成によれば、印刷配線基板に取付
孔を形成してコイル本体の一面側のコアを取付孔に嵌着
固定するとともに、コイル本体においてコイルパターン
が形成されていない部位の基板の両端部を印刷配線基板
に貫設したスリット孔に挿通するので、コイル本体をパ
ッケージに封入することなく印刷配線基板に固定するこ
とが可能になるのであって、パッケージの誘電体損の影
響による高周波領域での損失の増加を防止することがで
きるのである。また、一方のコアが印刷配線基板に嵌着
されているから、印刷配線基板に対して電気的に接続さ
れるコイルパターンを有したコイル本体と印刷配線基板
との距離を小さくすることができ、結果的にコイル本体
のコイルパターンと印刷配線基板の導電パターンとの距
離を近づけることが可能になって、両者を接続する線路
のインピーダンスによる高周波特性の劣化を低減するこ
とができるのである。
孔を形成してコイル本体の一面側のコアを取付孔に嵌着
固定するとともに、コイル本体においてコイルパターン
が形成されていない部位の基板の両端部を印刷配線基板
に貫設したスリット孔に挿通するので、コイル本体をパ
ッケージに封入することなく印刷配線基板に固定するこ
とが可能になるのであって、パッケージの誘電体損の影
響による高周波領域での損失の増加を防止することがで
きるのである。また、一方のコアが印刷配線基板に嵌着
されているから、印刷配線基板に対して電気的に接続さ
れるコイルパターンを有したコイル本体と印刷配線基板
との距離を小さくすることができ、結果的にコイル本体
のコイルパターンと印刷配線基板の導電パターンとの距
離を近づけることが可能になって、両者を接続する線路
のインピーダンスによる高周波特性の劣化を低減するこ
とができるのである。
【０００９】請求項２の構成によれば、コイル本体にコ
イルパターンから延長した端子パターンを形成し、端子
パターンを印刷配線基板の導電パターンに接続するか
ら、印刷配線基板の導電パターンとコイル本体の端子パ
ターンとの位置を合わせておけば、端子パターンと導電
パターンとを半田などを用いるだけで他の導電部材を介
さずに電気的に接続することができるのであって、リー
ド線を用いる必要がないから高周波特性の劣化が防止で
きるのである。
イルパターンから延長した端子パターンを形成し、端子
パターンを印刷配線基板の導電パターンに接続するか
ら、印刷配線基板の導電パターンとコイル本体の端子パ
ターンとの位置を合わせておけば、端子パターンと導電
パターンとを半田などを用いるだけで他の導電部材を介
さずに電気的に接続することができるのであって、リー
ド線を用いる必要がないから高周波特性の劣化が防止で
きるのである。
【００１０】
【実施例】図１に示すように、基板４の表裏両面に互い
に磁気的に結合するコイルパターン５を形成したコイル
本体１を備える（図２参照）。基板４は可撓性を有する
絶縁材料としてのポリイミドフィルムを用いて形成さ
れ、基板４の両面に導電材料を印刷するか、あるいは基
板４の両面に積層した導電層にエッチングを施すことに
よって、コイルパターン５が形成される。基板４の両面
のコイルパターン５は、相互インダクタンスを持つよう
に位置および形状が設定され、両コイルパターン５によ
ってトランスとして機能するようになっている。また、
両コイルパターン５の相互インダクタンスを大きくする
ために、コイルパターン５に対応する部位でコイル本体
１の両面にはそれぞれフェライトのような磁性体よりな
る平板状のコア２ａ，２ｂが重合される。すなわち、一
対のコア２ａ，２ｂの間にコイル本体１におけるコイル
パターン５を形成した部位が挟装される。コイル本体１
において、各コイルパターン５の端末には図１（ｂ）の
ように端子パターン６が延長して形成される。
に磁気的に結合するコイルパターン５を形成したコイル
本体１を備える（図２参照）。基板４は可撓性を有する
絶縁材料としてのポリイミドフィルムを用いて形成さ
れ、基板４の両面に導電材料を印刷するか、あるいは基
板４の両面に積層した導電層にエッチングを施すことに
よって、コイルパターン５が形成される。基板４の両面
のコイルパターン５は、相互インダクタンスを持つよう
に位置および形状が設定され、両コイルパターン５によ
ってトランスとして機能するようになっている。また、
両コイルパターン５の相互インダクタンスを大きくする
ために、コイルパターン５に対応する部位でコイル本体
１の両面にはそれぞれフェライトのような磁性体よりな
る平板状のコア２ａ，２ｂが重合される。すなわち、一
対のコア２ａ，２ｂの間にコイル本体１におけるコイル
パターン５を形成した部位が挟装される。コイル本体１
において、各コイルパターン５の端末には図１（ｂ）の
ように端子パターン６が延長して形成される。
【００１１】外部回路等を実装した印刷配線基板３に実
装する際には、コイル本体１の一面が印刷配線基板３の
一面に重合するように配設し、印刷配線基板３には一方
のコア２ａを嵌着する取付孔７を貫設する。コア２ａは
印刷配線基板３に対して接着剤等を用いて固着される。
また、他方のコア２ｂは接着剤等を用いてコイル本体１
に固着される。印刷配線基板３にはコイル本体１の両端
部を挿通するスリット孔８が貫設されており、コイル本
体１においてコイルパターン５が形成されていない部位
がスリット孔８に挿通される。コイル本体１の表裏両面
のうちコア２ａ側の一面に形成された端子パターン６
は、スリット孔８を通った後に印刷配線基板３の導電パ
ターン１０に対して半田９を用いて機械的かつ電気的に
接続される。また、コイル本体１におけるコア２ｂ側の
端子パターン６は、スリット孔８を通る前にスリット孔
８に挿入するために基板４を屈曲した部位で印刷配線基
板３の導電パターン１０に対して半田９を用いて機械的
かつ電気的に接続される。すなわち、印刷配線基板３の
