JPH05323684A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05323684A
JPH05323684A JP4127454A JP12745492A JPH05323684A JP H05323684 A JPH05323684 A JP H05323684A JP 4127454 A JP4127454 A JP 4127454A JP 12745492 A JP12745492 A JP 12745492A JP H05323684 A JPH05323684 A JP H05323684A
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JP
Japan
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image forming
motor
vibration
gear
frame structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4127454A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakabe
威 坂部
Toshio Shida
寿夫 志田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の駆動動力源であるモータの振
動を画像形成装置のフレーム構造体に伝達しないように
して、高画質の画像形成が容易に可能な低騒音の画像形
成装置を提供する。 【構成】 画像形成装置のフレーム構造体を形成する制
振鋼板よりなる補助基板40bにかしめた柱40dに、モー
タ50をネジ止めすることによってモータ50の振動は制振
鋼板のもつ特性によりその振動はすぐに減衰してしま
い、本装置のフレーム構造体ともなる筐体が共振するこ
とを防ぎ、装置全体の振動、騒音を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置における駆
動動力源、主としてモータの振動を伝達しにくいフレー
ム構造体を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、読取光学系を始
め感光体、現像器、給紙装置、定着器等を駆動する動力
源としてのモータは、これらを1ヶのモータで駆動して
いるものから機構別に専用モータで駆動しているもの等
色々の方式があり、また、書込みユニットとしてレーザ
光を回転多面鏡で感光体ドラム上をスキャニングして静
電潜像を形成する画像形成装置にあっては、回転多面鏡
の動力源としてのモータ等、画像形成装置の目的、仕
様、価格によって少なくとも1ヶ以上のモータを使用し
て画像形成装置は駆動されるようになっている。従っ
て、これらの駆動源であるモータは画像形成装置の要の
部品として心臓部の部品の1つであるが、また同時に相
当に高速で回転することからモータそれ自体が振動源と
もなっていた。画像形成装置にあって振動は、騒音の原
因になると同時に画像形成に悪い影響を当然のことなが
ら与えるため、色々な方法で振動を防ぐ対策がとられて
いた。例えば、モータを取り付けるに際してモータとフ
レーム構造体との間に制振材を挟んでモータを取り付け
たり、更に制振材と発泡材を重ね合わせた積層材を挟ん
で、フレーム構造体との間に制振材を挟んだ止めネジに
よってフレーム構造体にモータを固定したり等、モータ
の振動が騒音の原因になったり、フレーム構造体に伝わ
って画像形成に悪影響を与えないような方法がとられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように振動源で
あるモータの振動を他に伝えないようにするために、モ
ータを取り付けるに際してモータとフレーム構造体との
間に制振材を挟んでモータを取り付けていたが、モータ
の振動を積極的に減衰させる構造をとっていないため
に、フレーム構造体へ伝達された振動は自然減衰するま
で振動を続ける結果となり、期待する程の効果が生じな
かった。また、前述のように制振材と発泡材を重ね合わ
せた積層材を挟んで、フレーム構造体との間に制振材を
挟んだ止めネジによってモータをフレーム構造体に固定
する方法も、挟む積層材も複雑であり更に、止めネジを
介して振動が伝達しないように止めネジ自体にも制振構
造をとる必要があり、従って止めネジ自体の構造も複雑
となり止めネジによるモータの固定も微妙なものとなっ
てその取り付け作業もむずかしいものとなっていた。そ
してこのように複雑な構造となるためにコスト的にも高
いものとなっていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、簡単な構造で効果的にモータの振動を画
像形成装置のフレーム構造体に伝達しないようにして、
高画質の画像形成が容易に可能な低騒音の画像形成装置
を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、装置本体内
に回動可能に支持した感光体を有し、該感光体を帯電、
露光、現像後、転写紙に転写、定着を行なうようにした
画像形成装置において、前記装置本体内の駆動動力源を
取り付けるフレーム構造体は、制振鋼板よりなることを
特徴とする画像形成装置によって達成されるものであ
る。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例を添付した図面、図1
ないし図4により説明する。
【0007】図1は本発明による画像形成装置を示した
もので、その構成と画像形成のプロセスは下記のように
なっている。なお、本実施例の画像形成装置はデジタル
カラー画像形成装置である。
【0008】Aは原稿の読取り系、Bはレーザ光を用い
た書込み光学系、Cは画像形成部、Dは給紙部である。
【0009】読取り部Aにおいて、1はプラテンガラス
で原稿2はこのプラテンガラス1上に置かれる。原稿2
はスライドレール3上を移動するキャリッジ4に設けら
れた蛍光灯5および6によって照明される。可動ミラー
ユニット8にはミラー9及び9′が設けられスライドレ
