JP2003131807A - 情報端末機器用入力装置 - Google Patents

情報端末機器用入力装置

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JP2003131807A JP2001328203A JP2001328203A JP2003131807A JP 2003131807 A JP2003131807 A JP 2003131807A JP 2001328203 A JP2001328203 A JP 2001328203A JP 2001328203 A JP2001328203 A JP 2001328203A JP 2003131807 A JP2003131807 A JP 2003131807A
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Yuichiro Naoi
祐一郎 直井
Takahide Noguchi
孝英 野口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSセンサー部とポインティングデバイス
の両機能を1つの筐体に内蔵することで、携帯性に優れ
た情報端末機器用入力装置を提供する。 【解決手段】 情報端末機器用入力装置は、情報端末機
器に対しポイント情報を入力するポインティングデバイ
スの筐体5に、情報端末機器との通信制御回路部3を内
蔵すると共に、GPSアンテナ部21と、GPSアンテ
ナで受信したアナログ信号をデジタル信号に変換する信
号処理部22と、デジタル信号を用いて現在地を演算す
る測位演算部23とからなるGPSセンサー部2を内蔵
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末機器に接
続して使用される、ポインティングデバイスおよびGP
S(Global Positioning System)の機能を持った情報端
末機器用入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報端末機器に接続して使用されるいわ
ゆるマウス等のポインティングデバイスおよびGPSセ
ンサー部は、それぞれ独立した機器であり、情報端末機
器が備える各I/Fポートとは1対1で接続されるよう
になっていた。
【0003】一方、GPSセンサー部は外出先等の土地
勘の無い場所でのナビゲーションシステム用にパソコン
などの情報端末機器と組み合わせて使用されることが一
般的であるため、GPSセンサー部が接続される機器は
必然的に携帯型の情報端末機器となることが多い。
【0004】そこで、特開平9−119849号公報に
は、GPSセンサー部を情報端末機器に接続する通信I
/Fとして、ポインティングデバイス用I/Fを使用す
る提案がされている。ポインティングデバイス用I/F
は、携帯型の情報端末機器でも備えていることが多いた
め、GPS用としてポインティングデバイス用I/Fを
備えることで、携帯型の情報端末機器が、GPSセンサ
ー部を接続可能な種類のI/Fを備えていないためにG
PSセンサー部を使用することができないという問題を
解決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポインティン
グデバイスの代わりにGPSセンサー部を接続すること
が可能になったとはいえ、ポインティングデバイスおよ
びGPSセンサー部は、それぞれ独立した機器であるた
め、外出時などにポインティングデバイスとGPSセン
サー部の両方を携帯型の情報端末機器と一緒に持ち歩く
必要がある。そのため、外出時の荷物を少しでも減らし
たいというユーザーニーズに応えるものとなっていな
い。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ポインティングデバイスの筐体にGPSセンサー部
を内蔵することで、携帯性に優れた情報端末機器用入力
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報端末機器に対しポイント情報を入力するポインティ
ングデバイスの筐体に、前記情報端末機器との通信制御
回路部を内蔵すると共に、GPSアンテナ部と、GPS
アンテナで受信したアナログ信号をデジタル信号に変換
する信号処理部と、前記デジタル信号を用いて現在地を
演算する測位演算部とからなるGPSセンサー部を内蔵
したことを特徴とする情報端末機器用入力装置である。
【0008】この発明によれば、ポインティングデバイ
スへの操作に基づいて生成されるポイント情報が通信制
御回路部を介して情報端末機器に入力される。また、ポ
インティングデバイスの筐体に内蔵されているGPSセ
ンサー部でポインティングデバイスの現在地情報が得ら
れ、この現在地情報も通信制御回路を介して情報端末機
器に入力される。従って、ポインティングデバイスを携
帯することで、同時にGPSセンサー部も利用可能に携
帯することになる。なお、情報端末機器とポインティン
グデバイスとの間は有線に限定されない。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報端末機器用入力装置において、前記通信制御回路部
は、GPSセンサー部からの測位情報とポインティング
