JPH05324194A - コードレスマウス - Google Patents

コードレスマウス

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JPH05324194A
JPH05324194A JP3170941A JP17094191A JPH05324194A JP H05324194 A JPH05324194 A JP H05324194A JP 3170941 A JP3170941 A JP 3170941A JP 17094191 A JP17094191 A JP 17094191A JP H05324194 A JPH05324194 A JP H05324194A
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JP
Japan
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parallel
side portion
serial
radio wave
moving
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JP3170941A
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English (en)
Inventor
Satoru Takahashi
悟 高橋
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルが付属することによる煩わしさを解
消してマウスの操作性を確実に向上させ、使用者を操作
に専念させられるようにする。 【構成】 マウスを移動側部分と固定側部分とによって
構成する。移動側部分は、手動で移動操作される箱体に
設けられたエンコーダとクリックボタンスイッチのそれ
ぞれの出力を周期的にサンプリングして並列に保持し、
この保持データを直列データに変換し、この直列データ
で変調された無線電波を無線送信手段によって空間放射
する。固定側部分は、移動側部分から空間放射された無
線電波を受信し、この受信出力から復調される直列の論
理データを並列の論理データに変換して機器との接続を
なすコネクタに出力する。 【効果】 上記目的が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレスマウス、さ
らにはパーソナル・コンピュータやワークステーション
などの入力装置に適用して有効な技術に関するものであ
って、たとえばグラフィック作成あるいはCADなどに
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータやワークステ
ーションなどでは、表示画面上での位置指示を行なう入
力装置としてマウスが多く使用されている。このマウス
は、手動で移動操作される箱体と、この箱体の移動方向
と移動量をパルス信号に変換して出力するエンコーダ
と、上記箱体の表側から操作されるクリックボタンスイ
ッチと、パーソナル・コンピュータなどの機器に接続す
るためのフレキシブル・ケーブルとによって構成され
る。その形が鼠を連想させるところからマウスと一般に
呼ばれている(たとえば、日経BP社刊行「日経バイト
1990年7月10日号(特別増刊号)No.74」
133頁を参照)。
【0003】ところで、上述したマウスは付属のケーブ
ルが操作性を阻害していた。すなわち、マウスの操作は
常にケーブルをひきずりながら行なわれるため、その操
作範囲がケーブルによって拘束されるとともに、ケーブ
ルがものにひっかかったり擦れたりして円滑な操作が妨
げられていた。そこで、マウス側に赤外線発光部を設け
るとともに機器側に受光部を設け、エンコーダおよびク
リックボタンスイッチの出力を赤外線による空間伝播に
よって機器へ伝送させるようにしたコードレスマウスが
開発された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、赤外線などの光伝
送媒体は直進性および指向性がきわめて強いため、マウ
スと機器の間にたまたま小さな遮蔽物が介在すると、こ
れだけでもってマウスが即使用不能の状態に陥ってしま
う。また、赤外線は、その直進性により、マウス本体を
なす箱体上の見通しのよい部分から発射しなければなら
ないが、この部分はマウスを操作する掌や指の位置と重
複しやすいところでもある。このため、使用者は、マウ
スと機器の間に遮蔽物がないかどうかを絶えず注意しつ
つ、マウス側の赤外線発射部分を掌や指で隠蔽すること
がないような持ち方で操作することを強いられることに
なる。結局、ケーブルとは別の煩わしさが生じて、マウ
スの操作性は必ずしも向上しない。使用者は余計な注意
を強いられることで、操作に専念することができなかっ
た。
【0005】本発明の目的は、使用者に余計な注意を強
いることなく、ケーブルが付属することによる煩わしさ
を解消してマウスの操作性を確実に向上させ、使用者を
操作に専念させられるようにする、という技術を提供す
ることにある。本発明の前記ならびにそのほかの目的と
特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。すなわち、マウスを移動側部分と