ール3上を移動し、キャリッジ4に設けられている第1
ミラー7との組合わせでプラテンガラス1上の原稿2の
光像をレンズ読取りユニット20に導出する。
【0010】キャリッジ4及び可動ミラーユニット8
は、ステッピングモータ10によりプーリ11,12,13,14
を介して牽引されるワイヤ15によって、それぞれV及び
V/2の速度で同方向に駆動される。プラテンガラス1の
両端部裏面側には標準白色板16,17が設けられ、原稿読
取走査開始前及び/又は走査終了後に標準白色信号が得
られるよう構成されている。
【0011】レンズ読取りユニット20は、原稿2を読取
るレンズ21、読取った光像の光分解手段としてのプリズ
ム22、それに第1読取り基板24、イメージセンサユニッ
トのレッドチャンネル(以下R−chという)CCD 25、第
2読取り基板26、シアンチャンネル(以下C−chとい
う)CCD 27、とから構成される。第1ミラー7、ミラー
9、ミラー9′により伝達された原稿2の光像はレンズ
21により集束されプリズム22内に設けたダイクロイック
ミラーR−ch像とC−ch像とに分解され、第1読取り基
板24上に設けられたR−ch CCD25及び第2読取り基板26
上に設けられたC−ch CCD27の受光面にそれぞれ結像さ
れる。
【0012】前記蛍光灯5及び6はカラー原稿の読取り
に際して光源にもとづく特定の色の強調や減衰を防ぐた
め市販の温白色系蛍光灯が用いられ、またチラツキ防止
のため40KHZ程度の高周波電源で点灯され管壁の定温保
持あるいはウォームアップ促進のためポジスタ使用のヒ
ータで保温されている。
【0013】前記R−ch CCD25及びC−ch CCD27から出
力された画像信号は、図示しない信号処理部を経て信号
処理され、トナーの色に応じて色分解された色信号が出
力されて書込み光学系Bに入力されると、半導体レーザ
で発生された各レーザビームによる画像が順次感光体ド
ラム31の周面31a上に投射されるようになっている。な
お、上記の色分離とその回路に関しては本出願人による
特願昭60-236766号において詳述されている。
【0014】図2は前記書込み光学系Bの光路を平面に
展開して示したもので、該光学系Bはレーザ発振器41、
ビーム偏光を行う回転多面鏡42、fθレンズL41、シリ
ンドリカルレンズL45等から成り、レーザ発振器41で発
生したレーザ光はL42,L43のビームエキスパンダーに
よってビーム形状を形成されて光ビームLBとなり、反射
鏡M41,M42およびM43によって前記回転多面鏡42に導
かれる。回転する回転多面鏡42で反射された光ビームLB
は水平面上を左右に振られ、fθレンズL41およびシリ
ンドリカルレンズL45を通って感光体ドラム31の周面31
a上をその搬送方向に対してほぼ直角の線上を走査する
ようになっていて、この主走査と前記感光体ドラム31の
回転に伴う周面31aの副走査とによって予じめ電荷を印
加されたその感光体ドラム周面31a上に露光を行って原
稿画像の静電潜像を形成するようになっている。
【0015】かくして各レーザビームによって形成され
た静電潜像はその都度各現像器34の現像スリーブI、I
I、IIIにより、それぞれに対応した色のトナーをもって
現像されて最終的にはカラー画像を合成し、それを給紙
ローラ35によって搬送される記録紙に転写するようにな
っている。
【0016】一方、画像を転写された記録紙は前記感光
体ドラム31から分離されて定着装置33において画像を安
定させたのち装置外に排出されるようになっている。
【0017】図3は前記画像形成装置における各画像形
成部材に対する動力伝達機構を示したもので図4はその
要部を展開した上面図で示したものである。
【0018】前記装置の本体奥側には本画像形成装置の
フレーム構造体である基板40が設けられていて対称的に
配置される前側の基板(図示せず)との間に前記感光体
ドラム31を始め各現像器34、給紙ローラ35等の各画像形
成部材を取付け支持している。
【0019】また、前記基板40の背面にはさらにフレー
ム構造体を形成する補助基板40a、及び同様にフレーム
構造体を形成する制振鋼板よりなる補助基板40bが間隔
をもって固定されていて前記各画像形成部材を作動する
ための駆動動力源としてのモータ50とその動力伝達機構
が配設されている。
【0020】すなわち、図示のようにモータ50は、前述
のフレーム構造体を形成する制振鋼板よりなる補助基板
40bに取付けられていて、このために、モータ50より発
生する振動はフレーム構造体を形成する制振鋼板よりな
る補助基板40bに伝達しても、制振鋼板のもつ特性によ
りその振動はすぐに減衰してしまい、本装置のフレーム
構造体ともなる筐体が、あるいは筐体同士が筐体間で共
振することを防ぎ、画像形成装置全体の振動、騒音を低
減させることになる。
【0021】また、モータ50をフレーム構造体を形成す
る補助基板40bに固定する際に、前述のような制振材を
挟んだ特殊な形状の止めネジを用いることなく通常の止
めネジを使用出来るようになっている。すなわち、モー
タ50は図示のように補助基板40bにかしめた柱40dに通
常のネジによりネジ止めされているだけで、制振材を挟
んだような特殊な形状のネジを使用する必要は無い。
【0022】そして、前記モータ50のシャフトに固定し
た歯車51は歯車52と噛合するようになっていて、該歯車
52と同軸で一体に回転する歯車53は歯車54と噛合し、該
歯車54と同軸一体の歯車55は更に歯車56と噛合して一体
の歯車57は前記感光体ドラム31に固定した歯車58と噛合
するギヤ列を構成していて、モータ50の動力を感光体ド
ラム31に直接的に伝達するようになっている。
【0023】一方、このようにギヤ列の軸受の片側の軸
受は、図示のようにフレーム構造体を形成する制振鋼板
よりなる補助基板40bに軸支されていて、このように構
成することによってギヤ列の歯車の噛合により発生する
振動もこれによって効果的に減衰するようにもなってい
る。もちろん、下記に述べるギヤ列の軸受を軸支してい
るフレーム構造体である基板や補助基板を、制振鋼板で
製作することによって下記のギヤ列の歯車の噛合により
