JPH05325340A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JPH05325340A
JPH05325340A JP4134773A JP13477392A JPH05325340A JP H05325340 A JPH05325340 A JP H05325340A JP 4134773 A JP4134773 A JP 4134773A JP 13477392 A JP13477392 A JP 13477392A JP H05325340 A JPH05325340 A JP H05325340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
data
tape
speed
running speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP4134773A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Maruyama
正 丸山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4134773A priority Critical patent/JPH05325340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位装置との間におけるデータ転送能力を有
効に利用して、データ読出し処理の所要時間を短縮する
ことが可能な磁気テープ装置を提供する。 【構成】 磁気テープ装置1において、読出回路5,書
込回路6,磁気ヘッド7などを介してデータの記録・再
生が行われる磁気テープ8を走行させるモータ10の駆
動回路4は、実速度計測回路9から得られる実走行速度
18と、制御論理3から指示されるテープ走行目標速度
16とによりフィードバック制御によって磁気テープ8
の走行速度を制御する。制御論理3は制御プログラム1
2により、上位の磁気テープ制御装置2のデータバッフ
ァ11へのデータ読出し転送処理に際して、駆動回路4
に与えるテープ走行目標速度16を逐次大きく設定する
ことにより、読出し処理中の磁気テープ8の走行速度を
漸増させるように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ装置に関
し、特に、大型計算機システムに接続される18トラッ
ク、36トラック処理用の磁気テープ装置とデータバッ
ファを有する磁気テープ制御装置との間のデータ転送所
要時間の短縮などに有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、大型計算機システムの外部記
憶装置の一つとして用いられる磁気テープ装置において
は、データ書込みおよび読出し処理中のテープ走行速度
は、従来、一定速度に保ち、微小な速度変動も発生せぬ
ように制御することが一般的である。このような制御方
式としては、たとえば、特開平3−108149号公報
に開示された技術がある。一方、大型計算機システムで
処理される磁気テープ記録媒体は、流通媒体であるた
め、磁気テープ装置、磁気テープ制御装置を含めたデー
タ再生能力は、JIS6124情報交換用磁気テープカ
ートリッジの情報記録様式に規定されるビットセル長の
変動内のデータ処理は可能なように設計されている。し
かし、磁気テープ装置における書込データの記録タイミ
ングを磁気テープ制御装置からデータとともに受け取る
磁気テープ装置では、書込み、読出し処理におけるテー
プ走行速度を同一に設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の磁
気テープ装置では、データの書込みおよび読出しの双方
におけるテープ走行速度を同一に制御しているため、た
とえ、磁気テープ制御装置を介した上位装置との間のデ
ータ転送能力に余裕があっても、当該データ転送能力を
有効に利用したデータ読出し処理の効率化を実現できな
いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上位装置との間における
データ転送能力を有効に利用して、データ読出し処理の
所要時間を短縮することが可能な磁気テープ装置を提供
することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0007】本発明は、データバッファを内蔵する磁気
テープ制御装置を介して上位装置に接続される磁気テー
プ装置において、データ書込み処理とデータ読出し処理
の各々に対してテープ走行速度制御目標値を個別に設定
および制御する制御手段を設け、磁気テープ制御装置に
依存することなく、データ読出し処理中にテープ走行時
間を計測し、当該テープ走行時間の経過とともにテープ
走行速度を上昇させるという制御を行うものである。
【0008】
【作用】上記した本発明の磁気テープ装置によれば、た
とえば制御手段として、1回の起動に対してテープ走行
時間を計測する制御論理とデータ転送中の単位テープ走
行時間におけるテープ走行加速度を制御する制御論理と
を設ける。そして、テープ走行速度はデータ書込み時の
テープ走行目標速度をVW と設定し、データ書込み時に
はデータ転送中の加速度=0と設定することにより、磁
気テープの互換性を損なわない一定速度でデータ書込み
を行う。これに対して、データ読出し時は、初期テープ
走行目標速度VR (VR =VW )に設定し、テープ走行
加速度αRを設定する。これにより、一度データ転送を
開始すると、データ転送時間をTD秒としたとき、デー
タ転送終了時のテープ走行速度は、VR +αR ・TD
なるように制御する。
【0009】このように、データ書込み処理とは独立
に、データ読出し処理におけるテープ走行速度を加速す
るように制御することにより、単位時間当たりのデータ
転送量が増加し、データ読出し処理の所要時間を短縮す
ることができる。この結果、データ読出し処理において
磁気テープ装置が磁気テープ制御装置を専有する時間を
短縮でき、入力処理が集中するような場合に、磁気テー
プサブシステムの処理能力を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の一実施例である磁気テープ
装置を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は本実施例の磁気テープ装置を含む磁
気テープサブシステムの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0012】同図において、1は磁気テープ装置であ
り、上位の磁気テープ制御装置2から発行されるコマン
ド15の指示により、データ書込み動作またはデータ読
出し動作を行う。5,6は、それぞれ磁気ヘッド7にて
記憶媒体である磁気テープ8に対するデータ書込みおよ
びデータ読出し動作を行う書込回路および読出回路であ
る。読出データ14および書込データ13は、磁気テー
プ制御装置2の内部に設けられたデータバッファ11に
一旦格納され、上位インターフェイス20を介して図示
しない上位装置との間で授受される。
【0013】磁気テープ装置1における磁気テープ8の
走行速度は、当該磁気テープ8を駆動するモータ10の
回転速度によって決定される。すなわち、磁気テープ装
置1の内部に設けられた制御論理3に内蔵された制御プ
ログラム12により、テープ走行目標速度16がモータ
10の駆動回路4に指示され、当該駆動回路4では、指