固定側部分とによって構成する。移動側部分はマウス本
体をなす部分であって、手動で移動操作される箱体に設
けられたエンコーダとクリックボタンスイッチのそれぞ
れの出力を周期的にサンプリングして並列に保持し、こ
の保持データを直列データに変換し、この直列データで
変調された無線電波を無線送信手段によって空間放射さ
せる。固定側部分は機器側とのインターフェイスをなす
部分であって、移動側部分から空間放射された無線電波
を受信し、この受信出力から復調される直列の論理デー
タを並列の論理データに変換して機器との接続をなすコ
ネクタに出力させる。
【0007】
【作用】上述した手段によれば、電波の伝播特性によ
り、移動側部分から固定側部分への無線伝送が、多少の
遮蔽物の有無、あるいは操作する掌や指の位置などに影
響されることなく、確実に行なわれる。これにより、使
用者に余計な注意を強いることなく、ケーブルが付属す
ることによる煩わしさを解消してマウスの操作性を確実
に向上させ、使用者を操作に専念させられるようにす
る、という目的が達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。なお、図において、同一符号は同一あ
るいは相当部分を示すものとする。図1および図2は本
発明によるコードレスマウスの一実施例を示す。同図に
示したコードレスマウスは、移動側部分100と固定側
部分200からなる。
【0009】移動側部分100には、手動で移動操作さ
れる箱体101、ボール102、エンコーダ103X,
103Y、クリックボタンスイッチS1,S2、データ
ラッチ回路104、クロック発生回路105、並列−直
列変換器106、モデム107、無線送信ユニット10
8、無線アンテナ109などが設けられている。箱体1
01はマウスの操作本体をなすものであって、片手でス
ライド移動させるのに適した形状に形成されている。こ
の箱体101には、図2に示すように、移動側部分10
0の全動作電源を箱体101内で発生する自蔵電源すな
わち電池110が収納されている。
【0010】ボール102は上記箱体101の底部にて
全方向に回転自在に支持され、上記箱体101のスライ
ド移動にともなって回転する。エンコーダ103X,1
03Yは、上記ボール102の回転量と回転方向をX
(横)とY(縦)の2方向から検出する。この検出出力
はそれぞれ2相のパルス信号Px1−Px2,Py1−
Py2の形で出力される。これにより、上記箱体101
の移動方向と移動量がXとYの方向別にパルス信号に変
換されて出力されるようになっている。
【0011】クリックボタンスイッチS1,S2は、上
記箱体101の表側から操作されるように取り付けられ
ている。データラッチ回路104は、上記エンコーダ1
03X,103Yと上記クリックボタンスイッチS1,
S2のそれぞれの出力を周期的にサンプリングして並列
に保持する。クロック発生回路105は、上記データラ
ッチ回路104のサンプリングクロックを発生する。
【0012】並列−直列変換器106は、上記データラ
ッチ回路104が並列に保持した論理データを1ビット
分ずつシフトして直列に出力する。モデム107は、上
記並列−直列変換器106が出力する直列データをFS
K信号あるいはPSK信号に変調する。無線送信ユニッ
ト108はFM変調回路を内蔵し、上記モデム107の
出力でFM変調された無線電波300をアンテナ109
から空間放射する。アンテナ109は、無指向性または
低指向性のものが使用され、図2に示すように、電池1
10とともに箱体101の内部に収納されている。
【0013】一方、固定側部分200には、無線アンテ
ナ201、無線受信ユニット202、モデム203、直
列−並列変換器204、パーソナル・コンピュータなど
の機器との接続のためのコネクタ205が設けられてい
る。アンテナ201および無線受信ユニット202は、
上記移動側部分100から空間放射された無線電波30
0を受信する。無線受信ユニット202には、上記送信
ユニット108に対応するFM検波回路が内蔵されてい
る。モデム203は、上記無線受信ユニット202の受
信・検波出力から直列の論理データを復調する。
【0014】直列−並列変換器204は、復調された直
列の論理データを並列の論理データに変換してコネクタ
205へ出力する。コネクタ205は、図2に示すよう
に、ケーブル206を介してパーソナル・コンピュータ
などの機器400のマウスコネクタ401に接続され
る。以上のような構成により、移動側部分100のエン
コーダ103X,103Yおよびクリックボタンスイッ
チS1,S2の各出力は、空間を伝播させられる無線電
波300によって固定側部分200へ無線送信されて再
現され、パーソナル・コンピュータなどの機器400の
マウス接続コネクタ401に入力される。この場合、機
器400側は、通常のケーブル付マウスに用意された接
続コネクタでもって、上述したコードレスマウスの出力
を受けることができる。
【0015】上述したコードレスマウスでは、電波の伝
播特性により、移動側部分から固定側部分への無線伝送
が、多少の遮蔽物の有無、あるいは操作する掌や指の位
置などに影響されることなく、確実に行なわれる。これ
により、使用者に余計な注意を強いることなく、ケーブ
ルが付属することによる煩わしさを解消してマウスの操
作性を確実に向上させ、使用者を操作に専念させること
ができるようになる。さらに、移動側部分100におけ
るエンコーダ103X,103Yおよびクリックボタン
スイッチS1,S2の出力状態は、そのまま固定側部分
200にて再現されて機器400に入力される。これに
より、機器400側は、特別な改造を行なわなくても、
通常のケーブル付マウスの接続コネクタ401によっ
て、コードレスマウスによる遠隔操作を受けることがで
きる。
【0016】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえ
ば、移動側部分100の無線アンテナ109は、箱体1
01の外側に出したリード線のようなものであってもよ
い。また、並列−直列変換器や直列−並列変換器などの
論理機能は、マイクロ回路化された汎用制御装置いわゆ
るマイクロ・コンピュータを用いてソフトウェア的に構
成してもよい。
【0017】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるパー
ソナル・コンピュータやワークステーションなどの情報
処理機器のポインティングデバイスに適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、たと
えばロボットあるいはラジコンなどを精密に遠隔操作す
る用途にも適用できる。
【0018】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。すなわち、使用者に余計な注意を強いることな
く、ケーブルが付属することによる煩わしさを解消して
マウスの操作性を確実に向上させ、使用者を操作に専念
させることができるようになる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコードレスマウスのブ
ロック図
【図2】本発明の一実施例によるコードレスマウスの外
観を示す図
【符号の説明】 100 移動側部分 101 箱体 102 ボール 103X,103Y エンコーダ S1,S2 クリックボタンスイッチ 104 データラッチ回路 105 クロック発生回路 106 並列−直列変換器 107 モデム 108 無線送信ユニット 109 無線アンテナ 110 自蔵電源(電池) 200 固定側部分 201 無線アンテナ 202 無線受信ユニット 203 モデム 204 直列−並列変換器 205 コネクタ 206 ケーブル 300 無線電波 400 機器 401 マウス接続コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動側部分と固定側部分からなり、移動
    側部分は、手動で移動操作される箱体と、この箱体の移
    動方向と移動量をパルス信号に変換して出力するエンコ
    ーダと、上記箱体の表側から操作されるクリックボタン
    スイッチと、上記エンコーダと上記クリックボタンスイ
    ッチのそれぞれの出力を周期的にサンプリングして並列
    に保持するデータラッチ回路と、このデータラッチ回路
    が並列に保持した論理データを直列に出力する並列−直
    列変換器と、この並列−直列変換器の直列出力によって
    変調された無線電波を空間放射する無線送信手段と、上
    記各部の動作電源を上記箱体内で発生する自蔵電源とを
    有し、固定側部分は、移動側部分から空間放射された無
    線電波を受信する無線受信手段と、この無線受信手段の
    受信出力から復調される直列の論理データを並列の論理
    データに変換して出力する直列−並列変換器と、この直
    列−並列変換器の並列出力を機器に接続するためのコネ
    クタとを有することを特徴とするコードレスマウス。
  2. 【請求項2】 移動側部分の無線送信手段は無指向性ま
    たは低指向性のアンテナによって無線電波を送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコードレスマウス。
  3. 【請求項3】 移動側部分および固定側部分にはそれぞ
    れFM方式の無線送信手段および受信手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のコード
    レスマウス。
  4. 【請求項4】 移動側部分の無線送信手段は、箱体内に
    収納された無指向性または低指向性アンテナによって無
    線電波を送信することを特徴とする請求項1から3まで
    のいずれかに記載のコードレスマウス。
JP3170941A 1991-07-11 1991-07-11 コードレスマウス Pending JPH05324194A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342025A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Nagano Fujitsu Component Kk 入力装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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