感応部からのポイント情報とを同時に通信可能にするこ
とを特徴としている。この発明によれば、筐体内に通信
制御回路部を1つ設けるだけで、ポインティング感応部
とGPSセンサー部の2つの機能ブロックが生成した情
報を、情報端末機器と、同時に通信することが可能にな
る。なお、同時とは、時分割処理による逐次処理なども
含まれる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の情報端末機器用入力装置において、前記通信制御
回路部は、情報端末機器から出力要求が有った場合、G
PSセンサー部からの測位情報の通信を実行することを
特徴としている。この発明によれば、情報端末機器から
出力要求が生じると、GPSセンサー部で生成された測
位情報は、通信制御回路部によって、情報端末機器と通
信される。例えば、測位情報は情報端末機器によって必
要とされる任意のタイミングで通信される。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の情
報端末機器用入力装置において、前記GPSセンサー部
からの測位情報とポインティング感応部からのポイント
情報とを択一的に選択する切り替え手段を備え、前記通
信制御回路部は、選択された情報を通信可能にすること
を特徴とする。この発明によれば、ポインティングデバ
イスとしての機能と、GPSとしての機能とを、必要と
されるときに自由に切り替えることが可能になる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1及至4の
いずれかに記載の情報端末機器用入力装置において、前
記ポインティングデバイスは、半割れの紡錘形状からな
る全体の外形を有し、前記筐体は手のひらの載置部分を
形成し、前記紡錘形状の一部を指先が当たる操作用ボタ
ンの押さえ部で形成してなり、前記GPSアンテナ部
は、前記操作ボタンの押え部側に配置されたことを特徴
としている。この発明によれば、ポインティングデバイ
スとして使用されると同時にGPSとしても使用される
場合に、手のひらの載置部分ではなく操作用ボタンの押
さえ部側の位置に、GPSアンテナ部が配置される結果
として、GPSアンテナ部は、より好条件の天空視野を
確保することができ、GPS衛星からの測位電波の受信
状態が向上する。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載の情
報端末機器用入力装置において、筐体から引き出された
ポインティングデバイス用I/Fとしての通信ケーブル
を備え、前記GPSアンテナ部は、前記通信ケーブルの
引き出し口に対して反対側となる位置に配置されたこと
を特徴としている。この発明によれば、GPS衛星とG
PSアンテナ部の間を通信ケーブルが横切ることが少な
くなり、通信ケーブルの不要電磁輻射等による妨害の影
響が軽減される。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の情報端末機器用入力装置において、前記
情報端末機器に入力された測位情報を保存する指示を行
う操作部を備えたことを特徴としている。この発明によ
れば、情報端末機器に対して測位情報を保存する指示を
行うことが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施形態(請求項2に該当す
る実施例) 図1は、本発明に係る情報端末機器用入力装置の構造を
概略的に示す上面透視図である。図2は、本発明に係る
情報端末機器用入力装置の側面透視図である。図3は、
図1に示す情報端末機器用入力装置のブロック図であ
る。
【0016】図1、図2に示すように、情報端末機器用
入力装置は箱状の筐体5と、操作用ボタン押え部61と
からなる外形構造を有し、内部にポインティング感応部
1、GPSセンサー部2、通信制御回路部3を備えてい
る。
【0017】筐体5は、本実施形態では手のひらの中に
ほぼ納まる程度の大きさで、例えば半割れの紡錘形状を
なし、底面51は平坦で、その上面側は凸状の曲面52
で囲われて、全体として箱状にされている。操作用ボタ
ン押え部61は、上面の前端(先端)側の一部を構成し
ている。
【0018】ポインティング感応部1は、筐体5の底面
51側に設けられ、その一部が底面51より突出し、机
上等で動かすことによって回動するトラックボール11
と、トラックボール11の縦方向及び横方向の回動動作
から、その回動量を検出して通信制御回路部3に出力す
る回転検出部12とを備えている。操作用ボタンスイッ
チ6は、クリック、ドラッグなどの操作に用いられる押
しボタンスイッチであって、操作用ボタン押え部61を
押下したことを検出し、そのON/OFF信号を通信制
御回路部3に出力する。通信制御回路部3は、ポインテ
ィング感応部1および操作用ボタンスイッチ6から入力
された信号を、通信ケーブル41を介して情報端末機器
に送信する。
【0019】図1に示すように、筐体5内にはGPSセ
ンサー部2が内蔵されており、このGPSセンサー部2
は、GPS衛星からの測位電波を受信するGPSアンテ
ナ部21と、受信した電波をデジタル変換する信号処理
部22と、デジタル変換された測位電波に演算処理を加
えて通信制御回路部3に測位情報信号を出力する測位演