導電パターン１０とコイル本体１の端子パターン６とを
リード線のような導電部材を介在させずに電気的に接続
することができるのである。また、印刷配線基板３に対
するコイル本体１の機械的固定も同時になされる。ここ
に、取付孔７をコア２ａが圧入される程度の寸法に設定
すればコア２ａの取付強度が大きくなり、また、スリッ
ト孔８をコイル本体１の端部が圧入される程度の寸法に
設定すればコイル本体１の印刷配線基板３への固定強度
が大きくすることができる。
装する際には、コイル本体１の一面が印刷配線基板３の
一面に重合するように配設し、印刷配線基板３には一方
のコア２ａを嵌着する取付孔７を貫設する。コア２ａは
印刷配線基板３に対して接着剤等を用いて固着される。
また、他方のコア２ｂは接着剤等を用いてコイル本体１
に固着される。印刷配線基板３にはコイル本体１の両端
部を挿通するスリット孔８が貫設されており、コイル本
体１においてコイルパターン５が形成されていない部位
がスリット孔８に挿通される。コイル本体１の表裏両面
のうちコア２ａ側の一面に形成された端子パターン６
は、スリット孔８を通った後に印刷配線基板３の導電パ
ターン１０に対して半田９を用いて機械的かつ電気的に
接続される。また、コイル本体１におけるコア２ｂ側の
端子パターン６は、スリット孔８を通る前にスリット孔
８に挿入するために基板４を屈曲した部位で印刷配線基
板３の導電パターン１０に対して半田９を用いて機械的
かつ電気的に接続される。すなわち、印刷配線基板３の
導電パターン１０とコイル本体１の端子パターン６とを
リード線のような導電部材を介在させずに電気的に接続
することができるのである。また、印刷配線基板３に対
するコイル本体１の機械的固定も同時になされる。ここ
に、取付孔７をコア２ａが圧入される程度の寸法に設定
すればコア２ａの取付強度が大きくなり、また、スリッ
ト孔８をコイル本体１の端部が圧入される程度の寸法に
設定すればコイル本体１の印刷配線基板３への固定強度
が大きくすることができる。
【００１２】
【発明の効果】請求項１の発明は、印刷配線基板に取付
孔を形成してコイル本体の一面側のコアを取付孔に嵌着
固定するとともに、コイル本体においてコイルパターン
が形成されていない部位の基板の両端部を印刷配線基板
に貫設したスリット孔に挿通するので、コイル本体をパ
ッケージに封入することなく印刷配線基板に固定するこ
とが可能になるのであって、パッケージの誘電体損の影
響による高周波領域での損失の増加を防止することがで
きるという利点がある。また、一方のコアが印刷配線基
板に嵌着されているから、印刷配線基板に対して電気的
に接続されるコイルパターンを有したコイル本体と印刷
配線基板との距離を小さくすることができ、結果的にコ
イル本体のコイルパターンと印刷配線基板の導電パター
ンとの距離を近づけることが可能になって、両者を接続
する線路のインピーダンスによる高周波特性の劣化を低
減することができるという効果を奏する。
孔を形成してコイル本体の一面側のコアを取付孔に嵌着
固定するとともに、コイル本体においてコイルパターン
が形成されていない部位の基板の両端部を印刷配線基板
に貫設したスリット孔に挿通するので、コイル本体をパ
ッケージに封入することなく印刷配線基板に固定するこ
とが可能になるのであって、パッケージの誘電体損の影
響による高周波領域での損失の増加を防止することがで
きるという利点がある。また、一方のコアが印刷配線基
板に嵌着されているから、印刷配線基板に対して電気的
に接続されるコイルパターンを有したコイル本体と印刷
配線基板との距離を小さくすることができ、結果的にコ
イル本体のコイルパターンと印刷配線基板の導電パター
ンとの距離を近づけることが可能になって、両者を接続
する線路のインピーダンスによる高周波特性の劣化を低
減することができるという効果を奏する。
【００１３】請求項２の発明は、コイル本体にコイルパ
ターンから延長した端子パターンを形成し、端子パター
ンを印刷配線基板の導電パターンに接続するから、印刷
配線基板の導電パターンとコイル本体の端子パターンと
の位置を合わせておけば、端子パターンと導電パターン
とを半田などを用いるだけで他の導電部材を介さずに電
気的に接続することができるのであって、リード線を用
いる必要がないから高周波特性の劣化が防止できるとい
う効果がある。
ターンから延長した端子パターンを形成し、端子パター
ンを印刷配線基板の導電パターンに接続するから、印刷
配線基板の導電パターンとコイル本体の端子パターンと
の位置を合わせておけば、端子パターンと導電パターン
とを半田などを用いるだけで他の導電部材を介さずに電
気的に接続することができるのであって、リード線を用
いる必要がないから高周波特性の劣化が防止できるとい
う効果がある。
【図１】実施例を示し、（ａ）は断面図、（ｂ）は平面
図である。
図である。
【図２】従来例を示し、（ａ）は断面図、（ｂ）はコイ
ル本体の平面図、（ｃ）は外観斜視図である。
ル本体の平面図、（ｃ）は外観斜視図である。
１ コイル本体 ２ａ コア ２ｂ コア ３ 印刷配線基板 ４ 基板 ５ コイルパターン ６ 端子パターン ７ 取付孔 ８ スリット孔 ９ 半田 １０ 導電パターン
Claims (2)
- 【請求項１】 絶縁材料よりなる薄肉の基板の表裏両面
に相互インダクタンスを持つ少なくとも一対のコイルパ
ターンを形成したコイル本体と、コイル本体においてコ
イルパターンが形成されている部位の両面にそれぞれ対
向配置される板状の磁性体よりなる一対のコアと、コイ
ル本体の一面側に重合され一方のコアが嵌着固定される
取付孔が穿設された印刷配線基板とを備え、コイル本体
においてコイルパターンが形成されていない部位の基板
の両端部が挿通される一対のスリット孔が印刷配線基板