発生する振動を減衰し装置全体の振動をより低減し、そ
の結果としてより高画質、低騒音の画像形成装置を得る
ことも可能である。
【0024】前記歯車54および55の同軸上にはベルト用
プーリ60が一体に取付けられていて、現像器34と給紙ロ
ーラ35にそれぞれ近接して配置したベルト用プーリ61と
62との間にベルト63を掛け渡しテンション用プーリ64に
より充分な活力を与えている。
【0025】更に、前記ベルト用プーリ61に同軸一体に
取付けた歯車65は歯車66を介して歯車67と噛合し該歯車
67と同軸一体の歯車68に回転を伝達するようになってい
る。
【0026】前記歯車68は、各現像器34内のトナー補給
板34aとクラッチを介して接続する歯車69とトナー撹拌
ロータ34bを直結する歯車70に同時に回転を伝達するよ
うになっている。
【0027】一方、前記ベルト用プーリ62に同軸一体に
取付けた歯車71は歯車72を経て、給紙ローラ35とクラッ
チを介して接続する歯車73に回転を伝達するようになっ
ている。
【0028】更に、モータ50は、感光体ドラム31の他、
定着装置33に対してもギヤ列により直接動力伝達を行う
ことが可能であって、モータ50から感光体ドラム31に至
る前述のギヤ列の中間に位置する前記歯車55に対し噛合
する歯車80を新たに設け、該歯車80と同軸一体の歯車81
から段付歯車82および83を介して定着ローラ33aに直結
した歯車84を回転駆動するようになっている。
【0029】一方、図1において、書込み光学系Bにお
ける回転多面鏡42を回転駆動するモータ43も、モータ43
を取り付けるフレーム構造体を形成する制振鋼板よりな
る補助基板40Cに図示のようにモータ43はネジ止めされ
ていて、高速回転するモータ43の振動もフレーム構造体
によって減衰するようにして、本装置のフレーム構造体
ともなる筐体が共振することを防ぎ、本装置が高画質の
画像形成が容易に可能な低騒音の画像形成装置となるよ
うにしている。
【0030】
【発明の効果】本発明により、簡単な構造で効果的にモ
ータの振動を画像形成装置のフレーム構造体に伝達しな
いようにし、更にモータの駆動動力を伝達するギヤ列の
歯車の噛合により発生する振動もフレーム構造体によっ
て減衰するようにして、本装置のフレーム構造体ともな
る筐体が共振することを防ぎ高画質の画像形成が容易に
可能な低騒音の画像形成装置が提供されることとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく画像形成装置の縦断面図。
【図2】本発明に基づく画像形成装置の書込み光学系光
路の平面展開図。
【図3】本発明に基づく画像形成装置の各画像形成部材
に対する動力伝達機構を示す図。
【図4】図3の要部を展開した上面図。
【符号の説明】
31 感光体ドラム 33 定着装置 34 現像器 40 基板 40a,40b,40c 補助基板 40d 柱 42 回転多面鏡 43,50 モータ 51〜58,65〜73,80〜84 歯車 A 読取り系 B 書込み光学系 C 画像形成部 D 給紙部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に回動可能に支持した感光体
    を有し、該感光体を帯電、露光、現像後、転写紙に転
    写、定着を行なうようにした画像形成装置において、前
    記装置本体内の駆動動力源を取り付けるフレーム構造体
    は、制振鋼板よりなることを特徴とする画像形成装置。
JP4127454A 1992-05-20 1992-05-20 画像形成装置 Pending JPH05323684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4127454A JPH05323684A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4127454A JPH05323684A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 画像形成装置

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JPH05323684A true JPH05323684A (ja) 1993-12-07

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ID=14960331

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JP4127454A Pending JPH05323684A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 画像形成装置

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JP (1) JPH05323684A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013015100A1 (en) * 2011-07-22 2013-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8977186B2 (en) 2011-12-01 2015-03-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Drive transmission system, post-processing device, and image forming apparatus

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WO2013015100A1 (en) * 2011-07-22 2013-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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