算部23とを備えている。
【0020】図3に示すように、通信制御回路部3は、
マイコン31と、マイコン31の出力信号を通信I/F
4に適合した電気信号レベルに変換する通信ドライバ3
2を備えている。マイコン31は、GPSセンサー部2
からの測位情報信号の処理、前述のポインティング感応
部1および操作用ボタンスイッチ6からのポイント情報
信号の処理、およびこれら情報信号や処理結果を通信用
フォーマットに変換し、通信I/F4に適合した通信手
順に従って通信ドライバ32に出力する処理等を、時分
割処理等の手段により実質的に同時実行する。
【0021】なお、本実施形態では図1、図2で、通信
ケーブル41によって情報端末機器に接続される通信I
/Fの例を示しているが、通信I/Fは赤外線、電波等
の無線I/Fであっても良い。また、図2の通信ケーブ
ル41は、USB(Universal Serial Bus)I/Fを使
用した例を示しているが、PS/2マウスI/F等、他
の種類のI/Fであっても良い。また、本実施形態では
ポインティングデバイスとして、いわゆるマウスの構造
を示しているが、トラックボール、スティック、キース
イッチなどを操作することによりポイント情報を入力す
る構造を備えた他のポインティングデバイスでも良い。
また、本実施形態では通信制御回路部3をマイクロコン
ピュータで構成しているが、同様の機能を持った専用ハ
ードウェアで実現しても良い。また、本実施形態では通
信制御回路部3は、時分割処理等の手段により測位情報
とポイント情報を実質的に同時に通信する場合を示して
いるが、専用ハードウェアによる通信処理や、1通信フ
レーム内に測位情報とポイント情報の両方を含めて送信
する等の手段により、通信処理の同時実行を実現しても
良い。
【0022】第2実施形態(請求項3に該当する実施
例) 上記第1実施形態において、前記通信制御回路部3は、
情報端末機器から出力要求が有った場合、GPSセンサ
ー部2からの測位情報の通信を実行する。
【0023】本情報端末機器用入力装置の使用される主
要なアプリケーションとして、携帯型のパソコンと、マ
ウスポインタを用いて操作するGUI(Graphical User
Interface)を持ったナビゲーションソフトウェアと、電
子化された地図データと、本情報端末機器用入力装置と
の組み合わせにより構成されるナビゲーションシステム
が挙げられる。ナビゲーションシステムでは、その主な
操作は、ポインティングデバイスから入力されるポイン
ト情報に対応して画面上に表示されるマウスポインタ
を、画面上に表示されたメニュー、ボタン、地図等の上
に動かし、クリック操作等を行うことにより行われる。
マウスポインタは、人の操作に追従して画面上を動く必
要があるため、ポインティングデバイスから入力される
ポイント情報には、人が応答時間の遅れを感じない程度
のリアルタイム性が要求される。
【0024】一方、GPSから入力される測位情報は、
画面上の地図に現在位置を表示するために使用される。
この測位情報は、ナビゲーションシステムで現在位置を
表示する操作をした時、または現在位置の移動量が地図
上で認識できる程度に大きくなった時などに更新すれば
よいため、前述のポイント情報ほどのリアルタイム性は
要求されない。従って、リアルタイム性の必要度が高い
ポイント情報は情報端末機器から特別な出力要求がなく
ても通信することでリアルタイム性を確保し、リアルタ
イム性が比較的必要とされない測位情報は情報端末機器
上で稼動しているナビゲーションソフトウェアなどが測
位情報を必要とするときに出力要求をし、情報端末機器
用入力装置は出力要求が有った場合に通信することで、
マイコン31の処理能力や通信容量などの限られたハー
ドウェア資源を効率よく配分し、それぞれの情報が必要
とされるタイミングで、情報端末機器と通信することが
可能になる。
【0025】第3実施形態(請求項4に該当する実施
例) 図4、図5は、上記第1実施形態において、GPSセン
サー部からの測位情報とポインティング感応部からのポ
イント情報を択一的に選択する切り替えスイッチ7を設
け、通信制御回路部は、選択された信号を通信可能とし
た例を示す外観図と、ブロック図である。図5におい
て、切り替えスイッチ7は「ポインティングデバイス」
位置と、「GPSセンサー」位置とに切り替え可能なス
イッチであって、その切り替え信号はマイコン31に接
続され、「ポインティングデバイス」の位置に切り替え
たときはローレベルの信号が、「GPSセンサー」の位
置に切り替えたときはハイレベルの信号が、マイコン3
1に入力される。
【0026】マイコン31は、切り替えスイッチ7から
ローレベルの信号が入力されている場合には、切り替え
スイッチ7が「ポインティングデバイス」位置に切り替
えられていることを認識し、ポインティング感応部1か
ら入力されるポイント情報信号に対する処理、通信を実
行する。一方、マイコン31は、切り替えスイッチ7か
らハイレベルの信号が入力されている場合には、切り替
えスイッチ7が「GPSセンサー」位置に切り替えられ
ていることを認識し、GPSセンサー部2から入力され
る測位情報信号に対する処理、通信を実行する。
【0027】これによれば、本情報端末機器用入力装置
は、ポインティングデバイスとしての機能と、GPSと
しての機能とを、必要とされるときに自由に切り替える
ことが可能になる。なお、本実施形態では切り替えスイ
ッチ7をハードウェアスイッチにより構成した例を示し
ているが、情報端末機器上の操作によってソフトウェア
処理を介して切り替えを行う構成としても良い。
【0028】第4実施形態(請求項5に該当する実施
例) 第4実施形態は、基本的に第1実施形態と同様で、GP
Sアンテナ部21の取り付け構造が相違している。すな
わち、図6に示されるように、その筐体5を長手方向に
2分割した位置(中央位置)を基準にして操作用ボタン
押え部61の取付け位置側に、GPSアンテナ部21
が、取り付けられている。
【0029】この構成による情報端末機器用入力装置
は、ポインティングデバイスとして使用する時は、図6
に示すように、筐体5上に手を載せて、操作用ボタン押
え部61に指を載せて使用する。このとき、手が載る部
分は筐体5が完全に手のひらで覆われて天空視野が遮ら
れるのに対し、筐体5の中央位置を基準にして操作用ボ
タン押え部61の取付け位置側の位置には指が載るた
め、手のひらで覆われている面積が少なく、より好条件
の天空視野を確保することができ、従って、GPS衛星
からの測位電波をより好条件で受信可能となる。
【0030】なお、GPSアンテナ部21全体が情報端
末機器用入力装置の筐体の中央位置を基準にしてボタン
側に位置するように配置されている必要は無く、GPS
アンテナ部21のほぼ中央の位置が、情報端末機器用入
力装置の筐体の中央位置を基準にしてボタン側に位置す
るように配置されていれば良い。
【0031】第5実施形態(請求項6に該当する実施
例) 第5実施形態は、基本的に第1実施形態と同様で、GP
Sアンテナ部21の取り付け構造が相違している。すな
わち、図4に示されるように、筐体5を長手方向に2分
割した位置(中央位置)を基準にして通信ケーブル41
の引き出し口53に対して反対側となる位置に、GPS
アンテナ部21が、取り付けられている。
【0032】図7は、第5実施形態をGPSセンサーと
して使用する場合の使用形態例である。本情報端末機器
用入力装置が使用されるアプリケーションの一つとし
て、ナビゲーションソフトウェアをインストールした携
帯型情報端末機器101と、電子化され内部メモリに記
憶された地図データと、本情報端末機器用入力装置10
0との組み合わせにより構成されるナビゲーションシス
テムを乗用車に積んでカーナビゲーションシステムとし
て使用する例が挙げられる。この場合、携帯型情報端末
機器101は乗用車の座席に置き、本情報端末機器用入
力装置100をダッシュボード102に設置して使用す
る。このとき、GPS衛星からの測位電波を良好に受信
できる天空視野を確保するためには、GPSセンサー部
2をフロントガラス103方向に向ける必要がある。こ
の場合、GPSアンテナ部21が、情報端末機器用入力
装置100の筐体の中央位置を基準にして通信ケーブル
41の引き出し口53と同じ側に取り付けられている構
造であると、GPSアンテナ部21をフロントガラス1
03方向に向けるために、フロントガラス103側に通
信ケーブル41を配線するように情報端末機器用入力装
置100を設置しなければならず、そうすると、GPS
衛星とGPSアンテナ部21の間を通信ケーブル41が
横切る形になりやすいため、GPS衛星から送信される
測位電波が通信ケーブル41によって妨害される恐れが
ある。
【0033】そこで、第5実施形態に示す情報端末機器
用入力装置では、GPSアンテナ部21が、通信ケーブ
ル41の引き出し口53の反対側に位置するように配置
されることにより、図7に示すように通信ケーブル41
がGPS衛星とGPSアンテナ部21の間を横切ること
がなくなり、GPS衛星からの測位電波をより好条件で
受信可能となる。
【0034】第6実施形態(請求項7に該当する実施
例) 上記実施形態において、切り替えスイッチ7により、ま
たは他の操作スイッチ、例えばポインティングデバイス
側のボタンなどへの操作との兼用等によって、情報端末
機器に入力された測位情報を保存する指示を行う態様を
採用することもでき、これにより指示信号を情報端末機
器に送信し、この信号によって最新の測位情報を所定の
メモリ部に情報処理状況と、あるいは時刻データと対応
付けて保持することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、GPS
センサー部とポインティングデバイスの両機能を1つの
筐体に内蔵した構成としたので、携帯性に優れた情報端
末機器用入力装置を提供できる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、本来のポイ
ンティングデバイスの機能を使用しながらも、測位情報
も得ることができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、情報端末機
器から出力要求を出すことができ、これによって測位情
報を得ることができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、切り替え手
段により所望するタイミングでGPSセンサー部として
の機能とポインティングデバイスとしての機能を使い分