に貫設されて成ることを特徴とする平面型トランス。 - 【請求項２】 コイル本体は基板の表裏両面にそれぞれ
形成されたコイルパターンの端末から延長された端子パ
ターンを備え、端子パターンが印刷配線基板の導電パタ
ーンに電気的に接続されて成ることを特徴とする請求項
１記載の平面型トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122352A JPH05326295A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 平面型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122352A JPH05326295A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 平面型トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05326295A true JPH05326295A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14833802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122352A Withdrawn JPH05326295A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 平面型トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05326295A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019013131A1 (ja) * | 2017-07-14 | 2019-01-17 | カルソニックカンセイ株式会社 | プレーナ型トランス及びｄｃｄｃコンバータ |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4122352A patent/JPH05326295A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019013131A1 (ja) * | 2017-07-14 | 2019-01-17 | カルソニックカンセイ株式会社 | プレーナ型トランス及びｄｃｄｃコンバータ |
| JP2019021733A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | カルソニックカンセイ株式会社 | プレーナ型トランス及びｄｃｄｃコンバータ |
| CN110914938A (zh) * | 2017-07-14 | 2020-03-24 | 马瑞利株式会社 | 平面型变压器和dcdc转换器 |
| US11404202B2 (en) | 2017-07-14 | 2022-08-02 | Marelli Corporation | Planar transformer and DC-DC converter |
| CN110914938B (zh) * | 2017-07-14 | 2022-09-20 | 马瑞利株式会社 | 平面型变压器和dcdc转换器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6367143B1 (en) | Coil element and method for manufacturing thereof | |
| JP3554209B2 (ja) | 面実装型コイル部品 | |
| JPH05218726A (ja) | フェライトアンテナ | |
| US5900845A (en) | Antenna device | |
| US7081804B2 (en) | Chip coil | |
| JP3139368B2 (ja) | 積層コモンモードチョークコイル | |
| JPH05326295A (ja) | 平面型トランス | |
| JP3409341B2 (ja) | コイル | |
| JP3225637B2 (ja) | チップ型チョークコイル | |
| JPH05326264A (ja) | 平面型トランス | |
| JP2586599Y2 (ja) | インピーダンス素子 | |
| JP2001217045A (ja) | Ｅｍｃ機能内蔵コネクタ | |
| JPS6139703A (ja) | サイド誘電体型セラミツクアイソレ−タ | |
| JP2861961B2 (ja) | コイル付きプリント配線板 | |
| JPS59200516A (ja) | フイルタ | |
| JPH0897036A (ja) | 電子回路基板 | |
| JPH0415990A (ja) | 高周波回路モジュールの接続方法 | |
| JPH04151810A (ja) | 平面トランス | |
| JP4076687B2 (ja) | 磁気インピーダンス効果素子及び磁気インピーダンス効果素子搭載回路基板 | |
| JP2524604B2 (ja) | 平面実装型巻線部品 | |
| JP3383930B2 (ja) | 薄膜コイルおよび薄膜コイル実装モジュール | |
| JPH0479305A (ja) | インダクタンス素子 | |
| JP2601244Y2 (ja) | シートコイル装置 | |
| JP3074785B2 (ja) | プリントコイル | |
| JPH0633639Y2 (ja) | 高周波リレー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |