JPH0532401U - 枕 木 - Google Patents

枕 木

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JPH0532401U
JPH0532401U JP8124891U JP8124891U JPH0532401U JP H0532401 U JPH0532401 U JP H0532401U JP 8124891 U JP8124891 U JP 8124891U JP 8124891 U JP8124891 U JP 8124891U JP H0532401 U JPH0532401 U JP H0532401U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeper
rail
mounting portion
wide
width
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Pending
Application number
JP8124891U
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English (en)
Inventor
孝信 近藤
昌之 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軌条を犬釘等で釘着しても割れを生じ難い。 【構成】軌条載置部12が幅広となされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、橋梁上に敷設される所謂橋枕木として好適に使用される枕木に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道軌道用枕木としては、幅 200mm、高さ 180mmもしくは 200mmの角柱 状のブナ材等の木材が使用されて来たが、腐食する欠点を有していた。そこで、 近時耐腐食性に富むガラス繊維強化合成樹脂製合成枕木が採用されて来ており、 長期使用時の腐食による物性低下がなくなって、断面を縮小することが可能とな った。ところで、合成枕木は、ブナ材に比して、曲げ強さは 1.7倍程度あるもの が用いられているが、曲げヤング率は 1.1倍程度(JIS Z 2113による)である為 、断面縮小に際しては、高さよりも幅を縮小するのが物性上効率的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、枕木の幅を狭くすると、特に曲線部に於いては、軌条を枕木に 犬釘等で釘着する際に、釘着位置と枕木側縁との間隔が狭まるため、釘着位置か ら割れを生じ易いという問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解消し、軌条を枕木に犬釘等で釘着しても割れ を生じ難い枕木を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、軌条載置部が幅広となされていること及び軌条載置部と橋梁フラン ジ当接部との全長に亙って幅広となされていることをその要旨とするものである 。
【0006】 本考案枕木に用いられる素材としては、長手方向に沿って埋設されたガラスロ ービング等の長繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体が好適に用いられる。 軌条載置部及び橋梁フランジ当接部を幅広とするには、同材質の板材を側壁に エポキシ樹脂接着剤を用いて圧着するのが、工数及び材料の無駄が少なくて済む ので好ましい。
【0007】
【作用】
本考案枕木は、軌条載置部が幅広となされているので、軌条を枕木に犬釘等で 釘着する際に、釘着位置と枕木側縁との間に余裕があるので、割れを生じ難い。
【0008】 又、橋梁フランジ当接部が幅広となされている場合には、安定度が増し、橋梁 フランジ上に載置された場合にも、転倒し難い。特に、橋梁フランジ当接部が断 面台形状となされている場合には、材料費の増加を抑えながら安定度を増すこと が出来る。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1は本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【0010】 1は、ガラス長繊維強化硬質ポリウレタン発泡体からなる角柱状体である枕木 であり、その大きさは、高さ 200mm、幅 160mm、長さ2400mmとされている。枕木 1の両側壁11には、その長手方向中央から 366mmの位置から外方に、長手方向及 び幅方向に対称に、高さ 200mm、幅20mm、長さ 400mmの同材質の4枚の板2が、 エポキシ樹脂接着剤を用いて接着されることにより、幅広の軌条載置部12が形成 されている。
【0011】 前記枕木1の軌条載置部12の上面に幅 160mm、長さ 300mmのタイプレート3を 載置し、軌条を犬釘で釘着したところ、割れは発生しなかった。 尚、材料節減の為、板2は下外隅角部を長手方向に沿って斜めに面取りした形 状のものとしてもよい。
【0012】 又、幅広の部材から、軌条載置部12を残し、他の部分を切削することにより形 成してもよい。 図2は本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【0013】 高さ 200mm、幅 160mm、長さ2400mmのガラス長繊維強化硬質ポリウレタン発泡 体からなる角柱状体である枕木4の両側壁41には、その長手方向中央から 366mm の位置から外方に、長手方向及び幅方向に対称に、高さ 200mm、幅20mm、長さ 6 00mmの同材質の4枚の板5が、エポキシ樹脂接着剤を用いて接着され、幅広の軌 条載置部42及びその外側に橋梁フランジ当接部43が一体に連続して形成されてい る。
【0014】 橋梁フランジ当接部43は、軌条載置部42と必ずしも一体に連続している必要は なく、独立して設けられていてもよい。 前記枕木4の軌条載置部42の上面に幅 160mm、長さ 300mmのタイプレート3を 幅方向に稍傾斜して載置し、軌条を犬釘で釘着したところ、割れは発生しなかっ た。
【0015】 図3は本考案の第3実施例を示す斜視図である。 高さ 200mm、幅 160mm、長さ2700mmのガラス長繊維強化硬質ポリウレタン発泡 体からなる角柱状体である枕木6の両側壁61には、その長手方向中央から 366mm の位置から外方に、長手方向及び幅方向に対称に、高さ 200mm、上幅20mm、下幅 50mm、長さ 684mmの断面台形状の同材質の4枚の板7が、エポキシ樹脂接着剤を 用いて接着され、幅広の軌条載置部62及び橋梁フランジ当接部63が一体に連続し て突設されている。
【0016】
【考案の効果】
本考案の枕木は、軌条載置部が幅広となされているので、軌条を軌条載置部に 犬釘等で釘着しても、割れを生じ難い。又、橋梁フランジ当接部が幅広となされ ている場合には、橋梁フランジ上に於ける座りがよく、転倒し難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案枕木の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案枕木の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案枕木の第3実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 枕木 4 枕木 6 枕木 12 軌条載置部 42 軌条載置部 62 軌条載置部 43 橋梁フランジ当接部 63 橋梁フランジ当接部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌条載置部が幅広となされていることを
    特徴とする枕木。
  2. 【請求項2】 軌条載置部と橋梁フランジ当接部との全
    長に亙って幅広となされていることを特徴とする枕木。
  3. 【請求項3】 幅広となされた部分の断面が台形状とな
    されている請求項2記載の枕木。
JP8124891U 1991-10-07 1991-10-07 枕 木 Pending JPH0532401U (ja)

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JP8124891U JPH0532401U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 枕 木

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JP8124891U JPH0532401U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 枕 木

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JPH0532401U true JPH0532401U (ja) 1993-04-27

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