JPH0532482Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532482Y2 JPH0532482Y2 JP1989119429U JP11942989U JPH0532482Y2 JP H0532482 Y2 JPH0532482 Y2 JP H0532482Y2 JP 1989119429 U JP1989119429 U JP 1989119429U JP 11942989 U JP11942989 U JP 11942989U JP H0532482 Y2 JPH0532482 Y2 JP H0532482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- kimono
- undergarment
- buttons
- right front
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は着物、特に法衣などに関する。
（従来の技術）
従来、例えば襟を着脱自在とした着物は実開昭
60−110209号公報などによつて、また半襦袢用襟
を着脱自在とした着物は実開昭61−206610号公報
などによつて夫々公知となつている。
60−110209号公報などによつて、また半襦袢用襟
を着脱自在とした着物は実開昭61−206610号公報
などによつて夫々公知となつている。
（考案が解決しようとする問題点）
然しながら、前記のもののうち、前者は半襦袢
用襟を備えることがないのでその着用に際しては
半襦袢の省略が不可能であり、また後者において
は半襦袢の着用は必要がないものの、半襦袢用襟
はその中央部が着物の襟の中央に着脱自在に止着
されているに過ぎず他の部分は着物より遊離状態
となつているので、着物の着用時においてその着
崩れなどの際に半襦袢用襟の全ての部分が着物用
襟ときちんと整合した状態で保持されるとは限ら
ず、例えば半襦袢用襟の一部が着物の襟より必要
以上にはみ出したり、はみ出し部分が縮み捩れた
り又は半襦袢用襟が着物用襟より引込んだりして
不体裁を呈する虞れがある等の問題点があつた。
用襟を備えることがないのでその着用に際しては
半襦袢の省略が不可能であり、また後者において
は半襦袢の着用は必要がないものの、半襦袢用襟
はその中央部が着物の襟の中央に着脱自在に止着
されているに過ぎず他の部分は着物より遊離状態
となつているので、着物の着用時においてその着
崩れなどの際に半襦袢用襟の全ての部分が着物用
襟ときちんと整合した状態で保持されるとは限ら
ず、例えば半襦袢用襟の一部が着物の襟より必要
以上にはみ出したり、はみ出し部分が縮み捩れた
り又は半襦袢用襟が着物用襟より引込んだりして
不体裁を呈する虞れがある等の問題点があつた。
本考案は襟無し着物本体１に相互に噛合するオ
ープン・スライドフアスナー２，２′で着脱自在
に止着された着物用襟３と、着物用襟３の内面に
上縁が僅かに出た状態で重合され且つ同着物用襟
３に後側及び左右両前側ボタン４，５，５′で着
脱自在に止着される半襦袢用襟６より構成され、
着物用襟３に設けた左右両前側ボタン５，５′用
のボタンホール１２，１２′は襟の長手方向に沿
つて長大に形成し、また半襦袢用襟６において後
側ボタン４をほぼ中心とし左右両前側ボタン５，
５′の取付部を通る円弧線１４上に同ボタン５，
５′の転位取付用の多数の目印１３を設けて成る
着物を提供することによつてこのような問題点を
解決しようとするものである。
ープン・スライドフアスナー２，２′で着脱自在
に止着された着物用襟３と、着物用襟３の内面に
上縁が僅かに出た状態で重合され且つ同着物用襟
３に後側及び左右両前側ボタン４，５，５′で着
脱自在に止着される半襦袢用襟６より構成され、
着物用襟３に設けた左右両前側ボタン５，５′用
のボタンホール１２，１２′は襟の長手方向に沿
つて長大に形成し、また半襦袢用襟６において後
側ボタン４をほぼ中心とし左右両前側ボタン５，
５′の取付部を通る円弧線１４上に同ボタン５，
５′の転位取付用の多数の目印１３を設けて成る
着物を提供することによつてこのような問題点を
解決しようとするものである。
（実施例）
反物８の一巾を使用し且つ芯を入れずに仕立て
た着物用襟３と、全長に亘つて長手方向に直交す
る断面が継ぎ目のない輪状を呈する丸襟主体９の
中に全長に亘つて芯１０を挿入することで構成さ
れた洗つても型くずれしない半襦袢用襟６と、襟
無し着物本体１とを用意し、着物本体１に着物用
襟３を相互に噛合するオープン・スライドフアス
ナー２，２′で着脱自在に止着すると共に当該着
物用襟３に半襦袢用襟６を小径の後側ボタン４お
よび大径の左右両前側ボタン５，５′で着脱自在
に止着し、着物用襟３に設けた左右両前側ボタン
５，５′用のボタンホール１２，１２′は襟の長手
方向に沿つて長大に形成し、また半襦袢用襟６に
おいて後側ボタン４をほぼ中心とし左右両側ボタ
ン５，５′の取付部を通る円弧線１４上に同ボタ
ン５，５′の転位取付用の多数の目印１３を設け
たものである。
た着物用襟３と、全長に亘つて長手方向に直交す
る断面が継ぎ目のない輪状を呈する丸襟主体９の
中に全長に亘つて芯１０を挿入することで構成さ
れた洗つても型くずれしない半襦袢用襟６と、襟
無し着物本体１とを用意し、着物本体１に着物用
襟３を相互に噛合するオープン・スライドフアス
ナー２，２′で着脱自在に止着すると共に当該着
物用襟３に半襦袢用襟６を小径の後側ボタン４お
よび大径の左右両前側ボタン５，５′で着脱自在
に止着し、着物用襟３に設けた左右両前側ボタン
５，５′用のボタンホール１２，１２′は襟の長手
方向に沿つて長大に形成し、また半襦袢用襟６に
おいて後側ボタン４をほぼ中心とし左右両側ボタ
ン５，５′の取付部を通る円弧線１４上に同ボタ
ン５，５′の転位取付用の多数の目印１３を設け
たものである。
（考案の作用及び効果）
本考案は叙上の通りであるので、着物は半襦袢
省略の状態で着用が可能であるのみならず着物本
体１、その襟３及び半襦袢用襟６は夫々分離して
洗濯、補修するなどのこともできて極めて利便で
あるは勿論であるが、特に本考案における半襦袢
用襟６は後側及び左右両前側ボタン４，５，５′
によつて着物用襟３に取付けられるので両者は単
に後側ボタン４に相当する１ケ所のみによつて止
着される前記公知のものに比して半襦袢用襟６は
着物用襟３に両者の整合性を保つて確実に一体化
されるものであり、また着物用襟３に設けた左右
両前側ボタン５，５′用のボタンホール１２，１
２′は襟の長手方向に沿つて長大に形成したので
着物の着用の際に左右両前側ボタン５，５′がボ
タンホール１２，１２′内を襟の長手方向に自由
に移行することが可能であり、これによつて着物
用襟３と半襦袢用襟６との間に引きつれや縮みよ
じれなどが生ずることを確実に防止することがで
きるものであり、更に本考案においては半襦袢用
襟６において後側ボタン４をほぼ中心とし左右用
前側ボタン５，５′の取付部を通る円弧線１４上
に同ボタン５，５′の転位取付用の多数の目印１
３を設けたのでこの目印１３を利用してボタン
５，５′を付替えることによつて半襦袢用襟６の
着物用襟３よりのはみ出具合を正確に調整するこ
とが可能となるものであつて、本考案はこのよう
にして前記の問題点を充分に解決することができ
る効果を奏するものである。
省略の状態で着用が可能であるのみならず着物本
体１、その襟３及び半襦袢用襟６は夫々分離して
洗濯、補修するなどのこともできて極めて利便で
あるは勿論であるが、特に本考案における半襦袢
用襟６は後側及び左右両前側ボタン４，５，５′
によつて着物用襟３に取付けられるので両者は単
に後側ボタン４に相当する１ケ所のみによつて止
着される前記公知のものに比して半襦袢用襟６は
着物用襟３に両者の整合性を保つて確実に一体化
されるものであり、また着物用襟３に設けた左右
両前側ボタン５，５′用のボタンホール１２，１
２′は襟の長手方向に沿つて長大に形成したので
着物の着用の際に左右両前側ボタン５，５′がボ
タンホール１２，１２′内を襟の長手方向に自由
に移行することが可能であり、これによつて着物
用襟３と半襦袢用襟６との間に引きつれや縮みよ
じれなどが生ずることを確実に防止することがで
きるものであり、更に本考案においては半襦袢用
襟６において後側ボタン４をほぼ中心とし左右用
前側ボタン５，５′の取付部を通る円弧線１４上
に同ボタン５，５′の転位取付用の多数の目印１
３を設けたのでこの目印１３を利用してボタン
５，５′を付替えることによつて半襦袢用襟６の
着物用襟３よりのはみ出具合を正確に調整するこ
とが可能となるものであつて、本考案はこのよう
にして前記の問題点を充分に解決することができ
る効果を奏するものである。
第１図は本考案着物を示す正面図、第２図は第
１図Ａ−Ａ線に沿う拡大断面図、第３図は半襦袢
用襟を外した状態の正面図、第４図は着物用襟を
外した状態の正面図、第５図は着物用襟の展開
図、第６図は半襦袢用襟の展開図、第７図は目印
の位置関係図である。 １……着物本体、２，２′……スライドフアス
ナー、３……着物用襟、４，５，５′……ボタン、
６……半襦袢用襟、８……反物、９……丸襟主
体、１０……芯、１１，１２，１２′……ボタン
ホール、１３……目印、１４……円弧線。
１図Ａ−Ａ線に沿う拡大断面図、第３図は半襦袢
用襟を外した状態の正面図、第４図は着物用襟を
外した状態の正面図、第５図は着物用襟の展開
図、第６図は半襦袢用襟の展開図、第７図は目印
の位置関係図である。 １……着物本体、２，２′……スライドフアス
ナー、３……着物用襟、４，５，５′……ボタン、
６……半襦袢用襟、８……反物、９……丸襟主
体、１０……芯、１１，１２，１２′……ボタン
ホール、１３……目印、１４……円弧線。
Claims (1)
- 襟無し着物本体１に相互に噛合するオープン・
スライドフアスナー２，２′で着脱自在に止着さ
れた着物用襟３と、着物用襟３の内面に上縁が僅
かに出た状態で重合され且つ同着物用襟３に後側
及び左右両前側ボタン４，５，５′で着脱自在に
止着される半襦袢用襟６より構成され、着物用襟
３に設けた左右両前側ボタン５，５′用のボタン
ホール１２，１２′は襟の長手方向に沿つて長大
に形成し、また半襦袢用襟６において後側ボタン
４をほぼ中心とし左右両前側ボタン５，５′の取
付部を通る円弧線１４上に同ボタン５，５′の転
位取付用の多数の目印１３を設けて成る着物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989119429U JPH0532482Y2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989119429U JPH0532482Y2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359305U JPH0359305U (ja) | 1991-06-11 |
| JPH0532482Y2 true JPH0532482Y2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=31667557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989119429U Expired - Lifetime JPH0532482Y2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532482Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006006577A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Katsutaro Sone | 身体障害者用シューズ、およびシューズ、並びにサンダル |
| JP2013117082A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Brilliance:Kk | 着物取付型衿及び着物セット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61206610U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-27 | ||
| JPS62110209U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-14 |
-
1989
- 1989-10-12 JP JP1989119429U patent/JPH0532482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0359305U (ja) | 1991-06-11 |
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