示されたテープ走行目標速度16と、実速度計測回路9
から出力される実走行速度18により、モータ10に印
加するモータ駆動電流17をフィードバック制御する。
モータ10は、当該モータ10の回転に応じて回転パル
ス19を出力する構成となっており、実速度計測回路9
はこの回転パルス19によってモータ10の実走行速度
18を認識する。
【0014】図2は、本実施例の磁気テープ装置1のデ
ータ転送シーケンスにおける磁気テープ8の目標速度の
制御値とテープ走行速度の関係の一例を示す線図であ
り、図3は、磁気テープ8の目標速度の設定制御の手順
の一例を示すフローチャートである。
【0015】以下、本実施例の磁気テープ装置1におけ
る制御論理3による磁気テープ8の走行速度の制御動作
の一例を図2および図3などを参照しながら説明する。
【0016】磁気テープ制御装置2からコマンド15を
介してデータ書込み処理またはデータ読出し処理が指示
されることを契機として制御論理3の処理が開始され
る。
【0017】まず、テープ走行目標速度16を通常のデ
ータ書込走行速度VW に設定し(ステップ10:時刻
A)、この状態にてデータ転送の開始可能速度に達する
まで駆動回路4の動作を待つ。テープ走行速度がデータ
書込走行速度VW に達すると(時刻B)、データ転送処
理を開始する(ステップ20)。この後、指示された処
理がデータ書込み処理かデータ読出し処理かを判定する
(ステップ30)。データ書込み処理であれば、データ
は磁気テープ制御装置2から書込回路6に転送されてく
る書込みタイミングにて処理するため、テープ走行目標
速度16の変更は行わず、データ転送終了まで通常のデ
ータ書込走行速度VW を維持する制御を行う(ステップ
40、50)。
【0018】一方、データ読出し処理においては、テー
プ走行速度を増加させるべく、サンプリング時間Δtを
セットする(ステップ100)。このサンプリング時間
Δtの経過後もデータ読出し処理が継続しているか否か
を判定し(ステップ110)、継続している場合には、
テープ走行目標速度16をΔVだけ上昇させる(ステッ
プ140)。この時の加速度αR は、ΔV/Δtで示さ
れる。
【0019】この結果、テープ走行目標速度16は、デ
ータ読出し処理がサンプリング時間Δt以上継続しステ
ップ140を実行する毎に、図2の時刻C,時刻D,時
刻Eと上昇していく。これにより、テープ走行速度、す
なわち、読出回路5を介して磁気テープ制御装置2のデ
ータバッファ11に送出されるデータ転送量も単位時間
に対して、磁気テープ8の長さ方向の記録密度×ΔVの
割合で増加する。
【0020】また、ステップ110においてサンプリン
グ時間Δt以内の場合には、テープ走行目標速度16を
現在の値に保持し(ステップ120)、さらにコマンド
15によりデータ転送終了が通知されたか否かを調べ
(ステップ130)、未だ終了でない場合にはステップ
130に戻り、終了の場合にはテープ走行目標速度16
を0に設定し(ステップ60:時刻G)、磁気テープ8
の停止処理を行う。
【0021】このように、本実施例の磁気テープ装置に
よれば、データ読出し処理中に磁気テープ8の走行速度
を漸増させるので、従来のように、データ書込み処理と
同一のテープ走行速度に単に一定に制御する場合に比較
して、データ読出し処理の所要時間が短縮され、単位時
間当たりの読出データの転送量を増加させることができ
る。
【0022】また、たとえば磁気テープ制御装置2の配
下に複数台の磁気テープ装置1を接続して稼働させる場
合、特定の磁気テープ装置1によるデータ転送処理によ
って磁気テープ制御装置2が占有される時間が短縮さ
れ、磁気テープサブシステム全体の運用効率が向上す
る。
【0023】また、通常の磁気テープ装置1の読出回路
5には磁気テープ8の走行速度のばらつき、すなわち読
出データの周波数の変動などに追随して安定なデータの
読出処理を遂行する機能が付加されているので、データ
転送経路に介在するハードウェアの変更は不要であり、
既存の磁気テープ装置1に容易に適用できるという利点
もある。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0026】すなわち、本発明の磁気テープ装置によれ
ば、データ読出し処理において、データ書込み処理の場
合よりもテープ走行速度を大きくするので、ハードウェ
アの変更などを伴うことなく、データ読出し処理の所要
時間を短縮することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気テープ装置を含む
磁気テープサブシステムの構成の一例を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例である磁気テープ装置の作用
の一例を示す線図である。
【図3】本発明の一実施例である磁気テープ装置の作用
の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 磁気テープ装置 2 磁気テープ制御装置 3 制御論理(制御手段) 4 駆動回路 5 読出回路 6 書込回路 7 磁気ヘッド 8 磁気テープ 9 実速度計測回路 10 モータ 11 データバッファ 12 制御プログラム 13 書込データ 14 読出データ 15 コマンド 16 テープ走行目標速度 17 モータ駆動電流 18 実走行速度 19 回転パルス 20 上位インターフェイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバッファを内蔵する磁気テープ制
    御装置を介して上位装置に接続される磁気テープ装置で
    あって、データ書込み処理とデータ読出し処理の各々に
    対してテープ走行速度制御目標値を個別に設定および制
    御する制御手段を備え、データ読出し処理中にテープ走
    行時間を計測し、当該テープ走行時間の経過とともに、
    テープ走行速度を上昇させることを特徴とする磁気テー
    プ装置。
JP4134773A 1992-05-27 1992-05-27 磁気テープ装置 Pending JPH05325340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4134773A JPH05325340A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 磁気テープ装置

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JP4134773A JPH05325340A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 磁気テープ装置

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JPH05325340A true JPH05325340A (ja) 1993-12-10

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ID=15136232

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JP4134773A Pending JPH05325340A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 磁気テープ装置

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