けることができ、操作性に優れる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、ポインティ
ングデバイスの操作中であっても、天空視野の広い側に
GPSアンテナ部を設けた構造としたので、より好適な
受信状態を確保できる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、車両等の移
動体搭載での使用態様が採用可能な情報端末機器用入力
装置であっても、通信ケーブルによる受信妨害を可及的
に防止できる。
【0041】請求項7記載の発明によれば、情報端末機
器に測位情報を保存する指示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る情報端末機器用入
力装置の構造を概略的に示す上面透視図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る情報端末機器用入
力装置の側面透視図である。
【図3】 図1に示す情報端末機器用入力装置のブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の第3、第5実施形態に係る情報端末
機器用入力装置の側面透視図である。
【図5】 図4に示す情報端末機器用入力装置のブロッ
ク図である。
【図6】 本発明の第4実施形態を説明するための図で
ある。
【図7】 本発明の第5実施形態を説明するための図で
ある。
【図8】 本発明の一実施形態を示す図である。
【図9】 従来技術による一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 ポインティング感応部 11 トラックボール 12 回転検出部 2 GPSセンサー部 21 GPSアンテナ部 22 信号処理部 23 測位演算部 3 通信制御回路部 31 マイコン 32 通信ドライバ 4 通信I/F 41 通信ケーブル 5 筐体 51 底面 52 曲面 53 ケーブル引出し口 6 操作用ボタンスイッチ 61 操作用ボタン押え部 62 プルアップ抵抗 7 切り替えスイッチ 100 情報端末機器用入力装置 101 携帯型情報端末機器 102 ダッシュボード 103 フロントガラス 104 乗用車の天井 110 情報端末機器 111 ポインティングデバイス 112 GPS装置 113 ポインティングデバイスケーブル 114 GPS装置ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末機器に対しポイント情報を入力
    するポインティングデバイスの筐体に、前記情報端末機
    器との通信制御回路部を内蔵すると共に、GPSアンテ
    ナ部と、GPSアンテナで受信したアナログ信号をデジ
    タル信号に変換する信号処理部と、前記デジタル信号を
    用いて現在地を演算する測位演算部とからなるGPSセ
    ンサー部を内蔵したことを特徴とする情報端末機器用入
    力装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御回路部は、GPSセンサー
    部からの測位情報とポインティング感応部からのポイン
    ト情報を同時に通信可能にすることを特徴とする請求項
    1記載の情報端末機器用入力装置。
  3. 【請求項3】 前記通信制御回路部は、情報端末機器か
    ら出力要求が有った場合、GPSセンサー部からの測位
    情報の通信を実行することを特徴とする請求項1又は2
    記載の情報端末機器用入力装置。
  4. 【請求項4】 前記GPSセンサー部からの測位情報と
    ポインティング感応部からのポイント情報とを択一的に
    選択する切り替え手段を備え、前記通信制御回路部は、
    選択された情報を通信可能にすることを特徴とする請求
    項1記載の情報端末機器用入力装置。
  5. 【請求項5】 前記ポインティングデバイスは、半割れ
    の紡錘形状からなる全体の外形を有し、前記筐体は手の
    ひらの載置部分を形成し、前記紡錘形状の一部を指先が
    当たる操作用ボタンの押さえ部で形成してなり、前記G
    PSアンテナ部は、前記操作ボタンの押え部側に配置さ
    れたことを特徴とする請求項1及至4のいずれかに記載
    の情報端末機器用入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の情報端末機器用入力装置にお
    いて、筐体から引き出されたポインティングデバイス用
    I/Fとしての通信ケーブルを備え、前記GPSアンテ
    ナ部は、前記通信ケーブルの引き出し口に対して反対側
    となる位置に配置されたことを特徴とする情報端末機器
    用入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の情報端末機器用入力装置にお
    いて、前記情報端末機器に入力された測位情報を保存す
    る指示を行う操作部を備えたことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の情報端末機器用入力装置。
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